【動画】基礎から学ぶ組織論 病院経営を経営学修士(MBA)的な思考で考えようという四国病院経営プログラム。2018年7月に開催された同プログラムの講義から、今回は「組織論」がテーマです。組織デザインから組織行動論まで、組織論の基礎を高知工科大学経済・マネジメント学群准教授の上村浩氏が解説します。… 2019/11/15 組織
社会保障審議会・介護保険部会で制度の持続可能性を議論 ケアプラン作成への自己負担導入は賛否両論 厚生労働省は10月28日、社会保障審議会・介護保険部会(部会長:国立社会保障・人口問題研究所長の遠藤久夫氏)を開き、「制度の持続可能性を高めるための対応」「高齢者向け住まいの質や量の確保」「介護関連データベースの利活用」などについて議論した。… 2019/11/08 行政・制度
人材不足に対応、介護施設の職員配置の効率化を狙う ICTでの生産性向上を主導する介護職員の育成サービス コニカミノルタ子会社と社会福祉法人善光会が共同開発 コニカミノルタ(株)(東京都千代田区)の子会社のコニカミノルタQOLソリューションズ(株)(同)と社会福祉法人善光会(東京都大田区)は10月7日、ICT(情報通信技術)を利用して介護施設や高齢者住宅の生産性の向上などを中心となって担う介護職員を育成する「ケアディレクターサービス」を共… 2019/10/21 医療情報
日経ヘルスケア9月号特集「医療・介護のタスク・シフティング」より 電子カルテの入力自動化で現場の負荷が大幅減! 働き方改革や人材不足への対応が迫られる中、医療機関は業務効率化をどう進めるべきでしょうか。その対策の一つがICT化です。最近では、ツールの導入で反復する入力作業の自動化を図る病院も登場しています。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』の9月号特集「医療・介護のタスク・シフティング… 2019/09/30 医療経営
働き方改革までの猶予「5年弱」は長い? 短い? 一般企業では既に始まっている時間外労働の上限規制が、2024年4月から医師にも適用される。厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が2019年3月末に報告書をまとめ、(A)~(C)の3つの上限水準が設定されることが決まった( 記者の眼「現場を戦々恐々とさせる『医師の働き方改革』」)… 2019/07/31 医療経営
シリーズ◎医師の働き方改革 医師の働き方改革、詳細を年内取りまとめへ 厚生労働省「医師の働き方改革の推進に関する検討会」が初会合 厚生労働省は7月5日、「医師の働き方改革の推進に関する検討会」の初会合を開いた。前身である「医師の働き方改革に関する検討会」が2018年度末に結論を出した医師の時間外労働規制のうち、詳細が決まっていない部分を議論して年内に一定の取りまとめを行う。… 2019/07/08 医師の職場環境
現場を戦々恐々とさせる「医師の働き方改革」 「医師は労働者ではない」「医師に労務管理など必要ない」――。こうした考え方は少し前まで医療関係者の間で決して珍しくなかったが、180度転換しなければならなくなっている。働き方改革の流れで、2019年3月末に厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」(以下、検討会)の議論がまとま… 2019/06/18 医療提供体制
厚労省が保険者別の一覧表を初公開 後発品使用割合、47医師国保全てが平均以下 厚生労働省は3月18日、全国3517保険者別に集計した後発医薬品の使用割合を初めて公表した(こちら)。2018年9月診療分のデータを取りまとめたもので、今後は年2回、3月診療分と9月診療分が集計・公表される。… 2019/04/01 医薬品
書籍化&イベントのお知らせ! 「人生ライフ向上塾!」総選挙結果発表!! 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾の前に、2つお知らせがあります!! 2019/03/21 精神・神経
病床稼働率も医療現場の士気も大幅アップ! 医師が頼れる「デキる事務職員」はこう育てる 病院が直面する経営課題に、トップ1人で対応する時代は終わりました。求められるのは、事務職総出で臨む体制。単純な事務作業から脱却し、創意工夫を凝らして問題解決を図る職員を育てることが不可欠です。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、1月号の特集「デキる事務職員の育て方 病院経営… 2019/01/18 医療経営
パパママ医師も、忘・新年会は絶対出なさい! 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやってきました。さて、世の中はすでに忘年会・新年会のシーズンですよね~。皆さん、ちゃんと芸や出し物の準備、していますか? おやおや、そこのママさん、驚いてますね~。… 2018/12/06 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
ここが大変「働き方改革」(第3回) 「医学的興味で総合診療科を選ぶのは難しい」 全国の赤十字病院の1~5年目の医師に対して行った「医師の働き方改革」に関する緊急アンケートの結果をもとに、若手医師と医学生6人が率直に語り合うこの企画。前々回は「当直明けでも帰れない雰囲気問題をどうするか」「看護師へのタスクシフティングは必要があれば勝手に進む」といった話が、前… 2018/11/21 医師の職場環境
