【詳細】COVID-19院内クラスター発生と対応(対策2日目~) 先日、私が院長を務める薬師寺慈恵病院(岡山県総社市)で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の院内クラスターが発生しました。前回までに、クラスター発生の認識から初動、対策本部立ち上げについて書きました。引き続き、詳細な経過について、クロノロジー(情報を時系列に沿って書き出し、… 2021/06/03 感染症
私の趣味「病院の組織図眺め」のススメ 医療経営の世界に入って14年ほど。最近、「趣味は何ですか?」と聞かれたら「病院の組織図を眺めることです」と答えることにしている。 病院の組織図は、見ていて飽きない。組織図にはその病院のすべてが詰まっていると言っても過言ではないからだ。経営者の思い、歴史、経営戦略、地域連携の方… 2021/03/10 医療経営
病院経営難の時代、事務職の育成に活路を 医療・介護経営雑誌の『日経ヘルスケア』で病院経営の取材に長年携わっている中で、事務職の役割が増している印象を強く受けています。 昔であれば、取材に対応いただくのは、理事長や院長といった経営トップの医師の方々が中心でした。それが、ここ5年ほどを振り返ると、事務長や医事課長、地域… 2021/03/01 医療経営
病棟活動の実績を上げつつ残業を減らすには 現在、病院薬剤師にとって病棟での活動(病棟薬剤業務)は業務の柱の1つであると言ってよいでしょう。しかし、院内の限られた薬剤師数で、どのような体制で病棟薬剤業務を行うかは各病院で試行錯誤されていると思います。今回は、当院の病棟薬剤業務の“独特な”体制、病棟担当薬剤師の役割を紹介し… 2021/02/25 薬剤師
診療時間終了ギリギリの紹介、どうする? 職場を変えてから、2カ月が経とうとしています。地方の中小病院なりに、何とか救急医としてできることをしたいなと、院内で細々と改革をしていっております。変わったことの一つが、救急ホットラインの作成です。今までは病院の代表電話に消防から救急搬入依頼の連絡をいただいておりましたが、新… 2020/02/20 救急医療・集中治療
シリーズ◎2020診療報酬改定 「病院単位での機能分化の方向が見えてきた」 四病協と日医が会見、地域包括診療加算の要件緩和も評価 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。答申を受けて、日本病院会や全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会からなる四病院団体協議会(四病協)と日本医師会が記者会見を開催。病院単位… 2020/02/11 行政・制度
日経ヘルスケア10月号REPORT「多職種・法人連携をICT活用で円滑に」より 転院受け入れまでの日数が大幅短縮したワケは? 地域包括ケアシステムの構築に向けて、多職種・法人連携が求められています。ただ、異なる法人・施設間での連携となると、なかなか進みにくいのが実情です。そこで近年、SNS型の情報共有ツールなどを活用し、地域全体での連携を図る動きが出てきています。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』の… 2019/10/23 医療経営
シリーズ◎医師の「働き方改革」 聖路加病院の改革から3年、医師が集まる病院へ 聖路加国際病院長の福井次矢氏に聞く 日経メディカルではこれまでにも、一部診療科で土曜外来を休止するなどの働き方改革を進めた聖路加国際病院(東京都中央区)の取り組みを紹介してきた。その後、働き方改革は同病院にどのような影響がもたらしたのか。院長の福井次矢氏に聞いた。… 2019/05/09 医師の職場環境
「病院 VS 在宅」の争いはやめませんか 2019年もあっという間に2カ月近くが過ぎ、春がすぐそこまで来ています。さて、1年ぶりに「二刀流の緩和ケア医」が復活します。このコラムでは、病院と在宅の両方で切れ目なく患者に関わる緩和ケア医が、理想論ではなく現実社会における緩和ケアや在宅医療の問題点を論じてきました。連載再開の1回… 2019/02/27 在宅医療
