野戦病院化する英国コロナ病棟 英国で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の存在が確認されたことが、ジョンソン首相から発表された2020年12月下旬。首都ロンドンでは既に感染爆発が始まっていたが、地方ではまだ多少の余裕があった。病床管理部からの怒号が病棟に飛び交うことが日常茶飯事となったのは、私の勤務先では21年1… 2021/02/26 海外
薬剤師によるワクチン接種とコストの関係 カナダでは、新型コロナウイルスのワクチン接種が進む一方で、不要不急の渡航を制限する中でも、冬を温暖な国で過ごす「スノーバード」と呼ばれる人の往来が後を絶ちませんでした。そこで、カナダ政府は水際対策強化のために、国内からカリブ諸国とメキシコへの全てのフライトを2021年1月31日から3… 2021/02/18 海外
英国でコロナ禍でも看護師が増える3つの根拠 コロナ禍により、英国の公営医療であるNHS(National Health Service;国民保健サービス)の職員は誰もが疲弊している。そんな中、驚くべきニュースが発表された。英国NHSの医療従事者数がこの1年で記録的に増加している、というのだ。英国NHSで働く看護師数(常勤換算)は、2020年9月時点で29万918… 2021/02/04 海外
やっぱりワクチン接種には薬剤師! 皆さま、2021年もどうかよろしくお願い申し上げます。昨年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連の新しい話題が出るスピードに追いつけず、あまり多くの記事を書くことができませんでした。今年は何とかペースを上げてカナダの最新の様子をお伝えできればと思います。… 2021/01/20 薬剤師
病気は薬局で治すのがベトナム流 新型コロナウイルス感染症の終息が見えない昨今、エッセンシャルワーカーと言われながらいつも通り働いています。今回は、少しでも楽しい気分を思い出そうと、コロナ禍の直前に行ったベトナム旅行中に立ち寄った薬局での話をお届けします。… 2021/01/07 薬剤師
コロナ禍の上海、病院や学校での厳戒緩まず 上海の友成暁子です。もうすっかり肌寒くなってきました。街の様子は「クリスマス一直線」といった風情です。今回は、上海で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けた病院診療の様子、そしてわが子が通う学校の様子をご紹介したいと思います。… 2020/12/25 感染症
「英語は世界共通語」の勘違い 今回は、英国の公営医療であるNHS(National Health Service;国民保健サービス)で使われる特有の言い回しを中心に、「英語を母語とする他国民には理解されない、英国独特の言葉」を紹介してみたい。 2020/12/11 海外
寄稿◎インフル&新型コロナ・オーストラリアの状況 今冬、本当に少なかった豪州のインフルエンザ オーストラリアはこれから、暑い夏になります。日本が暑い夏を過ごしている間、こちらはインフルエンザが流行する冬を迎えました。幸い、オーストラリアではインフルエンザの流行はなく、私が住んでいるクイーンズランド州は大きなCOVID-19の流行も起こりませんでした。今では、ほぼコロナ前の生活… 2020/12/01 海外
英国の採用面接で「あなたの強み」を聞かれたら 英国で医療従事者を目指してみたいあなたに、面接の自己アピールで高得点をたたき出す鉄板の受け答えを伝授しよう。看護師だけでなく、医師、薬剤師などの医療職であればどの職種でも共通する。医療系への留学を考える学生にも当てはまる。釣りでも誇大広告でもない、正真正銘の模範解答を今からあ… 2020/11/25 海外
新型コロナと若者の死と 世界全体での傾向ではありますが、最近のカナダでも新型コロナウイルスの感染者数が再び増加傾向を示しています。2020年10月6日にはケベック州では外出自粛を求められる事態になり、またオンタリオ州の一部の地域では、10月13日からレストラン内での飲食やジム、映画館、大会議場などが一時的に閉鎖… 2020/10/22 薬剤師
クリニックを引き払い、オンライン診療を始めるカナダの医師たち 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数がいまだに増え続け、人々の行動様式がかなり変化した最近では、飲食店だけではなく、歯科医や小児科医をはじめとした医療機関でも患者数が減り、経営難に陥っているといったニュースが聞かれるようになってきました。COVID-19を恐れて受診を避ける… 2020/10/05 医療経営
ハワイで始まった2回目のロックダウン まだまだコロナの感染拡大続く米国の島 世界で最も多い新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を出した米国だが、8月に入って感染者数は減少してきた。だが、その中でハワイ州だけは現在、まさに感染拡大の真っただ中にある。 客足が消えたアラモアナセンター、寂寥感漂う日本語案内デスク、鳩だけが待つピンクラインのバス停。8月2… 2020/09/09 海外
