Int Heart J誌から 国循での心臓移植は海外と比較して予後良好 過去10年の移植症例を検討、術後合併症少なく生存率も高い 1997年に臓器移植法が施行されたが、臓器提供者の年齢制限やドナーカードへの本人自著の問題のため小児は国内での心臓移植が不可能であり、成人の移植待機時間も非常に長かった。10年7月の改正臓器移植法の施行により、今後は国内での心臓移植手術数が大幅に増加すると予想される。… 2010/09/07 循環器
日経メディカル2009年9月号「ニュース追跡」(転載)(2009.9.8訂正) 人工心臓の治験で心肺停止 国循が脳症に陥り死亡した患者の報告書を公表 一昨年、国立循環器病センター(国循)で行われた人工心臓の治験で被験者が心肺停止後、脳症に陥り死亡した。週刊誌が取り上げたことで世間が注目。これに対して国循は今年6月、報告書をまとめた。 2009/09/03 医療安全
先端医療とインフォームドコンセントの深い溝―補助人工心臓治験をめぐって 心臓移植手術は、それ以外に生命を維持する方法がない場合に行われます。しかし、国内ではドナーの数が少なかったり、15歳未満の子供たちの脳死臓器提供が認められていないという事情から、心臓移植を受けるために海外に渡航する患者さんも少なくありません。… 2009/04/07 医療安全
国立循環器病センターの問題と第三者委員会 小松秀樹(虎の門病院泌尿器科) 08年12月19日の各紙の報道によれば、国立循環器病センターで補助人工心臓を装着した少年が死亡した問題について、厚労省内に事故調査委員会を設けることが決められた。この少年は回復が望めない拡張型心筋症のために、心臓移植までのつなぎとして補助人工心臓が装着されていた。以下、毎日新聞か… 2008/12/25 行政・制度
高血圧患者のCKD合併は心房細動新規発症のリスク 高血圧患者における慢性腎臓病(CKD)の合併は、心房細動新規発症の独立したリスクであることが報告された。本態性高血圧患者1000人余を対象にした観察研究によって明らかになったもので、国立循環器病センターの堀尾武史氏(写真)らが10月9日、札幌市で開催されている日本高血圧学会で発表した… 2008/10/09 循環器
救急モバイル・テレメディシン稼働開始 この3月下旬から大阪府吹田市の救急車に救急モバイル・テレメディシン・システムが搭載され、救急車から国立循環器病センターに直接に患者データを送信しながら患者を搬送することができるようになりました。… 2008/04/01 医療情報
国循退職は忙しさが理由にあらず 見えないキャリアパスに感じた閉塞感 国立循環器病センター心臓血管外科のICUのスタッフが今年3月、一斉に退職した。一部報道では、過労が原因とされたが、本当の理由は何だったのだろうか。同ICUのトップを務めてきた今中秀光氏(現、徳島大病態情報医学講座 救急集中治療医学 准教授)に、その理由を聞いた。… 2007/06/07 医師のキャリア