医師あるいは研究者キャリアの昨今 女性医師対象のキャリア形成支援プログラムといった支援策は、今ではどの学会でもお目にかかれる演目だ。今後女性医師比率はさらに増加するだろうから、看護師の現場復帰リカレント教育並みに再教育プログラムは充実していくのだろう。休職後の再研修を中心に、女性医師の多様な働き方を紹介する… 2021/06/03 医師のキャリア
学会トピック◎第12回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 「イクボス宣言×SOGIアライ宣言」を発表 日本プライマリ・ケア連合学会は2021年5月22日、第12回学術大会において、「イクボス宣言×SOGIアライ宣言」を発表。具体的な5か条を提示し、プライマリ・ケアに携わる全ての医療者に向けて、より良い職場環境の実現を呼び掛けた。同様の宣言は2020年9月に大阪大学が発表しているが、医療関連学会と… 2021/05/24 プライマリケア
ミス・ワールド日本代表に挑戦した私 ファイナリストとの出会いが一生の宝物に 初めまして、坂入みずきと申します。私は研修医2年目の夏、ミス・ワールド日本大会に挑戦し、準日本代表に選んでいただきました。私の挑戦をご紹介します。 2020/12/28 医師のキャリア
師走の往診で考えた「老後、やりたいこと」 「もうすぐ一年が終わろうとしてますよ。早いですよね……」「恐ろしいです、早すぎて……。クリスマス、お正月、その前に大掃除と年賀状、考えるだけでもう嫌」「私もちょっとずつ家中の掃除をしているんですが、せっかくの日曜でたくさん掃除しよう!と思っていたのに、結局、ベランダの床と室外… 2020/12/11 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
学会トピック◎第20回日本病院総合診療医学会学術総会 女性医師のキャリア阻むGlass ceilingの実態 この40年で女性医師は格段に増加しているにもかかわらず、医学部の要職に就く女性の割合は依然として低く、女性医師のキャリア形成を阻む壁(Glass ceiling)は厚いままであることが報告されました。第20回日本病院総合診療医学会学術総会(2月21~22日、福岡)で、島根大学医学部卒後臨床研修セ… 2020/03/13 医師のキャリア
学会トピック◎第20回日本病院総合診療医学会学術総会 国公立 vs. 私立、女性管理職の割合が高いのは? 国公立大学医学部では女性医師の支援策が展開されているものの、私立大学医学部と比べて、女性管理職の割合が有意に低いことが報告されました。第20回日本病院総合診療医学会学術総会(2月21~22日、福岡)で、島根大学医学部卒後臨床研修センターの和足孝之氏らのグループが発表しました。… 2020/03/12 医師のキャリア
インタビュー◎横浜市立大学大学院医学研究科の倉澤健太郎氏に聞く 医師の働き方改革のための「トリセツ」とは 昨年11月の第14回医療の質・安全学会で、横浜市立大学大学院医学研究科の倉澤健太郎氏は、産婦人科を舞台とする医師の働き方改革の進捗状況を報告した。2019年7月から取り組んできた改革で、時間外手当の支給実績が17%減少する一方、病院の業績は悪化することなく推移しているという。倉澤氏が「… 2020/01/30 医師のキャリア
ニュース◎全国医師ユニオンが厚労相に要請 無給医、労基署による全大学病院の緊急点検を 全国医師ユニオン(植山直人代表)は7月16日までに、無給医に関する全大学病院の緊急点検と結果公表を求める要請文を根本匠厚生労働相あてに送付した。6月28日に発表された文部科学省の無給医調査では不十分と批判。無給医問題は労働基準法違反であり、司法警察権限を持つ労働基準監督署による緊急… 2019/07/17 事件・話題
リポート◎研修開始3カ月後、1年目研修医の5人に1人が抑うつ状態 あなたは「6月危機」に陥った研修医を救えるか 研修医には「6月危機」が存在する。初期研修医の支援に携わるベテラン医師の多くが、6月になるとメンタル不調に陥る研修医が目立ってくると証言する。これを裏付けるデータもある。日本の研修医1236人を対象に行った研究では、1年目研修医の19.6%、実に5人に1人が研修開始3カ月後に抑うつ状態を呈… 2019/06/20 精神・神経
