2年ぶりのリアル学会、薬剤師も奮闘! 2021年12月18日~19日、富山国際会議場などで第36回日本臨床リウマチ学会が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年に富山で開催される予定が、急きょウェブ開催に変更となったため、2年間心待ちにしていた「リアル学会」です。私も参加してきました。… 2022/01/05 薬剤師
簡単なライフスタイル要因チェックで炎症性多発性関節炎の発症リスク評価が可能 喫煙、アルコール、出産歴や授乳期間など、簡単なライフスタイル要因のチェックを行うことで、炎症性多発性関節炎(IP)のリスク評価が可能であることが、EPIC-Norfolk(Europian Prospective Investigation of Cancer in Norfolk)コホートを用いた研究で示された。6月9日までベルリンで開催され… 2012/06/15 骨・関節・筋
TCZ単独療法はADA単独療法よりもRA患者の疾患活動性を低下させることに優れる トシリズマブ(TCZ)単独療法はアダリムマブ(ADA)単独療法よりも、関節リウマチ(RA)患者の疾患活動性を低下させることに優れていることが報告された。ADACTA Trialの成果で、スイスUniv Hospitals of GenevaのC. Gabay氏らが6月9日までベルリンで開催されていた欧州リウマチ学会(EULAR2012)… 2012/06/15 骨・関節・筋
アディポネクチン濃度でRA患者の早期の治療効果の予測が可能 これまでに、アディポネクチンやレプチンの濃度が高いほど、RA患者の疾患活動性が高いことが報告されている。そこで、これらの指標が、治療後の効果の予測にも有用かどうかを調べたところ、アディポネクチン濃度が高いほど、治療6カ月後の改善効果が高いことなどが分かった。6月9日までベルリンで… 2012/06/15 骨・関節・筋
関節リウマチ患者の約半数は運動習慣なし――ノルウェーの調査 関節リウマチ患者のうち、まったく運動習慣のない人が45.7%と半数近くを占め、これらの患者は運動習慣がある人に比べて健康状態が悪く、自己効力感や教育レベルが低いことなどがノルウェーの患者調査で示された。6月9日までベルリンで開催されていた欧州リウマチ学会(EULAR2012)で、Diakonhjem… 2012/06/14 骨・関節・筋
早期閉経のリウマチ患者は重症になりにくい 閉経が45歳以下の早期閉経の女性は、関節リウマチの発症リスクが高いと言われているが、正常閉経の人に比べて重症化しにくく、多くは軽症であることなどが明らかになった。6月6日から9日までベルリンで開催されていた欧州リウマチ学会(EULAR2012)で、スウェーデンのRheumatology Clinical Scien… 2012/06/14 骨・関節・筋
ステロイド薬に頼らない疾患活動性コントロールがバイオフリー成功のカギ 生物学的製剤の中止には、効果不十分や副作用による中止がある一方、著明な効果が得られたのちに生物学的製剤を休薬するバイオフリーが存在する。これら2つの対照的な治療転帰のカギとなるのは、ステロイド薬に頼らずに疾患活動性をコントロールできるか否かにあるようだ。亀田総合病院の吉田和樹… 2012/06/14 骨・関節・筋
高疾患活動性の患者ではゴリムマブ100mg投与の有効性が高い 新規抗TNF薬ゴリムマブ(GLM)の日本における承認用量はメトトレキサート(MTX)併用下では50mgまたは100mgと、欧米のそれとは異なる。このような背景のもと、日本発の研究成果として、高CRP値など高い疾患活動性を呈する患者において十分な関節破壊抑制を得るためにはGLM100mg投与が望ましいこと… 2012/06/13 骨・関節・筋
歯肉炎による歯の損失が多いほど、関節腫脹のリスクが大 歯周炎は歯を失う主要な原因とされるが、関節リウマチ(RA)の発症リスクが高いRA患者の1親等血縁者(FDRs)を前向きに追跡したところ、歯の本数が少ない人ほど、関節腫脹を発症するリスクが高いことなどが示された。6月9日までベルリンで開催されていた欧州リウマチ学会(EULAR2012)で、イタリ… 2012/06/13 骨・関節・筋
乾癬性関節炎へのセルトリズマブ・ペゴール投与、リウマチ症状の改善に加え皮膚症状も大幅緩和 乾癬性関節炎に対し、セルトリズマブ・ペゴールを投与することで、リウマチ症状が改善すると同時に皮膚症状や身体機能障害も大幅に緩和することが明らかになった。米Washington大学のPhilip J. Mease氏らが行った400人超を対象にした第III相治験であるRAPID-PSA試験の成果で、6月9日までベルリン… 2012/06/13 骨・関節・筋
一般診療における炎症性脊椎痛の有病率は11% 一般診療における炎症性脊椎痛(IBP)の有病率は、11%であることが示された。英Royal Devon and Exeter HospitalのD. J. Murphy氏らの検討で明らかになったもので、成果は6月9日までベルリンで開催されていた欧州リウマチ学会(EULAR2012)で発表された。… 2012/06/13 骨・関節・筋