地方民間病院が総合診療科専攻医を確保できたわけ 社会医療法人石川記念会 HITO病院 後期研修医の採用の流れを大きく変える新専門医制度が今年4月にスタートした。新制度により、初期臨床研修を終えた若手医師は専門医資格の取得のため、専攻医として研修プログラムに登録し、そのプログラムに沿った形で複数の医療機関で専門医資格取得に必要な知識や技術を身に付けることになった… 2018/10/17 医療提供体制
複数主治医制、やって分かった利点と欠点 医師の働き方に関する議論が加速しています。某大学医学部医学科受験で、女性や多浪生を一律減点していた問題などとも相まって、医師を取り巻く環境が見直されつつあります。長時間の勤務については是正が図られるべきであると言われるものの、なかなかそうはいかないのが現場です……。外科系は… 2018/08/23 救急医療・集中治療
総合的な診療能力持った病院勤務医の養成を 全日病が総合医育成事業をスタート 約60人の医師が長期のプログラムに参加 全日本病院協会は7月14日、同協会会員施設の医師を対象に、総合的な診療能力を身に付けるための研修「全日病総合医育成プログラム」を開始した。受講期間は2年(希望により1~5年)と長期のプログラムだが、全国から約60人の医師が集まった(関連記事:病院勤務医も「総合的な診療能力」の研修を… 2018/07/19 プライマリケア
「承継の宿命を背負った病医院の子弟に書いた」 日経メディカル Onlineの連載ブログの中では恐らく最長で、連載回数が最も多いのは、熊本・東(あずま)病院院長の東謙二氏による「“虎”の病院経営日記」だろう。2008年5月の連載スタートから実に120回を数える。その連載ブログをまとめた書籍『“虎”の病院経営日記 コバンザメ医療経営のスス… 2017/11/08 医療経営
注目研修病院リポート◎倉敷中央病院「折り鶴」試験のその後 マッチ率をV字回復させた異色の実技試験とは? 2年前、倉敷中央病院が研修医採用に1.5cm四方の紙で「折り鶴」を作る実技試験を導入し、大きな話題を呼んだ。結果、低下傾向だったマッチ率はV字回復し、以降ほぼフルマッチを継続している。異色の採用試験を導入した狙いと効果を、倉敷中央病院人材開発センター長の福岡敏雄氏に聞いた。… 2017/10/31 医師のキャリア
要件緩和や高い報酬設定で療養病床からの移行に弾みか 「病院⇒介護医療院」の転換、10万床規模にも 2018年4月に創設される介護保険施設「介護医療院」をめぐる議論が佳境を迎えています。既存の病院からの転換を促進する観点から、人員・設備基準などに厳しいハードルが設けられることはなさそうですが、移行が進むかどうかは来年1月下旬以降に明らかになる介護報酬の水準次第でしょう。医療・介… 2017/10/20 医療経営
「医師臨床研修マッチング2017」中間結果ランキング マッチング中間、大学首位は不動の東京医科歯科 市中病院は1位聖路加、2位武蔵野赤十字、3位亀田 医師臨床研修マッチング協議会は9月22日、「医師臨床研修マッチング」の中間結果を公表した。日経メディカルでは、施設ごとの1位希望人数を基に、大学病院、市中病院それぞれのランキングを作成。大学病院は昨年の中間発表時の順位との変動を見た。… 2017/09/22 医師のキャリア
厚労省が公開するDPCデータは「宝の山」 下に示したのは、長崎県長崎医療圏(長崎市、西海市、長与町、時津町)にある26病院を対象に、2015年度の期間中の入院患者に対して「手術」「化学療法」「放射線療法」「救急車による搬送受け入れ」「全身麻酔」を実施した割合を積み上げたグラフです。厚生労働省がウェブサイトで公開している「D… 2017/07/31 医療経営
