バンコマイシン塩酸塩点滴静注など 小林化工、業務停止命令除外品目を公表 小林化工(福井県あわら市)は2021年2月22日、福井県が了承した業務停止命令除外品目を公表した。医療上の必要性が高い、テモゾロミド錠20mg「NK」やバンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「MEEK」など9品目が該当し、安定供給に支障がなくなるまでの間に限り、業務停止命令から除外される。 業務… 2021/02/24 医薬品
緊急事態宣言下の訪問看護 私の暮らしている東京都では、2020年末から1日の感染者数が1000人超えとなりました。私の勤めるステーションがある東京都A市のデイサービスや病院などでも、年明けから陽性者が確認されたというニュースを聞くようになっています。2021年1月8日に発令された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言で… 2021/02/19 事件・話題
コミナティ筋注の添付文書をチェック! 先行接種開始、新型コロナワクチンの特徴は? 2021年2月17日、ファイザー(東京都渋谷区)の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン「コミナティ筋注」(一般名コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)の医療者に対する「先行接種」が始まった。3月以降、薬局薬剤師などを含む医療者への「優先接種」、高齢者、基礎疾患を有する人――とい… 2021/02/18 感染症
オピオイド訴訟で考えた依存性を持つ薬の販売 私たちは医療者として、患者の体の不調を取り除くために日々業務を遂行しています。不調を取り除く主な方法は医薬品です。適切な医薬品を安全に入手するため、患者は医療機関を受診し、処方箋を受け取り、薬局で処方箋を出して処方薬を受け取ります。そして薬を適切に服用し、体調を回復します。… 2021/02/17 医薬品
東京2020オリンピックに向け最優先すべきこと 新会長?ワクチン?いやマスクと換気でしょう 直近の報道によればまさに本日(2月17日)から、英米に2カ月遅れて本邦でも、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチン接種が開始されるという。最初に使用されるワクチンは、米ファイザーが独ビオンテックと共同開発した、3週間程度の間隔で2回の接種を必要とするmRNAワクチンである。医療従… 2021/02/17 感染症
NEWS◎治療が奏功した患者の細菌叢・ウイルス叢を検討 C.difficile関連腸炎に糞便移植が効くメカニズムが明らかに 再発性Clostridioides difficile(CD)関連腸炎患者に対する糞便移植前後の腸内細菌・ウイルス叢の変化を解析した結果から、CD関連腸炎の病態が改善する機序が明らかにされた。糞便移植は腸内細菌叢をドナーの細菌叢に近づける働きを持つとともに、腸内細菌叢の代謝機能を改善し、それが再発性CD… 2021/02/15 消化器
宝島社×日経DIコラボ企画 病気にかかることは自己責任!? 第2話:お節介な薬剤師の受診勧奨(3) 「いや。平気です」 なんとなく居心地が悪くて、爽太は勧めを断った。 中野さんは悪い人ではないが、口調が強く、仕事に妥協がないことから、色々と問題のある人だった。 仏頂面で、ぶっきらぼうなところも、人に敬遠される理由になっている。 過去にはパートさんが苦情を書き連ねた投書を本部… 2021/02/15 皮膚科
医薬品医療機器等法(薬機法)違反で 小林化工に116日間の業務停止命令 福井県は2021年2月9日、小林化工(福井県あわら市)に対し医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき2021年2月10日~21年6月10日まで116日間の業務停止処分と業務改善命令を通達した。 2021/02/12 医薬品
宝島社×日経DIコラボ企画 ゴミに紛れたステロイド外用薬を探せ 第2話:お節介な薬剤師の受診勧奨(2) 客室係は社員二人とパート十人のすべてが女性という構成だ。 幸いなことに控え室には本日勤務のほぼ全員が残っていた。 まずは責任者である主任の中野さんに事情を話す。 年齢は四十代後半。その仕事ぶりは優秀で、他の部署の人間からも一目置かれている存在だ。 ただし部下には厳しく、入っ… 2021/02/08 皮膚科
第3波、避けきれませんでした 20歳代記者のCOVID-19自宅療養記 咳や倦怠感に加え、腰などの痛みや嗅覚障害も 少し遡りますが皆様は今年のお正月、どのように過ごされたでしょうか。私は雑誌「日経ヘルスケア」で記者をしている、20歳代の者です。自分の年末年始はと言うと、大みそかから三が日にかけて、両親や兄弟と共に東京都の実家で過ごしました。雑煮やおせちを食べ、テレビを見て、絵に描いたように… 2021/02/08 感染症
