3月29日~4月4日の「話題になった論文」 妊娠初期の超音波胎児スクリーニングに意味はあるか 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 3月29日から4月4日にかけて、もっとも多くTweetされた論文は「Aspirin Use Is Associated With Decreased Mechanical Ventilation, Inte… 2021/04/13 産婦人科
必要?不要?「エラボトックス」後の咬筋マッサージ 美容外科に勤めて1カ月がたちました。新しい業務や手術の介助に忙しい毎日です。最近、患者さまに質問をされて返答に困ったことがありました。患者さまの質問は、「先生によってエラボトックスの後にマッサージを指示されたりされなかったりするんだけど、どうして?」というものです。エラボトック… 2020/12/14 外科
持効性オピオイド◇第4回調査 腎機能を気にせず使えるオキシコドンが人気 1位はオキシコドン徐放錠、2位はトラマドール錠、3位はオキシコドン徐放カプセル 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、持効性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、26.0%の医師がオキシコドン徐放錠(商品名:オキシコンチンTR他)と回答した。 第2位のトラマドール錠(ワントラム)は22.1%、第3位のオキシコドン徐放カプセルは17.0%の医師が、最も… 2020/12/12 麻酔科
速放性オピオイド◇第4回調査 ついにトラマドール錠が逆転で首位に 2位はオキシコドン散、3位はオキシコドン錠 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、速放性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、31.5%の医師がトラマドール錠(商品名:トラマール)と回答した。 第2位のオキシコドン散(オキノーム)は29.3%、第3位はオキシコドン錠(オキシコドン)は19.6%の医師が、最も処方頻… 2020/12/05 麻酔科
上告目指す弁護団「判決に影響を及ぼすべき重大な事実の誤認がある」 準強制わいせつ罪に問われた乳腺外科医弁護団の主張 弁護団の上野格氏(上野廣元法律事務所)に聞く 2020年7月13日、準強制わいせつ罪に問われ、一審で無罪判決となっていた柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医に対する控訴審判決で、東京高裁は一審無罪判決を破棄、懲役2年を言い渡した。本件は、右乳腺腫瘍摘出手術を受けた女性患者A氏が、担当医師に術後診察時に左乳首をなめるなどのわいせつ… 2020/08/05 外科
【速報】乳腺外科医の控訴審判決は懲役2年 準強制わいせつ罪に問われた外科医、逆転有罪に 2020年7月13日、準強制わいせつ罪に問われ、一審で無罪判決となっていた柳原病院(東京都足立区)の非常勤外科医に対する控訴審判決で、東京高裁は一審無罪判決を破棄、懲役2年を言い渡した。弁護団は「このままえん罪を放置するわけにはいかない。当然上告する」と話した。… 2020/07/13 外科
新型コロナウイルス感染症流行の影響 代替薬のないロクロニウムが出荷調整に ロクロニウム臭化物(商品名エスラックス他)が出荷調整に陥っている。同薬を販売している4社(先発医薬品メーカー1社、後発医薬品メーカー3社)のうち、出荷調整を行うことを表明しているのはMSD、丸石製薬、富士製薬工業の3社。… 2020/06/08 麻酔科
整形外科Q&Aシリーズ《19》 「筋膜リリース」はトンデモかホンモノか <内分泌内科医>トリガーポイントや筋膜リリースといったものは、どれくらい使われているのでしょうか? 筋膜リリースとは、痛みの原因として筋膜の癒着があるため、そこに生食などを注射して痛みが軽減する、というものです。はじめはトンデモ医学かと思っていたのですが、最近は目にする頻度も… 2020/05/27 骨・関節・筋 医師限定コンテンツ
寄稿◎最前線の医療者を支え、デジタル活用でつながりを紡ぐ COVID-19の“在る”世界で緩和ケアができること 2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のニュースとともに明けた。 2019年11月に中国で報告されたその感染症は、瞬く間に世界に広がり、多くの感染者と死者を出した。日本国内でも、4月に緊急事態宣言が発令され、外出や経済活動の自粛が求められた。多くのイベントや集会も中止となり、… 2020/05/01 感染症