学会トピック◎日本病院学会2018 病院で火災発生!「そのとき多くの部署が『誤報』と勘違いした」 6月28日、29日に石川県金沢市で開催された第68回日本病院学会では「病院における自主防災管理の実際」をテーマにしたシンポジウムが開催された(シンポジウム前半の様子はこちら)。関西労災病院(兵庫県尼崎市)看護部長の平井三重子氏は、自院で2017年に発生した病院火災を振り返り、「火災報知… 2018/07/10 医療安全
学会トピック◎日本病院学会2018 病院火災、「垂直避難」ではなく「水平避難」を 戸田中央医科グループ医療法人横浜柏堤会災害対策特別顧問の野口英一氏は、今春に日本病院会が作成した「病院等における実践的防災訓練ガイドライン」を基に、火災対応時の注意点を解説した。少人数のスタッフで火災対応時は特に、避難階段で下階へ患者を避難させる「垂直避難」ではなく、同じフ… 2018/07/09 医療安全
大阪北部で地震発生! 救急医の1日 6月18日、午前7時58分。僕らはちょうど、救急部の入院カンファレンスをしているところでした。下から突き上げるような振動があり、直後に横揺れがきました。と、同時にみんなの携帯電話から警報音が鳴り響きます。… 2018/06/21 救急医療・集中治療
「パワハラ」が成立するとき、しないとき 女子レスリングの金メダリスト、伊調馨選手に対する「パワハラ」が、ニュースなどで大きく取り上げられました。この問題の幕引きとして、パワハラを告発された日本レスリング協会の栄和人強化本部長が解任されました。… 2018/05/02 医師の職場環境
なぜ職場で「いじめ」が起こるのか 職場の人間関係は、毎日の仕事の充実度、そして幸福度に大きく関係してきます。1人でも職場に苦手な人がいると結構気が滅入るものです。日本で薬剤師をしていた時(もう10年以上昔の話ですが)、いじめとまではいきませんが孤立していたり、少し他のスタッフから疎外されていたりする社員が、どこ… 2018/04/18 コメディカル
非手術症例も登録する独自データベースの運用を開始 日本脳神経外科学会がNCDから離脱したワケ 日本脳神経外科学会は、全国規模の手術症例データベースNCD(National Clinical Database)への登録をやめ、2018年1月から独自データベース「JND(Japan Neurosurgical Database)」の運用を開始した。新専門医制度の下、NCDに加盟して症例登録する学会が増える中、あえて独自にデータベースを構… 2018/04/17 外科
研修認定薬剤師、初の10万人台に 自己診断シートを改訂、1年後に提出義務化へ 日本薬剤師研修センターによる研修認定薬剤師が、2018年4月にも10万人を超える見込みであることが明らかになった。同センター理事長の豊島聰氏が明らかにした。 2018/04/03 コメディカル
第103回薬剤師国試の合格率は70.58% 9584人の薬剤師が誕生、新卒合格率は84.87% 厚生労働省は2018年3月27日、第103回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は70.58%(新卒は84.87%)で、受験者数1万3579人に対し、合格者は9584人だった。 2018/03/27 コメディカル
第36回 “使えない”部下と“使えない”上司 「あ~、もう!なんで分かってくれないのかなあ……」 閉店後のカラー薬局白岩店。投薬カウンターで頭を抱える青木の姿は、もはや定番の光景となりつつあった。「またか。そろそろ見飽きてきたのう」「あ、じいさん。ちょっと聞いて下さいよ~」 青木が待ちかねたように話し出したのは、3カ月前に… 2018/03/14 コメディカル
第103回薬剤師国試、新卒合格率は8割以下か 薬ゼミが試算、実際の症例に基づく問題が増加 「今回は難しかった。現在の自己採点結果から推測すると、新卒の合格率は80%に届かない可能性がある」――。2018年2月24日、25日に行われた第103回薬剤師国家試験について、学校法人医学アカデミー 薬学ゼミナール(薬ゼミ)学長の木暮喜久子氏はこう評価した。… 2018/03/02 コメディカル
病院と社会をつなげる「トーク・カフェ」 勤務先の佐久総合病院で、月に一度、「トーク・カフェ」という小さな勉強会を開いている。昼休みに看護師、リハビリ職員、事務職員、地域の有志の方など5人前後が集まり、それぞれが気になる新聞記事や雑誌の記事を持ち寄る。記事は短いものでよい。… 2017/12/27 コメディカル
日々の忙しさ、気合で凌ぐのはもう無理です! 昨今、労働生産性の議論がにぎやかだ。“気合いで乗り切るべきだ”という一部の医師たちの非生産的な議論もあるが、医療現場は無視できないくらい労働環境の苛酷さが増してきている。一方、働き方改革における政策動向や労働基準監督署の注意勧告により、医療機関では「仕事に集中して生産性を高… 2017/12/26 医療経営
『神になりたかった男』が問い掛けるもの 病院というのはかなり特殊な空間だ。白衣に象徴される「聖性」と、感情を持つ人間がまとう「俗性」。二つが混じり合い、組織としての病院は独自の動きをする。だからこそ、病院のアイデンティティーが大切になる。「何のために私たちはこの場にいるのか」という問いだ。11月に発刊された『神にな… 2017/11/30 医療提供体制
