調剤の外部委託が実現したら?に思いをはせる 調剤の外部委託に関して、しばらく前から様々な話題を耳にすることが増えました。外部委託することで様々なメリットがありますし、逆にデメリットも出てくることでしょう。若い人ほど賛成の割合が高いということも報じられていました。世代によって差が出るのはある意味当然かもしれませんが、とて… 2022/05/13 薬剤師
アイン、広島のファーマシィHDを買収 新たに100店舗が加わり、アイングループ全体で1200店舗超に 2022年5月9日、アインHD(札幌市白石区)は、ファーマシィHD(広島県福山市)の全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表した。これにより、さらなる店舗網の拡充を図ると共に、相互の事業ノウハウを融合し、患者サービスの充実を実現していくという。… 2022/05/11 事件・話題
【新連載】 「お薬、前回と同じでいいですね」に潜むワナ はじめまして。静岡市内にある、やまうち薬局相生町店で管理薬剤師をしている鈴木寛と申します。当薬局は、泌尿器科クリニックの近隣にあり、外来透析患者への服薬指導の他、個人宅や介護施設の在宅患者への訪問薬剤管理指導も積極的に行っています。… 2022/05/11 腎・泌尿器
連載「一歩踏み込む 妊婦・授乳婦の服薬指導」より ファモチジン服用中に妊娠が判明した女性 「胃痛があり、クリニックで薬をもらって飲んでいます。妊娠が判明したのですが、薬は飲み続けてもよいでしょうか」ーー。相談者は31歳の女性Aさん。月経がこないため、本日産婦人科を受診したところ、妊娠が判明した。Aさんは胃炎のため通院しており、ファモチジン(商品名ガスター他)を度々服用… 2022/05/10 薬剤師
杉山薬局小郡店(福岡県小郡市)前原 雅樹氏 薬局に勤めながら専門薬剤師を取得 医師や患者に信頼される薬剤師を目指して 2022年1月、杉山薬局小郡店(福岡県小郡市)の前原雅樹氏が、精神科専門薬剤師の資格を取得した。薬局に勤務しながら取得した初めてのケースだ。資格取得の経緯や動機、その道のりなどについて話を聞いた。(聞き手:谷田 直輝)… 2022/05/10 薬剤師
薬局での体験が分散していく時代の到来 もともと薬局という場所は、(1)処方箋を受け取る(2)調剤する(3)服薬指導する(4)お薬をお渡しする(5)薬歴を書く――という5つの業務が、連続的に行われる場所でした。 しかしこの数年、ある意味では信じられないスピードで変化が起こっているのではないでしょうか。(1)処方箋は、SNS… 2022/05/09 薬剤師
医療的ケア児に薬剤師ができることとは 突然ですが、皆さんは医療的ケア児についてご存じでしょうか。 医療的ケア児とは、新生児集中治療室(NICU)等に長期入院した後、日常的に痰の吸引や人工呼吸器の装着、胃瘻からの経管栄養などが必要な児童のことを指します。2022年度調剤報酬改定ではこうした医療的ケア児に対する薬学的管理・… 2022/05/09 薬剤師
薬学教育6年制導入と22年度調剤報酬改定 2022年度調剤報酬改定。どのように感じられているでしょうか。 調剤料と薬剤服用歴管理指導料が、「薬剤調製料」「調剤管理料」「服薬管理指導料」に大きく組み替えられただけでなく、地域支援体制加算や後発医薬品調剤体制加算などの算定要件が厳しくなっていることもあり、何となく行き詰まり… 2022/05/06 薬剤師
TREND:知っておきたい リフィルのお作法(2/2) リフィル処方箋はここをチェックしよう では、リフィル処方箋に基づく調剤に当たり、薬局ではどのような点に注意が必要なのか。分割調剤の仕組みは現在も残っており、調剤するタイミングに薬剤師が介入して、服薬状況と残薬、体調の変化などについて確認し、必要に応じて受診勧奨や医師に情報提供する点は、「リフィルも分割調剤も、通… 2022/05/02 薬剤師
特集は「抗菌薬アップデート」 調剤報酬改定特集号が無料でもらえる春の定期購読キャンペーン実施中! 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(「日経DI プレミアム版」)5月号が発売となりました。既にお伝えしている通り、2021年9月号より発行日が「毎月1日」に変わりました。本号の見どころをご紹介します。 特集は「処方箋の見方が変わる 抗菌薬アップデート」です。適正使用… 2022/05/01 薬剤師
“塩漬け”スイッチOTC、厚労省で実態調査を 日本OTC医薬品協会の調査結果受け、規制改革推進会議WGで浮上 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2022年4月27日に傍聴不可で開催され、スイッチOTCの選択肢拡大について議論された。日本OTC医薬品協会が、新規性を有する品目における審査状況の調査結果(いわゆる“塩漬け品目”の実態)を報告。それを受け、厚生労働… 2022/04/29 薬剤師
日経DIデジタルより ※解答閲覧にはアプリ(無料)のダウンロードが必要です ブリモニジン処方患者をフォローするタイミング 緑内障のため、眼科クリニックに通院している57歳の女性Hさんが、受診後に来局しました。薬剤師が症状を確認したところ、Hさんは次のように話しました。「前回、新しい目薬に変更になりました。今度の薬は効果がありそうとのことでしばらく続けることになりました。ただ、目の赤みや痒みが出ること… 2022/04/25 薬剤師
