私がリフィル処方箋を発行した唯一の理由 今回は、4月から導入された「リフィル処方箋」に関する声を聞かせてください! 診療報酬改定でやや強引に導入された感があるリフィル処方箋ですが、皆さんのクリニックでは導入していますか? 1回でも発行したことがある先生は、どんなケースで発行したのか教えてください。また、これまでに何回… 2022/05/17 医療経営 医師限定コンテンツ
2022年5月13日号 パンデミックを経た今こそ本気で考えたい、日本のワクチン事情 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行でワクチンの重要性が再認識されました。他疾患のワクチンに関しても、公費で接種できるワクチンが諸外国より少ない「ワクチンギャップ」は解消しつつあります。ただ、新たな科学的知見に柔軟に対応するには、依然として課題が存在します。 週刊日経… 2022/05/13 感染症
意見書で交通事故の後遺症が決まるってホント? 交通事故診療で重要視される意見書という言葉をご存じでしょうか。年間1000例の交通事故事案を扱う私たちのような専門医師以外は、日常診療で耳にする機会はほとんど無いはず。しかし医師が作成する意見書は、交通事故の後遺症が等級認定されるカギとなり得るのです。 一見すると意見書と交通事… 2022/05/12 医師・患者関係
コロナ禍で難易度がさらに上がった「親の死に目に会いたい」 ある日、高齢者施設から救急搬送があった。患者である90歳の男性は、コミュニケーションもなかなか取れなくなっており、食欲も低下してきている状態であった。どこで、どのように最期を迎えさせてあげるかといった話はまとまっておらず、明け方に施設職員が訪室したところ反応がなかったため救急… 2022/05/12 救急医療・集中治療
アルコール依存症、暴言、支払い拒否…厄介なケースを解決に導くノウハウ教えます! 「『総合診療』とはなんぞや」──この問いに、あなたは自信を持って答えられるだろうか。日経メディカル Onlineの医師会員7971人を対象としたアンケートで、「総合診療」がどういう領域かを明確に理解できている医師は1割強にとどまったことを鑑みるに、回答できる医師は少数だと思われる(関連… 2022/05/11 プライマリケア
リポート◎2022年度診療報酬改定で格段に使いやすく FreeStyleリブレ、適応拡大で爆発的に普及か 患者の生活が“見え過ぎる”からこそ、気を付けたいことも 連続的かつ非観血的に血糖を測定・記録する間歇スキャン式持続血糖測定器(isCGM、以前はフラッシュグルコースモニタリングシステム[FGM]と呼ばれていた)の「FreeStyleリブレ」。2022年度の診療報酬改定で算定基準が見直され、インスリン自己注射を1日1回以上行っている入院中以外の患者に適応… 2022/05/10 代謝・内分泌
限りある人手、時間… 在宅医療と「優先順位」 在宅医療を受けている患者さんは、年々増えてきていると思います。 厚生労働省が発表している調査によると、2006年から2014年にかけてレセプト件数は3倍以上にもなっているそうです。うち、85歳以上が6割、75歳以上84歳以下が3割、つまり9割方が75歳以上の後期高齢者だそうです。私が診ている患… 2022/05/06 在宅医療 医師・医学生限定コンテンツ
2022年4月15日号 LGBTフレンドリーな医療を目指して LGBTQの人々への理解を深めようという機運が高まる中で、「遅れている」と言われることもある医療現場。誰もが安心して受診できる環境をつくるため、医療者にできることとは──。当事者医師の声と、施設を挙げてLGBTQ支援に取り組む順天堂医院の例を紹介する。… 2022/04/15 医師・患者関係
リポート◎多様な性に寄り添う順天堂医院の取り組み 院内を彩るレインボーカラーでLGBTQ支援を表現 受付に立てられたレインボーフラッグ、職員が身に付けたレインボーバッジ、多目的トイレに貼られたレインボーシール──。順天堂大学医学部附属順天堂医院の院内をよく見てみると、いたるところにレインボーカラーが掲げられているのに気付く。これらは、LGBTQをはじめとした多様な性を生きる人へ… 2022/04/14 医療提供体制
ネットの書き込みで開示・削除請求、認容例と棄却例の差は? ある日、ネットで自院について検索したところ、5段階評価で最低の「星1つ」を付けられ、「過去受診した中で最悪の病院。受付の態度も悪い上、医者も上から目線」という口コミが載っていた。日頃から接遇には気をつけていたつもりなのに……。読者の方々は、こんな経験をされたことはないでしょう… 2022/04/13 医療安全
インタビュー◎LGBTQ当事者医師の吉田絵里子氏に聞く LGBTQへの理解は、全ての患者が受診しやすい環境づくりにつながる LGBTQの人々は、医療機関の受診に当たり様々な障壁を感じることがある。LGBTQの人々が抱える不安や困難とは。安心して受診できるよう医療者一人ひとりにできることとは──。LGBTQ、ひいては全ての人々が公平にアクセスできる医療環境づくりを目指し、医療現場における性の多様性について啓発する… 2022/04/13 医師・患者関係
