無臭というニオイもある 2021年1~3月に放送されていたテレビドラマ「俺の家の話」(TBSテレビ系、主演:長瀬智也、脚本:宮藤官九郎)を観て、私はいっぺんでこの作品の大ファンになりました。そのストーリーの中で、要介護の高齢男性が自宅でタオルなどに使っている柔軟剤について、家族に「変えた?」とか「今度の、いい… 2021/10/13 ターミナルケア
選択的夫婦別姓はメリットだらけ 連続テレビドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系、2021年4月期)の主人公・大豆田(おおまめだ)とわ子さんは、バツ3という設定です。第1話の早い段階で、とわ子さんのいとこの結婚パーティーの場面が出てきます。彼女の父親が元参議院議員で、再び選挙運動を始めているからか、さまざ… 2021/06/16 事件・話題
「秒速5センチメートル」が気持ちいい 桜の花が散る様子を見ることは、私の大切な年中行事です。「除夜の鐘を聞かなければ年が明けた気がしない」という人がいますが、それと似たような位置付けになっています。桜の花がはらはらと舞い落ちる様を見ながら、あるいは樹の下で花びらを手のひらに受けながら、漢詩「勧酒」の井伏鱒二による… 2021/01/11 事件・話題
マンガほっと×日経DIコラボ企画 薬剤師としてのこれから 第20話:長く「看る」こと(4) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/24 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者の生活に寄り添う覚悟 第20話:長く「看る」こと(3) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/17 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 地域に必要な薬局とは 第20話:長く「看る」こと(2) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/10 薬剤師
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(後編) ドラマ監修で薬剤師としての原点に立ち返った 病院薬剤師が主人公の初のドラマとして注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。前回に引き続き、監修に携わった日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長の笠原英城氏に、監修に当たって意識したことなどを聞いた。(談話まとめ:河野… 2020/11/05 薬剤師
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(前編) 薬剤師主人公の初ドラマ、監修のお仕事とは 薬剤師が主役となる初のドラマということで注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。2020年9月24日に全11話で最終回を迎えたが、その監修はどのように行われていたのだろうか。監修者である日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と、日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長… 2020/11/04 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 最期まで看る薬局 第20話:長く「看る」こと(1) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/02 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 踏み出せた小さな一歩 第19話:私の“精一杯”(4) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/23 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 やらなきゃいけないことはどこでも同じ 第19話:私の“精一杯”(3) テレビドラマは終了してしまいましたが、引き続き、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」第4巻を、DI Onlineでお楽しみください。 2020/10/16 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者のためにできること 第19話:私の“精一杯”(2) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/09 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 変わりたいという気持ち 第19話:私の“精一杯”(1) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/02 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 地獄のような「かかりつけ」 第18話:与えられた「役割」(3) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/25 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 「患者さん」という役割 第18話:与えられた「役割」(2) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/18 薬剤師