連載「一歩踏み込む 妊婦・授乳婦の服薬指導」より イトラコナゾール服用中の挙児希望女性 相談者は、35歳の女性Bさん。爪白癬と診断され、イトラコナゾール(商品名イトリゾール他)の服用を開始した。治療は休薬期間も含めて今後2カ月以上続く予定である。挙児希望があり、同薬服用中に妊娠可能かどうか、薬局の窓口で相談があった。 このような質問を受けたら、まずは当該薬について… 2022/04/25 皮膚科
トレーシングレポートを活用していますか? 私の薬局には薬学生、大学の教員、薬剤師、企業の方など、色々な方が訪れます。そんな方々との意見交換はとても楽しいものです。 そのような場で、たまたまなのかもしれませんが「トレーシングレポートというものがあることは知っていますが、実際に見たのは初めてです」と、何度か言われたので… 2022/04/25 薬剤師
白内障手術前後のフォローのポイントとは? 白内障の治療でピレノキシン(商品名カタリン他)を使用中の89歳男性。白内障手術予定日の3日前からレボフロキサシン水和物(クラビット他)を点眼することになった。 2022/04/22 薬剤師
リフィル普及に向けて思い出す代替調剤の歴史 前回、私の薬局ではリフィル処方箋をまだ1枚も受け付けていないと書きました。その後も状況は変わらないのですが、もしかしたらリフィル処方箋であることを見逃してしまっているかもしれない、と、ふとしたときに不安に駆られることがあります。処方欄の左下に小さく追加された「リフィル可」の部分… 2022/04/20 薬剤師
リフィルの推進とセットでお願いしたいこと 調剤報酬改定後、半月ほどがたちました。2年に1度の変更ですので、まだまだ慣れないことも少なくない日々ですね。貼付薬の処方上限63枚については、今のところ大きなトラブルなく、患者さんもすんなりと受け入れているのではないかという感触です。… 2022/04/18 薬剤師
頭痛でジクロフェナクを連用している妊娠希望女性 「頭痛のため定期的にクリニックで痛み止めを出してもらっています。妊娠を計画しているのですが、妊娠したら薬は飲めなくなるのでしょうか。仕事に支障を来すので心配です」。 相談者は32歳の女性Aさん。頭痛の既往があり、処方されたジクロフェナクナトリウム(商品名ボルタレン他)を常備してい… 2022/04/18 薬剤師
TREND:アトピーガイドライン改訂 広がる治療の選択肢、新薬をどう使う?(2/2) アトピーの新薬、処方箋応需時の注意点は デュピルマブについて野崎氏は、「適切な注射手技の指導と、患者の経済面への配慮が治療継続に欠かせない」と指摘する。同氏のクリニックでは、患者に初めてデュピルマブを処方する際には、今後の治療スケジュールと治療にかかる費用がひと目で分かるパンフレットを患者に配布している(図4)。デュ… 2022/04/13 皮膚科
連携強化加算の施設基準を巡る混乱に思うこと 新年度がスタートしましたね。4月というとやっぱり気持ちが引き締まりますし、このタイミングで新しい環境に身を置くという人も少なくないと思います。2年に一度の調剤報酬改定の年でもあり、なんとなく落ち着かない日々が続いていますね。… 2022/04/07 薬剤師
開局するなら今がチャンス! 先日、ある社員から「独立開局を考えている」と相談された。しかも力を貸してほしいという。20年ほど前にボクが面接して採用した男性薬剤師だ。面接のときに「どんな人生送りたいの?」と聞いたら、「ギターを弾きながらのんびり暮らすような人生」と返ってきて面食らったのをよく覚えている。面接… 2022/04/07 薬剤師
循環器専門病院から薬局へ、患者の日常生活支える薬剤師に 幼い頃から人の命を助ける仕事をしたいとの思いがずっとあり、高校時代は化学の勉強が好きだったので、その両方を生かせる職種として思い浮かんだのが薬剤師でした。大学時代、病院の実務実習で循環器病棟を経験し、対象疾患の幅が広く、治療薬の種類も多い循環器領域の大変さや面白さに触れ、卒… 2022/04/05 薬剤師
まだまだある!経験者が語る独立のリアル 母の介護との両立目指し実家の空き店舗で開局 さくら薬局(埼玉県ふじみ野市)大和田孝子氏 (58歳) 東武鉄道東上本線の上福岡駅から徒歩15分。高齢化の進んだ閑静な住宅街にたたずむさくら薬局(埼玉県ふじみ野市)は、大和田孝子氏が実家の空き店舗を活用して2019年6月に開局した薬局だ。 「周辺に医療機関や薬局はないため、面での処方箋応需を想定しており、『日常生活の通り道にある、あな… 2022/04/04 薬剤師
「薬局パートナー」は単なる調剤補助ではない 昨今、色々な議論がある「対物業務の効率化」の話の中で、「非薬剤師」による業務をどう考えるのかという話が出てきます。既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、私が経営するハザマ薬局では、薬剤師だけでなく「薬局パートナー」と呼ぶ薬剤師以外のスタッフが活躍しています。 「薬局… 2022/04/04 薬剤師
リフィル開始と後発品利用促進の共通点 この春の診療報酬改定の目玉の1つであるリフィル処方箋ですが、この話が公になった2月以降、様々な反応が見られます。医師が発信しているものについてはややネガティブなものが多いのではないか、というのが個人的な印象です。… 2022/04/02 薬剤師
調剤報酬改定2022《疑義解釈5》 他薬局交付薬含めた一包化時は併算定不可 外来服薬支援料1と2に関するQ&A示す 2022年3月31日に公表された2022年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その1)において、厚生労働省保険局医療課は、一包化に関する算定上の疑義に答えた。 今改定では、外来服薬支援料2が新設。治療上の必要性が認められると判断される場合に、医師の了解を得て一包化を行い、患者の服薬管理を支援し… 2022/04/02 行政・制度
