ウェビナー「痛みを漢方で診る」速報◎痛みの漢方診療の勘所【後編】 交感神経の過緊張、その“色彩”が漢方処方の鍵 2月26日に日経メディカル Online上で開催したウェビナー「痛みを漢方で診る」。多くの視聴者を得て、大盛況に終わりました。開催後、視聴できなかったので内容を知りたいとの声もいただいたため、本ウェビナーで平田道彦氏(平田ペインクリニック[福岡県糟屋郡粕屋町])にお話いただいた、痛み… 2022/03/10 麻酔科
ウェビナー「痛みを漢方で診る」速報◎痛みの漢方診療の勘所【前編】 漢方薬処方時は「温めたら痛みがどうなるか」を確認せよ! 2月26日に日経メディカル Online上で開催したウェビナー「痛みを漢方で診る」。多くの視聴者を得て、大盛況に終わりました。開催後、視聴できなかったので内容を知りたいとの声もいただいたため、本ウェビナーで平田道彦氏(平田ペインクリニック[福岡県糟屋郡粕屋町])にお話いただいた、痛み… 2022/03/08 医薬品
医師8533人に聞いた帯状疱疹/帯状疱疹後神経痛への漢方薬活用の現状 「帯状疱疹/PHNに漢方薬を処方」は約1割 漢方薬の処方を学びたいとの声に応えてウェビナーを2月26日に開催 高齢化や水痘ワクチン定期接種化に伴い患者数が増加している帯状疱疹(関連記事:帯状疱疹が若者に急増中! その理由とは)。その治療は、抗ウイルス薬と鎮痛薬の併用が基本となるが、漢方薬を併用することで、PHNの発症を予防したり、発症後でも症状の改善効果を得ている医師が存在する(関連記… 2022/02/16 麻酔科
鎮痛薬(経口)◇第4回調査 鎮痛薬、アセトアミノフェンがさらにシェア拡大 1位はアセトアミノフェン、2位はロキソプロフェン、3位はセレコキシブ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「鎮痛の目的で使用する非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)およびアセトアミノフェンの経口薬」のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、57.9%の医師がアセトアミノフェン(商品名:アセトアミノフェン、カロナール、ピレチノール他)と回答した。 … 2021/01/09 麻酔科
速放性オピオイド◇第4回調査 ついにトラマドール錠が逆転で首位に 2位はオキシコドン散、3位はオキシコドン錠 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、速放性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、31.5%の医師がトラマドール錠(商品名:トラマール)と回答した。 第2位のオキシコドン散(オキノーム)は29.3%、第3位はオキシコドン錠(オキシコドン)は19.6%の医師が、最も処方頻… 2020/12/05 麻酔科
発語もない重度の意識障害、肺炎のせいだけ? 肺炎と意識障害の因果関係の重要性 前回までは誤嚥性肺炎で入院し、身体所見や薬剤歴が鍵となり原因が判明した患者さんを紹介してきました。今回もまた、ちょっとした違和感や、基本に立ち返った診察が診断につながった印象的な症例を紹介させてください。… 2020/11/19 呼吸器
どうしていますか? 高齢者の足と爪 足が痛い、爪が痛い、という高齢者が、しばしば、外来に来られます。爪が肥厚していたり、変形していたりして、自分や家族ではなかなか切れずに、かといって、デイサービスや訪問看護の看護師さんも、出血を恐れて切ってくれず、化石のような状態になってから皮膚科に来られるのです。… 2020/11/09 皮膚科 医師・医学生限定コンテンツ
学会トピック◎第19回日本病院総合診療医学会学術総会 診断困難例の陰にベンゾジアゼピン系薬のリスク 原因不明の疼痛や感覚異常を訴える未診断症例の検討から、短時間作用型ベンゾジアゼピン系薬のリスクの存在が浮かび上がりました。 2019/09/19 医療の質
BMJ誌から ガバペンチノイドが自殺などのリスクを増加 スウェーデンの全国データから服用中とそれ以外の期間のリスクを比較 英国Oxford大学のYasmina Molero氏らは、スウェーデン国民の処方データや死亡統計などを関連づけて分析し、ガバペンチノイド(ガバペンチンとプレガバリン)の処方が自殺行動、意図せぬ過剰摂取、外傷、交通事故と交通違反、凶悪犯罪による逮捕、などの増加に関連していると報告した。結果はBMJ誌… 2019/07/04 麻酔科