【漫画】気になる!アンサング・シンデレラ 病院薬剤師を舞台にしたドラマ、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処⽅箋」の放送が開始しましたね。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で放送延期で心配しましたが無事放送されて良かったです。 … 2020/09/17 事件・話題
マンガほっと×日経DIコラボ企画 点数がつかない働き 第18話:与えられた「役割」(1) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/11 薬剤師
薬剤師はアンサングをどのように見ている? 先日、 医療関係者ではない友人から「薬剤師のドラマ面白いね」という連絡が届きました。現在放送中のテレビドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」です。「連絡ありがとう」と答えたものの、ネット上で現職薬剤師によるドラマへの否定的なコメントが紹介されており、気になりました… 2020/09/11 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 病院の「中」と「外」 第17話:越えられぬ線(4) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/04 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 入院継続か?退院か? 第17話:越えられぬ線(3) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/08/28 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 重複診療疑いの患者 第17話:越えられぬ線(2) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/08/21 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 オーバードーズで救急搬送 第17話:越えられぬ線(1) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/08/14 薬剤師
テレビドラマは人との関わりから生まれる! 2020年4月から放送開始予定だった初の薬剤師主役ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」が、3カ月遅れとなる7月16日(木)ようやく放送がスタートしました。ドラマを視聴している薬剤師の多くは、色々な場面に突っ込みを入れながら楽しんでいるのではないでしょうか。… 2020/08/12 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者の生活を支えるということ 第16話:月の裏(3) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/08/07 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 月経痛に処方された低用量ピル 第16話:月の裏(2) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/07/31 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 ロキソニンが手放せない患者 第16話:月の裏(1) ついにドラマの放送がスタートした、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/07/25 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 「リフィーディング症候群」の原因 第12話:霧の中(2) ドラマ化が決定したゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第3巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/03/23 薬剤師
【漫画】祝!薬剤師主人公のドラマ化決定 2020年の4月から、薬剤師が主人公の漫画「アンサングシンデレラ」のドラマが放送されます。医療従事者の連続ドラマといえば医師や看護師が多く、病院薬剤師が主人公のドラマは初めてです。今回は病院が舞台ですが、一般の方にとっては薬局薬剤師の方が身近な存在だと思います。もし主人公のみどり… 2020/03/17 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 人はいつか死ぬ 第12話:霧の中(1) ドラマ化が決定したゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第3巻をDIOnlineで特別公開します。 2020/03/16 薬剤師
そこが気になってしまうのは薬剤師の性分? 既にご存じの方がほとんどだと思いますが、DI Onlineでも公開されている薬剤師が主人公の漫画「アンサングシンデレラ」が、ついにドラマ化されるということです!本邦初となる薬剤師が主人公の連続ドラマですが、主人公の葵みどりを演じるのはなんと石原さとみさん。… 2020/02/14 薬剤師