学会速報◎第119回日本外科学会定期学術集会 聖路加流「女性の働き方支援」とは? どうしたら女性外科医のロールモデルが作れるのか。聖路加国際病院副院長の山内英子氏は、第119回日本外科学会定期学術集会(4月18~20日、開催地:大阪市)で開催された特別企画「女性外科医のロールモデル」で講演を行い、聖路加国際病院で行っている3つの支援策を紹介した。… 2019/04/26 医師のキャリア
シーズン2 第9話 新春、フリーダム宣言 年が明けた。 大晦日は、紅白もジャニーズカウントダウンも観る暇はなく、救急室と心カテ室と病棟を走り回り、カップ麺をすすっているうちに、いつの間にか夜が明けていた。そんな夜が3日続き、今年の正月は終わってしまった。「久々、ガッツのある研修医をみたよ。うちに来ない?」 循環器内科… 2019/01/08 医師のキャリア
シーズン2 第6話 女子研修医の恋バナ 龍の泣き声が秋の空に響いている。 大太鼓が石畳を揺らし、風が銅鑼(ドラ)の音と共に舞い、シンバルが鼓膜を突き刺さした。同期の波留と菜津が叫ぶ。「アイちゃん、やばい、やばいよ!」「アイちゃん、来たよ! 龍踊(じゃおどり)、来たー! 」 大きな龍が動き出し、玉を追って上に下にくね… 2018/12/11 医師のキャリア
入試不正に対して弁護団が被害者救済請求 医学部入試における女性差別対策弁護団は2018年10月29日、東京医科大学に対して、入試不正事件に伴って被害を受けた女性受験生の被害救済を求めて、得点・合否判定の開示と受験料の返還、慰謝料の請求を行った。弁護団が対象とするのは2006年度から2018年度に東京医大を受験した18歳から30歳代の… 2018/10/30 医師のキャリア
特集◎波紋広がる東京医大の入試不正事件《7》エピローグ 女性・多浪生差別は「働き方改革」で解決するか 多くの医師が「下駄を履かせてでも男性を入れなければ回らない」と主張する。だが、それは本当か。単なる思考停止に過ぎないのではないか。医療界にはびこる「必要悪」を払拭するには、どうすればよいのだろうか。… 2018/10/26 事件・話題
特集◎波紋広がる東京医大の入試不正事件《6》女性医師の働き方 女性医師を増やしても根本的な問題は解決しない 「女性差別を容認している医療現場に問題がある」。今回の事件を受けて、そのような意見もよく耳にする。だが、ただ単に差別を撤廃しただけでは、医療現場がうまく回るはずがない。女性医師の働き方に一家言ある、2人の女性に聞いた。… 2018/10/24 事件・話題
東京医大が第三者委員会の一次調査報告書を公表 2018年度一般入試では入試不正で女性39人が不合格に 東京医科大学は2018年10月23日、同大の入試不正に関する第三者委員会第一次調査報告書を公表した。その結果、2017年度および2018年度の入試において、推薦入試も含めて複数の点数調整が行われていたこと、2018年度の一般入試では39人の女性が合格ラインに達していたにもかかわらず不合格となって… 2018/10/24 事件・話題
特集◎波紋広がる東京医大の入試不正事件《5》私立大卒医師匿名座談会 入試不正なんてどこにでもある。何をいまさら… 東京医大が特別なのか、それとも医学部では一般的なことなのか。東京医大以外の私立大を卒業した3人の中堅医師に、今回の事件について率直に語ってもらった。(9月20日収録)──東京医大の入試不正の話を聞いたときにはどう感じられました?A 入試不正はどこの大学でもあること。私立大卒業生とし… 2018/10/23 事件・話題
全国医学部長病院長会議が入試の基準策定へ 年齢や性別の扱いも含めて透明化目指す 全国医学部長病院長会議(AJMC)は2018年10月13日、大学医学部入学試験制度検討小委員会を設置。10月16日に緊急記者会見を実施した。検討小委員会の委員長には嘉山孝正山形大学医学部参与が就き、1カ月以内にアドミッションポリシー(大学入学者の受け入れ方針)の基準を示し、文部科学省と連携し… 2018/10/17 医師のキャリア
特集◎波紋広がる東京医大の入試不正事件《4》卒業生アンケート 入試不正の存在を以前から知っていましたか? 【調査概要】東京医大卒業と登録された日経メディカル Online 医師会員を対象にウェブアンケートを実施。期間は2018年9月11日から9月21日。回答数は107。男性97人、女性10人。20歳代4人、30歳代18人、40歳代27人、50歳代35人、60歳代19人、70歳代4人。現在、東京医大(関連病院含む)で働いているの… 2018/10/17 事件・話題
