コロナ禍でも東京マラソンを実施する意義は何か 今週の日曜日(2022年3月6日)、東京マラソンが3年ぶりに「復活」する(注)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、この2年近くは様々なリアルイベントが中止や延期に追い込まれてきた。東京マラソンも例に漏れず、一般市民が参加するスポーツのイベントとしては国内最大級である… 2022/02/28 感染症
太陽の塔、前から見るか後ろから見るか 昔、言葉在りけり。「芸術は爆発だ!」 小柄な体に無限のエネルギーを秘め、その存在自体が“芸術”とも称されていた岡本太郎氏の言葉だ。 その岡本太郎氏の代表作の一つとして有名な「太陽の塔」。大阪万博閉幕後に取り壊される予定だったが、撤去反対の署名活動などから保存されたものの、そ… 2020/12/12 ライフスタイル
現代芸術とアール・デコの共演は木漏れ日の中で 私事で恐縮だが、非常事態宣言で在宅勤務に移行しとかく家にいる時間が増えた頃、密かにハマっていたことがある。それは、「ヤフオク」を見ること。購入するというよりは、ここで古美術やら古い陶芸品を鑑賞していたのだ。特によく見ていたのが、「オールドノリタケ」。時々、すごく素敵な洋食器… 2020/11/07 ライフスタイル
「皇室の名宝」にはハイセンスな遊び心が満載 「皇室の名宝」と聞いて、読者の皆さんは、どんなお宝を想像するだろうか。しかも「宮内庁が所蔵する我が国屈指の名品」と言われたら……。 格式張った、背筋を正してでなければ拝見できないような作品が並んでいるのかと思いながら向かった「皇室の名宝」展は、良い意味で、予想に反した展覧会… 2020/10/17 ライフスタイル
”超アナログ”に祈りすら感じる工芸作家展 「工芸」って何を指すのだろう? と疑問に思ったことはないだろうか。 武蔵野美術大学教授で、「和巧絶佳展」の監修者を務める木田卓也氏は、「明治維新後、西洋の文化の影響を受けて、日本で『美術』という概念が受容され、西洋的な意味での『美術』に当てはまらない『美的価値をそなえた実用品… 2020/08/15 ライフスタイル
肥後の細川家が庇護した能楽の世界を堪能する 今年は夏のお祭りも中止が多いようで、残念だ。祭りといえば屋台だが、屋台で必ず売られているものに一つに面がある。面は縄文時代の土偶にも使われていたほどに古い歴史があるが、その完成形の一つが能面だと個人的に思っている。ちなみに、屋台で売られている面は「めん」、能面の面は「おもて… 2020/08/01 ライフスタイル
あなたの臨床能力のレベルは? 「レジ王」とだけ聞くと、スーパーマーケットなどのレジの打ち込み速度が速い人を想像してしまいそうになりますが、この名を冠したレジデントチャンピオンシップ大会が開催されます。レジ王は、日々の臨床研修で得た知識をクイズ形式で競い合おうというものです。… 2019/12/03 医師のキャリア
医療系ツイッターは実名でやるべきか 私は、ツイッターで色々な情報を集めていますが、アカウントは匿名です。しかし、最近「正しい医療情報を伝えよう」というポリシーのもと、実名でツイートされている医師が増えてきました。迷惑がかかるといけませんので、あえてこのコラムでは彼らを紹介しません。… 2019/11/15 呼吸器
画家としての人生はたったの10年! あなたの知らないゴッホ 鮮やかな色彩、うねるようなタッチ。画家になる決意をしてから、わずか10年のファン・ゴッホの画業。代表作『糸杉』をはじめ、数々の名作が見られる2019年。その軌跡をたどろう。 2019/10/21 ライフスタイル
「中国からの影響」ってどんなこと? 中国と日本の仏像が並ぶ、ありそうでなかった展覧会 日本の仏像は中国の仏像からどのように影響されてきたのか。時系列に並べて鑑賞できる機会はかなり少ない。なんと、5、6世紀から19世紀まで、中国と日本の仏像を並べて展示するという、画期的な展覧会が開催される!この機会、逃すと後悔するかも。… 2019/10/05 ライフスタイル