【新薬】レミマゾラム(アネレム) CYPを介さず代謝される超短時間作用型ベンゾジアゼピン系全身麻酔薬 2020年1月23日、全身麻酔薬レミマゾラムベシル酸塩(商品名アネレム静注用50mg)の製造販売が承認された。適応は「全身麻酔の導入及び維持」、用法用量は「《導入》成人に12mg/kg/時の速度で、患者の全身状態を観察しながら、意識消失が得られるまで静脈内へ持続注入。患者の年齢、状態により投与… 2020/03/13 医薬品
インタビュー◎2020年度診療報酬改定で心不全緩和ケアの保険適用が拡大 心不全緩和ケア、「学会の研修で算定」の舞台裏 日本心不全学会緩和ケア推進委員会委員長の木原康樹氏に聞く 2020年度診療報酬改定で、末期心不全に対する緩和ケアの保険適用が拡大され、その算定要件として受講が求められる研修に、日本心不全学会が開催する心不全緩和ケアトレーニングコースが加わった。同学会で緩和ケア推進委員会委員長を務める木原康樹氏(広島大学副学長・同大学院医系科学研究科循… 2020/03/11 循環器
[CASE02] やり場のない痛みを癒やした、ある医師の言葉 【困難事例2】「“誰からも見放されてしまった”という、やり場のない痛み」があるケース 64歳女性。59歳のとき、自動車事故で頸髄(C3.4)を損傷し緊急入院。 車椅子生活になると同時に嚥下機能も不完全となり、退院後も誤嚥を繰り返していた。それから約7年後、長年の車椅子生活と誤嚥性肺炎を繰… 2020/01/29 麻酔科
薬剤師による手術室業務、始めています 現在、麻酔科医の不足が全国的に問題となっており、倉敷中央病院でも麻酔科医の負担を減らすタスクシフトとして、薬剤師が様々な業務を手術室の中で行っています。 2020/01/09 薬剤師
【第26回】柏木秀行(飯塚病院連携医療・緩和ケア科部長) 診療と並行しながら経営学修士を取得し、緩和医療専門医として診療科の運営にあたる 柏木秀行医師の医師としてのキャリアは今年で13年目になる。その間には、ビジネススクールでマネジメントも学んだ。そして、この経営学の大学院修士課程を修めた経験などもぞんぶんに活かし、目下、緩和医療専門医として、若手の常勤医が9人そろう連携医療・緩和ケア科の運営と指導に力を注いでい… 2019/11/13 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
局所麻酔薬中毒(LAST)は突然やってくる! 皆さん、リドカイン(商品名キシロカイン)などの局所麻酔薬を使用した経験はありますか? 「ある」と回答された皆さん、「突然」有害事象が起きたとしても、きちんと対応できますか? 2019/11/08 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
NSAIDs含有塗布薬◇第1回調査 塗り薬もロキソニン、僅差でインドメタシン続く 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、NSAIDs含有塗布薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、35.0%の医師がロキソプロフェン塗布薬(商品名:ロキソニン他)と回答した。第2位のインドメタシン塗布薬(イドメシン、インテバン他)は34.0%、第3位のジクロフェナク塗布薬(ナボール… 2019/11/01 骨・関節・筋
シリーズ◎2020診療報酬改定 外来緩和ケア管理料の対象に末期心不全追加へ 緩和ケア病棟入院料は外来・在宅での緩和ケア実施が要件に 厚生労働省は10月9日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、2020年度診療報酬改定において外来緩和ケア管理料などに末期心不全の患者を算定対象に含めること、緩和ケア病棟入院料の要件に「外来や在宅での緩和ケア」の実施を加える方針を提案。反対意見は示されず、大筋で了承された。… 2019/10/18 行政・制度
気管支鏡前のリドカイン局所麻酔法、最善手は? CHEST誌から 呼吸器内科医の皆さん、気管支鏡前の局所麻酔をどのように行っていますか? 恐らくリドカイン(商品名キシロカイン他)を口腔咽頭にスプレーしている医師が大半でしょう。 2019/09/09 呼吸器
JAMA Oncology誌から 全身麻酔回数増加は小児の認知機能に影響する 急性リンパ芽急性白血病サバイバーを追跡したコホート研究 化学療法を受けて長期生存している小児の急性リンパ芽急性白血病(ALL)サバイバーでは、神経認知機能障害リスクが高いことが知られている。米国St Jude小児研究病院のPia Banerjee氏らは、ALLサバイバーを追跡するコホート研究を行い、全身麻酔薬の累積用量や使用期間の長さは、化学療法薬の神経… 2019/07/08 麻酔科
