シリーズ◎2022診療報酬改定 看護職員等の処遇改善の評価方法、入院料の算定回数などにばらつきあり方向見えず 次回以降、NDBと病床機能報告のデータをひも付けた結果を基に相関の有無を検証 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は2022年5月19日、看護職員等の処遇改善に向けて診療報酬による評価のあり方を議論した。各病院が算定する診療報酬項目や算定回数、看護職員の配置状況等の分析結果が厚労省から示されたが、病院… 2022/05/23 行政・制度
シリーズ◎2022診療報酬改定 看護職員等の処遇改善に向け特別調査を実施へ 部門別の看護職員数等については2022年5月1日時点のデータを聴取 厚生労働省の中央社会保険医療協議会は2022年4月27日の総会で、看護職員等の処遇改善に向けた診療報酬上の対応を議論するため、特別調査を実施することを了承した。 看護職員等の処遇については、2022年度診療報酬改定において、地域で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応等で一定の役割を… 2022/04/28 行政・制度
新人さんに「当たり前のこと」を教えるコツ Case52 新人スタッフを多く採用した整形外科診療所 今回、覆面調査に伺ったのは、田園風景が広がる郊外に立地している比較的大規模の整形外科クリニックです。 1年ほど前、このクリニックの院長から、受付スタッフをどう育成したらよいか悩んでいるとの相談がありました。院長の話によると、専門… 2022/04/12 医療経営
精神疾患の患者さんに微熱が多い理由は? うつ病や統合失調症などのある患者さんが、内科疾患で入院してくることがあります。バイタルサイン測定をすると、精神疾患のある患者さんは37℃台と微熱が出ていることが多く、患者さん本人も「熱があってつらい」と訴えます。そのことを医師に伝えたところ、「精神疾患のある患者さんは微熱が出や… 2022/03/28 コメディカル
介護施設におけるプレアボイド(2) 粉砕したムコスタ錠の苦みを嫌がる入居者 高齢者介護施設における服薬ケア(服薬介助、薬による治療効果や副作用の把握など)は、通常は24時間体制で施設の介護・看護スタッフによって行われている。薬局薬剤師が1人の患者に対して限られた時間で行っている外来や在宅訪問での薬剤業務とは違っている。すなわち、入居者(患者)の日々の生活… 2022/03/03 医薬品
介護施設におけるプレアボイド(1) ワルファリンの用量調節と採血に不安を抱く患者 【回避した不利益・得た利益は?】看護スタッフは、ワーファリン錠(一般名ワルファリンカリウム)を服用している入居者が、用量調節で服用錠数が変わることに不安を抱き、血液検査の採血に苦痛を感じていることを把握し、薬剤師に相談した。薬剤師は、ワーファリン錠からイグザレルト錠(リバーロ… 2022/01/20 医薬品
診療所の職員採用、何が効果的だった? 皆さん、職員採用にはどのような媒体を使っていますか? 実際に、職員を採用するための手法は数多くあると思いますが、何かお勧めのものはありますか? 医療事務と看護師の募集では媒体をどう使い分けているでしょうか。 また、最近は自院のウェブサイトやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・… 2021/12/21 医療経営 医師限定コンテンツ
スタッフミーティング、どんな工夫をしている? スタッフミーティングについて、開業後の先生に伺います。 もともと私は、スタッフミーティングは最小限で十分だと思っていたのですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してから、スタッフと共有しなくてはならない情報が増え、開催頻度が上がりました。 ミーティングの開催方法、… 2021/09/13 医療経営 医師限定コンテンツ
救急救命士法施行規則の一部を改正する省令案を公表 救急救命士の院内業務実施に向けた取り組み内容まとまる 日本臨床救急医学会と日本救急医学会がガイドラインを作成 厚生労働省は2021年7月21日、救急救命士法施行規則の一部を改正する省令案を公表し、パブリックコメント(パブコメ)の募集を開始した。省令案は、医療機関に勤務する救急救命士が救急外来で救急救命処置を行う上で、あらかじめ院内に委員会を設置し、委員会での協議結果に基づいた院内研修の実施… 2021/07/28 コメディカル
NEWS◎違法性阻却のための3要件を明示 歯科医師もワクチン接種可能に、事務連絡で 厚生労働省は4月26日、歯科医師による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種に関する法的な整理をまとめ、自治体に事務連絡を発出した。4月23日に開かれた厚労省の「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る人材に関する懇談会」における議論を踏まえたもので、3つの条件をク… 2021/04/27 感染症
効果的な増患策を妨げる病院組織の特徴 小倉記念病院の松本です。今回は、病院広報・マーケティングのステークホルダー、つまり地域の生活者や連携先などとのコミュニケーションを行う部署の組織づくりについて書いてみます。実は、私事ではありますが、4月に企画広報課から医療連携課に異動になりました。と言っても、企画広報課と医療… 2021/04/08 医療経営