「腎機能が上がる」ってどういう意味? 朝のカンファレンスや、研修医が担当した新規入院患者さんのプレゼンテーションをする際などに、恥ずかしながら変な言葉が飛び交うことがあります。最近気になっているのが、「腎機能が上がる」「肝機能が上がる」といった言葉です。どこかで聞いたのか、どこかで読んだのか……。ともかく不思議… 2018/10/04 腎・泌尿器
学会トピック◎第50回日本医学教育学会大会 労働時間、収入、やりがいと診療科選択の関係は 医学部1年生を対象に調査、「やりがい」重視の学生が多数 医師の労働時間や収入、やりがいは、医学生の診療科選択にどのような影響を与えるのか――。医学生を対象に、診療科別の実態を示すデータを提示するという介入試験を行った結果、介入前後で希望する診療科の選択に有意な変化を認めなかったことが示された。浜松医科大学医学部の上田梨沙氏らが、… 2018/08/31 医師のキャリア
新潟市民病院の女性医師過労自殺 遺族が安全配慮義務違反と提訴、市は争う姿勢 新潟市民病院(新潟市中央区、写真)に勤務していた女性医師(当時37歳)が「極度の長時間労働」の結果、うつ病を発症して自殺した事案で、遺族が病院を運営する市に安全配慮義務違反があったと提訴。これに対し、新潟地裁で8月1日に行われた第1回口頭弁論で市側は、因果関係が明らかでないなどと… 2018/08/02 医師のキャリア
リーダーの肖像【第4回】 「四国の真ん中」の病院に医師が続々集まる理由 石川 賀代 氏(HITO病院 理事長・院長) 愛媛県四国中央市の社会医療法人石川記念会 HITO病院には、ここ数年、東京都、大阪府、三重県、岐阜県、佐賀県など全国各地から医師が転職してきている。診療機能拡充に伴う専門医招へいに応じた医師たちが参集しているのだ。改革を進める2代目経営者、石川賀代氏の姿勢に共鳴した――。入職した… 2018/04/25 医療経営
1年後の自分に書いたメッセージ 新年になると、いつもしていることがあります。新調した手帳の12月のページに、1年後の自分に対するメッセージを書くのです。 1月1日の自分は、こんな状態で、こんなことが気になっていて、こんな気持ちでいる。こんな風に1年を過ごそうと思っている。1年後の自分には、こうあってほしい。そうい… 2018/02/01 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
STEMをねらえ! 女性医師にとって、男性医師との結婚は年々難しくなっていく。かと言って、忙しい中でやみくもに婚活に走っても成果は期待できない。結婚したい女性医師が実践すべき対策を探ってみた。 2017/11/13 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
「女性医師余り」は進んでいく 女性医師にとって結婚の第一候補となるのは男性医師。しかし、医師の女性比率が増え続ける中、「医師同士カップル」を目指す女性医師は年々不利な状況に。昨今の女性医師の結婚事情を見てみよう。 2017/11/10 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 複数の非常勤医配置を常勤とみなすことを検討 ICUにおける医師の「常時勤務」の要件も緩和か 中央社会保険医療協議会(中医協)総会は11月8日、2018年度診療報酬改定に向けて、医療従事者の働き方をテーマに議論した。医療従事者の常勤要件の見直しや医師の勤務場所に関する要件の緩和などの方向性が示され、おおむね了承されたが、医療の質や安全性を担保する観点から慎重な対応を求める意… 2017/11/09 医師のキャリア
新潟、過労自殺した女性医師の遺族が市と病院長らを 違法な長時間労働を放置の疑いで刑事告発 長時間労働による過労が原因で自殺したと労災認定された新潟市民病院の女性研修医の遺族は10月26日、同病院では違法な長時間労働が放置されているとし、労働基準法違反の疑いで、市と病院長らを新潟労働基準監督署に刑事告発した。… 2017/10/31 医師のキャリア