電話が殺到、SNSに誤情報、子どもが別室保育…日医調査で判明 医療従事者らへのCOVID-19風評被害700件 日本医師会は2021年2月3日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して、医療従事者らに対する風評被害が全国で698件あったと発表した。日医会長の中川俊男氏は「風評被害という状況を飛び越えて深刻な差別、人権侵害に当たる事例が散見された。過酷な状況で仕事をしている医療従事者が精神的… 2021/02/05 感染症
傾いたラーメンの器と調剤の細かい「お作法」 先日、お気に入りのラーメン屋さんへ食事に行ったときのことです。いつもの「味噌とんこつラーメン」を頼んで待つことしばし、目の前のテーブルにラーメンの入った器が置かれます。いざ食べようと箸を持ちますが、違和感を覚え、「なんだろう……」としばらく考えると分かりました。器が少し傾いて… 2021/02/03 薬剤師
宝島社×日経DIコラボ企画 消えたアトピー性皮膚炎の薬 第2話:お節介な薬剤師の受診勧奨(1) フロントの仕事をするにあたってクレーム対応は不可欠だ。 通された部屋が写真と違う、係の手際が悪い、掃除が行き届いていない、食事が冷たい等、その内容は多岐にわたるが、対応するに当たって最も厄介なのは、部屋の私物がなくなったというクレームだろう。… 2021/02/01 皮膚科
1分解説◎相次ぐ医療機関への不審な電話 医師を狙う「新型コロナ助成金詐欺」にご用心! 新型コロナウイルスへの対応が長期化し、令和2年度第三次補正予算では医療機関への交付金の増額が予定されている。そんな中、感染拡大に便乗して、医療機関に対して「助成金の申請を代行する」などと言って手数料を要求したり、口座番号を聞き出そうとする不審な勧誘が相次いでいる。こうした電話… 2021/01/28 感染症
タイタニックと難病家族、そして京成電鉄 「鬼滅の刃」が「タイタニック」抜く──。 2020年11月末、懐かしい映画の名前がメディアを賑わせた。快進撃を続ける「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が275億円を突破し、当時、歴代2位の「タイタニック」(1997年公開)を超えたからだ。鬼滅の無限列車の勢いは止まらず、12月末には「… 2021/01/27 医師・患者関係
Gastroenterology誌から 糞便移植、実地診療でも高い有効性・安全性示す 1カ月後のCDI治癒率90%、6カ月以内の再発率4% 糞便移植(fecal microbiota transplantation:FMT)患者を登録している、北米のFMT National Registryのデータから、FMT実施後のクロストリジウム・ディフィシル感染症(Clostridioides difficile infection:CDI)の治癒率が約9割に上り、実地診療でもランダム化比較試験と同様にFMTの治癒率が… 2021/01/15 消化器
イトラコナゾール錠のインシデントから学ぶ! 2020年12月、小林化工(福井県あわら市)が製造販売する抗真菌薬のイトラコナゾール「MEEK」に睡眠導入薬のリルマザホン塩酸塩が混入していたことが発覚し、服用による健康被害が相次いで報告されました(関連記事:小林化工がイトラコナゾールを自主回収)。その原因は、厚生労働省による立ち入… 2021/01/14 医療安全
「秒速5センチメートル」が気持ちいい 桜の花が散る様子を見ることは、私の大切な年中行事です。「除夜の鐘を聞かなければ年が明けた気がしない」という人がいますが、それと似たような位置付けになっています。桜の花がはらはらと舞い落ちる様を見ながら、あるいは樹の下で花びらを手のひらに受けながら、漢詩「勧酒」の井伏鱒二による… 2021/01/11 事件・話題
小林化工、一部製品の出荷を再開 他社製造所に製造委託しているオルメサルタンOD錠など11品目 小林化工(福井県あわら市)は2021年1月7日、オルメサルタンOD錠やカンデサルタンOD錠など11品目の出荷再開を発表した。「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」(ロット番号:T0EG08)にリルマザホン塩酸塩水和物が混入していたことに関連して、同社は調査のため20年12月14日より全製品を出荷停止して… 2021/01/08 医薬品