短期集中連載◎なぜ今『救急×緩和ケア』なのか part IV COPD増悪は緩和ケアを始めるタイミングです COPD増悪にはABCDアプローチを 急性期で診療する機会の多いCOPD増悪を、緩和ケア的な視点で見てみたいと思う。 2019/05/08 呼吸器
持効性オピオイド◇第3回調査 一番人気のオキシコンチンがさらにシェア拡大 第2位はワントラム、第3位はMSコンチン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、持効性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、45.0%の医師がオキシコドン徐放錠(商品名:オキシコンチン、オキシコンチンTR他)と回答した。 第2位のトラマドール錠(ワントラム)は22.3%、第3位のモルヒネ硫酸塩錠(MSコンチン)… 2019/04/20 麻酔科
速放性オピオイド◇第3回調査 トラマドール躍進で1位オキシコドン散に肉薄 1位はオシキコドン錠、2位はトラマドール、第3位はオキシコドン錠 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、速放性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、29.9%の医師がオキシコドン散(商品名:オキノーム)と回答した。 第2位のトラマドール(トラマール)は28.2%、第3位のオキシコドン錠(オキシコドン)は19.1%の医師が、最も処方頻度… 2019/04/13 麻酔科
「病院 VS 在宅」の争いはやめませんか 2019年もあっという間に2カ月近くが過ぎ、春がすぐそこまで来ています。さて、1年ぶりに「二刀流の緩和ケア医」が復活します。このコラムでは、病院と在宅の両方で切れ目なく患者に関わる緩和ケア医が、理想論ではなく現実社会における緩和ケアや在宅医療の問題点を論じてきました。連載再開の1回… 2019/02/27 在宅医療
リポート◎鎮静に新たな概念を導入 終末期癌患者の鎮静に8年ぶりの手引き 可能な限り意識レベルを保ちつつ苦痛緩和を目指す 終末期癌患者に対する苦痛緩和のための鎮静ガイドラインが「2018年版手引き」として8年ぶりに改訂された。終末期の鎮静の位置付けを明確にするため定義を変更。分類も変えて、患者の意識の低下を目的としない「調節型鎮静」を導入した。「手引き」で最も重視しているのは、患者の苦痛緩和に鎮静を… 2019/02/12 ターミナルケア
麻酔科医に影響及ぼす「脱」フリーランスの波 病院における麻酔科医の採用動向に、変化が起きている。特定の病院に属さない「フリーランス麻酔科医」の活用から脱却し、週3日以上勤務する麻酔科医の確保に動く病院が目立ち始めたのだ。この変化の背景には、常勤麻酔科医を重視する方針を示した2018年度診療報酬改定と、麻酔科専門医資格の更新… 2019/02/08 麻酔科
気管支鏡検査の鎮静に魅力的な新薬が登場!? Chest誌から 気管支鏡検査における鎮静は、多くの施設がベンゾジアゼピン系のミダゾラム(商品名ドルミカム他)を用いていると思います。 2018/12/24 呼吸器
第2回 からだとこころのリラックス薬「芍薬甘草湯」 今回は、からだとこころの緊張をほぐす芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)のお話です。芍薬甘草湯は芍薬(しゃくやく)と甘草(かんぞう)の2種類の生薬から構成される非常にシンプルな漢方薬です。 芍薬甘草湯は昔からこむら返りの薬として有名です。他にも胃痛、胆石や尿路結石の疝痛、月経… 2018/12/17 東洋医学
Lancet誌から 手根管症候群にはスプリントよりステロイド 6週間後の症状スコア改善を比較するランダム化試験 英国Keele大学のLinda S Chesterton氏らは、プライマリケア外来を受診した軽症から中等症の手根管症候群患者に対して、単回のステロイド注射、または就寝時に装具で手首を固定(夜間スプリント)する治療のいずれかに割り付けて、6週後の改善の程度を比較するオープンラベルのランダム化試験INSTI… 2018/11/06 プライマリケア