インフリキシマブの増量や投与間隔短縮は治療継続率の向上に寄与する 近年、日本では関節リウマチ(RA)に対するインフリキシマブ(IFX)の用法・用量が改訂され、3mg/kgでは十分な効果が得られないなど疾患活動性のコントロールに難渋する症例に対し、IFX増量や投与間隔の短縮が行われる機会が増えている。名古屋大学の舟橋康治氏らは、IFX増量または投与間隔の短縮… 2012/06/13 骨・関節・筋
関節手術後の感染症、最大の危険因子はステロイド薬、生物学的製剤は危険因子として同定されず 関節リウマチ(RA)患者における関節手術では、免疫抑制剤の使用や合併症により術後感染症リスクがあることはよく知られている。また、強力にサイトカインやT細胞の働きを抑制する生物学的製剤が術後感染症にどの程度影響を与えているのかは未だに議論されているところである。今回、術後感染症と… 2012/06/13 骨・関節・筋
成熟破骨細胞には“骨吸収をしている”ものと“していない”ものが存在 Th17細胞の膜上に発現するRANKLをターゲットにした治療薬の可能性も 骨の破壊に関与する成熟破骨細胞には、「動いていて、骨吸収をしていない細胞」と、「動きがなく、今まさに骨吸収をしている細胞」の2種類があることが、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの石井優氏らの研究で、初めて明らかになった。また、破骨細胞分化因子(RANKL)は、骨吸収をしてい… 2012/06/12 骨・関節・筋
初期進行性びまん型全身性強皮症への造血幹細胞移植、1年後以降の無病生存率はシクロホスファミド投与より良好 初期進行性びまん型全身性強皮症に対し、早期に自家造血幹細胞移植(HSCT)を行うことで、シクロホスファミド投与を行った場合と比べ、1年後以降の無病生存率は改善することが示された。この傾向は非喫煙者ではより良好で、治療1年以内においても、同生存率がシクロホスファミド投与より悪くなる… 2012/06/12 骨・関節・筋
RAの股関節骨折リスク、J-HAQの起立動作やトイレ・入浴スコア悪いと大幅増大 関節リウマチ(RA)患者の股関節骨折リスクについて、身体機能障害度指標の日本語版であるJ-HAQスコアの中で、起立動作スコアと、トイレや入浴に関する衛生スコアが、独立したリスク因子であることが示された。各スコアが1増加することで、同リスクは約1.5倍に増大するという。これは、東京女子医… 2012/06/12 骨・関節・筋
股関節や膝関節の関節破壊進行阻止には早期の抗TNF療法開始が望ましい 関節リウマチ(RA)における股関節や膝関節などの関節破壊の進行を長期にわたって抑制するためには、Larsen grade 0またはIの段階から抗TNF療法などの対策を講じるべきであることを示唆する研究結果が示された。この段階なら90%以上の関節で進行を抑制できるが、grade IIになると抑制率は半減す… 2012/06/12 骨・関節・筋
抗TNF療法を長く続けるほど心血管イベントリスクが低くなる可能性 関節リウマチ(RA)患者は、慢性的な炎症が血管を障害する因子でもあることから心血管疾患(CVD)のハイリスク群として知られているが、そのリスクを抗TNF療法によって低減できる可能性が、10万例を超えるRA症例データベースの解析結果から示された。しかも、リスク低下の度合いは抗TNF療法の治療… 2012/06/11 骨・関節・筋
生物学的製剤の登場以降、RA患者に対する関節手術が著明に減少 関節リウマチ(RA)患者に対する内科的治療と外科的治療は密接に関係していると考えられている。実際に英国のRA患者コホート研究のデータをもとに、内科的治療の内容と関節手術の実施状況の変化をレトロスペクティブに解析した研究により、生物学的製剤が登場した2000年以降、整形外科手術のなか… 2012/06/11 骨・関節・筋
低HDL-C、高HbA1cは将来的な炎症性多発性関節炎の発症と有意な関連 脂質異常や糖代謝異常などが炎症性多発性関節炎(IP)の発症に及ぼす影響について、EPIC-Norfolk(Europian Prospective Investigation of Cancer in Norfolk)コホートを用いて検討したところ、低HDL-C、および高HbA1cが、IPの発症を予測する有意な因子であることが示された。6月6日から9日まで… 2012/06/10 骨・関節・筋
関節リウマチの発症リスク、発症前の喫煙歴で2倍に デンマークの双子コホートを用いて関節リウマチ(RA)の発症率を検討したところ、単生児のデータと発症率は変わらず、またRA発症前に喫煙歴があると発症率は約2倍になることなどが示された。6月6日からベルリンで開催中の欧州リウマチ学会(EULAR2012)で、デンマークのDenmark Twin Registry,Uni… 2012/06/08 骨・関節・筋