「医行為」の実施・指示を巡る裁判例の教訓は 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行は、現在第3波とも言われており、いまだ拡大に衰えが見られません。そうした中で、PCR検査の実施について、民間企業が次々と参入し、最近では格安の料金でPCR検査が可能な民間検査センターが開設されるなどの報道もありました。なぜ格安でできるのかと… 2020/12/09 医療安全
インタビュー◎病院経営の行方を左右する医療データ分析 疾患別の分析で見えてくる本当のコロナの影響 青森県病院局運営部医事第一課 医事専門官の松谷厚聖氏に聞く ――「医事専門官」という役職は、全国の自治体を見ても珍しい役職だと思いますが。松谷 青森県では今年新設されて、任命されたのは私1人です。私は入職以来、青森県立中央病院の医事課に10年間勤めました。その後、他部署に異動しましたが、10年ほど前に同病院に再赴任して現在に至ります。県の職… 2020/10/13 医療経営
医療・介護スタッフ 賃金速報◎理学療法士・作業療法士【2020年7月】 PT・OTの月給、東京と島根で約7万円差 医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』では毎月、ハローワークや(株)メドレーが運営する求人サイト「ジョブメドレー」に掲載された求人広告から、看護師や介護職員、理学療法士・作業療法士といった医療・介護スタッフの賃金相場を集計し、連載コラム「医療・介護スタッフ 賃金速報」で分析して… 2020/09/25 医療経営
院長のせいで新型コロナ慰労金がもらえない? 職員のモチベーションが下がっては本末転倒、上手に活用して組織力アップを 「私、どうやら『新型コロナ慰労金もらえない組』らしいです。コロナ対応、あんなに頑張ったのに……」。取材先で出会った病院の元事務職員の方に「そういえば、転職しても前の医療機関が申請すれば、慰労金をもらえるはずでしたね」と話を振ると、元事務職員はこう言ってがっくりと肩を落としま… 2020/09/18 感染症
医療・介護スタッフ 賃金速報◎看護師【2020年5月】 看護師の月給、都市部と地方で10万円超の差 病院・診療所および介護事業所の求人データから算出した看護師の賃金の総平均は、常勤が月給25万8513円、非常勤が時給1527円。地域別に見ると、常勤の最高額は関東の月給28万6674円、最低額は九州・沖縄の月給21万7760円である(表1)。都道府県別に見ると、常勤の月給が高いのは東京都(30万6452円… 2020/07/16 医療経営
「ケア・カフェ」オンライン開催の利点と課題 これまで、月1回多職種が集まって開催していた「医療・介護・福祉者のためのケア・カフェ」を、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から一旦中止し、この4月からオンライン開催で再開しました。テーマは、「コロナの困りごと」「今、できること」「『新しい生活様式』で何が変わる?」といった… 2020/07/09 薬剤師
家族の発熱で休職する職員に勧めているもの スタッフの家族が発熱した際、当院では院内感染予防の観点から、休業手当を支給した上で休職してもらっています。実際に家族の発熱で休職したスタッフから言われたのが、「普段はできない家事などができて良いのだけれど、看病や家事以外の暇な時間もあり、その時に私自身の成長につながることをや… 2020/07/01 医療経営
“密”に奪い合った、紙カルテ 当院に電子カルテが導入されたのは2017年頃です。他と比べてかなり遅い方だと思うのですが、今でも紙カルテで運営している病院はあるでしょうか? もうほとんどの施設は、電子カルテ化していますよね。 紙カルテで運用していた経験が長かったせいか、今でも「紙カルテ時代」のことを懐かしく思う… 2020/06/19 呼吸器
これで十分? 新型コロナ慰労金 医療機関や介護施設などの従業者で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者・入所者等に対応した者に20万円、その他の人には5万円を慰労金として支給する――。5月27日に閣議決定された第2次補正予算で、「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」を大幅に拡充し、医療従事者などへの… 2020/06/08 感染症
目指せ! 看護師副院長 非常時の今、改めて思う看護師の存在の大きさ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に対する緊急事態宣言が、全国47都道府県で解除された。各医療機関で第2波への備えを進めていることと思うが、このような「非常時」が続く中、改めて看護師の存在の大きさを感じる。病院職員の6割から7割を看護師が占めている、その事実の重さだ。 看… 2020/05/29 医療経営
「ばい菌扱い」されていると感じさせない方法 Case41 感染防止対策を徹底した眼科クリニック 今回、覆面調査を行ったのは地方都市にある眼科クリニックです。周辺の地域では、最近の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規患者数はゼロが続いているのですが、外出自粛の影響で患者数がめっきり減ったようです。患者数の減少は致し方ない… 2020/05/26 医療経営
