お金を払ってくれない患者への法的措置は 来局時に「お金が足りない」と調剤医療費の一部負担金の支払いが滞っている患者がいます。その後数回、電話での服薬指導による薬の交付が続き、毎回「明日払う」と言うものの支払われません。未収金の回収方法を教えてください。(30代、管理薬剤師)… 2021/01/20 行政・制度
2021年度介護報酬改定が決定 全サービスの基本報酬を半年間、0.1%上乗せ 科学的介護情報システム「LIFE」を2021年度から運用 社会保障審議会・介護給付費分科会は2021年1月18日、2021年度介護報酬改定の改定案を了承し、各サービスの報酬単価を含めた改定の全体像が判明した。改定率は+0.70%で、全サービスの基本報酬を基本的に引き上げ。さらに改定率の0.05%は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への特例的な評価とし… 2021/01/19 行政・制度
NEWS◎COVID-19で感染症法が改正へ 罰則規定に部会では慎重な意見相次ぐ 厚生労働省は2021年1月15日、厚生科学審議会感染症部会を開催。新型コロナウイルス感染症対策における感染症法・検疫法の見直しについて議論が行われた。感染症法見直しについて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の法律上の位置付けなどには異論が出されず、おおむね了承されたものの、入院… 2021/01/18 感染症
乳幼児12点加算の対面ルール明確化に思う 2020年12月15日に発出された事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その31)」で、6歳未満の乳幼児に対する調剤で、特に必要な感染予防策を講じた場合に12点が算定できるということが明示されました。… 2021/01/15 薬剤師
オンライン診療、研修の受講漏れに注意を 師走の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。国の政策として、医療の効率化などを目的としてオンライン診療が推進されています。今回は、オンライン診療の運用上の留意点や、関連する診療報酬項目の算定上の留意点などについて解説します。… 2020/12/29 医療経営
規制改革推進会議の実施事項に 「0410対応」は新型コロナ収束まで着実に実施 オンラインの恒久化、21年夏めどに骨格取りまとめ 2020年12月22日、内閣府の規制改革推進会議の第9回会合が開催され、当面の規制改革の実施事項としてオンライン診療・服薬指導の恒久化が挙げられた。初診からの実施を可能とし、希望する患者が幅広く利用できる現在の時限的措置(0410対応)について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束す… 2020/12/24 行政・制度
適時調査 適時調査とは、施設基準を届け出た保険医療機関について、地方厚生局の担当官が現地に赴き、基本診療料や特掲診療料の各要件を適切に満たしているかを確認する調査のこと。現地での調査は当面の間、医科(病院)のみを対象にしている。要件を満たしていないと判断されれば、診療報酬の返還などが… 2020/12/24 医療経営
政府が2021年度予算案を閣議決定 厚労予算案は0.5%増の33兆円超、2020年度3次補正と一体的な「15カ月予算」 政府は2020年12月21日、2021年度予算案を閣議決定した。厚生労働省予算案は、前年度比0.5%増の33兆1380億円で、うち社会保障関係費は同0.5%増の32兆7928億円。医療が同1.5%減の12兆799億円、介護が同2.4%増の3兆4862億円だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響で医療費は国… 2020/12/23 行政・制度
介護給付費分科会が審議報告を取りまとめへ 2021年度介護報酬改定、改定率はプラス0.70% COVID-19の特例的対応は0.05% 厚生労働省は2020年12月18日、社会保障審議会・介護給付費分科会を開き、2021年度介護報酬改定の審議報告をおおむね取りまとめた。今後、委員の意見を参考に若干の修正を加え、最終版を年内にも同省ホームページに公表する。17日の大臣折衝を経て改定率も決定し、2021年度の改定率は+0.70%となった… 2020/12/19 行政・制度
