2018年2月5日~2月21日 アシテアとミティキュア、12歳未満も適応に サンシン含有製剤の重要な基本的注意に腸間膜静脈硬化症が追加 ダニアレルギーの減感作療法薬であるアシテア(一般名アレルゲンエキス)とミティキュア(アレルゲンエキス)の適応において、「成人および12歳以上の小児」という制限が無くなりました。ただし、「低出生体重児、新生児、乳児または5歳未満の幼児に対する安全性は確立していない」「小児等に対し… 2018/02/26 医薬品
【新薬】オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル ヴィキラックス:新たなIFNフリーのC型肝炎治療薬が登場 2015年9月28日、抗ウイルス化学療法薬オムビタスビル水和物/パリタプレビル水和物/リトナビル(商品名ヴィキラックス配合錠)の製造販売が承認された。適応は「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」であり、用法・用量は「1日1回2錠を食… 2015/10/19 消化器
インターフェロンフリー治療失敗例への助成に慎重な意見 ハーボニーが医療費助成制度の対象に 厚生労働省の肝炎治療戦略会議(座長:関西労災病院病院長の林紀夫氏)は、8月27日に第15回の会合を開いた。C型慢性肝炎治療薬のハーボニー配合錠(一般名レジパスビルアセトン付加物・ソホスブビル)が8月31日に薬価収載されることを踏まえたもの(関連記事「C型肝炎治療配合剤ハーボニーの薬価… 2015/08/28 消化器
【新薬】ソホスブビル ソバルディ:著効率が高い経口C型肝炎治療薬 2015年5月25日、抗ウイルス薬ソホスブビル(商品名ソバルディ錠400mg)が発売された。適応は「セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」で、リバビリンと併用して、1日1回400mgを12週間経口投与する。… 2015/06/10 消化器
NS5Bポリメラーゼ阻害薬ソホスブビルが製造販売承認を取得 ジェノタイプ2のC型肝炎でもIFNフリーの治療が可能に ギリアド・サイエンシズは3月26日、経口抗ウイルス薬ソホスブビル(商品名ソバルディ)の製造販売承認を取得したと発表した。ジェノタイプ2のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変に対し、リバビリン(コペガス)と12週間併用する。今後、薬価基準への収載を経て発売される。ジェノタイプ2の患者に対… 2015/03/28 消化器
経口抗ウイルス薬のダクラタスビルとアスナプレビル C型肝炎のIFNフリー治療、全ての患者で可能に ブリストル・マイヤーズは3月20日、経口抗ウイルス薬のダクラタスビル(商品名ダクルインザ)とアスナプレビル(スンベプラ)の適応拡大が認められたと発表した。追加された適応は、「C型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変で、インターフェロン(IFN)を含む治療法に適格の未治療患者および前治療再… 2015/03/24 消化器
【新薬】バニプレビル バニヘップ:C型肝炎治療に新たな選択肢 2014年11月25日、抗ウイルス薬バニプレビル(商品名バニヘップカプセル150mg)が発売された。適応は「セログループ1(ジェノタイプI[1a]またはII[1b])のC型慢性肝炎における(1)血中HCV RNA量が高値の未治療患者、もしくは(2)インターフェロンを含む治療法で無効または再燃となった患者、… 2014/12/01 医薬品
C型肝炎に対するシメプレビル併用3剤療法、実臨床のSVR4は85%と高水準 実臨床におけるC型慢性肝炎に対するシメプレビル併用3剤療法により、治療終了4週後のウイルス学的著効率(SVR4)が約85%と高率で、また薬剤アドヒアランスも良好であることが示された。九州大関連肝疾患研究会による多施設共同研究の成果で、浜の町病院(福岡市)肝臓内科の高橋和弘氏らが、第22… 2014/10/24 消化器
【新薬】ソブリアードカプセル100mg シメプレビル:副作用が少ない直接作用型抗HCV薬 2013年9月27日、C型慢性肝炎治療薬のシメプレビルナトリウム(商品名ソブリアードカプセル100mg)が製造承認を取得した。適応は「血中HCV RNA量が高値の未治療患者およびインターフェロンを含む治療で無効または再燃となった患者におけるセログループ1(ジェノタイプI(1a)またはII(1b))のC型… 2013/10/18 消化器
日本肝臓学会総会から 前治療無効のC型慢性肝炎にシメプレビル含む3剤併用で著効率は約5割 治療後再燃患者では著効率は約9割に 経口のC型慢性肝炎治療薬であるシメプレビル(承認申請中)、ペグインターフェロンα(PEG-IFNα)-2a、リバビリンの3剤併用により、C型慢性肝炎でIFN療法が無効だった患者で35.8~50.9%の著効率が得られたことが分かった。6月6日の第49回日本肝臓学会総会で、武蔵野赤十字病院(東京都武蔵野市… 2013/06/13 消化器