麻薬依存症になった医師の話 カナダでは、最近マリファナが合法になりましたが、一方で、麻薬の過量摂取による死亡が社会的な問題となっており、一向に減る傾向がありません。私は薬剤師としてもう少し危機感を高めようと、ある研修を受けました。… 2019/06/25 麻酔科
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)◇第1回調査 SNRI:サインバルタがシェア9割の断トツ人気 2位はイフェクサー、3位はトレドミン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、87.4%の医師がデュロキセチン塩酸塩(商品名:サインバルタ)と回答した。 第2位のベンラファキシン塩酸塩(イフェクサー)は7.0%、第3位のミルナ… 2019/05/25 精神・神経
鎮痛薬(経口)◇第3回調査 ロキソニン抜きアセトアミノフェンが首位奪取 1位はアセトアミノフェン、2位はロキソプロフェン、3位はアスピリン製剤 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「鎮痛の目的で使用する非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)およびアセトアミノフェンの経口薬」のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、56.6%の医師がアセトアミノフェン(商品名アセトアミノフェン、カロナール、ピレチノール他)と回答した。 第… 2019/05/11 麻酔科
Ann Intern Med誌から 鎮痛薬クリームは慢性疼痛への有効性示せず 神経因性疼痛、侵害受容性疼痛、混合性疼痛を対象にしたRCT 米国では、慢性疼痛患者に対する治療の選択肢として、鎮痛薬を配合した外用クリームの処方が増えている。米Walter Reed National Military Medical CenterのRobert E. Brutcher氏らは、神経因性疼痛、侵害受容性疼痛、混合性疼痛の患者を対象に、鎮痛薬配合クリームとプラセボの効果を比較するラ… 2019/02/28 麻酔科
【診療アップデート】ロコモの関連疾患 運動器慢性疼痛治療のストラテジー 最近の考え方 運動器の慢性疼痛治療では、治療のゴールを痛みの完全な消失ではなく、日常生活動作(ADL)および生活の質(QOL)の改善に置くようになってきた。最近では薬物療法に運動療法や認知行動療法を適宜組み合わせ、機能改善を図るような戦略が重要視されている。… 2018/12/28 骨・関節・筋
2018年7月25日~8月2日 ロセフィンの重大な副作用に「精神神経症状」が追加 ジブカインはアミド型局所麻酔薬に過敏症の患者で禁忌に セフトリアキソンナトリウム水和物(商品名ロセフィン静注用他)の重大な副作用に「精神神経症状」が追加になりました。乾癬治療薬のオテズラ錠(一般名アプレミラスト)の重大な副作用に「重度の下痢」が追加されました。疼痛治療薬のジブカイン塩酸塩含有製剤(ネオビタカイン注他)の禁忌に「… 2018/08/13 医薬品
シリーズ◎日本の医療に貢献した薬【疼痛編】 効果高いロキソニンを支持する声が多数 日経メディカル Onlineの調査「日本の医療に貢献した薬」も、いよいよ最終回。最後は、疼痛の治療薬を取り上げる。治療への貢献度が最も高い薬剤としては、非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)のスタンダードと位置づけられるロキソプロフェン(商品名ロキソニン)がダントツの1位に輝いた。… 2018/06/28 骨・関節・筋
リポート◎慢性痛への簡便な認知行動療法 慢性痛は「リハビリノート」で治す 複数の医療機関を受診しても痛みが取れない慢性痛患者を治癒に導く患者指導法がある。認知行動療法(CBT)に基づく「いきいきリハビリノート」(以下、リハビリノート)を用いたもの。生活上の目標を立てさせ、それを達成するための運動療法を促すことで、痛みへのとらわれをなくす。… 2018/04/10 麻酔科
インタビュー◎医療者と患者の対立構造が痛みを難治化 「痛みが取れない」との訴えにイラッとしたら… 九州大学病院心療内科診療准教授の細井昌子氏に聞く 慢性痛を抱える患者では、医療者との関係の悪さが痛みの難治化に関係し得る。心療内科医として多くの慢性痛患者に対応してきた細井氏に、慢性痛患者を診療する上で医療者が陥りがちな心理的ピットフォールを聞いた。… 2018/04/10 麻酔科
トレンド◎幻肢痛の治療最前線 幻肢の痛みをバーチャルリアリティーで癒す 切断した腕がナイフで刺されている、失ったはずの足がこむら返りしている――。存在しない”幻”の四肢が痛む「幻肢痛」と呼ばれる神経障害性疼痛に対し、患者負担の少ない治療の開発が進んできた。バーチャルリアリティーや磁気刺激を用いた治療法だ。これら非侵襲的な治療法が実用化されれば、… 2018/02/20 麻酔科