新型コロナの特例的な対応 21年4月から調剤報酬は全患者で4点加算に 「乳幼児の12点加算」は21年10月以降は6点 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2020年12月18日に開催され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を踏まえた診療に関する特例的な対応を議論。厚生労働省は、調剤報酬に関して2021年4月から処方箋受け付け1回当たり4点を加算できるようにすることを提案し、委員はおおむね了承した。… 2020/12/19 薬剤師
2021年度予算案の策定に向けた厚労・財務の大臣折衝合意で点数設定 初再診5点、入院1日10点の報酬上乗せへ COVID-19への特例的対応、調剤は1回当たり4点、訪問看護は50円を加算 厚生労働省は2020年12月18日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる特例的な対応として、医科と歯科の初診・再診について1回当たり5点、入院は1日当たり10点(入院料問わず)、調剤は1回当たり4点、訪問看護は1回当たり50円を算定できる… 2020/12/18 行政・制度
機能評価係数 機能評価係数とは、DPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)に基づいて請求を算出する際、入院基本料や検査、投薬などを含む包括評価にかけ合わせる、医療機関別係数の種類のこと。医療機関別係数は、包括部分の出来高報酬相当の平均点数を係数化した基礎係数、機能評価係数I、機能評価係数II、… 2020/12/18 医療経営
政府の全世代型社会保障検討会議が最終報告、外来の定額負担の対象病院も拡大 後期高齢者2割負担、年収200万円以上に 政府の全世代型社会保障検討会議の最終報告案が2020年12月14日に取りまとめられ、15日に閣議決定された。主要な論点の1つだった後期高齢者(75歳以上)の医療費の窓口負担割合については、2割負担への引き上げの対象を所得上位30%に設定することで決着した。施行時期は2022年度後半で、2021年の通… 2020/12/16 行政・制度
COVID-19の特例措置、回復患者受け入れの報酬も3倍に 6歳未満の乳幼児外来、診療報酬100点上乗せ 厚生労働省保険局医療課は2020年12月15日、6歳未満の乳幼児の外来診療に100点を上乗せするなどの特例措置を認める事務連絡を発出した(「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱いについて(その31)」)。14日に持ち回りで開催された中央社会保険医療協議会(中医協)での了… 2020/12/16 行政・制度
2021年度介護報酬改定 薬局の管理栄養士業務、介護報酬でも対象外へ 薬局はまたも“蚊帳の外”? 2020年12月9日、厚生労働省の社会保障審議会・介護給付費分科会が開催され、2021年度介護報酬改定に関する審議報告について議論した。報告案には、事業所外の管理栄養士による居宅療養管理指導の評価も盛り込まれたが、薬局に所属する管理栄養士や、薬局が併設した栄養ケア・ステーションの管理栄養… 2020/12/15 薬剤師
社会福祉連携推進法人の付帯業務等を議論 厚労省検討会、付帯業務や寄付の制限の在り方に意見相次ぐ 厚生労働省の「社会福祉連携推進法人の運営の在り方等に関する検討会」が2020年12月10日に開催され、社会福祉連携推進法人(以下、連携推進法人)の付帯業務や寄付等の在り方について議論した。社会福祉の連携推進を目的とした業務以外の付帯業務について厚労省は、全体の事業規模の過半に満たな… 2020/12/14 行政・制度
介護給付費分科会が2021年度介護報酬改定の審議報告案 通所リハの包括報酬は21年度改定に盛り込まず 訪問看護の人員配置基準「看護職員6割以上」の追加も見送り 厚生労働省は2020年12月9日、社会保障審議会・介護給付費分科会を開催し、2021年度介護報酬改定に向けた審議報告案について議論した。審議報告案では、2021年度改定における追加・変更項目をこれまでの議論で示されていた5つの横断的テーマに沿って提示。その中に、以前の分科会で提示されていた… 2020/12/12 老年医学・介護
