Gastroenterology誌から 糞便移植、実地診療でも高い有効性・安全性示す 1カ月後のCDI治癒率90%、6カ月以内の再発率4% 糞便移植(fecal microbiota transplantation:FMT)患者を登録している、北米のFMT National Registryのデータから、FMT実施後のクロストリジウム・ディフィシル感染症(Clostridioides difficile infection:CDI)の治癒率が約9割に上り、実地診療でもランダム化比較試験と同様にFMTの治癒率が… 2021/01/15 消化器
イトラコナゾール錠のインシデントから学ぶ! 2020年12月、小林化工(福井県あわら市)が製造販売する抗真菌薬のイトラコナゾール「MEEK」に睡眠導入薬のリルマザホン塩酸塩が混入していたことが発覚し、服用による健康被害が相次いで報告されました(関連記事:小林化工がイトラコナゾールを自主回収)。その原因は、厚生労働省による立ち入… 2021/01/14 医療安全
「秒速5センチメートル」が気持ちいい 桜の花が散る様子を見ることは、私の大切な年中行事です。「除夜の鐘を聞かなければ年が明けた気がしない」という人がいますが、それと似たような位置付けになっています。桜の花がはらはらと舞い落ちる様を見ながら、あるいは樹の下で花びらを手のひらに受けながら、漢詩「勧酒」の井伏鱒二による… 2021/01/11 事件・話題
小林化工、一部製品の出荷を再開 他社製造所に製造委託しているオルメサルタンOD錠など11品目 小林化工(福井県あわら市)は2021年1月7日、オルメサルタンOD錠やカンデサルタンOD錠など11品目の出荷再開を発表した。「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」(ロット番号:T0EG08)にリルマザホン塩酸塩水和物が混入していたことに関連して、同社は調査のため20年12月14日より全製品を出荷停止して… 2021/01/08 医薬品
イトラコナゾール回収問題で対応追われる薬剤師 後発品への不信感、流通に関する不安など、現場の薬剤師からは多くの懸念の声 リルマザホン塩酸塩水和物が混入した「イトラコナゾ ール錠 50『MEEK』」(ロット番号T0EG08)を小林化工(福井県あわら市)が自主回収した問題について、日経ドラッグインフォメーション Online (DI Online)では薬剤師会員を対象にウェブアンケートを実施。現場への影響を尋ねた。当該ロット製… 2021/01/08 医薬品
開業するなら第三者承継が望ましい? 最近、「クリニックの名前が山田医院から田中医院に変わりました。院長も山田から田中に変更します」といった事案を近隣でチラホラ目にするようになりました。このように親族間で継ぐのではなく、第三者が既存のクリニックを一定の価格で購入し、承継して院長になることを「第三者承継による開業… 2021/01/08 医師のキャリア
医師6073人に聞いた「ウィズコロナ時代の患者トラブル」 「検査できない」にブチ切れ、病棟から脱出…新時代の患者トラブル 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、医療機関の患者対応が様変わりする中、新たなタイプのトラブルが出現している。日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に2020年11月16日~22日、ウェブアンケートを実施。調査に回答した6073人の医師から、COVID-19流行下ならではの患者トラブル… 2021/01/06 感染症
宝島社×日経DIコラボ企画 薬剤師さんに感謝の気持ちを 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(12) 一か月が経った。あの後、義郎さんをめぐっては一騒ぎがあったそうだ。 親族会議でその話を訊かれた義郎さんは、納豆と青汁をやめても薬の量が減らないことをおかしいとは思っていたが、それを言えば奥さんが怒って出て行ってしまうかもしれないと思い、言えなかったと打ち明けたのだ。… 2021/01/04 薬剤師
100本のうち6割が新型コロナ関連記事! 2020年に医師会員が読んだ記事Top100 明けましておめでとうございます。旧年中は、日経メディカル Onlineをご愛読いただきありがとうございました。 2020年の人気記事トップ100をお届けします。面白かった記事の再読や、見落とした記事がないかのチェックにご利用ください。なお、このランキングは医師会員の閲覧数を集計したもので… 2021/01/01 事件・話題
小林化工、厚労省の立ち入り調査を受け イトラコナゾール以外の医薬品も自主回収に 小林化工(福井県あわら市)は2020年12月24日、アムロジピンOD錠5mg「KN」や クエチアピン錠12.5mg「MEEK」、アネトカインゼリー2%など一部ロットの自主回収(クラスII)を開始したと発表した(表1)。いずれの製品も重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えているが、さらに安全性に万全を期すた… 2020/12/25 医療安全
宝島社×日経DIコラボ企画 「薬剤師として当然のことをしただけです」 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(11) 慌てる爽太を、毒島さんが止めた。「落ち着いてください。大学病院であれば、ワーサリンを処方するとき、止血作用を担う凝固因子の働きを調べる検査をしているはずです。患者さんがビタミンKを多く摂っていれば薬の効果は薄れます。その結果を見て、医師は処方量を多くしていると思います。納豆… 2020/12/25 事件・話題