再評価進む「20世紀の巨匠」 バスキアの描く頭部が「ドクロ」や「仮面」に似ている理由 「アンディ・ウォーホルに認められた黒人アーティスト」「夭折した若い天才」「株式会社ZOZOの前澤友作氏が『Untitled』を約123億円で落札」……。生前も没後も、時代を駆け抜けたセレブリティとしてのニュースに事欠かないジャン=ミシェル・バスキア。9月には日本で130点もの作品を一堂に集めた… 2019/09/14 ライフスタイル
2019年に絶対見るべき美女たち(4) 華やかなバーで彼女はなぜ虚ろなのか? 作家・ドイツ文学者の中野京子氏と読み解く 「マネの作品で私が好きなのがこの1枚」と中野さん。印象派の前駆として、400点余の油彩画を残した画家の絶筆、『フォリー=ベルジェールのバー』を見られるのが、9月から始まるコートールド美術展だ。病魔と闘いつつ描いた渾身の大作だが、筆は冴さえ、ディテールの描写も素晴らしい。何より特筆… 2019/08/10 ライフスタイル
江戸時代の評価は若冲以上 円山応挙は京都日本画界の”ユニクロの社長”? 昨今人気の高い“奇想の系譜”の画家たちの絵には、度肝を抜かれたという人も多いだろう。一方、円山応挙の絵は、「ふーん、きれいな絵だな」「日本画らしいな」で終わらせてしまっていないだろうか。だが、そんな感想で江戸時代のイノベーター応挙を素通りしてしまうのはもったいない。江戸時代… 2019/07/27 ライフスタイル
ちょっと「怖い」、麗子がいっぱい展覧会が開催! 岸田劉生が愛娘に託した「卑近美」とは? 岸田劉生と聞いて誰もが思い浮かべるのは、一連の「麗子像」だろう。時にグロテスクにも見えるその表現から、彼が追求した美の本質が垣間見える。 2019/06/08 ライフスタイル
観山、大観、春草 …近代日本画家を育てた 真のパトロンの華麗なコレクション 明治から大正期にかけて、5000件を超える日本美術を集めた収集家がいた。日本の近代化を背景にコレクションを増やす一方、それを秘蔵せず若手画家に示した原三溪だ。近代日本画の発展を陰で支えた三溪の旧蔵品が、過去最大規模で横浜に集結する。… 2019/05/25 ライフスタイル
モネ、幻の”睡蓮”60年ぶりのお目見え パリ・ルーヴル美術館で、ドラム缶ほどの太さに巻かれたその絵を目にしたとき、大きさに圧倒されると同時に、「『よくぞ、見つかってくれた』と、思わずつぶやきました」とは、作品を確認した国立西洋美術館の主任研究員・陳岡めぐみさんだ。… 2019/04/13 ライフスタイル
空海の構想による至宝の仏像群が史上最大規模で東京にやって来る! 密教の世界観を表現した空海の立体曼荼羅 宗教家にして“平安日本のスーパーマン”、空海の構想による至宝の仏像群が、史上最大規模で東京にやって来る! 2019/03/29 ライフスタイル
20世紀建築の巨匠、ル・コルビュジエ、画家名はシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ 20世紀建築の巨匠が画家として描いた代表作 20世紀建築の巨匠、ル・コルビュジエ。その名はペンネームで、画家として活動するときには、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレという本名を使っていた。1918年末~25年にジャンヌレが提唱していたのが、「ピュリスム」(純粋主義)だ。… 2019/03/16 ライフスタイル
NMO医師会員に聞く「2018年に読んで一番面白かった1冊は?」その2 医療系では『研修医当直御法度外伝』が人気 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、「2018年に読んだ書籍の中で一番面白かった、もしくは最も印象に残っている1冊」を2018年12月25日~2019年1月6日に聞いたところ、医療系では、寺澤秀一氏による『話すことあり、聞くことあり—研修医当直御法度外伝』が最も上位に上がった。… 2019/03/09 医師のキャリア
