プラス改定でも油断禁物 2021改定「基本報酬アップでも減収」のリスク いよいよ新年度が始まりました。2021年度介護報酬改定への対応も急務になっています。+0.70%の改定率となった今改定は、プラス分の全てが基本報酬の引き上げに充てられる一方で、加算全体ではプラスマイナスゼロとするという財政中立の観点から見直しが行われました。 しかし、「基本報酬がプ… 2021/04/16 老年医学・介護
職員駐車場での盗難で責任を追及された院長 A診療所は郊外に立地する内科診療所である。患者用の駐車場の他、職員用の駐車場が少し離れた場所にあるが、先日、職員駐車場に止めていたスタッフB子の自家用車が車上荒らしの被害に遭った。後部座席にカバンを置いたままにしていたため、窓ガラスを割られてカバンの中にあった私物を盗られて… 2021/04/13 医療経営
税理士・社労士との契約費用を教えてください 既に開業済みの皆さまにお聞きします。 税理士や社会保険労務士(社労士)などの士業の先生との契約状況はどうなっていますか? 税理士さんと契約されている先生は多いと思いますが、社労士や弁護士など他の職種の方とは契約されていますでしょうか。 お願いしている内容に加えて、参考のために… 2021/04/13 医療経営 医師限定コンテンツ
北大阪ほうせんか病院、43日で稼働病床の約半分をCOVID-19専用に転換 大阪の民間病院がコロナ病床を48床も作れた理由 第4波では40~50歳代の変異株感染・変異株疑い患者も増加 医療法人成和会・北大阪ほうせんか病院(大阪府茨木市)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応病棟「ほうせんか新型コロナウイルス感染症病棟 HOUSENKA COVID-19 UNIT」を新設した。病床数は48床で、軽症・中等症専用。2021年2月26日から運用を開始している。 同院は、急性期から慢性… 2021/04/12 感染症
最新号がすぐにスマホやタブレットで読める! 「日経ヘルスケア誌面ビューアー」始まりました 定期購読者以外も6月末まで過去1年間のバックナンバーが閲覧できます 4月1日から、「日経ヘルスケア 誌面ビューアー」のご提供が始まりました(アプリのダウンロードなどのご案内はこちら)。iOSやAndroidのタブレットやスマートフォンで、発行日から最新号が紙の誌面そのままの見やすいレイアウトでお読みいただけます。 日経ヘルスケアの定期購読者は無料でご利用… 2021/04/12 医療情報
第4回 転倒転落への対応はアクションカードにお任せ! 前回ご紹介した「病棟行脚」を終え、一息ついた私は、自分の足元を固めるべく医療事故防止マニュアルを見返すことにしました。今まで何度も見ていたものですが、改めてじっくり見ると、なんと……!!転倒・転落発生後のマニュアルが不十分であることを発見!! マニュアルがないわけではない。で… 2021/04/09 医療安全
効果的な増患策を妨げる病院組織の特徴 小倉記念病院の松本です。今回は、病院広報・マーケティングのステークホルダー、つまり地域の生活者や連携先などとのコミュニケーションを行う部署の組織づくりについて書いてみます。実は、私事ではありますが、4月に企画広報課から医療連携課に異動になりました。と言っても、企画広報課と医療… 2021/04/08 医療経営
虎、有事の病診連携のモデル作り目指す 熊本市で花見といえば「熊本城」である。もちろん、今年もコロナ禍で宴会はできなかったが、そもそも5年前の熊本地震以降、熊本城での花見はできなくなっている。 2021/04/05 医療経営
感染拡大でキレやすくなった患者、募る虚しさ… 2021年1月に緊急事態宣言が一部の都府県に再び出され、その後延長、解除された。地方のPCR検査医療機関の当院とすれば、経済への配慮も分かるが、より早く人の移動を規制してほしかったのが本音だ。正月明けから、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の緊張と不安の中での診療を余儀なくされた… 2021/04/05 医療経営
プラス報酬改定に潜むこれだけの「落とし穴」 2021年度介護報酬改定の改定率は全体でプラス0.7%となり、4月から大半の介護サービスの基本報酬が引き上げられます。しかし介護事業者に取材すると「減収になる」「先行きが暗い」との声も聞かれました。どういうことでしょうか? 例えば、病院、診療所、介護老人保健施設などが実施する通所リ… 2021/03/31 行政・制度
