中絶薬を「信仰上の理由」で投薬拒否 日本では胃潰瘍や十二指腸潰瘍でよく処方されるサイトテック(一般名ミソプロストール)ですが、北米ではその子宮収縮作用を利用して、中絶薬として処方されるときがあります。悲しいことですが、このような処方箋は今でも2~3カ月に1枚の頻度で受け取ります。… 2016/05/27 産婦人科
薬物的中絶後の妊娠に異常の増加は見られず デンマークでの1万人超対象のコホート研究の結果より 日本では経口妊娠中絶薬は承認されていないが、デンマークなどでは薬物的中絶が広く行われている。この薬物的中絶について、次の妊娠に対する影響はあるのだろうか。デンマークで行われた国家規模のコホート研究で、薬物的中絶後の妊娠に見られる異常の頻度は、外科的中絶と同等であることが示さ… 2007/08/29 産婦人科
【日経メディカル2月号特集連動企画◆NSAIDs潰瘍】 アスピリン潰瘍の予防が急務 出血で見付かることが多く、一度出血すると重篤化するケースが多い。原因である非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の休薬が困難なことも少なくない--。そんなNSAIDs潰瘍への認識は高まりつつあるが、最近新たに問題視されているのが低用量アスピリンによる潰瘍だ。… 2007/02/19 消化器
中絶薬使用後のクロストリジウム感染による毒素性ショック症候群に注意、米国の症例報告 それまで健康だった人に、クロストリジウム・ソルデリー(Clostridium sordellii)による毒素性ショック症候群が起こることはまれだ。この細菌が原因の子宮内膜炎と毒素性ショック症候群による死亡例は、これまで10例が報告されているが、8例は生児出産後で、中絶薬使用後の発症は1例のみだった… 2005/12/09 産婦人科
ミソプロストール膣内投与は早期流産時に吸引掻爬の代用として有用、米国の研究 米国では、早期流産時の処置として、ミソプロストール膣内投与の適用が増加している。が、その有効性を調べた研究結果には大きなばらつきがあった。米国立小児健康・発達研究所(NICHD)のJun Zhang氏らは、米国の4病院で、ミソプロストールと吸引掻爬の安全性と有効性を比較する大規模な無作為… 2005/09/02 産婦人科