日本肝臓学会総会から シメプレビルを含む3剤併用で未治療C型慢性肝炎の著効率は約9割 CONCERTO-1試験の結果 経口のC型慢性肝炎治療薬であるシメプレビル(承認申請中)、ペグインターフェロンα(PEG-IFNα)-2a、リバビリンの3剤併用により、未治療のC型慢性肝炎に対する著効率は88.6%に達することが明らかになった。6月6日の第49回日本肝臓学会総会で、関西ろうさい病院(兵庫県尼崎市)院長の林紀夫氏… 2013/06/12 消化器
経口C型慢性肝炎治療薬で注意喚起 テラプレビル、治療中に敗血症で2例が死亡 投与した7952例中、70例に重篤な感染症が発現 田辺三菱製薬は2月21日、経口のC型慢性肝炎治療薬テラプレビル(商品名テラビック)投与中に、敗血症を含む重篤な感染症を発症する例が出ているとして「テラビック錠250mg適正使用に関するお知らせ」を公表した。… 2013/02/21 感染症
経口C型肝炎治療薬で田辺三菱が注意喚起 テラプレビル投与中、中毒性表皮壊死融解症を2人が発症し1人死亡 田辺三菱製薬は10月19日、経口のC型慢性肝炎治療薬テラプレビル(商品名テラビック)投与中に2人が中毒性表皮壊死融解症(いわゆるライエル症候群)を発症し、1人が死亡に至ったとして、重症薬疹に関する注意喚起を始めた。… 2012/10/22 消化器
投与開始直後に腎機能検査を 新規抗HCV薬テラプレビルで注意喚起、急性腎不全など相次ぐ 田辺三菱製薬は5月9日、経口のC型慢性肝炎治療薬テラプレビル(商品名テラビック)について、投与直後に急性腎不全などを呈する症例が散見されるとして、「適正使用に関する重要なお知らせ」を発表した。… 2012/05/09 医薬品
日経メディカル2012年4月号「トレンドビュー」(転載) 新規抗HCV薬テラプレビルの実力 著効率が向上、経口薬のみでの試験も進む 経口のC型慢性肝炎治療薬テラプレビル(商品名テラビック)が昨年11月に発売された。インターフェロン、リバビリンとの併用で未治療者の著効率は7割を超えるが、貧血や皮膚症状などの副作用に注意する。 2012/04/16 消化器
【新薬】テラプレビル テラビック:IFN+リバビリンに併用する新機序の抗HCV薬 2011年11月28日、C型慢性肝炎治療薬のテラプレビル(商品名テラビック錠250mg)が発売された。本薬は、既に9月26日製造承認され、11月25日に薬価収載されている。適応は「血中HCV RNA量が高値の未治療患者、インターフェロン製剤の単独療法又はリバビリンとの併用療法で無効又は再燃となった患者… 2011/12/03 消化器
IFN、リバビリンとの併用で遺伝子型1bの難治C型肝炎への著効率は7割超 HCVの増殖を抑える新機序の薬剤が登場 田辺三菱製薬は11月28日、C型慢性肝炎治療薬「テラビック錠250mg」(一般名テラプレビル)を発売した。適応はC型慢性肝炎のうち、遺伝子型が1型(1a、1b)で「血中C型肝炎ウイルス(HCV)のRNA量が高値の未治療患者」あるいは「インターフェロン(IFN)単独療法かリバビリンとの併用療法で無効ま… 2011/11/28 消化器
特集●変わるC型慢性肝炎の治療 Vol.3 抗IFNα中和抗体陽性例にIFNβが奏効 INFβのペグ製剤化に期待 C型慢性肝炎の治療においては、ペグインターフェロン(PEG-IFN)とリバビリンの併用療法により、遺伝子型1bでウイルス量の低い患者や2a、2bの患者の場合、著効(SVR)率が約90%まで向上した。しかし、併用療法でいったんC型肝炎ウイルス(HCV)が陰性化しても再燃する治療後再燃例や、HCVが陰性… 2011/09/16 消化器
特集●変わるC型慢性肝炎の治療 Vol.2 年内にも登場する新薬により3剤併用が標準に 治療後再燃例に対する著効率は88% これまでインターフェロン(IFN)とリバビリンの併用が標準治療とされてきたC型慢性肝炎。早ければ年内にも、新しい作用機序の薬剤が登場する。既に厚生労働省治療標準化研究班が新薬発売後の治療ガイドラインを作成しており、難治例の初回治療では新薬を含む3剤併用が標準治療となる見込みだ。… 2011/09/15 消化器
特集●変わるC型慢性肝炎の治療 Vol.1 難治化の要因となる遺伝子変異の存在が明らかに 治療効果や副作用の発現が予測可能 ペグインターフェロン(PEG-IFN)とリバビリンの併用療法により、治療成績が向上したC型慢性肝炎。最近、患者の遺伝子多型やウイルスの遺伝子変異が治療成績に大きく関与することが明らかになってきた。また、新しい作用機序の薬剤が早ければ年内にも登場し、その一方で、PEG-IFNが無効な難治例に… 2011/09/14 消化器
広がる個別化医療 期待大!C型肝炎併用療法の効果予測に遺伝子検査 今年7月には先進医療に選定 「あなたの遺伝子を検査したところ、治療が奏効する可能性が高いと分かりました。がんばって治療してみましょう」―。C型慢性肝炎に対して行われるペグインターフェロンα+リバビリン併用療法の応答性の予測に、遺伝子検査が使われ始めている。… 2010/10/15 消化器
【効能効果の追加に伴う添付文書改訂】 ウルソ:C型慢性肝炎に適応追加 2007年3月8日、肝・胆・消化機能改善薬のウルソデオキシコール酸(UDCA、商品名:ウルソ錠50mg、同100mg)に「C型慢性肝疾患における肝機能の改善」の適応が追加承認された。用量は「通常、成人1日600mgを3回に分割経口投与」である。… 2007/04/05 消化器