急性頸部痛治療におけるDDEA 1.16%ゲルの有効性と安全性を確認 急性頸部痛治療におけるジクロフェナクジエチルアミン(DDEA)1.16%ゲルの有効性と安全性が示された。無作為、二重盲検、プラセボ対照試験によって明らかになったもので、ドイツInstitut fur Kreislaufforschung und SportmedizinのHans-Georg Predel氏らが6月6日からベルリンで開催中の欧州リウ… 2012/06/08 骨・関節・筋
線維筋痛症の女性患者、天候によって痛みや疲労感が影響されるのか 線維筋痛症患者はしばしば、天気によって症状が悪化すると訴えるという。オランダのユトレヒト大学のE. Bossema氏らは、天候と日常の痛みや疲労感との関係を検討し、ごくわずかだったが影響があることを明らかにした。患者間で相違があることも分かったが、影響を受けやすい患者の特徴は今後の解… 2012/06/08 骨・関節・筋
緑の街ベルリンで欧州リウマチ学会始まる、1万5000人超が参加 リウマチ関連学会としては最大規模を誇る欧州リウマチ学会の第13回学術集会(EULAR2012)が6月6日、緑に包まれた街、ベルリンで開幕した。今回は1万5000人を超える参加者が見込まれており、6月9日までの4日間、リウマチ診療の最前線での知見をめぐって議論が展開される。… 2012/06/07 骨・関節・筋
強直性脊椎炎で靭帯骨棘形成・高CRP、進行を予測する5つのバイオマーカーを初めて特定 強直性脊椎炎で靭帯骨棘形成があり、血中C反応性蛋白(CRP)が高い人の長期アウトカムの予測因子として、5つのバイオマーカーが初めて明らかになった。これは、ドイツCharite Universitatsmedizin BerlinのDenis Poddubnyy氏らが、64人について行ったコホート試験で明らかにしたもの。6月6日にベ… 2012/06/07 骨・関節・筋
手の関節破壊がみられる患者は頸椎病変が進行している可能性が高い 関節リウマチ(RA)には、環軸関節亜脱臼(AAS)や軸椎垂直亜脱臼(VS)などの上位頸椎病変がしばしば合併し、さらなるQOL低下の要因となる。名古屋共立病院整形外科の金山康秀氏(写真)らは、こうしたRA性頸椎病変がインフリキシマブ(IFX)の投与によって改善されることをすでに報告している。… 2011/06/02 骨・関節・筋
メタボリック症候群はRA患者より乾癬性関節炎患者に多い メタボリック症候群(MetS)は、慢性的な炎症と関連しているとの報告があるが、皮膚と関節の両方に炎症が起きる乾癬性関節炎(PsA)患者の罹患率が、関節リウマチ(RA)患者よりも多いことが示された。ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で、米Albert Einstein医科大学のA.Bahce-… 2011/06/02 代謝・内分泌
全身性硬化症患者の難治性潰瘍に対する自己骨髄幹細胞移植で長期の安全性と効果を確認 全身性硬化症患者(SSc)の難治性潰瘍に対する自己骨髄幹細胞移植で、長期にわたる安全性と効果が確認された。横浜市立大学の井畑淳氏(写真)らが、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表した。… 2011/06/02 骨・関節・筋
生物学的製剤投与中の患者のニューモシスチス肺炎は安全に管理できる ニューモシスチス肺炎(PCP)は、酵母様真菌Pneumocystis jiroveciiによって引き起こされる日和見感染症で、生物学的製剤を含む関節リウマチ(RA)治療中に、最も注意すべき有害事象とされている。東京医科歯科大学薬害監視学講座の針谷正祥氏(写真)は、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(… 2011/06/01 骨・関節・筋
乾癬性関節炎患者は動脈硬化の進行に注意が必要 TNF阻害薬による治療で、乾癬性関節炎患者の症状は著しく改善したものの、動脈硬化は進行していたことが分かった。2年間の追跡調査で明らかになったもので、イタリアPADOVA大学のA.Lo.Nigro氏らが、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表した。… 2011/06/01 骨・関節・筋
乾癬性関節炎患者ではインフリキシマブにより骨密度が増加する 乾癬性関節炎(関節症性乾癬:PsA)は関節リウマチ(RA)同様、TNF阻害薬(インフリキシマブ:IFX)が良好に応答する疾患だが、その関節病変像はRAとは大きく異なり、関節破壊が生じる機序は十分に明らかになっていない。ノルウェーのSt. Olavs病院(トロンハイム)のMari Hoff氏(写真)らは、Ps… 2011/06/01 骨・関節・筋
リウマチ臨床で使われるNVC検査、糖尿病患者の血管異常の検出にも有用 リウマチの臨床の現場で使われるNVC(Nailfold video capillaroscopy、爪郭部ビデオ毛細血管顕微鏡)検査は、糖尿病患者の血管異常の検出にも有用であることが示された。イタリアのローマ大学サピエンツァ校のK. Stefanantoni氏らが、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表し… 2011/06/01 代謝・内分泌