医学部女子受験生への応援メッセージ キャリアを中断した自身の経験を後輩たちのサポートに生かす 秋田大学医学部 総合地域医療推進学講座 准教授 蓮沼 直子 氏 皮膚科専門医として臨床の現場で活躍しながら、秋田大学医学部内に「女性医師支援ワーキンググループ」を立ち上げ、女子学生や女性医師のキャリア形成のサポートにも取り組む蓮沼直子氏。出産や育児などのライフイベントでキャリアパスが途切れがちな女性にとって、医師として充実したキャリアを… 2017/10/24 医師のキャリア
アラサー女性医師座談会(後編) 「結婚は?」と聞かれるのは苦手 仕事と婚活のバランスって、どう考える? そもそも出会いの場は? 女性医師のキャリア支援が広く話題に上る昨今、当の若手は結婚をどう見ているのか。アラサー女性医師3人に自身と周囲の婚活・結婚事情を語ってもらった座談会。後半は、婚活で得られる悟り(?)、周りのオジサマ医の言動に話が… 2017/10/13 ライフスタイル 医師・医学生限定コンテンツ
アラサー女性医師座談会(前編) 結婚や恋愛にパワーと時間はなかなか使えない 仕事と婚活のバランスって、どう考える? そもそも出会いの場は? 女性医師のキャリア支援が広く話題に上る昨今、当の若手は結婚をどう見ているのか。アラサー女性医師3人に自身と周囲の婚活・結婚事情を語ってもらいました。… 2017/10/12 ライフスタイル 医師・医学生限定コンテンツ
Cadetto Special「女性医師の婚活事情」◎3回参加すれば相手が見つかる? 女性医師に出会いを提供する「女医コン」とは 男性医師の生涯未婚率2.9%に比べて、女性医師は10倍以上の35.9%。この状況に不安を覚え、病院の外に出会いを求める女性医師は少なくないだろう。そんな女性医師たちをサポートする「女医コン」を紹介しよう。… 2017/09/14 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
ママさん女医は時間がない!? 毎日、びっくりするくらい、一日が早く終わってしまいます。朝起きて、慌ただしく支度をして、仕事に行って、帰ってきたら、あっという間に寝る時間になっているのです。のんびりしている暇もなく。 2017/05/09 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
学会トピック◎第117回日本外科学会定期学術集会 「ママメン外科医」が考えるママ外科医活躍の障壁とは? 8カ月間の育児休業を取得した経験を基に、防衛医科大学校外科・小児外科の小岩井和樹氏は「ママメン外科医の見たママ外科医活躍の障壁」をテーマに講演した。「女性が長期的に活躍するためには、価値観に応じた柔軟な勤務・修練形態の構築が必要。短期的な修練のペースダウンを許容することで若年… 2017/05/01 外科
医師3931人に聞く「子育てへの参加」 男性医師の育児はまだまだパートナー任せ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に育児に関するウェブアンケートを実施したところ、男性医師で子育てに積極的に参加している(「子育てのほぼ全てを自分で行っている」「子育てのメインは自分で、パートナーにサポートしてもらっている」「パートナーとほぼ半々で育児を分担している」)と… 2017/03/16 ライフスタイル
Circulation誌から 女性循環器専門医が正教授になる確率は男性より低く 米国における横断研究の結果 米国の医学部では、年齢や専門分野、臨床試験への関与などの要因で補正した後も、女性教員が正教授となる確率が男性より低いことが示された。結果はCirculation誌2月7日号に掲載された。 2017/02/16 循環器
キラキラ系女医とのデートにおけるコツと注意点 今回は女性医師とのデートにおけるコツとピットフォールをお送りします。ベースになっているのは、私の女性医師とのデート経験。そうですね…付き合っていた人以外に、n=20くらいでしょうか? 他に、女性医師にインタビューした内容も含めております。ちなみに今回の対象は、「キラキラ系女医さん… 2017/02/10 ライフスタイル 医師・医学生限定コンテンツ
女医会でお姫様ごっこ!? 女性医師の皆さん、あなたの職場には女医会ありますか? 参加されていますか?私がここで言う女医会とは、「参加メンバーが全て女性医師による食事会やお茶会など」を指します。私は今までの職場で、女医会を積極的に企画してきました。… 2017/02/02 医師のキャリア