右下肢の痛みと浮腫、MRI異常なしにどう対応? 名古屋第二赤十字病院症例カンファレンス 49歳女性。右下肢の痛みと浮腫 4カ月前、自転車型トレーニングマシンで運動中に尾底骨に痛みが生じた。痛みは右股関節周辺から右足先まで徐々に広がり、浮腫や冷感も出現。 2017/10/05 麻酔科 医師限定コンテンツ
速放性オピオイド:トラマールがシェア伸ばす 1位はオキノーム、2位はトラマール、3位はオプソ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、速放性オピオイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、40.5%の医師がオキシコドン散(商品名オキノーム)と回答した。第2位のトラマドール(トラマール)は29.4%、第3位のモルヒネ内用液(オプソ)は10.3%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤と… 2017/09/09 麻酔科
鎮痛薬(NSAIDs・アセトアミノフェン)のファーストチョイスは? 首位のロキソニンにアセトアミノフェンが肉薄 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「鎮痛の目的で使用する非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)およびアセトアミノフェンの経口薬」のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、44.6%の医師がロキソプロフェン(商品名ロキソニン他)と回答した。… 2017/08/26 医薬品
JAMA Intern Med誌から 高齢者の持続性疼痛は認知機能の低下を早める 米国の住民ベースのコホート研究 疼痛が認知機能に及ぼす影響を調べた米California大学San Francisco校のElizabeth L. Whitlock氏らは、住民ベースのコホート研究を行い、持続性疼痛があると認知機能の低下が加速され、認知症と診断される確率が高まると報告した。詳細は、JAMA Intern Med誌電子版に2017年6月5日に掲載された。… 2017/06/28 精神・神経
Lancet誌から 失った上肢を動かす練習は幻肢痛を半減させる 仮想現実技術やゲームを利用したリハビリテーション スウェーデンChalmers工科大学のMax Ortiz-Catalan氏らは、慢性的な幻肢痛を訴える14人の患者に、拡張現実・仮想現実技術を利用した訓練を行ったところ、幻肢痛がほぼ半減し、効果は少なくとも訓練終了の6カ月後まで維持されていたと報告した。訓練方法と結果はLancet誌電子版に2016年12月1日に掲… 2016/12/20 麻酔科
アミトリプチリンに末梢性神経障害性疼痛の効能追加 初期用量は10mg/日の少量で 厚生労働省は2月29日、三環系抗うつ薬のアミトリプチリン塩酸塩(商品名トリプタノール他)について、「末梢性神経障害性疼痛」の効能・効果を追加承認した。 2016/03/01 癌
よく使う鎮痛薬、約半数の医師が「ロキソニン」 第2位は僅差でアセトアミノフェン、第3位はセレコキシブ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「鎮痛の目的で使用する非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)およびアセトアミノフェンの経口薬」のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、約半数の医師がロキソプロフェンナトリウム水和物(商品名ロキソニン他)を挙げた。第2位のアセトアミノフェン(… 2016/02/11 精神・神経
部会了承も副作用懸念で異例の多数決、承認は次回以降に デュロキセチンが慢性腰痛症に適応拡大へ 厚生労働省薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は、2月5日、セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬(SNRI)のデュロキセチン(商品名サインバルタ)の適応に、「慢性腰痛症に伴う疼痛」を追加することを了承した。ただし、一部委員から適応拡大について疑問の声が上がったことから、疑問へ… 2016/02/09 骨・関節・筋