EULARでの発表演題が論文掲載に至るのは35%、2008年パリ大会の成績 欧州リウマチ学会(EULAR)での発表演題のうち、論文掲載に至るのはどれほどなのだろうか――。こんな興味深い問いかけに対して、35%前後だったという成績が報告された。2008年のパリ大会の演題を追跡調査した結果で、トルコのGulhane School of MedicineのU. KALYONCU氏らが、ロンドンで開催さ… 2011/05/31 骨・関節・筋
JAK阻害薬tofacitinibの第3相試験の結果が発表、プラセボとの比較で著効 新規の抗リウマチ薬として開発が進められているJAK阻害薬tofacitinib(CP-690,550)の対プラセボの第3相試験ORAL Syncの結果が公表された。米Albany Medical CollegeのJ.Kremer氏(写真)が、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)のLate breaking abstract sessionで発表した。同氏… 2011/05/31 骨・関節・筋
インフリキシマブは長期にわたって強直性脊椎炎の症状を抑制する 強直性脊椎炎(AS)は、白色人種における有病率が0.1~1.1%で、HLA-B27との関連が深いとされているリウマチ性疾患の1つだ。今回、カナダの実臨床におけるAS患者の管理状況が解析された結果、インフリキシマブ(IFX)で治療開始することにより、AS患者の症状や治療結果の有意な改善が得られるこ… 2011/05/31 骨・関節・筋
強直性脊椎炎に対するTNF阻害薬治療、脊椎強直の進行を長期的に抑制 ルーマニア国立大学のRuxandra Schiotis氏(写真)らは、大規模患者レジストリー REGISPONSER-ASに登録された190人の強直性脊椎炎(AS)患者の3年間にわたる追跡データを解析した結果、TNF阻害薬による治療で、ASにおける脊椎強直の進行を抑制することができ、患者の身体機能を維持できる可能性を… 2011/05/30 骨・関節・筋
心血管系リスクが少ない若い痛風患者も定期的な循環器疾患チェックが必要 痛風は、急性心筋梗塞(AMI)発症の独立したリスクファクターで、心血管系のリスクが少ない若年の痛風患者においてより強いリスク因子となることが報告された。台湾のChang Gung Memorial 病院のC-F.Kuo氏(写真)らの研究で明らかになった。成果は、ロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR… 2011/05/30 骨・関節・筋
RA患者が薬物治療に期待するのは「症状の確かな改善」と「長期間持続する効果」そして「最低限の有害事象」 薬物治療に対して関節リウマチ(RA)患者が期待するものは、「症状の確かな改善」と「長期間持続する効果」、さらに「最低限の有害事象」であることが示された。患者を対象にした調査で明らかになったもので、松原メイフラワー病院(兵庫県加東市)の舟橋惠子氏(写真)らが、ロンドンで開催され… 2011/05/30 骨・関節・筋
結合組織疾患の患者において肺高血圧が軽視されがち 結合組織疾患の患者における肺高血圧の12カ月有病率は0.75%で、一般よりも明らかに高いことが示された。保険請求データベースによる分析によって分かったもので、米パデュー大学のX. Yang氏(写真)らがロンドンで開催された欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表した。… 2011/05/30 骨・関節・筋
直接的、間接的なコストは最初の6カ月がピークでその後は軽減 治療法の進歩により、炎症性関節炎患者の症状やQOLは著しく向上したが、一方で新薬のコストなどの負担は増加している。炎症性関節炎患者における直接的コスト(治療に関わる費用など)と間接的コスト(病欠などによる労働生産性の損失)を調べたところ、2年間の総コストは強直性脊椎炎(AS)、関… 2011/05/29 骨・関節・筋
メタボリック症候群でない若年成人においても高尿酸血症は高血圧の危険因子 若い年齢層(18~30歳)において、高尿酸血症がメタボリック症候群とは独立して高血圧の予測因子となることが分かった。前向き観察研究であるCARDIAコホート研究で明らかになったもので、米スタンフォード大学医科大学院のE. Krishnan氏らが、5月28日までロンドンで開催されている欧州リウマチ学… 2011/05/28 循環器
関節リウマチ患者では心血管リスク因子が適切に評価されていない 関節リウマチ患者では、心血管リスク因子が適切に診断治療されていない可能性が示された。リウマチ専門医が標準的な方法でリスク評価をしたところ、対象患者110人の30%に改善可能なリスク因子があることが判明した。フランスRHEVERネットワークのL. Gossec氏らが、5月25日からロンドンで開催中の… 2011/05/27 骨・関節・筋