回収問題から考える受託製造と後発品の加算 前回のコラムでも話題にしました、イトラコナゾールにリルマザホンが混入した問題ですが、まだまだ余波が続いています。2020年12月17日には因果関係が認められる可能性は低いものの、当該薬剤を服用した患者さんがもう1人お亡くなりになったと発表されました。小林化工に対しては厳しい声が上がって… 2020/12/25 薬剤師
医師7357人に聞いた「年末年始に帰省する?」 コロナ禍で帰省を中止・検討中の医師は66% 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波が収まらないまま、年末年始の帰省シーズンを迎えようとしている。国は、感染拡大を食い止める目的で、2020年12月28日から2021年1月11日まで、「Go To トラベル」事業の利用を全国一斉に停止した。帰省を控えるよう呼び掛けている自治体もある。一般… 2020/12/25 感染症
ニュース追跡◎患者らが515人の署名添え、主治医復帰を請願 解雇された医師が病院管理者らを訴えた理由 2020年11月26日。「伊東市民病院の今と明日を考える会」(事務局・浦島浩司氏)のメンバーが伊東市長の小野達也氏と面談し、515人の署名を添えて請願書を手渡しました。その中には、10月に伊東市民病院(静岡県)を実質的に解雇されたA医師の復帰を求める請願も含まれていました。… 2020/12/22 事件・話題
宝島社×日経DIコラボ企画 体調不良の原因は納豆?青汁? 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(10) 毒島さんは慌てたように時計を見た。「じゃあ、私はこれで」とそそくさと立ち上がる。「あの、毒島さん──」 食事に誘おうと思ったが、しかしいざとなると心が挫けた。 拒絶されたらどうしよう。そんな恐れに、続く言葉が出てこない。「なんでしょうか」 そう口にする毒島さんはすでに普段の… 2020/12/18 薬剤師
トレンド◎京大病院は3カ月で6700万円調達 コロナ禍で活況、病院のクラウドファンディング インターネットを用いて不特定多数から資金を募る「クラウドファンディング」を活用する医療機関が増えている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で病院の経営環境が悪化している一方、地域住民などの「医療現場を応援したい」という思いが高まっていることがその背景にある。寄付を募… 2020/12/17 医療経営
COVID-19ワクチンの副反応モニタリングを薬局で 2020年11月に入り、ファイザー・ビオンテック(以下、ファイザー)、モデルナ、アストラゼネカから続々と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの臨床試験成績が公表されました。そして英国では20年12月8日、ファイザー製ワクチンの接種を開始しました。日本国内でも、臨床試験が開始され… 2020/12/16 事件・話題
小林化工の回収を薬局薬剤師的に考える 小林化工(福井県あわら市)のイトラコナゾール錠にリルマザホン塩酸塩水和物が混入し、クラスIの回収がなされました。因果関係はこれから調査されるとのことですが、当該ロット製品を服用した方の死亡が発表されています。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。今回の事件について、報道された… 2020/12/15 薬剤師
PCR検査“陰性証明ビジネス”に価格破壊 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してもうすぐ1年。当初と比べると、PCR検査のハードルがかなり下がってきた印象です。初めに言っておきますが、無症状の人に「商売」として広くPCR検査を行うことには個人的に大反対です。公衆衛生学的にはあまり意味がないからです(この話は議論の余… 2020/12/14 感染症
リルマザホン混入のイトラコナゾールで1人死亡 健康被害を訴える患者は135人、救急搬送・入院患者は33人 小林化工(福井県あわら市)は2020年12月11日、リルマザホン塩酸塩水和物が混入していた「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」を服用した70代の女性患者が12月10日に死亡したと発表した。今後、死亡と服用の因果関係を調査する。 同社は20年12月13日時点で、該当ロット製品(ロット番号:T0EG08)を… 2020/12/13 事件・話題
PCR検査拒否に罰則、都ファの条例案に思う 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波とも言われる流行が勢いを増し、忘年会シーズンを前に飲食店への時短要請など、様々な自粛要請が出されている。 Go To キャンペーンについては、「感染流行につながっている明確な根拠がない」などとして、基本的には継続されている(札幌市や大阪市… 2020/12/10 事件・話題