対物業務の効率化は中小薬局を潰すのか 昨今、色々と議論がされている「対物業務の効率化」ですが、私自身も色々なご意見、ご批判を直接的、間接的にいただきます。 その理由として、効率化を進めていくことは、中小薬局や薬局薬剤師の将来を潰しかねないといったニュアンスの意見を上げられることが多く、その1つ1つの懸念については… 2022/04/01 薬剤師
特集は「大解剖!調剤報酬改定2022」 最新号が無料でもらえる春の定期購読キャンペーン実施中! 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(「日経DI プレミアム版」)4月号が発売となりました。既にお伝えしている通り、2021年9月号より発行日が「毎月1日」に変わりました。本号の見どころをご紹介します。特集は「大解剖!調剤報酬改定2022」です。調剤料や薬剤服用歴管理指導… 2022/04/01 薬剤師
離島等で医師と薬剤師不在時の調剤、一部OKに 厚生労働省医薬・生活衛生局総務課と医政局総務課は、2022年3月23日、離島等の診療所における医師および薬剤師不在時の医薬品提供の考え方について整理し、都道府県に通知した。 2022/03/31 薬剤師
日経DIデジタルより ※解答閲覧にはアプリ(無料)のダウンロードが必要です 胃がん患者へのワルファリンが変更された理由 胃がんのため、病院の消化器外科に通院している77歳の男性Sさんが、受診後に薬局を訪れました。処方箋とお薬手帳を出し、次のように話しました。「今回から、手術後の抗がん剤を始めることになりました。そういえば2週間前、先生が循環器の先生に連絡してワルファリンは中止になったのだけど、今回… 2022/03/31 薬剤師
内閣府規制改革推進会議医療・介護・感染症対策WGより 調剤の外部委託、日薬とNPhAの見解は 有識者が複数呼ばれ、検討材料となるプレゼンを次々と 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2021年3月15日に開催され(傍聴不可)、1月19日に引き続き、調剤の外部委託に関する議論が交わされた。今回は有識者が多数招かれ、委託した場合に生じた調剤事故の責任の所在など、検討を進めていくための材料となるプ… 2022/03/30 薬剤師
経験者が語る独立のリアル(3/3) 承継半年で隣のクリニックが閉院、地域とのつながり深め徐々に成長 日経DIプレミアム版22年1月号特集「独立・開局という選択」より 開局に際しては、予期せぬ出来事に見舞われることがある。宮脇正治氏もそんな経験の持ち主の1人だ。 ドラッグストアなどでOTC薬や健康食品などの販売を経験。そこで培ったカウンセリング力も生かして、いずれは独立を考えていたという。調剤のキャリアを積み始めたのは39歳のとき。東海地方を中… 2022/03/30 薬剤師
経験者が語る独立のリアル(2/3) 看護師がいる在宅に強い薬局をコロナ禍に開局 日経DIプレミアム版22年1月号特集「独立・開局という選択」より ファミリー層に人気の街、千葉県流山市。その住宅街に位置する「まえの薬局おおたかの森」は、在宅医療に強みを持つ薬局だ。開設者の石井太氏は、薬学部卒業後、製薬会社の医薬情報担当者(MR)としてキャリアをスタート。「オピオイドなどを扱い、緩和医療について医療者と意見を交わす中で、自分… 2022/03/28 薬剤師
最近増えてきたAGに対する個人的見解 このところ、今年2月に製造販売承認を取得し、6月に発売予定となる後発医薬品の案内をいただく機会が増えました。オーソライズド・ジェネリック(AG)が発売される品目も散見されますし、最近では、AGが後追いで販売されるケースも出てきて、以前とだいぶ様相が変わってきている印象もあります。… 2022/03/25 薬剤師
経験者が語る独立のリアル(1/3) 大学病院近くの激戦区、当初は処方箋数枚の日も 日経DIプレミアム版22年1月号特集「独立・開局という選択」より 独立・開局にまつわるストーリーは1つとして同じものはない。だが多くは「いつかは独立」という思いが、ある日突然具体化し、周囲の協力を得て開局に至っている。様々な苦労とやりがい、経験者の話を聞いてみよう。… 2022/03/24 薬剤師
薬価改定に伴う薬局への負担に思うこと 調剤報酬改定を控えた年度末、読者の皆さまも落ち着かない毎日を過ごしていることと思います。薬価改定があることから、日常業務に加えて、別にそのために時間を割かなければならないことで、慌ただしい日々ですね。… 2022/03/20 薬剤師
リフィル処方箋、カナダでの運用は 私がカナダに来て初めてリフィル処方箋の仕組みを説明されたときは「医師の診察が不要である」という概念が理解できませんでした。「この国ではこういう仕組みになっていますから」と言われ、薬局でもそれが当たり前として仕事が回っていましたから、特段リフィル処方の是非について深く考えるこ… 2022/03/16 海外
【漫画】マスクを外す患者さん 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの施設ではマスク着用をお願いしており、薬局でもマスク着用のお願いを掲示して患者さんに着用を促しています。 2022/03/16 薬剤師