痛風は砂糖入り飲料の摂取が多いことと関係がある 痛風は、砂糖入り飲料の摂取増加と関係があることが報告された。痛風である人と痛風でない人のデータを比較検討した結果、明らかになった。オークランド大学のN. Dalbeth氏(写真)らが、5月25日からロンドンで始まった欧州リウマチ学会(EULAR2011)で発表した。… 2011/05/27 骨・関節・筋
関節リウマチ患者のコスト負担は糖尿病やうつ病よりも大きい 米国では、従業員1人当たりの医療費や就業不能による所得補償などの負担が、糖尿病やうつ病において大きいことは広く知られているが、関節リウマチのコスト負担の方がこれらよりも大きいことが示された。米The JeSTARx GroupのRichard A Brook氏(写真)らが、5月25日からロンドンで開催されてい… 2011/05/27 骨・関節・筋
TKA後の積極的な歩行技能強化トレーニングで歩行距離や活動性が向上 人工膝関節全置換術(TKA)後の患者に対する理学療法は、近年広く実施されているにも関わらず、術後1年たっても歩行に問題を抱える患者が少なくないことが指摘されている。そこで、通常の理学療法に代わり、積極的な歩行技能強化のためのグループトレーニングをTKA実施後の患者に試みたところ、歩… 2011/05/27 骨・関節・筋
欧州リウマチ学会がロンドンで開幕、100カ国から1万5000人が参加へ 欧州のリウマチ関連の学会としては最大規模を誇る欧州リウマチ学会(EULAR2011)が5月25日、ロンドンで開幕した。今回で12回目となる学術集会には、100カ国から1万5000人余が参加する見込み。28日までの4日間、リウマチ診療に携わる医師をはじめ、薬剤師や看護師らの専門家が集い、リウマチの最… 2011/05/26 骨・関節・筋
上限量は2倍の週16mg、ようやく国際水準の治療へ メトトレキサートが関節リウマチの第1選択薬使用可能に 厚生労働省は1月20日、薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会を開催し、抗リウマチ薬のメトトレキサート(MTX)について、第1選択薬としての使用を可能とし、かつ1週あたりの上限投与量を現行の8mgから16mgに引き上げる改訂を報告事項として了承した。… 2011/01/27 骨・関節・筋
先進国の生物製剤利用率は5割に迫る一方で大きな国際格差も――QUEST-RA研究 近年の関節リウマチ(RA)治療では、早期に治療を開始し、寛解を目指す治療戦略が採用されつつある。その中で生物学的製剤の使用が急増しており、先進国(富裕国)では2005年に3割強だった使用率が2009年までに46%と5割に迫っていることが分かった。半面、貧困国では2005年に11%、2009年までに2… 2010/06/22 骨・関節・筋
MTXで効果不十分な患者にタクロリムスの上乗せが有効な可能性 メトトレキサート(MTX)で十分な効果が得られない関節リウマチ患者に対し、タクロリムスの上乗せが有効である可能性が示された。6月16日から19日までローマで開催されている第11回欧州リウマチ学会(EULAR 2010)で、東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センターの北浜真理子氏が発表した。… 2010/06/18 骨・関節・筋
ACR/EULAR新基準:4群12項目のスコアでRAを診断 米国リウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)が新たに発表した関節リウマチ(RA)診断の新クライテリア(基準)は、腫脹・疼痛関節数、炎症マーカーなど4群12項目の一覧表から該当する項目のスコアを合計し、6点以上ならRAと診断するシンプルなものになった。米フィラデルフィアで開催さ… 2009/10/26 骨・関節・筋
ACR/EULAR、RA分類/診断基準を22年ぶりに共同改訂 予想外の確定版発表に驚きの声も 学術集会の場で、ひとつの領域の診療体系を全面的に変える報告を目にする機会はそれほど多くない。米フィラデルフィアで開催されている今期の米国リウマチ学会(ACR2009)は、そうした場のひとつとして記憶されることになりそうだ。… 2009/10/22 骨・関節・筋
関節リウマチ早期診断に中足指節関節(MTP)の評価が有用 早期の関節リウマチ(RA)診断や診断未確定関節炎(UA)患者のRA発症予測は、RAの早期治療を実施する上で重要となる。その際、米国リウマチ学会(ACR)が1987年に示した診断基準には含まれていない足部関節の評価が、良好な診断予測能を示すことが示された。オランダ・Leiden大学医療センターリウ… 2009/06/26 骨・関節・筋
疾患活動性低いRA患者でも抗TNFα薬投与を考慮すべき? 非投与の中等度患者、生活の質悪化は高活動性患者並み――英報告 英国では、メトトレキサート(MTX)を含む抗リウマチ薬2剤以上による治療を行っても、なお疾患活動性が継続的に高水準(DAS>5.1)である患者にしか、抗TNFα薬の投与を認められていない。しかし、中等度活動性の患者の一部は、生活障害や就労状況が高活動性患者並みに悪く、抗TNFα薬投与を含… 2009/06/26 骨・関節・筋