新型コロナ感染症とカナダ西海岸の今(6) コロナ禍の学校カリキュラム、影響は薬局にも 2020年8月2 日時点における新型コロナウイルス感染者数は、カナダ全体で11万6858人です。私の暮らすブリティッシュコロンビア州の累計感染者数は3641人、最も人口の多いオンタリオ州では3万9449人、また流行初期に最も感染者の多かったケベック州では5万9599人となっています。日本同様、一時は感染… 2020/08/12 薬剤師
新型コロナ感染症とカナダ西海岸の今(5) マスクに否定的だったカナダの薬局の現場 最近の日本各地における豪雨被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。今回は、PPEについて取り上げます。PPEとは、Personal Protective Equipmentの略で、日本では個人防護具と訳されます。マスク、手袋、ゴーグル、フェイスシールドなどが含まれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)… 2020/08/06 薬剤師
情報錯綜して二転三転の隔離生活が終わった 続・COVID-19状況下での一家4人「渡中」の記録 2020年3月下旬、COVID-19の影響が深刻化してきて、あわてて帰省中の日本から上海へ戻ろうとしたところ、地方都市・福州市のホテルで隔離されるはめになった友成暁子です。前回は私たち家族が隔離されるまで、そして隔離生活が始まったばかりの段階のお話をさせてもらいました。今回は隔離生活中盤に… 2020/07/27 行政・制度
学会リポート◎第3回APSARA総合診療医学会―カンボジアで感じたこと そんな先の糖尿病の合併症を考えてどうするの? 飛行機をおりると、懐かしさも伴う東南アジア独特の香りに胸がいっぱいになりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが起こる前の2019年12月、私たちはカンボジアへ3回目の渡航をしました。今回のAPSARAの新たな試みはmedical outreach、すなわちボランティア活動を導入したこ… 2020/05/25 医師のキャリア
中国のホテルで14日間の隔離生活を体験した COVID-19状況下での一家4人「渡中」の記録 上海の友成暁子です。COVID-19の影響をもろに受けたため、投稿の間隔が空いてしまいました。この原稿を書いている今、私と私の家族(夫、5歳の長男、2歳の次男)は福建省の福州市という地方都市のホテルで隔離生活を送っています。どのような経緯でここに至ったのか、隔離の様子はどうなのか、写真… 2020/05/06 感染症
新型コロナ感染症とカナダ西海岸の今(4) 「また1カ月分だけで、調剤手数料を取るの?」 2020年4月19日、カナダ東部ノバスコシア州で起こった銃の乱射で、22人が死亡するという悲惨な事件が起こりました。自粛疲れによるストレスが理由かどうかは分かりませんが、同日朝には、カナダの新型コロナウイルス拡大は落ち着いてきたという良いニュースが流れたばかりだっただけに、これは非常に… 2020/05/01 感染症
ロックダウンで生活はどう変わる? フィリピンに住む友人からのメール 緊急事態宣言の対象が全国に拡大されました。相変わらず新型コロナウイルスの感染者が増えている中で、都市封鎖(lockdown)になったら、と少々不安に思ったので、既にロックダウンが始まっているフィリピンに住む友人たちにロックダウンによる生活の変化について尋ねてみました。… 2020/04/28 海外
新型コロナ感染症とカナダ西海岸の今(3) “恐竜”の応援訪問がありました! この記事を書いている2020年3月29日現在、カナダ全体でのコロナウイルス感染者数は5652人、ブリティッシュコロンビア州(BC州)だけでも884人となりました。実は、記事を書き始めた3月26日には、カナダ全体での感染者数が3385人、BC州だけで659人でしたから、感染が急速に増加しているかが分かると… 2020/04/07 感染症
緊急寄稿◎国が団結して対処して来たシンガポール マスクへの考え方が4月に入って大きく転換 日系クリニックでプライマリケア診療を担当している立場から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についてシンガポールの状況をお伝えしたいと思います。 4月3日にリー・シェンロン首相は、COVID-19の流行から3回目となる国民への語りかけを行いました。生活に不可欠なサービスなどを除いた大… 2020/04/07 感染症
緊急寄稿◎COVID-19対策のために予定手術を管理 ドイツにも忍び寄る医療崩壊 2020年3月29日時点で、全世界での感染者が60万人、犠牲者が3万人を超えた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。大規模感染は、当初の中国から欧州、そして米国へと拡大して、世界的なパンデミックとなっている。 私は2014年から2017年にかけてドイツの首都ベルリン郊外のハートセンターに留学… 2020/03/30 海外
