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なぜ再使用することを患者に説明すべきなのか
医療機器を再使用するなら患者に説明すべき3つの理由(その1)
2018/ 4/27
今回も医療機器の単回使用問題を切り口に医療の課題を考えたい。
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リーダーの肖像【第4回】
「四国の真ん中」の病院に医師が続々集まる理由
石川 賀代 氏(HITO病院 理事長・院長)
2018/ 4/25
愛媛県四国中央市の社会医療法人石川記念会 HITO病院には、ここ数年、東京都、大阪府、三重県、岐阜県、佐賀県など全国各地から医師が転職してきている。診療機能拡充に伴う専門医招へいに応じた医師たちが参集しているのだ。改革を進める2代目経営者、石川賀代氏の姿勢に共鳴した??。入職した医…
- 「土俵×女性」問題で虎が感じた違和感 2018/ 4/20 「女性の方は土俵から降りてください!!!」??。4月上旬、京都府舞鶴市で開かれた大相撲春巡業の土俵上で、挨拶していた舞鶴市長が倒れた際、救護活動のため土俵上に駆け上がった女性に対して発せられたアナウンスが問題になった。人命がかかっているのに、救護している女性に土俵から降りろと…
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地域包括ケア病棟入院料の最高ランク、初診料の機能強化加算が創設!
2018改定で中小病院を「優遇」…病床減らす?
2018/ 4/20
2018年度診療報酬・介護報酬ダブル改定がついに実施されました。診療報酬改定では急速に変化する医療ニーズに対応できるよう、あらゆる入院料の体系が再構築され、重症患者割合、在宅復帰率などの指標が導入。医療と介護の連携を図る見直しも行われました。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、…
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東日本大震災から熊本地震が予知できていた!?
歴史が予言していた熊本地震から次への備えを学ぶ
2018/ 4/ 3
この3月で東北大震災から7年、この4月で熊本地震から2年が経った??。 私たち人間は、ああいう非日常的な嫌な思いを消し去ろう、消し去ろうとするものなのかもしれない。最近は熊本でも皆、地震の話をしなくなった気がする。しかし、震災直後から2年が過ぎた今だからこそ、改めて地震の脅威を再…
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土屋了介氏、解任取り消し求め横浜地裁に提訴
2018/ 3/26
独立行政法人神奈川県立病院機構理事長を解任された土屋了介氏は3月26日、神奈川県を相手取り、解任処分を取り消すよう求める訴状を横浜地方裁判所に提出した。
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地域包括診療料の上位ランク、機能強化加算…2018改定で評価充実
「かかりつけ医機能」で診療報酬の差が拡大!
2018/ 3/16
2025年の人口構造の変化を見据え、2018年度診療報酬改定では入院医療の報酬体系が大胆に見直され、在宅医療・介護への移行を促すメリハリのある内容となりました。外来では「かかりつけ医機能」が手厚く評価されたのが大きな特徴です。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、3月号の特集「決定…
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2040年に医療・介護施設は余る? 足りない?
2018/ 3/15
2018年4月の診療報酬改定に向け、講習会が真っ盛りである。 そんな中、私事で恐縮だが、2月27日で51歳になった。60歳、70歳台の諸先輩からすれば、まだまだ若輩者である。しかし、今まで何の健康対策もせず、暴飲暴食を毎晩繰り返してきた自分としては、結構長生きしたなと思っている。だが、そろ…
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待って!再使用を勧めたわけではありません
第33回日本環境感染学会でのパネルディスカッションを受けて
2018/ 3/ 9
2月24日に品川で行われた今年の日本環境感染学会でのパネルディスカッションに演者の一人として登壇した。テーマはもちろん単回使用医療機器だ。筆者に与えられたミッションは、現時点でのこの問題に関する法令の解説であった。このミッションに沿って、単回使用医療機器に関する法律、省令、通知…
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学会トピック◎第33回日本環境感染症学会総会・学術集会
救急外来部門の感染対策チェックリストを作成
2018/ 3/ 5
日本救急医学会と日本臨床救急医学会,日本感染症学会,日本環境感染学会,日本臨床微生物学会との5学会合同ワーキンググループ(救急外来部門における感染対策検討委員会,委員長:慶應義塾大学医学部救急医学教授佐々木淳一氏)が、救急外来部門における感染対策マニュアルを作るために活用でき…
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スーパー救命救急センター誕生!?
2018/ 3/ 1
スーパーマンとか、スーパーマーケットとか、スーパーロボット大戦とか、世の中には「スーパー」が溢れかえっており、もはや何がスーパーで何が普通なのかが分かりにくくなっています。そんな中、次の診療報酬改定でS級、まさにスーパー救命救急センターが生まれようとしています。 何がS級やねん…
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病院薬剤師に関わる診療報酬改定2018
「入院時の持参薬確認」が病院向け点数の要件に
2018/ 2/16
2018年度の調剤報酬改定では、「医療機関と薬局の連携」がキーワードの1つとなっているが、医科でも連携をより意識する改定となりそうだ。医科向けの新設の点数で注目されるのは、「入院時支援加算」(退院時1回、200点)。現在も入院早期から退院後までの切れ目のない支援を評価した退院支援加算…
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病院が地域で生き残るための「切り札」は?
2018改定で加速! 診療実績ない病院は淘汰へ
2018/ 2/16
2018年度診療報酬改定は、病院の規模や受け入れる患者像に応じた機能分化をさらに促進します。中小病院は地域の医療需要の変化を的確に捉えた上で、早期に自院の機能を見直すことが大きな経営課題です。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、2月号の特集「中小病院の生き残り戦略2018」で、軽…
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『君たちはどう生きるか』と救急受け入れ拒否
2018/ 2/16
『漫画 君たちはどう生きるか』を読んでみた。 出版不況の中で、100万部を突破する本はさすがに違う。漫画の中に、主人公コペル君を導くおじさんの日記を織り交ぜ、若い世代にも読みやすくなっている。 漫画の原作に当たる『君たちはどう生きるか』が書かれたのは、約80年前のこと。それが、現在…
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シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定
「今改定は60点の少し上」、横倉・日医会長
猪口・全日病会長は在宅からの入院や介護との連携などの充実を評価
2018/ 2/ 8
厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)が2月7日の総会で2018年度診療報酬改定案を加藤勝信厚生労働大臣に答申したのを受け、三師会(日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会)と四病院団体協議会(日本病院会、日本医療法人協会、全日本病院協会、日本精神科病院協会、通称:四病協)は…