『日経ヘルスケア』2017年11月号より 誰も勤務ルールを守らない…効果的な対策とは? 当院では5人の職員が働いています。勤務態度はそれほど悪くないのですが、始業時刻ギリギリに出勤して業務が始まっているのにバタバタと制服に着替えたり、全員分のタイムカードを打刻したりと、もう少ししっかり働いてもらいたいと感じています。職場の勤務ルールを徹底するにはどうしたらよいでし… 2017/11/16 医療経営
医師3336人に聞く「医師臨床研修マッチング対策」 新専門医制度を見据えた「大学回帰」は起きた? 10月19日、今年も2017年度の医師臨床研修マッチングの結果が公表された。マッチングに参加した医学生9969人に対し、1022病院の獲得競争が行われた。毎年、まず話題となるのは大学病院希望者数と臨床研修病院(市中病院)希望者数の割合だ。来年度から本格的に始まる新専門医制度には、基幹研修施… 2017/10/30 医師のキャリア
慶應薬学部同窓会が研究助成、薬局薬剤師も対象 薬学生に給付型の奨学金も 慶應義塾大学薬学部KP会(東京都港区)は、薬学・薬業の進歩発展に寄与する研究や薬剤師の社会活動の助成事業を立ち上げたことを明らかにした。薬局薬剤師の地域活動や健康サポートのための活動なども助成の対象とする。… 2017/10/20 コメディカル
【2017年度】フルマッチ校は11校、東京医科歯科大は5年連続 マッチング最終結果、市中病院人気が再び加速 医師臨床研修マッチング協議会は10月19日、2017年度の医師臨床研修マッチングの結果を公表した。マッチングに参加した医学生は9969人。うち、希望順位を登録した参加者は9726人で、このうち臨床研修先が内定した人(内定者)は9023人(内定率92.8%)。参加者が希望順位表に登録した研修プログラ… 2017/10/19 医師のキャリア
素晴らしい「迷い」へのアンサーソング 日経メディカルOnlineで「切って縫うニュース」を連載されている中山祐次郎先生に、専門医資格に関する記事で本コラムの「ポスト専門医キャリア迷子」を引用していただきました。素晴らしい「迷い」の中で、充実したミドルキャリアをつかもうとされている様子にとても刺激を受けました。今日はそ… 2017/10/12 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
特定行為研修修了者を特別な看護師と思わないで 高度な医学的知識や技術を持った看護師が医師の判断を待たずに必要な処置などを行えるようにするための「特定行為に係る看護師の研修制度」(特定行為研修制度)が始まって、この9月でちょうど2年になる。筆者は、制度創設前から看護師の役割拡大の動きに期待して、動向を追ってきた立場だ。だが… 2017/09/21 コメディカル
すきまを埋める精神科産業医の意義と限界 最近、精神疾患が原因で長期休職するビジネスマンが増え、産業医が精神面の問題に対応を迫られることが多くなった。先日、産業医関係の研究会でも、「精神科産業医の非常勤雇用を増やして、精神面の問題は通常の産業医から精神科産業医に依頼した方が良い」という提案があった。精神科医の中にも… 2017/08/02 精神・神経
若手医師のための働き方改革塾! 医局に入る? 入らない?(7) 外勤で手を抜いてない? ~今日から始める医局員のための働き方改革! その4~ 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやってきました。さて今回は前回に引き続き、「一医局員でなく、個人事業主として業務を捉える」というテーマについて考えていきたいと思います。以前のコラムでも、今後は「パラレルキャリア」が主流になると書きました… 2017/07/27 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
若手医師のための働き方改革塾! 医局に入る? 入らない?(5) 医局の看板をしゃぶりつくせ! ~今日から始める医局員のための働き方改革! その2~ 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやってまいりました! さて、医局員のための働き方改革第2回は、「医局の看板をしゃぶりつくせ!」です。ピュアキッズ向けに露悪的なタイトルにしてみましたよ。… 2017/06/29 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 一般病棟の指標を患者・病棟の視点から検討へ 中医協の入院医療等の調査・評価分科会で一般病棟の評価指標を議論 中央社会保険医療協議会の入院医療等の調査・評価分科会は6月21日、一般病棟の機能を評価するための指標などについて議論した。厚生労働省は、一般病棟の機能について、(i)患者の状態に着目した「患者単位の評価」、(ii)病棟(病院)における総合的な体制など届け出基準に着目した「病棟(病… 2017/06/28 行政・制度
若手医師のための働き方改革塾! 医局に入る? 入らない?(4) ピュアに働くほど「やりがい搾取」されるんだよ ~今日から始める医局員のための働き方改革! その1~ 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやって参りました。直近2回は送っていただいた人生ライフ相談にお答えしていたため、「何の話だっけ?」となっているかもしれませんが、「医局、入る? 入らない?」をシリーズでお送りしている途中でした。今回からはあ… 2017/06/15 医師の職場環境 医師・医学生限定コンテンツ