2017年4月から、ほぼ全科で土曜休診に JCHO東京高輪病院で感染症内科医7人一斉退職 東京都港区のJCHO東京高輪病院で、感染症内科を中心に、医師が一斉退職していたことが明らかになった。2017年3月末には、7人の感染症内科医が一斉に退職した。また、これと時期を同じくして2017年4月から同病院では救急、人工透析、健康管理センターを除く全科で、土曜診療を休診している。… 2017/06/20 組織
従来の人材では医療・介護大改革を乗り切れない 1954年に大阪市城東区に大道医院を開業して以来、リハビリテーション病院の新設や在宅医療の開始など、先駆的な取り組みを手掛けてきた社会医療法人大道会。2006年には、急性期医療と回復期リハビリ医療を併せ持つ森之宮病院のほか、PET(陽電子放射断層撮影)専門施設の森之宮クリニックを相次い… 2017/06/13 医療経営
「マッチング、ミスったかも」はあなただけじゃない 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやってまいりました。そこのナタリー・ポートマン似のあなた、「毎度おなじみって言いつつ、先週休んでただろ!」って? いやーすみません! ちょっと持病をこじらせてしまい、ワイも1週間ほど体調を崩してしまいました… 2017/05/18 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
「気付けば100人辞めていた」病院経営者の苦悩 好評「病院経営の修羅場を行く」シリーズ第2弾! 医師5年目で理事長就任。そのとき、28歳。人手不足に職員の多数離職という危機に、若き経営者はどう向き合ったのか? インタビュー形式で、病院経営の現場に迫ります。… 2017/05/02 組織
桐島、救急部やめるってよ 題名は映画のオマージュですが、まぁ救急部って部活みたいなもんだから許してください。桐島は登場しません。というわけで、今回は救急をやめてしまう人についてというちょっぴり悲しい話題です。出会いがあれば別れもあるのですが、3月は別れの方が多い季節かもしれません。4月には新しい出会い… 2017/03/30 医師の職場環境
シリーズ◎薬局薬剤師が病院で実務研修 大阪府済生会中津病院◆薬局薬剤師が病院にどっぷり浸かる半年間 院内カンファレンスや回診にも参加 薬局薬剤師を対象とした長期間の実務研修を行う病院が増えている。背景には、地域包括ケアシステムの普及が国策として進められ、病院が地域における医療・介護の連携体制の構築に力を入れ始めたことがある。また、厚生労働省が2015年10月に発表した「患者のための薬局ビジョン」において、薬局にと… 2017/03/16 コメディカル
「数カ月ごとに変わる職場に慣れません」 初期研修1年目です。数カ月ごとに部署が変わる生活に慣れません。上司がすぐに変わるので、お互いに本気の関係になりにくく、研修が終わったあとに、風の噂で、上司がこういうところが悪かったと言っていたのが伝わってくるような感じです。また、ローカルルールがしょっちゅう変わるのにも慣れませ… 2017/02/09 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
腰痛の若者には「ダッシュした?」と聞くべし 先日、徳洲会系列病院の救急の集まり、TKG(徳洲会救急グループ)の勉強会がありました。各施設から症例発表や研究報告をして、知識と親睦を深めるとともに、さらなる救急医療の質向上を目指そうという集会です。… 2017/02/09 救急医療・集中治療
「ワンピース世代」の部下に悩んだら 医療業界は離職が深刻だといわれる。数字を見ると常勤看護師の離職率はここ数年、11%くらいで、他の産業とさほど違いはない。しかし地域差が大きく、大都市部の中小規模病院の大半は、看護師不足に頭を悩ませているのが現状だ。「仲間とのつながりが強い」「組織に従って動くことが苦手」「上下… 2016/12/27 組織
救急隊の「そちらにかかりつけ」って本当? 救急当番中にホットラインで搬入依頼を受けていたときのこと。救急隊が開口一番「そちらにかかりつけの患者さんで…」と言ったら、ちょっとおいおいおいおいと思ってしまう自分がいます。そんなことにいちいち目くじら立てなくてもいいじゃないかとは自分でも思うし、救急隊には救急隊の事情があ… 2016/11/24 救急医療・集中治療