NMO医師会員に聞く「2018年に読んで一番面白かった1冊は?」 昨年読んだ書籍、一番人気は『サピエンス全史』 2018年は、読者の皆さまにとってどんな年だっただろうか。「2018年に読んだ書籍の中で一番面白かった、もしくは最も印象に残っている1冊」を、日経メディカル Onlineの医師会員に聞いたところ、最も多くの医師(26人)が、歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ氏による『サピエンス全史』を挙げ… 2019/02/23 事件・話題
2019年に絶対見るべき美女たち(3) ジョーンズの美女は木に姿を変えて男を待つ 作家・ドイツ文学者の中野京子氏と読み解く 19世紀末、ヨーロッパに広がった象徴主義。神秘的な夢や神話の世界を描いて自己の内面を表現した彼らの怖くも魅力的な美女たちも来日する。 2019/02/16 ライフスタイル
新刊紹介:『FACTFULNESS』 世界の人々はここまで健康になった 医師で公衆衛生・国際保健学教授によるメッセージ アマゾンや書店で話題ではあるが、一体、何についての本なのか、 まるで分からないという方が多いのではないだろうか。ぱっと見、ビジネス書に見えなくもないし、タイトルからは新手の自己啓発書かとも思いかねない。… 2019/02/09 公衆衛生・予防医学
【新・北斎展】20~90歳までの作品を展示「天才も努力の人だった」 立体的な肉体描写が迫る北斎の超大作に注目! 葛飾北斎といえば、70代で描いた代表作『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』から「波」をイメージする人が多いだろう。しかし、それは北斎作品のほんの一端にすぎない。90歳で亡くなるまで、常に新たな表現に挑み続けた。… 2019/02/04 ライフスタイル
2019年に絶対見るべき美女たち(2) モローが描いた美女は宙に浮く生首を所望!? 作家・ドイツ文学者の中野京子氏と読み解く 19世紀末、ヨーロッパに広がった象徴主義。神秘的な夢や神話の世界を描いて自己の内面を表現した彼らの怖くも魅力的な美女たちも来日する。 2019/01/26 ライフスタイル
2019年に絶対見るべき美女たち(1) クリムトが描いた男の寝首を掻く「ユディト」 作家・ドイツ文学者の中野京子氏と読み解く 2019年の美術展も必見名画が目白押し。なかでも目玉は、西洋絵画史に燦然と輝く美女たちだ。聖書に登場するマドンナから退廃的な熟女、いたいけな少女から印象派の画家に愛された市井の美女、果ては巨大な女神まで、多彩な美貌に浴することができる。… 2019/01/05 ライフスタイル
若冲に続く大ブレイクは誰? 奇想の絵師8人が大集合する「奇想の系譜展」 これは大事件だ。長らく傍流扱い、異端呼ばわりされながら、熱いファンを持つ絵師、8人の代表作が堂々勢ぞろいする。全員、画力は一流、作品のエキセントリック度はマックス。いわば、奇想の画家、神8。見ればきっと中毒になる!… 2018/12/15 ライフスタイル
医師人生に影響した1冊、1位はやっぱり… あなたは、自分自身の生き方を変えるような書籍に出合ったことがあるだろうか。日経メディカル Online医師会員を対象に、2018年10月6~12日自分の人生に大きく影響したと感じ、今も大切にしている書籍を聞いた。… 2018/11/17 ライフスタイル
集団で「立ち寝」をする巨大クジラ、熟睡中? 地球上で最も大きな動物の一つ、クジラが仮眠を取る姿は、かなり奇妙なものに見えるかもしれない。 マッコウクジラが集まり、水中で直立したまま動かずにいる様子をとらえた写真が、インターネット上で人気を集めている。スクールバスほどの大きさを持つこのクジラたちは、どの写真でも5、6頭の… 2018/11/10 ライフスタイル
絶対不可能? だから面白い! 科学と遊び心で「考える」を触発するエッシャー 画家の安野光雅さんが読み解く 現実には”あり得ない”世界を、超絶”リアル”に描いたオランダの版画家、エッシャー。細部に破綻はないがどこかヘン。だまし絵の奇才が生み出したワンダーランドの真価と醍醐味を、『ふしぎなえ』で知られる画家の安野光雅さんに聞いた。… 2018/11/03 ライフスタイル