交通事故診療に関わるとコワイ人が出てくるってホント!? 交通事故の患者さんを診察するときに少し身構えませんか? 普通の患者さんより攻撃的な人が多い(ような気がする)ので気を使いますよね。私たち医師にまで当たらなくても……と思いますが、病気ではなく「被害者」なのでナーバスになるのも仕方ないかもしれません。 しかも交通事故では賠償金… 2022/04/12 医師・患者関係
医師8609人に聞いた「LGBTについてどう考える?」 LGBTの認知度は9割超だが、対応には戸惑いも LGBTの人々への理解を深めようという気運が高まる中で、「遅れている」と言われることもある医療現場。診療の際に患者の“生物学的性”が重視されるなどの理由があることは想像に難くないが、国内では人口の3.3~8.9%がLGBTに該当するとの調査結果がある。医療現場でもこれらの人々への理解はあ… 2022/04/11 医師・患者関係
査読体制は論文並み! でも誰もが理解できる医療情報サイトを目指す Lumedia(ルメディア)は、医師主導の発信で「科学的に根拠のある、読む価値のある情報」を継続して届けるメディアサイトです。 2022/04/08 公衆衛生・予防医学
「治療を望まない人」との関わり方を考える 前回の記事で、「望んでもいない人を治療するのは果たしていいことなのかどうか」といった一文を書きました。そのことで、後日談があり、今回はそのことを書かせていただこうと思います。私が診ている皮膚科の患者さん、Aさんは、80代の女性で普段は車椅子での生活をされています。デイの行き帰り… 2022/04/08 医師・患者関係 医師限定コンテンツ
暴言、強要…病医院が患者・家族を訴えた3事例 医療機関の運営や医療従事者の診療において、患者やその家族などから業務妨害を受けることがあります。このような業務妨害としては、インターネットの書き込みによるものや、医療機関・医療関係者に対する直接的な行動、発言によるものがあります。後者の直接的な言動による業務妨害に対し、医療… 2022/03/09 医療安全
患者の暴言、暴行… 医師を悩ます「ペイハラ」 外来の患者さんの半数以上は高齢者なのですが、ときどき、急に怒り出す人がいます。この間も、看護師さんが採血しようとして、「アルコールでかぶれたりしないですか、大丈夫ですか」と確認すると、「当たり前だろう!」と立ち上がって怒り出した高齢男性がいました。「おまえ、何言ってるんだよ… 2022/03/07 在宅医療 医師・医学生限定コンテンツ
【詳報】乳腺外科医裁判:最高裁判決の内容と弁護団の見解 弁護団は「被告人・家族にはなはだ過酷な状況を強いるもので非人道的」と主張 右乳腺腫瘍摘出手術を受けた女性患者A氏が、担当の男性乳腺外科医(被告人医師)から、術後診察時に左乳首をなめられるなどのわいせつ行為を受けたと訴え、被告人医師が二審で懲役2年の有罪判決を受けた事件。その後、最高裁に上告されていたが、2022年2月18日、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)… 2022/03/01 事件・話題
日経ヘルスケア 書籍紹介 ケースに学ぶ患者トラブル対応の心得 「患者から暴力・暴言や理不尽な要求を受けた場合に診療を拒否できる」という見解を、厚生労働省が2019年末に通知で示した。患者トラブルを考える上で大きなトピックであるこの通知を踏まえ、クレームやトラブルにどう向き合うか。大阪府保険医協会で患者および家族にまつわるトラブル数千件に助… 2022/02/15 医師・患者関係
医療者が患者に寄り添える限度~医師銃殺事件からの考察~ 全ての医療者を震撼させた事件と言っても過言ではないだろう。ふじみ野市で起こった医師銃殺事件だ。僕自身は殉職されたこの医師と面識はないが、報道から察するにどこまでも患者に寄り添うとても優しい医師だったに違いない。今回は若くして他界されたこの先生の冥福を祈念すると同時に、この事… 2022/02/14 プライマリケア
第28回 不都合な事実でも言い繕わず説明するために 「包み隠さず説明する」のはなぜ難しいのか 誰でも間違うことはあります。当然、故意ではないので「失敗」ではありますが、医師が何らかの失敗を犯したときに対処の仕方を誤ると、患者との信頼関係を損ね、治療を継続することが困難になることがあります。 明らかに医師の側に過失の責任があれば、過失に至った経緯を包み隠さずに説明し、… 2022/02/08 医師・患者関係
多くの医師が「明日は我が身」と感じた理由 埼玉県ふじみ野市で起きた医師殺人事件をニュースで聞いたとき、最初は「医療現場ではありがちなもめごとから生まれためちゃくちゃレアなケースだ」という認識を私は持っていましたので、とても痛ましいことだとは思いましたが、自分事としてとらえる感覚はありませんでした。… 2022/02/02 医師・患者関係
準強制わいせつ罪に問われた外科医の裁判、最高裁で上告審弁論 乳腺外科医裁判、最後の弁論で語られたこと 右乳腺腫瘍摘出手術を受けた女性患者A氏が、担当の男性乳腺外科医から、術後診察時に左乳首をなめられるなどのわいせつ行為を受けたと訴え、二審で懲役2年の有罪判決となった事件。最高裁は2022年1月21日、上告審弁論を開き、検察側、弁護側の意見を聞いた。判決期日は、後日指定される。… 2022/01/22 事件・話題