2020診療報酬改定の“隠れた”見直し項目とは? 急性期一般入院料や地域包括ケア病棟入院料、回復期リハビリテーション病棟入院料などの要件の厳格化が図られた2020年度診療報酬改定。過去の改定より小ぶりながら、特定の病院等には影響の大きい内容が盛り込まれた。 そんな中、厚生労働省の改定説明会でもほとんど強調されなかった注目の見直… 2020/05/18 行政・制度
インタビュー◎低栄養の改善や個々の栄養管理が重要に 「病棟でも在宅でも管理栄養士の役割に大きな期待」 公益社団法人日本栄養士会・専務理事の迫和子氏に聞く 1947年に栄養士法が公布され、食の面から国民1人ひとりの健康を維持する職種として栄養士が新設されました。以降、戦後は栄養失調の改善が課題でしたが、高度経済成長期を経て飽食への対応が必要になり、時代の変遷とともに栄養士の役割は変わってきました。そして、最近では高齢化に伴って低栄養… 2020/05/13 生活習慣
費用補助付き、職員の「遠隔お茶会」始めました 皆さん、こんにちは。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行する中、読者の方々の職場では、昼ご飯や休憩の時間、どのように過ごしていらっしゃいますか? 当院では、スタッフ間の感染リスクを減らすため、院内での食事を禁止しました。昼ご飯は自家用車内で済ませたり、別の建物で各スタ… 2020/05/12 医療経営
短期集中連載◎大腸CTを知る(1) 大腸がん検診で使われる大腸CTはどんな検査? 大腸がん検診の新たな選択肢として大腸CT検査(CTC)が注目を集めています。便潜血検査陽性にもかかわらず大腸内視鏡検査がこわいとか恥ずかしいといった理由で精密検査を受診しないケース、高齢で検査前の大量の下剤の服用が難しいケース、過去の大腸内視鏡検査でとても辛い思いをしたような、挿入… 2020/05/07 癌
症例検討◎63歳男性、心不全増悪のため緊急入院 心不全緩和ケアにおける理学療法士の役割 心不全緩和ケアにおいて、理学療法士には、患者ニーズの中から動作、運動負荷に関わることを抽出し、評価の上プログラムを立案、実施することが求められます。 2020/04/30 循環器
目指せ! 病院界No.1のサブちゃん(御用聞き) 小倉記念病院の松本です。今回は、メディアリレーションについてご紹介します。タイトルの「サブちゃん」て、あのサザエさんの三河屋のサブちゃんです。あの前髪くらい尖った広報担当者になりたいものです。尖ってるけど、スクーターはピンクで可愛くて周囲から好かれるような……。まぁ、どうい… 2020/04/21 医療経営
よしき往診クリニック(その3)組織を超えた同職種の連携がカギ 最期まで自宅で過ごせる地域作りは飲み会から 外来で診ていた患者が自宅で自然死したことが事件化するような状況を解消すべく、在宅医療を主とした「よしき往診クリニック」(京都市西京区)を立ち上げた守上佳樹氏。地域の患者が、最期まで住み慣れた自宅で過ごせる環境を作る上で、最も重要な24時間365日体制の医療提供体制を構築するには、多… 2020/03/31 在宅医療
新型コロナ予防、終末期でも面会制限? 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症への対応で、最前線の現場に立つ呼吸器内科や感染症科の先生方をはじめ、多くの皆さまが苦慮されていることかと思われます。1日も早く事態が収束に向かうことを願ってやみません。さて、我々のように、主に終末期の患者を担当することが多い緩和ケアや在宅医療… 2020/03/12 感染症
小倉記念病院とシャボン玉石けんのコラボの裏側 小倉記念病院の松本です。今回は、地域の医療機関などへの営業についてご紹介します。当院での営業活動は私が所属している企画広報課ではなく、医療連携室が担当しています。どちらの目標も「新入院患者の獲得」であることに変わりはないので、互いに協力し合って業務を進めています。今回はこれ… 2020/03/03 医療経営
日経ヘルスケア2月号特集「“超”採用難時代を乗り越える」より 自院のウェブサイト経由の採用応募が4倍に! 医師や看護師で売り手市場が続くなど、医療・介護業界はまさに“超”採用難時代に直面しています。そんな中、独自の採用活動により職員を増やしている医療機関や介護事業者もあります。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』の2月号特集「“超”採用難時代を乗り越える」から、知恵と工夫で人材獲… 2020/02/25 医療経営
僕が毎週、秘書さんに面談してもらっているわけ 皆さん、こんにちは。読者の方々は、ご自身が立てた計画を達成できていますか? 最近読んだ経営雑誌で紹介されていたソフトバンクグループ会長の孫正義さんの考え方と、自分自身や当院が主催するマネジメントの勉強会CMA(Clinic Management Association)で飛躍的に成長している先生の取り組みに… 2020/01/14 医療経営
古巣からスカウトした職員、信頼していたのに… 以前の勤務先病院で一緒に働いたことのある男性の事務職員B氏が「転職を考えている」とA院長に相談を持ち掛けてきました。B氏は別の病院に転職することを考えていましたが、A院長はB氏の人柄を評価しており、仕事もきちんとこなしていると聞いていたため、自院にスカウトしたいと考えました。… 2019/12/17 医療経営
