開業物件を選ぶ際のチェックポイントは? 《質問》 診療所開業に向け、幾つかの候補地を検討しているところですが、不動産物件はどのように決めたらよいのでしょうか。賃貸にするか、自分で建てるか、悩んでいます。 2021/12/13 医療経営
開業前の診療圏調査は当てにならない? 診療圏調査は、患者数を一定のロジックに則して計算しているので、一次スクリーニングとして、候補地の適否を判断するのに役立ちます。ただ、あくまで有力な候補地を探すための「目安」として位置付けてください。丹念な現地調査も交え、候補地のアクセスの良さ、周辺の人の流れ、競合医療機関の… 2021/10/11 医療経営
「そんなに高いの!?」 的中した工事費の不安 専門的な医療を手掛けるため、大都市中心部での診療所開業を検討していたA医師。候補となるエリアを絞るのに半年以上かけ、ようやく、それまで自分が培ってきた医療技術を生かして開業できそうな地域を探し出しました。ところが、なかなか開業物件が見つかりません。「競合が少ないのは、この地域… 2021/10/07 医療経営
コロナ下での開業、まだやめておいた方がいい? 《質問》新型コロナウイルス感染症の流行下で、かぜなどの感染症患者の減少や、受診控えにより外来患者が減っているという話をよく耳にします。このタイミングで診療所の開業を考えてもよいものでしょうか?… 2021/08/24 医療経営
スタッフ全員が自由に出入り可能になり、鍵をなくすリスクがゼロに 通用口の鍵をテンキーロックに切り替え クリニックを運営していて、しばしば問題になるのが、「誰が通用口の鍵を管理するのか」ということだ。人数分の鍵を用意すれば全員が自由に出入りできるが、誰かが鍵を紛失するリスクは高くなる。一方、一部のスタッフにのみ鍵を持たせると、鍵を持たないスタッフがクリニックに入れない事態も生… 2021/08/20 医療経営
前の患者のカルテ記入が終わらなくても次の患者の診療が可能に クラークを2人配置し、電子カルテを交互に記入 患者アンケートでクリニックに対する不満を尋ねると、「待ち時間への不満」が必ず上位に挙がる。待ち時間を短縮することは、ある意味最大の患者サービスとも言える。だが、即効性のある待ち時間短縮策はなかなか見つからず、当院でも試行錯誤を繰り返しているのが現状だ。その中でも有力だと考え… 2021/08/13 医療情報
制作費用は約24万円、採用側と求職者のミスマッチがなくなる 採用のカギを握る「オリジナルの求人サイト」 採用活動において、ウェブサイトは“飛び道具”として非常に重要だ。当院はもともと常勤・新卒を採用の基本方針としていたが、新卒生の採用が年々難しくなっていることから、2017年からは卒後数年程度の「第二新卒」を通年で採用することにした。新卒採用の場合は、専門学校の講師を務めるなどし… 2021/08/06 医療経営
看護師は予防接種がピークとなる10~12月に限りスポットで雇用 医療事務の採用は新卒・第二新卒、常勤が基本 当院のスタッフの特徴は「常勤スタッフは全員医療事務」であることだ。看護師については、インフルエンザワクチンの予防接種がピークとなる10~12月の3カ月間に限り、スポットで雇用している。2006年に開業して以降、3年ほどは人件費が増大しないように心がけ、パートのスタッフが半数を占めてい… 2021/07/30 医療経営
スタジオは朝の診察室、撮影には筆者の私物のiPhoneを使用 YouTubeチャンネルで疾患・症状について解説 筆者は2020年にYouTubeに「みやはら耳鼻科公式チャンネル」を開設し、動画による情報発信にも取り組んでいる(図1)。YouTubeでは、耳鼻咽喉科の疾患や耳鼻咽喉科と関連の深い疾患、医学的に根拠のある健康法などについて解説していく予定だ。これまでもクリニックのウェブサイトには疾患の解説記… 2021/07/23 医療情報
2021年はGW直前に早めの受診を案内し、4月の診療報酬点数は前年同月比ほぼ倍増 LINEで来院を呼びかけ、1日約20人の増患効果 当院では、クリニックのウェブサイトに誘導したり、患者に直接来院を呼びかけるためのツールとして、SNS(交流サイト)のLINEやFacebook、Instagram、YouTubeを活用している。その中でも今一番効果を感じているのが、「LINE公式アカウント」での情報発信だ(図1)。既にご存じの方がほとんどだと… 2021/07/16 医療情報
患者への訴求力が格段にアップ、データ差し替えにより表示内容の変更も容易に アナログだった野立て看板をデジタル化 当院では、近隣住民への認知度を高めるために野立て看板を出している(写真1)。クリニック名や「洲崎交差点南500m」といったアクセス情報のほか、「朝8時から診療」「いびき・無呼吸相談」など当院の特徴を載せている。ちょっとしたことだが親しみが持てるよう、院長である筆者の似顔絵を載せる… 2021/07/09 医療経営