世界の核実験の4分の1が行われた土地の「今」 カザフスタンの片隅に広がる、荒涼とした風景。核爆発でできた人工の湖が、かつては平坦だった土地にあばたのように散らばり、空っぽになった建造物がところどころに見える。人が住めるようには見えないが、この土地には今も、30年近く前に終了した核実験の亡霊がとりつき、人々を苦しめている。… 2018/10/27 ライフスタイル
常識にとらわれないボナールの表現力を楽しむ 19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランスの画家、ピエール・ボナール。生涯で2300点余りの作品を残した。以前から専門家の評価は高いものの、同時代のパブロ・ピカソやアンリ・マティスに比べて一般の知名度は低かった。しかし、2015年にパリのオルセー美術館で開かれた企画展で、入場者… 2018/10/20 ライフスタイル
紫外線誘発可視蛍光で見えてくる世界 紫外線に浮かぶ妖艶な花々 写真家クレイグ・バロウズ氏が撮った花々の写真を見ると、まるで映画『アバター』の世界に入り込んだように感じるだろう。浮かび上がる花びらは黒い背景と鮮やかなコントラストをなし、あちこちに蛍火のような光の粒が散らばっている。… 2018/10/13 ライフスタイル
ムンクが描いたのは「抗うことができない…」 精神科医の斎藤環氏が読み解く 勘違いしがちだが、ムンクの『叫び』のなかで、手前の人物は叫んでいない。叫びが聞こえ、耳を塞いでいるだけだ。ムンク自身は日記に、「自然を貫く果てしない叫びが聞こえ、思わず耳を塞いだ」と書いている。… 2018/10/06 ライフスタイル
3年がかりのパンダ撮影の舞台裏 パンダの愛らしさは否定のしようがない。だが、写真家のエイミー・ビターリ氏が大のパンダ好きになったのには別の理由がある。象徴的な存在であるパンダを、ナショナル ジオグラフィック誌のために新たな方法で撮影しようという試みは、ビターリ氏のこれまでのプロジェクトの中でも、屈指の難しさだ… 2018/09/22 ライフスタイル
東山魁夷が鑑真に見せたかった日本の風景 日本人ならば誰でも一度は、その風景画を見たことがあるといわれる国民的画家、東山魁夷。その記念碑的な大作が、既に60代前半だった1971年に依頼を引き受け、完成までに10年を要した『唐招堤寺御影堂(みえいどう)障壁画』だ。… 2018/09/15 ライフスタイル
25歳で”神のごとき”腕 ミケランジェロは”未完”を目指した!? 美術批判家の布施英利氏が読み解く 神のごときとたたえられたルネサンスの巨匠、ミケランジェロ。ダヴィデ像の完成された肉体美では飽き足りず、さらなる美を探求し続けた。その彫刻テーマについて布施英利さんに聞いた。 2018/09/01 ライフスタイル
スキー場がない地で「スキーで転倒して搬送」の怪 ウインタースポーツの時期がやってきました。皆さんはスキーやスノーボードを楽しんでいますか? 僕が大学時代を過ごした富山県は、大学から車で30分程度のところにスキー場があったので、冬になるといつでも雪上スポーツを楽しめる素晴らしい環境にありました。… 2018/01/04 救急医療・集中治療
日本のうんこ愛の結晶「日本うんこ学会」 先日、幕張メッセで開催されていたニコニコ超会議に行って来ました。ニコニコ超会議とは、登録会員数6000万人を超える「ニコニコ動画」のユーザーがリアルとネットで集まるイベント。今年もリアル来場者15万4601人、ネット来場者505万9967人と大盛り上がりしていたお祭りです。この中で、日本うん… 2017/05/11 救急医療・集中治療
医師3930人に聞く「愛車のどこがお気に入り?」 いまの医師の好みはベンツよりハイブリッド車 最も誇りたいのはデザイン、次いで走行性能、安全性 病医院の職員用駐車場を眺めると高級車や個性的な車が並び、医師にはクルマ好きが多いんだなあ、とつくづく思います。「お医者さんといえば、ベンツかBMW」とかつていわれた時代もあったようですが、今の医師たちはどんなメーカーの車に乗っている人が多いのか気になって、Webアンケートで聞いて… 2017/04/17 ライフスタイル