「ここ一番」で女心が読めない院長、今回も… スタッフの退職などがあったため、パートのAさんに「常勤になりませんか」と声をかけた。患者に寄り添う姿勢が素晴らしく、現場のムードメーカーでもあるAさん。常勤雇用はほかのスタッフからの要望でもあった。数日後、Aさんが院長室を訪ねてきた。夫の院長もいたため2人で話を聞くことになった… 2019/12/10 医療経営
預かった保険証を紛失! 心当たりをたどると… あってはならないことが起きた。診療を終えた高齢の患者Aさんから会計時に、「保険証を返してもらっていない」と指摘があったのだ。受付したのは5年目の若手スタッフ。どこを探しても保険証はなく、深く陳謝してとりあえず帰宅してもらった。… 2019/11/21 医療経営
食い違う職員の言い分、嘘を言っているのは誰? 開院当初は職員の色々なところに目を配ることができた診療所院長も、患者やスタッフが増えてくると、信頼できるリーダーに任せる機会が多くなったりして、個々の職員とのコミュニケーションが希薄になってしまうことが少なくない。それでも、医療安全に影響するような大きなトラブルがなければ、… 2019/11/12 医療経営
人材採用の鍵を握る「ペルソナ」って何? 人員構成が決まったら、理想とする職員像を書き出します。理想の架空人物のことを「ペルソナ」と言います。ペルソナを設定した上で、どうすればそうしたイメージの人が応募し、自院で貴重な人財として活躍してくれるのかを考えることが、採用を進める上での重要なポイントになります。… 2019/11/05 看護師
50代パート職員の「無期契約」依頼に院長は… A内科クリニックは、関東地方の北部で開業しておよそ15年になる。開業してからの数年間はスタッフの定着が悪く、全てのスタッフが入れ替わったりしたこともあったが、ここ数年は、ベテランの看護師B子が、院長と職員の間の小さなすれ違いや、いざこざをうまく収めてくれている。そんなある日のこ… 2019/10/09 医療経営
医療機関のSNS活用術【後編】 「病院のFacebookは効果が薄い」とあきらめていませんか? Facebookについてはオープンから5年程度が経ち、フォロワー数は1007人。以前は1投稿で5000程度のリーチ数(投稿を閲覧したユーザー数)があったり、100「いいね!」がつけばリーチ数が1万人まで伸びた時期もありましたが、現在のリーチ数のアベレージは500程度です。開始当初は、広告的役割も果た… 2019/10/02 医師・患者関係
医療機関のSNS活用術【前編】 病院のSNSフォロワー数を増やした「秘策」 つい5年ほど前は先進的な取り組みの1つであったソーシャルメディアの活用も、今やメジャーな手法になりました。しかし、病院としてどのように活用したらいいか分からないという相談を受けることも多々あります。そこで今回から2回に分けて、SNSを使い分けて効果的に活用している小倉記念病院広報… 2019/10/01 医療経営
医師4668人に聞いた「タスクシフトに賛成?反対?」 「事務作業をタスクシフトしたい」医師が5割 厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が2019年3月にまとめた報告書では、労働時間短縮を強力に進めていくための方向性の1つとして、医師から他職種へのタスクシフトの推進が盛り込まれている。(関連記事:医師の労働時間短縮と地域医療維持は両立するか)また、2019年6月17、7月17日、7… 2019/09/26 医師の職場環境
働き方改革が招いた職員の焦りとサービス低下 今回は、地方にある比較的大規模な内科・耳鼻科クリニックの事例です。今年に入って急に「受付の対応が冷たい」「怖い」という苦情が幾つか寄せられるようになり、実態をつかみたいという理由で院長先生から依頼されました。早速、覆面調査員A子が調査に向かいました。… 2019/09/25 医療経営
医療現場で業務効率が大幅アップ! 働き方改革で即効性高い「切り札」とは? 特定の職種から他の職種へ業務を移管するタスク・シフティング。働き方改革や人材不足への対応が迫られる中、即効性が期待され注目が集まっています。ただ、業務の洗い出し・仕分けや職種間の調整などには手間も。医療機関、介護施設・事業者はタスク・シフティングをどう進めるべきでしょうか。… 2019/09/20 医療経営
仕事中に私用でスマホ、大目に見ていたら… A診療所に勤務するB子は、入職5年目の事務スタッフ。受付・会計の業務は問題なくこなしているのだが、院長には少し気になるところがある。個人所有のスマートフォンを机の上に置いたまま仕事をしており、手が空いたときに何やらチェックしているらしいのだ。… 2019/09/10 医療経営
診療所でも「ストップセクハラ」の掲示を 皆さん、こんにちは。先日、医療者へのハラスメント行為に関する調査結果が発表されたという報道がありました。日本医療労働組合連合会(医労連)が調査したもので、看護師ら医療・介護・福祉の職場で働くスタッフのうち、12.0%が過去3年間にセクハラを受け、その加害者として最も多かったのは「… 2019/09/03 医療経営
3つの裁判例に見る「正しい患者への謝り方」 医療現場で、「後々トラブルになったときに備え、患者や家族に謝罪しないように」と言われることはよくあると思います。では、謝罪をすると、実際に医療訴訟で不利に扱われるのでしょうか。この点について、裁判例を3つ紹介します。1つ目の裁判例は、訪問診療、訪問看護を受けていた在宅患者に左… 2019/08/28 医療安全