第1回 西洋医学と漢方の二刀流、始めてみませんか? 皆さん、こんにちは。北九州総合病院の竹田貴雄と申します。気管挿管より漢方講演の方が得意な麻酔科医です。 漢方好きが高じて、「からだとこころと人間関係に効く漢方」をテーマにした講演会で全国を回っています。このたび日経メディカルの編集者の目に止まり、連載を始めることになりました… 2018/11/01 医薬品
Lancet誌から 無痛分娩希望者にはレミフェンタニルが有望 ペチジン筋注よりも硬膜外麻酔への切り替えが少ない 英国Sheffield大学のMatthew J A Wilson氏らは、陣痛の疼痛コントロールを希望する妊婦に対して、これまで標準的に行われているペチジンの筋注と、患者が自己調節できるレミフェンタニル静注を比較して、レミフェンタニルの方が、硬膜外麻酔に切り替えが必要になる妊婦の割合が少なかったと報告し… 2018/08/29 産婦人科
フリーランス麻酔科医への影響は? 2019年から要件追加、2年の猶予 麻酔科専門医の要件「単一施設に週3日以上勤務」へ 日本麻酔科学会は、2019年度から開始する麻酔科専門医の更新について、要件に「申請時点で単一の医育機関病院や病院施設に週3日以上勤務し、麻酔科関連業務に専従していること」という項目を追加した。7月10日付けで「専門医機構認定 麻酔科専門医更新要件追加 単一施設週3日勤務について」という… 2018/07/12 外科
インタビュー◎術後認知機能障害を知り、術前に説明を 高齢者の10人に1人は手術の後にボケる!? 秋田大学麻酔・蘇生・疼痛管理学講座講師の合谷木徹氏に聞く 手術後の安静臥床により、全身の筋肉量が低下するサルコペニアが生じることはよく知られているが、高齢者では認知機能も低下し得ることはあまり知られていない。術後認知機能障害(postoperative cognitive dysfunction ;POCD)と呼ばれる術後合併症について、秋田大学の合谷木氏に聞いた(文中… 2018/07/03 麻酔科
インタビュー◎局所麻酔下の心臓手術は広がるか 覚醒下手術もオーダーメイド治療の一選択肢 ニューハート・ワタナベ国際病院総長の渡邊剛氏に聞く 通常は全身麻酔下で行うのが当たり前の心臓外科手術。それを局所麻酔下で行う覚醒下心臓手術は、新たな治療選択肢となり得るのだろうか。覚醒下での冠動脈バイパス手術を日本で初めて行った、ニューハート・ワタナベ国際病院総長の渡邊剛氏に聞いた。… 2018/06/12 外科
リポート◎日本初、局所麻酔下での心臓弁手術が成功 覚醒下心臓手術は新たな選択肢となり得るか? 「心臓手術は全身麻酔下」の常識に一石投じる 2018年2月、旭川医科大学にて局所麻酔下での心臓弁手術が日本で初めて行われ、成功に終わった。全身麻酔が当たり前の心臓外科手術において、全身麻酔が困難な患者に対して行ったものだ。今後、こうした覚醒下での心臓手術は増えていくのだろうか。… 2018/06/11 循環器
JAMA Pediatrics誌から 小児救急患者の鎮静前の絶食は必須ではない ガイドラインの絶食時間を満たさなくても有害事象は増えない ガイドラインでは誤嚥などの有害事象を最小限にするために、小児に鎮静処置を行う前の数時間は絶食が推奨されている。カナダEastern Ontario小児病院のMaala Bhatt氏らは、同国の小児救急施設を受診した鎮静処置が必要な患者を対象にコホート研究を行い、ガイドラインの絶食時間を満たした場合と… 2018/05/29 小児科
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.5 【麻酔科】フリーランスなど多様な働き方を踏まえた研修を提供 麻酔科は他の領域に先取りする形で、2015年から新制度に沿った研修制度を開始していた領域だ。「2年先行して研修制度を切り替えていたことで、大きな混乱はなく、新制度への移行はスムーズに進んだ」。2018年度における麻酔科専門研修プログラムの採用者数は498人(3月15日時点)。「微増だが、例… 2018/05/22 麻酔科
リポート◎慢性痛への簡便な認知行動療法 慢性痛は「リハビリノート」で治す 複数の医療機関を受診しても痛みが取れない慢性痛患者を治癒に導く患者指導法がある。認知行動療法(CBT)に基づく「いきいきリハビリノート」(以下、リハビリノート)を用いたもの。生活上の目標を立てさせ、それを達成するための運動療法を促すことで、痛みへのとらわれをなくす。… 2018/04/10 麻酔科
短期集中連載◎なぜ今『救急×緩和ケア』なのか 誤嚥性肺炎で搬送された86歳男性への対応は? 「高齢者急性期医療とは何か」を考える契機に 3月17日、済生会福岡総合病院で第1回救急×緩和ケアセミナーが開催された。「救急」と「緩和ケア」を同時に取り上げた理由は、高齢者の救急医療にあった。当日は「高齢者救急のピットホール」「救急現場にも応用できる面談の極意」「どうするCPA患者と家族との対話」などのテーマで議論が展開され… 2018/04/05 救急医療・集中治療