ヒドすぎる医療シーンに仰天「これが魔術か…」 ちょっと前の話になります。仕事が忙しい時期だったのですが、どうしても見たくて仕方なかったものを見てきました。もちろん女性とかいうオチではなくて、「ドクター・ストレンジ(Doctor Strange)」という映画です。僕の大好きなMARVELシリーズ映画の最新作を見てきました。「ドクター」という… 2017/03/23 事件・話題
ホイミって何? やくそうって何? みなさま、明けましておめでとうございます。年末年始は仕事から少し離れ、ゆっくり過ごした方も多いかと思います。僕は1カ月前に発売されたゲーム、ファイナルファンタジー(以下FF)の最新作「FF15」をやり込んでおりました。今年はドラゴンクエスト(以下DQ)の最新作も発売されるということで… 2017/01/05 救急医療・集中治療
医師3857人に聞く「忘年会の思い出」 「研修医時代の黒歴史」と振り返る医師も 病院の忘年会も、今年はPPAP、恋ダンス… 2016年も残りわずか。忘年会シーズンもそろそろ終わりだろうか。日頃は忙しい医師も、この時ばかりは職場での肩書や職種を超え、ゆったり楽しい時間を過ごせているか。日経メディカル Onlineでは、職場でどんな忘年会を開いているのかを聞き、3857人から回答を得た。… 2016/12/22 組織
航空自衛隊の機動衛生ユニットも展示 テント付きからハマーまで!?ドクターカー大集合 みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。医師を迅速に運ぶドクターカーや救急医療用の機器を搭載して飛行するドクターヘリは、まさに救急医療の最前線で戦うマシンです。そんなドクターカーが、自分の病院を離れて東京の品川に集結。様々なドクターカーがずらっと並ぶ姿は壮観な光景で… 2016/11/18 救急医療・集中治療
ネフローゼを患いながら羽生を追い詰めた“怪童”の一生を描く 29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士『聖の青春』 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、「東の羽生、西の村山」と羽生善治氏と並び称された棋士、村山聖氏が生きた29年間を描いた映画「聖の青春」をご紹介します。 2016/11/18 ライフスタイル
甥っ子のギターとスタレビとカメラ こんにちは! ご無沙汰しています。前回の掲載から半年がたちました(早っ!)。この間、特別何があったわけではなく、毎日ほどほどに仕事をし、家ではギターを弾いて歌い、週末には趣味のカメラを担いであちこちに撮影に出掛ける…という、平凡ながらも楽しい毎日を過ごしていました。中年になり… 2016/07/04 眼科
医療・健康分野×デジタルを強力支援する「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」 デジタルヘルスのアイデアを数カ月で実用化 デジタルヘルスラボ・アワード第1回グランプリ決まる みなさんこんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。みなさん、「ここにITを使えば、医療はもっと良くなるのに」と考えたことはありませんか。忙しい医療従事者がITスキルを獲得し、たった1人でサービスを生み出すというのはなかなか現実的ではありません。良いアイデアを思いついたとしても、実現… 2016/02/09 医療情報
好ましい短い小品、映画長きがゆえに貴からず 薬害訴訟専門弁護士vs 金物商『おとなのけんか』(2011年) 2時間以上の上映が当たり前で、水増し映画の多い昨今。『おとなのけんか』は、昔の平均的長さである90分にも満たない80分の小品でいながら、十分に楽しませてくれる今時珍しい映画。58年前、上映時間と同じ時間で劇が進行するのでも話題になった『十二人の怒れる男』と同じ形式で、カメラも室内か… 2015/10/19 ライフスタイル