クリニックのウェブサイトの貢献度は平均104万円/月、スマートフォン経由が約7割 問診票でマーケティングの費用対効果を検証 当院は岡山市という地方都市にある耳鼻咽喉科のクリニックだ。岡山駅からバスで約30分のところにあり、患者の多くはクリニック周辺3km圏内から自転車、自家用車などで来院する。車で15分圏内に耳鼻咽喉科のクリニックが7カ所あり、競合は多い。そこで、患者を集めるためのマーケティングは、アナ… 2021/07/08 医療経営
「あと1枚」そろわず計画先送りとなった院長の落胆 「残念ではありますが、○○日までに取下書の提出をお願いしますね。申請書類一式は、そのときお返しします」 県庁内の小さな会議室で、県の担当官からそう告げられた行政書士は、その場で崩れ落ちそうになりながら、かろうじて事務所に戻ってきました。半年前から診療所の法人化の準備を進め、3… 2021/05/26 医療経営
分院長が「不当解雇された」と主張した理由 診療所を開業して3年。経営実績を伸ばし、早々と医療法人成りを実現したA医師は、開業当初から思い描いていた分院展開を形にしようと、テナント物件の情報収集を熱心に行っていました。そうしたところ、大都市近郊の新築医療モールの情報を入手。この立地なら自分の理想の医療が提供できると考え… 2021/05/20 医療経営
現役開業医に聞いた「医師会に入るべき?」 開業予定の勤務医です。先日、知り合いから「開業するなら医師会に入っておくべきだ」とアドバイスされました。 現状、医師賠償責任保険は医師会ではなく学会のものに入っていますし、勤務先に近いところで開業することもあって、それなりに医療機関とのネットワークはあるつもりですので、必ず… 2021/03/30 医療経営 医師限定コンテンツ
開業を検討中の医師にまず考えてほしいこと 「診療所を開業する場合、何から始めればよいのでしょうか」という質問を受けることがよくあります。開業のマニュアル本には、開業に際し必要な準備、手続きなどが書かれていますが、それらに着手する前に考えておいた方がよいことがあります。今回は、そのあたりのことを書いてみたいと思います… 2021/03/18 医療経営
開業時、コンサルタントとの契約は必要? 開業済み、開業準備中の先生方に質問です。開業する際に、開業コンサルタントは活用しましたか?(していますか?) 活用した(している)先生は、どういった系統のコンサルタントを入れたのか、メリット・デメリットなどのご感想を教えてください。また、「自力開業」をした先生もメリット・デ… 2021/03/17 医療経営 医師限定コンテンツ
綱島東口内科・糖尿病内科クリニック◎生活習慣病診療の専門性を打ち出す 競合の少ない地域を選び住民ニーズに応える 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下では、専門性を打ち出すなどして差別化を図ることが平時にも増して重要になる。2020年10月に開業した綱島東口内科・糖尿病内科クリニック(横浜市港北区)では、糖尿病診療などの専門性を前面に出しつつ、近隣住民への一般診療も実施。「生活習慣病… 2021/02/19 医療経営
赤羽もり内科・腎臓内科◎対象患者を明確化し積極アピール 迷っていた専門開業、コロナが最後の後押しに 患者確保に苦労することも少なくない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下で開業し、広域から多くの患者を集めている診療所がある。2020年5月に開業した赤羽もり内科・腎臓内科(東京都北区)は、腎臓病と生活習慣病の診療に特化し、わが国では珍しい腎臓リハビリテーションを提供。開業… 2021/02/17 医療経営
リポート◎逆風下で診療所開設に動く医師たち コロナ下の開業、成功への「3つの条件」とは 「昨年は、当社が支援を予定していた開業案件が次々に延期になり、まだ予定が立っていない医師もいる」。こう語るのは、都内に事務所を構える開業コンサルタントのA氏だ。 2021/02/16 医療経営
第三者承継の契約完了後に問題続出! 民間病院で長年勤務してきた内科のA医師。50歳代のベテランで、勤務先病院の定年を見据え、自身の将来について頭を悩ませる日が多くなっていました。診療所を開業したいとの思いがありましたが、今の年齢から多額の借り入れをするのは、返済期間を考えると厳しいのではと考え、なかなか踏み出せま… 2021/02/10 医療経営
開業するなら第三者承継が望ましい? 最近、「クリニックの名前が山田医院から田中医院に変わりました。院長も山田から田中に変更します」といった事案を近隣でチラホラ目にするようになりました。このように親族間で継ぐのではなく、第三者が既存のクリニックを一定の価格で購入し、承継して院長になることを「第三者承継による開業… 2021/01/08 医師のキャリア
コロナ禍でのクリニック開業は自殺行為? これまで日本の経済危機は幾度となくありました。その中でも近年、最も大きかったのが、バブル崩壊とリーマン・ショックです。特にバブル崩壊は、「失われた20年」と言われるほど、日本の経済に長らく暗い影を落とし続けました。今回のコロナ禍、もしかするとその類の大不況がやってくる可能性が… 2020/10/09 医療経営