宝島社×日経DIコラボ企画 妹が低用量ピルを飲んでいたワケ 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(9) 「あの、実は相談したいことがあるんです」と切り出した。「家族が飲んでいる薬のことなんですが、相談できる人がいなくて困っているんです」「どういうことですか」 毒島さんは浮かせかけた腰を下ろして爽太の顔を見た。「妹なんですが、こっそりピルを飲んでいるようで、大学生なんですが、そう… 2020/12/08 薬剤師
【番外編】 もうCOVID-19診療で現場は限界、すぐに対策を 今までは「コロナですか?」という相談のほとんどは別の病気だったのですが、いよいよそんな相談だけでなく、偶然受診した熱や肺炎の患者さんが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかっているという状況になりました。そのくらい流行が広がっています。もう誰でも普通にかかる病気になりま… 2020/11/27 感染症
作家・塔山郁氏 患者に役立つ情報を集め判断する、薬剤師の仕事の深みを表現したい 薬局薬剤師が主人公の小説「薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理」(宝島社)が話題だ。2021年1月にシリーズ3作目を発刊予定である著者の塔山郁氏に、ミステリー作家から見た薬剤師の仕事の魅力について聞いた。(聞き手は本誌編集長、井田 恭子)ーー薬剤師を主人公にした小説を執筆し… 2020/11/26 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 薬剤師としてのこれから 第20話:長く「看る」こと(4) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/24 薬剤師
Go To Eatキャンペーンとは何だったのか Go To Eatキャンペーンとは、感染予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、間接的に農林漁業者を応援する事業です。「根底にそんな理念があったのか」と、私もちょっとビックリしました。農林水産省が主体となっている事業ですので、こうした名目があるのでしょうね。 バリュー投資… 2020/11/20 事件・話題
「任命」とは何か~日本学術会議の議論から~ 日本学術会議のメンバーについて、学術会議側が推薦した名簿の中から6人を内閣総理大臣が任命しなかった問題が、発覚から1カ月以上たっても続いている。 基本的には、学問の自由(憲法23条)への侵害行為だとする野党などの主張と、任命権者には裁量があるから誰を任命しようとしまいと勝手では… 2020/11/18 事件・話題
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者の生活に寄り添う覚悟 第20話:長く「看る」こと(3) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/17 薬剤師
宝島社×日経DIコラボ企画 薬剤師の毒島さんにお礼を 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(6) ヤブ医者より下手な医者には、土手医者や筍医者、雀医者などがいるという。 藪にもなれていないのが土手医者で、藪の下に生えているのが筍医者、藪を目指して飛んでいくのが雀医者というわけだ。 落語のネタとして爽太はそれを知っていた。父親が落語好きで、子供の頃によくテープをかけていた… 2020/11/13 医薬品
マンガほっと×日経DIコラボ企画 地域に必要な薬局とは 第20話:長く「看る」こと(2) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/10 薬剤師
日経・FT感染症会議、「横浜感染症ステートメント2020」を採択 新型コロナ対策で露呈した日本の問題は? 日本経済新聞社が主催、英Financial Times社が共催する第7回日経・FT感染症会議が、2020年11月6日、7日に横浜市で開催された。同会議では、日本の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が主要なテーマに設定され、COVID-19対策に携わる政府関係者や医療関係者、COVID-19対策に資する医薬品や… 2020/11/10 感染症
患者さんと一緒に「自殺報道」を見るとき 看護師の田島さん(仮名)から「自殺報道」と題したメールが届きました。現在、消化器内科病棟に勤務中の彼女とは、数年前にエンゼルケアの質問を受けて以来、時々メールのやりとりをしています。彼女から届いた今回のメールには、入院患者の権藤さん(70代前半、出版関係の仕事)とのやりとり、そ… 2020/11/09 事件・話題
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(後編) ドラマ監修で薬剤師としての原点に立ち返った 病院薬剤師が主人公の初のドラマとして注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。前回に引き続き、監修に携わった日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長の笠原英城氏に、監修に当たって意識したことなどを聞いた。(談話まとめ:河野… 2020/11/05 薬剤師