リオ五輪、女性アスリート活躍の陰にこの人! リオデジャネイロパラリンピック、とうとう始まりましたね。どんな名場面が誕生するのか楽しみです。また、それに先立つ、リオデジャネイロオリンピック、感動しました。皆様それぞれ、あの場面が忘れられないというお気に入りの一瞬をお持ちと思います。… 2016/09/08 産婦人科
原田流、開業コンサルタントとの付き合い方 こんにちは、原田文子です。今、地元の群馬県安中市にて開業準備中です。2017年春オープン目標なのですが、予定は未定であります。 2016/09/06 医師のキャリア
勤務開始から9カ月間の月平均時間外労働時間が190時間超 女性医師が自殺、「過重労働が原因」と遺族が労災申請 新潟市民病院(新潟市中央区)に臨時職員として勤務していた30歳代の女性医師が自殺したのは、「過重労働が原因」であるとして、遺族が8月17日、新潟労働基準監督署に労災認定を申請した。代理人によると、時間外労働時間は4カ月連続で200時間を超え、勤務開始から9カ月間の月平均時間外労働時間… 2016/08/19 事件・話題
医師のライフイベントをどう支援? キャリア自己責任時代の働き方を考える 第7回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会での取り組み 初期臨床研修制度や、2017年度から始まる新専門医制度の導入によって、キャリアの自由度、流動性が高まり、キャリアの自己責任化が進んでいます。一方で、育児や介護などで時間に制約のある医師の離職や、地域医療とライフイベントの兼ね合いなど、様々な障害が医師のキャリアには存在しています… 2016/07/12 プライマリケア 医師・医学生限定コンテンツ
子連れ学会発表“成功”の秘訣はシッター同伴 こんにちは、原田文子です。今日はライフワークバランスについて考えてみようと思います。私には、今、5歳と4歳の娘、2歳の息子の3人の子どもがいます。平日は、9~17時の勤務で残業や呼び出しはない環境なのですが、どうしても仕事中心。子ども達にはさびしい思いをさせていると感じています。で… 2016/06/23 医師のキャリア
非医療関係者との出会いに「女医コン」のススメ こんにちは、原田文子です。今日は、先日参加してきた「女医コン」の話題です。以前のコラムでも触れましたが、女性医師の生涯未婚率は3割を超えます。女性全体の生涯独身率は1割程度なので、医師となった女性は結婚しない(できない)割合がとても多いのです。その理由は様々ですが、家と職場の… 2016/06/02 医師のキャリア
専門医の「出戻り審査」について調べてみた 過去に腰椎ヘルニアの激痛を経験してからというもの、すっかり運動から離れて生活してきたが、ある日ふと、「そろそろ運動を再開しよう」と思った。どうせやるなら好きなスポーツを、そう思って私が選んだのは空手だった。空手は小さい頃から続けており、15年前に2段を取得している。いわゆる「黒… 2016/06/01 医師のキャリア
女性医師に向く診療科とは こんにちは、原田文子です。新一年生の医師の皆さん、頑張ってますか? そして新しい職場に変わられ心機一転、という先生方も多いことでしょう。医師国家試験に合格し、不安と期待の入り混じった十何年も前の今の時期を懐かしく思い出します。… 2016/05/06 代謝・内分泌
女性医師の妊娠・出産 in USA(その3) 診療の合間、いつ搾乳する? 出産後に職場復帰して変わった点は主に、朝晩は夫と分担して保育園(もしくはベビーシッターさんの家)への送り迎えがあるため、帰る時間を気にするようになったこと、そのため集中して効率よく仕事をするよう努めていること。そして、1日2~3回、仕事の合間に搾乳するということです。… 2016/04/20 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
女性医師の妊娠・出産 in USA(その2) 保育園待ちは8カ月以上 妊娠が分かってまず行うことの一つは、産婦人科医の選定です。周囲のすすめや交通の便を考慮して出産する病院を選んでから、その病院と契約している産婦人科医を自分の健康保険会社のリストの中から探すことになります。インターネットでバックグラウンド(卒業大学や卒業年次、職歴など)を見る… 2016/04/13 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