寄稿◎新型コロナウイルス感染症・ナイジェリアの状況 ナイジェリアCDCが陣頭に立ち、封じ込め継続中 ナイジェリアは「アフリカの巨人」と呼ばれる大国だ。面積は92万3773平方キロメートルで、日本の約2.5倍。人口は1億9587万人(2018年)に達し、アフリカ最大。世界でも第7位に位置する。半面、感染症の問題を多く抱え、マラリア、HIV、結核、麻疹、ポリオウイルス、ラッサ熱、黄熱病、住血吸虫…… 2020/03/28 感染症
現地報告◎韓国のCOVID-19防疫体制 接触者・帰国者の把握を徹底し36万人を検査 「早期治療・早期隔離で致死率下げた」と欧米メディア 2020年3月26日時点で韓国内の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染確診者は9241人、死亡者は131人で、PCR検査を受けた人は累積36万4942人に上っている。韓国は感染者が多い国であるが、英国の公共放送BBC、米ワシントン・ポスト紙、ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルなど欧米のメディアの多くが、… 2020/03/27 海外
新型コロナ感染症とカナダ西海岸の今(2) コロナ禍で2倍以上の処方箋を応需 日本よりも遅れて新型コロナウイルス感染症の波が及び、ほんの2週間前までは比較的のほほんとしていたカナダですが、欧州や米国の患者数の増加に伴い様子が急速に変わってきました。今日は、そのスピード感を、私の身の回りの出来事に照らし合せて説明します。… 2020/03/26 薬剤師
寄稿◎新型コロナウイルス感染症・ベトナムの状況 厳格なCOVID-19封じ込めを続けるベトナム 学校閉鎖、マスク不足は日本同様 ベトナム・ハノイ市内のインターナショナルクリニックで働く医師の視点から、現地の様子をお伝えします。私が勤務しているFamily Medical Practiceは、25年前に創業したベトナムで最も古い多国籍クリニックです。WHOや大使館職員といったハイソサエティー層からバックパッカーまで、幅広い患者さ… 2020/03/19 感染症
多国籍の診療環境で「ガイドライン」を使い倒す さて、今回のテーマは「ガイドライン」です。ガイドラインはEBMを推進する上で極めて重要であることは言うまでもありません。日本では医師も患者さんもほとんどが日本人ですし、国民皆保険制度が敷かれていることもあり、日本の学会や厚生労働省が示すガイドラインに従って診療することに異論は少な… 2020/02/24 行政・制度
これからの時代の薬剤師はDon’t wait ! DI Online読者の皆様、本年もどうぞよろしくおねがいいたします。ここ数年の日本のニュースを見ていると、国際化に伴い、外国の習慣となっている行事が、幾つも日本に取り入れられてきたように見受けられます。でも、昭和生まれの私の年代や、それより年上の皆さんには、意味の分からないことが多… 2020/01/27 薬剤師
デリケートゾーンは和製英語だった 2019年のラグビーワールドカップは熱狂の内に終わり、南アフリカが優勝したことは記憶に新しいことです。期間中、オーストラリアやニュージーランドはもちろんのこと、普段出会うことのない南アフリカやアイルランドからの人たちともお話しする機会がありました。… 2020/01/23 薬剤師
カンナビス2.0の時代へ突入 これからは、もっと気を付けないと捕まりますよ! 2019年11月、私の渡航時の薬の携行についての記事が掲載されたのと同じタイミングで、元五輪選手が大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。 2019/12/25 薬剤師
「ワンオペ」の現場を経験して カナダの薬局が1年のうちで最も忙しいともいえるインフルエンザの予防接種の時期も終わり、ようやくコラムを書く時間ができました。そして気がつけばカレンダーは12月。今年起こった出来事を振り返り、まとめてみます。第1弾は「ワンオペ」です。… 2019/12/12 薬剤師
小児のかぜに対する“フルコース処方”は必要? 前回の記事で、日本でよく処方される小児の粉薬やシロップ剤は、カナダではまず処方されないと紹介しました。今回は、その理由を説明したいと思います。 2019/12/09 海外
メラトニンありますか? 2019年11月7日に掲載された、「薬の携行、気をつけないと捕まりますよ!」という記事を読みながら、1年前に書きかけてそのままになっていた原稿のことを思い出しました。 2019/11/28 薬剤師
お金次第で環境は天と地の差―上海病院事情 上海では大きく分けて2種類の病院があります。「公立」と「私立」です。公立病院は、名前の通り、中国政府により運営されている病院です。ほとんどの中国人は、公的医療保険を使って公立病院を受診します。患者さんの自己負担割合は低いですが、混雑の度合いは半端ではありません。… 2019/10/30 行政・制度