イトラコナゾール回収問題で対応追われる薬剤師 後発品への不信感、流通に関する不安など、現場の薬剤師からは多くの懸念の声 リルマザホン塩酸塩水和物が混入した「イトラコナゾ ール錠 50『MEEK』」(ロット番号T0EG08)を小林化工(福井県あわら市)が自主回収した問題について、日経ドラッグインフォメーション Online (DI Online)では薬剤師会員を対象にウェブアンケートを実施。現場への影響を尋ねた。当該ロット製… 2021/01/08 医薬品
開業するなら第三者承継が望ましい? 最近、「クリニックの名前が山田医院から田中医院に変わりました。院長も山田から田中に変更します」といった事案を近隣でチラホラ目にするようになりました。このように親族間で継ぐのではなく、第三者が既存のクリニックを一定の価格で購入し、承継して院長になることを「第三者承継による開業… 2021/01/08 医師のキャリア
医師6073人に聞いた「ウィズコロナ時代の患者トラブル」 「検査できない」にブチ切れ、病棟から脱出…新時代の患者トラブル 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、医療機関の患者対応が様変わりする中、新たなタイプのトラブルが出現している。日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に2020年11月16日~22日、ウェブアンケートを実施。調査に回答した6073人の医師から、COVID-19流行下ならではの患者トラブル… 2021/01/06 感染症
宝島社×日経DIコラボ企画 薬剤師さんに感謝の気持ちを 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(12) 一か月が経った。あの後、義郎さんをめぐっては一騒ぎがあったそうだ。 親族会議でその話を訊かれた義郎さんは、納豆と青汁をやめても薬の量が減らないことをおかしいとは思っていたが、それを言えば奥さんが怒って出て行ってしまうかもしれないと思い、言えなかったと打ち明けたのだ。… 2021/01/04 薬剤師
100本のうち6割が新型コロナ関連記事! 2020年に医師会員が読んだ記事Top100 明けましておめでとうございます。旧年中は、日経メディカル Onlineをご愛読いただきありがとうございました。 2020年の人気記事トップ100をお届けします。面白かった記事の再読や、見落とした記事がないかのチェックにご利用ください。なお、このランキングは医師会員の閲覧数を集計したもので… 2021/01/01 事件・話題
小林化工、厚労省の立ち入り調査を受け イトラコナゾール以外の医薬品も自主回収に 小林化工(福井県あわら市)は2020年12月24日、アムロジピンOD錠5mg「KN」や クエチアピン錠12.5mg「MEEK」、アネトカインゼリー2%など一部ロットの自主回収(クラスII)を開始したと発表した(表1)。いずれの製品も重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えているが、さらに安全性に万全を期すた… 2020/12/25 医療安全
宝島社×日経DIコラボ企画 「薬剤師として当然のことをしただけです」 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(11) 慌てる爽太を、毒島さんが止めた。「落ち着いてください。大学病院であれば、ワーサリンを処方するとき、止血作用を担う凝固因子の働きを調べる検査をしているはずです。患者さんがビタミンKを多く摂っていれば薬の効果は薄れます。その結果を見て、医師は処方量を多くしていると思います。納豆… 2020/12/25 事件・話題
回収問題から考える受託製造と後発品の加算 前回のコラムでも話題にしました、イトラコナゾールにリルマザホンが混入した問題ですが、まだまだ余波が続いています。2020年12月17日には因果関係が認められる可能性は低いものの、当該薬剤を服用した患者さんがもう1人お亡くなりになったと発表されました。小林化工に対しては厳しい声が上がって… 2020/12/25 薬剤師
医師7357人に聞いた「年末年始に帰省する?」 コロナ禍で帰省を中止・検討中の医師は66% 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波が収まらないまま、年末年始の帰省シーズンを迎えようとしている。国は、感染拡大を食い止める目的で、2020年12月28日から2021年1月11日まで、「Go To トラベル」事業の利用を全国一斉に停止した。帰省を控えるよう呼び掛けている自治体もある。一般… 2020/12/25 感染症