日本臨床腫瘍薬学会学術大会2022 (JASPO2022)が開催 外来がん治療専門薬剤師、研修の成果と課題は? 理解度向上に手応えも、一部研修者の姿勢には問題も 2022年3月12日(土)~13日(日)仙台国際センターとwebのハイブリット開催された日本臨床腫瘍薬学会学術大会2022 (JASPO2022)において、日本臨床腫瘍薬学会実地研修委員会委員長の縄田修一氏が、がん診療病院連携研修の現状と課題について発表した。JASPOは、外来がん治療専門薬剤師を目指す薬… 2022/03/15 薬剤師
薬剤師が自宅から行うオンライン服薬指導 日薬が実施可能例を提案、薬局での服薬指導の補完的業務と位置付け 2022年3月10日に開催された、厚生労働省の「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」の第2回会合で、日本薬剤師会が、薬剤師が自宅から行うオンライン服薬指導についての基本的な考え方を示した。 患者のかかりつけ薬剤師が、やむを得ず自宅を離れることができない場合に、… 2022/03/15 行政・制度
学生時代から起業念頭に活動、新卒2年目で開局 薬学部には、祖母の勧めで入学しました。大学で勉強する中で、科学を網羅的に学び、それを実社会で応用できる薬剤師の面白さに気付きました。加えて、目の前の患者さんの生活を治し支える以外にも、薬局という組織の運営を通じて、そこで働く薬剤師やスタッフに働きがいを提供できる、薬局経営に… 2022/03/15 薬剤師
長年雇用しているパートの契約条件を見直したい 【相談】70歳代のパート薬剤師が数人働いています。新しい調剤機器がうまく扱えないなどミスが目立ち、より責任の重い若手の正社員に負担が掛かっています。雇用期間は自動更新としていますが、若手社員との不平等感をなくすためにも、時給など契約更新の条件を見直すことはできますか。(50代、薬… 2022/03/14 薬剤師
アップルの法人専用電話に驚いた話 先日のこと、薬局で使用するタブレット端末(iPad)の購入を検討していて、アップルの法人担当部門に電話したときのことです。そこでのやりとりが非常に印象に残っていますので、今回はそのことを話題にしたいと思います。… 2022/03/11 薬剤師
妊娠中のスマトリプタン使用、ベネフィット・リスクをどう考える? 既にお知らせしているように、日経ドラッグインフォメーション(日経DI)編集部では2022年3月12日(土)、オンラインセミナー「一歩踏み込む!妊婦授乳婦の服薬指導」を開催します。開催が今週末に迫ってきましたので、セミナー当日の詳細をご紹介します。 講演「妊娠中・授乳中の服薬指導の実際… 2022/03/09 薬剤師
調剤の「外部委託」、若い年代で賛成の割合高く 日本経済団体連合会(経団連)が2022年1月に内閣府に提出した、調剤の「外部委託」に関する要望。早速、内閣府の規制改革推進会議のワーキング・グループでは議論が開始されており、厚生労働省でも3月10日の「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」において議題として取り上… 2022/03/09 薬剤師
※閲覧には無料アプリ「日経DIデジタル」のダウンロードが必要です 議論始まる「調剤の外部委託」 月刊誌「日経DIプレミアム版」3月号TRENDより 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(日経DI プレミアム版)3月号では、DI Onlineでこれまで報じてきた調剤外部委託の議論について改めて整理。TREND「議論始まる『調剤の外部委託』」として、記事化しました。以下に、本記事の一部をご紹介します。誌面ビューアプリ「日経DIデ… 2022/03/08 薬剤師
改定の疑義解釈に“依存”しすぎるのはやめよう 早いものでもう3月、私の住む長野はまだまだ寒いですが、少しずつ春の訪れが感じられるようになりました。薬局にあるレンギョウの木に1つ2つと黄色の花がつきはじめ、毎日のちょっとした楽しみを感じると共に、植物の力強さに改めて驚かされます。… 2022/03/07 薬剤師
特集は「患者が薬を嫌がるとき」 「もっと知りたい!SGLT2阻害薬」特集号付き定期購読キャンペーンは3月16日まで! 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(「日経DI プレミアム版」)3月号が発売となりました。既にお伝えしている通り、2021年9月号より発行日が「毎月1日」に変わりました。本号の見どころをご紹介します。 特集は「患者が薬を嫌がるとき」です。「副作用が怖い」「 服用して… 2022/03/01 薬剤師
「お薬を用意してお待ちしてますね」 2022年度調剤報酬改定に向けて周りが騒がしくなってきた。近年は、改定に合わせて、取れる点数をしっかり取っていかないと利益が出なくなっており、少しでも準備を進めるために、社内は今から落ち着かない。経営を考えると力を入れざるを得ず、全社挙げて取り組んでいるものの、最近は、それらはし… 2022/03/01 薬剤師
※閲覧には無料アプリ「日経DIデジタル」のダウンロードが必要です ステロイドに不安を持つ患者の薬歴は 2月号連載「フォローアップに生かす 薬歴の書き方」より 今回は、経口ステロイドによる治療を開始する患者の薬歴を取り上げましょう。患者は68歳女性で、高血圧と糖尿病があり以前から内科のA医院に通院し、薬局を利用しています。膠原病が疑われ、A医院のA医師の紹介でB大学病院膠原病科を受診したところIgG4関連疾患と診断されて、経口ステロイドによる… 2022/02/28 薬剤師