現役開業医に聞いた「医師会に入るべき?」 開業予定の勤務医です。先日、知り合いから「開業するなら医師会に入っておくべきだ」とアドバイスされました。 現状、医師賠償責任保険は医師会ではなく学会のものに入っていますし、勤務先に近いところで開業することもあって、それなりに医療機関とのネットワークはあるつもりですので、必ず… 2021/03/30 医療経営 医師限定コンテンツ
NEWS◎全国で3万3000ある都道府県ごとの審査基準も原則統一へ レセプト審査ローカルルール解消に向け報告書 厚生労働省は3月29日、「審査支払機能の在り方に関する検討会」を開催し、レセプト審査結果の不合理な差異の解消や、レセプト返戻・再請求のオンライン化などを盛り込んだ審査支払機関改革に関する報告書を取りまとめた。 審査結果の不合理な差異については、これまで社会保険診療報酬支払基金(… 2021/03/30 行政・制度
冬の経験を生かしてCOVID-19病床の確保計画を 厚生労働省が事務連絡、4月中に都道府県が検討状況を報告 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は3月24日、「今後の感染拡大に備えた新型コロナウイルス感染症の医療提供体制整備について」と題した事務連絡を都道府県などに発出し、次の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に備えた、実効性のある医療提供体制の整備を求めた(厚労省の… 2021/03/25 医療提供体制
部下・同僚に耳の痛い話を受け入れてもらう工夫 Case46 職員の情報共有が不足している皮膚科診療所 今回はある地方都市にある皮膚科クリニックの事例です。40歳代前半の医師による開業4年目のクリニックで、医療脱毛などの自費診療にも積極的に取り組んでいます。覆面調査の依頼があったのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する直… 2021/03/24 医療経営
今どきの医療・介護の人事・労務問題 SNSなどでの職員の秘密漏洩、どう防ぐ? 今やすっかりSNS(交流サイト)はコミュニケーションのツールとして定着しました。しかし、もし、医療機関や介護施設の職員が、患者や入所者などの情報をSNSなどで外部に漏洩してしまったら、法人にとっては大きな問題に発展しかねません。SNSによる漏洩ではありませんが、過去の裁判例では、病院勤… 2021/03/19 医療経営
開業を検討中の医師にまず考えてほしいこと 「診療所を開業する場合、何から始めればよいのでしょうか」という質問を受けることがよくあります。開業のマニュアル本には、開業に際し必要な準備、手続きなどが書かれていますが、それらに着手する前に考えておいた方がよいことがあります。今回は、そのあたりのことを書いてみたいと思います… 2021/03/18 医療経営
開業時、コンサルタントとの契約は必要? 開業済み、開業準備中の先生方に質問です。開業する際に、開業コンサルタントは活用しましたか?(していますか?) 活用した(している)先生は、どういった系統のコンサルタントを入れたのか、メリット・デメリットなどのご感想を教えてください。また、「自力開業」をした先生もメリット・デ… 2021/03/17 医療経営 医師限定コンテンツ
外来診療の単価をどうアップすればよい? 『日経ヘルスケア』2021年3月号より 【質問】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束が見えない中、患者数が減少傾向で経営が厳しい状況です。少しでも収入を維持するために外来診療の単価をアップさせていきたいと思いますが、どうしたらいいでしょうか。(58歳、内科)… 2021/03/16 医療経営
医師、看護師のパワハラが問われた裁判例に学ぶ 不合理なクレームに対し謝罪させる、反省文を書かせるなどの行為は要注意 企業などで発生したパワーハラスメント(パワハラ)の報道を目にする機会は多いことと思います。パワハラ対策に関しては法改正が行われ、2020年6月より職場におけるパワハラ対策は事業主の義務になっています。医療現場しかりです(常時使用する労働者数が100人以下の場合は2022年4月施行)。 こ… 2021/03/10 医療経営
あれから10年、震災で出会った一生の友 東日本大震災から10年が経つ。当時は私も、2011年4月末から約1週間、日本プライマリ・ケア連合学会の東日本大震災支援プロジェクト(PCAT)の医療支援に参加した。その時、印象深かった思い出の1つが林田貴氏との出会いである。東北の医療支援に参加することが決まったころ、病院の受付から連絡が… 2021/03/10 医療経営