女性医師の妊娠・出産 in USA(その1) 臨床留学中の出産 私は渡米してから3年間の内科レジデントを修了し、腎臓内科フェローシップに入ってから2年目で出産を経験しました。日本から臨床留学し、しかもトレーニング中に出産を経験するというのは非常にまれだと思われますが、後に続く人も増えていくかもしれませんので、参考に体験談を記載しておきたい… 2016/04/06 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
シリーズ◎ドイツ「田舎医法」に学ぶ《番外篇》 ドイツの女性医師のキャリアパスは?育児は? ドイツは、世界的に見ると、女性の社会進出がそれほど進んだ国ではない。日本と同じように「育児は女性の役割」という伝統的価値観が根強く残り、女性が男性同様のキャリアを積もうとすると多くの障壁が立ちはだかる。一方でドイツの医師は約半数を女性が占め、働きながら子育てをする女性医師の割… 2016/04/04 医師のキャリア
女性医師が働き続けるために必要な仕組みとは? こんにちは、原田文子です。現在、女性医師の就業率は35歳前後をピークにM字カーブを描いていると言われています。24歳で医学部を卒業すると仮定した場合、卒後初年度の就業率が一番高く、その後年々減少し35歳前後では就業率が76%となり、その後はまた上昇する、というデータがあります。つまり… 2016/02/03 医師のキャリア
一般向けに『医者のひみつ』をまとめました 今年は異業種の方とお会いする機会が多かった。私が担当する、転職支援サービス「日経メディカル キャリア」「日経DIキャリア」プロジェクト関連の方や、3カ月間自主的に通っていた某ビジネススクールで知り合った方のほか、メーカー系、人材系、マーケティング系、クリエーター系など様々な業種… 2015/12/16 医師の職場環境
NEWS◎東京医科歯科大でダイバーシティ推進シンポジウム 医系女性研究者がキャリアアップを目指すには 12月7日、東京医科歯科大学でシンポジウム「女性目線を活かした医学系研究~産学連携の可能性~」が開催された(写真)。同大学と順天堂大学、(株)ニッピバイオマトリックス研究所は、2015年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ事業(連携型)」… 2015/12/14 医師のキャリア
僻地医療に身を捧げた女医の生涯を題材に討論! 昭和10年春。「陸の孤島」と称された山形県中央部の寒村・大井沢村(現・西川町)に、一人の女性医師が着任した。志田周子(ちかこ)、24歳。東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)を卒業してわずか2年の新米医師であったが、村長である実父に懇願され、無医村であった大井沢村に新設され… 2015/11/19 医師のキャリア
フリー医師と有給休暇 ある日、勤務先の常勤のスタッフが愚痴を言っているのを耳に挟みました。「最近、有給の申請をしたら院長が文句言うんですよねー。他のクリニックだと、そんなに有給なんて取れないんだぞって」。私もそのクリニックで壁に貼った予定を書き込んでいるカレンダーを見て、スタッフが代わる代わる有… 2015/10/28 医師の職場環境
女性医師の結婚と「3分の1の法則」 はじめまして。このたび、日経メディカルで連載を執筆させて頂くことになりました原田文子(あやこ)と申します。私は現在、群馬県内の病院で糖尿病専門医として働いています。このコラムでは、私自身の経験を踏まえ、女性医師の恋愛や婚活、結婚、キャリア、子育て中の働き方(勤務先選び・開業… 2015/10/01 医師のキャリア
ラ○ザップには行けない私のユルい決意 うつむきがちの二重あごに、ぽっこり突き出たお腹…。それが一転、突然の軽やかな音楽とともにニッコリと自信にあふれた笑顔で微笑む細マッチョの男女。2カ月後にはこんな身体になりますよ、というキャプションのインパクトと相まって、この高級ジムのCMが流れる度に私は手を止めてじーっと見入っ… 2015/07/01 生活習慣
学会速報@日本うんこ学会 男子禁制「女子トイレの時間」でお悩み解決! 裴英洙氏が「一流の人が疲れを持ち越さない理由」を講演 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。みなさん、“一流”の人が実行している疲れ回復法、と言われたら気になりませんか?昨年「なぜ、一流の人は『疲れ』を翌日に持ち越さないのか」(ダイヤモンド社)を上梓した、医師でありながら医療コンサルタントの裴英洙氏が、ニコニコ超会議2015内で… 2015/05/01 消化器