リフィル処方解禁を前に整理しておきたい問題 リフィルといえばシステム手帳を思い出す先生方もいるかもしれないが、2022年度診療報酬改定で解禁されるリフィル処方箋が今回のテーマである。スマホ時代の今、システム手帳は少数派になっていそうだが、処方箋は今でも紙が基本だし、薬局に調剤内容を事前に指示する場合もファクスで行っている… 2022/01/17 行政・制度
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療に関する言葉にしないと伝わらないこと 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2022/01/14 医師・患者関係
インタビュー◎受診控え時期の検査結果見逃しが判明したら 検査結果の確認遅れを訴訟に発展させないために 仁邦法律事務所所長の桑原博道氏に聞く 新型コロナウイルス感染拡大期の受診控えの影響で検査結果の確認が遅れ、疾患を見落としていたことが判明したら──。そうした事態をこじらせ、訴訟などに発展させないために、患者や家族に対してどのような対応を取るべきなのだろうか。また、日ごろの診療でどのような点に気を付ければ、検査結… 2022/01/13 医療安全
インタビュー◎コロナ禍でリスク高まる検査結果見逃し問題 受診控えでも検査結果を見逃さない4つの対策 九州大学病院医療安全管理部教授の後信氏に聞く 新型コロナウイルスの感染拡大期に、受診控えの影響で患者の検査結果を見る機会を逸してしまい、疾患の進行を長期間見逃してしまう事例が発生している(関連記事:受診控えで検査結果見逃し、トラブルを防ぐには)。九州大学病院医療安全管理部教授で日本医療機能評価機構の理事を務める後信氏に… 2022/01/12 医療安全
リポート◎コロナ禍で顕在化、古くて新しい患者トラブル 受診控えで検査結果見逃し、トラブルを防ぐには 長引くコロナ禍の中、受診控えの影響で患者の検査結果を見る機会を逸してしまい、結果的に疾患の進行を招いてしまったことによるトラブルが発生している。こうした事態を防ぐためにはどのような対策が必要なのか。トラブルをこじらせないため、患者・家族に対して取るべき対応とは──。… 2022/01/11 医師・患者関係
第27回 患者との信頼関係が揺らぐとき 信頼できない行動を取る患者をどう信頼するか 医師と患者との間に信頼関係がなければ、治療を進めることはできません。反対に、信頼関係が失われている場合は、医師が原則として診療を断ってはならないという応召義務の範囲を逸脱する状況として、患者を診療しないことが正当化されることがあります。 応召義務を課せられないような信頼関係… 2022/01/11 医師・患者関係
小柄な看護師が車椅子移送する際の注意点は? 新人看護師です。私は体が小さくて体力がないため、車椅子移送が1人で行えず苦手です。特に点滴をしている方や処置で鎮静をかけた方などを車椅子移送するときに、どうしていいか分からなくなり困ってしまいます。… 2022/01/10 看護師
「明日の朝」は必ず来るとは限らない 2021年が終わり、新たな年を迎えました。 盆も正月もないようなこの生活、朝起きて仕事をして帰宅、いつの間にか寝落ちしてまた朝というのが延々繰り返されている間に、気づけば一年が終わり。 長い付き合いの患者さんもいます。生後数カ月の頃から診ていて、今は小学生になっている子、自分で… 2022/01/10 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療に関する言葉にしないと伝わらないこと(言語聴覚士視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2022/01/06 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療に関する 言葉にしないと伝わらないこと 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2022/01/05 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療に関する言葉にしないと伝わらないこと(医師視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2022/01/04 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療に関する言葉にしないと伝わらないこと 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/31 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療コミュニケーション 心房細動の治療(患者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/30 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】がん対策 大腸がん検診(医療従事者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/29 