白い巨塔、財前五郎の「これが死か」に抗議する 少し前の話題になりますが、2019年版ドラマ「白い巨塔」をご覧になった方、少なからずいらっしゃったでしょうか。私も現代版と謳われた「白い巨塔」がどのようになるか興味を持って見ていました。前々作、前作と異なるのは、現代における難治性の癌として膵臓癌が扱われたところ。医療訴訟に敗れた… 2019/06/20 癌
ゴールデンウイークは何が「ゴールデン」なのか みなさま、令和元年おめでとうございます。改元の日がちょうど連休の間になったことで、空前の10連休が出来上がりました。それはそれで、おめでとうございます。まぁ僕らには全く関係のない話です。 2019/05/02 救急医療・集中治療
【第18回】『サマーレスキュー~天空の診療所~』×臼杵尚志(香川大学医学部附属病院手術部部長) 過酷な環境下だからこそ見えてくる医療の原点 テレビドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所~」のモデルにもなった三俣診療所。標高2,550メートルの過酷な環境で患者と向き合う「山の診療所」に、40年以上も通い続け、活躍する臼杵氏を訪ねた。 2019/01/07 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【第17回】『ブラックジャックによろしく』×西脇健三郎(医療法人志仁会西脇病院理事長・院長) 精神病院のいまとこれから 精神医療の実際を少しでも多くの人に理解してもらいたいと、「ブラックジャックによろしく」作者の体験入院を受け入れ、自身も指導医・伊勢谷のモデルとなった、医療法人志仁会西脇病院理事長・院長の西脇健三郎氏を訪ねた。… 2018/09/12 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【第16回】~『海の上の診療所』×済生丸(瀬戸内海巡回診療船)~ 離島の「健康」を守る移動基地 話:岩本一壽(岡山県済生会支部長) 1961年、恩賜財団済生会設立50周年記念として、瀬戸内海離島地域の巡回診療船「済生丸」が計画された。現在、岡山、広島、香川、愛媛県の62の島々を巡回して診療・検診をおこなっている済生丸について、岡山県済生会支部長の岩本一壽氏にお話を伺った。… 2018/07/13 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【第15回】~『Dr.コトー診療所』×瀬戸上健二郎(下甑手打診療所 前所長) 気がつけば39年、離島医療に魅せられた半生 2000年から漫画連載開始、2003年に吉岡秀隆主演でドラマ化された「Dr.コトー診療所」。長年離島医療に携わり、主人公のモデルとなった瀬戸上健二郎氏を訪ねた。 2018/02/08 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【第14回】~『医龍 ─Team Medical Dragon─』×須磨久善(須磨スクエアクリニック院長)~ 心臓の難手術を成功に導くために 2006年に坂口憲二主演でドラマ化された「医龍─Team Medical Dragon─」。手術監修を務めた須磨久善氏は原作漫画を読み、主人公のモデルは自分ではないかと驚いたという。 2017/12/27 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【第13回】~『風に立つライオン』×柴田紘一郎(介護老人保健施設「サンヒルきよたけ」施設長)~ アフリカで学んだ医療の原点 2015年に大沢たかお主演で映画化された「風に立つライオン」。原作のさだまさし氏のモチーフとなったのは、長崎大学外科からケニアに渡った柴田紘一郎氏の体験談だった。 2017/09/01 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
《第12回》~『下町ロケット2 ガウディ計画』×大阪医科大学附属病院小児心臓血管外科診療科長・根本慎太郎~ ガウディ計画のモデルとなった心臓修復パッチ 「下町ロケット2 ガウディ計画」でキーマンとなるのは、佃製作所に心臓の人工弁「ガウディ」の開発依頼を持ち込む心臓血管外科教授の一村隼人。今田耕司演じる一村のモデルとなった根本慎太郎氏は、オペシーンや手術器具の使い方なども監修。撮影現場にも駆けつけてモニターを見ながら激励したとい… 2017/08/03 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
ドラマ「コード・ブルー」が始まったけど… テレビドラマの「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―THE THIRD SEASON」が始まりました。人気シリーズということで視聴率も上々の滑り出し! 美男美女があれだけの活躍をするので、そりゃ余計にかっこいいわけです。… 2017/07/27 救急医療・集中治療
財前は何がいけなかったのか? 仕事の休憩中、看護師さんたちと今までに印象に残っているドラマは何かという話になりました。私はあまりドラマを観ないのですが、話しているうちに昔のドラマは面白かったなあと思い始め、2003年に放映されていた「白い巨塔」のDVDを衝動的に購入して久しぶりに観ることにしました。… 2017/06/19 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
