シリーズ◎危険ドラッグ(その3) 今のままでは規制強化は机上の空論? 和田清氏(国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部部長)に聞く 危険ドラッグの規制を強化するため、法整備が急速に進みつつある。だが、指定薬物を迅速に検出する方法はなく、来院を繰り返す薬物依存者への対応策も整備されていない。この現状が続くと、どのような事態になるのだろうか。また、危険ドラッグ乱用者が来院した場合に、医師はどう対応すべきなの… 2014/08/13 精神・神経
急性中毒への活性炭投与は効果なし 死亡率の低減効果見られず 中毒物質を経口摂取した急性中毒患者に対する処置として、消化管除染(催吐、胃洗浄、活性炭の服用など)が行われるが、その効果については議論がある。今回、農薬や有毒植物を意図的に摂取した患者に対する活性炭の複数回投与の効果をスリランカで調べた結果、活性炭を投与しても死亡率を低減す… 2008/03/10 救急医療・集中治療
日経メディカル2月号特集連動企画◆「その処置、必要?」 vol. 2 急性中毒への胃洗浄―適応は致死量を飲んで1時間以内 救急現場では、中毒物質を大量に経口摂取して運ばれて来る急性中毒患者が少なくない。従来から、こうした患者にはルーチンの処置として胃洗浄が行われてきたが、実は効果があるケースはごく一部だということをご存じだろうか。… 2008/02/13 救急医療・集中治療