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】医療コミュニケーション 心房細動の治療(医療従事者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/28 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】コロナ禍でのある施設(介護従事者視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2021/12/27 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】コロナ禍でのある施設(介護従事者視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2021/12/24 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【特別賞】コロナ禍でのある施設(医療従事者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/23 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】医療に関する 言葉にしないと伝わらないこと(言語聴覚士視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/22 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】医療に関する 言葉にしないと伝わらないこと(医師視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/21 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】医療コミュニケーション 心房細動の治療(患者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/20 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】医療コミュニケーション 心房細動の治療(医療従事者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/17 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】がん対策大腸がん検診(医療従事者視点エピソード) 横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を… 2021/12/16 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】コロナ禍でのある施設(医療従事者視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2021/12/15 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【入賞作】コロナ禍でのある施設(介護従事者視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2021/12/14 医師・患者関係
特別企画◎医療マンガ大賞2021 【大賞受賞作】がん対策大腸がん検診(患者家族視点エピソード) 医療マンガ大賞とは横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される… 2021/12/13 医師・患者関係
第26回 医師や治療に過度な期待を抱く患者にかける言葉 応えられない患者の期待に医師はどう向き合うか 患者は自分の身体や心に何か異変や不調を感じた時に医療機関を受診します。救急車で搬送されるような緊急の場合でなければ、できることなら「病院に行かずこのままよくなりたい」と思うものです。 ところが、いよいよ痛みが増すなどして我慢できなくなれば、それまでは「受診しないですむ理由」… 2021/12/07 医師・患者関係
第24回 アナモレリンは悪液質の救世主になるか? カドタさんは65歳の男性。もともとは市内で八百屋を営んでいたが、次第に食欲がなくなり、70kgあった体重が半年で60kgにまで減ってしまった。本人は頑固者で「医者になんか行かなくていい」と虚勢を張っていたが、近隣に住んでいる娘さんに説得されてしぶしぶ近医を受診。そこで胃癌と診断された… 2021/11/30 癌
「彼」「彼女」「ご主人」「奥さん」「結婚」こんな言葉は慎重に! 過去にも何度か述べたように(例えば、医療者が知らねばならないセクシャルマイノリティの権利)、僕は以前からLGBTという言葉に違和感がある。その理由については既に述べたが、ここでもう一度繰り返しておくと「L、G、B、T、ストレートのいずれにも属さない人が少なくない」ことと「セクシャル… 2021/11/22 プライマリケア