無自覚で周囲を傷付けるスタッフの問題発言 今年4月、入職・退職により職員の顔ぶれが変わった診療所は少なくないだろう。家族の転勤などの事情で転居し、新たな勤務先に移っていった職員も多いと思われる。諸事情で退職する職員を送り出す寂しさを感じる一方で、困難になりつつある人材確保に関し、ため息をついた院長や事務長もいるのでは… 2017/06/14 医療経営
看板に偽り?「医療専門」事務所のずさんな対応 今回ご紹介するA医院は、昭和の高度成長時代、首都圏近郊の中核市で初代院長が開業した外科系診療所だ。父親の後を継いだ現院長が20年ほど前に医療法人A会を設立し理事長に就任。非常勤の内科医として地域医療を志す子息のB医師に院長のバトンをつなぐべく、診療所建物の建て替えを計画していた。… 2017/05/17 医療経営
アサーティブなコミュニケーションのコツ(3) 表情やジェスチャーで要求をうまく伝える 前回は、事例をもとに、アサーティブに伝える方法を紹介しました。今回は言葉以外の方法で、アサーティブに伝えるコツをお伝えします。 2017/05/12 組織
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 地域医療構想、「本当に回復期は足りないのか」 一部で病床機能報告の内容にばらつき、定義見直しを求める声強く 厚生労働省は5月10日、地域医療構想に関するワーキンググループの第4回会合を開催した。(1)2016年度病床機能報告の結果、(2)2016年度末までに各都道府県が策定した地域医療構想の概要――などが公表され、個々の病院が自院の機能を的確に報告できるように、急性期機能や回復期機能の定義など… 2017/05/11 医療提供体制
若手医師のための働き方改革塾! 医局に入る? 入らない?(3) こう見えて医局制度肯定派の筆者が語る「居場所」論 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ、人生ライフ向上塾のお時間がやって参りました。さて「医局に入る? 入らない?」第1回、第2回のコラムを踏まえて、今後の医師の働き方を下記に簡単に要約しました。… 2017/04/27 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
3点だけ押さえたい、新研修医・ナースへの接し方 こんにちは、外科医の雨月メッツェンバウム次郎です。4月も下旬となり、桜前線は東北を過ぎ去ろうとしています。皆様の職場には、新しいメンバーが入ってきたことと思います。私のいる病院にも、多数の研修医、新人ナースが入ってきました。私は普段から業務の20%ほどを若手医師の指導に当ててい… 2017/04/25 外科 医師・医学生限定コンテンツ
『日経ヘルスケア』2017年4月号より やる気が下がったベテランに奮起を促すには 先代の時期から勤めている50歳代後半の受付職員がいます。以前は職場のリーダー格として積極的に新しい業務を引き受けてくれたのですが、職員の中心世代が代わってモチベーションが下がったようで、前向きに業務に取り組む姿勢がなくなりました。やる気を出してもらうには、どう働きかけるのが効果… 2017/04/20 医療経営
算定ミス多い腫瘍マーカー、院内の運用に注意を 皆様、すっかりご無沙汰しておりました。再開(再会)の第1弾として今回は、個別指導などの行政指導で必ずといっていいほど指摘項目に挙がる腫瘍マーカー検査について、院内の運用や算定のミスが目立つポイントなどをご紹介します。… 2017/04/05 医療経営
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 中医協と給付費分科会が医療・介護連携で協議 2018年度同時改定に向け「看取り」や「訪問看護」の課題を洗い出す 厚生労働省は3月22日、2018年度診療・介護報酬同時改定に向けて、中央社会保険医療協議会(中医協)総会と社会保障審議会介護給付費分科会(給付費分科会)の委員による意見交換会を開催した。今回のテーマは「看取り」と「訪問看護」。今後、75歳以上の高齢者割合が高まり多死時代が到来する中、… 2017/03/23 医療提供体制
「落ちこぼれ研修医が後輩に対してメンツを保つには?」 こんにちは。毎回楽しみにしています。私は研修医2年目ですが、頭が良くなく要領も悪い方で、この時期にもなると1年目の研修医よりできないことの方が多い状態です。そんな状態でプライドを高く持っていてもつらいだけなので、落ちこぼれキャラで1年目の後輩たちにも教えを請いながら研修をしていま… 2017/03/23 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 在宅医療の普及に向けた重点分野を了承 厚労省の在宅医療会議、関係団体を集約した全国組織を求める声も 厚生労働省の全国在宅医療会議は3月15日、在宅医療の普及に向けた重点分野として、(1)在宅医療に関する医療連携、普及啓発モデルの蓄積、(2)在宅医療に関するエビデンスの蓄積――の2項目を了承した。これらに関連して、在宅医療に関わる各団体が現時点での具体的な取り組み内容を報告した。… 2017/03/21 医療経営
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 一般病棟入院基本料、看護配置以外の評価が争点 中医協総会、患者の状態などを考慮した評価のあり方を議論 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は3月15日の総会で、2018年度診療報酬改定に向けて一般病棟における入院基本料の評価のあり方について議論した。現行では看護配置中心の評価になっているとし、患者の状態や医療提供体制も考慮した評価のあり方について厚労省が課題を提示し、委員か… 2017/03/21 医療提供体制