仕事にまい進する日本人と、最高に明るく遊びまくる米国人 癌宣告後に見る日米の文化の差『生きる』vs『最高の人生の見つけ方』 病気を扱った映画は数限りなくある。観客の持つ「他者への共感」を刺激し、映画としての少々のつたなさをカバーしてくれるから、昔は映画の題材に困れば「子ども・犬・病気を出せばよい」と言われていた。しかし、黒澤明の『生きる』(1952[昭和27]年)は別格の名画である。彼の最高傑作、否、… 2015/09/14 ターミナルケア
デジタルアート@ホスピタル=デジタルホスピタルアート 白塗りの壁ばかりの病院に「魔法」を届けたい ホスピタルアートは、医療機関の無機質な空間に美術作品を配置して患者の心を和らげます。一方で、絵画などの芸術作品を空間に展示するのではなく、先端技術を用いてデジタル形式で芸術作品を作るデジタルアートが広がっています。私は、そのデジタルアートを病院で展開する自分の活動を「デジタ… 2015/08/11 コメディカル
父性社会・英国が表現する日本的心情『秘密と嘘』(1996年) エディプスコンプレックスの西洋が描く日本的阿闍世コンプレックス 先月紹介した『あなたを抱きしめる日まで』と同じく、若い女性の過ちが話の発端になる英国映画の傑作が、20年ばかり前に公開されている。この映画も題名がカタカナでなく日本語であり、父性社会・英国が母性社会・日本に特有とされている「母子関係の深層心理」を扱う傑作である。1996年のカンヌ… 2015/07/15 精神・神経
ラ○ザップには行けない私のユルい決意 うつむきがちの二重あごに、ぽっこり突き出たお腹…。それが一転、突然の軽やかな音楽とともにニッコリと自信にあふれた笑顔で微笑む細マッチョの男女。2カ月後にはこんな身体になりますよ、というキャプションのインパクトと相まって、この高級ジムのCMが流れる度に私は手を止めてじーっと見入っ… 2015/07/01 生活習慣
特集●病院のサークルがこんなに楽しいわけがない!?【Vol.1】 5人に1人がサークル活動中! 当直や緊急の呼び出しなど、医師の仕事は忙しい。職場と自宅の往復だけの生活になっている人も多いだろう。ただ周囲を見渡すと、仕事に加えオフの活動にも全力投球で、いつ寝ているのかと心配になるほど精力的に活動している医師もいる。… 2015/06/16 医師の職場環境 医師・医学生限定コンテンツ
「あの頃と変わらない」を実感した2つの再会 この春、私にとって嬉しい再会がいくつかありました。1つは、大学時代に水彩画を習っていたM先生が関西で初めて個展を開くことになり、5年ぶりに画廊でお目に掛かれたことです。先生に絵をご指導いただいていたのは、私が大学1年生の頃から6年生の卒業まで。当時の先生は高校の美術の教師をされる… 2015/05/20 ライフスタイル
作曲家としてのビルロート、音楽家としての救急医 先日JATECで金沢に行った際に、当地の音楽家と少しだけ会うことができました。大学時代からお世話になっていた方で、オーケストラ・アンサンブル金沢のチェロ副主席奏者、大澤明氏です。仕事で金沢に来ていると知ると、「数分でも会いたい」と連絡をいただきました。病気やケガじゃないのに親戚で… 2015/05/07 救急医療・集中治療
学会速報◎日本医学会総会 2015 関西より スポーツ・趣味で全国の医師らと交流図る フットサル・ボウリング・アマチュア無線など15種類のイベント開催 医学会総会では毎回、「ソシアルイベント」として団体・個人のスポーツや美術、音楽などの同好の士が集まり、競技や発表を行うイベントが開催される。第29回日本医学会総会 2015 関西(4月11~13日、京都開催)でも、関西各地でソシアルイベント交歓行事が開催された。… 2015/04/21 組織
レンブラントに愛を込めて。17世紀の左右取り違え 1600年代、オランダにレンブラント・ファン・レインという画家がいました。17世紀を代表する画家で、光と影の魔術師という異名を持ち、彼の絵には確かに明暗のコントラストを付けた光の巧みな描写が見てとれます。… 2015/03/18 骨・関節・筋