入院患者2人が界面活性剤中毒で相次いで死亡 大口病院院長「1日も早く犯人を逮捕して」 入院患者2人が界面活性剤によって相次いで中毒死したと報道されている大口病院(横浜市神奈川区)の担当弁護士が9月30日、本誌の取材に応じ、院長の高橋洋一氏が本事件について「患者・家族や病院職員も不安に感じ、ストレスが掛かっているので、1日も早く犯人を逮捕してほしい。そのために今後も… 2016/09/30 事件・話題
「医師臨床研修マッチング2016」中間結果ランキング 大学病院首位は医科歯科大、市中病院は聖路加 群馬大は順位下げ止まらず、新設の東北医科薬科大希望者は1人 医師臨床研修マッチング協議会は9月23日、「医師臨床研修マッチング」の中間結果を公表した。日経メディカルでは、施設ごとの1位希望人数を基に、大学病院、市中病院それぞれのランキングを作成。大学病院は昨年の中間発表時の順位との変動をみた。… 2016/09/23 医療提供体制
「言論活動の抑制で精神的損害」で慰謝料800万円を請求 小松秀樹氏、不当解雇を訴え亀田総合病院を提訴 1年前に亀田総合病院(千葉県鴨川市)を懲戒解雇された亀田総合病院元副院長の小松秀樹氏がこのたび、亀田総合病院を運営する鉄蕉会などを相手取り、民事訴訟を提起したことが明らかになった。小松氏は、この訴訟で2016年3月までに支払われるべき給与と顧問料のうち未払い分967万3335円を逸失利益… 2016/09/23 事件・話題
弁護人は「起訴に対する疑問と怒りが尽きない」 患者への準強制わいせつ罪で外科医を起訴 手術後で麻酔が残る女性患者に対し、術後診察に訪れた医師がわいせつ行為をしたとして柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医が逮捕された事件で、東京地検は2016年9月14日、準強制わいせつで医師の公判請求(起訴)を行った。… 2016/09/16 医師・患者関係
業務改善で現場の負担が激減、残業は1時間未満に 新人看護師「退職ゼロ」にあの大企業の影響が! 逼迫する保険財政を背景に、診療所・病院・介護事業者には経営の一層の効率化が求められています。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、6月号の特集「医療・介護 業務改善のヒント」で、「ムリ・ムラ・ムダ」を軽減する先進的な取り組みをしている医療機関・介護事業者を紹介し、業務改善を… 2016/06/17 医療経営
進まぬ新専門医制度、今こそ「原点」に立ち戻れ 2013年に公表された厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」の最終報告を受け、日本専門医機構や学会などの関係団体は、2017年4月の新専門医制度開始に向けて仕組み作りを進めてきた。だが開始時期を目前に、その動きが停滞している。作業が滞った原因は、「現状の仕組みでは医師の偏在を助… 2016/06/15 医師のキャリア
ようやく慣れたと思ったら、次の科ローテかよ! こんにちは! 研修医のみなさん、少しは五月病を抜け出せましたか? 慢性化してないかい? さて、僕はというと、先週、日本産業衛生学会に参加し、口頭発表してまいりました。 2016/06/02 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
避難者の減少と地元医療機関の再開に合わせ支援を縮小 日赤、益城町と西原村の仮設診療所の活動終了 熊本県南阿蘇村では引き続き支援を継続 日本赤十字社は熊本地震の医療支援を目的に、被災地に緊急仮設診療所(dERU)設置して診療に当たっていたが、このうち2カ所(益城町総合体育館[上益城郡益城町]と、にしはら保育園[阿蘇郡西原村])のdERUでの救護活動を5月15日までに終了したと報告した。… 2016/05/17 組織