うちのクリニックにもやって来た「威圧する付添人」 私は月に1度、美容院で髪をカットしてもらっています。私の通う美容院は、オーナーである60代の女性美容師さんがお一人で切り盛りしています。先日、電話で予約した時間に美容院に出掛けたのですが、ドアに鍵が掛かっていて開きません。「あれ?」と戸惑っていると、すぐに中からオーナーさんが「… 2015/04/21 医師・患者関係
学会速報◎日本医学会総会 2015 関西より 「女性医師にも男性医師と平等な昇進の機会を」 柱15-2 女性も男性も質の高い働き方ができる時代をめざして 「女性医師の支援は、子育てしながら働き続けられる勤務体制の整備に加え、キャリア形成と昇進に関して男性医師と平等に機会を与えることが重要だ」――。大阪市立大学名誉教授の上田真喜子氏は、第29回日本医学会総会 2015 関西の学術講演(4月11~13日、京都開催)でこう強調した。… 2015/04/11 医師のキャリア
出産のブランクあり、再就職先をどう選ぶべき? 出産を機に医局を辞めて3年になりました。子どもも大きくなってきたので、再就職を考えていますが、ブランクがあって不安です。就職先として、どのような病院を選ぶべきでしょうか。 2015/03/12 医師のキャリア
競争の激しいロボット手術の世界で女性医師が勝ち抜くには スウェーデンで勤務を始めた当初は医師免許取得、そして専門医資格取得という、ある意味で競争のないところからの出発でしたが、その段階を過ぎると、やはり同僚との競争になります。現在、私は泌尿器科で主にロボット手術と開腹術を担当しているため、前立腺全摘や膀胱全摘といった大手術を中心… 2015/02/26 医師のキャリア
ERは出産子育てに強い?女性部員熱烈募集中! こんにちは。女医さんに入部してほしくてたまらない救急医、薬師寺です。先日女性医師の特集(「辞めない女医のつくり方」)を組んだ日経メディカル編集部からリクエストがあったので、唐突ですが女性医師の話をします。… 2015/02/17 事件・話題
「女医」という言葉は使わない方がいい 日本バプテスト病院外科医長大越香江氏に聞く 雑誌『日経メディカル』1月号特集「辞めない女医のつくり方」の、タイトル表現ならびに表紙デザインについて、日本バプテスト病院外科医長の大越香江氏より、「ジェンダー問題を無視したつくりになっている」とのご指摘を頂いた。自身も子育て中の医師である大越氏に、本特集に対するご意見、なら… 2015/02/13 医師のキャリア
特集◎やめない女医のつくり方《座談会》 産休・育休に時短勤務、制度は整ってきたけれど… 最後に残るのは周囲の「意識の壁」 20~30歳代の女性医師の増加を、マネジメントクラスの女性医師たちはどう見ているのだろうか。小児科、消化器内科、消化器外科の各領域で指導的立場にある3人に、女性医師活躍のための支援策について語り合ってもらった。… 2015/01/19 医師のキャリア
特集◎辞めない女医のつくり方<対策編3> 「夜勤免除」「育休中」でも貢献できる組織づくり 「働き続けられる職場」はこうつくる 女性医師が活躍している職場には、制度が“間違った優遇”を生まないような「公平感」、キャリアアップしたいと思わせる「使命感」、自分が組織や社会の役に立っていると思える「貢献感」の3つがそろっている。これらの感覚を醸成する理想の職場づくりのポイントを探った。… 2015/01/19 医師のキャリア
特集◎辞めない女医のつくり方<対策編2> キャリアアップしたいと思わせる「使命感」を醸成 「働き続けられる職場」はこうつくる 女性医師が活躍している職場には、制度が“間違った優遇”を生まないような「公平感」、キャリアアップしたいと思わせる「使命感」、自分が組織や社会の役に立っていると思える「貢献感」の3つがそろっている。これらの感覚を醸成する理想の職場づくりのポイントを探った。… 2015/01/16 医師のキャリア