周囲が反対する中契約した電子カルテ、結果は… 大学病院で長年、勤務してきた内科のA医師。勤務医時代から、近隣の診療所で非常勤医師として働き、在宅医療にも積極的に関わっていました。在宅医療の提供も含め、地域住民のかかりつけ医としての役割を果たしたいとの思いから開業を志し、準備を開始しました。開業物件が決まり、内装工事や医療… 2020/10/05 医療経営
「勤務医よりも開業医の方が儲かる」は本当か まずはこちらのシミュレーション(図1)をご覧ください。45歳で開業した医師と、定年まで勤務医を続けた医師の65歳までの預貯金額の推移をグラフ化したものです。皆さんはどんな印象をお持ちになるでしょうか。 これは、今年3月末に発行した書籍『知らなきゃマズい 医師×お金のルールとマナー』… 2020/06/24 医師の職場環境
採用して初めて分かった看護師の「技術レベル」 大学病院で長年勤務してきた内科のA医師。開業後も大学病院と密に連携を図る狙いから、大学近くで開業することを決意しました。これまで診ていた患者さんが継続して受診してくれることへの期待もあったようです。 開業物件が決まり、内装工事や医療機器の業者との打ち合せも順調に進み、オープニ… 2020/05/21 医療経営
日経ヘルスケア 書籍紹介 “リアル”なクリニック経営──300の鉄則 医療機関や介護施設の運営や開業支援などを100件以上手掛けた実績のある著者が、クリニック経営の実践的なノウハウを「300 の鉄則」としてまとめた書。開業から財務管理、集患、人事労務、事業承継まで、クリニックの経営に関わる幅広いテーマについて、押さえておくべき鉄則を紹介する。… 2020/04/22 医療経営
事業計画に不安があればこの質問をしてみよう 診療所を開業準備中の医師から「事業計画を作成してもらったが、よく分からないので教えてほしい」という依頼を受けることがあります。開業をサポートするコンサルタントや医薬品卸などに事業計画を作ってもらったものの、それぞれの項目や数字がどのような意味を持っているのか、今ひとつ理解で… 2019/12/27 医療経営
古巣からスカウトした職員、信頼していたのに… 以前の勤務先病院で一緒に働いたことのある男性の事務職員B氏が「転職を考えている」とA院長に相談を持ち掛けてきました。B氏は別の病院に転職することを考えていましたが、A院長はB氏の人柄を評価しており、仕事もきちんとこなしていると聞いていたため、自院にスカウトしたいと考えました。… 2019/12/17 医療経営
「格安開業」の話に乗った医師の失敗 大学病院に勤務するS医師(当時40歳代)は、数年前から診療所の開業を考えていましたが、資金もツテもありませんでした。そんな中、「格安開業」という言葉にひかれてネットの広告を見てみたところ、新しく開設される高齢者住宅の1階に、なんと自己資金ゼロで開業できると書いてありました。軽く… 2019/11/08 医療経営
開業時の投資額の決定(後編) 開業前、看護師からの要求で思わぬ出費が! 前回に続き、開業投資額の設定の考え方と、抑制のためのポイントをご紹介します。今回取り上げるのは、機器・材料費と運転資金です。医療機器に関しては、「勤務医時代に使っていたから」ということで、慣れ親しんだ機器を導入する医師が少なくないのですが、診療所では使用頻度が少なかったり、… 2019/10/17 医療経営
開業時の投資額の決定(前編) 開業が1カ月遅れる誤算、背景に業者選定の問題 診療所の開業で、投資額をどの程度に設定するかは、医師の経営理念(地域医療にどのように関わっていくのか)や診療方針(理念を実現するために、どのような患者属性をターゲットとして何をするのか)によって変わってきます。資金計画表を作成してみて、投資額が調達可能額を上回るようであれば… 2019/10/08 医療経営
求職者にも業者にも「辞退」された院長の反省 開業してもなかなか黒字にならない先輩開業医を何人も見てきたA医師は、とにかく低コストで開業して、できるだけ早く黒字化することを目指していました。また、患者確保のためには、スタッフに高いレベルで仕事をしてもらって差別化を図る必要があると考え、優秀な人材を採用するための手立ても考… 2019/08/08 医療経営
「物件を決めてから資金調達」に潜むリスク これまで多くの新規開業のコンサルティングを手掛けてきましたが、最近では、開業物件が決まってから資金調達の相談に来られる方が目立つようになりました。このところ地方銀行が診療所の新規開業融資に積極的に取り組んでいるので、「物件を決めたけれど資金調達先が見つからない」というケース… 2019/08/06 医療経営
誰も教えてくれなかったプライバシー対策 開業します!と世間に公表したわけでもないのにどうやって情報を入手するのか、開業予定の半年くらい前から「開業のお手伝いをします」という連絡が頻繁に届くようになった。始めからコンサルタント会社に頼ることは考えていなかったので、そういった会社から直接連絡が来ても面会に至ることは多… 2019/06/07 医療経営
銀行に開業融資を断られた医師のその後 前回、地元の地方銀行とメガバンクの支店から開業融資を断られた医師のケースを紹介しました。開業サポート事業者から提案されたノンバンクからの借り入れプランに不安を抱き、筆者に相談が寄せられたため、日本政策金融公庫を選択肢に加えるようアドバイスしました。その後、A医師から「日本政策… 2019/06/06 医療経営