ニュース追跡◎患者らが515人の署名添え、主治医復帰を請願 解雇された医師が病院管理者らを訴えた理由 2020年11月26日。「伊東市民病院の今と明日を考える会」(事務局・浦島浩司氏)のメンバーが伊東市長の小野達也氏と面談し、515人の署名を添えて請願書を手渡しました。その中には、10月に伊東市民病院(静岡県)を実質的に解雇されたA医師の復帰を求める請願も含まれていました。… 2020/12/22 事件・話題
宝島社×日経DIコラボ企画 体調不良の原因は納豆?青汁? 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(10) 毒島さんは慌てたように時計を見た。「じゃあ、私はこれで」とそそくさと立ち上がる。「あの、毒島さん──」 食事に誘おうと思ったが、しかしいざとなると心が挫けた。 拒絶されたらどうしよう。そんな恐れに、続く言葉が出てこない。「なんでしょうか」 そう口にする毒島さんはすでに普段の… 2020/12/18 薬剤師
トレンド◎京大病院は3カ月で6700万円調達 コロナ禍で活況、病院のクラウドファンディング インターネットを用いて不特定多数から資金を募る「クラウドファンディング」を活用する医療機関が増えている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で病院の経営環境が悪化している一方、地域住民などの「医療現場を応援したい」という思いが高まっていることがその背景にある。寄付を募… 2020/12/17 医療経営
COVID-19ワクチンの副反応モニタリングを薬局で 2020年11月に入り、ファイザー・ビオンテック(以下、ファイザー)、モデルナ、アストラゼネカから続々と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの臨床試験成績が公表されました。そして英国では20年12月8日、ファイザー製ワクチンの接種を開始しました。日本国内でも、臨床試験が開始され… 2020/12/16 事件・話題
小林化工の回収を薬局薬剤師的に考える 小林化工(福井県あわら市)のイトラコナゾール錠にリルマザホン塩酸塩水和物が混入し、クラスIの回収がなされました。因果関係はこれから調査されるとのことですが、当該ロット製品を服用した方の死亡が発表されています。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。今回の事件について、報道された… 2020/12/15 薬剤師
PCR検査“陰性証明ビジネス”に価格破壊 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してもうすぐ1年。当初と比べると、PCR検査のハードルがかなり下がってきた印象です。初めに言っておきますが、無症状の人に「商売」として広くPCR検査を行うことには個人的に大反対です。公衆衛生学的にはあまり意味がないからです(この話は議論の余… 2020/12/14 感染症
リルマザホン混入のイトラコナゾールで1人死亡 健康被害を訴える患者は135人、救急搬送・入院患者は33人 小林化工(福井県あわら市)は2020年12月11日、リルマザホン塩酸塩水和物が混入していた「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」を服用した70代の女性患者が12月10日に死亡したと発表した。今後、死亡と服用の因果関係を調査する。 同社は20年12月13日時点で、該当ロット製品(ロット番号:T0EG08)を… 2020/12/13 事件・話題
PCR検査拒否に罰則、都ファの条例案に思う 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波とも言われる流行が勢いを増し、忘年会シーズンを前に飲食店への時短要請など、様々な自粛要請が出されている。 Go To キャンペーンについては、「感染流行につながっている明確な根拠がない」などとして、基本的には継続されている(札幌市や大阪市… 2020/12/10 事件・話題
宝島社×日経DIコラボ企画 妹が低用量ピルを飲んでいたワケ 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(9) 「あの、実は相談したいことがあるんです」と切り出した。「家族が飲んでいる薬のことなんですが、相談できる人がいなくて困っているんです」「どういうことですか」 毒島さんは浮かせかけた腰を下ろして爽太の顔を見た。「妹なんですが、こっそりピルを飲んでいるようで、大学生なんですが、そう… 2020/12/08 薬剤師