地域医療構想ワーキンググループ、今後の議論の方針を了承 公立・公的病院等の再検証はCOVID-19状況を見て検討 厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」は2020年12月9日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応を踏まえた今後の医療提供体制の構築に向けた考え方(案)」の中の地域医療構想に関する部分について、座長預かりで了承した。考え方案は、親会に当たる「医療計画の見直し等… 2020/12/10 医療提供体制
新興感染症の医療計画への追加、厚労省が考え方案 外来機能報告書案も提示、医療計画の見直し等に関する検討会が了承 厚生労働省は2020年12月3日、「医療計画の見直し等に関する検討会」を開催し、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応を踏まえた今後の医療提供体制の構築に向けた考え方(案)」と、「外来機能の明確化・連携、かかりつけ医機能の強化等に関する報告書(案)」を提示し、同検討会で了承され… 2020/12/09 感染症
2021年度介護報酬改定 ケアマネへの情報提供を居宅療養の運営基準に 狙いは多職種間の情報共有促進 厚生労働省の社会保障審議会・介護給付費分科会が2020年12月2日に開催され、介護サービスの運営基準の見直しについて議論した。この中で厚労省は、薬剤師による居宅療養管理指導について、居宅介護支援事業者などへの情報提供を、運営基準に盛り込むことを提案した。… 2020/12/08 薬剤師
初・再診の一定額を保険給付から控除し、その同額以上を上乗せ 紹介状なし大病院受診、定額負担を増額へ 厚生労働省社会保障審議会・医療保険部会は2020年12月2日、紹介状なし患者の大病院受診時の定額負担(選定療養)について、初・再診について一定額を保険給付から控除し、それと同額以上に定額負担を増額することを了承した。ただしこれまでの議論において、保険給付からの一定額の控除に対して医… 2020/12/08 医療提供体制
実務実習充実に向け大学と実習施設の連携求める 第4回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 厚生労働省は2020年11月25日、第4回「薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会」を開催し、6年制となった薬学教育および薬学実務実習、4年制大学院(博士課程)について議論した。まず、文部科学省高等教育医学教育課が薬学教育の概要を説明した。この中で、06年4月から6年制学部が、12年4月… 2020/12/02 行政・制度
特例措置で分かった、オンライン診療の良い適応 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を踏まえ、感染防止のため初診を含む電話・オンライン診療が時限的・特例的対応として認められている(関連記事:オンラインによる初診が時限的に解禁)。厚生労働省によると、電話・オンライン診療を実施できるとして都道府県に登録した医療機… 2020/12/02 医療情報
まるで中国語!?「発熱外来診療体制確保支援補助金」編 その難解な申請法と報告義務の数々、そして僕は途方に暮れる 11月6日、私は着慣れないネクタイ姿で、演者として地区医師会の会議室に立っていた。しかも、演題は医療の話ではなく、事務手続きの話。緊張しないわけがない。 見慣れない服を着た 君が今 出て行った 遡ること10月6日、東京都医師会が地区医師会感染症担当理事を集めて会議を行った。こ… 2020/12/02 感染症
2021年度介護報酬改定 居宅療養指導にもオンライン服薬指導を容認へ 介護給付費分科会で提案、薬機法改正や調剤報酬が後押し 2020年11月16日に社会保障審議会・介護給付費分科会が開催され、厚生労働省は2021年度介護報酬改定に向けて薬剤師による居宅療養管理指導でオンラインによる服薬指導を行った場合の評価の新設を提案し、おおむね了承された。… 2020/11/26 薬剤師
東京都のCOVID-19死亡例、診断から死亡までの日数が縮小傾向に COVID-19重症化率・致死率の悪化の兆しなのか 受診の遅れで重症化の例も、早期受診を促すべきとき 東京都の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡例において、気になるデータが出ている。9月以降、診断から死亡までの日数が短くなる傾向が強まっているのだ。背景には、高齢者や基礎疾患がある人への感染拡大が見られる上に、発症から受診までの時間が長い「受診遅れ」の例も散見される。重症… 2020/11/25 感染症