被災地にワールドカップがやって来た! 医療と町の復興をラグビーにのせて 岩手県・釜石医師会長の小泉嘉明氏に聞く 日本の大躍進で盛り上がりをみせている「ラグビーワールドカップ(RWC)2019」。その12カ所ある開催地の1つが岩手県釜石市だ。1979~1985年にかけて地元の新日鉄釜石ラグビー部が日本選手権を7連覇したことなどで知られる。 釜石市は2011年の東日本大震災で大きな被害を受け、医療提供体制が崩… 2019/10/21 事件・話題
日本の薬剤師もワクチンを打てるように 第23回日本渡航医学会学術集会レポート(3) 2019年7月14日から15日にかけて開催された、第23回日本渡航医学会学術集会のレポートの続きです。前回の記事では、私の発表スライド作成の裏話をしましたが、今回は、そのスライドを使って行われた薬剤師部会セミナーのイントロをお届けします。… 2019/10/02 薬剤師
日本人がタイでHIVの治療を受けるという選択 前回のコラムでも述べたように、僕がタイのHIVに関わりだしたのは研修医1年目の夏休みに訪れたエイズホスピスがきっかけで、その後継続して支援を行い、患者を支援するNPOも立ち上げた。すると、そのウェブサイトを通してタイ在住の日本人から健康上の相談を受けるようになった。また、太融寺町谷… 2019/09/27 感染症
日本の薬局事情はかなり特殊です 今回はまず、2019年8月に掲載されていた記事「なぜ、薬剤師はOTC薬に興味が持てないのか」を読んで、同業者では言いにくいことを指摘されたなと思ったので、それから書きます。 2019/09/13 薬剤師
僧侶が“治療”?タイの薬物依存症対策の実態 過去のコラムで述べたように、僕がGPを目指そうと思ったのは研修医の頃にボランティアで訪れたタイのエイズ施設で出会った欧米のGPに影響を受けたからだが、同時にそのときに経験したエイズという病がその後の人生に大きな影響を与えることになった。その施設で過ごした1週間で、エイズに伴う「不… 2019/09/13 プライマリケア
第41回 病院にも銃弾が降り注ぐ紛争地・イエメン 戦闘最前線での緊急手術、日本の技術が役立つ 滝上 隆一(外科医) 2015年以降、今もなお内戦が続く国・イエメンで、国境なき医師団(MSF)の外科医として今回2つの地域のプロジェクトに参加し、内戦に伴う外傷治療などに当たりました。1つは西部の都市ホデイダ市のプロジェクト、もう1つはその少し北にあるアルダヒ市のプロジェクトです。… 2019/09/11 海外
第23回日本渡航医学会学術集会レポート(3) 感染症のゲートウェイとしての沖縄から 沖縄県立中部病院の高山義浩先生のご講演 何年か前にカナダで参加した勉強会で、渡航医学の大家として超有名なJay Keystone先生(トロント大学)が、「渡航医学に携わる人は、自分の足で色々な国へ行ってください。それが一番の勉強になります」とおっしゃっていたのが、私の心に強く刻まれています。… 2019/09/02 海外
日本渡航医学会参加で来日、肌で感じた日本のカオス 日本で経験する逆カルチャーショック カナダの薬局薬剤師である佐藤厚氏が、日本渡航医学会学術集会で講演するため来日しました。 2019/08/16 薬剤師
第40回 医療資源のない南スーダンで全領域を診る 家庭医が南スーダンでできること 氏川 智皓(内科医) 私は家庭医療専門医・指導医を取得後の医師7年目に、2018年8月から2019年2月まで国境なき医師団(MSF)の内科医として、南スーダン南西部の西エクアトリア州・ムンドゥリのプロジェクトに参加しました。プロジェクトの主目的は、内戦により医療資源が不足しているムンドゥリ周辺の反政府側地域に巡… 2019/08/13 海外
多国籍都市・上海で「外国人医師」になってみた はじめまして。上海パークウェイヘルスの友成暁子と申します。私の生まれは横浜ですが、父の仕事の関係で幼少期から高校までをイギリス統治下の香港とアメリカの東海岸で過ごしました。アメリカ時代は日本人が少ないエリアに住んでおり、通っていた小学校で日本人は私と妹たちだけでした。中学校以… 2019/07/19 行政・制度
3回目の国際渡航医学会はワシントンDCへ CISTM16 学会レポート(1) 今から2年前にスペインのバルセロナで開かれた第15回国際渡航医学会学術集会へ行ったのが、つい昨日のような気がします。 2019/07/09 コメディカル
イスラエルにとって薬局とは 前回の赤チンの記事で3000を超えるシェアをいただき、ありがとうございました。身近な話題に英語を織り交ぜたコラムを2015年に始めて4年が経ち、月日の経つのは早いものだと実感しています。 2019/07/08 コメディカル
「ACP取りました!」「グッジョブ!」とならないために 最近、日本では”人生100年時代”の到来に向け、人生設計の見直しが話題になっているようです。個人的には、現在の高齢者が育った時代にはなかった食品添加物、遺伝子組み換えや環境汚染、電磁波、放射線、ストレス等々にさらされているジェネレーションが、そんなに長生きできるのかな? とも思う… 2019/03/21 ターミナルケア