関節リウマチ患者のインフルワクチン接種率、スウェーデンでも不十分 関節リウマチ(RA)や脊椎性関節炎(SpA)患者に対するインフルエンザワクチンの接種率は、旧西欧先進国であるスウェーデンでも十分でなく、リウマチ患者やリウマチ医への啓蒙が必要とする研究成果が報告された。スウェーデンLund大学病院リウマチ科のCarmen Roseman氏らが、6月10日から13日にコ… 2009/06/26 骨・関節・筋
RA患者の3割強は就労困難――QUEST-RA研究から 低GDP国では高障害で働く実態も 発症時に就労していた関節リウマチ(RA)患者は、疾患のためしだいに就労率が下がり、先進国、開発途上国を問わず、数年以内に3人に1人が就労を断念していた。GDPが低い国では、就業しているRA患者の疾患活動性や健康障害度がより高く、不十分な医療環境の中、病をおして働いている実態も示唆され… 2009/06/26 骨・関節・筋
抗TNFα薬は関節リウマチ患者の抑うつ傾向を改善する 関節リウマチ(RA)患者には高率でうつ病の合併がみられるが、抗TNFα薬には抑うつ症状を緩和する働きがあることが報告されている。昭和大学の三輪裕介氏らは、その機序を明らかにすべく、抗TNFα薬投与に伴うRA患者の抑うつ傾向の変化と種々の疾患関連因子の変動との関連を調べ、ESRとCRP、QOLの… 2009/06/19 骨・関節・筋
EULARが変形性膝関節症のリコメンデーション発表 画像なしの診断基準を新たに提示 変形性膝関節症(膝OA)の診断に関する欧州リウマチ学会(EULAR)のリコメンデーションが発表された。画像所見がなくても、3つの症状と3つの臨床所見により、膝OAと判断できるとしているのが特徴だ。英国University of NottinghamのWeiya Zhang氏が6月10日から13日までデンマーク・コペンハーゲン… 2009/06/19 骨・関節・筋
抗TNFα薬2次無効の若年性特発性関節炎では他の抗TNFα薬への切り替えが効果的かつ安全 若年性特発性関節炎(JIA)は小児期に発症し、関節を主病変とする原因不明の慢性炎症性疾患である。チェコ・Institute of Rheumatology PragueのJarosova Katerina氏らは、同国の患者レジストリー・ATTRAのデータベースを利用し、成人JIA患者に対する抗TNFα薬の効果と安全性を検証。初めて抗TNF… 2009/06/19 骨・関節・筋
ゴリムマブ静注の第3相臨床試験は主要エンドポイントを満たさず 投与方法改善の必要性が示唆 ヒト化抗TNF抗体ゴリムマブ(golimumab)は、これまでの臨床試験から皮下注射で有効性が確認されている新規関節リウマチ(RA)治療薬だ。しかし、同薬を12週ごとに静脈内投与した第3相の二重盲験ランダム化比較(T12試験)では、主要エンドポイントの改善がみられなかった。米国Albany Medical Ce… 2009/06/18 骨・関節・筋
先生、もうぐったりです、寛解患者でも6割超が強い疲労感 関節リウマチ(RA)患者が強い疲労感に悩まされることは知られているが、寛解(DAS28<2.6)を達成していても、6割超が強い疲労感を感じているという研究成果が報告された。「医療者が積極的に聞かない限り、患者は疲労感を訴えてこない」という。100人のRA患者を対象としたフランスの調査研究… 2009/06/18 骨・関節・筋
主流はDMARDs併用? 抗TNFα薬の単剤投与は減る傾向に 関節リウマチ(RA)に対する抗TNFα療法をいち早く導入した米国では、多くの患者に抗TNFα薬が処方されている。しかし、抗TNFα薬の継続状況や他のクラスの抗リウマチ薬(DMARDs)の併用状況に関する情報は多くない。米セントコア社のDennis Decktor氏らは、同国の大規模RA患者登録研究であるCORR… 2009/06/18 骨・関節・筋
2~5年のインフリキシマブ投与でRA患者の大腿骨骨密度が増えた 骨量の減少は、関節リウマチ(RA)のよく知られた合併症だが、オランダ・VU大学メディカルセンターリウマチ科のDanielle Eekman氏らは、1年間のインフリキシマブ(IFX)治療により、腰椎と大腿骨の骨密度の低下が抑制されることを過去に報告している(Vis M. et al:Ann Rheum Dis 2006;65:1495-1… 2009/06/18 骨・関節・筋
シェーグレン症候群の予後予測に耳下腺シンチが有効な可能性 シェーグレン症候群の初期診断時に撮影した耳下腺シンチグラフィによるグレード分類で、患者の予後を予測できる可能性が示された。スペインHospital ClinicのP. Brito Zeron氏らによる研究の成果で6月10日から13日にコペンハーゲンで開催された第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)で報… 2009/06/17 骨・関節・筋