《第11回》~映画『救いたい』×川村隆枝(国立病院機構仙台医療センター麻酔科医長・手術管理部長)~ 映画を通じて麻酔科医の仕事をより理解してほしい 東日本大震災直後の医師夫妻の奮闘を描いた映画「救いたい」(監督・神山征二郎、主演・鈴木京香、三浦友和)。原作となった「心配ご無用 手術室には守護神がいる」を執筆した国立病院機構仙台医療センターの麻酔科医・川村隆枝氏に、執筆の動機、映画化への思いを聞いた。… 2017/05/25 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
ヒドすぎる医療シーンに仰天「これが魔術か…」 ちょっと前の話になります。仕事が忙しい時期だったのですが、どうしても見たくて仕方なかったものを見てきました。もちろん女性とかいうオチではなくて、「ドクター・ストレンジ(Doctor Strange)」という映画です。僕の大好きなMARVELシリーズ映画の最新作を見てきました。「ドクター」という… 2017/03/23 事件・話題
「ワンピース世代」の部下に悩んだら 医療業界は離職が深刻だといわれる。数字を見ると常勤看護師の離職率はここ数年、11%くらいで、他の産業とさほど違いはない。しかし地域差が大きく、大都市部の中小規模病院の大半は、看護師不足に頭を悩ませているのが現状だ。「仲間とのつながりが強い」「組織に従って動くことが苦手」「上下… 2016/12/27 組織
ネフローゼを患いながら羽生を追い詰めた“怪童”の一生を描く 29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士『聖の青春』 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、「東の羽生、西の村山」と羽生善治氏と並び称された棋士、村山聖氏が生きた29年間を描いた映画「聖の青春」をご紹介します。 2016/11/18 ライフスタイル
最強兵器は最後に!抗菌薬投与はデスラー理論で 私の出身校である地元の大学医学部から、2週間ごとに5年生が実習に来る。まだまだ患者数が少ない中で、可能な限りいろいろなことを学んでいってもらおうと思っている。さて、その学生総合診療実習。基本、私に付いてもらうわけだが、自分の受け持ち患者にESBL産生菌などのいわゆる多剤耐性菌(MDR… 2016/10/19 感染症 医師限定コンテンツ
シン・ゴジラと災害対策 話題の映画、「シン・ゴジラ」を見に行きました。あまり話すと内容をバラしてしまいそうなので多くは語りませんが、感想としては「すげぇもん見たな」という一言に尽きます。見ていない人は、ぜひぜひ映画館に足を運んでほしいなと思います。「シン・ゴジラ」では、巨大生物(ゴジラ)の出現と上… 2016/08/18 救急医療・集中治療
《第7回》『ヤング ブラック・ジャック』×手塚治虫(原作)・田畑由秋(脚本)・大熊ゆうご(漫画) ブラック・ジャックはなぜ無免許医になったのか? 1970年代に連載され人気を博した、医療漫画の金字塔ともいうべき手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』。その主人公、天才外科医ブラック・ジャックの若かりし頃を描く。 2016/08/09 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
輸血を拒む白血病の婚約者の運命は? 「エホバの証人」看護師の苦悩と選択 映画紹介『神のゆらぎ』 みなさんこんにちは。Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、「エホバの証人」信者のカップル、白血病患者のエティエンヌ・シマーと看護師のジュリー・ボドリーを中心にストーリーが展開する映画「神のゆらぎ」をご紹介します。… 2016/08/05 血液内科
《第6回》『ラジエーションハウス』×横幕智裕(原作)・モリタイシ(漫画) 「放射線科」の知られざる活躍を描く 病の原因を探り、X線やCTで病変を写し出す診療放射線技師、さらには画像を読影し病気を診断する放射線科医。現代医療を支えるのは、いわゆる放射線科のエキスパートたちである。知られざる医療の内側を描いた『ラジエーションハウス』は、昨年10月より「グランドジャンプ」(集英社)で連載を開始… 2016/06/08 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
《第5回》『Dr.DMAT──瓦礫の下のヒポクラテス』×高野 洋(原作)・菊地昭夫(漫画) 全員は助けられない災害医療のリアルを描く 大地震や航空機・列車事故……。災害や事故現場の限られた条件下で、医療を行うスペシャリストがいる。Disaster Medical Assistance Team――災害派遣医療チーム、通称「DMAT」(ディーマット)だ。生か? 死か? 一瞬の判断と迷いが“命”を分ける災害医療の最前線を描いた『Dr.DMAT──瓦礫の下… 2016/04/08 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
自分の中の「女性」に気付いた人物の実話に基づく映画 世界初の性別適合手術を受けた『リリーのすべて』 性別違和に苦悩する夫を支えた妻の愛と葛藤 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。みなさんは、米国精神医学会(APA)が2013年5月に発行した「精神疾患の診断と統計のためのマニュアル第5版(DSM-5)」に、「性別違和」という“病名”が記載されていることはご存じでしょうか。性別違和とは、「生まれた時の性が本人の自認する性に反し… 2016/02/17 精神・神経
医療者必見! “伝説の医師”が映画に 医療の映画のようで、医療映画ではない。ヒューマンな映画のようで、ヒューマン映画でもない。そんな医療ドキュメンタリーが完成した。1960年代、70年代の日本の地域医療のお手本となった岩手県沢内村(現・西和賀町)の沢内病院。同病院の院長を長らく務めた“伝説の医師”、増田進氏の現在の姿… 2016/02/03 東洋医学
