学びは一生! 評価や先輩の目に臆せず質問を 大学3年生の泌尿器外科病棟での看護実習中、初めて患者が目の前でアナフィラキシーショックを起こした。一緒に仕事をしていた指導担当の看護師アリソンが、受け持ち患者の一人に抗菌薬の静脈注入を開始。1分も経たないうちに「OH, It’s swollen! Swollen! Itchy! 」(腫れている、腫れている… 2022/05/11 コメディカル
「チャラ男」看護学生が病棟で高い評価を受けた理由 「Yuki, this is Isaac. You will be his Practice Assessor」(由紀、こちらがアイザック。あなたが彼の学生指導担当になるから)と病棟主任から男子学生を紹介された。英国の男子看護学生は比較的に地味な見た目が多い。しかしこの学生、アイザックは話し方、醸し出す雰囲気、制服を着ている姿… 2022/04/27 コメディカル
ワクチンの知識だけじゃない! 小児科看護師に必要なもの 英国でもいよいよ5~11歳に対しての新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる。大学病院で勤務をする傍らワクチン接種バイトを続けている私は、先日この年齢枠の接種についての研修と試験を受けてきた。 驚いたことに、医療的な研修内容は2割程度に過ぎず、残りの8割は「法的問題、児童虐待認知… 2022/03/04 看護師
第7回 隣国から患者を受け入れる一大産業「医療ツーリズム」 「Gong Xi Fa Cai(ゴンシーファーツァイ)」(中国語で「あけましておめでとうございます」)。他州に比べて中華系マレーシア人が多いペナン州は、先日まで続いた旧正月の名残で町中に未だ赤い提灯やピンクの花飾りが残っています。 旧正月は太陰暦の正月で、例年変動しますが今年は2月1日か… 2022/03/02 海外
「外国人」のハンデを強みにできた理由 「キミの英語力は素晴らしい。でも当大学の看護学部に外国人学生はいません。外国人のキミがネイティブ学生たちと一緒にやっていき、3年後に彼らと一緒に大学を卒業する自信はありますか?」リーマンショックの影響がまだ強く残るある冬の日、私は英国の大学で看護学部の入試面接の真っ最中だった… 2022/02/09 コメディカル
第6回 問診ではまず宗教を聞け!─多宗教と医療 「Selamat Tahun Baru 2022!」 遅ればせながら、皆さん、2022年もよろしくお願いいたします。マレーシアにいると、日本とは異なり、新年にお正月の雰囲気を感じることはあまりありません。 1月は、「タイプーサム(Thaipusam)」という祭典が盛大に行われる月でもあります。タイプーサムはヒン… 2022/01/24 海外
ワクチン接種から見える看護師不足の深刻さ オミクロン株の感染率が急増している英国では12月になり感染者がさらに拡大、新規感染者数が連日のように20万人近くの日が続く。一刻でも早いBooster jab(ブースター接種)が急務となり、12月半ばになって「18歳以上のブースター接種を年内に終わらせろ」と国からの指示が突然出された。私は2021… 2022/01/14 コメディカル
小柄な看護師が車椅子移送する際の注意点は? 新人看護師です。私は体が小さくて体力がないため、車椅子移送が1人で行えず苦手です。特に点滴をしている方や処置で鎮静をかけた方などを車椅子移送するときに、どうしていいか分からなくなり困ってしまいます。… 2022/01/10 看護師
第29回 褒めても響かない「褒められベタ」を褒めるコツ 世の中には「褒め上手」な人がいる一方で、「褒めるのが下手」な人がいますよね。「褒められるのが上手」な人もいると思いますし、「褒められるのが下手」な人もいるはずです。その中で、今回は「褒められ下手」な人に焦点を当てて、「褒められ下手」を褒めるコツについて書いてみたいと思います。… 2021/12/21 医師・患者関係
医師に代わって処方も!英国ナースの実力は? 税金が主な原資となる英国の医療、すなわちNHS(National Health Service;国民保健サービス)は、慢性的に厳しい経済状況に置かれている。「ウチにはお金がないからね!」と母親から言い聞かされて育つ子どものように、英国の看護学生は「NHSにはお金がないからね!」と大学教育でたたき込まれる。… 2021/12/15 コメディカル
第4回 看護にみるお国柄─マレーシア隣国の看護事情 Vanakkam(タミル語のこんにちは)。この原稿を書いている今、ちょうどディーパバリ(deepavali、ディワリ、ディーワーリーとも)というインド系の年中行事の真っ最中です。ディーパバリはヒンズー教の光の祭典で、地上にはびこる悪を、人間に化したヒンズー教の神様が打ち負かしたことをお祝いする… 2021/11/26 海外
第28回 褒め方のコツは「たけのこ掘り」に学べ! 人を褒めることの効果は様々です。例えば、職場の雰囲気が良くなる、相手の仕事のパフォーマンスが上がる、人を成長させられるなど、まさに「働く仲間を楽にする」ことにつながる行為と言えます。今回は、「褒める」ことをテーマにしてみたいと思います。… 2021/11/17 組織