呼吸困難に対するモルヒネの使い方 呼吸困難の症状を緩和させる薬として、モルヒネが知られている。モルヒネは、「息苦しい」と感じる中枢の感受性の低下と、呼吸数低下による酸素消費量の減少をもたらす。 呼吸困難と呼吸抑制の区別がつかない方もいるかもしれない。モルヒネの投与は、呼吸数を減少させ呼吸抑制(1分間の呼吸数が… 2018/03/07 コメディカル
日経メディカル 書籍紹介 苦い経験から学ぶ!緩和医療ピットフォールファイル 緩和ケアにおける失敗事例集。病態の見逃しや薬剤関連の落とし穴、痛みマネジメントにまつわる失敗など医療関連の「苦い経験」に加え、患者・家族と医療従事者間でのコミュニケーションに関連する失敗例など、55例を紹介する。… 2017/11/16 癌
持効性オピオイド:ワントラムがシェア急拡大 1位はオキシコンチン、2位はワントラム、3位はMSコンチン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、持効性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、38.5%の医師がオキシコドン錠(オキシコンチン他)と回答した。第2位のトラマドール(ワントラム)は15.7%、第3位のモルヒネ硫酸塩錠(MSコンチン、ピーガード他)は11.6%の医師が、最も… 2017/09/16 医薬品
速放性オピオイド:トラマールがシェア伸ばす 1位はオキノーム、2位はトラマール、3位はオプソ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、速放性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、40.5%の医師がオキシコドン散(商品名オキノーム)と回答した。第2位のトラマドール(トラマール)は29.4%、第3位のモルヒネ内用液(オプソ)は10.3%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤と… 2017/09/09 麻酔科
【第27回】帯状疱疹関連痛の謎に迫る 帯状疱疹、軽い皮膚=神経痛も軽度、○か×か? 前回に続いて、今回も帯状疱疹について。何とか帯状疱疹らしいと診断したら、つぎは治療だ。まず、抗ウイルス薬の投与となる。バラシクロビル(商品名バルトレックス他)、ファムシクロビル(ファムビル)の2種に加え、もう少ししたら 「飴舐めビール」 じゃなかったアメナメビル(アメナリーフ… 2017/08/08 感染症
スインプロイクが真のOIC治療薬になり得た訳 「スインプロイク(一般名ナルデメジントシル酸塩)って覚えにくっ!」。あゆみさんは独りごちながら、スマホをスクロールしている。「オピオイド誘発性便秘症って、OIC(opioid-induced constipation)と略すんだ。いつか薬歴で使っちゃおうっと」。OICの問題は多岐にわたる。まずはオピオイドが… 2017/08/07 医薬品
リポート◎自己血輸血に3つ目の柱、手術当日でも可能な新手法 ついに登場!希釈式自己血輸血 手術前に血液を薄め血液成分のロスを減らす 周術期出血に対する同種血輸血を回避するための自己血輸血。貯血式自己血輸血、回収式自己血輸血に加え、2016年度の診療報酬改定で希釈式自己血輸血が新たに保険適用となった。術前に患者の血液を薄めておくことで、術中の血液成分のロスを減らすというものだ。… 2017/05/22 血液内科
判例解説●宮崎地裁2014年7月2日判決 腰椎手術後に低酸素脳症、麻酔医らの過失認定 腰部脊柱管狭窄症で椎弓切除術を受けた患者が心肺停止状態に陥り、低酸素脳症による重度障害が残りました。裁判所は、術後の呼吸管理などに問題があったと判断。執刀医、麻酔科医双方の過失を認め、損害賠償金の支払いを命じました。… 2017/02/22 医療安全
第6回 これからは早期からの在宅ケアの時代? 70歳の男性、ヨシダさんは肺癌の患者さん。当院で抗癌剤治療を続けてきたが、治療効果も乏しくなり、緩和ケアに専念する方針になった。しばらくは特に症状もなく経過していたが、最近は肺内転移の増加・増大により、労作時の呼吸困難が出てきている。ただし、見守りがあれば近隣への外出も可能で… 2017/02/22 老年医学・介護
第9回 オピオイドの薬効が減弱する相互作用は? 薬物間相互作用は、主に消化管などでの吸収、肝臓・腎臓での代謝・排泄の過程で起きる。また、オピオイドなどの中枢神経系に作用する薬物では、血液脳関門(BBB)におけるトランスポーターを介した相互作用も起きる。… 2017/02/14 コメディカル