緊密な弦楽四重奏団のアンサンブルの乱れが人生の乱れを巻き起こす パーキンソン病から広がる波紋『25年目の弦楽四重奏』(2012年) クラシック音楽に興味のない方は、題名から敬遠されるだろうが、『25年目の弦楽四重奏』(2012年)は人生模様を描いた舞台劇の味をもつ秀作である。音楽好きであればもちろん必見の作。音楽好きでさえ敬遠しがちな弦楽四重奏曲を身近に感じさせる監督の手腕と俳優の演技、弦楽四重奏の持つ音楽的… 2015/03/12 精神・神経
年の瀬、この1年を振り返って思うこと いよいよ師走、年の瀬となりました。この1年を振り返ってみますと、趣味の写真に音楽に邁進した良い一年でした(仕事は置いといて…)。今年も色んな写真を撮りに出掛けました。四季折々の花々やイベントは、写真愛好家にとってまたとないシャッターチャンスです。普段は主に近場で撮影しています… 2014/12/26 眼科
新生児取り違い事件を主題に親子関係を問う 「父親」を考える『そして父になる』(2013年) 本作は、昨年秋に封切られた話題作。第66回カンヌ国際映画祭で招待作品として上映され、審査員特別賞を受けた。上映終了後は10分間のスタンディングオベーションがあり、是枝裕和監督と主演の福山雅治は涙したという。9年前の第57回の映画祭でも、同監督は『誰も知らない』(2004年)で主演した少… 2014/10/10 事件・話題
せのびぃ、島の医療から学ぶ(その4) 「何もしない」贅沢を体感する 島に来てからの医療の話を続けたので、たまには島での余暇の話もしましょう。 2014/10/01 医療提供体制 医師・医学生限定コンテンツ
せのびぃ、一人お看取りを経験して一回り大きくなる サッカーワールドカップ、ついに終わりましたね。決勝戦は早朝の4時開始だったのでさすがに観戦を諦めましたが、サッカーフリークにとっては、日中の勤務にかぶらないということで、逆に観戦しやすかったかもしれません。… 2014/07/16 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
まさかの電気スタンドが!! 今日ご紹介するのは、カフェテーブルでちょっと読書、なんてときにぴったりな電気スタンド。電球はLED。明るさが調整できる他、2種類の色味(シロ系とオレンジ系)が切り替えられます。このガジェット、もちろんただの電気スタンドじゃありません。商品名は「スナップライト」(SnapLite)。iPhon… 2014/07/11 コメディカル
フランス産の戯曲を珠玉の翻案によって日本に移植した傑作 庶民的で好ましい“家庭医”が奏でる『愛の讃歌』(1967年) “年の差婚の男”を“好人物の医者”に置き換えた山田監督の才覚 第3回の本欄(「国民的映画『男はつらいよ』に登場した医師たち」)で、山田洋次監督は超一流であると述べた。誰もが楽しめる娯楽映画『寅さん』を48本も撮り続けると同時に、ベストテン上位に顔を出す『家族』(昭和45年[1970年])、『幸福の黄色いハンカチ』(昭和52年[1977年])など、多くの… 2014/05/14 ライフスタイル
英語を着実にモノにする勉強法と、勉強の本当の意義 みなさま、こんにちは!今年、お花見はされましたか?今冬の大雪などの影響で、残念ながら枝が折れてしまったりした桜もあったようですが、多くの桜は力強く咲いてくれました。Cadetto.jp管理人増谷も、近所の桜が咲いたときに見に行ってみました。まさに「日本」を感じる風景ですね。… 2014/04/18 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
医師生活、はじめて大全 Vol.11【ソーシャルメディア】 個人情報の書き込みは絶対NG 患者と交流「しない」が多数派 ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを「使っている」と答えた医師は、全体では約3割だが、20歳代に限ると約半数に上った。利用者のうち約7割は、プロフィール欄などで自身が医師であることが分かる状態で使っていた。… 2014/04/14 ライフスタイル 医師・医学生限定コンテンツ