規制改革ホットラインへの要望に厚労省が回答 対面機能持たない薬局の設置は「対応不可」 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2022年2月24日に開催され、「規制改革ホットライン」に提案された、対面機能を持たない薬局の設置・活用について、厚生労働省は対応不可と回答したことが報告された。… 2022/02/25 薬剤師
医薬品供給不安の中で納入価について考える 医薬品の供給不安の話題をするのは何回目になるでしょうか。依然として解消のめどは立たず、欠品連絡、代替品目の手配に追われる毎日ですね。そんな中、1つ不思議に思うことがあります。医薬品の価格が上がらないということです。ここで言う価格は、医薬品卸から薬局への納入価のことです。… 2022/02/24 薬剤師
対物業務の効率化は“型抜き”の感覚で挑め 2022年度調剤報酬改定について、色々なところで解説記事を見るようになりました。また、私もそうですが、YouTube等で動画による解説を見かけることも多く、何となく概要はつかんでいる方も増えているのではないかと思います。 今回の改定を考えたとき、やはり対物業務のコストとしての薬剤調製料… 2022/02/22 薬剤師
薬局を医療のファーストアクセスの場に 「OTC薬剤師」として専門性を磨く 私は、幼少期に口内炎やかぜなどで体調を崩すと、近所の商店街の薬局にまず行き、市販薬を購入していました。薬剤師さんは地域住民に頼りにされるすごく身近な存在で、薬局は医療のファーストアクセスの場でした。 しかし、2006年に薬学部に入学した私が就職活動する頃の薬局業界は、処方箋調剤… 2022/02/22 薬剤師
【漫画】どこまで知ってる?近隣薬局の事情 私の勤務する薬局は近隣に調剤薬局が何店舗かあります。近隣薬局はお互いライバル関係でもあるので、どのように患者さんに投薬をしているのか、どのOTCを取り扱っているのかなど気になります。たまに分譲で近隣薬局に来局することがあるのですが、薬の準備を待っている間、自分の薬局との違いや工… 2022/02/22 薬剤師
日経DI プレミアム版連載「一歩踏み込む 妊婦・授乳婦の服薬指導」より バセドウ病でチアマゾール服用中の挙児希望女性 「最近、子どもが欲しいと思うようになりましたが、今飲んでいるバセドウ病の薬の妊娠への影響が知りたいです」ーー。相談者は30歳のCさん。バセドウ病治療のためチアマゾール(MMI:商品名メルカゾール)が処方され、内服継続により症状はコントロールできている。以前まで妊娠を希望していなかっ… 2022/02/21 薬剤師
日経DIデジタルより ※解答閲覧にはアプリ(無料)のダウンロードが必要です レバミピドが粉砕指示で処方された癌患者 胃癌のため、外来化学療法を受けている68歳の女性Kさんが、受診後に来局しました。処方が追加されていたので確認すると、Kさんは次のように話しました。「先生から、『レバミピドだけ粉にしてもらって、使い方は薬局で聞いてください』と言われました。レバミピドって胃薬ですよね」… 2022/02/21 薬剤師
薬局薬剤師の業務に関するワーキング始動 厚労省、質の高い対人業務を実践していくための課題を議論 2022年2月14日、厚生労働省の「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」(以下、WG)の第1回が開催され、「対人業務の充実」をテーマに議論が交わされた。今後、22年6月まで6回にわたって今後の薬剤師・薬局業務のあり方とそれを実現するための具体的な対応策を議論し、7月に… 2022/02/19 薬剤師
気になる一包化加算の「廃止」に伴う影響 2022年4月の調剤報酬改定ですが、先日の“短冊”に点数が入り、2月9日に中央社会保険医療協議会(中医協)から厚生労働大臣に対して答申がなされました。改めて、今回の改定で気になった部分について、現場の一薬剤師の視点からではありますが、話題にしたいと思います。… 2022/02/17 薬剤師
調剤報酬改定2022 「リフィルを出すかどうかは医師が決める」 答申受け日本医師会などが記者会見 2022年2月9日、2022年度調剤報酬改定の個別改定項目と点数が決定したのを受け、関連団体による記者会見が開催された。 2022/02/16 薬剤師
調剤報酬改定2022 2024年に向けた大きなステップとなる改定 日薬が2022年度調剤報酬改定の答申を受け記者会見 2022年2月9日、2022年度調剤報酬改定の個別改定項目と点数が決定。日本薬剤師会会長の山本信夫氏は、同日開催された会見において「2024年に向けての大きなステップになる」と総括した。 2022/02/16 薬剤師
薬局発の感染対策ガイドラインを作成 新型コロナ流行を機に、地域薬局で実践できる具体策を取りまとめ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を機に、地域の薬局が集まって薬局における感染対策の知識を共有し、「薬局における感染対策ガイドライン」を作成、現場で活用しているグループがある。薬局薬剤師による合同勉強会「たんぽぽの会」の取り組みで、2021年秋に開催された日本環境感染学… 2022/02/16 薬剤師
調剤報酬改定2022 薬剤調製料は内服薬1剤につき24点で一律に 調剤管理料の内服薬は処方日数に応じて4~60点の4段階 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年2月9日に開催され、2022年度調剤報酬改定の個別項目と点数について、厚生労働相に答申した。22年度改定で最もインパクトがある項目は、薬局・薬剤師業務の評価体系を、対物業務中心と対人業務中心の点数として、(1)薬剤調製料、(2)調剤管理料、(3… 2022/02/15 薬剤師