高校レベルの化学知識で気軽に楽しめるミステリー 喜多喜久『化学探偵Mr.キュリー』 おお、化学系の准教授が謎を解く話か。……それって東野圭吾の「ガリレオ」の化学版かしら。そんなことを思いつつ、折り返しの著者略歴を見たら、薬学系研究課程の修士だそうで。ぺらぺらめくって、購入した。… 2016/02/03 医薬品
熊谷さんと原崎さんが語った?薬剤師が登場する小説 『ニーナの羅針盤』(藤村美千穂) ちょっと待ってくれ。ぼんやりルーチンこなしてるだけで月50万とボーナスが入るって、どこの病院だ。がっつり当直は入るし、土日当番で休日返上のところもあるぞ。それでも額面は50万に及ばない……。 2016/01/08 コメディカル
円熟期の黒澤明の集大成か 理想の医師像『赤ひげ』は傑作か? 時代とともに変わる評価の面白さ 『赤ひげ』は常識的には連載の第1回に取り上げるべき映画であるが、少々へそ曲がりの私はそれをせず、最終回に私なりのうんちくを述べて連載を終わる。黒澤明が山本周五郎の原作を基に、本作を撮ったのは昭和40(1965)年で、日本映画の衰退が年々叫ばれ5年あまりが経過していた。この作品で黒澤… 2015/12/02 プライマリケア
僻地医療に身を捧げた女医の生涯を題材に討論! 昭和10年春。「陸の孤島」と称された山形県中央部の寒村・大井沢村(現・西川町)に、一人の女性医師が着任した。志田周子(ちかこ)、24歳。東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)を卒業してわずか2年の新米医師であったが、村長である実父に懇願され、無医村であった大井沢村に新設され… 2015/11/19 医師のキャリア
江戸時代に全身麻酔を施行した華岡青洲を題材にした傑作映画『華岡青洲の妻』(1967年) 美談の影に隠れた嫁姑の葛藤 2年ばかり続いた本欄も今年で終わることになり、残り2回となった。全体に洋画が多かったので、最後に邦画の、それも通常なら連載の最初に持ってくるべきとっておきの傑作を紹介したい。今回は、世界で初めて全身麻酔を実践した華岡青洲の足跡を、実に見事な小説に仕上げた有吉佐和子の『華岡青洲… 2015/11/05 麻酔科
ついに登場!「放射線科」が舞台のマンガ 思わず、書店に駆け込みました。「放射線科」を舞台にした漫画が登場したと、編集長から知らされたからです。集英社の漫画雑誌「グランドジャンプ」11月4日号(10月21日発売)で連載が始まった『ラジエーションハウス』がそれです。うたい文句は「知られざる医療の裏側『放射線科』を描く、超本格… 2015/10/29 放射線科
発達課題の題材がふんだんの『STAND BY ME ドラえもん』 今回は、昨年流行った映画『STAND BY ME ドラえもん』を取り上げて、世相を考察してみようと思います。ちなみに、ネタバレは一切ないので、安心して読み進めてください。 2015/10/28 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
好ましい短い小品、映画長きがゆえに貴からず 薬害訴訟専門弁護士vs 金物商『おとなのけんか』(2011年) 2時間以上の上映が当たり前で、水増し映画の多い昨今。『おとなのけんか』は、昔の平均的長さである90分にも満たない80分の小品でいながら、十分に楽しませてくれる今時珍しい映画。58年前、上映時間と同じ時間で劇が進行するのでも話題になった『十二人の怒れる男』と同じ形式で、カメラも室内か… 2015/10/19 ライフスタイル
《第2回》『放課後カルテ』×日生マユ 謎多き学校医が子どもたちを救う 小学校に新しく赴任してきた小児科医、牧野。口が悪く態度も横柄な牧野は、児童だけでなく教師や保護者からも不審の目で見られるばかり。しかし、子どもたちのほんのわずかな異変やサインを見逃さず、大事に至る前に病気を発見し、適切な処置を施していく。… 2015/10/08 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
仕事にまい進する日本人と、最高に明るく遊びまくる米国人 癌宣告後に見る日米の文化の差『生きる』vs『最高の人生の見つけ方』 病気を扱った映画は数限りなくある。観客の持つ「他者への共感」を刺激し、映画としての少々のつたなさをカバーしてくれるから、昔は映画の題材に困れば「子ども・犬・病気を出せばよい」と言われていた。しかし、黒澤明の『生きる』(1952[昭和27]年)は別格の名画である。彼の最高傑作、否、… 2015/09/14 ターミナルケア
米国的な母子関係のすさまじき葛藤 多剤投与の精神科医に薬を投げつける主人公『8月の家族たち』(2013年) これまで2回にわたり、母性社会に住む日本人が共感できる母子の温かい情緒的関係を描いた新旧の英国映画を紹介した。今回は、同じ母子関係を父性社会・米国が描いた映画『8月の家族たち』(2013年)を紹介する。… 2015/08/17 精神・神経
父性社会・英国が表現する日本的心情『秘密と嘘』(1996年) エディプスコンプレックスの西洋が描く日本的阿闍世コンプレックス 先月紹介した『あなたを抱きしめる日まで』と同じく、若い女性の過ちが話の発端になる英国映画の傑作が、20年ばかり前に公開されている。この映画も題名がカタカナでなく日本語であり、父性社会・英国が母性社会・日本に特有とされている「母子関係の深層心理」を扱う傑作である。1996年のカンヌ… 2015/07/15 精神・神経