免許もなく国試もない英国の看護師制度 英国の看護師について、免許の制度や労働環境、勤務体制に関する質問を受けることがある。具体的には「英国看護師はいくら稼いでどれくらい有給休暇を貰い、どのような勤務体制か?」という質問だ。そこで今回は、英国看護師の基本情報について紹介してみたいと思う。… 2021/11/12 コメディカル
日経ヘルスケア 書籍紹介 看護管理者必携 ! スタッフ採用・人材発掘・定着戦略BOOK 看護の力で経営にどのように参画していくか─。看護管理者が直面するこの課題に対し、看護職員の人材確保、育成、定着に着目して、実際の取り組み事例を交えながらそのポイントをまとめた書。編者は長年病院で看護師の採用や人材育成に携わってきた美杉会グループ理事で看護部特任総看護部長兼教… 2021/10/15 看護師
第27回 コロナ禍の心の支え「快適な自室」を手に入れる 長引くコロナ禍において、外出自粛が続いています。それに伴い、自宅で過ごす時間が以前よりも長くなっている方が多いのではないでしょうか。そのため、自宅が快適であるかどうかは、長期化するコロナ禍を乗り切るための重要なポイントであると思われます。 そこで、今回は少し趣向を変えて、自… 2021/10/15 ライフスタイル
第2回 マレーシア、活動制限令下のコロナとドリアンと 2021年6月から再施行されたトータルロックダウン(都市封鎖)による生活行動制限で沈んでいるマレーシアですが、最近まで街には独特な香りとともにちょっとした活気が戻ってきていました。活気をもたらしてくれたのは果物の王様・ドリアン。最近のクリニックは新型コロナ対応と「食べ過ぎて血圧が上… 2021/09/22 海外
第26回 合言葉は「シェア」! コロナ禍でのストレス発散法 2020年3月頃から始まった新型コロナウイルスの感染拡大は1年半以上を経過し最前線の医療現場で働いている方の負担(ストレス)は相当のものがあると思います。仕事を離れても「外出自粛」のために、これまで行っていたストレス発散ができず、苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。職場の中に… 2021/09/20 精神・神経
「ベジタリアンだからカプセル剤は飲めない」はワガママか 東京五輪の開催国として、いずれ日本には海外からの訪客が戻り、外国人患者を受け入れる機会もますます増えるだろう。私は英国で現役の看護師であると同時に、フリーランスで医療通訳もしている。日本で医療英語に興味を示してくださる方は、非医療従事者も含めてとても多いと感じる。では、医療英… 2021/09/03 海外
第1回 「日本の看護師です! 仕事をください!」 「Salam Sejahtera!(はじめまして!)」 私は、東南アジアに位置する小さな国・マレーシアで、クリニックの医療通訳として医療に携わっています。看護師として大学病院の手術室、消化器内科・脳神経内科混合病棟で働いたのち、電子辞書を片手に日本を飛び出したのは17年前。数カ国を経て、「あま… 2021/09/01 海外
第25回 部下の悩みに効く「節度ある押しつけがましさ」 皆さん、お久しぶりです。本連載は第24回でひと区切りとなっていましたが、24回の中では書ききれなかったことや連載をしていくうちに私の中で新たに生み出されたテーマなどがあり、それらをしばらくの間、温めていました。今回から連載を再開し、また皆さんに向けて発信していきたいと思いますので… 2021/08/11 精神・神経
医療従事者でなくてもワクチンを打てる英国 “Registered Nurse are not injecting patients at mass Covid injection centre. Vaccinators are non-health care professionals.”(新型コロナワクチンの大規模接種会場では、正看護師は患者への注射はしません。注射を打つのは非医療従事者になります)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19… 2021/07/16 海外
看護外来もフル回転!待機手術の待ち時間短縮策 英国では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者が減少し、2021年1月半ばにはICUと病棟に400人近くのコロナ患者がいた当院も、今では患者数が0から一桁の間になった。コロナ医療に駆り出されていたスタッフたちも、自分の本来の部署に戻った。病院の外では厳格なロックダウンが段階的に解除さ… 2021/06/11 海外
異動もなければ昇格もない英国NHSの人事制度 日本では、複数の診療科がある病院の場合、看護師は数年ごとに異動することが多いと聞く。一方、英国のNHS(National Health Service;国民保健サービス)が運営する公営病院には、人事異動のシステムは存在しない。今回は、そんな英国NHSにおける看護師の採用や転職、キャリアアップについて書いて… 2021/04/23 医師のキャリア
第24回 「成長」のメンテナンスには破壊が欠かせない 突然妙なことを書くようですが、成長をメンテナンスするためには、「壊すこと」が必要です。通常、「メンテナンス」という言葉は「維持」や「保守」という言葉に近い意味を持ち、「壊す」といった言葉とは相いれないような印象があると思います。「なぜメンテナンスをするのに壊すことが必要なのか… 2021/02/05 ライフスタイル