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 中医協総会、「かかりつけ医」機能について議論 24時間対応や全ての処方薬の管理などが重荷に 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)は2月22日の総会で、2018年度診療報酬改定に向けた「かかりつけ医機能」の評価を議論した。厚労省はかかりつけ医機能のイメージとして、生活習慣病診療の場合、(1)日常的な医学管理と重症化予防、(2)専門医療機関等との連携、(3)在宅療養支援… 2017/02/23 医療提供体制
シリーズ◎2018医療・介護報酬同時改定 病床機能の速報値や在宅医療の整備量など議論 厚労省の「医療計画の見直し等に関する検討会」が会合開く 厚労省「医療計画の見直し等に関する検討会」は2月17日に会合を開き、(1)地域医療構想に関連した病床機能報告の速報値や地域医療構想調整会議の進め方、(2)今後策定する医療計画や介護保険事業(支援)計画に関連した在宅医療等の新たなサービス必要量に関する考え方――などを議論した。… 2017/02/20 行政・制度
マイカー通勤の職員の事故、院長にも責任あり? A診療所で事務職員として勤務するB子。マイカー通勤をしており、先日、帰宅途中に自損事故を起こした。幸いにもケガはなかったが、院長が話を聞くと、任意保険に未加入だという。 2017/02/08 医療経営
情報発信から1歩踏み出し、漢方医学教育の研究を支援 「日本漢方医学教育振興財団」が発足 2月4日、東京・新宿にて漢方医学教育の普及、定着、発展を目的とした「一般財団法人日本漢方医学教育振興財団」の設立が発表された。 2017/02/07 組織
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 第7次医療計画の作成指針案が了承 社会保障審議会医療部会、医療法改正案も了承 厚生労働省の社会保障審議会・医療部会は1月18日、2018年度から開始する第7次医療計画の作成指針の見直し案を異論がありつつも了承した。今後、厚労省は必要な事項についてパブリックコメントを募集し、2016年度内には都道府県に改正した作成指針を提示する方針だ。… 2017/01/21 医療提供体制
「マネジメントをして!」叱られた新米師長 Aさんが看護師長になって半年。ようやく業務にも慣れて、病棟スタッフにも受け入れられるようになったかなと感じていた頃、日曜日の日勤帯でAさんの病棟のスタッフが、インシデントを起こしてしまいました。しかも、スタッフから上司への報告が遅かったため、患者への対応が遅れ、家族から苦情を受… 2017/01/19 組織
30代男性職員の母親から届いた理不尽な苦情 東北地方のF整形外科クリニックでは、かねてレントゲン撮影業務を担当してもらえる放射線技師を求めていた。患者来院数はそれほど多いとはいえないものの、医師がレントゲン撮影業務を行うことが非効率である上、患者が数人まとめて来院した際の待ち時間が長くなることが問題となっていたためだ。… 2017/01/11 医療経営
ボールと感謝の言葉が飛び交う「10分間朝礼」 こんにちは。今回は「朝礼」をテーマに取り上げます。平々凡々の開業医の筆者ではありますが、これから開業する方々に伝えたいことがあります。「朝礼を変える、クリニックが変わる」ということです。… 2017/01/05 医療経営
看護界の重鎮たちを突き動かした「危機感」 今年の医療界を振り返り、「希望」を感じた出来事を挙げるとすれば、9月の「看護未来塾」の発足を推したい。今この国で起こっている様々な事象をしっかりと見据え、声を上げ、アクティブに行動する――。設立趣意書には、そんな活動方針が示されている。… 2016/12/28 看護師
医師3857人に聞く「忘年会の思い出」 「研修医時代の黒歴史」と振り返る医師も 病院の忘年会も、今年はPPAP、恋ダンス… 2016年も残りわずか。忘年会シーズンもそろそろ終わりだろうか。日頃は忙しい医師も、この時ばかりは職場での肩書や職種を超え、ゆったり楽しい時間を過ごせているか。日経メディカル Onlineでは、職場でどんな忘年会を開いているのかを聞き、3857人から回答を得た。… 2016/12/22 組織
どうすればやりたいことが見つかりますか? 「先生、やりたいことを見つけるにはどうすればいいんですか?」相談者からいただく中でとりわけ多い質問です。前回、働く意味の把握や動機づけに直結する「内的キャリア」が重要だと説明しました。ただ、漫然と働いていても「内的キャリア」の開発はなかなか進みません。どのようなことを考えて… 2016/12/20 医師のキャリア
『日経ヘルスケア』2016年12月号より 院長夫人が職員たちと対立、講じるべき対策は? 10年前の開業以来、妻が事務長として勤務しています。妻は経営について素人だったのですが、よく勉強し働いてくれています。ただ最近、職員の退職が相次ぎました。後から知ったのですが、妻と職員との間に確執があったようです。院長の妻が労務管理を行う上でのポイントを教えてください。(58歳男… 2016/12/20 医療経営