ドクターが近い! 流行る医院の診察スタイル 職場の看護師のAさんに、「どこかいい整形外科のクリニックを知りませんか?」と尋ねられました。彼女は、ある疾患で整形外科に通院中だそうですが、そこの先生と折り合いが悪くなってしまい、他のところに通院したい、とのことでした。折しも、知り合いの先輩が数カ月前に開業したとの話を聞いてい… 2021/11/15 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
医師のお作法 No.021◎家族・遺族へのお作法(1) 母親 or 姉? 迷ったら若い方の呼び方を 患者の付き添いの女性に「お母様ですか」と聞いたところ、実は姉だった──。年齢は見た目だけでは判断がつきにくいことが多い。しかも、特に女性の場合、高く見積もってしまうと、間違いなく気分を害される。 冒頭のような場面では、診察室に気まずい空気が流れ、相手は顔は笑っていても、目が… 2021/11/02 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
モンスター患者への初期対応、注意すべき点は? 『日経ヘルスケア』2021年10月号より 【質問】激しくクレームをつけてくる「モンスター患者」への対応に困っています。最近はインターネットへの低評価の口コミ投稿も無視できず、「もし書き込まれたら……」と思うと、どのように対応すべきか分かりません。クレームへの適切な対応と、トラブルを未然に防ぐ方法を教えてください。(57… 2021/10/21 医療経営
二審の有罪判決が見直される可能性 準強制わいせつ罪に問われた外科医の裁判、来年1月に最高裁で口頭弁論へ 右乳腺腫瘍摘出手術を受けた女性患者A氏が、担当の乳腺外科医から、術後診察時に左乳首をなめられるなどのわいせつ行為を受けたと訴えた事件の上告審で、最高裁は2021年10月18日、検察側、弁護側の意見を聞く口頭弁論期日を2022年1月21日に開くと通知した。本件は、準強制わいせつ罪に問われ、一… 2021/10/19 事件・話題
リポート◎考えを変えれば「不定愁訴」を診療できる 「診断不可=治療できない」その“常識”を覆せ いくら検査しても異常が見つからず、どうにもこうにも診断がつかない──。こんな状況に出くわしたとき、とられがちなパターンの一つが、「不定愁訴」のレッテルを貼り、「自分の診るべき患者ではないから、精神科に紹介」とする対応ではないだろうか。その背景には、「診断しなければ始まらない… 2021/10/18 医師・患者関係
患者との恋愛はなぜご法度?「同意」の意味とは 何年も前にマンハッタンで働いていた頃、同僚のイケメン男性医師が独立して開業した。趣味のロックバンドも少し売れていて、週末にはコンサートを開いているという人で、噂を直接聞いたことはないが、いかにもモテそうな雰囲気の、当時30歳代前半だった。 開業してしばらく経った時に、お洒落な… 2021/10/08 医師・患者関係
第23回 「必要以上」に薬に頼ろうとする患者への説明の仕方 不安で薬を多用する患者に向き合う三つの心構え 今回は、不安などで頻繁に、あるいは必要以上に薬を多用してしまう患者に、どう向き合えばいいかについて考えてみます。三つのことを考えなければなりません。 まず、受診する患者は、基本的に誰もが「よくなりたい」と思っていることを、受け入れなければならないということです。 熱や痛みは… 2021/09/07 医師・患者関係
Minimal-Massive Interventionをご存じですか 誤嚥性肺炎の診療をしていると、「もっと早く介入できていれば……」と思うことがあります。嚥下障害の兆しが出て、食べにくくなり、痩せてきて、サルコペニアを来せば、さらに嚥下障害が進行するという悪循環に陥ります。誤嚥性肺炎になった患者さんに我々が出会うころには既に症状が進行していて… 2021/08/26 呼吸器
時間と意思決定の関係を考えてみます Never put off till tomorrow what you can do today 前回(「さて、リスクとは何ぞや」)は不確実性・リスクという概念について解説させていただきました。 2021/08/20 公衆衛生・予防医学
病院に毎週通うの、しんどくないですか? 夏は皮膚科の繁忙期です。あせも、湿疹、虫刺され、感染症など、夏に増える皮膚疾患がたくさんあるからです。感染症の一つ、尋常性疣贅は、いわゆるウイルス性の「イボ」です。比較的、子どもに多い疾患ですが、大人の患者さんもいらっしゃいますし、高齢の方もいます。私の外来に毎週通っているAさ… 2021/08/06 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
第22回 副反応を恐れる人やデマに流される人の心の内 「ワクチンを打ちたくない」人に何を伝えるか 新型コロナウイルスの感染拡大は、海外ではdisasterという言葉を使って報じられています。日本でもワクチン接種が進みつつありますが、打ちたいと思っていても予約をなかなか取れないという人がいる一方で、「ワクチンを打ちたくない」と考える人もいます。ワクチンの打ち手を担う医師はもとより… 2021/08/03 医師・患者関係
わいせつ行為は絶対ダメ、プロフェショナルオートノミーにできること 司法がいつも正しいわけではないのは自明だとしても、その司法の判断にどうしても納得できない事件もある。それがこの連載で過去に二度取り上げた「乳腺外科医事件」だ。現在も決着はついておらず最高裁に持ち込まれることになった。第一審の東京地裁では外科医の無罪判決が下されたが、2020年7月… 2021/08/02 医師・患者関係