医療計画の見直し等に関する検討会が了承、第8次計画(2024年度開始)から 「新興感染症等」を医療計画の事業に追加へ 厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」が2020年11月19日に開かれ、「新興感染症等の感染拡大時における医療」を医療計画の記載事項に位置付ける案が了承された。都道府県が「5疾病・5事業」について策定している医療計画は、第8次(2024~2029年度)から「5疾病・6事業」になる。事業… 2020/11/25 医療提供体制
なんで電話がダメでオンライン診療のみ恒久化? 2020年10月、田村憲久厚生労働大臣、河野太郎行政改革担当大臣、平井卓也デジタル改革担当大臣の3大臣がオンライン診療恒久化に関する合意を行い、「初診も含めてオンライン診療を原則解禁」「オンライン診療は、電話ではなく映像があることを原則とする」という2大方針が決定された。その3カ月前… 2020/11/20 プライマリケア
臨時定員増は「地域枠を恒久定員の半数設置しても足りない場合」のみ 2023年度以降の医学部定員削減を確認 厚生労働省は2020年11月18日、「医療従事者の需給に関する検討会」の医師需給分科会を開催。2023年度以降の医学部の定員について、臨時定員を見直して総定員は減らす一方、主に臨時定員で手当てしてきた地域枠については恒久定員の中に組み込んで医師不足地域への対策を進めていく方針を改めて確… 2020/11/19 医師のキャリア
リベルサスなど9成分21品目を薬価収載 初の経口GLP-1受容体作動薬、JAK阻害薬ジセレカやPARP阻害薬ゼジューラも 厚生労働省は2020年11月18日、2型糖尿病治療薬である経口GLP-1受容体作動薬のリベルサス(一般名セマグルチド[遺伝子組換え])や関節リウマチ治療薬であるジセレカ(フィルゴチニブマレイン酸塩)、抗癌薬のゼジューラ(ニラパリプトシル酸塩水和物)、注射薬のアキャルックス(セツキシマブ サ… 2020/11/19 薬剤師
2021年度介護報酬改定で通所リハビリと訪問看護に大きな変化 通所リハビリの報酬を包括化する案を提示 訪問看護は「看護職員6割以上」を要件化へ 厚生労働省は2020年11月16日、社会保障審議会・介護給付費分科会を開催し、介護保険の居宅サービスおよび地域密着型サービスの19サービスについて、2021年度介護報酬改定の方針を示した。このうち、通所リハビリテーションについては基本報酬として月単位の包括報酬体系の創設、訪問看護では「看… 2020/11/19 行政・制度
地域医療構想WG、次回は議論の整理に向けて一定の方向性を示す方針 感染拡大時の受け入れ体制のあり方について議論 厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」が2020年11月5日に開かれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を踏まえた今後の地域医療構想の考え方・進め方について議論した。厚労省は次回のワーキンググループで議論の整理に向けて一定の方向性を示す方針だ。… 2020/11/18 医療提供体制
一定期間内に対面での受診歴がある患者などに限り認められる方向 初診のオンライン診療の対象、ルールなど検討 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が2020年11月13日に開かれ、初診のオンライン診療を適切に実施するために必要なルールなどについて議論した。安全性や信頼性を担保するため、一定期間内に同一医療機関を受診していたり、予防接種や健康診断を受け… 2020/11/17 医療情報
2021年8月、添付文書は紙から電子的提供へ 2021年8月1日から、医薬品の情報は外箱に入っている「医薬品添付文書(以下、添付文書)」に代わり、製品の調剤最小単位(錠剤・カプセルのPTPシートや注射用アンプル・バイアルなど)に表示されたコードからアクセス出来るようになります。要指導医薬品や一般用医薬品、一般用医療機器は対象外で… 2020/11/17 行政・制度