開業4年目の私が医院経営の勉強会を作ったわけ はじめまして。静岡県袋井市で溝口ファミリークリニックを開設しております溝口哲弘と申します。開業4年目という「若手」のクリニックで、内科、小児科などを標榜しています。開業したら人事・労務、広報、会計、コミュニケーションスキル、リーダーシップなど多種多様な事柄を実践する必要があり… 2016/12/07 医療経営
研修医バーンアウト問題(第2回)同期や先輩はどう対応する? 「真面目なメンタルケア」が真面目ちゃんを苦しめる 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやって参りました。 2016/12/01 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
職員のもめ事対応に幾多の失敗経験を生かす 開業から数年間、スタッフ同士のいざこざは当院の“風物詩”だった。その後、恒例行事のように小さい問題は起きたが、ここしばらくは落ち着き、少なくとも表面上はうまくいっていた。それが最近、不穏な動きがまた出始めた。… 2016/12/01 医療経営
2015年度末の薬局数が5万8326軒、前年度より542軒の増加 国内の薬局数が5万8000軒を突破 2015年度末での国内の薬局数は5万8326軒で、2014年度末より542軒(0.9%)増加したことが明らかになった。厚生労働省が2016年11月17日、2015年度衛生行政報告例の概況で公表した。 2016/11/22 組織
苦情相次ぐ職員が「自己都合退職」に至るまで 今回は、内科診療所の50歳代前半の男性院長からのご依頼です。「患者さんや同僚の職員から苦情が相次ぐ受付スタッフがいるため、非常に困っている。正直、辞めさせたいくらいだが、実際はどうなのか把握しておきたい」とのご相談でした。… 2016/11/21 医療経営
院長が見抜けなかった職員トラブルの真の原因 時には、ささいな人間関係のトラブルが発端となって、職員が退職を申し出るまでに至るケースもある。院長としては、優秀な人材を手放すデメリットや新たに採用活動を行わなければならない負担はできるだけ避けたいとし、こじれてしまった人間関係の修復を図り、何とか退職を思いとどまってもらお… 2016/11/09 医療経営
普段からの備えと「いざ」という時の対処法(6) 「届出書類はどこ?」、途方に暮れる院長の遺族 院長が長期療養を余儀なくされたり急逝した場合の手続きのうち、保健所や厚生局などへの医業特有の届け出については前回・前々回に述べた通りですが、その他にも、一般の事業所と共通の諸手続きも当然発生します。今回はその中でも主なものを紹介し、併せて、「いざ」というときの各種の手続きに備… 2016/11/08 医師のキャリア
ヘッドハント不成立でも医師との付き合いが続く理由 「この会社は、転職の実績を上げるため、私には合わない病院だと思っても押し込もうとするのではないか」――。転職に関わる会社のサービスを利用する際、そんな不安を抱く医師もいらっしゃるのではないでしょうか。… 2016/10/26 医師のキャリア
国際化をスローガンに医学教育を変革したい 国際医療福祉大学の矢崎義雄氏と吉田素文氏に聞く 今年8月、文部科学大臣からの医学部新設への認可を受けた国際医療福祉大学は、学生を受け入れるための環境整備を進めている。国内で82番目となる医学部を開学する同大学は、どのような教育を行い、どのような医師の養成を目指しているのか。同大学総長の矢崎義雄氏と副医学部長予定者の吉田素文氏… 2016/10/25 医師のキャリア
ブラック医局を見破るための3要素 悩める研修医の皆さんこんばんは。今回もおバカコラムは中止し、引き続き緊急特番「カデット・アップ・現代~若手医師を搾取するブラック医局~」をお送りします。なお、当初はシリアスなテーマになる予定でしたが、鈴木さんの知力体力不足により、普段のコラム以上におバカ化していることを、あ… 2016/10/13 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
普段からの備えと「いざ」という時の対処法(5) 院長が長期療養、休止はいつまで認められる? 前回、院長が急逝した場合の法務面の対応をご紹介しました。このほか、院長が死去に至らなくとも、長期療養により閉院や長期離脱を余儀なくされることもあります。今回は、そうした場合に必要な手続きの内容と注意点をまとめました。… 2016/10/12 医療経営
医師需給分科会でJCHOの尾身氏が提案 医師不足地域での診療を保険医登録の条件に 厚生労働省は10月7日、医療従事者の需給に関する検討会の第8回医師需給分科会を開催。日本専門医機構理事長の吉村博邦氏や、地域医療機能推進機構(JCHO)理事長の尾身茂氏、徳島県保健福祉部次長の鎌村好考氏などから医師偏在対策についてのヒアリングを行った。その中で尾身氏は、専門研修で診… 2016/10/07 医師の職場環境
入局してはいけないブラック医局の特徴 悩める研修医の皆様、こんばんは。本日は予定のコラムを変更させていただき、緊急コラム「カデット・アップ・現代~若手医師を搾取するブラック医局~」をお届けします。スタジオには、ブラック医局問題に詳しい鈴木瞬さんをお招きしています。鈴木さん、どうぞよろしくお願いします。… 2016/10/06 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