「手当をもらって何もしない」管理職に募る不満 A診療所では、事務、看護部門のそれぞれにリーダーを任命している。そして、定期的に院長とリーダーが話し合って業務全体の方針を決めているが、部門内で決定してもらうことも多く、そこはリーダーに任せている。ところが、事務部門のリーダーBは、部下に「どう思う?」などと聞くばかりで、自分で… 2019/08/27 医療経営
身体拘束が違法か否かを判断する「3つの基準」 今回は、不穏な状態にある患者をベッドに拘束することが違法か、という問題を考えてみたいと思います。 病院における患者の身体拘束の是非が裁判で争われ、最高裁の判断が示されたケースとして、最高裁平成22年1月26日判決(民集64巻1号219ページ)があります。当直の看護師らが入院中の患者Aの… 2019/08/26 医療安全
都道府県でこんなに違う!看護師、介護職の賃金相場 日経ヘルスケアでは、「医療・介護スタッフ 賃金速報」というコラムを毎号連載しています。全国の医療機関や介護事業所が、いくらくらいで求人を出しているか、提示賃金の傾向を示したものです。ハローワークや求人サイト「ジョブメドレー」に掲載されている看護師、介護職、理学療法士・作業療法… 2019/08/22 コメディカル
分業制を徹底した結果…知らんぷり気質が蔓延 【質問】当院では業務効率化のため、事務作業の分業制を徹底してきました。ところが最近、該当業務を担当する職員が不在の際に他の職員が手助けをせずに対応が滞り、患者に迷惑をかける場面が目立ってきています。こうした分業制のデメリットは、どう改善すべきでしょうか。(57歳、整形外科)… 2019/08/20 医療経営
クリニックで院長秘書を雇ってみませんか? 今回は、院長が自分の時間を作るために、秘書さんをいかに活用するかというお話です。 このコラムは、開業医の先生や、組織のマネジメントに興味のある方が読んでくださっていると思います。組織のマネジメントのためには自分自身のマネジメントも大切で、時間をうまく作り出せるかどうかは、自… 2019/08/14 医療経営
横浜市立大学、大学院にデータサイエンス研究科を来春開設 医療介護に特化したデータ人材を育てたい 横浜市立大学学長補佐・医学部臨床統計学主任教授の山中竹春氏に聞く 横浜市立大学は2020年4月、同大大学院にデータサイエンス研究科を開設する予定としている。2018年4月に開設したデータサイエンス学部に続き、大学院も設置することとなった。データサイエンス人材の育成は多くの大学が取り組み始めているが、横浜市立大学の特徴の1つは医療や介護分野のデータサイ… 2019/08/08 医師のキャリア
「非薬剤師」という呼び方を考え直してみた 「調剤業務のあり方について」と題した通知(0402通知)が厚生労働省医薬・生活衛生局総務課長から発出されて以降、薬局に勤務する薬剤師免許を持たれていない職員をどのように表現するのがよいのか、個人的に悩んできました。 従来は、「薬局事務」あるいは「調剤事務」と呼ばれることが多かっ… 2019/08/07 コメディカル
待ち時間のイライラを増幅させた「仕方ない感」 今回は、都市部の住宅街にある皮膚科クリニックの事例です。最近、待ち時間が長く、苦情が多く集まっていることに悩んだ院長から、覆面調査の依頼がありました。 特に院長が診察を行う日は、患者が多く集まり、混雑するとのこと。院長の希望もあって、最も混雑する曜日・時間帯で調査を実施する… 2019/07/23 医療経営
院長が初めて知った職員の本音と自らの思い込み 郊外に開業して10年余りのA内科(無床)は、院長と看護職員5人(うちパート職員3人)、事務・受付職員3人(うちパート職員2人)で診療を行ってきた。看護師長は、開業以来リーダーとして勤務し、診療のみならず院内の様々な業務をまとめてくれていたが、家庭の事情で退職することとなった。院長は… 2019/07/09 医療経営
熱過ぎる? 小倉記念病院の動画付き医師紹介ページ 北九州市の小倉記念病院で広報を担当している松本と申します。前回の竹田陽介先生(病院マーケティングサミットJAPAN代表理事)の解説を受け、当院でのPRの実践についてご紹介したいと思います。前回も触れましたように、病院のホームページを作り込んでいく上では、院内の調整が不可欠です。では、… 2019/07/02 医療経営
スタッフに私用を頼み過ぎた院長の後悔 開業して1年が経過した女性医師のA先生。子育てをしながらの診療所運営ですが、開業してしばらくは患者数も少なく、診療時間も無理なく設定していたため、保育園のお迎えや家事なども特に問題なくこなせていました。しかし、その後患者数が増え、特にかぜの患者が増える時期には保育園のお迎えが… 2019/06/20 医療経営
貴院のサイト、「しくじり事例」になっていませんか? 自院の各部署の職員たちが医療人としてどのように命に向き合っているか、それを「現場の診療風景」や「職員自身の言葉」を通じて、スマホやPCの画面の先にいる一人ひとりの患者、紹介元、求職者に伝えることが、広報ツールとしてのホームページの最大の目的です。「自院の現場」をありのままに、… 2019/06/19 医療経営
「即戦力」と期待の新人が3カ月で辞めた理由 東海地方のA整形外科クリニックでは、周辺の地域住民が高齢化していることもあり、開業以来、患者数が増え続けていた。院長にとっては喜ばしいことではあるが、患者の待ち時間が増えるとクレームになったり、職員の残業時間が増えるなど、マイナスの影響も出てくる。事実、待合室の「ご意見箱」には… 2019/06/12 医療経営