薬局ヒヤリ・ハット事例の効果的な活用法は 【相談】2018年度の調剤報酬改定以降、地域支援体制加算を算定するのに医療安全の取り組みが必要になったことなどから、職場でヒヤリ・ハット事例の報告に力を入れています。報告時の注意点などを改めて教えてください。(30代、勤務薬剤師)【回答】報告する行為が振り返りに誤認識に基づく情報提… 2022/02/15 薬剤師
心不全増悪の徴候「頸静脈怒張」を動画で学ぼう 心不全のうっ血を反映、頸部の皮膚の「揺れ」を確認 心不全の増悪時には、うっ血が見られるが、そのサインをどう拾い上げるか――。 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」2022年2月号の特集は、新たな機序の治療薬が近年続々と登場している「心不全」がテーマです。 「フォローアップはここを押さえろ 慢性心不全」と題して、… 2022/02/09 循環器
規制改革推進会議医療・介護・感染症対策WGより オンライン服薬指導の厚労省案再び合意ならず 「対面での指導が適切な場合」の認識に厚労省とWG委員との間でズレも 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2022年2月7日に開催され、オンライン服薬指導に関する新型コロナウイルス感染症の時限的特例的措置(0410対応)の恒久化の対応状況が、厚生労働省から報告された。現在、厚労省は医薬品医療機器等法(薬機法)施行規則… 2022/02/08 薬剤師
テクノロジー三昧のカナダのFlex PharmDプログラム 今回は、2022年1月10日から私が受講を始めたブリティッシュコロンビア大学(University of British Colombia;UBC)Flex PharmDプログラムについて紹介します。このプログラムが始まる前から印象的だったのは、あらゆるところでテクノロジーが駆使されていることでした。… 2022/02/07 海外
薬剤調製料・調剤管理料・服薬管理指導料の狙いは? 2022年度調剤報酬改定の個別改定項目として示された、「薬剤調製料」「調剤管理料」「服薬管理指導料」の3つの「料」。私は、厚生労働省の担当者がこれらの点数の名称に込めた意味合いを考えることが、今回の改定の趣旨を理解する上で重要だと思っています。1つずつ順番に見ていきましょう。 1月… 2022/02/04 薬剤師
2022年度改定、「短冊」に対する私の第一印象 2022年1月末、春の調剤報酬改定の個別改定項目、いわゆる“短冊”が公表されました。点数など数字の部分こそまだ入っていませんが、これまでの中央社会保険医療協議会(中医協)での議論が反映されています。多くの人が解説の記事や動画をアップしていて周回遅れの感はありますが、取り上げたいと思… 2022/02/03 薬剤師
22年度改定はレセコンメーカー泣かせ!? 2022年度診療報酬改定の議論は最終局面に入ってきました。1月26日に個別改定項目(いわゆる“短冊”)が公開された後、某レセコンメーカーの方から「今年は大変です」との声を聞きました。2年の1回の調剤報酬改定に伴うレセコンの改変は定期的なものであり、「お手の物では?」と最初は思ったので… 2022/02/02 薬剤師
特集は「フォローアップはここを押さえろ 慢性心不全」 誌面アプリ「日経DIデジタル」ダウンロードでプレミアム版限定記事が読める! 月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(「日経DI プレミアム版」)2月号が発売となりました。既にお伝えしている通り、2021年9月号より発行日が「毎月1日」に変わりました。本号の見どころをご紹介します。 特集は「フォローアップはここを押さえろ 慢性心不全」です。慢性心… 2022/02/01 薬剤師
承継見据え5年間の武者修行 薬局を地域住民の身近な相談場所に 私の実家は、祖父の代から続く小さな個人薬局です。現在父がグループ4店舗を経営し、兄と私が事業継承を見据えて働いています。幼い頃から店舗上階の自宅で過ごしていた私にとって「薬局」は生活の一部だったので、事業承継は当然のように考えていました。なので、代々続く薬局を今後も守っていく… 2022/02/01 薬剤師
厚労省でワーキンググループ設置 薬剤師・薬局業務は夏ごろまでWGで議論 調剤業務の外部委託も議論の項目に 2022年1月20日、厚生労働省の第11回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会が開催され、同検討会の下にワーキンググループ(WG)を設置し、今後の薬剤師・薬局業務のあり方とそれを実現するための具体的な対応策を検討していくことが決まった。… 2022/02/01 薬剤師
調剤報酬改定2022 多剤服用における薬学的分析に「調剤管理加算」 支払い側から反対の声上がるも最終的に了承 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年1月28日に開催され、1月26日に引き続き、2022年度調剤報酬改定に向けた個別項目の議論(いわゆる短冊の議論)が行われた。今回新設が提案された調剤管理料に対する調剤管理加算を巡り、支払い側委員から導入に異議を唱える声が上がったものの、最終… 2022/01/29 薬剤師
22年度報酬改定「議論の整理(案)」を読み解く 先日の南太平洋での火山の噴火。すごいことが起こっているようです。衛星写真で見ることができるのもすごいことですが、大噴火が起こっている様子を俯瞰(ふかん)できるというのは、驚きでもあります。そして、しばらく時間をおいて、日本の沿岸にも津波が押し寄せました。一時的に気圧の変動も… 2022/01/26 薬剤師
