SGLT2阻害薬とメトホルミンの適正使用を学会が注意喚起 1型糖尿病へのSGLT2阻害薬、ケトアシドーシスに注意 日本糖尿病学会は2019年8月、3年ぶりにSGLT2阻害薬の適正使用に関する Recommendationを改訂した。ケトアシドーシスのリスクを踏まえ、1型糖尿病患者への使用を注意喚起している。 2018年12月にスーグラ(一般名イプラグリフロジンL-プロリン)、2019年3月にフォシーガ(ダパグリフロジンプロ… 2019/08/22 代謝・内分泌
JAMA Intern Med誌から アロプリノールはCKDを悪化させない 痛風患者のステージ3CKD発症率をアロプリノールの有無で比較 腎機能が低下している痛風患者には、アロプリノール投与を躊躇する臨床医は少なくない。ブラジルRio de Janeiro 州立大学のAna Beatriz Vargas-Santos氏らは、腎機能が正常またはステージ2までの慢性腎臓病(CKD)で、初めて痛風と診断された患者を対象とするコホート研究を行い、アロプリノール… 2018/10/22 代謝・内分泌
尿酸生成抑制薬:アロプリノールが一番人気 第2位はフェブキソスタット、第3位はトピロキソスタット 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、尿酸生成抑制薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はアロプリノール(商品名ザイロリック他)だった。医師の55.1%がアロプリノールを挙げ、最も人気のある尿酸生成抑制薬であることが分かった。… 2015/09/10 代謝・内分泌
持効性オピオイド製剤:オキシコドン錠が一番人気 第2位はモルヒネ硫酸塩錠、第3位はフェンタニル貼付3日製剤 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、癌の持続痛に定時薬(ベース)として用いる持効性オピオイド製剤のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はオキシコドン錠(商品名オキシコンチン他)だった。医師の36.6%がオキシコドン錠を挙げ、最も人気のある持効性オピオイド製剤で… 2015/08/06 癌
速放性オピオイド:オキシコドン散が一番人気 第2位はモルヒネ内用液、第3位はトラマドール 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、癌の痛みの増強時にレスキューとして用いる速放性オピオイド製剤のうち、最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はオキシコドン散(商品名オキノーム)だった。医師の35.8%がオキシコドン散を挙げ、最も人気のある速放性オピオイド製剤であるこ… 2015/07/23 癌
H2ブロッカー:ファモチジンが圧倒的な人気 第2位はラフチジン、第3位はラニチジン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高いH2ブロッカーを聞いたところ、第1位はファモチジン(商品名ガスター他)だった。医師の79.8%がファモチジンを挙げ、最も人気のあるH2ブロッカーであることが分かった。… 2015/07/16 消化器
速効型インスリン分泌促進薬:ミチグリニドが一番人気 第2位はナテグリニド、第3位はレパグリニド 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い速効型インスリン分泌促進薬を聞いたところ、第1位はミチグリニド(商品名グルファスト)だった。医師の44.2%がミチグリニドを挙げ、最も人気のある速効型インスリン分泌促進薬であることが分かった。… 2015/07/09 代謝・内分泌
持効型インスリン製剤:グラルギンが圧倒的な人気 第2位はデグルデク、第3位はデテミル 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い持効型インスリン製剤を聞いたところ、第1位はインスリングラルギン(商品名ランタス)だった。医師の80.7%がグラルギンを挙げ、最も人気のある持効型インスリン製剤であることが分かった。… 2015/05/21 代謝・内分泌
ARB・利尿薬配合剤:プレミネントが一番人気 第2位はミコンビ、第3位はエカード 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高いARB・利尿薬配合剤を聞いたところ、第1位はロサルタン・ヒドロクロロチアジド(商品名プレミネント他)となった。医師の39.7%がロサルタン・ヒドロクロロチアジドを挙げ、最も人気のあるARB・利尿薬配合剤であることが分かった。… 2015/04/09 循環器
ARB:オルメサルタンが一番人気 第2位はテルミサルタン、第3位はカンデサルタン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高いアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を聞いたところ、第1位はオルメサルタン(商品名オルメテック)となった。医師の23.2%がオルメサルタンを挙げ、最も人気のあるARBであることが分かった。… 2015/02/12 循環器
GLP-1受容体作動薬:リラグルチドが一番人気 第2位はエキセナチド、第3位はリキシセナチド 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高いGLP-1受容体作動薬を聞いたところ、第1位はリラグルチド(商品名ビクトーザ)となった。処方経験がある医師の3分の2(66.9%)がリラグルチドを挙げており、最も人気のあるPPIであることが分かった。… 2015/01/22 代謝・内分泌
