ドライパウダー製剤は、どの程度の力強さで吸入する? ドライパウダー型吸入薬は、患者さん自身の吸気努力で、薬剤を力強く吸入する必要があります。各製薬メーカーが作成している吸入指導せんでは、「はやく深く」「強く深く」「思い切り深く」など、吸入デバイスごとに表現が異なっています。それでは実際に、どの程度の力強さで吸入すればよいので… 2015/08/17 呼吸器
Lancet Respiratory Medicine誌より COPDにも吸入ステロイドが効くことも? 呼吸器内科領域で、頻繁に使われる吸入薬の1つが吸入ステロイド(ICS)。多くは気管支喘息に用いられますが、時にCOPDにも使われます。ICSは、原則として長時間作用性抗コリン薬(LAMA)や長時間作用性β2刺激薬(LABA)が使いにくい場合や使っても効果が得られなかったときに用います。… 2015/06/05 呼吸器
吸ステ・β2刺激薬合剤:アドエアが一番人気 第2位はシムビコート、第3位はレルベア 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い吸入ステロイド・β2刺激薬配合剤を聞いたところ、第1位はサルメテロール・フルチカゾン(商品名アドエア)となった。7割近い(67.0%)の医師がアドエアを挙げており、最も人気の高い吸入ステロイド・β2刺激薬配合剤であることが分… 2014/12/04 呼吸器
日経メディカル臨時増刊 2012年冬号「次代の医療ニーズを探る」転載 Vol.1 【COPD】新薬ラッシュで治療の幅が広がる 長時間作用性β2刺激薬が第一選択薬に 従来、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の薬物治療の主役は長時間作用性抗コリン薬だったが、2011年、同等の気管支拡張効果を持つ長時間作用性β2刺激薬が登場した。吸入ステロイドとの合剤の発売も相次ぎ、薬剤選択の幅が急速に広がっている。 … 2012/11/28 呼吸器
喘息治療薬への反応性にADRB2遺伝子多型は影響するか 長時間作用性β2刺激薬には影響なし(2010.2.5訂正) 成人喘息患者に対する長時間作用性β2刺激薬と吸入ステロイド薬の併用は、長期管理に有効で忍容性も高い。β2-アドレナリン受容体(ADRB2)遺伝子の多型がこの治療に対する患者の反応性に影響するかどうかを調べた結果、短時間作用性と異なり、長時間作用性β2刺激薬の反応性は遺伝子多型に影響さ… 2008/01/10 呼吸器
FDAの諮問委員会が結論 「喘息への長時間作用型β刺激薬の単剤投与はリスクが利益を上回る」 米食品医薬品局(FDA)の肺アレルギー薬諮問委員会、医薬品安全性リスク管理諮問委員会、小児諮問委員会は、2008年12月10~11日に、喘息患者に対する長時間作用型β刺激薬(LABA)のリスクと利益について審議し、LABAの喘息への単独使用は、現状ではリスクが利益を上回るとして、安全確保のための… 2008/12/16 アレルギー・免疫
喘息管理における「吸入ステロイド+サルメテロール」の位置付けとは 成人喘息の長期管理は、吸入ステロイドが基本で、それだけでは不十分な場合に長時間作動型β2刺激薬の併用が考慮されます。しかし、長時間作動型β2刺激薬の代表的な薬剤であるサルメテロール(日本での商品名:セレベント)に関して、プラセボを対照とするランダム化比較試験(RCT)のSMARTで、… 2008/07/09 呼吸器
【新薬】喘息治療薬 フルチカゾン/サルメテロール アドエア:相乗効果も期待できる喘息用配合剤 2007年4月18日、喘息治療薬「アドエア」が製造承認を取得した。近く薬価収載され、発売される見込みである。アドエアは、日本で1998年から販売されている吸入ステロイド薬のフルチカゾン(商品名:フルタイド)と、同じく2002年から販売されている長時間作用性吸入β2刺激薬のサルメテロール(商… 2007/05/17 呼吸器