患者に「死にたい」と懇願される前にできること 今年6月、英国の理論物理学者スティーブン・ホーキング博士が「私はひどい苦痛を感じたり、貢献できることが何もなくなり、周囲の人の負担になっていると感じた場合は、自殺幇助を検討するだろう」とコメントしたという海外メディアのニュースが筆者の目に入ってきた。… 2015/07/08 ターミナルケア
自分のままでいられる最後の時をどう過ごすか 50歳でアルツハイマーを宣告された言語学者の決断「アリスのままで」 原作は神経学者、監督のグラッツァー氏がALS闘病中に撮影した最後の作品 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、50歳にして若年性アルツハイマー型認知症と宣告された女性とその家族の葛藤を描いた映画「アリスのままで」をご紹介します。本作は、主演のジュリアン・ムーアが、アカデミー賞を始め、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞など22… 2015/06/23 精神・神経
カトリックの暗部から広がる悲劇を巧みに描写 父性社会英国が作る「母もの」映画『あなたを抱きしめる日まで』(2014年) カタカナ題名全盛時代の現代に珍しい、「見たい」と思わせる邦題の付いた英国映画である。原題は外国映画に多い主人公の名前「Philomena」で、これをそのままカタカナで表記しなくて良かったと、見終わってつくづく思った次第。実話によっている内容は素晴らしく、英国版「母もの」とも言うべき映… 2015/06/15 事件・話題
【vol.7】うつを見守る人に聞きました うつの人への接し方は分からなくて当たり前 「ツレうつ」で大きな反響の作者が振り返る、うつ病の人との付き合い方 うつ病になった夫、「ツレ」との生活をユーモラスに描いた『ツレがうつになりまして。』シリーズがベストセラーになって、ドラマ化および映画化。作者の細川貂々さんの元には、うつ病に悩む患者や家族から多くの反響が寄せられた。その中には、医師からのメッセージも少なくなかったそうだ。… 2015/06/10 精神・神経
夫の浮気に腹を立て、娘を置いて家を出た女医 中年の孤独と被虐待児の悲哀から始まる『草原の椅子』(2013年) 画面に突然、パキスタンの辺境を乗合バスで旅する日本人の熟年男性2人と中年女性1人、5歳の男の子という「訳あり」に見える奇妙な4人組が登場する。「とうとう来ましたね」という女性の言葉の後、すぐに場面は東京に替わる。本作の始まり方も、最初に「ちょい」重要な場面を、何も分からない観客… 2015/05/18 小児科
離婚を望む妻が駆け込む「縁切寺」の悲喜こもごもを描く 見習い医師が江戸の離婚調停人に!『駆込み女と駆出し男』 井上ひさし氏が晩年11年を掛けて紡いだ時代小説「東慶寺花だより」が原案 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。日本では、1年間で約25万組の夫婦が離婚しているのはご存じの方もいるかもしれません。日経メディカルCadettoでも、「医者の離婚」の特集を組んだこともありました。しかし同じ国でも時代が違えば事情も大きく異なります。江戸時代、離縁状は夫… 2015/05/15 事件・話題
2014年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞 ADHDの息子と母、激しい愛と葛藤を描く『Mommy/マミー』 弱冠26歳のグザヴィエ・ドランが描く親子関係 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、注意欠如・多動性障害(ADHD)の少年とその母親との親子関係を描いた映画『Mommy/マミー』を紹介します。先日行われた試写会は、親子ペア限定。30組60人の親子が来場し、それぞれの感想を語りました。… 2015/04/23 精神・神経
ナチス裁判を題材に思考停止した表面的正義の危うさを指摘 ヘビースモーカーの政治哲学者の勇気『ハンナ・アーレント』(2013年) 本欄は、映画好きの素人が書く「映画を題材にした随筆」なので、評論家が称賛する芸術性の高い難解な作品は基本的に扱わない。私の能力の問題でもある。以前取り上げた芸術的映画『風にそよぐ草』(2009年)も、いかに監督が一人よがりで、面白くないかを指摘し批判した(中年の女医をストーキン… 2015/04/10 生活習慣
緊密な弦楽四重奏団のアンサンブルの乱れが人生の乱れを巻き起こす パーキンソン病から広がる波紋『25年目の弦楽四重奏』(2012年) クラシック音楽に興味のない方は、題名から敬遠されるだろうが、『25年目の弦楽四重奏』(2012年)は人生模様を描いた舞台劇の味をもつ秀作である。音楽好きであればもちろん必見の作。音楽好きでさえ敬遠しがちな弦楽四重奏曲を身近に感じさせる監督の手腕と俳優の演技、弦楽四重奏の持つ音楽的… 2015/03/12 精神・神経
ALSを患いながらも宇宙の起源の解明に挑んだ天才物理学者のラブストーリー 妻が見た、「余命2年」だったホーキング博士の素顔『博士と彼女のセオリー』 発症後まで演じ切ったエディ・レッドメインはアカデミー賞主演男優賞 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。ALS(筋萎縮性側索硬化症)と言えば、2014年夏に「アイスバケツチャレンジ」で注目を集めたことが記憶に新しいですね。2015年1月に73歳を迎えた英国の理論物理学者スティーブン・ホーキング博士は、ALS罹患者でありながら現代宇宙論の高名な研究… 2015/03/06 精神・神経
ERは出産子育てに強い?女性部員熱烈募集中! こんにちは。女医さんに入部してほしくてたまらない救急医、薬師寺です。先日女性医師の特集(「辞めない女医のつくり方」)を組んだ日経メディカル編集部からリクエストがあったので、唐突ですが女性医師の話をします。… 2015/02/17 事件・話題