書籍「薬局OTC販売マニュアル 臨床知識から商品選びまで分かる」より 胃もたれを訴えて来局した透析療法中の男性 「昨日食べ過ぎてしまい、今朝から胃もたれしている。透析中だが、胃薬が欲しい」と、50代男性が来局しました。 男性は、透析療法中とのことで、併用薬も多くあることが想定されます。まずは主治医に相談することが望ましいのですが、患者は「次の透析日に先生に相談するからそれまでの対応とし… 2022/01/25 医薬品
2022年のはじめに 最後のPharmDプログラムの船出 新年のご挨拶が遅れてしまいましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。前回の記事から半年以上が経過してしまいましたが、その間、職場や私生活で色々なことが起こりました。また、対面による集中講座が2022年1月10日から予定されていたブリティッシュコロンビア大学(University of British … 2022/01/25 海外
電子処方箋・リフィル・オンライン診療が変える薬局の未来 「電子処方箋」。文字だけは10年近く前から見ていて、文字も漢字5文字でもっちゃりしているので、ともすると「あぁ、いつものやつか……」と読み過ごしてしまいそうで、e-Rxとか、名前を横文字にしたらもうちょっとインパクトが出るのかもしれません。ただ、よく考えると、これが具体化するとすご… 2022/01/24 薬剤師
中医協で公聴会が開催、薬剤師が意見発表 「薬剤師にとって対物業務は非常に重要なもの」 中央社会保険医療協議会(中医協)総会は2022年1月21日、公聴会をオンラインで開催。薬剤師の立場として、保険調剤薬局つつみ(宮崎県小林市)の青木浩朗氏が、対物業務の重要性や後発医薬品の供給不安を巡る現場の混乱などについて意見を発表した。… 2022/01/22 行政・制度
22年度報酬改定への対応を見誤らないためには 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって、世界に冠たると称される日本の医療モデルの欠点が浮き彫りになりました。この日本で、適切な医療を受けられずに、医療機関以外の場所で不幸にもお亡くなりになるということが現実に起こってしまったわけです。 我が国では、働く世代が… 2022/01/21 薬剤師
宅配ロッカーで医薬品引き取り、指針を策定へ 自治体によっては許可下りず、基準の統一求める声 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2021年1月19日に開催され、コンビニエンスストアや駅構内などに設置された宅配ロッカーで処方箋薬を受け取る際の運用について、今後厚生労働省がガイドラインを策定することが明らかになった。… 2022/01/20 薬剤師
調剤の外部委託を巡り議論がスタート 日薬「認められない」、NPhA「適切な手段ではない」 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2021年1月19日に開催され、日本経済団体連合会(経団連)が要望した調剤業務の外部委託化を巡り議論が交わされた。キックオフである今回は有識者や日本薬剤師会、日本保険薬局協会(NPhA)などが見解を示し、詳細な議論… 2022/01/20 薬剤師
調剤の外部委託を経団連が提言 牧島規制改革相に提出、次なる規制改革の号砲か 日本経済団体連合会(経団連)は2022年1月14日、牧島かれん規制改革相に提言「Society 5.0時代のヘルスケアIII~オンラインの活用で広がるヘルスケアの選択肢~」を提出した。オンラインと対面を組み合わせた、より質の高いヘルスケアを実現するための提言が幅広く盛り込まれ、薬局に関しては1軒の… 2022/01/18 薬剤師
新型コロナ無料検査、開始1週間で気付いたこと 今回もワクチン・検査パッケージ定着促進等事業の新型コロナウイルス無料検査に関連して話題にしたいと思います。先週、私の薬局が無料検査実施事業者として登録したことをお伝えしましたが、さらに1週間を経て、刻一刻と状況が動いています。また検査業務を行う中で、気付いたことが幾つもありまし… 2022/01/18 薬剤師
TREND:ここをチェック!パーキンソン病の薬(5/5) パーキンソン病治療薬、注意すべき副作用は 本コラムは、TREND:ここをチェック!パーキンソン病の薬(4/5)「併用禁忌や相互作用を確実に拾い上げる」の続きです。 PD治療薬の副作用は、多岐にわたる。国立病院機構熊本再春医療センターの栗﨑氏は、「いずれの薬にも共通する副作用として特に、悪性症候群、突発性睡眠・傾眠、起立性低血圧… 2022/01/18 薬剤師
22年度報酬改定で高まる薬歴記載の重要性 どんどんと報道が増えていますが、2022年度調剤報酬改定では、技術料の半分を占める調剤料だけでなく、約4分の1を占める薬学管理料についても、解体的な見直しが行われ、対物業務と対人業務を別々に評価するような、過去40年間なかった考え方が導入されていくようです。 対物業務は、医療機関の… 2022/01/18 薬剤師
調剤報酬改定2022 在宅業務に手厚く、入院時持参薬の整理を評価へ 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年1月12日に開催され、厚生労働省は「2022年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」(以下、整理案)を提示。整理案はこれまでの中医協での議論を踏まえて作成され、1月14日の中医協総会で固まる予定で、委員はおおむね了承した。詳細は今後… 2022/01/14 薬剤師