特集◎医師人生「後半戦」の落とし穴《3》事例に見るリスク回避策(1) 無借金・超軽装で開業に伴うリスクを回避 野村 祐二 氏(くにたち富士見台在宅支援クリニック) ベテラン開業の落とし穴の1つが、過剰投資だ。多額の借り入れを行うと、自身が長期療養せざるを得なくなった場合などに、返済できなくなるリスクがある。そうしたリスクを回避すべく、超低コストで開業した医師のケースを紹介する。… 2019/05/29 プライマリケア
看護師の採用に“コツ”はあるか 前回の冒頭で述べたように、「開業してよかったことは?」と尋ねられるといつも「スタッフと共に働けること」と答えている。その逆に「開業してもっとも大変なことは?」に対する答えは「良きスタッフを見つけること」である。… 2019/05/24 医療経営
特集◎医師人生「後半戦」の落とし穴《1》診療所開業 ベテラン開業に5つの落とし穴、「過少投資」にも注意 定年を間近に控え、診療所の開業を検討し始めたA医師のもとに、ある案件が持ち込まれた。高齢者住宅を運営する事業者が、施設内に併設診療所を開業してくれる医師を探しているというのだ。内装などの費用は事業者側が負担するという条件だった。… 2019/05/16 医師のキャリア
事業者作成の開業資金計画に医師が抱いた不安 先日、西日本で整形外科クリニックを開業予定のA医師からメールが届きました。当社の顧問先である診療所院長の大学後輩の方で、資金計画に関し悩んでいたところ、このコラムを読んで連絡されたとのことでした。 A医師は、新規開業サポート業者のB社から、オフィスビル1階にある100坪のテナント物件… 2019/05/15 医療経営
熱心な看護師と受付スタッフはどこにいる? 「開業して良かったことは何ですか?」と尋ねられるといつも「スタッフと共に働けることです」と答えている。短い人生の貴重な時間を一緒に過ごし、患者が健康になれるように共に努力をするのである。スタッフと話し合いを重ね“一体感”を自覚できたとき、僕は最高に幸せを感じる。この喜びは何… 2019/05/10 医療経営
開業の融資獲得に準備した2つの“秘密兵器” 開業することを決意したのはいいが僕には資金も場所も支援してくれる人もない。それ以前に開業できるだけの知識や技術、経験があるのか、という問題がある。これから場所を探して融資を受けられたとしても一年くらいはかかるだろうから、それまでになんとか一人前になっていなければならないわけ… 2019/04/19 医療経営
医師は感謝を期待してはいけない 稲盛和夫氏の「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉を何度も反すうし、開業したいという気持ちに「私心がない」といえないのではないか、と考え始め数カ月悩んだが全く答えは見えてこない。だがあるとき、およそ3カ月ぶりに訪れたタイのエイズ施設でこの問題の「解決の糸口」が見つかった。… 2019/04/05 プライマリケア
「スタッフ採用ゼロ」で開業した医師のその後 前回、スタッフを1人も採用できないまま開業日を迎え、夫人と親戚の大学生に頼んで急場をしのいでいる医師(B医師)のケースを紹介した。今回は、筆者がB医師にアドバイスした内容を中心に紹介したい。B医師がスタッフの確保に苦戦した理由の1つは、開業が2カ月遅れて12月となってしまったことに… 2019/03/12 医療経営
「20日間無料」のサービスに申し込んだら… ある日、クリニックに求人広告の営業電話がかかってきました。「求人はネット媒体が一番効果があります。当社は、ネット広告掲載から20日間は無料ですから、とりあえず掲載してみませんか。無料期間が終了する前に連絡しますから、継続して広告されるようであれば、そのときに料金をご案内します… 2019/02/12 医療経営
職員を採用できずに開業した医師が語った事情 昨年、顧問先のA医師から電話がかかってきた。「大学後輩のB医師が内科系のクリニックを開業し、10日経過したけれど、スタッフの求人に苦戦しているようなので、相談に乗ってもらえないだろうか」とのことだった。こうした相談に対応する場合、相手先のB医師の開業を支援した会社や、開業後の運営… 2019/01/15 医療経営
医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会 医師が多い地域での新規開業に「条件」、2020年度から 在宅医療や初期救急医療など地域に必要な医療機能を担うよう求める 厚生労働省「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会が12月26日に開かれ、地域における外来医療の提供体制の確保のあり方について議論した。外来医療機能の偏在を解消するため、外来医師数が多い地域で新規開業する場合、在宅医療や初期救急医療など地域に必要な医療機能を担うよう求… 2018/12/28 医療経営