CDAIやSDAIに基づく寛解基準はDASに基づく基準より厳しい 関節リウマチ(RA)治療の目標は「寛解」である。しかし、寛解の基準として万人が認めるゴールドスタンダードはまだ存在していない。イタリア・Ferrara大学のAlfonso Massara氏らは、抗TNFnotα薬による寛解導入率を4つの異なる基準で算出した結果、CDAI(clinical disease activity index)やSDA… 2009/06/17 骨・関節・筋
MTX無効のRA患者でもエタネルセプト単独よりMTX併用の効果が高い JESMR試験より メトトレキサート(MTX)無効の関節リウマチ(RA)患者においても、エタネルセプト単独療法への切り替えよりも、MTXを継続しつつエタネルセプトを追加した場合の方が高い治療効果が期待できることが、日本の多施設共同試験(JESMR試験)の結果、明らかになった。… 2009/06/17 骨・関節・筋
心血管疾患リスク高いほどOA発症リスクも上がる? 心血管疾患(CVD)リスクが高いほど、変形性関節症(OA)発症リスクも上がることが大規模コホート研究から明らかになった。英国Keele UniversityのU.Kadam氏らによる研究の結果。6月10日から13日までデンマークで開催された第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)で発表された。… 2009/06/17 循環器
抗TNFα薬のターゲットとなる患者像は10年前と現在では異なる 関節リウマチ(RA)治療における抗TNFα薬の位置付けは、ここ10年の間に「最後の切り札」から「発症早期から考慮すべき選択肢」へと変わった。コペンハーゲンで開催された第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)の3日目、6月12日のポスターセッションで、スウェーデン・Karolinska Instit… 2009/06/17 骨・関節・筋
抗TNFα薬がRA患者における関節破壊の進行を2年間で65%抑制 関節リウマチ(RA)における画像的寛解、すなわちX線像上の関節破壊進行の抑制は、臨床的寛解・機能的寛解と並ぶRA治療の重要な目標である。デンマーク・コペンハーゲン大学のM. Ostergaard氏らは、6月10日から13日まで、同地で開催された第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)で、同国… 2009/06/17 骨・関節・筋
インフリキシマブ使用者の多くは一定の用量・投与間隔で使っている 関節リウマチ(RA)に対するインフリキシマブ(IFX)の標準的な用法用量は、3mg/kgを0、2、6週と以後8週間隔で投与するというものだが、欧米では必要に応じて用量や投与間隔の調節が認められている。しかし、実際にどの程度の「調節」が行われているのかという情報は少ない。米セントコア社のTang… 2009/06/15 骨・関節・筋
インフリキシマブによるDAS28<3.2達成者の55%は投薬を中止しても1年間は再燃しない 「リウマチ薬=生涯続けなければいけない薬」という常識が変わるかもしれない。インフリキシマブ(IFX)治療によって疾患活動性の低下が得られた関節リウマチ(RA)患者に対して、投薬中止の可能性を探るRRR(トリプルR)試験を遂行中の産業医科大学・田中良哉氏らは、IFXを中止した患者の55%が… 2009/06/15 骨・関節・筋
有酸素運動でRA患者の機能やQOLが改善、メタ解析で確認 有酸素運動により、関節リウマチ(RA)患者のQOLや身体機能、痛みなどが改善することが、28のランダム化比較試験のメタ解析で確認された。フランスCHU Hospital SudのAthan Baillet氏が、6月10日から13日までコペンハーゲンで開催された第10回欧州リウマチ学会(EULAR2009)で発表したもの。… 2009/06/14 骨・関節・筋
RAの心血管疾患マネジメントに関するリコメンデーション発表 関節リウマチ(RA)や他の炎症性関節炎の患者では、心血管疾患(CVD)リスクが一般集団に比べて高いことが知られている。6月10日から13日にかけてデンマーク・コペンハーゲンで開催された第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)で、RAや炎症性関節炎におけるCVDマネジメントについてのEUL… 2009/06/14 循環器
関節リウマチ治療は早く開始するほど進行を抑えられる 急速に症状が進んだため、早期に関節リウマチ(RA)治療を開始した患者は、当初の症状が軽かったなどの理由で遅めに治療を開始した患者に比べ、長期的にみると、むしろ進展が遅くなる――こんな研究成果が、6月10日から13日にかけて、デンマークの首都コペンハーゲンで開催された第10回欧州リウマ… 2009/06/14 骨・関節・筋
関節リウマチの重症化や睡眠障害に「体内時計」遺伝子が関与か 「体内時計」などと呼ばれる人間の日内リズムを調節する遺伝子系が、関節リウマチ(RA)の増悪にも関与している可能性が示された。RA患者の睡眠障害や、かつて「リウマチ気質」などと呼ばれた特徴的な精神状態を説明できる可能性もあるという。神戸大学大学院医学研究科内科学講座免疫感染内科学… 2009/06/13 ライフスタイル
