再発性または難治性の多発性骨髄腫にcarfilzomibは有望 米Onyx Pharmaceuticals社は7月26日、carfilzomibのフェーズ2b試験(003-A1試験)の最重要結果を発表した。発表によると、多発性骨髄腫で5種(中央値)のレジメンによる前治療を受け、最終治療に難治性であった患者において、carfilzomibによる単剤療法で部分奏効以上を達成した全奏効率は24%、… 2010/07/28 癌
インフリキシマブで治療した患者の半数近くが10年後に社会復帰が可能に 関節リウマチ(RA)のために働けなくなった人が、インフリキシマブ(IFX)による治療を受けたとしたら、10年後にはどのくらいの確率で仕事に復帰できるのだろうか? 「マルコフモデル」を用いてこの問題に挑んだJohnson & Johnson Pharmaceutical ServicesのC. Han氏らは、45歳時に働けなか… 2008/06/23 骨・関節・筋
MTXと抗TNF薬への応答性は高齢患者も若年患者も変わらない 一般に、高齢の関節リウマチ(RA)患者は、若年患者に比べて罹病期間が長いことが多いため、罹病期間というバイアスを排して純粋に加齢の影響を評価することは難しい。そこでウィーン医科大学のMarcus D. Koeller氏らは、罹病期間を3年以内に限定した2つの臨床試験のデータを利用することにより、… 2008/06/17 骨・関節・筋
インフリキシマブ療法は、疾患活動性にかかわらず関節破壊を抑制 ASPIRE試験のpost-hoc解析より 早期関節リウマチ(RA)患者に対するメトトレキサート(MTX)単独と MTX+インフリキシマブ併用の効果を比較したASPIRE試験(2004)では、後者において有意に優れた関節破壊抑制効果が確認されている。同試験を遂行したオーストリア・ウィーン医科大学のJ.S.Smolen氏らは、同試験のデータを試験開… 2006/11/15 骨・関節・筋
関節破壊の進行パターンは多様 インフリキシマブのASPIRE試験サブ解析より 骨びらんと関節裂隙狭小化(JSN)は、シャープスコア(SHS)の構成要素であり、関節リウマチ(RA)における関節破壊の評価に用いられるが、両者がどのような関係にあるのかは知られていない。オーストリア・ウィーン医科大学のJ.S.Smolen氏らは、早期RA患者を対象としたASPIRE試験における骨びら… 2006/11/15 骨・関節・筋