診療所の開業資金、メガバンクも貸してくれる? 前回と前々回のコラムで、新規開業融資における最近の地方銀行の取り組みを紹介しました。今回は、メガバンクの対応を見ていきたいと思います。開業を検討している医師から、「メガバンクは小さな診療所の開業資金も貸しているのか」とよく聞かれますが、日本のメガバンクである三井住友、三菱UFJ… 2018/12/06 医療経営
同級生が設計してくれた医院に思わぬ落とし穴 整形外科のA医師は、勤務医として手術を続けていくことに体力的な限界を感じ、生まれ故郷に帰ってクリニックを開業しようと思い立ちました。今は誰も住んでいない実家があったので、取り壊してクリニックを新築し開業することにしたA医師。どこに設計を依頼しようかと悩んでいたところ、たまたま… 2018/11/20 医療経営
開業好適物件に巡り合えた医師の情報源 前回、地方銀行が診療所の開業融資に積極的になっていることを紹介しました。融資だけでなく、不動産情報の提供、診療圏調査、事業計画の作成などの開業支援サービスを手掛けるケースも多くなっています。各行はこのサポート体制の拡充を図っており、本店に医療推進チームを設立して開業サポート… 2018/11/07 医療経営
新サービス続々、地銀が開業融資を重視する事情 顧問先のA医師から「非常勤で勤務している知人のB医師が、地元に戻って新規開業を検討しているので相談に乗ってあげてほしい」との連絡を受けました。B医師は、金融機関からの借り入れに関して車のローンしか経験がなく、両親も自宅の住宅ローンの経験しかないとのこと。住宅ローンの返済は既に終… 2018/09/19 医療経営
医院承継後も財布の紐を握り続ける親の気持ち 前回、親の診療所に戻ってきたものの、なかなか院長職を譲ってもらえないA医師のケースを紹介しました(前回記事はこちら)。実は、承継を巡り親子の間がぎくしゃくすることは珍しくはなく、既に親の診療所を承継した医師は、程度の差こそあれ、経験していることと思われます。A医師に対して筆者は… 2018/09/03 医療経営
親が開業した町が衰退、承継すべきか迷う子息 医学部入学時は親の診療所を承継するのが既定路線と考えていたものの、結局承継を断念するケースは多々見られます。その要因として最近目立つのが、「親が開業している地域の将来性に問題がある」というもの。先日も、耳鼻咽喉科のA先生から「数年以内に親の診療所を承継する考えだったが、立地… 2018/06/06 医療経営
医院の開設工事に着手、地中から出てきたのは… 耳鼻咽喉科のA医師は、現在の勤務先病院の近くに競合クリニックが少ないこと、新築マンションの開設により小児人口が増えていることから、その地域で戸建て診療所の開業を検討することにしました。地元で不動産業を営むB社に相談したところ複数の候補地を提示され、その中から、スーパーマーケッ… 2018/05/17 医療経営
親子承継では親のしがらみを断つ勇気を! ある会社から依頼されて開業セミナーの講師を務めたときのこと。終了後に勤務医のA医師から「父親の内科医院を承継予定です。3カ月程度の患者引き継ぎ期間が終わった時点で院長を交代し、医院経営を任せたいと父から言われています。これから何をすればいいのか全く分からないのでアドバイスして… 2018/05/07 医師のキャリア
コスト削減を意識しすぎた医師が陥った罠 クリニックの開業を決意してから、開業希望者向けのセミナーに幾つも参加してきた小児科のA医師。初期投資をできるだけ抑え、固定費も抑えることで損益分岐点を下げ、事業の失敗リスクを減らすのが重要だということを学びました。そこで開業準備に当たっては、初期投資と固定費の削減を常に意識。… 2018/03/20 医療経営
「人件費がもったいない」が招いた職員の離反 今回ご紹介するのは、西日本の都市部に立地する内科クリニックの事例だ。同クリニックが立地する地域は交通アクセスなどの面で、もともと人材採用に有利な土地ではなく、開業時には苦労の末、常勤の医療事務と看護師を辛うじて1人ずつ採用できた。スタッフの確保は今も決して容易ではなく、院長夫人… 2018/03/13 医療経営
順調に進んでいた承継話が破談になったわけ 懇意にしているA信託銀行の財務コンサルタントから、「当行の顧客で相続対策の提案をしているB医師から、診療を引き継いでもらえる医師を探してもらえないかという申し出があった」という連絡を受けました。「診療所の所在地は近畿地方のC市郊外の住宅街、経営は順調だが70歳代と高齢のため、2~3… 2018/01/22 医療経営
涙ぽろぽろの職員も…ハラハラし通しの忘年会 医院主催の飲み会は、医院側の金銭的な負担が重い上に、私自身の神経がすり減ることも少なくない。お店選びでは、患者さんが店員として働いていたり、客として来店している患者さんが居合わせると内輪の話が漏れ伝わる危険性があるので、可能な限り個室を取る。会話の内容も、院外の人に聞かれて… 2018/01/04 医療経営
私の手当はなぜ少ない? 膨らむ疑念に院長は… 内科のA診療所は、パートタイマーを入れて職員数が12人。開業して5年が経過したところだが、最近、院長と職員たちの間に溝が生じつつある。処遇に関するルールの運用が曖昧で、職員から疑問の声が出てきているのだ。… 2017/12/27 医療経営
