注射・穿刺の「ひとくち知識」(2) 小さな針の大きな工夫 注射針の多くは、ランセット法という手法で切断面が針の先端に向かって細くなるように研摩されている。また、静脈留置針の一部にはバックカット法という手法で、切断面の表側だけでなく裏側も研摩して、針先を更に細く加工したものもある。針の切れ味は、研摩法が同じでも、研摩の制度やコーティン… 2007/03/05 外科 医師限定コンテンツ
乳児の予防接種には長い注射針がよい 局所反応が減少、短い針では筋肉に届かない可能性 乳児の予防接種に用いる注射針は長い方が局所反応が少ない、こんな興味深い研究成果がBMJ誌に報告された。約700人の乳児を対象とした無作為割付比較対照試験の結果、注射針の太さに関わらず、長い針の方が短い針より局所反応が有意に少なかった。ワクチンの免疫反応には有意な差は見られなかった… 2006/10/10 小児科