【番外編】 もうCOVID-19診療で現場は限界、すぐに対策を 今までは「コロナですか?」という相談のほとんどは別の病気だったのですが、いよいよそんな相談だけでなく、偶然受診した熱や肺炎の患者さんが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっているという状況になりました。そのくらい流行が広がっています。もう誰でも普通にかかる病気になりま… 2020/11/27 感染症
作家・塔山郁氏 患者に役立つ情報を集め判断する、薬剤師の仕事の深みを表現したい 薬局薬剤師が主人公の小説「薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理」(宝島社)が話題だ。2021年1月にシリーズ3作目を発刊予定である著者の塔山郁氏に、ミステリー作家から見た薬剤師の仕事の魅力について聞いた。(聞き手は本誌編集長、井田 恭子)ーー薬剤師を主人公にした小説を執筆し… 2020/11/26 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 薬剤師としてのこれから 第20話:長く「看る」こと(4) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/24 薬剤師
Go To Eatキャンペーンとは何だったのか Go To Eatキャンペーンとは、感染予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、間接的に農林漁業者を応援する事業です。「根底にそんな理念があったのか」と、私もちょっとビックリしました。農林水産省が主体となっている事業ですので、こうした名目があるのでしょうね。 バリュー投資… 2020/11/20 事件・話題
「任命」とは何か~日本学術会議の議論から~ 日本学術会議のメンバーについて、学術会議側が推薦した名簿の中から6人を内閣総理大臣が任命しなかった問題が、発覚から1カ月以上たっても続いている。 基本的には、学問の自由(憲法23条)への侵害行為だとする野党などの主張と、任命権者には裁量があるから誰を任命しようとしまいと勝手では… 2020/11/18 事件・話題
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者の生活に寄り添う覚悟 第20話:長く「看る」こと(3) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/17 薬剤師
宝島社×日経DIコラボ企画 薬剤師の毒島さんにお礼を 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(6) ヤブ医者より下手な医者には、土手医者や筍医者、雀医者などがいるという。 藪にもなれていないのが土手医者で、藪の下に生えているのが筍医者、藪を目指して飛んでいくのが雀医者というわけだ。 落語のネタとして爽太はそれを知っていた。父親が落語好きで、子供の頃によくテープをかけていた… 2020/11/13 医薬品
マンガほっと×日経DIコラボ企画 地域に必要な薬局とは 第20話:長く「看る」こと(2) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/10 薬剤師
日経・FT感染症会議、「横浜感染症ステートメント2020」を採択 新型コロナ対策で露呈した日本の問題は? 日本経済新聞社が主催、英Financial Times社が共催する第7回日経・FT感染症会議が、2020年11月6日、7日に横浜市で開催された。同会議では、日本の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が主要なテーマに設定され、COVID-19対策に携わる政府関係者や医療関係者、COVID-19対策に資する医薬品や… 2020/11/10 感染症
患者さんと一緒に「自殺報道」を見るとき 看護師の田島さん(仮名)から「自殺報道」と題したメールが届きました。現在、消化器内科病棟に勤務中の彼女とは、数年前にエンゼルケアの質問を受けて以来、時々メールのやりとりをしています。彼女から届いた今回のメールには、入院患者の権藤さん(70代前半、出版関係の仕事)とのやりとり、そ… 2020/11/09 事件・話題
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(後編) ドラマ監修で薬剤師としての原点に立ち返った 病院薬剤師が主人公の初のドラマとして注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。前回に引き続き、監修に携わった日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長の笠原英城氏に、監修に当たって意識したことなどを聞いた。(談話まとめ:河野… 2020/11/05 薬剤師