私の趣味「病院の組織図眺め」のススメ 医療経営の世界に入って14年ほど。最近、「趣味は何ですか?」と聞かれたら「病院の組織図を眺めることです」と答えることにしている。 病院の組織図は、見ていて飽きない。組織図にはその病院のすべてが詰まっていると言っても過言ではないからだ。経営者の思い、歴史、経営戦略、地域連携の方… 2021/03/10 医療経営
自院のPRを業者に丸投げしていませんか? 小倉記念病院の松本です。今回は私が個人の立場でコンサル契約を結んでいる診療所の「リスティング広告」について書いてみたいと思います。リスティング広告とは、検索エンジンに入力した検索ワードの関連性によって広告を表示させる手法のことです。経緯をお話ししますと、コンサルに入った時点… 2021/03/09 医療経営
病院経営改善に効く「1人事務長制度」って? 事務職に課題解決の役回りを与え、スキルアップにつなげる 社会保障費の抑制や目まぐるしく見直される診療報酬体系など、病院を取り巻く環境は大きく変化している。そんな中、自院の課題の早期発見や解決の一翼を担う職種として、事務職に大きな期待がかかっている。総務や経理などの従来の業務にとどまらず、病院経営指標等の分析・活用、病床稼働率の向… 2021/03/08 医療経営
暴かれた「前近代的な日本の医療供給体制」 病院過剰で医療資源の分散はコロナだけの問題じゃない 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で、2回目の緊急事態宣言を迎えた日本は、「病床過剰なのに病床逼迫」という状況の打開策が見えないままでいる。 その根本的な要因である「病院・病床が多すぎるため医療資源が分散し、必要な医療資源が足りなくなっている」という状況は、日本がこれ… 2021/03/08 医療経営
現場が「1日18単位」の呪縛から解放される日 「リハ18単位」。病院経営者や事務長、リハビリセラピストの方であれば、すぐピンとくる数字です。脳血管疾患や運動器などの疾患別リハビリでは、診療報酬制度上、1人のセラピストが実施できる単位数は週108単位までとされています。週によって、週5日勤務の人もいれば、5.5日勤務の方もいらっし… 2021/03/03 医療経営
機器の「丈夫で長持ち」は今や死語? 開院して20年以上がたち、医療機器のガタが次々と出てきた。診察や重要な検査に必要な機器の故障は修理や代替え機でしのいできたが、いよいよ「〇〇年以前に製造された機械部品の製造が中止になります」という通達がメーカーから届くようになってきた。 次に壊れたら、リースやローンを組んで新… 2021/03/02 医療経営
病院経営難の時代、事務職の育成に活路を 医療・介護経営雑誌の『日経ヘルスケア』で病院経営の取材に長年携わっている中で、事務職の役割が増している印象を強く受けています。 昔であれば、取材に対応いただくのは、理事長や院長といった経営トップの医師の方々が中心でした。それが、ここ5年ほどを振り返ると、事務長や医事課長、地域… 2021/03/01 医療経営
決定! 2021年度介護報酬改定◎通所サービス 通所リハビリでリハマネ加算が大幅に再編 『日経ヘルスケア』2021年2月号より 通所介護と通所リハビリテーションでは、COVID-19などの感染症や災害の影響により利用者数が急減した場合の措置が介護報酬に設けられる(図1)。これに伴い、現行の特例措置は2021年3月末に廃止される。 具体的な運用ルールは以下の2点。■(1)大規模型(I)(II)は、前年度の平均延べ利用者数… 2021/02/24 行政・制度
彼氏の車で退勤、通勤手当は返してもらうべき? A診療所は、地方ののどかな街にある耳鼻咽喉科診療所である。通勤にはやや不便な場所にあり、公共交通機関は1時間に1本程度と少ない。そのため、職員はマイカー通勤が主流だが、事務職員のB子は電車とバスで通勤している。B子は実家で両親と同居。実家には自家用車があり、B子も運転免許証は… 2021/02/24 医療経営
決定! 2021年度介護報酬改定◎訪問サービス リハビリ職による訪問看護の基本報酬を引き下げ 『日経ヘルスケア』2021年2月号より 訪問介護の基本報酬は各区分1~2単位の微増(+0.2~0.6%)だ。主な改定項目として特定事業所加算に、所定単位数の3%を加算する区分(V)が新設(図1)。体制要件は従来の区分と同様で、人材要件は「訪問介護員などの総数のうち勤続年数7年以上の職員の占める割合が30%以上」と算定のハードル… 2021/02/23 行政・制度
虎、新型コロナから幕末の志士に想いをはせる やっと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波も落ち着いてきた。しかし、「あーよかった」と言っている場合ではなく、私たち医療従事者は第4波に備えなければならない。 あまり想像はしたくはないが、起きるとしたら第4波は、変異株による感染爆発になるのではないだろうか。そうなると、… 2021/02/23 医療経営