待ち時間の苦情に“正論”で返してしまうと… Case48 ネットに「金もうけ主義」と書かれた皮膚科診療所 今回、覆面調査を行ったのは郊外にある開業4年目の皮膚科クリニックです。メインは保険診療なのですが、自由診療で行う美容皮膚科にも力を入れています。最近、インターネットの口コミ掲示板に、ある患者から苦情の書き込みをされてしまっ… 2021/07/28 医師・患者関係
シリーズ◎レジ王本選出場者が伝えたいこと 心理面や社会的側面からもアプローチできる医師に もともとレジデントチャンピオンシップは、学内の同級生や先輩方が参加されていたことを機に知りました。私は他病院に研修医の知り合いが多くなく、他施設ではどのような研修をしているのか知らなかったため、外の世界を知りたいという気持ちがありました。… 2021/07/26 小児科
病状を受容せず怒り出す末期癌患者への関わり方 公営住宅で妻の勝子さんと2人暮らし。吐血して総合病院に救急搬送され、緊急内視鏡検査を施行。病理検査の結果、胃癌と診断されましたが、当初本人は「胃潰瘍疑い」と説明を受けていました。本人が手術を拒否し、化学療法を強く希望したため、実施したものの効果はなく、多発転移に至り、通院が困… 2021/07/26 医師・患者関係
第10回 実践事例(1) 「医療費のムダだから、孫の手術をやめて」 今回からは、私がこれまでに意思決定について受けた相談の中で印象に残っている事例を紹介していきます。今回は、「この相談は失敗した!」という、私が相談に乗ることができなかった失敗事例です。その相談は、新生児集中治療室(NICU)入院中のお子さんについての相談でした。… 2021/07/14 医師・患者関係
第21回 医師と患者が使う「大丈夫」に隠れた様々な意味 診察室での使い方に注意すべき言葉、「大丈夫」 「大丈夫」は、診察室で医師も患者もよく使う言葉です。医師は患者が「大丈夫」といった時に、それをどういう意味で使っているかがわからなければ、対応を誤ることになります。また、医師が同じ言葉を使う時、患者がその言葉をどう受け止めるかを知っていなければ、思いもよらぬ反応があった時に… 2021/07/06 医師・患者関係
先生、おれみたいになるな 週に一度、60代の癌末期の男性に訪問診療をしていました。病気になるまでは大企業で役職に就いていたそうです。大きな体格で、目つきも鋭く、威圧感のある方ですが、寝たきりになり、スムーズには動けません。自力では寝返りも難しい状態です。思うように動けないせいか、よくイライラして奥様に怒… 2021/06/10 在宅医療 医師・医学生限定コンテンツ
第20回 患者の希望と家族の希望が一致しない場面 患者と家族の意向が異なる時、医師にできること 治療方針を決定するにあたって、本人と家族の考えが一致しないことがあります。今回はこのような場合、どう対処すればいいか考えてみましょう。 受診した時、患者や家族がまず知りたいのは、罹患している病気がどんなものなのか、治癒するのかどうか、治癒するのであればどんな治療ができるのか… 2021/06/08 医師・患者関係
想定外続きの外来の最後にほっこりした話 コロナには予定を狂わされるばかりです。学校行事があるからと必死の思いで都合をつけて仕事を休む算段をしたら、コロナのせいで行事が中止になったことが何度もありました。自分の行動ですら、予定通りにはいかないものです。まして、他人の行動はなおさら……。予想通りにいかないことだらけの皮… 2021/05/19 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
救命困難な場合でも緩和のための医療に手がとどきますように 臨床において、「限られた医療資源をどう配分するか?」という問いは、長年、倫理的な考察の主題テーマの一つであります。しかしながら、臨床における倫理問題を取り上げるとき、つい去年くらいまではこの問題について正面から考察することはとてもまれなことでした。私が想像するに、この問いを立… 2021/05/17 感染症
第19回 オンライン診療を行う時に注意すべきこと 画面越しの患者との「距離」をいかに縮めるか コロナ禍において、できるだけ対面の機会を減らすために、好むと好まざるとにかかわらず、今後オンライン診療が行われる機会は増えてくるでしょう。もちろん、すべての診療をオンラインで行えないのは、すべての仕事をリモートでできないのと同じです。 今回は、可能な範囲であってもオンライン… 2021/05/11 医師・患者関係
春の風は親知らずの穴を埋めるか? 健康を是とする病院の中でも、患者がタバコを吸える場所が二つだけ存在する。 精神科閉鎖病棟と緩和ケア病棟の片隅だ。 今はどうなのか知らないが、私が精神科の修行をしていた時代の精神科閉鎖病棟には喫煙室が存在した。酒や他の違法薬物に依存するよりはタバコに依存していたほうが、まだ精… 2021/04/16 医師・患者関係