選挙活動で燃え尽きて 意外と医師の仕事が好きな自分に気付いた 地域医療機能推進機構 星ヶ丘医療センター呼吸器外科 百武 威 医師2年目で病院全体の教育を担う教育研修委員長に任命されてから、研修医を「医者ボケ」させない新人合宿を続けてきた百武氏。その運営力を買われて政界に誘われ、医療崩壊に揺れる救急医療と地域を守ろうと衆議院選挙に出馬。4カ月の政治活動で一度燃え尽きた後、気が付いたのは「自分は意外と… 2016/03/23 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
なぜ不評? 政府の「介護離職ゼロ」対策 政府は2015年11月、「1億総活躍社会」の実現に向けた緊急対策を打ち出しました。中でも重点を置いたのが、親などの介護のために離職せざるを得なくなる人をなくす「介護離職ゼロ」対策。その具体策として、特別養護老人ホーム(特養)やサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)といった介護サービス… 2016/03/07 組織
シリーズ◎2016診療報酬改定 【慢性期】療養2に医療区分2・3「5割以上」の要件 慢性期医療に関する2016年度診療報酬改定では、療養病棟入院基本料2(以下、療養2)の施設基準に「医療区分2・3の患者割合50%以上」とする要件の追加のほか、「酸素療法」「頻回の血糖検査」「うつ症状」といった医療区分の評価項目の厳格化などが図られる。今改定で、医療区分1の患者割合が高い… 2016/02/10 医療経営
速報◎亀田総合病院の懲戒委員会が処分を決定 小松秀樹氏に懲戒解雇の処分が通知 小松氏は不服申し立ての方針 亀田総合病院副院長の小松秀樹氏はこのたび、9月25日付けの懲戒解雇を言い渡す処分通知書を病院から受け取っていたことを明らかにした。 2015/09/28 医師の職場環境
「医師臨床研修マッチング2015」中間結果ランキング 医科歯科大と東京医療センターが首位堅持 医師臨床研修マッチング協議会は9月25日、「医師臨床研修マッチング」の中間結果を公表した。日経メディカルでは、施設ごとの1位希望人数を基に、大学病院、市中病院それぞれのランキングを作成。大学病院は昨年の中間発表時の順位との変動をみた。… 2015/09/25 医師のキャリア
亀田理事長からは懲戒処分の手続き開始の通知あり 小松秀樹氏、9月中に亀田総合病院を懲戒解雇? 小松氏は「言論の自由侵害」と「安房のまちづくり妨害」を指摘 「私、小松秀樹は、懲戒解雇になりそうです」 9月16日に亀田総合病院副院長の小松秀樹氏が自身のTwitterで突如、こうつぶやいた。一体何が起きたのか――。 2015/09/20 事件・話題
職員間でバトル勃発、どうすればいい? 「ウチの医師はわがままだ!」と憤る事務職 会社に限らず、病院や診療所でも職員同士の衝突や摩擦は多かれ少なかれ存在するでしょう。ただ、医師などの医療職と事務職がぶつかり合うと、患者へのサービスの質が低下するなど、医療機関の経営にとってマイナスになりかねません。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』9月号のコラム「Dr.ハイ… 2015/09/18 医師の職場環境
病院スタッフの効率配置で「スリム経営」を目指せ ここまでやる? 事務職員が手術や病棟で大活躍 入院基本料の要件厳格化、診療報酬の引き下げ、慢性的な人材不足──。経営環境の悪化に悩まされる医療業界では今、効率的に職員を配置して経営をスリム化する必要に迫られています。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、7月号の特集「目指せ! スリム経営 職員配置を究める」で、医療機関の… 2015/07/24 医療経営
研修医採用試験に折り鶴の実技!その狙いは? 「最初のお題は折り鶴です。15mm四方の折り紙を使って鶴を作ってください。制限時間は15分です。では、始めてください」。7月19日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された倉敷中央病院の「研修医実技トライアウト」の様子だ。… 2015/07/24 組織
