病初期には厚労省によるSFTSの症例定義を満たさず 今年5月発症のSFTS症例の詳細が明らかに フタトゲチマダニ刺咬後に発症、CRPは上昇せず 国立病院機構東徳島医療センター循環器内科の井内新氏らは、徳島県下で今年5月に発症した、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の臨床経過の詳細を、国立感染症研究所病原微生物検出情報(IASA)に、7月23日に報告した。… 2013/07/26 感染症
Lancet誌から ミノサイクリンを用いた胸膜癒着術が気胸再発を減少 原発性自然気胸への胸腔ドレナージとの併用で、外来治療も可能 原発性の自然気胸の標準治療となっている胸腔ドレナージに、ミノサイクリンを注入する胸膜癒着術を行うと、気胸再発リスクが有意に減少する。これは、国立台湾大学のJin-Shing Chen氏らによるオープンラベルの前向きランダム化比較試験(RCT)の結果で、詳細は、Lancet誌電子版に2013年2月18日に… 2013/03/06 呼吸器
日経メディカル2012年12月号「特集 今冬の感染症はここを押さえろ!」転載 Vol.4 【マイコプラズマ肺炎】それでも第一選択はマクロライド 年々高まる薬剤耐性率 昨年に続き、今年も大きな流行を見せているマイコプラズマ肺炎。マクロライド系薬耐性株はかなり高率に上っている。しかし、第一選択がマクロライド系薬であることに変わりはない。 2012/12/14 感染症
日経メディカル2012年月10号「ヒーローの肖像」(転載) 診療の第一線で日本紅斑熱を発見 研究活動を続け疾患概念を確立 馬原文彦氏 馬原医院(徳島県阿南市)院長 心臓血管外科医を志すも、地域医療に携わる夢を捨てきれず徳島の無医地区で開業。真摯に目の前の症例に向き合い、新しい疾患を発見した。日常診療の傍らで研究を続け、疾患概念や治療法の普及啓発に貢献した。… 2012/11/02 感染症
【第55回日本化学療法学会総会】 外来患者由来MRSAの薬剤感受性の最新動向 ST合剤とミノサイクリンは比較的高い感受性示す 外来患者由来のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、ニューキノロン系薬への感受性がかなり低い一方、ミノサイクリンとST合剤への感受性が高い傾向にあることが分かった。第55回日本化学療法学会総会で、薬剤感受性サーベランス研究会の黒木春郎氏(外房こどもクリニック院長、千葉県いずみ… 2007/06/05 感染症