入居が少ない医療モール、薬局にも逃げられ… 内科、外科、胃腸科で開業を検討していたA医師。これまで勤務していた病院の最寄り駅にある商業施設に医療区画ができるとの話を聞きつけ、その場所で開業することを決めました。診療所用のスペースは3区画計画されており、保険薬局は別のフロアに区画が計画されていました。… 2017/12/21 医療経営
本院と分院の院長が対立、分院長退職の事態に 呼吸器内科の専門性を生かして首都圏で開業したA医師。当初から、早めに医療法人化することで分院を複数展開し、いずれは医療法人の理事長として経営に専念したいと考えていました。 2017/12/05 医療経営
承継に適していない医院を見極める3つの質問 懇意にしている銀行の担当者から、「大阪市内の内科診療所を引き継いでくれる医師はいないだろうか」と相談を受けました。事情を尋ねてみると、現院長は銀行にとって優良な顧客だが80代と高齢のため診療を続けるのは難しく、親族に後継者もいない。そこで第三者の医師に診療所(土地、建物、診療… 2017/11/07 医療経営
休憩室の会話の中身にショックを受けた院長 30代で開業を志した小児科のA医師。オープニングスタッフとして採用した職員の中でも最も期待していたのが事務職のBさんでした。過去に小児科クリニックの勤務経験があり、レセプトのチェックやオンライン請求、審査支払機関からの返戻に対する再審査請求手続きなど、一通り経験してきたとのこと… 2017/11/02 医療経営
「資格を取得してから開業」のはずが… 大都市圏で外科系診療科のクリニック開業を希望していたA医師は、ご自身の親が開業医(他科)だったこともあり、できるだけ早く開業したいと考えていました。 2017/09/20 医師のキャリア
「医療専門」を掲げる弁護士や税理士の落とし穴 弊社で「日経メディカル」や「日経ヘルスケア」の編集部に所属し医療経営や医療訴訟の分野を担当する記者は、医療機関以外に弁護士、税理士、コンサルタントなどへの取材を通じて普段から情報を入手し、記事作成に生かしている。各業界には医療分野の専門家として名の通った方々がおられ、編集部… 2017/08/24 医療経営
開業物件を決められない医師が陥りがちな罠 診療所開業を決意し、多くの物件を見て回ったものの、なかなか決められないという方は結構いらっしゃいます。内科で開業を考えていたA医師も、そんな先生の1人でした。幾つかのテナント物件が候補として挙がりましたが、なかなか決まらないのです。理由の1つが奥様の反対でした。… 2017/08/21 医療経営
希望時期に退職・開業できなかった医師の誤算 今の病院に丸十年勤務し、診療統括部長のポストにも就いている内科のA医師。開業場所は決まっていませんでしたが、勤務先の病院に迷惑を掛けないようにと、1年半後に退職する旨を院長に伝え、了承を得ていました。… 2017/08/03 医療経営
ネットでは公開されない「優良開業物件」 これまでの連載では、開業の立地や物件を吟味する際のポイントを紹介してきました。今回は、「候補地・物件の探し方」に焦点を当ててみたいと思います。 2017/07/20 医療経営
解雇された職員、撤回求め院長に交渉を要求 整形外科クリニックを開業して10年になるA院長。これまで、スタッフの労務管理に関して特に大きな問題なく運営してきましたが、スタッフによるパワーハラスメントの問題に直面することになりました。 2017/06/27 医療経営
大型マンション近くでも埋まらない医療モール 前回、契約条件など、実際に物件を外から見ただけでは分からない開業物件のチェックポイントを紹介しました。今回は、このコラムの5月10日の記事でご紹介した現地調査に関して、開業形態(テナントビル、クリニックモール、戸建て)別のより詳細なチェック項目と、どのような場合に好評価と判断で… 2017/06/22 医療経営
オーナーが倒産寸前! 危ない物件の見分け方 眼科診療所を開業しようとしていたA先生が、ある方の紹介で筆者の事務所を訪れたのは3年ほど前のことでした。開業する地域を決めて、休日に不動産屋を回った結果、駅前一等地のテナント物件を見つけた。この物件での開業を希望していて、既に準備に着手しているが、問題がないか念のため確認した… 2017/06/21 医療経営
『日経ヘルスケア』2017年6月号より 図面で比較! 診療所の良い改修、悪い改修 【質問】業者選定の注意点は?当診療所は、開業時に戸建てで新築してから30年がたちます。内装やレイアウトが古く、尿検査の際は、患者が検尿カップを受付まで持参しなくてはならない構造になっています。全面的にリフォームしたいと考えていますが、業者を選ぶ際にはどのような注意が必要ですか。… 2017/06/20 医療経営
職員旅行は「国内1泊2日」から「ハワイ1週間」に 「看護師ゼロ」の医院が「週休3日制」実現へ 「患者数が伸びない」「スタッフに自分の意図が伝わらない」「待ち時間を短くできない」─―。医療機関の経営者の悩みは、何かと尽きないものです。医療・介護の経営誌『日経ヘルスケア』は、6月号から新コラム「宮原院長の実践! 新クリニック経営術」の連載をスタート。宮原先生の取り組み(失… 2017/06/16 医療経営