ドラマ「アンサング・シンデレラ」監修の舞台裏(前編) 薬剤師主人公の初ドラマ、監修のお仕事とは 薬剤師が主役となる初のドラマということで注目された「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」。2020年9月24日に全11話で最終回を迎えたが、その監修はどのように行われていたのだろうか。監修者である日本医科大学千葉北総病院副薬剤部長の實川東洋氏と、日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長… 2020/11/04 薬剤師
コロナ病棟が自分の職場になった日 2020年4月上旬のある日、勤務先の大学病院の階段を上りながら、私は震え上がる体と心を必死に抑えていた。階段の先にあるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を受け入れる専門病棟(以下、コロナ病棟)。外科部門で順調にキャリアを重ねてきた私の「新しい職場」となる場所だ。階段を… 2020/11/04 海外
マンガほっと×日経DIコラボ企画 最期まで看る薬局 第20話:長く「看る」こと(1) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/11/02 薬剤師
マンガほっと×日経DIコラボ企画 踏み出せた小さな一歩 第19話:私の“精一杯”(4) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/23 薬剤師
東京オリパラ、少子化対策、ゲノム編集育種 2020年9月16日の夜に行われた菅新政権の閣僚談話にて、ある閣僚が、新政権の課題として「少子化対策」を挙げていました。この閣僚は、2020年の開催が中止となった東京オリンピック/パラリンピックについて「呪われたオリンピック」とコメントしていた人です。 今回は、東京オリパラと少子化対策… 2020/10/21 先端医学
経済対策と感染対策の両立に休日分散はいかが? 東京を含めて本格的に始まったGoToトラベルキャンペーンの影響だろうか。9月末まで熊本では、新規感染者ゼロが続いていたが、ここに来て患者が一気に増えている。10月13日には、新型コロナウイルス感染症対策に係るリスクレベルが再び「レベル4 特別警報」に引き上げられた。… 2020/10/19 医療経営
Withコロナ時代の輸血戦略 「自覚症状なき貧血」への輸血は本当に必要? 81歳女性。貧血のため紹介受診。「自覚症状はなく、結膜は貧血様であるが明らかな出血は見られない。バイタルは安定している。末梢血のヘモグロビン値は6.8g/dL、平均赤血球容積(MCV)は135fLと高値であった。『取りあえず輸血しましょう』と患者に説明し、赤血球製剤2バッグ(4単位)を依頼したと… 2020/10/19 血液内科
マンガほっと×日経DIコラボ企画 やらなきゃいけないことはどこでも同じ 第19話:私の“精一杯”(3) テレビドラマは終了してしまいましたが、引き続き、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」第4巻を、DI Onlineでお楽しみください。 2020/10/16 薬剤師
変な解釈がまかり通る「美容整形と健康保険」 新たに総理大臣に就任した菅義偉氏が、不妊治療に関して健康保険の適用範囲を広げるといった独自の公約を掲げて話題になった。高度な不妊治療になると結構な費用がかかるので、今、治療を受けている女性などには朗報かもしれないが、生物学的に妊娠がうまくいかない妊活者の援助だけでなく、社会… 2020/10/14 行政・制度
マンガほっと×日経DIコラボ企画 患者のためにできること 第19話:私の“精一杯”(2) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/09 薬剤師
災害対策、あなたの病院は大丈夫ですか? 「大地震で病院機能が停止」「豪雨で介護施設が浸水被害」「〇〇病院で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による集団感染が発生」――。近年、大地震や集中豪雨、感染症の流行などが頻発しています。これまで「100年に1度」と思われていた規模の天災も珍しくありません(表1)。こうした災害で… 2020/10/07 医療経営
宝島社×日経DIコラボ企画 耐えがたい足裏の痒みの原因は 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(1) か、痒い──。水尾爽太は歯を食いしばって、襲ってくる痒みを必死に耐えた。 親指の付け根から広がったムズムズ感は、いまや耐え難い痒みとなって足の裏全体に広がっている。すぐにでも靴と靴下を脱ぎ捨てて、思う存分に足の裏を掻き毟りたかった。しかしそれは出来ない相談だった。到着するエ… 2020/10/06 事件・話題
NEWS◎市町村が接種勧奨、接種を受けることは「努力義務」に コロナワクチン無料接種、分科会で運用面を協議 2020年10月2日、厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会が開かれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種について、費用負担のあり方や予防接種法における位置付けなどの議論が行われた。ワクチン接種にかかる費用は全て国が負担し、予防接種法上の臨時接種に位置付け… 2020/10/05 感染症