決定! 2021年度介護報酬改定◎全体動向 科学的介護情報システム「LIFE」運用開始へ 『日経ヘルスケア』2021年2月号より 2021年度介護報酬改定の改定率は+0.70%。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大という状況下で議論が進み、2018年度改定を上回るプラス改定となった。 介護職員の人材不足という以前からの課題に加え、COVID-19による介護事業経営への影響を踏まえ、ほとんどのサービスの基本報酬は… 2021/02/22 行政・制度
綱島東口内科・糖尿病内科クリニック◎生活習慣病診療の専門性を打ち出す 競合の少ない地域を選び住民ニーズに応える 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下では、専門性を打ち出すなどして差別化を図ることが平時にも増して重要になる。2020年10月に開業した綱島東口内科・糖尿病内科クリニック(横浜市港北区)では、糖尿病診療などの専門性を前面に出しつつ、近隣住民への一般診療も実施。「生活習慣病… 2021/02/19 医療経営
Clubhouseはマネジメントの勉強にも有用 皆さん、こんにちは。今回は、1月から使い始めた音声SNS(交流サイト)「Clubhouse」のことを書いてみたいと思います。 非常事態宣言下で、田舎の人間が東京などの研修会には参加しにくい状況が続いており、僕自身は昨年2月以降、県内外の実地の研修への参加を自粛しています。そんな中、つなが… 2021/02/19 医療経営
COVID-19関連補助金、再度申請できるものは? 『日経ヘルスケア』2021年2月号より 【質問】「新型コロナウイルス感染症の拡大により診療収入の減少が続いていることに加え、従業員の給与は払わなければならず、感染防止の設備投資などの負担もかさんでいます。国等から受けられる公的な補助はないものでしょうか。(50歳、内科)… 2021/02/17 医療経営
赤羽もり内科・腎臓内科◎対象患者を明確化し積極アピール 迷っていた専門開業、コロナが最後の後押しに 患者確保に苦労することも少なくない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下で開業し、広域から多くの患者を集めている診療所がある。2020年5月に開業した赤羽もり内科・腎臓内科(東京都北区)は、腎臓病と生活習慣病の診療に特化し、わが国では珍しい腎臓リハビリテーションを提供。開業… 2021/02/17 医療経営
リポート◎逆風下で診療所開設に動く医師たち コロナ下の開業、成功への「3つの条件」とは 「昨年は、当社が支援を予定していた開業案件が次々に延期になり、まだ予定が立っていない医師もいる」。こう語るのは、都内に事務所を構える開業コンサルタントのA氏だ。 2021/02/16 医療経営
第2回 データと格闘! 病棟別データを「見える化」 救世主登場~転倒・転落データを操るエクセルの神 転倒転落アセスメントの体制が整ったところで、ここからは本題である「データの見える化」についてお話ししましょう。従来は毎月、病院全体の転倒・転落(不明も含む)の件数、各事例におけるインシデントレベル、70歳以上かどうか、スリッパ使用の有無、抑制(腹部抑制または離床センサー)の有無… 2021/02/16 医療安全
日経ヘルスケア 書籍紹介 ウィズコロナ時代の医療・介護経営 受診・利用控えなど新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で減収に直面する医療機関・介護事業所向けに、普段からできる増患・増収策などを詳しく紹介した書籍。職員・患者などにCOVID-19が発生した際の対応や情報公開といったリスク管理についても、数多くのケーススタディーや識者による… 2021/02/15 医療経営
診療・検査医療機関が経営難に 発熱外来補助金届かず、このままでは閉院の声も 発熱外来の補助金が届かない。このままだと閉院を考えざるを得ない──。地域医療を最前線で支える診療所院長の声です。率先して診療・検査医療機関に手を挙げ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療にも当たってきたものの、一般患者の減少に加えて発熱外来のための時短診療が重なり減収が… 2021/02/10 医療経営
第三者承継の契約完了後に問題続出! 民間病院で長年勤務してきた内科のA医師。50歳代のベテランで、勤務先病院の定年を見据え、自身の将来について頭を悩ませる日が多くなっていました。診療所を開業したいとの思いがありましたが、今の年齢から多額の借り入れをするのは、返済期間を考えると厳しいのではと考え、なかなか踏み出せま… 2021/02/10 医療経営