1分解説◎新型コロナウイルス感染症対策分科会の緊急提言 感染拡大懸念で提示された5つのアクションとは 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策分科会は11月9日、今後、急速な感染拡大に至るリスクが高いとして、5つのアクションからなる緊急提言を発表しました。これを受ける形で政府は11月10日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会議を開催し具体策を議論。終了後、本部長を務める内閣総理大臣… 2020/11/13 感染症
日本初、禁煙治療用アプリの保険適用を承認 中医協、治療補助で用いるアプリの診療報酬上の考え方など課題も 厚生労働省は2020年11月11日、中央社会保険医療協議会(中医協)総会を開催し、禁煙治療用アプリケーションの保険適用を承認した。アプリを保険適用するのは初めてだ。同日承認されたのは、禁煙補助薬のバレニクリンを使用して治療を行うニコチン依存症患者を対象とした「CureApp SCニコチン依存… 2020/11/12 生活習慣
業務内容やガバナンスルールなど施行に向けた論点を提示 「社会福祉連携推進法人」制度創設に向け初会合 2020年11月9日、厚生労働省は「社会福祉連携推進法人の運営の在り方等に関する検討会」(座長・埼玉県立大学理事長の田中滋氏)の初会合を開いた。今後、複数の社会福祉法人などがグループ化して連携する「社会福祉連携推進法人」制度の施行に向け、業務内容やガバナンスルールなど、具体的な運営の… 2020/11/11 行政・制度
オンライン診療の恒久化と「ギガが減る」問題 2020年10月、田村憲久厚生労働大臣、河野太郎行政改革担当大臣、平井卓也デジタル改革担当大臣の3大臣がオンライン診療恒久化に関する合意を行い、「初診も含めてオンライン診療を原則解禁」「オンライン診療は、電話ではなく映像があることを原則とする」という2つの大方針が決定されました。厚… 2020/11/11 医療情報
外来機能報告、報告対象施設の範囲を巡り議論 厚労省の社保審・医療部会、地域医療構想は先送り論が多数 厚生労働省の社会保障審議会・医療部会は2020年11月5日、各種検討会などで議論が進められている地域医療構想、医療計画、へき地の医療機関への看護師等の派遣などについて議論を交わした。医療計画の見直し等に関する検討会、地域医療構想ワーキンググループなどでは、新興・再興感染症の感染拡大… 2020/11/10 医療提供体制
OTC検討会は可否判断せず、意見提示の場へ 厚生労働省は2020年10月28日、第12回「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」を開催した。医療用医薬品のスイッチOTC化について「可否を判断しない」など運営方針を転換したほか、日本薬剤師会や日本医師会、日本OTC医薬品協会などからの意見聴取や、年内作成予定の中間とりま… 2020/11/05 医薬品
現在の電話・オンライン診療の時限的・特例的対応は当面継続へ コロナ収束後のオンライン診療のあり方を検討 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が2020年11月2日に開かれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束した後のオンライン診療のあり方に関して検討を開始した。映像を伴うオンライン診療については、安全性と信頼性を担保しながら初診を含めて認… 2020/11/04 医療情報
「薬剤師の卒後研修カリキュラムの調査研究」の一部調査結果を報告 薬剤師の卒後研修、法的位置付け求める声も 厚生労働省は20年10月23日、第3回薬剤師の養成および資質向上等に関する検討会を開催し、薬剤師の卒後研修と病院薬剤師業務について議論した。卒後研修について、法制化を求める意見が多数ある一方で、臨床現場へ負担や大学教育内容の見直しを求める意見も挙がった。… 2020/11/04 薬剤師
新型コロナ禍での初の報酬改定に「異例の事態」 未曽有の危機を招いた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染再拡大が予想される中、2021年度介護報酬改定に向けた議論が進んでいます。COVID-19の影響下で実施される診療・介護報酬改定は今回が初めて。ただし、財源確保を巡る情勢には、不確定要素がかなり目立ちます。 厚生労働省が9月25… 2020/11/04 老年医学・介護