JAMA誌から アンドロゲン除去療法が急性腎障害リスク上昇に関係 複合アンドロゲン遮断療法では4.5倍に 非転移性の前立腺癌と診断された患者を対象とするネステッドケースコントロール研究で、アンドロゲン除去療法(ADT)を受けている患者に急性腎障害(AKI)リスクの有意な上昇が見られることが明らかになった。カナダJewish General HospitalのFrancesco Lapi氏らが、JAMA誌2013年7月17日号に報告… 2013/08/01 癌
第77回日本循環器学会 糖尿病患者では造影剤による腎機能悪化に要注意 糖尿病患者では、腎機能がほぼ正常であっても、心臓カテーテル検査やCTアンギオグラフィなどを実施した際、検査後に造影剤による腎障害を起こしやすく、感度の高い腎機能マーカーであるシスタチンC値が上昇する症例が多いことが指摘された。磯部内科クリニック(名古屋市中区)院長の磯部智氏らが… 2013/04/09 循環器
日経メディカル2012年8月号「特集 生活習慣病に潜む腎障害を見逃すな」転載 Vol.1 GFRと尿蛋白量をチェック CKD新指針が示す拾い上げと紹介の目安 生活習慣病に潜む腎機能低下をどう見極めるか。6月に発表されたプライマリケア医向けの診療指針を基に、患者拾い上げのコツや専門医に送る目安を紹介する。 2012/08/09 腎・泌尿器
日経メディカル2012年4月号「トレンドビュー」(転載) 新規抗HCV薬テラプレビルの実力 著効率が向上、経口薬のみでの試験も進む 経口のC型慢性肝炎治療薬テラプレビル(商品名テラビック)が昨年11月に発売された。インターフェロン、リバビリンとの併用で未治療者の著効率は7割を超えるが、貧血や皮膚症状などの副作用に注意する。 2012/04/16 消化器
外来血圧変動は腎機能低下の有用な予測因子になる 外来血圧の変動が大きい症例では腎内の血管障害の度合いが大きく、腎機能が低下している可能性が示された。外来血圧変動と腎機能の関連を示した初めての研究成果だという。大阪大学大学院老年・腎臓内科学の河合達男氏らが、10月20日から22日まで宇都宮で開催された日本高血圧学会(JSH2011)で報… 2011/10/25 循環器
Circulation誌から 心房細動の発症は腎機能低下と強く関連 米国ARIC研究コホート1万5000例を10年間観察した結果 6月6日、Circulation誌オンライン版に掲載された、米国住民約1万5000例を対象とした10年間に及ぶ観察研究から、腎機能とアルブミン尿は心房細動(AF)発症と強く関連していることが分かった。 2011/06/23 循環器
日本高血圧学会2010 DM合併高血圧、治療抵抗性規定する因子は腎機能 ベースラインの血糖コントロール状況は有意に関連せず 糖尿病を合併した高血圧患者の予後改善には、通常よりさらに厳格な降圧療法が求められる。しかし、糖尿病合併高血圧患者はしばしば治療抵抗性を呈し、降圧目標値の達成率は理想を大きく下回る。 2010/11/12 循環器
ARB単剤で血圧コントロール不良な糖尿病合併高血圧例にはARB増量よりCCB併用が有用──ADVANCED-J試験より アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)単剤で血圧コントロール不良な糖尿病合併高血圧患者に対する至適降圧療法を探るADVANCED-J試験の結果が発表された。ARBの増量によって降圧不足に対処する治療と、カルシウム拮抗薬(CCB)の併用で相乗的な降圧効果増強を狙う治療の比較は、朝の血圧、夜の血圧… 2010/03/07 循環器
正常高値血圧患者でも腎機能低下を合併すると心血管イベントリスクが増加 正常高値血圧患者でも腎機能が低下していると心血管イベントリスクが高いことが明らかとなった。札幌医科大学公衆衛生学講座講師兼内科学第二講座講師の大西浩文氏が、10月9日から札幌市で開催された第31回日本高血圧学会総会で発表した。… 2008/10/14 循環器
内視鏡前処置の経口腸管洗浄液による腎機能への悪影響 内視鏡検査の前処置などで腸管洗浄に使う経口リン酸ナトリウム配合剤(Oral sodium phosphate solution:OSPS)の副作用については腸管穿孔及び腸閉塞に関する緊急安全性情報があるが、急性腎不全も報告されている。さらに、慢性的な腎機能低下を招く可能性を示唆した報告。… 2008/04/01 腎・泌尿器
心筋梗塞後左室機能低下例において腎機能低下は左室駆出率とは独立した危険因子 心筋梗塞後に左室機能低下を来たした症例では、左室駆出率 (EF)と並び腎機能が予後因子であることは知られているが、これらの2因子は独立して予後に影響を与えていることが大規模試験VALIANTのデータベースの解析から明らかになった。米国心臓協会・学術集会最終日の一般口演で、米ハーバード大… 2007/11/09 循環器
高血圧発症へのRA系関与が鮮明に ASH2006でTROPHYサブスタディーの成果が初報告 5月16日から20日までの5日間、ニューヨークで米国高血圧学会の第21回年次学術集会「ASH2006」が開催された。4日目の5月19日に行われたセッション「The TROPHY Study」では、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)カンデサルタンの高血圧発症予防効果をみた臨床試験「TROPHY」のサブスタディの成… 2006/06/15 循環器