学会トピック◎第67回日本心臓病学会学術集会 人工弁置換例の感染性心内膜炎診断にPETが有用 感染性心内膜炎の診断において、18F-FDG PET/CT(PET)はガリウムシンチグラフィよりも診断能に優れている──。第67回日本心臓病学会学術集会(9月13~15日、開催地:愛知県名古屋市)で国立循環器病研究センター心臓血管内科の天野雅史氏らが発表した。… 2019/09/25 循環器 医師限定コンテンツ
JAMA誌から タウ蛋白標識PETを用いた認知症診断の研究 アルツハイマーと神経変性疾患の識別能力は高い スウェーデンLund大学のRik Ossenkoppele氏らは、タウ蛋白のイメージング用に開発された[18F]flortaucipirを用いたPET検査で、アルツハイマー病(AD)とその他の神経変性疾患を識別する能力を調べる横断研究を行い、この検査の識別能は高かったと報告した。データは、JAMA誌電子版に2018年9月18日… 2018/10/09 医療機器
PETのエヴァンジェリスト 今日、うれしいことがあった。聞いてくれ。初めて会う患者が外来で、僕を指名して診察に来てくれたんだ。もちろん指名料なんてないよ。きっと、知り合いの方のお勧めなのかなと思っていたら、あにはからんや。僕のPET(Positron emission tomography)検診についての市民公開講座を聞いて、PET検… 2014/08/18 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
日経メディカル2012年9月号「特集 その検査、ホントに必要?」転載 Vol.9 乳癌術後のフォローアップに腫瘍マーカーやCTを使うな 【悪性腫瘍(その1)】 「早期で転移リスクが低い乳癌患者の場合、術後のフォローアップに腫瘍マーカー、CT、PET、骨シンチグラフィーを用いるな」。これは米国臨床腫瘍学会(ASCO)の勧告だ。 2012/09/20 癌
NEJM誌から ビスホスホネートは大腿骨骨折リスク上昇を招かない 3件のRCTの2次分析の結果 近年、ビスホスホネート系薬剤の使用が、大腿骨転子下または大腿骨骨幹部の非定型骨折のリスクを上昇させるのではないかという懸念が広まっている。米California大学San Francisco校のDennis M. Black氏らは、ビスホスホネートに関する3件の大規模な無作為化二重盲検試験のデータを2次分析し、治… 2010/04/09 骨・関節・筋
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫で治療後のPET陰性は予後良好を示す 再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)で、救援療法後に行ったPET(ポジトロン断層撮影法)の結果によって予後が大きく異なり、PET陰性が予後良好因子になりえることが報告された。多施設共同フェーズ3試験であるCORAL試験のデータで明らかになった。チェコ共和国Charles Universit… 2009/12/09 癌
浜松ホトニクスとBayer社、癌の早期診断を目指したPETトレーサー開発でライセンス契約 浜松ホトニクスとドイツBayer Schering Pharma社は、1月8日、癌の診断に関わる分子イメージング研究における新規物質の使用に関し、ライセンス契約を締結したと発表した。今回の契約によりBayer Schering Pharmaは全世界において、癌細胞と特異的に結合する一群の物質に関する研究開発および製品… 2009/01/09 癌
破産から8カ月… PET検査の西台クリニックが再スタート 個人の診療所として、引き続き画像診断に注力 わが国のPET検診施設の草分けながら、今年3月に破産した医療法人清志会の西台クリニックが、11月上旬、リニューアルオープンしたことが分かった。今後は、院長を務める済陽高穂(わたよう たかほ)氏が開設する個人の診療所として、PETによる癌の総合検査を中心に、従来どおり画像診断センターと… 2008/11/11 医療経営
メディカル・ツーリズム昨今―月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり このところ他国に手術や検査といった医療サービスを求めるメディカル・ツーリズムがわが国でも勢いを得てきているようです。そもそも“medical tourism”(医療観光)というと、医療費が非常に高価である米国や、NHS(National Health Service)の制度的制約から手術や検査までの待機時間が非常に… 2008/04/04 その他
好評第二弾!PETの知識○×チェック(下) 患者を紹介したはいいが、保険診療でのPET検査の条件を満たしていなかったために、「全額自己負担で支払うはめになった」と患者にクレームをつけられた――。保険診療のPET検査は、対象疾患や要件が厳しく決められており、患者を紹介する立場の医師もそれに無関心ではいられない。 … 2006/08/04 医療機器
臨床医必見!PETの知識○×チェック(上) PET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー)やPET-CTが急速に普及し、開業医が患者をPET施設に紹介するケースも増えてきている。スムーズにPET検査を受けてもらうためには、医師自身も、検査の目的や手順、費用などを心得ておく必要がある。… 2006/07/31 医療機器
PET検査が多くの医療機関で可能に、日本メジフィジックスがわが国初のPET検査用放射性医薬品の承認を取得 放射性医薬品のトップメーカー、日本メジフィジックスは7月27日、ポジトロン断層撮影(PET検査)に利用する放射性医薬品「FDGスキャン」(一般名:フルデオキシグルコース(18F))」の製造承認を7月25日付で獲得したと発表した。わが国で初めて承認されたPET検査用放射性医薬品となった… 2005/07/28 医療機器