医療経済実態調査の単月調査の実施案を了承 中医協・調査小委員会、コロナ禍の医療経営の実態を把握、5月頃に実施可否を判断 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)・調査実施小委員会は2021年2月3日、2022年度診療報酬改定に向けた第23回医療経済実態調査の実施案と調査項目の変更点について議論し、おおむね了承した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の医療経営への影響を念頭に置いて、同調査を実施する… 2021/02/06 行政・制度
電話が殺到、SNSに誤情報、子どもが別室保育…日医調査で判明 医療従事者らへのCOVID-19風評被害700件 日本医師会は2021年2月3日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して、医療従事者らに対する風評被害が全国で698件あったと発表した。日医会長の中川俊男氏は「風評被害という状況を飛び越えて深刻な差別、人権侵害に当たる事例が散見された。過酷な状況で仕事をしている医療従事者が精神的… 2021/02/05 感染症
マーケティングとしても正しかった名誉院長の取り組み 小倉記念病院の松本です。2021年2月、透析患者さんへの経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)が解禁されましたが、現時点で透析患者さんにTAVIを実施できるのは、経カテーテル的心臓弁治療関連学会協議会認定のTAVI(TAVR)指導施設、またはプロクターが在籍している施設に限定されるようです。当… 2021/02/03 医療経営
発熱外来開設も問題山積、職員も私も疲れ果て… 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に歯止めが利かない。発熱外来を設ける診療所が増え、当院でも院長の号令の下、準備を進めてきた。しかし、それに伴いスタッフの不安はピークに達した。「想定すべきことが多くて分かりません!」「こういう場合はどうするんですか!」とヒステリック… 2021/02/02 医療経営
1分解説◎日本医大に労基署が是正勧告 医師働き方改革導入前夜、労基法の順守を 東京労働局中央労働基準監督署は1月20日、日本医科大付属病院に対して、大学院生の医師に診療行為をさせながら賃金を適切に支払っていなかったとして是正勧告したことが明らかになった。19年10月28日~11月9日に11人の院生らが外来診療に従事していたにもかかわらず賃金が一部支払われていなかっ… 2021/01/28 医師のキャリア
1分解説◎相次ぐ医療機関への不審な電話 医師を狙う「新型コロナ助成金詐欺」にご用心! 新型コロナウイルスへの対応が長期化し、令和2年度第三次補正予算では医療機関への交付金の増額が予定されている。そんな中、感染拡大に便乗して、医療機関に対して「助成金の申請を代行する」などと言って手数料を要求したり、口座番号を聞き出そうとする不審な勧誘が相次いでいる。こうした電話… 2021/01/28 感染症
コロナ疲れでスタッフが暗い…打開する方法は? Case45 スタッフに覇気がない内科診療所 今回はある地方都市の内科クリニックの事例です。 50歳代前半の院長から、「スタッフが最近、非常に暗い雰囲気になっており、ミーティングでも覇気が感じられない」という相談を受けました。職員ミーティングでは院長だけが発言をして、スタッフは一言も… 2021/01/27 医療経営
創造的破壊が鍛えた米国の病院 コロナ患者が日本の100倍の米国で病院が(かろうじて)持ち堪えているワケ 新型コロナウイルス感染拡大の第3波を受け、連日、「医療崩壊」の危機が叫ばれている。米国の100分の1の感染者数でなぜ、日本は危機を迎えているのか――。その根本的な要因を理解するには、今の米国の医療を支えている30年前に起きた「創造的破壊」を知ることが最も近道だ。 日本では連日のよう… 2021/01/25 医療提供体制
オンライン栄養指導を始めてみませんか? 皆さん、こんにちは。今回は、当院が2020年4月から実施しているオンラインでの栄養指導の取り組みをご紹介します。もともと管理栄養士が在籍する診療所はそれほど多くはないですし、外来での管理栄養士による栄養指導を実施しているところは少ないものと思われます。しかし、嚥下機能が低下した患… 2021/01/20 医療経営