第39回 家族愛あふれるアフリカ、患者の親族らが進んで献血 産科医の私を成長させた3回のナイジェリア派遣 鈴木 美奈(産婦人科医) 国境なき医師団(MSF)として私がナイジェリアへ初めて行ったのは、2017年1月でした。ナイジェリアは西アフリカに位置し、36の州からなる連邦共和国で、およそ1億9000万人の人口はアフリカ最大です。貧富の差が大きい国で、首都アブジャのある南部は教育水準が高く、裕福な人も多いです。… 2019/03/05 海外
日本の薬剤師はOTC薬を扱わないの? あるきっかけで、マレーシア人の薬剤師と知り合いになりました。彼女たちは日本のpharmacyを見てみたいと言いましたが、彼女たちのイメージするpharmacyがどのようなものかがはっきりしなかったので、典型的な、調剤薬局1軒、調剤併設のドラッグストア1軒、ドラッグストア1軒を案内しました。… 2019/02/07 コメディカル
第1回APSARA総合診療医学会リポート 「なぜ血液培養するの?」の質問で考えたこと リバース・イノベーションが日本の医療経済問題に寄与する日 私がカンボジアを訪ねたのは第1回APSARA総合診療医学会に参加するためでした。この学会は、現地のサンライズジャパンホスピタルが中心となり日本病院総合診療医学会の後援で開催したもので、アジアでの総合診療医学の発展をその目標としています。… 2019/02/07 医師のキャリア
“医療コンサル”を売って、小学校にクレヨンを! 前回、予算がない学校では、体育の授業すらできないという話を書いた。アメリカの公立の小学校では、学校がある地域の住民の固定資産税が予算の多くを占めている。体育の授業や部活動などの資金は、親からの寄付と子どもたちによるファンドレイジング(募金やチャリティなどによる資金調達)によ… 2019/01/10 コメディカル
特別なクリスマス(3) カナダで経験したエンド・オブ・ライフ・ケア 悪性の脳腫瘍が発覚して、3カ月の長男に緩和ケア(英;Palliative care)を選んだとき、「最期は、どこで看取りたいですか?」とドクターに聞かれました。 2018/12/24 コメディカル
特別なクリスマス(2) 小児ホスピスで迎えた温かいクリスマス 1982年、英国のオックスフォードで、世界初の小児ホスピス「ヘレンハウス」が設立されました。このきっかけは、ある教会のシスターであったフランシス・ドミニカ(Frances Dominica)が、脳腫瘍を患う2歳のヘレンという女の子を一時的に預かり、ケアを始めたことでした。… 2018/12/22 コメディカル
特別なクリスマス(1) カナダで経験した小児緩和ケアの話 グローバル化が進んだ昨今、日本と北米の生活様式の違いは、一昔前に比べて、それほど大きいものではなくなりました。そして、毎年12月になれば、街がクリスマス一色になるのは、カナダでも日本でも一緒です。… 2018/12/19 コメディカル
第38回 四肢を撃たれた負傷者が殺到、外傷患者に対応 武器を持たないデモ参加者が銃撃されるガザ 渥美 智晶(外科専門医・救急専門医) 今年7月の西日本豪雨災害の際、国境なき医師団(MSF)の先遣隊として広島県庁を訪れ、災害派遣医療チーム(DMAT)統合本部や健康福祉局・医務課から、現地情報を収集した。その後、呉市安浦地区に入り、日赤DMATに引き継ぐまでの期間、被災した地区住民の診療を支所の一角で行った。MSFが日本国内… 2018/11/22 海外
薬剤師がプロ意識をなくしかけている訳 以前、私が書いた記事でも紹介していますが、カナダのコミュニティファーマシストの職場環境が最近、特にひどくなってきました。人件費がカットされた結果、薬剤師が1人で作業する時間が増えています。薬剤師の業務とは全く関係のない雑務が増え、患者さんの健康相談など本来の薬剤師業… 2018/10/23 コメディカル
嗜好用大麻、いよいよ解禁前夜! カナダの「グリーンラッシュ」は今 カナダ国内の大手薬局チェーンが「大麻」を販売する日が来るかもしれない──。そんな寝耳に水のようなニュースが流れたのが2016年のことでした。時を経て、ついに2018年10月17日、嗜好用大麻が解禁されようとしているカナダから、「グリーンラッシュ」についてリポートします。… 2018/10/16 コメディカル
公立小で朝、全生徒にマフィンが出る理由 米国における貧富の差のひどさは、悪名高い。 私自身、地域診療所で多くのホームレスの方を診察した経験もある傍ら、弁護士や医師、アップルやグーグルのエンジニアといった高収入の患者さんも、現在の職場であるスタンフォード病院系列のクリニックでたくさん診てきた。 星の数ほどある米国の… 2018/10/08 代謝・内分泌
日本の医療制度を見習ってほしい 皆さん、カナダに対してどんなイメージをお持ちでしょうか。大自然、多国籍国家、広大な土地に大きなお家、人々はおおらか――。そんな感じでしょうか。さらに「医療機関の受診(例外あり)は全て無料」と聞くと、「カナダっていろいろな意味で豊かな国だな」と思いませんか?… 2018/10/04 海外