2021年度介護報酬改定に向けて経営実態調査の結果を公表 介護サービスの19年度収支差率は2.4%に 厚生労働省は2020年10月30日、2021年度介護報酬改定に向けた各種調査の結果を公表し、社会保障審議会・介護給付費分科会で概要を説明した。2020年度介護事業経営実態調査では、介護保険サービス施設・事業所の2019年度決算における収支差率は全体で2.4%。2018年度の3.1%(2019年度介護事業経営概… 2020/11/03 行政・制度
NEWS◎健康寿命3年延伸と循環器病死亡率減少目指す 循環器病対策推進基本計画が閣議決定 「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(以下、循環器病対策基本法)に規定された「循環器病対策推進基本計画」(以下、基本計画)が10月27日、閣議決定された。当初は今年夏ごろまでに策定されることになっていたが、新型コロナウイルス感染… 2020/10/29 循環器
10月から「0410対応」の実態調査を開始 オンライン服薬指導の運用ルール見直しへ 厚生労働省は2020年10月21日、改正医薬品医療機器等法(薬機法)に基づくオンライン服薬指導の運用ルールについて、「0410対応」の実績を踏まえて見直す方針を示した。内閣府における規制改革推進会議の医療・介護ワーキンググループ(WG)で明らかにした。 20年9月1日から施行された改正薬機法… 2020/10/27 行政・制度
新型コロナ、大事な情報が全国規模で錯綜中!? 自分の情報収集能力のなさを恥じた。 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のPCRや抗原検査が保険診療で実施できるようになったことを僕はつい最近まで知らなかった。そして、知らなかったことで何人かの患者に不利益を与えてしまったのだ。 最近、ある先生から「大阪でもSARS-CoV-2のPCRや抗原検… 2020/10/23 感染症
【漫画】薬局で義務化、服薬フォローアップ 医薬品医療機器等法(薬機法)改正で、薬剤師による服薬期間中のフォローアップが2020年9月から義務付けられました。「薬局が何をするところなのかよく分からない」という議論があるように、医薬分業のメリットがまだ十分に発揮できておらず、中には「患者さんに薬を渡すだけの窓口」となってし… 2020/10/21 薬剤師
2021年度介護報酬改定の方向性が明らかに 新型コロナの感染対策は基本報酬で評価へ 「日経クロスヘルス EXPO 2020」に厚労省老健局老人保健課長の眞鍋馨氏が登壇 「今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や昨今の災害の影響を踏まえ、今後の感染・災害対策のコストは基本報酬で評価し、介護事業者に求められる取り組みは運営基準に位置付ける」──。10月14~16日にオンラインで開催された「日経クロスヘルス EXPO 2020」で16日、厚生労働省老健局老人… 2020/10/19 行政・制度
クロスヘルスEXPOセミナー 第一線で対応に当たったパネリストらが意見交換 今冬を見据えた最先端のCOVID-19対策を議論 冬にかけて再流行が懸念される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と、今後も発生が見込まれる世界的なパンデミックに、日本の医療はどのように向き合ったらいいのか──。2020年10月14日に開かれたクロスヘルスEXPOのパネルディスカッション「新型コロナ対策 日本の歩みとこれから」では、モデ… 2020/10/16 感染症
議論を通じ「安定確保医薬品」の概念を確立 医療用医薬品の安定確保策の取りまとめを公表 医薬品安定供給支援事業の実施で国内での原薬製造を強化 厚生労働省は2020年9月28日、20年3月の初会合から4回にわたり開催された「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」における議論の取りまとめを公表した。 2020/10/16 医薬品
全世代型社会保障検討会議「年末に向け議論深める」 クロスヘルスEXPOに西村経財相が登場 後期高齢者の医療機関での窓口自己負担割合の引き上げや、少子化対策などを盛り込んだ全世代型社会保障検討会議の最終報告を年内に取りまとめる─。2020年10月14日に開かれたクロスヘルスEXPOで西村康稔経済財政・再生相がビデオレター形式で出演し、見通しを語った。 全世代型社会保障は安倍晋… 2020/10/15 行政・制度