診療1カ月後のカルテ追記、紛争で不利になる? 医療訴訟では、カルテに記載されている事実は、基本的に信用性が高いと判断されています。それは、専門的な資格を持つ者が、その職務に基づいて記載をするものだからです(2014年1月28日岡山地裁判決)。では、カルテに追記された内容に関してはどうでしょうか。… 2019/06/11 医療安全
家族の行事で遠慮なく休める職場にするために 女性スタッフがほとんどの当院にとって、春は、スタッフの家族の転勤や子どもの卒業、入学、進学による引っ越しなど、様々な行事が重なる季節でもある。年度の変わり目となる4月は、保険証が切り替わることが多く、確認作業が必要になるなど業務量が膨らみがちだ。近隣の病院でも医師の人事異動な… 2019/06/04 医療経営
上級医との連携がうまくいかなかったら 患者さんとの関係は、一対一の関係だけでなく、他の医療者も含めた関係の中で成り立っています。上級医などの他の医療者との連携がうまくとれていないことで、患者さんとの関係にひびが入ってしまうこともあります。… 2019/05/27 医師・患者関係
液体ミルクと新しい「授乳・離乳支援ガイド」 母乳にアレルギー疾患や肥満の予防効果なしと明記 授乳・離乳の支援ガイドが12年ぶりに改訂されました。今回、前回強調されすぎた母乳育児をちょっとソフトになり、母乳のアレルギー疾患や肥満の予防効果についての記載が変更されました。 2019/05/21 小児科
複数医師で外来、在宅をスムーズに回すコツは? 【質問】複数の医師で外来医療と在宅医療を担っているのですが、医師の事務作業が非常に多く、外来と在宅の診療をうまく両立できていない状態に陥っています。両方の診療を効率よく行う方法を教えてください。(50歳、内科)… 2019/05/21 医療経営
同僚男性からの執拗なLINEのメッセージに困惑 今回紹介するAクリニックは、リハビリテーションに力を入れている整形外科診療所で、理学療法士を数人雇っている。ある日のこと、院長は女性の事務職員B子から相談に乗ってほしいと頼まれた。「相談をしていることが同僚たちにばれないようにしてほしい」とのことだったので、早朝、まだ誰も出勤… 2019/05/15 医療経営
なぜか重症化して来院する10代の謎 前回、「なぜか薬を飲まない10代の謎」という話を紹介しました。これとは別に、10代にはもう1つの“謎”があります。今回はその謎に迫ってみたいと思います。 2019/05/09 コメディカル
救急ロスタイムを防げ―現場離脱を阻むもの― 毎月、泉州地域メディカルコントロール協議会検証会議なる会議に参加しています。これは、地域の救急隊の活動を、医師が後ろ向きに検証していくというものです。二次医療圏の救急医療に携わる医師と、圏内の消防署に務める救急救命士が集まり、心停止患者や重症外傷、特定行為が行われるような低… 2019/04/25 救急医療・集中治療
シリーズ◎医師の「働き方改革」 「年1860時間」の上限変更は十分あり得る 自由民主党厚生労働部会「医師の働き方改革に関するPT」座長の羽生田俊氏に聞く 医師の働き方改革のあり方を巡っては、3月末に厚生労働省の検討会が、残業時間の上限時間を1860時間とする「結論」を示したばかり(参考記事)。検討会に対して要望書を提出してきた自由民主党政務調査会厚生労働部会「医師の働き方改革に関するプロジェクトチーム」座長の羽生田俊氏に、今後の議… 2019/04/25 行政・制度
「バーチカルギロチンにより正中矢状面で切断」で伝わりますか? 昨年から、岸和田医師会看護専門学校で講義をしております。担当科目は解剖総論と、神経・筋骨格系の解剖。なんで僕が解剖なんだと思わないこともないですが(解剖の研究を突っ込んでしたこともありませんし……)、せっかくなら楽しい講義を提供したいと、毎回頑張っております。看護学校の学生… 2019/04/18 医師のキャリア
男性も引き付ける診療所の賃金体系とは 【質問】診療所の職場は女性が多いですが、数年前、男性の臨床検査技師を常勤雇用しました。ただ、結婚して家庭を持ったのを機に給与アップや仕事への評価を求めるようになりました。安心して働いてもらうため給与規定を整えたいので、注意点を教えてください。(52歳、内科)… 2019/04/16 医療経営
「掃除は私の仕事ではない」と主張する看護師に困惑 Aクリニックでは、毎朝職員によって清掃が行われる。院長は、皆きちんとやってくれていると思っていたのだが、先日事務職員のB子から、「C子がダラダラと手を抜いて掃除しているので何とかしてほしい」との相談を受けた。 そこで、注意して観察してみたところ、確かに他のスタッフと比べC子の動… 2019/04/10 医療経営
循環器科医の私が病院の広報・マーケティング支援を始めた理由 はじめまして。病院マーケティングサミット JAPAN 代表理事の竹田陽介と申します。同じく理事の松本卓さん(小倉記念病院経営企画部企画広報課)とともに、医療機関のマーケティングに関するコラムを連載させていただくことになりました。今後よろしくお願いいたします。 循環器内科医の私が… 2019/04/03 医療経営
女性職員からの相談時に必ず確認する2つのこと 私は現在、医院の運営に事務長という立場で携わっている。これまでスタッフ同士のいざこざや患者トラブルの際に「お助けマン」のような形で対応してきた。さらにこのごろ、新たな役割を求められていると感じる。それは、女性スタッフに起こり得る様々なイベントを「肝っ玉母ちゃん」のごとく受け… 2019/04/01 医療経営