「身を守る教育」もプライマリ・ケア医の役割 こんにちは! 2016年まで、海外の医療現場で活躍する日本人による情報発信サイト「KUROFUNet(クロフネット)」で、「G'Day, Mate! 豪州発GP便り」というコラムを連載していました小林孝子です。オーストラリアで地域医療に携わるGP(General Physician)として、今年6月に開催された日本プライ… 2018/09/14 海外
ユーカリと糞を食べるコアラ 前回に引き続き、オーストラリアにまつわる話です。「オーストラリア」と聞いて、まず思い浮かぶのが、コアラ(koala)という人は多いのではないでしょうか? 2018/09/12 コメディカル
日本渡航医学会学術集会レポート(2) 旅と食と下痢のはざまで…… 前回に引き続き、日本渡航医学会学術集会のリポートです。学会初日の午後には、忽那賢志先生(国立国際医療研究センター国際感染症センター国際感染症対策室)の「旅行者下痢症」についての講演に向かいました。… 2018/08/24 海外
“アマゾン薬局”は既存の薬局を脅かす存在か? インターネットの大手通販、米国Amazon.com社が、インターネット薬局の米国PillPack社を買収するというニュースが流れ、米国大手薬局チェーンの米国Walgreen Boots Alliance社や、薬局を持つ世界最大のスーパーマーケットの米国Walmart社の株価は一気に下がりました。しかし1カ月以上が過ぎ、その… 2018/08/08 コメディカル
「人間は好き嫌いで働くものだ!」 日本渡航医学会学術集会レポート(1) 日本の皆様、暑中お見舞い申し上げます。 この度、2018年7月21日から7月22日にかけて、愛媛県松山市で開催された第22回日本渡航医学会学術集会に参加してきましたので、そのレポートをまとめたいと思います。 なお、今回のタイトルは、夏目漱石が松山を舞台に描いた名作『坊ちゃん』のセリフで… 2018/08/07 海外
日本語とスペイン語で違う医療言語能力テスト 言葉が通じない患者さんを診察するのに、患者の家族を通訳者として利用するのは好ましくないとされている。家族が代わりに質問に答えてしまうこともあるほか、完全に公平な第三者として通訳することは、難しいからだ。 メディカル・アシスタント(看護師の指示の下、バイタルサインを取ったり、… 2018/08/06 医師・患者関係
薬はOK、でもクリームパンで入国できず? シドニーに旅行するため、準備していたときのことです。心配性の友人がネットを見ていて、オーストラリアは薬の持ち込みに対して厳しいことに気づき、私に連絡してきました。早速、そのことをネットでチェックしてみました。… 2018/08/01 コメディカル
難民支援に今必要なのはメンタルへの対応だ 岡本洋幸(在ヨルダン日本国大使館医務官) ヨルダン・ハシェミット王国(通称、ヨルダン)は、日本人の方にとってはなじみの薄い国かもしれません。イスラエルとパレスチナ自治区の東にある国で、人口は約950万人。シリア、イラク、サウジアラビアとも接しています。 現在、日本人が観光目的で来ることはほとんどないのですが、日本との関… 2018/07/09 精神・神経
第37回 医療資源の乏しい地で臨床と公衆衛生が共鳴 カンボジアで医療戦略を科学する 岩本 桃子(疫学専門家) 医療資源の乏しい地域で、ある感染症に対して600人分の治療薬を確保してプロジェクトを開始したとします。実際に診療を開始すると、想定をはるかに上回る3000人の患者が来院。まず誰にその600人分を配分しますか?… 2018/07/05 公衆衛生・予防医学
薬について医師と薬剤師のどちらを信用する? 私は毎日、薬局まで車で通勤しています。車の中ではいつもラジオを聴いているのですが、ある日、私の大好きなラジオパーソナリティー(3人)が「薬のアドバイス、医師と薬剤師のどっちの言うことを聞く?」というトピックで話していました。… 2018/06/18 医療情報
薬剤師の渡航医学アドバイス(3) ベトナムで驚く3つの違い ベトナムに旅行する人への渡航医学(トコメド)アドバイスの最終回となりました。今回は、現地の薬局と薬などについて、取り上げます。 海外で、思いがけず体調を崩してしまった──。そんな時に、誰でもすぐにアクセスできる場所といえば、「薬局」や「ドラッグストア」です。しかし、時には日… 2018/04/27 薬剤師
心筋梗塞を自力で治療し搬送された看護師の話 先月、The New England journal of medicineに、過疎地(最寄りの医療機関まで150km)で勤務中に心筋梗塞を発症し、自分で点滴治療を行いながら病院搬送されて助かったという看護師の話が載っていました。 2018/04/19 救急医療・集中治療
米国のソーシャルワーカーの仕事【後編】 両足を切断したホームレス患者の退院後は 2013年からオバマ前大統領による医療保険制度改革が始まっても、アメリカの病院で医療を受けるということは、実質的に「患者が加入している健康保険が、受けられる医療サービスの内容を決める」ということに 、今も変わりはありません。入院についても、外来で治療できるような病状に落ち着けば、す… 2018/03/27 医療提供体制
