薬局薬剤師を悩ませる経口ステロイドの処方箋 「経口ステロイド服用中の患者への対応には、毎回悩まされる」──。薬剤師向け雑誌『日経ドラッグインフォメーション プレミアム版』9月号特集「経口ステロイドに強くなる」の取材を進める中で、多くの薬局薬剤師からこんな感想を聞いた。経口ステロイドは、蕁麻疹などの急性疾患から、関節リウ… 2017/09/11 アレルギー・免疫
元に戻る蕁麻疹、元に戻らぬ…… 久々にフンガイする思いであった。筆者も寄る年波とともに、極力穏やかに生きねばならぬと自ら言い聞かせている。これも僥倖にも著者の上司、同僚はみな崇高な人格者ばかりであるので、「他人の振り見て我が振り直せ」と思うからである。しかし、「三つ子の魂100まで」の言葉通り、偽紳士はそうそう… 2016/08/10 皮膚科
私の処方◎原田晋氏(はらだ皮膚科クリニック) H2ブロッカーの追加が有効、安易なステロイド投与は禁物 難治性慢性蕁麻疹に対する処方 症例は、蕁麻疹のため半年ほど近医に通院していた40歳男性である。抗ヒスタミン薬であるアレグラ(一般名フェキソフェナジン)と、ステロイド配合薬のセレスタミン配合錠を処方されていたが、症状が改善せず当院を受診した。… 2013/11/25 アレルギー・免疫
トレンドビュー◎ダニの経口摂取によるアレルギーにご用心 お好み焼きでアナフィラキシー、原因は? 小麦アレルギーと誤診されるケースも お好み焼きやホットケーキを食べた後に蕁麻疹や顔面腫脹などの症状が表れたり、呼吸困難を来すことがある。小麦粉の中で増えたダニの経口摂取が原因だが、小麦アレルギーと誤診されたり、原因が分からないままになっているケースも少なくない。ダニは高温多湿の環境で増えやすくなるため、夏場は… 2013/07/02 アレルギー・免疫
特集●皮膚所見のない「かゆみ」はこう治す 原因不明のかゆみは内臓疾患も疑う プライマリケア医向け「かゆみ」の診断ポイント 「かゆみ」は、直接生命にかかわらないものの、集中力の低下や睡眠障害を招き患者のQOLを著しく損なうやっかいな症候だ。最近では、発生機序の研究が進み、その治療にも注目が集まりつつある。近年、皮膚疾患だけではなく、悪性腫瘍や内臓疾患が原因でかゆみが起こることも分かってきた。本特集で… 2010/03/10 皮膚科
ガイドラインに載っていない日常診療の裏ワザ(日経メディカル8月号転載)Vol.7 蕁麻疹にレセルピン 抗ヒスタミン薬との併用で難治例が改善 抗ヒスタミン薬やステロイドでも改善しない蕁麻疹に降圧薬のレセルピンを追加すると、効果が上がるケースがある。一部の医師の間で伝えられきた“秘伝”の処方だ。 2009/08/21 皮膚科
インフリキシマブによる重篤な投与時反応は、長期休薬後の再投与においては注意を要する 日本の使用成績調査から 本邦で実施されたインフリキシマブの使用成績調査(2005年7月に登録終了)は、約7000例が登録され、世界的にも大規模な調査となっている。特に、欧米人に比べ東洋人でのデータが少ないことから、日本人を対象とした本調査の成績は貴重なデータベースである。本邦でのインフリキシマブの発売元であ… 2006/06/28 骨・関節・筋