若いカップルが選んだ「さよなら」の待ち方 大事な人の死期が決まったら…「きっと、星のせいじゃない。」 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。私、「主人公が不治の病に冒されている」タイプの映画はあまり得意ではありません。なぜなら絶対に悲しいから…。でも、今回ご紹介するこの映画は、悲しい場面もあるけれど観た後にきっと前向きになれる映画です。… 2015/02/16 骨・関節・筋
一流スタッフが作り上げた恐怖・怪奇映画の金字塔 顔の皮膚移植術の強烈な描写と詩的映像の傑作『顔のない眼』(1960年) 前回同様、個人的思いを先に少し述べさせていただく。私が1年の浪人生活を経て医科大学に合格した昭和36(1961)年の春、前年秋に封切られた本作『顔のない眼』を二番館(当時は封切後、数カ月してから2本立てで上映する映画館が多くあった)で見た。「これから医師になるのだ!」という高揚した… 2015/02/12 事件・話題
顔を整形した主人公が復讐を試みるボギーの珍作 怪しげな外科医が登場する犯罪映画の古典『潜行者』(1947年) 昔見た映画で鮮明に焼き付いていたと思っていた画面が、見直した時になかったり、思い描いていたものと違っていたりする経験は誰にでもある。また、昔面白いと思った映画を改めて見るとつまらないこともあり、その逆もしかり。最大の原因は、年齢を経た後の理解度と人生観の違いになる。4回にわた… 2015/01/15 事件・話題
医師の妻がレビー小体型認知症になったら 明けましておめでとうございます。いつもの管理人と異なり、Cadetto.jp後見人(?)が新年最初のCadetto通信を送らせてもらいます。その最初の話題は、レビー小体型認知症に罹患した奥さんとその夫の今を切り取ったドキュメンタリー映画「妻の病-レビー小体型認知症-」です。… 2015/01/06 事件・話題
映画の黄金時代最後の俳優の死 悪性腫瘍で亡くなった妻の遺言『あなたへ』(2012年) ロードムービーが繰り広げる訳あり人生の数々 高倉健が先の11月に亡くなった。享年83歳。2年前、81歳の時に出演した本作が最後になった。監督は初期のやくざ映画から、高倉と20本の映画を撮った降旗康男。『単騎、千里を走る。』(2006年、日中共同制作で、高倉に心酔していた中国のチャン・イーモウと降旗康男の共同監督)から6年ぶりの出演… 2014/12/16 事件・話題
抗うつ剤の副作用が主題か?と思いきや… 精神科の難しさを描いたサスペンス『サイド・エフェクト』(2013年) 『サイド・エフェクト(side effects)』。文字通り「副作用」という題名で、何かと問題が多いSSRI(SNRI)を扱っているとなると、医師(特に精神科医)なら見たくなる、あるいは見なければならないと感じる映画であろう。本作は、前半では純粋に副作用を扱い、ところどころ会話から医師と製薬会… 2014/11/07 精神・神経
新生児取り違い事件を主題に親子関係を問う 「父親」を考える『そして父になる』(2013年) 本作は、昨年秋に封切られた話題作。第66回カンヌ国際映画祭で招待作品として上映され、審査員特別賞を受けた。上映終了後は10分間のスタンディングオベーションがあり、是枝裕和監督と主演の福山雅治は涙したという。9年前の第57回の映画祭でも、同監督は『誰も知らない』(2004年)で主演した少… 2014/10/10 事件・話題
患者役のハル・ベリーにNarrative Based Medicine(NBM)を実践 多重人格を誠実に描いた『フランキー&アリス』(2014年) 本欄は、「連載の紹介」でも述べているように、忙しい医師がいつでも好きな時間に見ることのできるDVDのなかから、医療や医師を扱った作品を紹介するのが目的である。しかし本来、映画は映画館の暗闇の中、反射光による大きな画面で見るもの。今回はこれから映画館で封切られる新作を紹介する(9… 2014/09/17 精神・神経
「人類の脳は10%しか機能していない」…? 脳が100%覚醒した彼女に何が起きる?「LUCY/ルーシー」 主演スカーレット・ヨハンソン×監督リュック・ベッソン 日本は連日猛暑に見舞われていますが、みなさんお元気ですか?今回は、こんな暑い日にぴったりのゾクゾクするようなSF映画を紹介します。人類の脳の謎をテーマにしたアクション・エンターテインメントです。… 2014/08/26 事件・話題
砂漠と戦争に翻弄される不倫物語 瀕死の患者から看護師が引き出した話とは?『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年) 6月の本欄では、アフリカ(コンゴ)とベルギーを主な舞台として医療を扱った感動的な傑作『尼僧物語』を紹介した。今回は北アフリカとイタリアが舞台になる「患者と看護師」の傑作『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年)を紹介する。本作は、信念・気概・勇気を扱いながら、それを堅苦しくな… 2014/08/12 事件・話題
ドキュメントで綴る認知症の母との日々 教科書より勉強になる映画「毎日がアルツハイマー2」 「パーソンセンタードケア」の本場、英国でも取材 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。先日、認知症の母を撮ったドキュメント映画「毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編(以下毎日がアルツハイマー2)」の関口祐加監督と順天堂大学精神医学講座教授の新井平伊氏による対談イベント&試写会に行ってきました。… 2014/07/17 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