調剤報酬改定2022 調剤料の大胆な組み替え、徐々に明らかに 薬剤服用歴管理指導料は“解体”か 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年1月12日に開催され、厚生労働省は「2022年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」(以下、整理案)を提示。調剤料に関しては、これまでの議論でそこに含まれている対物業務と対人業務の評価をそれぞれ組み替えて新たに点数化する方向性が示… 2022/01/14 薬剤師
無料検査実施事業者に登録しました 国が推進する「ワクチン・検査パッケージ制度」を受け、私の住む長野県でも、ワクチン・検査パッケージ定着促進等事業がスタートしています。2021年末から無料検査実施事業者の募集も行われていましたが、私の薬局も申請し、先週登録されました。今回はここ1週間のバタバタぶりについて話題にしたい… 2022/01/14 薬剤師
書籍「薬局OTC販売マニュアル 臨床知識から商品選びまで分かる」より 「眠くなりにくい酔い止めはありますか」 「バスに酔いやすいので、酔い止めが欲しい。眠くなりにくい酔い止めはありますか」と、来局した10代女性から相談を受けました。 継続するめまいや吐き気はなく、受診勧奨の必要はないと判断しました。続いて、現病歴・既往歴、副作用歴・アレルギー歴などを確認します。… 2022/01/11 医薬品
2021年12月17日~12月27日 ベルソムラとロナセンに併用禁忌が追加 メイアクトMSの重大な副作用に多形紅斑が追加 不眠症治療薬のベルソムラ錠(一般名スボレキサント)、統合失調症治療薬のロナセン(ブロナンセリン)および後発品の併用禁忌に「ポサコナゾール」が追加されました。 抗真菌薬のノクサフィル錠(ポサコナゾール)の併用禁忌に「スボレキサント」「ブロナンセリン」が追加されました。 抗菌薬… 2022/01/07 医薬品
地域連携薬局を目指すための3つのポイント 2021年8月からスタートした都道府県知事による認定薬局制度、当社では17薬局が地域連携薬局、1薬局が専門医療機関連携薬局の認定をそれぞれ受け(22年1月1日時点)、現在も随時申請を進めています。今回は、地域連携薬局を目指す上で押さえておきたい3つのポイントについて紹介します。(1)個人… 2022/01/07 薬剤師
書籍「薬局OTC販売マニュアル 臨床知識から商品選びまで分かる」より 「家にあるかぜ薬を飲んでいいか」と尋ねる高血圧患者 降圧薬を服用している50代の男性から問い合わせがありました。「かぜを引いたので、自宅にある市販薬で様子を見てもいいか」と話しています。高血圧治療中の患者が市販薬を希望するようなケースでは、OTC薬で対応可能かどうか、慎重に判断しましょう。 … 2022/01/06 薬剤師
慢性便秘(3/3) モビコールを計量せずに溶解する工夫は 日経DIプレミアム版21年6月号特集「ここが変わった!小児の薬」より モビコールについては、飲み方の指導も大切だ。同薬は、水分を保持して大腸まで届ける機序から、1包当たり約60mLの液体で溶解して服用する必要がある。また、腸内の電解質バランスを維持することなどを目的に、塩化ナトリウムなどが添加されており、塩味が強く、味を嫌がる子どももいる。服薬アド… 2022/01/06 薬剤師
慢性便秘(2/3) 下剤をうまく活用し排便習慣を身に付ける 日経DIプレミアム版21年6月号特集「ここが変わった!小児の薬」より 便塊を出し切った後は、維持療法として下剤を毎日、使用する。苦痛なく排便できるようにすることに加えて、“ため込まない排便習慣”を獲得することが目的だ。(1)便性:ブリストルスケール(BS)4程度、(2)排便回数:1日1~3回、(3)排便量:大人の片手程度─を指標に、下剤の量を調節する(… 2022/01/05 薬剤師
慢性便秘(1/3) 維持療法はモビコールが主役に 日経DIプレミアム版21年6月号特集「ここが変わった!小児の薬」より 「小児領域で、近年急に処方が増えた薬といえば、何と言ってもモビコール(一般名マクロゴール4000・塩化ナトリウム・炭酸水素ナトリウム・塩化カリウム)だろう」─。小児科の処方箋を多く受ける薬局の薬剤師たちは口をそろえて、そう話す。モビコールは、主成分であるマクロゴール4000が水と結… 2022/01/04 薬剤師
特集は「独立・開局という選択」 明けましておめでとうございます。本年もDI Onlineをご愛読のほど、よろしくお願いいたします。 さて、月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」(「日経DI プレミアム版」)は、2021年9月号より、発行日をこれまでの「毎月10日」から「毎月1日」に変更いたしました。というわけで… 2022/01/01 薬剤師
処方箋なし販売で沼津の薬局が業務停止 医薬品の購入・販売の記録なく虚偽の報告も 静岡県は2021年12月27日、ペンギン薬局(静岡県沼津市)において処方箋の交付を受けていない者に対して処方箋医薬品を交付したこと等が判明したとして、同県東部保健所が医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき、業務停止命令および改善措置命令を行ったと発表した。業務停止期間は21年12月28日~202… 2021/12/30 薬剤師