第23回 部下に悩んだら、「育つ力」のメンテナンスを 皆さんは、部下や後輩を育成することになった場合、まずどんなことを考えますか? 「何を教えるか」や「どのように教えるか」という観点は、これまで様々な人によって考えられ、既に多くの書籍などで紹介されています。ですので、今回はそれとは少し違った観点で「スタッフの育成」というものを考… 2021/01/14 医療経営
英国ナースが学生時代に看護技術を習わない理由 2020年12月上旬、私は勤務先の病院で実施されるオンライン試験の1つに合格した。「Venepuncture and cannulation blended course(採血とルート確保の混合コース)」。採血と静脈ルート確保を初めて習う看護師用の学科試験だ。これでようやく、実技研修会に参加できる。つまり、私は看護師8年目に… 2021/01/12 海外
何歳まで続ける? 訪問看護師 最近は、新卒で訪問看護師を目指す人も多いと聞きます。訪問看護ステーションの教育体制も整い、「新人を育てる」ということを前面に出して求人募集をしているところも増えました。とはいえ、全体を見てみると、やはりある程度臨床経験を積んだ人や、結婚や子育てを機に自宅近くで訪問看護師として… 2020/12/23 医療提供体制
「適材」と「適所」をつなぐ 今回お話しするのは、一般病棟で11年、泌尿器科病棟の透析室で13年の経験を持つベテラン看護師Iさんのケースです。長く勤めた病院でしたが、ご家庭の事情でどうしても収入を増やさなければならなくなり、思い切って転職に踏み切られたIさん。ご希望の透析で求人を当たると、どの事業所もIさんの経歴… 2020/08/28 コメディカル
看護部長から慰留…気持ちよく転職するには? 今回ご紹介するEさんは、新卒から16年間、同じ一般病院に勤め、急性期から慢性期まで幅広い看護を経験してきました。そんな中で、「将来、自分で訪問看護ステーションを立ち上げたい」という夢を持つようになったEさん。しかし、勤めていた病院では訪問看護を行っておらず、訪問看護の経験をするた… 2020/08/14 医師のキャリア
「急性期で、まずは3年」と言われたけれど 今回ご紹介するTさんは、「患者さんだけでなく、科目を越えて病院スタッフのメンタルを支えられるリエゾンナースとして活躍したい」という目標を持ち、看護師資格を取った看護師さんです。新卒から精神科を希望しましたが、看護教諭から「まずは3年、急性期でスキルを身に付けなさい」という強い勧… 2020/07/31 精神・神経
「経験科目以外への転職」にして、よかった! 28歳のMさんは、大学病院の小児心臓外科病棟で4年間勤務し、結婚を機に転居したため、退職。転居後、その地域の大学病院の小児外科病棟に就職しましたが、慣れない職場環境と時間が読めないバス通勤のせいで疲れて体調を崩し、3カ月で退職しました。今回Mさんは、ご自宅からもっと近くの小児科病棟… 2020/07/17 医師のキャリア
看護協会の呼び掛け受け、軽症者宿泊施設などに就業 COVID-19対応で潜在看護職1000人が現場復帰 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する医療人材の確保が急務となる中、看護職に関しては、離職中の有資格者が2020年6月29日までに996人、復職したことが明らかになった。日本看護協会が6月30日に開催した記者会見で明らかにした。… 2020/07/06 コメディカル
自分の「リスク」ばかりを見つめていませんか 今回ご相談いただいた32歳のOさんは、新卒から10年間、総合病院の外科病棟で後輩ナースの指導を担当しながらバリバリ活躍されていた方でした。しかし、1年前交通事故に遭い、その影響でムチウチの症状が残り病棟での勤務が困難になってしまいました。師長に相談して配置換えをお願いし、比較的業務… 2020/07/03 コメディカル
「○○しなきゃダメ!」と決めたのは誰? 23歳の正看護師のFさんは、新卒で500床規模の急性期病院に就職し外科病棟に配属されたものの、忙しく、残業も多い環境の中でうつ病を発症されてしまいました。結局、10カ月ほどで退職され、休養しようと思ったものの、不安になり、「復職したい」とご相談くださいました。早速、幾つかの求人をご提… 2020/06/19 コメディカル
新型コロナ、今の時期に行っておきたい「心のメンテナンス」法 新型コロナウイルスの問題が顕在化してから数カ月がたち、「新型コロナウイルスとの共存」や「新たな生活様式の構築」など、今までとは違った局面を迎えつつあります。今回は、このような状況下で働く仲間を楽にするためにできることは何なのかを考えてみましょう。… 2020/06/12 医師の職場環境
出産後の復職を見据えた職場探しのポイントは? 今回、ご相談くださったCさんは、結婚を機に、少し仕事から離れていた助産師さんでした。結婚式や新居への引っ越しが終わり、そろそろ復職をしたいと考えていたCさん。しかし、今後のことを考えると、復職していいのか悩んでいるというのです。「今はまだ予定はないんですが、いつかは子どもが欲し… 2020/06/10 ライフスタイル
人生を変える「レアな求人」の縁結び キャリアアドバイザーとして色々な方のご希望をお伺いしていると、時々、レアな求人を探されている方がいらっしゃいます。そういうご希望をお持ちの方は思いやこだわりがあって、ご自分でも色々探され、それでも見つからなくてご相談のお電話をいただいているということが多いようです。「他の就職… 2020/05/27 ライフスタイル
