「適切な治療」は公開データで決まる時代へ 吉村健佑氏(千葉大学医学部附属病院病院経営管理学研究センター特任講師)に聞く 千葉大学医学部卒。精神保健指定医、公衆衛生学修士、医学博士。精神科医・産業医として勤務後、厚生労働省に入省、医療情報分野の制度設計、政策研究に関わる。2018年から千葉大学医学部附属病院病院経営管理学研究センター特任講師。… 2018/10/09 公衆衛生・予防医学
すきまを埋める精神科産業医の意義と限界 最近、精神疾患が原因で長期休職するビジネスマンが増え、産業医が精神面の問題に対応を迫られることが多くなった。先日、産業医関係の研究会でも、「精神科産業医の非常勤雇用を増やして、精神面の問題は通常の産業医から精神科産業医に依頼した方が良い」という提案があった。精神科医の中にも… 2017/08/02 精神・神経
癌患者の治療と就労の両立に欠かせない「連携」 近年、癌化学療法の進歩に伴い、癌患者が治療と並行して仕事を続けることが可能になってきたが、医療機関や職場の支援・連携体制が十分でなく退職を余儀なくされるケースは多い。順天堂大学衛生学講座の武藤剛氏らは今年4月の日本内科学会講演会で、「がん治療と就業の両立支援のための産業医と… 2016/09/05 癌
日経メディカル2012年10月号「特集 医師人生の岐路と選択」転載 Vol.5 病院経営に嫌気、趣味の造園に没頭 Part1 医師6人の転機と決断【引退 その1】 一般外科医として1964年に医師のキャリアをスタートした作田善雄氏。約10年働いた後、脳神経外科に興味を持つ。当時、日本人の死因第1位は脳卒中で、脳神経外科が脚光を浴び、専門医も定着しつつあった。そこで作田氏は、美原記念病院(群馬県伊勢崎市)や東北大に国内留学し、脳神経外科専門医を… 2012/10/19 医師のキャリア
シンガポール赴任の条件は、論文、子作り、産業医 医局からの派遣でシンガポール日本人会診療所に赴任したのは2001年3月のこと。03年4月からはラッフルズジャパニーズクリニックに職場を変え、いつの間にか日本を離れてから早10年が経ってしまいました。昨年9月には上海にもジャパニーズクリニックを立ち上げ、シンガポールに家族を残しての上海で… 2011/09/28 医師のキャリア
新型インフルエンザ対策をテーマに第6回海外勤務者健康管理研修会 海外勤務者健康管理全国協議会は2月14日、海外、特に中国やインドネシア、ベトナムなど鳥インフルエンザの発生が報告されている国々に社員を派遣している企業を念頭に、海外勤務者健康管理研修会を開催します。対象は、産業医、産業看護職、産業保健実務担当者です。… 2009/01/08 感染症
【第80回日本産業衛生学会速報】 メンタル不調による長期欠勤と復職 初の全国調査でその実態が明らかに 大阪で開催中の第80回日本産業衛生学会の口演発表で4月26日、メンタルヘルスの不調を原因とする会社員の長期欠勤とその職場復帰に関する国内初めての全国調査(以下、MHプロジェクトと略)の結果が、4人の演者によって報告された。… 2007/04/27 精神・神経
研修医に“手抜き”の極意を伝授する 2月より2カ月間、個人的な関係で、診療所研修医を受け入れている。診療所という医療現場を体験するのが目的である。個人情報保護の意味もあり、研修医のプロフィールの詳細は語れないが……。 2007/03/02 医師のキャリア
病気に休日なし、医者こそ「命の洗濯」を 前回は、勤務医が激務に耐えかねて開業するということに対して、「隣の芝は青いだけ」とグチった。そこで、飛岡内科の現状をお話ししよう。この話、飛岡内科の話であり、他の開業医の一般的な話ではないとご理解願いたい。… 2007/01/15 医療経営
産業医とブラジャーの悩ましい関係 日本医師会認定産業医制度(産業医制度)というものがある。各都道府県医師会が認定研修を行っており、私は1993年に産業医になった。この制度の目的には、こう記載されている。 2006/07/26 行政・制度