クリニックの雰囲気を変えた2つの言葉 小さなことだが、当院では謝罪する時は「すいません」ではなく「申し訳ございません」、指示を受けた際には「分かりました」ではなく「かしこまりました」と言うようにスタッフに指導している。… 2016/10/06 医療経営
医療費「41.5兆円」で日本の財政は大丈夫? 厚生労働省は9月13日、2015年度の概算医療費が41.5兆円に達したと発表した。医療費は13年連続で過去最高を更新しており、しかも2015年度は前年度からの伸び率がプラス3.8%(約1.5兆円増)と、過去5年間で最も高い伸びを示した。なお、この3.8%のプラス分のうち、1.2%は人口の高齢化、1.4%は薬… 2016/09/29 医療提供体制
3年目進路シリーズ(その3) 人間関係はゆるくいこう! 悩める研修医のみなさん、こんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾のお時間がやってきました。いよいよ今回は3年目進路シリーズ3回目! 「大都会に行こう!」「本気で働ける環境に行こう!」に続き、最後は医師同僚関係をテーマにしました。題して、「人間関係はゆるくいこう!」です。… 2016/09/29 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
「楽しかった」では終わらないディズニー研修 ハイキングや山登りをしていると、人と人がすれ違いざまに挨拶を交わす光景を目にします。しかし、見ず知らずの人と気持ち良く挨拶できる人でも、例えば朝の通勤途中ではこうはいきません。ラッシュ時の電車では険悪な雰囲気さえ出してしまうことがあります。人には様々な「面」があり、どれを見… 2016/09/28 医療経営
ヘッドハントによる転職が失敗に終わるとき 私どもは医師のエグゼクティブ・サーチ(ヘッドハンティング)を手掛けて10年になります。あくまでも主役は医療法人と医師。当人たちの意思を無視して強引に話を進めることはありません。… 2016/09/28 医師のキャリア
看護師同士が険悪に、いったいどうすれば… 今回は、耳鼻咽喉科の40歳代男性院長からのご依頼です。弊社に覆面調査サービス(サロン・ド・クリニック)を依頼されるのは、この先生のような40~50歳代前半の院長がほとんどです。親から診療所を承継したり、新規に開業したりと形態は様々ですが、この年代の方々の中に、患者対応への高い意識… 2016/09/27 医療経営
『日経ヘルスケア』2016年9月号より 高齢者応対で苦情、改善を果たした医院の工夫とは? ここ1年で立て続けに複数の職員が退職したため、比較的若い職員を代わりに採用しました。ただ、新人職員が高齢患者に早口で受付対応したため、… 2016/09/20 医療経営
普段からの備えと「いざ」という時の対処法(4) 後継者のいない医療法人で院長が急逝したら… 院長に万一の事態が発生したり、何らかの理由で長期療養を余儀なくされた場合など、「どうしてよいものか分からない」ということになってしまいがちです。診療所は、国や自治体にまたがって多数の役所がそれぞれの法律に基づき複雑に所管しており、それぞれの間に連携関係は存在しないために、手続… 2016/09/08 医療経営
シリーズ◎どうなる新専門医制度《インタビュー》 サブスペシャリティーこそ本丸と見越していた 日本専門医機構・前理事長 池田康夫氏 前身の日本専門医制評価・認定機構から数えて9年、専門医制度改革の舵を取り、2016年6月、日本専門医機構(以下、機構)理事長の任を終えた池田康夫氏。その後、2017年4月を目指して構築してきた新しい専門医制度の研修プログラム開始の1年延期が機構の新理事会で決まった。新専門医制度はなぜス… 2016/09/07 医師のキャリア
付き添い者の患者「放置」に困惑 診療所の外来には、患者とともに多数の付き添い者が来院する。最近増えているのが、介護施設や高齢者住宅の入所者に、施設の介護職員が付き添ってくるケース。周辺地域にそうした施設が増えたことで、当院への付き添い受診例も増えてきた。… 2016/09/06 医療経営
シリーズ◎どうなる新専門医制度《インタビュー》 地域偏在対策を早急に検討します 日本専門医機構理事長 吉村 博邦 氏 新専門医制度に対して、関係団体のみならず厚生労働大臣も強く懸念を表明する中、日本専門医機構の理事長に就任した吉村氏。新制度のスタートを1年延期する方針を打ち出した。医師の地域偏在への対策や機構のガバナンスなど、数々の懸案にどのような検討を行っていくかを聞いた。… 2016/09/05 医師のキャリア
普段からの備えと「いざ」という時の対処法(3) 院長が倒れると出現する怪しい人物に要注意 院長が病気で長期離脱を余儀なくされ、完全に休業せざるを得なくなった際、職員の処遇や患者への説明など、速やかに講じなければならない対策が幾つかある。また、復帰困難となった際には事業承継を検討することが少なくないが、周囲から怪しい案件が持ち込まれるケースも散見される。… 2016/09/01 医療経営
開業したのに収入が伸びない、原因はどこに? 『日経ヘルスケア』2016年8月号より 開業から1年がたちましたが、思うように売り上げが伸びず悩んでいます。地域のほかの診療所と比較して患者数が少ないようです。駅から近く住宅街の中にあり、診療所の立地は良いので潜在患者は少なくないと思うのですが……。… 2016/08/23 医療経営
普段からの備えと「いざ」という時の対処法(2) 院長が病気で離脱、非常勤医採用のポイントは? 前回は、院長の予期せぬ離脱に備え、非常勤医の確保や人脈作りが重要であることを紹介した。今回は、実際に長期療養などを余儀なくされた場合の診療所運営について、過去に筆者が経験した幾つかの事例も踏まえてご紹介したい。… 2016/08/22 医療経営