きっかけは「友達の転職」でもいいんです Kさんが新卒で急性期病棟に配属され、わずか3カ月のころ。地域の周産期医療への取り組み強化に伴い、病院に新生児集中治療室(NICU)が開設され、KさんはNICUへと異動になりました。不安なこと、つらい思いも多くありましたが、それでも耐えてこられたのは、同時に異動してきたご友人の存在と支えが… 2020/05/08 コメディカル
55歳、准看護師。まだ学び続けたい! 今回、ご紹介するKさんは55歳の准看護師さんです。病床のない産婦人科の診療所に16年勤務した後、介護施設に転職しました。介護施設に勤めるようになって5年。今まで准看護師2人でやってきた体制が変わって正看護師との2人体制になり、20年以上公立病院の第一線で働いてきた正看護師と2人で組むこと… 2020/04/24 コメディカル
第14回 医療職必見! 働きがいを引き出す魔法の言葉 今回は、前回に引き続き「働きがいのなさ」をテーマに、仲間の負担を軽減する方法についてご紹介します。前回ご紹介した手法を実践し、自分の中の働きがいをある程度回復させることができたら、次にそれを仲間に広げることを考えていきたいところです。ところが、「働きがい」とは、何かを教えても… 2020/04/16 看護師
「どんな病院がいい」のか、分からなくても 今回、ご紹介する26歳の女性Dさんは、九州から関西への転職でご相談くださった看護師さんでした。新卒からずっと、総合病院の脳外科病棟で3年勤務されてきたDさん。実家でご家族と同居されており、今度、ご家族の引っ越しに伴い、関西に一緒に付いていくこととなったのだそうです。全く知り合いがい… 2020/04/10 コメディカル
看護師の「期間限定で単身赴任」という働き方 今回ご紹介させていただくFさんは、育児と出産で18年のブランクがある看護師さんです。お子さんも成長し、手を離れたため、これから自分のためにのんびりと暮らせるよう、1年という期間限定でお金をガッツリと稼ぎたい、というご希望でした。希望年収は、そのエリアの平均年収よりなんと120万円以上… 2020/03/27 コメディカル
白寿を超えても健やかに 日本の100歳以上の人口は、2019年には初めて7万人を突破したそうです。そのうちの88%を女性が占めるというのですから驚きます。利用者さんのお顔を思い浮かべても100歳以上の方は珍しくなくなり、常に3、4人はいます。そういわれてみると全員女性ですし、口から食べて歩いていらっしゃる! その中… 2020/03/20 老年医学・介護
Aナーシング調査◎子どもに「看護師になりたい」と言われたら 子どもの「看護師になりたい」に半数が「賛成」 覚悟があるなら「応援したい」「見守りたい」 取材などでお会いした看護師の方から、「親も看護師だった」という話をよく聞く。では、看護師がもし子どもに「看護師になりたい」と言われたら、賛成するのだろうか。また、その際、子どもに何とアドバイスするのだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、子どもの進路に関する調査を実施。同… 2020/03/18 コメディカル
2年目看護師、“夜勤外し”からの再出発 「日勤のみで、楽に仕事できないですか?」 24歳で2年目の看護師Eさんは、とにかく忙しくて身体を壊しそうだと、ご相談のお電話をくださいました。「毎日、勤務時間が終わっても、帰っていいのかと思うほど忙しくて、夜勤なんて、常に人がいないんです……」。重なる残業と、厳しい夜勤続きで疲労… 2020/03/13 コメディカル
第13回 「私の仕事に意味あるの?」と感じたら 今回から2回に分けて、「働きがいのなさ」について、仲間の負担を軽減する方法をご紹介します。「働きがいのなさ」とは読んで字のごとく、働いていても手応えが無いとか、充実感が無いなどの感覚を指します。この「働きがい」を考える上で重要な概念になってくるのが、「仕事への誇り」「仲間との連… 2020/03/11 看護師
「他業種からの異分子」だからできた職場改革 一般企業に勤めながら、ずっと救急救命士を目指していたTさん。でも、消防隊員としての採用は狭き門。合格できないまま30歳になったTさんは「看護師として救急を目指す」ことにしました。32歳で3年制の専門学校を卒業すると、Tさんは急性期病院に就職。しかし、入職してみると、サービス残業は当た… 2020/02/28 医師の職場環境
ナースマンの転職で「親子面談」をした理由 39歳のAさんは、シングルファーザーになったことを機に、「手に職を」という思いで准看護師の資格を習得された男性看護師です。長期入院患者が多い精神病棟に勤務して3年。30代後半で、新人。女性の多い職場で、経験の無い世界で、Aさんはただ必死に仕事を覚えながら、子どもの面倒も見てきました。… 2020/02/14 ライフスタイル
目標管理を成功させるコツ(4) 【最終回】スタッフの成長を促す「中間面接」「フィードバック面接」の進め方 今回は、目標管理に関するスタッフとの年3回の面接のうち、前回の「目標設定面接」に続く、「中間面接」と「フィードバック面接」の効果的な進め方についてお伝えしていきます。中間面接とは、年度の中間に行う面接のことで、9月前後に行います。フィードバック面接は、年度末に行う面接のことです… 2020/02/12 コメディカル