Front Psychiatry誌より 精神疾患当事者が考える「社会復帰への鍵」は治療ではなく… 司法病棟における研究成果 「希望を持つことを支援する……希望とは小さな積み重ね 回復への道の一歩でもある 医師は希望の1つになることもできる その人の積み重ねる歩みに、何らかの意味を持たせることもできる……」──これは10年近く前に参加した統合失調症を有する人の回復をテーマにした講演を聴いた際、私が書い… 2021/04/07 精神・神経
患者の家族と医師が分かり合えないとき その患者さんのおうちに初めて往診した日。既に、彼女の下腿の半分程度は壊死していました。足趾は黒化して乾燥し、ミイラのようになっていました。寝たきりの高齢の方で、意思疎通はできません。娘さんが介護をしていました。「少し前から足が黒くなり始めて。なんとか治してあげたいんです」と娘… 2021/04/07 老年医学・介護 医師・医学生限定コンテンツ
第18回 不安に押しつぶされそうな患者に対して何ができるか 病気への怒りと不安をぶつける患者への接し方 今回は、不安に押しつぶされそうな患者にどう関わればいいか考えてみましょう。 患者にとって診察を受けることは怖いものです。医師のもとに意気揚々と出かける人はいないでしょう。私は心筋梗塞で倒れて以来もう15年ほど、2カ月ごとに受診しています。これまで一度も検査入院をする必要がなかっ… 2021/04/06 医師・患者関係
部下・同僚に耳の痛い話を受け入れてもらう工夫 Case46 職員の情報共有が不足している皮膚科診療所 今回はある地方都市にある皮膚科クリニックの事例です。40歳代前半の医師による開業4年目のクリニックで、医療脱毛などの自費診療にも積極的に取り組んでいます。覆面調査の依頼があったのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大する直… 2021/03/24 医療経営
第17回 医師と患者の正しい距離感 医師は患者とどこまで親しくなっていいのか 今回は医師と患者の正しい距離感について考えてみます。 対人関係は三つあります。仕事の関係、交友の関係、愛の関係です。三つ目の愛の関係には、パートナーとの関係と家族関係を含みます。関係の近さと持続性によって、仕事、交友、愛の関係の順に関係は難しくなります。 仕事の同僚と友人に… 2021/03/09 医師・患者関係
父と娘と雪の日 いつも往診に行く老人ホームに、新しい利用者が入った。 訪問診療の契約と初回の診察のために、施設職員に伴われてやってきた佐川のり子さん(仮)、六十歳。そのホームの利用者の中ではだんとつに若い。彼女は真っ白な頭をおかっぱにしてにこにこと笑い、診察室に入ると椅子にちょこんと座った… 2021/02/19 医師・患者関係
第16回 感染を恐れて受診をためらう患者にかける言葉 必要以上の「受診控え」はなぜ起こるのか 新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まらない中、感染を恐れて医療機関の受診を控える動きがあります。今回は、本来感染リスクよりも疾患の悪化の方をもっと恐れるべきなのに、患者はなぜ受診を控えるのか、そのような患者にどのように受診を勧めればいいか考えてみましょう。… 2021/02/09 医師・患者関係
アル中、暴言、支払い拒否…厄介な患者と良い関係を築くコツ 見るからに厄介そうなこの事例。今回は、このような「複雑困難事例」に対して、どのように対応すればよいのか、診療の考え方をお示しします。【病棟カンファレンスにて】六倉医師:福田さん、ずいぶんと問題があるようですね。この機会に問題を整理して、解決できることがないかを検討してみよう… 2021/02/08 医師・患者関係
タイタニックと難病家族、そして京成電鉄 「鬼滅の刃」が「タイタニック」抜く──。 2020年11月末、懐かしい映画の名前がメディアを賑わせた。快進撃を続ける「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が275億円を突破し、当時、歴代2位の「タイタニック」(1997年公開)を超えたからだ。鬼滅の無限列車の勢いは止まらず、12月末には「… 2021/01/27 医師・患者関係
壮年期女性の下がらない血圧、家族の変化にも注目せよ さて、このような場合、どのように診療を進めればよいでしょうか。まず陥りがちなbad practiceを見てみましょう。◎bad practiceA医師:血圧高値がまだ続いていますね。自宅での血圧測定はされていますか?田村:頭痛がしたら、血圧が高いことが影響しているのかと思って測るようにしています。そ… 2021/01/12 プライマリケア
第15回 「そんな話、縁起でもない」という人の心の内 人生の最終段階の話を忌避する人への接し方 人は誰でも必ず死にますが、いつ、どこで、どんなふうに死ぬことになるかは、誰にもわかりません。病気で死ぬとは限りませんが、もしも病気になったらどんな治療やケアを受けたいかというようなことについて、家族などに伝えておきたいと思う人はいるでしょう。 しかし、そうは思っていても、実… 2021/01/12 医師・患者関係
患者をモンスターにしたのは私たち!? コロナの影響で、関連施設で人手不足になりました。特に看護師さんが足りなくなったため、診療所や病院間で看護師さんに異動してもらい、対応していました。私の勤務先に異動でやってきた看護師さん。疲れた顔をしているので、大丈夫ですか、と声を掛けると、「私が前にいたところとは違って、ここ… 2021/01/07 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