「カイゼン」だけではない患者アンケート活用法 スタッフが求めている「成果」とは何なのか。答えの1つに「患者に喜んでもらうこと」が挙がると思います。「成功医院交流会」に参加されている診療所の中で、「患者の喜び」を上手にスタッフのモチベーションにつなげているのが、前回ご紹介した松江市の小児科、ぽよぽよクリニックです。今回はそ… 2016/08/10 医療経営
専門医機構、総合診療専門医の研修も1年見送り 2017年度の志望者には家庭医療専門医の取得を推奨 制度の基本的な枠組みを検討する委員会を設置し9月まで方針 日本専門医機構は8月5日に理事会を開催し、2017年度の総合診療専門医の養成について、日本専門医機構による研修の実施を1年見送ることを正式に決定した。加えて、各学会における2017年度の専門医養成方法の方針を示し、小児科と耳鼻咽喉科、病理は新専門医制度で用いられる新プログラムを使用し、… 2016/08/08 組織
最終報告を受けて群馬大が会見開く 群馬大、医療事故の医師と教授を解雇処分に 群馬大学は7月30日の群馬大病院医療事故調査委員会による最終報告書の提出を受けて8月2日に会見を開き、医療事故関係者の処分や大学の改革進捗状況を発表した。それによると7月29日付けで、一連の医療事故で執刀した旧第二外科の医師を懲戒解雇相当、旧第二外科教授を論旨解雇とした。なお、問題… 2016/08/03 事件・話題
同僚批判ばかりの殺伐とした職場をどう変える? 今回は、整形外科クリニックの40歳代男性院長からのご依頼です。先代が診療所を開設してから20年余り。1年前に先代が引退して息子である院長が診療所を引き継ぐと、長年勤めてきた受付スタッフが相次いで退職。その後もスタッフが定着せず、受付はずっと殺伐とした雰囲気で患者からの苦情が続いて… 2016/07/27 医療経営
ヘッドハントで過疎地に赴いた医師の「覚悟」 私どもがお会いするのは、大学医局人事で動いている国公立病院や公的病院勤務の先生方が中心です。年齢的には40歳前後から50歳代の方が多くなっています。今回ご紹介する外科のA先生も40歳代半ば。このくらいの年代になると、ご自身の今後について否応なしに考える時期に差し掛かるようです。… 2016/07/27 医師の職場環境
2017年度の各学会の意向確認は8月上旬に実施へ 新専門医制度、来年度導入見送りを正式に決定 日本専門医機構は7月25日に社員総会を開催し、7月20日の理事会で決定されていた「2017年度から開始予定としていた新専門医制度の導入を見送り、2018年度を目途に19の全ての基本領域で一斉にスタートする」方針を了承した。2017年度の専門医養成については各学会に運用を任せるが、できるだけ既存… 2016/07/26 医師の職場環境
来年度の方針は7月25日の社員総会で正式決定 新専門医制度の一斉スタートは2018年度に延期 学会には既存プログラムでの運用を求める 日本専門医機構は7月20日に理事会を開催し、「新専門医制度は2018年度を目途に19の基本領域で一斉スタートすることを目指す方針」を決定した。その上で、2017年度の専門医研修については、できるだけ既存の研修プログラムで運用するように各基本領域の学会へ求めるほか、学会の責任で新制度での研… 2016/07/21 医師のキャリア
先輩を心労でダウンさせたマイペース新人 4月に入職した新人もそろそろ職場に慣れ、戦力として計算できるようになりつつあるのではないだろうか。当院でも何度か新卒者を採用してきたが、そのうち一人の女性職員については、育てるのに相当難儀した。… 2016/07/11 医療経営
内因性疾患を「確実に」診断できるか 昨年、厚生労働省が公開している死亡診断書記入マニュアルから、ある記載が消えました。このマニュアルは毎年改訂されているもので、僕もそのたびに目を通しています。昨年、この変化に気づき、1人驚いていました。世間はそこまで衝撃を受けていなかったように見えたので、気づいていない人もいる… 2016/07/07 救急医療・集中治療
副理事は日医と医学部長病院長会議の推薦者 専門医機構の新理事長は医学会連合の吉村氏 7月中に方針決め、研修医にメッセージ示す 日本専門医機構は7月4日に理事会を開き、新理事長に地域医療振興協会顧問の吉村博邦氏、副理事長に日本医師会副会長の松原謙二氏と山形大学医学部長の山下英俊氏を選任した。理事長と2人の副理事長をそれぞれ推薦した3団体は、いずれも機構設立時社員だった団体。… 2016/07/05 医師のキャリア
失恋で上の空、税金滞納…職員の変化に院長困惑 東海地方の整形外科クリニックであるN医院は、地方都市の私鉄駅に近接していて、子どもから仕事帰りの会社員、お年寄りまで、幅広い年齢層の患者が来院する。N院長は、開業して30年というベテランで、還暦をとうに過ぎていた。厳格で曲がったことが嫌いな性格なので、時には職員とぶつかったことも… 2016/07/05 医療経営
理事長・副理事長の決定は7月4日か 日本専門医機構の新理事24人が決定、再任4人 日本専門医機構は6月27日に第4回社員総会を開催し、任期満了に伴う役員の改選を行い、「役員候補者選考委員会」が推薦した24人の理事候補を承認した。今後、候補者から承諾書の提出を受け、正式に理事が決定する。7月4日には新たな理事で理事会を開催し、24人の中から互選で理事長1人と副理事長2… 2016/06/28 行政・制度