「夜勤が無理」な大卒ナース、本当の理由は? 25歳の正看護師Fさんは、「夜勤が体に合わないので、病院の日勤常勤を探したい」と、ご相談くださっていました。Fさんは、看護大学を卒業後、大学病院の内科病棟に半年間、その後転職した一般病院は3カ月で退職されていました。気になる経歴でしたが、「転職活動はメールのみで進めたい」と、ご相談… 2020/01/31 コメディカル
「保育園看護師」という働き方 今回、ご紹介させていただくFさんは、25歳の女性。看護学校を卒業後、3年間、一般病棟で勤務をしてきましたが、どうすることもできない事態に悩まされることになりました。病院で使用する医薬品が肌に合わず、手がかゆくなったり、痛くなったりしてしまうのです。「手荒れのことで退職なんて、誰に… 2020/01/17 コメディカル
「やっぱり看護が好き!」ブランクからの復帰 今回、お悩みをご相談くださったKさんは、3年前に看護師試験に落ち、そのショックから立ち直れず、准看護師で新卒として入職した老健も3カ月で辞めてしまい、その後、フリーターとして漫画喫茶に3年ほど勤めている方でした。看護師として働くことをあきらめたKさんにとって、その3年はただむなしく… 2019/12/27 コメディカル
「好き」を仕事にした看護師が転職するとき 今回、ご紹介するHさんは、「好き」を仕事にした、4歳になるお子さんがいる助産師さんです。5年間、産婦人科で看護師として仕事をしてきて、「赤ちゃんを取り上げる仕事もしたい」と、仕事と家庭を両立しながら頑張って勉強し、見事に助産師資格を取られた方でした。… 2019/12/13 医師の職場環境
何を重視する? “上京看護師”の仕事選び 地方に住んでいると、“都会に出てみたい”と思う時期があるような気がします。今回、ご相談くださった26歳の女性、Mさんも、「東京の憧れの町で暮らしたい」と上京した看護師さんでした。 2019/11/29 コメディカル
キャリア相談で「心の整理整頓」を! 乱雑に置かれた衣服に小物。お部屋のお片付けがうまくいかないときは、1つ1つの物に決まった場所をつくってあげると、きちんと収納されて整理整頓できるそうです。人間の気持ちも同様です。まとまらない気持ちや気分を抱えていては、なかなか前は進めませんよね。心の整理整頓をしてあげましょう。… 2019/11/15 看護師
人材採用の鍵を握る「ペルソナ」って何? 人員構成が決まったら、理想とする職員像を書き出します。理想の架空人物のことを「ペルソナ」と言います。ペルソナを設定した上で、どうすればそうしたイメージの人が応募し、自院で貴重な人財として活躍してくれるのかを考えることが、採用を進める上での重要なポイントになります。… 2019/11/05 看護師
死にゆく人に看護師ができること 日本での1日の死亡者数は、約3700人だそうです。何ものにも代え難い命が、毎日、こんなにも失われているという事実に驚かされます。誰かの死が、周りの人に与える影響は計り知れません。身内はもちろん、その人に関わるすべての人にとって「人の死」は大きな出来事なのです。… 2019/11/01 ターミナルケア
内視鏡で穿孔、裁判所は過失をどう判断する? 今回は、手技により損傷が生じた場合の過失の考え方について検討したいと思います。手術や侵襲を伴う検査などにより悪い結果が生じた場合、患者側としては、いかなる時点でどのような手技が行われたのか当然分からないわけで、具体的な過失を主張することが困難な面があることは否定できません。… 2019/10/28 医療経営
敗訴のリスクを高める患者への「過度な配慮」 「その説明では患者は誤解しますよ」――。裁判で患者側がこのような主張をし、医師に説明義務違反が認められて敗訴することがあります。そうしたケースでは、いったいどのような説明がなされていたのでしょうか。以下に示す3つの事例を基に、患者説明のときに注意すべきポイントを紹介したいと思… 2019/10/23 医師・患者関係
「私が頑張らなければ……」の落とし穴 Hさんは25年間、幾つかの病院で内視鏡の経験を積んできた看護師です。ハキハキとした口調で、責任感の強そうな方でした。最近、引っ越しをされ、内視鏡看護の経験を生かせる病院を探しているということでご相談に来られました。… 2019/10/18 看護師
[file010] いつも笑顔で真面目な女性が職場で突然泣き出したら 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年11月、千葉県内大手衣類メーカーA社にて。 2019/10/17 精神・神経
第9回 自分も同僚もスッキリ! あの「3S」で職場環境ストレスを解消 ストレスチェックにおける「職場環境」は、「作業環境(騒音、照明、温度、換気)」を指しています。今回は、この作業環境に加えて、作業環境を良好に保つための手段である「整理・整頓・清掃」といういわゆる「3S(Seiri、Seiton、Seisou)」について考えてみたいと思います。… 2019/10/16 医師の職場環境
目標管理を成功させるコツ(3) スタッフの主体性を引き出す「個人目標」設定法 今回は、目標管理に関するスタッフとの面接の中から、まずは「目標設定面接」を取り上げ、効果的な面接の方法についてお伝えしていきます。 2019/10/11 看護師