本人や家族、他職種が抱いた「違和感」を大切に 人と距離を取ることが良しとされ続けた一年でした。誤嚥性肺炎の診療に目を向けると、面会ができず寂しい思いをしたのは、患者さんだけではありません。私たち医療者も、ご家族に支えられて診療していたことを感じました。そんな一例をご紹介します。… 2020/12/24 医師・患者関係
頻回受診は患者との関係を深める絶好の機会 総合診療・家庭医療の臨床スキルの根幹である「患者中心の医療の方法」(本連載「血糖コントロールを改善する魔法の質問」参照)について全4回にわたって取り上げています。第一の要素、第二の要素、第三の要素に続き、今回は第四の要素である「患者医師関係を強化する」について解説します。一条… 2020/12/14 医師・患者関係
まちだ丘の上病院◎地域の魅力生かし人が集まる拠点を開設 病院が手掛ける注目の「ファンづくり」プロジェクト 人口減少や高齢化の進展といった地域社会の変化により、病院運営は変革を迫られている。特に地域密着型の病院では、地域の衰退が患者減につながりやすく、地域活性化に向けた取り組みに乗り出すケースが増加。そうした活動は、病院の「ファン」を増やす効用もあり、注目を集めている。東京都町田… 2020/12/08 医療提供体制
インタビュー◎名古屋大学大学院医学系研究科 地域在宅医療学・老年科学教授の葛谷雅文氏に聞く COVID-19流行下のACPの意義と留意点は 学会が人工呼吸器の装着や面会制限など高齢者を取り巻く問題に注意喚起 COVID-19という誰もが経験したことのない脅威が蔓延する中、高齢者医療を巡る倫理的な考え方やACP(advanced care planning)のあり方が改めて問われている。癌などの終末期患者とCOVID-19患者のACPの違いをどう捉えるか、COVID-19の流行前に行った意思確認をどのように取り扱うべきか──。今年8… 2020/11/26 老年医学・介護
透析を頑なに拒否する患者が一晩で翻意したワケ 総合診療・家庭医療の臨床スキルの根幹である「患者中心の医療の方法」(本連載「血糖コントロールを改善する魔法の質問」参照)について全4回にわたって取り上げています。今回は3回目として、第三の要素である「共通の理解基盤を見出す」について解説します。第一の要素、第二の要素の内容を統… 2020/11/24 医師・患者関係
第2回 意思決定支援、それは「決める」ことのお手伝い 説明して、傾聴して、「それからどうしたらいいの?」と立ち止まってしまっていた私が、そこから一歩先に進むきっかけになったのは、NPO法人「楽患ねっと」を通して相談を受けた、顎骨壊死の患者Aさんとの出会いでした。Aさんは、ある治療を受けるか受けないかについて悩んでおり、楽患ねっとへメー… 2020/11/11 医師・患者関係
第13回 患者が嘘をつく理由 医師に嘘をつく患者にどんな言葉をかけるか 今回は嘘をつく患者とどう接すればいいかを考えてみます。 患者が嘘をつくと治療に必要な情報を得ることができず、そのため治療に支障が出たり、余計な治療をしてしまう可能性があります。従って、患者が嘘をつかないことが治療には必要です。 「嘘をつく患者」といってしまうと、患者にだけ非… 2020/11/10 医師・患者関係
新型コロナに関連付けたACPの啓発には抵抗があります アドバンス・ケア・プラニング(以下ACP)については、ここ数年本当に医療職の間で一気にその認識が広まった感があります。私自身は25年くらい前からエンド・オブ・ライフ期における意思決定の研究に携わっていたので、「ACP」という言葉が現在これだけ多くの医療職の人たちに認識されている状況… 2020/11/10 感染症
在院日数を左右する「北風と太陽」強引は逆効果? 今回より、4回にわたって、総合診療・家庭医療の臨床スキルの根幹となる「患者中心の医療の方法」(本連載「血糖コントロールを改善する魔法の質問」参照)について解説します。今回は第一の要素である「健康、疾患、病いの経験を探る」をテーマとして取り上げます。 さて、本日は村上さんの退院… 2020/10/26 医師・患者関係
医師5705人に聞いた「患者から『死にたい』と言われた経験」 51%が「死にたい」と直接言われた経験あり もし、受け持ちの患者から「死にたい」と言われてしまったら──。日経メディカル本誌10月号の特集では、多くの医師が直面するこの問題を取り上げる(日経メディカル Onlineでのシリーズ記事はこちら)。 日経メディカル Onlineでは2020年8月24日~30日、医師会員を対象にウェブアンケートを実施… 2020/10/06 ターミナルケア
第12回 「閉じた質問」と「開いた質問」の使い分け 患者の本心を引き出す医師の「聞き方」 医師が外来で診察をする時に、患者や付き添い者とまったく言葉を交わさないということはないでしょう。もっとも、寡黙な医師もいれば、患者と確かに言葉を交わすけれども不機嫌だったり、態度が横柄なので患者のほうが気を遣ったり萎縮したりするという医師はいます。今はそういうことは措いてお… 2020/10/06 医師・患者関係