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(前編) 薬剤師主人公の初ドラマ、監修のお仕事とは 薬剤師が主役となる初のドラマということで注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。2020年9月24日に全11話で最終回を迎えたが、その監修はどのように行われていたのだろうか。監修者である日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と、日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長… 2020/11/04 薬剤師
コロナ病棟が自分の職場になった日 2020年4月上旬のある日、勤務先の大学病院の階段を上りながら、私は震え上がる体と心を必死に抑えていた。階段の先にあるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を受け入れる専門病棟(以下、コロナ病棟)。外科部門で順調にキャリアを重ねてきた私の「新しい職場」となる場所だ。階段を… 2020/11/04 海外
マンガほっと×日経DIコラボ企画 最期まで看る薬局 第20話:長く「看る」こと(1) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/02 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 踏み出せた小さな一歩 第19話:私の“精一杯”(4) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/23 薬剤師
東京オリパラ、少子化対策、ゲノム編集育種 2020年9月16日の夜に行われた菅新政権の閣僚談話にて、ある閣僚が、新政権の課題として「少子化対策」を挙げていました。この閣僚は、2020年の開催が中止となった東京オリンピック/パラリンピックについて「呪われたオリンピック」とコメントしていた人です。 今回は、東京オリパラと少子化対策… 2020/10/21 先端医学
経済対策と感染対策の両立に休日分散はいかが? 東京を含めて本格的に始まったGoToトラベルキャンペーンの影響だろうか。9月末まで熊本では、新規感染者ゼロが続いていたが、ここに来て患者が一気に増えている。10月13日には、新型コロナウイルス感染症対策に係るリスクレベルが再び「レベル4 特別警報」に引き上げられた。… 2020/10/19 医療経営
Withコロナ時代の輸血戦略 「自覚症状なき貧血」への輸血は本当に必要? 81歳女性。貧血のため紹介受診。「自覚症状はなく、結膜は貧血様であるが明らかな出血は見られない。バイタルは安定している。末梢血のヘモグロビン値は6.8g/dL、平均赤血球容積(MCV)は135fLと高値であった。『取りあえず輸血しましょう』と患者に説明し、赤血球製剤2バッグ(4単位)を依頼したと… 2020/10/19 血液内科
マンガほっと×日経DIコラボ企画 やらなきゃいけないことはどこでも同じ 第19話:私の“精一杯”(3) テレビドラマは終了してしまいましたが、引き続き、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」第4巻を、DI Onlineでお楽しみください。 2020/10/16 薬剤師
変な解釈がまかり通る「美容整形と健康保険」 新たに総理大臣に就任した菅義偉氏が、不妊治療に関して健康保険の適用範囲を広げるといった独自の公約を掲げて話題になった。高度な不妊治療になると結構な費用がかかるので、今、治療を受けている女性などには朗報かもしれないが、生物学的に妊娠がうまくいかない妊活者の援助だけでなく、社会… 2020/10/14 行政・制度
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者のためにできること 第19話:私の“精一杯”(2) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/09 薬剤師
災害対策、あなたの病院は大丈夫ですか? 「大地震で病院機能が停止」「豪雨で介護施設が浸水被害」「〇〇病院で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による集団感染が発生」――。近年、大地震や集中豪雨、感染症の流行などが頻発しています。これまで「100年に1度」と思われていた規模の天災も珍しくありません(表1)。こうした災害で… 2020/10/07 医療経営