「日経クロスヘルス EXPO」がオンラインで開幕! 経産省のヘルスケアビジコンをLIVE配信、当日申し込み可能なセッションも多数 10月14日午前10時、日経BPが主催する「日経クロスヘルス EXPO 2020」が開幕した。16日まで3日間にわたり開催する。医療・介護の担い手と周辺産業の関係者の「クロス」を目的に昨年、初開催されたイベントだが、今年は新型コロナウイルス感染症防止のため、オンラインセミナーを軸に展開する。… 2020/10/14 感染症
厚労省の21年度予算概算要求、薬剤師確保策や認定薬局の整備推進も 処方箋電子化に38億円、薬剤師の資質向上策も 厚生労働省医薬・生活衛生局はこのほど、2020年9月末に同省が公表した21年度予算概算要求のうち、薬剤師・薬局関係予算の概要を明らかにした。概算要求額は40億7865万円と、20年度予算の2億3926万円を大きく上回る。その大半は、新規に盛り込まれた「新たな日常にも対応する処方箋の電子化に向け… 2020/10/14 行政・制度
変な解釈がまかり通る「美容整形と健康保険」 新たに総理大臣に就任した菅義偉氏が、不妊治療に関して健康保険の適用範囲を広げるといった独自の公約を掲げて話題になった。高度な不妊治療になると結構な費用がかかるので、今、治療を受けている女性などには朗報かもしれないが、生物学的に妊娠がうまくいかない妊活者の援助だけでなく、社会… 2020/10/14 行政・制度
1分解説◎新型コロナウイルス感染症の対応見直し COVID-19の入院対象、疑似症例の届出が変更 入院は高齢者・基礎疾患等の重症化リスク者に限定 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の行政上の対応を見直す政令の改正が、10月9日に開催された閣議で決定されました。改正のポイントは2つ。措置入院の対象を絞り込むことと、疑似症患者の届出対象を入院患者のみとすることです。前者は10月24日から、後者は10月14日からの施行となります。… 2020/10/14 感染症
薬局認定制度の基準に関する省令案公表 厚労省、11月6日までパブコメも募集 厚生労働省は2020年10月8日、医薬品医療機器等法(薬機法)の法律施行規則の一部を改正する省令案を公表。21年8月にスタートする、都道府県による「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」の認定制度の基準について示し、パブリックコメントの募集を開始した。パブコメの締め切りは20年11月6日ま… 2020/10/13 薬剤師
厚労省幹部が語るウィズコロナの医療提供体制 地域医療構想や医療計画、働き方改革、医師偏在対策などにも言及 10月15日(木)10:00~11:00に配信される「新型コロナウイルス感染症への対応と2040年を見据えた医療提供体制の構築」は、キーパーソンが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で影響を受けた医療機関などへの政府の対応と、「2040年の医療提供体制を見据えた改革」(いわゆる三位一体の改革)に… 2020/10/13 感染症
介護職員・管理者にCOVID-19への対応力の底上げを促す 厚労省、介護現場の感染対策の手引きを作成 厚生労働省は2020年10月1日、「介護現場における感染対策の手引き(第1版)」を公表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が続く中、介護現場における感染症への対応力の向上を目的として取りまとめたもので、自治体に関係機関への周知を求める。 厚労省は高齢者介護施設などにおけ… 2020/10/13 医療経営
台湾から「鉄人大臣」が登壇、世界で最も成功した新型コロナ対策の要諦を語る 日本メディアで初、日本歯科医師会の堀会長と歯科医師同士で徹底討論 全世界で4000万人近くの感染が確認され、死亡者も100万人を突破──新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の脅威は、今や説明の必要もありません。今日も世界中で感染拡大が続く中で、新型コロナの対策で最も成功したと世界から称賛を集めるのが台湾です。10月10日現在、台湾の感染確認者は527人… 2020/10/12 感染症