内覧会でPRした手術、手続き漏れで実施できず クリニックを開業して診療を行うためには、行政機関に様々な届け出を行う必要があります。今回は、日帰り手術を売りにしたクリニックを開業しようとした医師が、痛恨の手続きミスにより、開業当初に手術を実施できなかったという事例をご紹介します。… 2017/05/29 医療経営
開業好適物件を見極める10のチェックポイント 診療圏調査報告書で数多くの来院患者を見込めるという結果が示された不動産物件を見に行くと、実は大きなマイナス要素があったというのは、時々聞く話です。逆に、診療圏調査で駄目出しされた物件を見てみたら、調査で指摘された問題点が大きな問題ではないことが分かったということもあります。… 2017/05/10 医療経営
銀行さん、昔の仕打ちを覚えていますか? 夫はバブル期に、勤務先病院の近くで開業した。しかし、出身地ではない上、親も開業医ではない。そんな夫の身の上に地元銀行は厳しかった。融資を受けたいと思って窓口に行くと、対応した銀行員は、「担当者が不在なので後ほどご連絡ください」とそっけない。さらに、後日電話しても担当者はいつ… 2017/05/01 医療経営
初めてのレセ請求、期限間際に思わぬ問題が発覚 インターネットが普及した現在、クリニックでも電子カルテやCR(デジタルX線画像処理)システムの保守業務などでインターネット回線を使用しますし、レセプト請求もオンラインで行われるようになっています。そうした状況の中、開業初月のレセプトをオンラインで請求しようとしたもののデータを送信… 2017/04/18 医療経営
「ここで開業すれば患者○○人」の落とし穴 今回も続編として、診療圏調査報告書のチェックポイントをご説明したいと思います。報告書の作成者が「最大のセールスポイント」としているのは、多くの場合、「開業候補地における1日当たりの推計患者数」です。しかし、この数字をうのみにするのではなく、根拠をしっかり確認する必要があります。… 2017/04/06 医療経営
実態と乖離、ずさんな開業計画書に要注意 開業地を決める際の重要な材料となるのが「診療圏調査」。候補地の様々なデータを収集し、候補地に出向いて周辺環境や居住者、競合診療所を視察して、候補地で開業すべきか否かの評価を行うことを目的としたものですが、その報告書は首をかしげたくなるような内容のものも散見されます。… 2017/03/29 医療経営
これで確定申告できるの? 頼りない税理士に怒り 勤務医から開業医になって、新たにやらないといけない仕事の1つが医院の経理に関する業務。日々の経理関係の資料整理、それを通じた各種取引企業への振込手続き、クリニックの経営状況の把握などが挙げられます。奥様の力を借りたり、税理士などの協力がうまく得られれば院長の負担は減りますが、… 2017/03/21 医療経営
コンサルタントが憂慮する「無理筋」開業の実態 「ずっと反対していたのに、先生は結局、診療所を開業してしまった。果たしてうまく経営できているのか……」。この道30年というベテランの医業経営コンサルタントA氏が、不安そうな表情で語り始めた。医師のクリニック開業を支援する立場のコンサルタントが、開業を思いとどまるよう説得し続けた… 2017/03/09 医療経営
院長を落胆させた「即戦力新人」の仕事ぶり 今回ご紹介するのは、西日本の都市部で内科系クリニックを開業したA医師のケースだ。開業前に事務職員の募集を検討していたところ、知人から実務経験者を紹介したいという申し出を受けた。開業予定地の近くに住んでいるのだという。オープニングスタッフの中に医療事務経験者がいると非常に助かる… 2017/02/27 医療経営
ネットを駆使してライバル医院の情報をつかめ! 前回、開業に関するサポート事業者を選ぶ際の留意点をご紹介しました(関連記事リンク)。サポートの利用には様々な形がありますが、いずれにせよ私が強調したいのは、医師がご自身で情報収集したり判断することも大切だという点です。… 2017/02/07 医療経営
承継開業後に患者数が半減! 誤算の理由は… 診療所を新規開業しても立ち上がりに苦戦する例が珍しくない中、既存の診療所を事業承継するケースが増えてきています。開業コストを減らせるほか、それまで通院していた患者を引き継げるのが事業承継の大きなメリットですが、今回はその利点が生かされなかった、つまり患者をあまり引き継げなか… 2017/02/02 医療経営
休日当番日に来院する困った患者たち 当院が所属している地区医師会では、輪番による休日当番制を敷き、各診療所で休日対応をしている。あくまで急患への対処が目的で、慢性疾患の診療は行わないのがルールだ。 2017/02/01 医療経営
透明化迫られる病医院の関連法人、取引実態が閲覧可能に 昨年9月、改正医療法が施行された。柱の1つが医療法人制度の見直しだが、法人運営の変更点など周知が進んでいない部分もあるようだ。特に1人医師医療法人など、小規模な医療機関の経営者が知っておきたい改正点を、東日本税理士法人副所長で税理士の坂田茂氏に解説してもらった。… 2017/01/19 医療経営
