メタボリック症候群はRA患者より乾癬性関節炎患者に多い メタボリック症候群(MetS)は、慢性的な炎症と関連しているとの報告があるが、皮膚と関節の両方に炎症が起きる乾癬性関節炎(PsA)患者の罹患率が、関節リウマチ(RA)患者よりも多いことが示された。ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で、米Albert Einstein医科大学のA.Bahce-… 2011/06/02 代謝・内分泌
乾癬性関節炎患者ではインフリキシマブにより骨密度が増加する 乾癬性関節炎(関節症性乾癬:PsA)は関節リウマチ(RA)同様、TNF阻害薬(インフリキシマブ:IFX)が良好に応答する疾患だが、その関節病変像はRAとは大きく異なり、関節破壊が生じる機序は十分に明らかになっていない。ノルウェーのSt. Olavs病院(トロンハイム)のMari Hoff氏(写真)らは、Ps… 2011/06/01 骨・関節・筋
直接的、間接的なコストは最初の6カ月がピークでその後は軽減 治療法の進歩により、炎症性関節炎患者の症状やQOLは著しく向上したが、一方で新薬のコストなどの負担は増加している。炎症性関節炎患者における直接的コスト(治療に関わる費用など)と間接的コスト(病欠などによる労働生産性の損失)を調べたところ、2年間の総コストは強直性脊椎炎(AS)、関… 2011/05/29 骨・関節・筋
IFXは乾癬性関節炎患者の脂質代謝を改善 炎症は、動脈硬化の発症・進展を強力に促進する危険因子であり、炎症性関節炎患者では動脈硬化が急速に進行することが知られている。したがって、炎症応答の中心的役割を担うサイトカインであるTNFαを抑制するインフリキシマブ(IFX)には、抗動脈硬化作用も期待されている。しかし、炎症と並ぶ動… 2007/06/25 骨・関節・筋