英・仏の競演、2組の老夫婦の物語 老々介護の結末は?『アンコール!!』と『愛、アムール』(ともに2013年) 前回、オードリー・ヘップバーンが永遠のスターであると述べ、かつての美人女優が年老いた姿を銀幕の上で見せてほしくないと書いた。その“かつての美人女優”が実年齢の役をして、老人の病と死を扱った2本の映画が、昨年相次いで公開された。… 2014/07/14 老年医学・介護
オードリー・ヘップバーンの理知的な美貌が主人公にマッチ アフリカの奥地で働く医師を助ける看護尼僧の決断『尼僧物語』(1959年) 映画の黄金時代、まさに綺羅星(Star)のごとく、多くの魅力あふれる女優(優れた女性)が外国にも日本にもいた。私など見る映画、見る映画、主人公の美女に惚れ続けたので、彼女らは今も輝く星である。時に自分が年をとったのにも関わらず、年老いたかつての美女が最近の映画に出たのを見るとが… 2014/06/13 コメディカル
フランス産の戯曲を珠玉の翻案によって日本に移植した傑作 庶民的で好ましい“家庭医”が奏でる『愛の讃歌』(1967年) “年の差婚の男”を“好人物の医者”に置き換えた山田監督の才覚 第3回の本欄(「国民的映画『男はつらいよ』に登場した医師たち」)で、山田洋次監督は超一流であると述べた。誰もが楽しめる娯楽映画『寅さん』を48本も撮り続けると同時に、ベストテン上位に顔を出す『家族』(昭和45年[1970年])、『幸福の黄色いハンカチ』(昭和52年[1977年])など、多くの… 2014/05/14 ライフスタイル
ネット社会に起こる事件をドキュメント風に描く インターネット上で暴走するコミュニケーション「ディス/コネクト」 SNS上の謎の少女と息子の自殺未遂、何が息子に起きたのか インターネットが現代社会において欠かせないツールとなっていることは言うまでもありません。しかし、自らの意志ではインターネットの使用をやめられなくなるほど没頭したり、インターネットにつながった状態でなければイライラするなど、“依存”と呼べるほどの過剰利用をするようになるのは危… 2014/05/07 事件・話題
『通』に名監督も凡夫には“迷”監督 中年の女医をストーキングする初老の男性の物語『風にそよぐ草』(2009年) 【登場:女医(歯科医)】 去る3月1日、フランスの名監督、アラン・レネが亡くなった。享年91歳。恐らく、この監督ほど難解で、“通”が絶賛する芸術映画を撮った人はいなかった、と思える。しかし、観客、特に私のような凡人には、文句なく「迷」監督であった。… 2014/04/14 事件・話題
それでも私は英語の勉強を続けています 以前にも書きましたが、私はNHKの「ためしてガッテン」など、テレビの健康番組を毎週チェックしています。出演されている高名な先生の解説を聞くことは私自身とても勉強になります。そして、なによりもこの手の番組は視聴率が高く、翌日以降、患者さまからの反響が大きいことが理由です。… 2014/03/18 医師のキャリア
親愛なる「偽」医者へ 偽医師による医療問題を真面目に提起『ディア・ドクター』(2009年) よくできた映画であるが、題名のカタカナは気に入らない。カタカナ大好き欧米かぶれの日本人は昔からいたが、この数十年は急増した。最近は少し下火になったが、髪まで金髪茶髪にしたがり、洋画の題名は原題そのままのカタカナ表記がほとんどになってしまった結果、英語の苦手な私には意味の分か… 2014/03/13 事件・話題
医師は患者の希望を、どこまで聞くのか? ダメ女医を通して考えさせる終末医療の是非『終の信託』(2012年) 私は映画の黄金時代に思春期を迎えたので、その後の、特に日本映画の斜陽化と、新しい媒体(ビデオ)の登場に伴う変化(画質や構成)になじめないことが多く、古い映画に懐かしさを抱く。これには年寄りの性癖である「昔はよかった!」という気持ちも幾分あると思うが、私より若い熱烈な映画ファ… 2014/02/14 医の倫理
全48作を振り返る 国民的映画『男はつらいよ』に登場した医師たち ギネスブックに世界で最も長い連続映画として掲載された『男はつらいよ』は、主役の渥美清が平成8年(1996年)に亡くなって、48作で終わった。それから既に20年近いが、今も根強い人気があり、各テレビ局が放送し続け、DVD全集も出ている。私も熱烈なファンで、当然48作全てを見ている。特に好きな… 2014/01/14 事件・話題
実在の人物を基に勧善懲悪を描いた西部劇の世界 名保安官の私闘に医師が助太刀『荒野の決闘』(1946年) 映画に最も多く登場した医師(歯科医)といえば、西部劇でおなじみのドク・ホリディであろう。彼は名保安官といわれたワイアット・アープの友人として、アープを扱った映画には必ず出てくる。 2013/12/13 事件・話題
実話を基に“身体障害者と性”を描いた作品「セッションズ」 「セックス・サロゲート(代理人)」を知っていますか? こんにちは!Cadetto.jp管理人の増谷です。本格的に寒くなってきましたね。最近は、毎朝コート選びに迷う毎日です。奥の手である“一番暖かいコート”をいつ出すか…。冬用コートを着たら汗ばむほど暑かったり、秋用コートを着たら寒さに震えることになったりと、気温に振り回される毎日を送って… 2013/12/02 事件・話題
教授戦に医療ミス、当時の空気感に作品がマッチ 医師必見の傑作「白い巨塔」(1966年) 2013年9月、山崎豊子氏が88歳で亡くなった。山崎氏は社会派の小説家で、その作品の多くがそのときどきの社会問題をタイムリーに取り上げたものであったため、多くのヒット小説を生み出した。同時に、資料をそのまま使うために、しばしば盗作騒ぎも引き起こしており、こちらでもよく話題になった。… 2013/11/13 医師のキャリア