循環器Q&Aシリーズ《11》 原因は何? ステント内再狭窄を繰り返す患者 <内科医>ステント内再狭窄と新規病変を繰り返す症例って、金属(と薬剤)アレルギー、血栓傾向、血管炎以外にどんな可能性がありますか? 他にどんな疾患が関与していると思いますか? すべてのリスクコントロールが良好で、プラビックスでもエフィエントでも再狭窄を起こした場合です。… 2020/06/09 循環器 医師限定コンテンツ
Lancet誌から ステント内再狭窄のベストな治療法は? メタアナリシスによる答えは、エベロリムス溶出ステントか薬剤コーテッドバルーン 薬剤溶出ステント(DES)を用いた冠動脈インターベンション(PCI)は、冠動脈狭窄に対する標準治療だが、5~10%にステント内再狭窄が発生する。ランダム化比較試験に基づくネットワーク・メタアナリシスから、ステント内再狭窄への治療法として、DESを再留置するならエベロリムス溶出ステントを… 2015/09/03 循環器
【ISC2012リポート】No.9 シロスタゾールによってCAS後の再狭窄抑制は可能か CAS-CARE試験の試験デザインを発表 頸動脈狭窄症の治療として多く行われるようになっている頸動脈ステント留置術(CAS)では、術後のステント内再狭窄(in-stent restenosis:ISR)の抑制が大きな課題となっている。そこで、神戸市立医療センター中央市民病院をはじめ、全国40施設の研究者らによって、シロスタゾールのISR抑制効果… 2012/05/17 循環器
Circulation誌から ステント内再狭窄の治療はdrug-coated balloonで? 成績はDESと同等、2本目のステント留置避けられ抗血小板薬併用も短期間で済む 冠動脈ステント内再狭窄の治療において、drug-coated balloon(DCB)は薬剤溶出ステント(DES)に比べてlate lumen lossを有意に抑制し、臨床イベント発生率も低下させた。この結果はCirculation誌6月16日号に掲載された。… 2009/07/27 循環器
TCT2007 リポートNo.4 標的病変以外の部位での再開通処置に対するDESの影響を検討 「The Drug-Eluting Stent Summit, Part 2」のセッション「DES Controversies III, Adverse Drug-Eluting Stent Responses」で、米ユタ大学のJ.Brent Muhestein氏は、DESはステント内再狭窄を有意に抑制していることが示されているが、再開通処置の減少には必ずしも結びついておらず、DESの存在は… 2008/03/02 循環器
【日本循環器学会2005速報】 薬剤溶出ステントはステント内再狭窄と心疾患イベントの減少に有効--韓国の研究 薬剤溶出ステントはステント内再狭窄と心疾患イベントを有意に減少することができる--。韓国Gachon Medical SchoolのSeung Hwan Han氏(写真)は、Drug-Eluting Stent(DES、薬剤溶出ステント)の有効性を確認、3月20日に開催されたFeatured Research セッション「New PCI Technique」で発表し… 2005/03/20 循環器