マンガほっと×日経DIコラボ企画 変わりたいという気持ち 第19話:私の“精一杯”(1) ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/10/02 薬剤師
「脱ハンコ」の波は、医療の現場にも来る? 河野太郎行政改革・規制改革相が2020年9月25日の記者会見で、全府省に行政手続きでハンコを使用しないよう求めたことが話題になっています。あくまで「行政上の手続き」における無駄をなくそうというものですが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、世間的にも「脱ハンコ」の動きは進んでいくもの… 2020/10/02 薬剤師
宝島社×日経DIコラボ企画 プレゼントに選んだハーブティー 水尾爽太(みずおそうた)がその黒縁眼鏡の女性をはじめて見たのは、吹く風もまだ冷たい三月初旬の頃だった。 神楽坂のホテル・ミネルヴァに勤める爽太は、その日、〈風花〉(かぜはな)という喫茶店にいた。 ナポリタンが美味しいという噂を聞いて、一人で昼休みにやって来たのだ。午後一時を… 2020/09/29 事件・話題
「オプジーボ」の特許は誰のもの? 京都大学で抗PD-L1抗体の抗腫瘍効果に関する研究に携わり、成果を2002年に修士論文とし、また共同第一執筆者として米国科学アカデミー紀要(PNAS)に論文が掲載された研究者が、本庶佑氏と小野薬品工業に対して「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)に関する特許権持ち分の一部移転を求めていた訴訟… 2020/09/28 癌
マンガほっと×日経DIコラボ企画 地獄のような「かかりつけ」 第18話:与えられた「役割」(3) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/25 薬剤師
「インチキ療法に殺人罪」最高裁判決を読む 医師が推奨する標準的治療を拒否したり、ウェブサイトやテレビなどで見たからと言って、標準的治療を受けずに、あるいは受けつつも、エビデンスがないばかりでなく、医学的に有害無益でしかない“治療法”にすがる患者は、以前から少なくない。 有名人の癌闘病記などでは、通常の医療機関の標準… 2020/09/25 事件・話題
不謹慎 or not 不謹慎 8月中旬、知人の国枝千佳さん(仮名)にスーパーでばったり会いました。アラフォーの彼女は夫の実家で、夫と夫の両親と一人娘と暮らしています。会社勤めをしながら。「沙耶ちゃんは元気? 今、何年生?」と、私は尋ねました。沙耶ちゃんとは、小学2年生のときに大病を患って入院していたことがあ… 2020/09/25 事件・話題
富山県の3薬局が業務停止 処方箋なしで処方箋医薬品を従業員に販売 富山県は2020年9月17日、県内の3薬局で処方箋なしに処方箋医薬品を販売したこと等が明らかとなったため、所管する厚生センター(保健所)が、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、業務停止を命じたと発表した。… 2020/09/24 薬剤師
〔第15回〕株式会社ウドノ医機 国産滅菌装置のパイオニアは、どこまでも滅菌ひと筋 よい医療器具や医療用品があっても、そのまま手術に使用することはできない。そこには細菌が存在するからだ。滅菌することは、当たり前のことであり、医療機関には必ず滅菌装置がある。そんな滅菌装置にも歴史があり、常に進化し、医療を支えているのだ。今回は日本でもっとも老舗の滅菌システム専… 2020/09/24 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
マンガほっと×日経DIコラボ企画 「患者さん」という役割 第18話:与えられた「役割」(2) テレビドラマ化で話題の、ゼノンコミックス「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」。第4巻をDI Onlineで特別公開します。 2020/09/18 薬剤師
【漫画】気になる!アンサング・シンデレラ 病院薬剤師を舞台にしたドラマ、「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処⽅箋」の放送が開始しましたね。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で放送延期で心配しましたが無事放送されて良かったです。 … 2020/09/17 事件・話題
医師6436人に聞いた「新型コロナウイルス接触確認アプリは感染拡大防止に有益か?」 COCOA、「インストールしていない」が7割 2020年6月19日より配信が開始された新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)。9月8日17:00現在のインストール数は約1639万件で、日本人口の約13%にとどまっている。厚生労働省はCOCOAの普及率について数値目標を定めていない。しかし、日本大学生産工学部のシミュレーションでは、累計感染者数… 2020/09/15 感染症
地震、コロナ、水害の次は台風10号が来た 台風10号が過ぎ去った。幸い、熊本市内はさほど被害を受けなかった。ただ熊本人としては、地震、コロナ、水害と続いているだけに「もう懲りた」という感じである。 東病院では、院長交代と同時に組織編制を行った。これは、医療法人の形態を「持ち分あり」から「持ち分なし」に変更するに当たっ… 2020/09/14 医療経営