【特集】 難治疼痛を見極める 難治性の運動器疼痛には心理社会的・環境的要因が複雑に関与しており、解決は難しいとされる。しかし、些細なきっかけで難治化している患者も少なくない。すべての痛みが完全に消える治療法は現時点で存在しないことを念頭に置き、痛みがある中で患者にどのような生活を送ってもらえばよいか、発想… 2015/12/21 骨・関節・筋
腎障害時は減量だけで万全?リリカの副作用対策 医療用麻薬の講習会を終え、薬局へ戻る。こういう勉強会は、だいたい平日の昼間に開催される。現場の医療者にとって、勉強会というものは業務時間外に開催するのが常識なのだが、お役人様にはそういう感覚はないのだろう。まあ、ウチには頼もしいメンバーがいるので心配はないが、一人薬剤師のと… 2015/12/02 医薬品
三環系抗うつ薬:アミトリプチリンが一番人気 第2位はイミプラミン、第3位はアモキサピン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、三環系抗うつ薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はアミトリプチリン(商品名トリプタノール他)だった。医師の55.6%がアミトリプチリンを挙げ、最も人気のある三環系抗うつ薬であることが分かった。… 2015/11/19 精神・神経
BMJ誌から 腰痛や関節痛にアセトアミノフェンは無効 「臨床的に意義のある」効果なし、臨床試験のメタアナリシスが示唆 オーストラリアSydney大学のGustavo C Machado氏らは、腰痛、変形性股関節症、変形性膝関節症の3疾患を対象に、アセトアミノフェンの有用性を調べた臨床研究のシステマティックレビューに基づくメタアナリシスを実施。アセトアミノフェン使用によるメリットは「あったとしても臨床的に意義のある… 2015/04/17 骨・関節・筋
KEY PERSON INTERVIEW 慢性痛は脳が作り出す防御機構 気にならなくすることが治療のゴール 東京慈恵会医科大学神経科学研究部教授 加藤総夫氏に聞く 東京慈恵会医科大学は昨年4月、文部科学省の支援を受け「痛み脳科学センター」を創設。全学を挙げて痛みの機構解明や治療法開発に取り組んでいる。センター長の加藤氏に、最新の脳科学研究から分かってきた慢性痛の脳内機構と治療の方向性を聞いた。… 2015/02/16 麻酔科
特集◎痛みに先手を打て《5》癌性疼痛 癌の疼痛緩和はアセスメントで90%決まる 癌の痛みは末期患者だけの問題ではない。腫瘍を根治切除した患者でも、痛みを抱えていることは少なくない。感作が起きてうまく除痛できない状態になる前に的確なアセスメントを行い、治療の先手を打つことが大切だ。… 2015/02/13 癌
2/1放送 TBS系『駆け込みドクター』から 駆け込みドクター◆謎の痛みの正体は? 今回は「謎の痛み解明SP」というタイトルに惹かれて、「駆け込みドクター」の2時間スペシャルを見てみました。いろいろな種類の痛みを順番に紹介していく番組だろうとは想像されますが、「謎の痛み」として、どんな痛みを持ってくるのかに興味がありました。… 2015/02/12 麻酔科
特集◎痛みに先手を打て《2》運動器痛・帯状疱疹痛 運動器痛は神経障害性疼痛の有無を見極める 運動器疼痛では、神経障害性疼痛や心因性疼痛の合併に適切に対処することが患者満足度を高める。帯状疱疹関連痛では、急性期の段階から積極的に鎮痛薬を使うことで神経障害性疼痛を抑制できる。 2015/02/10 骨・関節・筋
特集◎痛みに先手を打て《1》プロローグ 痛みは脳や体に記憶される 痛みは身体だけでなく、精神面や社会生活にも大きな影響を及ぼし、生命予後をも悪化させる。近年、「痛み記憶」という概念が提唱され、記憶の段階に至らせないことが重要だと分かってきた。痛みが出始めたら、軽視することなく、少しでも早い時期から痛みを軽減させる対応が求められている。… 2015/02/09 精神・神経
【特集】 痛みとしびれを診る 長期にわたる手足の痛みやしびれは、対応に苦慮することも多い。その発生部位だけではなく、なぜ痛みやしびれが生じているのか、複雑な背景を解きほぐしながら診療を進めていく必要がある。脊椎疾患を中心に、痛みとしびれの診療のコツを紹介する。… 2014/12/17 骨・関節・筋
フェントステープに慢性疼痛の効能追加、確認書の提示必須に フェントステープ(一般名フェンタニルクエン酸塩経皮吸収型製剤)に6月20日、「中等度から高度の慢性疼痛」の効能効果が追加された。慢性疼痛に対する処方については、慢性疼痛の診断、治療に精通した医師によってのみ処方されるよう、薬事法に基づき製造販売業者に適正な流通管理の実施が義務付… 2014/06/24 麻酔科