50代パート職員の「無期契約」依頼に院長は… A内科クリニックは、関東地方の北部で開業しておよそ15年になる。開業してからの数年間はスタッフの定着が悪く、全てのスタッフが入れ替わったりしたこともあったが、ここ数年は、ベテランの看護師B子が、院長と職員の間の小さなすれ違いや、いざこざをうまく収めてくれている。そんなある日のこ… 2019/10/09 医療経営
利用者さんが気付かせてくれた「看護のこころ」 今回ご紹介するEさんは、65歳で看護師歴45年。ノンストップで働き続けてきた超ベテラン看護師さんです。自分が働ける限界まで医療業界に自分の知識を還元したいと考えていたのですが、定年を迎えて退職した時には燃え尽き症候群になっていたそうです。それでも身体は健康で、身体に染み付いた夜勤サ… 2019/10/04 コメディカル
Aナーシング調査◎「人生100年時代のライフキャリアに関する調査」結果 人生100年時代、看護師として何歳まで働く? 「70歳まで働きたい」が最多の3割弱、次いで「65歳まで」 今や人生は100年時代といわれ、働き方についても従来の定年制を撤廃する動きが出てきている。年金受給年齢を引き上げるという話もあり、ライフキャリアについて再検討している人も多いのではないだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、人生100年時代のライフキャリアに関する調査を実施。ま… 2019/10/02 ライフスタイル
働き方改革が招いた職員の焦りとサービス低下 今回は、地方にある比較的大規模な内科・耳鼻科クリニックの事例です。今年に入って急に「受付の対応が冷たい」「怖い」という苦情が幾つか寄せられるようになり、実態をつかみたいという理由で院長先生から依頼されました。早速、覆面調査員A子が調査に向かいました。… 2019/09/25 医療経営
看護師としてのキャリア、趣味、家庭…何一つ捨てたくない! 33歳のIさんは、地元・熊本の一般病院に8年勤務してきたシングルマザーの看護師さんです。入職してすぐに透析センターの配属となり、お仕事と5歳の息子さんの子育てに奮闘する毎日でした。しかし、Iさんが勤める透析センターは常に人手不足。かろうじて育児との両立はできたものの、休暇も十分に取… 2019/09/20 看護師
第8回 愚痴のトリセツ─仲間の“問題解決力”を高める愚痴の聞き方、言い方─ 前回は、仲間の「職場の対人関係でのストレス」を減らすことをテーマに、「P循環」という概念を用いて人間関係による負担を軽減する手法についてご紹介しました。今回は、引き続き仲間の「対人関係でのストレス」を減らすことについて、「愚痴のトリセツ(取扱説明書)」というテーマで、より現実的… 2019/09/13 医師の職場環境
転職する看護師は「無責任」なの? 今回ご紹介する52歳のYさんは、「転職は考えていませんが、悩みを聞いてほしいんです」と、“お悩み相談室”に連絡してきたベテラン看護師さんです。Yさんは訪問看護ステーションの常勤職員として何年も働いていましたが、最近、心当たりの無いクレームやミスで、所長からたびたび叱責されるように… 2019/09/06 看護師
診療所でも「ストップセクハラ」の掲示を 皆さん、こんにちは。先日、医療者へのハラスメント行為に関する調査結果が発表されたという報道がありました。日本医療労働組合連合会(医労連)が調査したもので、看護師ら医療・介護・福祉の職場で働くスタッフのうち、12.0%が過去3年間にセクハラを受け、その加害者として最も多かったのは「… 2019/09/03 医療経営
短期連載◎何ができる?どう活用? 特定認定看護師【第1回】 なぜ特定行為研修? 認定看護師にとってのメリットは? はじめまして。私は「十和田湖」や「奥入瀬(おいらせ)渓流」の豊かな自然や「現代美術館」のアートの街である青森県十和田市で、皮膚・排泄ケア特定認定看護師をしています。幼いころから看護師を天職と思い込み、早30年が過ぎました。特定行為研修を受講して「特定認定看護師」になることで、難… 2019/08/28 医療提供体制
3つの裁判例に見る「正しい患者への謝り方」 医療現場で、「後々トラブルになったときに備え、患者や家族に謝罪しないように」と言われることはよくあると思います。では、謝罪をすると、実際に医療訴訟で不利に扱われるのでしょうか。この点について、裁判例を3つ紹介します。1つ目の裁判例は、訪問診療、訪問看護を受けていた在宅患者に左… 2019/08/28 医療安全
「手当をもらって何もしない」管理職に募る不満 A診療所では、事務、看護部門のそれぞれにリーダーを任命している。そして、定期的に院長とリーダーが話し合って業務全体の方針を決めているが、部門内で決定してもらうことも多く、そこはリーダーに任せている。ところが、事務部門のリーダーBは、部下に「どう思う?」などと聞くばかりで、自分で… 2019/08/27 医療経営
話してみなければ、何も始まらない! 今回ご紹介するYさんは、急性期で18年勤務してきたベテラン看護師さん。15年以上、現在働いている個人病院で子育てとの両立のため日勤常勤で勤務してきました。しかし、最近、看護部長が新しく外部から着任し、方針が変わってしまったために、Yさんは転職を考えて私たちキャリアアドバイザーにご相… 2019/08/23 看護師