海外で脳卒中を起こした患者が帰国を希望したら 急増する外国人患者に対応するため、国立国際医療研究センター国際診療部は2016年から、外国人医療実践講座を実施している。その第8回目となる「緊急帰国支援 国際医療搬送に備えよう」が今年2月に開催された。 今回のテーマは「国際医療搬送」。海外渡航中の日本人が外傷や感染症、心血管イベ… 2018/03/27 海外
薬剤師の渡航医学アドバイス(2) ベトナムに行く人に提案すべき予防接種は? 前回に引き続き今回も、ベトナムに旅行する人に対する渡航医学のアドバイスについて書きます。ちなみに渡航医学は、日本の関係者の間で「トコメド」と略されることがあります。今回のテーマは感染症です。ベトナムをはじめとする新興国では、A型肝炎と腸チフスが蔓延しており、国際基準のトコメド… 2018/03/26 コメディカル
第36回 ケニア第2の都市でより良い産科サービスを 緊急帝王切開か他院搬送か、即判断が必要な中… 竹中 裕(産婦人科医) 私は卒後14年目の産婦人科医である。2011年より、国境なき医師団(MSF)の活動に断続的に参加している。これまで、ナイジェリア、パキスタン、南スーダン、シエラレオネ、ソマリアなどに計8回派遣され、直近では2017年11月から2018年1月まで、ケニアに派遣されて産科的活動を行った。… 2018/03/12 海外
薬剤師の渡航医学アドバイス(1) 今ホットな国、ベトナムに行くと相談されたら 私が働いている、カナダの薬局内トラベルクリニックでは、2014年以来、目的地と旅行の工程に合わせて渡航前の健康アドバイスと予防接種を行っています。 そこに訪れるクライアントの中で、最近顕著に増えている渡航先はどこでしょう。答えは「ベトナム」です。 日本からも手頃な価格の観光ツア… 2018/02/27 コメディカル
日本の薬が欲しい外国人旅行者たち 前回は、外国人旅行者が日本へ入国する際の薬の規制についてまとめましたが、今回はその逆バージョンで、訪日外国人が薬を国外へ持ち出す現状についてのお話です。国立国際医療研究センター国際診療部に勤務する看護師の堀成美先生によると、「日本滞在中に服用した薬がとても良かったので、母国… 2018/02/13 コメディカル
チェーンに囲まれた小さい薬局の生き残り作戦 新年のご挨拶が大変遅くなりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。私は現在、2社の大手チェーン薬局を掛け持ちで働いています。薬局経営が厳しさを増す中、私の友人は昨年10月に、小さな薬局を開設しました。友人から私に「仕事を手伝ってほしい」との申し出があり、現在微力ながらお手… 2018/02/02 コメディカル
インバウンド急増!薬局の対応3原則 前回は、カナダで嗜好用マリファナが解禁される日が近づいているというお話をしましたが、大麻が解禁されている国はカナダの他にもたくさんあります。 米国では前大統領のバラク・オバマ氏により大麻解禁が推進され、一部の州では既に医療用・嗜好用大麻が合法化されています。そして今後も、大… 2018/02/01 コメディカル
今年のカナダは「グリーンラッシュ」! 1月も半ばを過ぎてしまいましたが、DI Online読者の皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今日は、現在カナダで最も熱い話題といっても過言ではない、大麻について書きたいと思います。タイトルに書いた「グリーンラッシュ」とは、ゴールドラッシュのように、一攫千金を求める企業がマ… 2018/01/18 コメディカル
おもてなしの国日本の学会で講演しました 2017年11月24日から26日にかけて、東京大学本郷キャンパスで「グローバルヘルス合同大会」が開催されました。はるばるカナダから参加してきましたので、その模様をレポートしたいと思います。 2017/12/28 コメディカル
日経メディカル 書籍紹介 トラベル&グローバルメディスン 渡航医学の教科書。海外渡航に伴う事故や感染症などの健康被害と、それらの回避策や対処策をまとめる。感染症だけでなく災害医療なども取り上げ、情勢不安定・紛争地域への渡航者に提供すべき医療の実際も説明する。… 2017/12/28 公衆衛生・予防医学
超簡単な薬局英語(23) 英語でつづるノルレボの薬剤情報提供書 モーニングアフターピルの服薬指導のまとめ 2017年11月24日から26日にかけて、東京で開催されたグローバルヘルス合同大会に参加してきました。インバウンドツーリズムが増加し続ける中、医療通訳の必要性と現況について講演を聞き、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、保険薬局における外国人対応の必要性を強く感じました。 そこ… 2017/12/27 コメディカル