新型コロナの出張検体採取で感じた現場の苦労 年明けから、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘いが続いている。熊本でも1月から病床使用率が90%を超えた。2020年末(12月27日)には、熊本市保健所から東病院に要請があった。サービス付き高齢者向け住宅の職員から感染者が出て、その職員の同僚や入所者が濃厚接触者となったのでPCR… 2021/01/20 医療経営
スタッフ面談の前に院長がすべき準備とは 『日経ヘルスケア』2021年1月号より 【質問】人材不足などから、職員の採用が難しくなっています。そこで、離職を防ぐため面談をきめ細かく実施して、既存職員のケアを充実したいと考えています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行による職員の不安解消の効果も期待しています。面談の注意点を教えてください。(63歳、内科… 2021/01/19 医療経営
緊急寄稿◎民間病院経営者が訴える病院経営の実情 国のCOVID-19対応病院に対する補償は十分なのか 私は愛知県の尾張北部医療圏、愛知県大口町に位置する、ICU 4床、一般病床 220床、療養病床 166 床 (うち回復期リハビリテーション病棟58床、地域包括ケア病棟50床)の⺠間の総合病院の病院⻑であり、 その経営母体となる医療法人の理事⻑である。 我々は、2020年12月1日より急性期一般病棟の26… 2021/01/19 感染症
COVID-19とデジタルトランスフォーメーション 年始に新型コロナに感染した知人を「オンラインお見舞い」した 「帰省したときに新型コロナに感染したんですって? でも、元気そうに見えますし、ご両親にもうつらなかったのは不幸中の幸いで、そこは本当に良かったですね」――。先日、オンライン会議ソフトで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性が判明し、自宅療養となった知人と話しました。「オ… 2021/01/15 感染症
日経ヘルスケア 書籍紹介 日経ヘルスケア 縮刷版DVD[2000-2020] 「日経ヘルスケア」本誌の2000年1月号から2020年10月号まで、21年間全250冊を2枚のDVD-ROMに収録した。各号の表紙画像や目次から記事をPDF形式で閲覧できるほか、キーワードで記事を全文検索できる。 2021/01/15 医療経営
第23回 部下に悩んだら、「育つ力」のメンテナンスを 皆さんは、部下や後輩を育成することになった場合、まずどんなことを考えますか? 「何を教えるか」や「どのように教えるか」という観点は、これまで様々な人によって考えられ、既に多くの書籍などで紹介されています。ですので、今回はそれとは少し違った観点で「スタッフの育成」というものを考… 2021/01/14 医療経営
「輪に入らない」職員への対応に悩む院長 A診療所は職員数が10人程度の耳鼻咽喉科診療所で、和気あいあいとした雰囲気がB院長の自慢である。 先日、事務職員の離職に伴う人員の補充で20歳代のC子を採用したものの、院長は早くも「辞めてもらった方がよいのではないか」と考えるようになった。今まで採用してきた人材とは明らかに異な… 2021/01/13 医療経営
医師採用の新手法、コロナの影響被るも成果あり 小倉記念病院の松本です。今年もよろしくお願いします。 広報・マーケティングが本職の私ですが、昨年は集患だけではなくてリクルートもお手伝いしていました。取り組んだのは「アブレーター」の募集。アブレーターとは、頻脈性不整脈のカテーテルアブレーションを手掛ける専門医のことです。当… 2021/01/13 医療経営
開業するなら第三者承継が望ましい? 最近、「クリニックの名前が山田医院から田中医院に変わりました。院長も山田から田中に変更します」といった事案を近隣でチラホラ目にするようになりました。このように親族間で継ぐのではなく、第三者が既存のクリニックを一定の価格で購入し、承継して院長になることを「第三者承継による開業… 2021/01/08 医師のキャリア
医師6073人に聞いた「ウィズコロナ時代の患者トラブル」 「検査できない」にブチ切れ、病棟から脱出…新時代の患者トラブル 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、医療機関の患者対応が様変わりする中、新たなタイプのトラブルが出現している。日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に2020年11月16日~22日、ウェブアンケートを実施。調査に回答した6073人の医師から、COVID-19流行下ならではの患者トラブル… 2021/01/06 感染症