コンサルが付いたのに開業失敗! 契約時の注意点は 開業準備は長期間にわたり、その間、自分の人生を左右するかもしれない決断や今まで一度も経験したことのない交渉を行う必要があります。プライベートな時間である勤務時間外や休日に様々な準備作業をこなしていくことになり、気が休まらないという方も多くいらっしゃいます。… 2017/01/10 医療経営
最近の医院建築、おしゃれなのはいいけれど… 夫が開業した頃と違い、最近は医院建築を手掛ける業者が増え、利用する側の選択肢も増えてきた。そのためか、しゃれたデザインの戸建て診療所が増えているように思う。しかし、「その造りでよいのだろうか」と感じるものも中にはある。… 2016/12/27 医療経営
信頼していた電子カルテのデータが消失! 電子カルテは診療の記録をするだけでなく、データを経営分析に活用することもできて便利なツールですが、「もしデータが消えてしまったら…」という不安を抱いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。今回は、開業から数年後に、一部のデータが消失していたことが発覚した事例をご紹介… 2016/12/22 医療経営
『日経ヘルスケア』2016年12月号より 院長夫人が職員たちと対立、講じるべき対策は? 10年前の開業以来、妻が事務長として勤務しています。妻は経営について素人だったのですが、よく勉強し働いてくれています。ただ最近、職員の退職が相次ぎました。後から知ったのですが、妻と職員との間に確執があったようです。院長の妻が労務管理を行う上でのポイントを教えてください。(58歳男… 2016/12/20 医療経営
職員が無断で深夜のバイト、処分できるか? Aクリニックは大都市圏に立地する内科の無床診療所だ。開業5年目を迎えて患者数も安定し、堅調な業績を維持している。「B子のことで相談したいことがあるんですけど……」。ある日院長は、事務職員のC子から相談を受けた。B子は同クリニックの事務職員。同僚のC子がたまたま、自宅やクリニックか… 2016/12/14 医療経営
その開業話、本当に進めても大丈夫ですか? 日経メディカル Onlineの読者の方々の中には、診療所の開業を計画していたり、将来の開業を視野に入れている先生方も一定数いらっしゃることと思います。しかし、いざ情報を集め始めても、「知りたいと思っていることにダイレクトに答えてくれるものが案外少ない」という印象を持たれた方も少なく… 2016/12/08 医療経営
開業4年目の私が医院経営の勉強会を作ったわけ はじめまして。静岡県袋井市で溝口ファミリークリニックを開設しております溝口哲弘と申します。開業4年目という「若手」のクリニックで、内科、小児科などを標榜しています。開業したら人事・労務、広報、会計、コミュニケーションスキル、リーダーシップなど多種多様な事柄を実践する必要があり… 2016/12/07 医療経営
開業日未定でも開業スタッフ確保の秘術 こんにちは、原田文子です。2016年も残りわずかとなりました。迎える2017年、皆さんはどんな年にしたいですか? 2017年の夢や目標などはあるでしょうか? 私は今、群馬県安中市磯部に「文子(あやこ)まごころ診療所」の開業準備中で、2017年にはいよいよ開業できそうです。… 2016/12/05 医療経営
危うく「事故物件」のビルで開業することに… クリニックの開業に当たって、どの先生も頭を悩ませるのが開業場所の選定でしょう。今回は、テナント物件がなかなか決まらなかった医師が、ようやく希望条件に見合う物件を見つけたものの、いわゆる「事故物件」で、危うくそこで開業しそうになったという事例をご紹介します。… 2016/11/22 医療経営
『日経ヘルスケア』2016年11月号より 失敗例に学ぶ、親子承継への準備の勘所 診療所を開設して20年。息子が医師免許を取得したので、できれば10年後をめどに診療所を承継してほしいと考えています。幸い、息子は消化器内科医を目指しているので、私が診ている患者を引き継いで診療するスキルは身につけてもらえそうです。今から承継に向けて、どんな準備をすればよいでしょう… 2016/11/15 医療経営
一流ホテルの残念な対応に触れ自院を省みる 「一流とはなんぞや!?」。先日、当地で一流と名高いホテルで、日ごろお世話になっている人たちとの懇親会を開いた際、一流とは思えない対応を受けてこんな疑問を抱いた。 2016/11/08 医療経営
日経ヘルスケア特集◎診療所経営が上向く12のヒント《4》 未収金回収は金額に応じて「作戦」を使い分け 患者トラブルも院長にとっては頭の痛い問題。事務長などがいなければ、院長が自ら対処しなければならない。ここでは未収金問題やクレーマー患者への対策の要点を紹介する。 2016/11/02 医療経営
開業早々「詐欺」に引っ掛かった院長の後悔 クリニックの開業直前・直後は、慣れない作業を数多くこなさなければならないため非常に忙しく、ともすればバタバタして事務作業が大雑把になりがちです。今回は、そうした状況に乗じたと思われる広告関連の詐欺商法の事例をご紹介します。… 2016/11/01 医療経営