シリーズ◎医師の「働き方改革」 労基署の指導で夜勤手当が年9000万円も増額に 尼崎中央病院理事長の吉田純一氏に聞く 尼崎中央病院(兵庫県尼崎市)は2018年6月に労働基準監督署からの是正勧告を受け、それまで当直料として払っていた人件費全てを時間外労働扱いとし、割増賃金をプラスして支払うように求められた。これを実行すると、当直(夜勤)の医師1人当たり、これまでよりも年間3000万円の人件費増を余儀な… 2019/03/29 医師の職場環境
特例の時間外労働の上限時間は年間1860時間に 医師の働き方改革の最終報告書が公表 厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」の最終回が3月28日に開催され、報告書を取りまとめた。3月中旬に示された案から大きな変更はなかった。今後は、この報告書を基に詳細を詰めていき、2024年3月末までに医事法制の改正と労働基準法の省令が発出される予定だ。… 2019/03/29 医療提供体制
リスニング!医療英語●服薬指導 Medication counseling 「処方された1週間分は飲み切ってください」 外国人患者さんに服薬指導をすることになりました。あなたなら英語でどう説明しますか。 『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。… 2019/03/27 海外
「言い返されるから注意できない」という悪循環 Case34 受付終了5分前に診察終了を宣言する内科診療所 今回は、某都市の住宅地にある内科クリニックの事例を紹介します。ある1人の職員(スタッフZ)の態度が悪く、患者からの評判が芳しくないどころか、同僚からも苦情が相次いでいるということで、困り切った様子の院長から依頼を受けました。… 2019/03/27 医療経営
「ACP取りました!」「グッジョブ!」とならないために 最近、日本では”人生100年時代”の到来に向け、人生設計の見直しが話題になっているようです。個人的には、現在の高齢者が育った時代にはなかった食品添加物、遺伝子組み換えや環境汚染、電磁波、放射線、ストレス等々にさらされているジェネレーションが、そんなに長生きできるのかな? とも思う… 2019/03/21 ターミナルケア
リスニング!医療英語●移乗の介助 Assistance for transfer 「起き上がってベッドサイドに座れますか」 外国人患者さんが車椅子に移乗する際に介助することになりました。あなたなら英語でどう声掛けしますか。 『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。… 2019/03/20 海外
癌の放射線治療と漢方(1) 癌の放射線治療と漢方の併用の考え方 癌の患者さんに漢方薬を用いて、放射線治療で生じる副作用の軽減や防止を図ることがあります。癌の治療や予防を目的に、日ごろから免疫力を高める漢方薬を服用しつつ、放射線治療時に起こり得る副作用症状に合わせて漢方処方を変更する場合が多いですが、放射線治療時にのみ漢方薬を併用する患者… 2019/03/15 コメディカル
リスニング!医療英語●病棟編 Taking care of a patient with a fever 「他に何かご要望はありますか」 苦痛を訴える入院患者さんに対応する時、英語でどのように声掛けしますか。『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。 2019/03/13 海外
休憩室から漏れ聞こえる話に院長が抱いた疑問 交通の便が良い住宅地で6年前に開業し、内科・消化器内科を標榜するAクリニックは、院長と看護職員4人(うちパート職員2人)、事務・受付職員3人(うちパート職員2人)で運営している。週2日は夜間診療として19時30分まで外来を受け付けていることもあり、職員が長い時間一緒に過ごすことも多い。… 2019/03/13 医療経営
「スタッフ採用ゼロ」で開業した医師のその後 前回、スタッフを1人も採用できないまま開業日を迎え、夫人と親戚の大学生に頼んで急場をしのいでいる医師(B医師)のケースを紹介した。今回は、筆者がB医師にアドバイスした内容を中心に紹介したい。B医師がスタッフの確保に苦戦した理由の1つは、開業が2カ月遅れて12月となってしまったことに… 2019/03/12 医療経営
白衣を自宅に持ち帰って洗うのってアリですか? 最近では、デザイン性の高い白衣が数多く売られている。某人気テレビ番組でも医師用白衣や看護師用白衣がテーマに取り上げられ、盛り上がっていた。有名なファッションブランドやスポーツ用品メーカーが手がけた白衣もあるらしい。… 2019/03/11 感染症
就職説明会で学生を引き付けるコツは? 皆さん、こんにちは。新卒者を職場に迎える時期が近付いてきました。皆さんの施設では新卒者を採用されていますか? 当院では、開院時から毎年新卒者を採用しており、だんだんノウハウも蓄積されてきました。今回は、学生さんに対する「会社説明会」のやり方について、当院での取り組みを紹介しま… 2019/03/07 医療経営
リスニング!医療英語●点滴 IV drip 「点滴は30分ほどで終わります。先にお手洗いに行かれますか」 外国人患者さんにこれから点滴を行う時、英語でどのように声掛けしますか。『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。 2019/03/06 海外