Aナーシング調査◎「看護師であることへの満足度調査」結果 4人に3人が「看護師になってよかった!」 もう一度職業を選べるとしたら「看護師になりたい」は3割強 Aナーシングでは看護職会員を対象に、看護師であることの満足度に関する調査を実施。「看護師になってよかったかどうか」について、「よかった」「よくなかった」「どちらともいえない」という3つの選択肢を示し、最も自分の考えに近いものを選んでもらった。その結果、「よかった」との回答が75.8… 2019/08/16 コメディカル
転職する?しない?…じっくり考えていいんです 先日、お店ですてきなシャツが目に留まり、サイズを確認して購入したのですが、着てみると意外に小さく、がっかりしました。ちゃんと試着して買えばよかったと思います。何かを決めるときに「じっくり選ぶ」ことは大切ですね。… 2019/08/09 コメディカル
院内SNSで通話を減らす、カルテの音声入力で移動時間を効率化…… 「1人1台のiPhone」から始める働き方改革 愛媛県四国中央市のHITO病院は、2018年にPHSから米国アップルのiPhoneへの切り替えを始め、2019年5月からは全常勤スタッフが1人1台の院内iPhoneを持つようになった。スマートフォンの機能を活用することで、働き方改革につながる施策を続々と打ち出している。… 2019/08/06 医療情報
Aナーシング調査◎「結婚・出産後の働き方に関するアンケート」結果 看護師の仕事、結婚・育児と両立できる? 結婚・出産後もなんらかの形で「働いている・働くつもり」が9割 Aナーシングでは看護職会員を対象に、結婚・出産後の働き方に関する調査を実施。看護師の仕事と結婚・出産との両立のしやすさについて、「両立しやすい」「両立しにくい」「どちらともいえない」という3つの選択肢を示し、最も自分の考えに近いものを選んでもらった。その結果、「どちらともいえな… 2019/07/31 コメディカル
タイミングも大事! よいご縁の結び方 “縁は異なもの”。これはもともと、どこでどう結びつくか分からない不思議な男女の縁についての言葉です。現在では異性関係のほかにも使われているこの言葉。私は時折、ご相談いただいた方が理想の職場に出合ったときに、思い浮かべることがあります。… 2019/07/26 看護師
待ち時間のイライラを増幅させた「仕方ない感」 今回は、都市部の住宅街にある皮膚科クリニックの事例です。最近、待ち時間が長く、苦情が多く集まっていることに悩んだ院長から、覆面調査の依頼がありました。 特に院長が診察を行う日は、患者が多く集まり、混雑するとのこと。院長の希望もあって、最も混雑する曜日・時間帯で調査を実施する… 2019/07/23 医療経営
「いい病院」「いい条件」で働いていても Iさんは新卒の時、珍しい症例などを数多く扱う、マスコミでも何度も取り上げられている有名な病院へと就職しました。残業はほぼ毎日、3、4時間は当たり前。深夜勤での休憩は20分取れればましな方というハードさ。休みも思うように取れないことも多かったそうです。それでも他の病院では得られないす… 2019/07/12 コメディカル
目標管理を成功させるコツ(2) 「やらされ感」を「やりたい感」に変える! 目標設定面接の進め方 マネジメントには、「計画化」「組織化」「指揮」「統制」という4つの機能があります。この4つはばらばらに機能しているのではなく、一連の過程として時間とともに変化します。これを、マネジメントサイクルと呼びます。目標管理も、このマネジメントサイクルに沿った流れで進めます。… 2019/07/10 看護師
院長が初めて知った職員の本音と自らの思い込み 郊外に開業して10年余りのA内科(無床)は、院長と看護職員5人(うちパート職員3人)、事務・受付職員3人(うちパート職員2人)で診療を行ってきた。看護師長は、開業以来リーダーとして勤務し、診療のみならず院内の様々な業務をまとめてくれていたが、家庭の事情で退職することとなった。院長は… 2019/07/09 医療経営
面接で「採用したくない!」と思わせた看護師 今回ご紹介するFさんは、数年前に事故に遭われてしまい、物は握れるけれど、細かい作業ができない程度の障害が左手に残ってしまった看護師さんでした。Fさんは自分で求職活動をしましたが不採用が続き、今回、「医療行為の少ない施設を紹介して欲しい」とご相談くださったのでした。ところが、なん… 2019/06/21 コメディカル
第5回 番外編:働く仲間に自信を取り戻させる 自信を回復させる「好き嫌い」アプローチ 自信のない人に自信を持ってもらおうと、「もっと自信を持って!」と励ましたり、成功体験を積ませて褒めたりする方法がよくとられていると思います。しかし、このような方法では自信がつかない場合も多いのではないでしょうか?今回は番外編として、「働く仲間の自信を回復する方法」をテーマに、… 2019/06/19 看護師
特集◎医師人生「後半戦」の落とし穴《8》診療所の人事労務管理 いつの間にか職員の心が離れ…その理由は? 従来のやり方が通用せず変革迫られる 診療所を経営していく中で、院長が頭を悩ませることが多いのが人事労務管理の問題だ。実はここにも、50歳代以上のベテラン世代の開業医が陥りがちな落とし穴が潜んでいる。失敗事例を基に、普段から講じておくべき対策を紹介する(エピソードは実例を基に一部脚色しています)。… 2019/06/17 医療経営