第35回 今も増えているミャンマー・ロヒンギャ難民 難民キャンプに潜む公衆衛生上の「時限爆弾」 加藤 寛幸(小児科医・MSF日本会長) ミャンマーのラカイン州で大規模な武力衝突が起きた2017年8月25日以降、わずか2カ月半の間にバングラデシュに逃げ出したイスラム系少数民族ロヒンギャの数は62万人となった。その数は、出身国別難民数で世界5番目に多いスーダン難民(65万人)に迫る勢いだ。8月25日以前にバングラデシュに逃げ込… 2017/12/26 海外
「舌下錠から普通錠?変更不可で」 13時間勤務で忙しくとも、大きな問題はなくスムーズに仕事ができた、そんなある日のことです。その日のシフトがほぼ終わりかけた夜遅く、患者(Aさん)が救急病院(ER)から発行された1枚の処方箋を持って来局しました。処方内容は「ロラゼパム0.5mg 舌下錠 1回1錠 1日2回まで必要時に服用 … 2017/12/21 コメディカル
超簡単な薬局英語(22) ノルレボを反復使用する患者さんへの対応 モーニングアフターピルのFAQ対策(3) 2017年7月26日に厚生労働省で開かれた、「第2回医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」における「要望品目のスイッチOTC化の妥当性について」の資料を見ると、処方の現場では緊急避妊薬 (Emergency Contraceptive Pill;ECP)を避妊具と同じように認識している女性が後を絶たず、… 2017/12/15 コメディカル
なぜ日本ではリフィル処方箋が発行できない? 薬剤師職能拡大案(2) カナダでは、慢性疾患の患者で容態が安定している場合、大抵は1年分のリフィル付き処方箋を発行します。患者さんはこのリフィル処方箋を薬局に持ち込み、保険の種類に応じて、1~3カ月分の薬を受け取ることが多いです。… 2017/11/16 医薬品
えっ!OTC薬じゃなくてBPC薬? 気温35℃を超えた夏のある日、ボヤーッとしながらDI Onlineのサイトを開くと、『スイッチOTC薬、緊急避妊薬は時期尚早』というタイトルを見て「えっ!今、緊急避妊薬?」、さらに関連記事をネットで見ていて気になった言葉が「BPC」でした。… 2017/11/10 コメディカル
予防接種は薬剤師にお任せください 薬剤師職能拡大案(1) とうとう薬局に、インフルエンザワクチンが届きました。これから毎日の調剤業務に予防接種の業務が加わり、さらに忙しくなります(恐ろしい…)。 2017/11/07 感染症
超簡単な薬局英語(21) 「ノルレボは中絶薬ですか」と聞かれたら モーニングアフターピルのFAQ対策(2) 今回は、妊娠に関する内容をFAQ(Frequently Asked Question=よくある質問)にまとめてみます。 2017/10/24 海外
11時間も待たされて、処方は痛み止めだけ? こちらのブログで、何度も薬局の人員カットの話をしていますが、実は病院も例外ではありません。先日、私の友人Aと話す機会がありました。Aは40歳代の日本人で、大学からカナダに住んでいるベテランのカナダ生活者。カナダは日本と比べて、医療面でいろいろ不便があることは十分承知のはずの彼女… 2017/10/18 海外
第34回 「イスラム国」から奪還直前のモスル 紛争下で増える銃創や熱傷、重度栄養失調の患者に対応 岡田 まゆみ(救急専門医) イラク北部で戦闘が激化しているモスルから南方に約70km、カイヤラの町の病院にて、国境なき医師団(MSF)の救急専門医として紛争の被害者および周辺のキャンプなどで暮らす医療弱者をサポートする仕事に携わりました。… 2017/10/11 海外
超簡単な薬局英語(20) モーニングアフターピルのFAQ対策(1) これまで、3回にわたって緊急避妊薬の説明方法を英語で解説してきました。作用や副作用、服用方法に関する英語は、おおむねテンプレートにのっとって表現できる内容でした。今回からは、「よくある質問(Frequently Asked Question、 通称FAQ)」に対する答え方という応用編にチャレンジします。… 2017/10/03 コメディカル
第32回 臨床検査技師と国際協力 検査室へのシステム導入前の日本を思い出します 今回は、サモア国立病院の臨床検査室を紹介します。国際協力事業に参加して、途上国でどんな支援ができるか、実際のイメージが皆さんに伝われば幸いです。 2017/09/19 検査
ハンガリー語が飛び交う薬局内 正直な所、グローバル化は若い世代のことのように思っていました。ところが、そんな私にグローバル化の波が押し寄せてきました。というのも、ハンガリーに留学していた姪がハンガリー人と結婚し、青い目の親戚ができたからです。… 2017/09/13 コメディカル
医師の下で診療を行うPAの魅力とは 私の職業はフィジシャンアシスタント(PA)。日本にはない職種である。医師ではないし、看護師でもない。どちらかと言うと、医師の方に近く、簡単に言ってしまえば、医師の下で医療を施す職業である。医師の右腕と言ってもよいかもしれない。私は今、病院の救急医療科のPAになって10年になる。… 2017/09/13 海外