関節リウマチ患者も性生活を楽しみたい、医療者も理解を! 4割が病気の影響受けている現状明らかに 6月10日から13日までデンマークの首都コペンハーゲンで開催されている第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR)で、「Let's talk about sex」と題したセッションが開催された。これまで話題にされることが少なかった関節リウマチ(RA)患者の性生活を取り上げ、患者本人による前向きな対処法も… 2009/06/13 ライフスタイル
関節リウマチ患者の心筋梗塞リスクは罹患後早期に上昇する 関節リウマチ(RA)患者の心筋梗塞リスクは罹患後数年で高まることが、大規模コホート研究から明らかになった。成果はスウェーデンKarolinska InstituteのMarie Gunnarsson氏らが、6月10日から13日までデンマーク・コペンハーゲンで開催されている第10回欧州リウマチ学会・年次集会(EULAR2009)… 2009/06/13 循環器
他のリウマチ薬使えない患者に金製剤が有効、でも強めの副作用に難 現在でも使える最古のリウマチ薬の一つである金製剤は、肝障害患者にも利用でき、有効性も十分。しかし副作用が強く、継続性に難点がある。香港クイーンエリザベス病院のYan Kitty Kwok氏らは、9月23日から横浜で開催されているアジア太平洋リウマチ学会(APLAR2008)の電子ポスターセッションで… 2008/09/29 骨・関節・筋
BeSt試験の成績をアップデート:5年間の追跡データ 関節リウマチ(RA)治療における早期からの積極的治療の重要性を世に知らしめたランドマークスタディであるBeSt試験の追跡データが、パリで開催された欧州リウマチ学会で報告された。5年間の治療で4つの治療戦略群がたどり着いたゴールは同じであったが、HAQのAUC(area under the curve)には有… 2008/06/19 骨・関節・筋
インフリキシマブは従来治療で治療困難な後眼部ぶどう膜炎を著明に改善 インフリキシマブ(IFX)の有用性については、関節リウマチ以外の疾患領域でも注目されている。スペイン・バルセロナ県立病院のHernandez氏らは、炎症性眼病変である後眼部ぶどう膜炎に対するIFXの治療成績について、パリで開催された欧州リウマチ学会で報告。従来の治療法では治療が困難な症例に… 2008/06/19 眼科
手の骨密度は関節リウマチ患者の死亡リスク予測因子になる X線画像をもとにした手の骨密度が、関節リウマチ(RA)患者の長期予後や総死亡リスクの有効な予測因子になることが示唆された。27年以上にわたる患者フォローアップに基づく研究成果で、スウェーデン・Malmo大学病院のChristina Book氏らが、欧州リウマチ学会の一般口演で報告したもの。… 2008/06/16 骨・関節・筋
TNF阻害薬の併用でMTX一次不応例の治療応答性が向上 SWEFOT試験より (6/22改訂) インフリキシマブ(IFX)はメトトレキサート(MTX)効果不十分例に対するエビデンスを有するが、現在進行中のSWEFOT試験は、MTXに対する一次不応例のみを対象に、MTX+IFXとMTX+抗リウマチ薬(DMARDs)の有効性を検討する初の試験である。その1年目の中間解析結果が、欧州リウマチ学会の最新治験… 2008/06/14 骨・関節・筋
日本の腰痛、臀部痛、膝痛持ちは今後50年間増え続ける 高齢化が進む日本では、今後、50年間にわたって、腰痛など筋骨格系の痛みに悩む人の比率が増え続ける――パリで開催中の欧州リウマチ学会で6月12日、こんな研究成果が示された。聖マリアンナ医科大学予防医学教室の須賀万智氏が、学会2日目の一般口演「Pain and more pain」セッションで発表した… 2008/06/13 骨・関節・筋
メトトレキサート不応例に対するベストな治療戦略は、速やかなインフリキシマブ導入--BeSt試験におけるMTX単独療法の結果より 今年の欧州リウマチ学会で最も注目を集めた大規模比較試験であるBeSt試験のサブ解析が本学会では多数報告された。その1つとして、ライデン大学(オランダ)のSjoerd Kooij氏は11月16日のConcurrent Sessionで、本試験結果をもとにメトトレキサート(MTX)不応例に対する次の治療薬選択について発… 2005/11/22 骨・関節・筋
インフリキシマブ治療に対する患者の満足度は高い-BeSt試験の対象患者アンケート結果より 今年の欧州リウマチ学会で最も注目を集めた大規模比較試験であるBeSt試験のサブ解析が本学会では多数報告された。その1つとして、本試験で中心的役割を果たした1人であるライデン大学(オランダ)のGoekoop Ruiterman氏から、試験に参加した患者の治療満足度に関するアンケート調査結果が報告さ… 2005/11/22 骨・関節・筋