第8回 オピオイドの副作用症状を知り、対策を講じよう オピオイドの副作用としては、悪心・嘔吐、便秘、眠気、せん妄などが知られている。全ての副作用対策に、投与中のオピオイドから他のオピオイドに変更する「オピオイドスイッチング」が有効である(第5回:オピオイドの用量調節とスイッチングの基本方法参照)。… 2017/01/30 コメディカル
第7回 オピオイドは肝代謝型、肝機能障害時は減量を オピオイド薬は主に肝臓で代謝されるため、肝機能障害時には血中濃度が上昇する。いずれのオピオイドも減量するか投与間隔を空け、慎重に投与する。 2017/01/12 コメディカル
インタビュー◎手術後機能障害に関するコホート研究を開始 「手術をしないという選択が堂々とできる社会をつくりたい」 奈良県立医科大学麻酔科学教授の川口昌彦氏に聞く 患者の高齢化が進むとともに、手術そのものは成功しても、その後、身体機能や認知機能が十分に回復せず要介護状態になる患者が増えているといわれる。奈良県立医科大学麻酔科学教授の川口昌彦氏らは、このような手術後機能障害に関連する因子を明らかにすることを目指したコホート研究を開始して… 2016/12/19 麻酔科
第6回 腎機能障害患者に使えるオピオイド鎮痛薬は? オピオイド鎮痛薬は、腎機能障害や肝機能障害のある患者への投与時に、用量を調節したり、副作用の発現に注意したりする必要がある。各オピオイドの代謝・排泄のプロファイルを理解し、患者背景に応じたオピオイドを選択したい。今回は各オピオイドに関して、腎機能障害患者および血液透析患者に… 2016/12/15 コメディカル
手術室の中しか見ない麻酔科医はいらない 板橋中央総合病院院長・麻酔科部長 新見能成氏×豊田剛一郎 IMSグループ(IMS、Itabashi Medical System)は35の病院、17の介護老健施設、8のクリニックを始めとした様々な医療事業を展開する、東日本最大の医療法人グループだ。その中核病院となっているのが東京都板橋区にある板橋中央総合病院で、その院長を務めるのが新見能成氏だ。新見氏は麻酔科医を… 2016/12/12 医療経営
第5回 オピオイドの用量調節とスイッチングの基本方法 オピオイドを急激に増量すると、呼吸抑制などの副作用を起こすことがある。また、オピオイドを急激に減量すると退薬症状が出現しやすい。このためオピオイドは一定の方法に従って増減する必要がある。… 2016/12/01 コメディカル
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 鎮痛・鎮静の指針開発し、過鎮静が激減 鎮静優先の管理から、十分な鎮痛と浅い鎮静での管理が実現 ICUで鎮痛・鎮静管理のプロトコルを独自に導入したら、看護師が統一した視点を持ち、十分な鎮痛を図った上での浅い鎮静管理を行えるようになった。10月29日から30日にかけて千葉市で開催された第18回日本救急看護学会学術集会で、独立行政法人地域医療推進機構神戸中央病院(神戸市北区)集中治療室… 2016/11/28 麻酔科
第4回 痛みが強いときに臨時に追加するレスキュー薬 痛みが強いときにはレスキュー薬を使用する。定時薬として経口薬や経皮吸収型製剤を使用している患者であれば、経口モルヒネやオキシコドンの速放性製剤、フェンタニルのバッカル錠・舌下錠を用いる。定時薬として持続注射薬を使用している患者であれば、PCA(自己調節鎮痛法)ポンプを用いてレス… 2016/11/22 コメディカル
第3回 オピオイド定時薬の基本的な使い方を知ろう 癌疼痛治療においては、オピオイド定時薬と、突然の疼痛発現に備えてオピオイドレスキュー薬が処方される。オピオイド定時薬の使い分けは、第1・2回で紹介したWHO癌疼痛治療法や各ガイドラインに従って進めていく。… 2016/11/07 コメディカル
第2回 癌疼痛治療におけるオピオイドの位置付けは?(2) 前回は、WHO方式癌疼痛治療法を紹介した。今回は、緩和ケア領域をリードする欧州の2つのガイドラインと、日本のガイドラインを見ていく。 2016/10/31 コメディカル
癌疼痛治療におけるオピオイドの位置付けは?(1) 2000年代に入って、オピオイド鎮痛薬は急速に普及した。従来、注射薬しかなかった成分に、貼付薬や徐放製剤、速放製剤など新しい剤形が相次ぎ登場したほか、慢性疼痛への適応拡大も進んだためだ。在宅療養患者の緩和ケアに関わる薬局も増えている。本連載では、癌の疼痛治療を中心に、薬剤師とし… 2016/10/26 コメディカル