突然キレ、私を院外に引きずり出した高齢患者 初期研修医を対象に行ったストレス調査で、4~5人に1人が気分の落ち込みなどの抑うつ状態に陥っているという結果がある。慣れない業務で緊張を強いられる上、夜間当直や救急外来に当たったり、深夜の呼び出しも頻回にあり、心身の負担は相当なものだろう。最近はしつこいクレーマーや突然“キレる… 2019/03/04 医療経営
リスニング!医療英語●検査編 Blood test 「軽くこぶしをにぎってください」 これから採血を受ける外国人患者さんに手順を説明する際、英語でどう伝えますか。 『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。… 2019/02/27 海外
新人を早期に戦力化する「3つの工夫」 皆さん、こんにちは。読者の方々の職場の中には、春になると新人が入ってくるところも多いのではないかと思います。当院は今年で開院5年目、スタッフは30人弱で、新入職員が年に数人加わっています。新人が頻繁に入職するのは、業務拡充により毎年新卒採用をしている上、スタッフの出産が多い「コ… 2019/02/21 医療経営
リスニング!医療英語●検査編 Explaining examinations 「まず超音波検査を行うので、2階の待合室に行ってください」 これから検査を受ける外国人患者さんに手順を説明する際、英語でどう伝えますか。『実践!医療英語』書籍版から、リスニング用の音声を抜粋してお届けします。看護師と患者の会話を聞いてみましょう。 2019/02/20 海外
「有給取得ゼロ」の診療所が生まれ変わった理由 今回紹介するクリニックは北関東に立地し、A院長が30年近く経営してきた。開院した当時は周辺地域に若い世代の家族も多く、賑わっていたが、最近は大都市部に出ていく人が増えて、人口がめっきり少なくなってきた。それに伴い患者数も減少。自分の体力が衰えてきたこともあり、A院長は診療時間を… 2019/02/13 医療経営
「医師に口出ししてよいのか」ケアマネの苦悩 在宅医療を担当する医師と急性期病院の医師とでは、治療に対する考え方や判断が違うため、どう対応すればよいのか分からない――。両者の板挟みになり、悩んでいるケアマネジャーは少なくありません。今回は、現場でよくある悩ましいケースを紹介させていただきます。… 2019/01/30 皮膚科
ネット口コミ“低評価の連鎖”に陥った診療所 今回は内科クリニックの事例を紹介します。「インターネットの口コミサイトの書き込みが非常に悪くて。このサイトを見てください」と院長が開いたページを見ると、「院長の腕が悪い」「簡単な診断もできない」「受付の対応がひどい」などなど……。たくさんの低評価口コミであふれていました。も… 2019/01/30 医療経営
院長が立てた目標はなぜ職員の心に響かないのか 今回は、当院が主催しているマネジメントの勉強会「CMA」(Clinic Management Association)が昨秋、開催したセミナーを振り返り、目標設定などにまつわるお話をさせていただきます。今回初めて、丸一日、お一人の外部講師によるワークショップを行うことにしました。講師をお願いしたのは、上場… 2019/01/24 医療経営
敗血症には救急搬送中の輸液が有効らしいよ 度々取り上げている敗血症の話題です。敗血症の定義は「感染に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害」です。初期診療においていかに敗血症を早期に疑うかという点はもちろん重要ですが、治療については(1)いかに早期に感染コントロールを行うか(2)いかに早期に臓器傷害の進… 2019/01/24 感染症
未来の医療者とデザイナーに「共創の場」を はじめまして。未来のデザイナーと医療者をつなぐための学生コミュニティー「Colonb's」の代表をしている東京医科歯科大学医学科5年の波多野裕斗と申します。 高齢化が進む日本の医療は今、大きな転換期を迎えているといわれています。予防医療やセルフケアなどの必要性が広く認知され、患者さんが… 2019/01/24 医師のキャリア
『日経ヘルスケア』2019年1月号より やる? やらない? 事務部門の外部委託 レセプト業務などに時間を取られ、事務職員の残業代が多くかかっています。レセプト業務の経験者がなかなか定着しないのも悩みの種です。そこで、事務部門をアウトソーシングしようかと考えているのですが、果たしてメリットがあるのかどうかもよく分からず、判断しかねている状況です……。(49歳… 2019/01/22 医療経営
後輩からの借金を返さないベテランに不満噴出 A診療所の院長は最近、ベテランの看護職員B子の問題で頭を悩ませている。きっかけは、看護職員C子から相談を受けたことだった。C子によれば、B子が借りたお金を返さず、返済をお願いしても、何かと理由をつけてはぐらかされるのだという。B子は、C子以外の同僚からも物を借りては返さないし、お金… 2019/01/16 医療経営
失敗経験から生まれた「子どもの表彰式」 皆さん、こんにちは。今日はイベントを通じてスタッフの成長を促したり、仕事のやりがいに気づいてもらうというお話です。大きな病院だと、地域住民向けのイベントとして健康講座を開催しているところが多いですね。小さなクリニックでは、普段の診療で手一杯のケースもあるでしょうし、院内で様… 2018/12/26 医療経営