医療機関の一歩先行く人事・賃金戦略 医療職の賞与を「1位からビリまで」順位づけ! 医療業界において、人事・賃金制度の見直しはこれまで常に経営課題の一つとされてきました。しかし本来業務に追われ、手を付けることができていない医療機関は少なくありません。一方で職員の育成や定着を図り、サービスの質をより一層向上させる必要性が増しています。医療・介護の経営誌『日経… 2015/05/15 医療経営
激変する医師の求人、専門医からジェネラルへ 連載第1回でご紹介した通り、私が代表を務める半蔵門パートナーズは企業のトップや医療業界に特化したエグゼクティブ・サーチ、いわゆるヘッドハンティングを手掛けています。 2015/03/25 医師のキャリア
全日病が2014年度経営調査報告を公表 急性期絞り込み・消費税増税で赤字病院が増加 全日本病院協会(全日病)は12月16日、2014年度病院経営調査報告の結果を公表した。それによると、2014年5月の医業収支が赤字だった病院は全体の25.2%で、2013年5月時点の23.0%より2.2ポイント増加していた。この結果について全日病は、「2014年度診療報酬改定による急性期入院医療の厳格化」と「… 2014/12/17 行政・制度
大洗海岸病院薬剤部長・新井克明氏に聞く 「社会人薬剤師向けの研修『大洗塾』で、在宅医療の基本を学んでみませんか」 大学病院などが実施する「薬剤師レジデント制度」は、薬局などで現在働いている「社会人薬剤師」が簡単に参加できるものではありません。しかし茨城県の大洗海岸病院が開催している「大洗塾」は、5日間のコースで病院薬剤業務のイロハを学べる研修制度。忙しい社会人薬剤師向けに2日間の「お試し… 2014/08/25 コメディカル
リポート◎徳洲会 再生の条件《Vol.2》難局を乗り切るには 理念受け継ぐ現場からの信頼回復を 「これまで提供してきた医療のあり方は間違っていない」。現場の医療者たちはこの思いを胸に一歩ずつ再生に向けて歩みを進めている。地域医療を継続するため、今後グループが解決すべき課題は何だろうか。資金、人材、ブランド面から検証した。… 2014/03/13 事件・話題
リポート◎徳洲会 再生の条件《Vol.1》事件はなぜ起きた 二代目への承継進まず内部に亀裂 昨年秋に発覚した徳洲会グループによる公職選挙法違反事件は、創業者の次男で衆議院議員の徳田毅氏が辞職する事態にまで発展した。「生命だけは平等だ」の理念の下、全国展開してきた医療機関の中には、地域に欠かせない存在となっているところも少なくない。地域医療を継続するため、クリアすべ… 2014/03/12 事件・話題
人が集まる徳洲会医療救援隊(TMAT)の秘密 今年3月で、東日本大震災から3年が経過する。震災発生直後、多くの医療支援チームが現地入りし、被災者の診療に当たった。当時、取材をした中で最も興味深かったのは、徳洲会グループが独自に派遣した医療支援チーム、徳洲会医療救援隊(TMAT)の活動だった。… 2014/01/20 救急医療・集中治療
日経メディカル2012年1月号「この人に聞く」(転載) ナースプラクティショナー、メディカルスクールを実現させたい 日野原 重明(聖路加国際病院理事長) 昨年10月に100歳になりました。長年、医療の最前線で働いてきて、「これだけは言っておきたい」ことをいくつかお話ししたいと思います。 2012/01/17 組織
日本病院会が診療報酬改定影響度調査の結果を発表 改定により医業収入は前年比6.26%の増加 日本病院会は11月19日、会員病院を対象に行った2010年度診療報酬改定影響度調査の結果(速報版)を発表した。2010年6月の患者1人1日当たりの医業収入(単価)は、入院では平均5.66%増、外来では平均3.12%増と大きくアップ。今改定は急性期の大規模病院を重視した内容だったが、実際にそうした病… 2010/11/26 医療経営