「即戦力」と期待の新人が3カ月で辞めた理由 東海地方のA整形外科クリニックでは、周辺の地域住民が高齢化していることもあり、開業以来、患者数が増え続けていた。院長にとっては喜ばしいことではあるが、患者の待ち時間が増えるとクレームになったり、職員の残業時間が増えるなど、マイナスの影響も出てくる。事実、待合室の「ご意見箱」には… 2019/06/12 医療経営
ミスばかりする新人の指導係をやめたい! Mさんは3年目の看護師。新人の指導係についてから、ミスばかりする新人のせいでいつも上司から自分が怒られ、次第に出勤することがおっくうになってしまいました。私たちキャリアアドバイザーに電話をくださり、「転職すれば、そこでは新人になれますよね?」と言うMさん。今の人間関係にも雇用条件… 2019/06/07 コメディカル
第二の人生、「働きたいと思える病院」の探し方 Yさんは、現在59歳の男性看護師。60歳の定年を目前に施設を退職されました。「実は、海外に移住する予定だったんです。知り合いのツテで、住む場所も仕事も決まっていました。でも、その国の情勢が不安定で移住が難しくなってしまって……」 改めて就職活動を始めたものの、気持ちは新しい人生に向… 2019/05/24 医師の職場環境
第4回 仲間の「心理的な仕事の負担(質)」を楽にする リラックスを誘う「幸せ吐息」をマスターしよう 仕事の質的な負担とは、仕事の内容に対して「かなり注意を集中しないといけない」「高度な知識や技術が必要だ」と感じ、それが心理的な負担になっている状態を指します。看護師の業務の多くは、質的負担が高いものではないでしょうか。今回は、自分自身、そして一緒に働く仲間にかかる質的負担を“… 2019/05/22 看護師
同僚男性からの執拗なLINEのメッセージに困惑 今回紹介するAクリニックは、リハビリテーションに力を入れている整形外科診療所で、理学療法士を数人雇っている。ある日のこと、院長は女性の事務職員B子から相談に乗ってほしいと頼まれた。「相談をしていることが同僚たちにばれないようにしてほしい」とのことだったので、早朝、まだ誰も出勤… 2019/05/15 医療経営
「看護師辞めたい」。新卒1年目の挫折 「看護師辞めたいです」とお電話をくださったTさんは、まだ新卒1年目の新人看護師さんでした。1年目のTさんのためになる道は転職か、今の職場で頑張ることか──。キャリアアドバイザーとして、Tさんのために何ができるのだろう……と、とても悩んでしまいました。… 2019/05/10 コメディカル
一度辞めた看護師に、また戻れる? 一生懸命、サポートしたつもりでも、「やっぱり看護師はもう辞めます」と言われることが、たまにあります。そんな時は、休養していただきたい気持ちと同時に、人材紹介という仕事に無力さを感じ、悔しく、寂しい気持ちにもなります。今回、ご紹介させていただくYさんは、肉体的にも、身体的にもつら… 2019/04/26 コメディカル
第3回 仲間の「心理的な仕事の負担(量)」を楽にする 仕事は減らさず「負担感」だけを減らす! 3つのお勧めテク 今回は、働く仲間の「心理的な仕事の負担(量)」を楽にすることについて考えていきます。「心理的な仕事の負担(量)」とは、仕事の量に対して「多すぎてつらい」「時間内に処理しきれない」といった心理的な負担を抱いていることを指します。まずは、現場でよくある事例をみていきましょう。… 2019/04/17 看護師
男性恐怖症を抱えて 今回、ご紹介するKさんは、精神科病院で7年の経験のある看護師さんでした。Kさんは実家に帰ってきて、地元で仕事を探したいとネットからご登録いただきました。「女性のアドバイザーを希望」と書かれてあったため、私が担当をすることに。男性が苦手な方なのだなと感じ、できるだけKさんが負担に感… 2019/04/12 コメディカル
「掃除は私の仕事ではない」と主張する看護師に困惑 Aクリニックでは、毎朝職員によって清掃が行われる。院長は、皆きちんとやってくれていると思っていたのだが、先日事務職員のB子から、「C子がダラダラと手を抜いて掃除しているので何とかしてほしい」との相談を受けた。 そこで、注意して観察してみたところ、確かに他のスタッフと比べC子の動… 2019/04/10 医療経営
女性職員からの相談時に必ず確認する2つのこと 私は現在、医院の運営に事務長という立場で携わっている。これまでスタッフ同士のいざこざや患者トラブルの際に「お助けマン」のような形で対応してきた。さらにこのごろ、新たな役割を求められていると感じる。それは、女性スタッフに起こり得る様々なイベントを「肝っ玉母ちゃん」のごとく受け… 2019/04/01 医療経営
第2回 働く仲間の負担感を観察しよう! 今回のテーマは「働く仲間の負担感を観察する」というものです。負担感を観察するためには、私が箱根駅伝の選手の靴に注意を向けるのと同様、働く仲間の負担感に注意を向けなければなりません。 2019/03/30 看護師
きっとある! ライフイベントに合った働き方 女性の日常に大きな影響を与えるライフイベント、結婚・出産・育児。これらのイベントによって、就労形態・職場環境なども変化していくものですよね? その時、その時に合わせた職場への転職は、とても重要なこと。今回ご紹介する方も、大きなライフイベントを迎えての転職でした。… 2019/03/29 看護師