特集◎辞めない女医のつくり方<対策編1> 「間違った優遇」生まない公平な職場とは? 「働き続けられる職場」はこうつくる 女性医師が活躍している職場には、制度が“間違った優遇”を生まないような「公平感」、キャリアアップしたいと思わせる「使命感」、自分が組織や社会の役に立っていると思える「貢献感」の3つがそろっている。これらの感覚を醸成する理想の職場づくりのポイントを探った。… 2015/01/15 医師のキャリア
特集◎辞めない女医のつくり方《動向編》 充実してきた女性医師支援に死角あり 「特別扱い」で職場の不満はピークに 「女性医師の活躍は待ったなし」──。女性医師が増え続け、働きやすさを考慮した職場環境の整備も進んできた。ところが、職場では不満が渦巻いている。背景には、制度に甘える女性医師と、支援を「優遇」と捉えて不公平感を隠せない周囲の医師の複雑な感情がある。… 2015/01/14 医師のキャリア
年の瀬、この1年を振り返って思うこと いよいよ師走、年の瀬となりました。この1年を振り返ってみますと、趣味の写真に音楽に邁進した良い一年でした(仕事は置いといて…)。今年も色んな写真を撮りに出掛けました。四季折々の花々やイベントは、写真愛好家にとってまたとないシャッターチャンスです。普段は主に近場で撮影しています… 2014/12/26 眼科
「外科医」と「母親」の両立を求めて まさに「光陰矢の如し」の言葉通り、スウェーデンに移住してから7年半にもなりました。移住する以前、2回ほどポスドクとして働いたことで、私はスウェーデンという国がすっかり好きになっていました。日本では医学部卒業以来、超多忙な生活を強いられた上、男性優位の外科医社会で自分が日々磨り… 2014/12/12 医師のキャリア
女性医師支援は同僚医師の負担軽減もセットで 横浜市大循環器・腎臓内科医局員アンケート結果より 女性医師の就労支援は大切だが、残された同僚医師の負担軽減も同時に進めてほしい――。大学の医局員を対象にした女性医師支援に関する意識調査から、現場のこんな本音が浮かび上がった。国立病院機構相模原病院循環器科の森田有紀子氏が、第37回日本高血圧学会(JSH2014、10月17~19日、横浜開催… 2014/10/20 医師のキャリア
「月々いくら貯金してる?」やっぱり気になるお金の話 先日スタッフと雑談していたときのことです。彼女が「私、これからタバコを2日に1箱にしようと思うんです」と言い出しました。これまでは1日1箱だったのを半分に減らそうということだそうです。私は「そんなこと言わずに、いっそ禁煙したらどう?美容にもいいし、ひょっとしたらマラソンのタイム… 2014/10/17 ライフスタイル
ジェネラル魂!【Vol.3】ジェネラリスト●魂のMessage 村田亜紀子氏 子育てするほどに診療の幅が広がる 産休・育休後の復帰もスムーズ 子育ての傍ら、津山ファミリークリニックで臨床に従事し、若手指導と研究も担う村田亜紀子氏。東京都出身ながら九州大学で学び、医師になってからは北海道内、千葉県を巡り、今は岡山大学の疫学・衛生分野で大学院生という一面も持つ。… 2014/10/09 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
女医のおしゃれ、ちゃんと進化させてますか? 先日、以前一緒に働いていた職場の仲間と食事をしてきました。仲の良かった先輩(女性医師)にも8年ぶりくらいでお会いしました。いつもファッショナブルでスタイルが良い彼女は、私の憧れの先輩です。しかし久々にお会いして、なんとなく違和感を感じました。… 2014/09/01 医師のキャリア
NEWS◎厚労省、女性医師の活躍を応援する懇親会を開催 厚労大臣「女性医師の活用と復職・子育て支援が急務」 厚生労働省は8月8日、「女性医師のさらなる活躍を応援する懇親会」の初会合を開催した。冒頭では厚生労働大臣の田村憲久氏が、「医学部入学者に占める学生の3分の1が女性となった今、女性医師の活用や復職・子育て支援、どうすれば働きやすい環境が作れるのかといったことを考えるのは急務だ」と… 2014/08/11 医師のキャリア
都議会ヤジ問題にみる女性医師のキャリア 先日、東京都議会において発言中の若い女性議員に対し、男性議員が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」というセクハラやじを飛ばしたとされる報道を見ました。私がまず抱いた印象は「へぇ~。まだ“公の場”でこんなこと言う人がいるんだ」ということでした。… 2014/07/03 医師のキャリア
医師になるのは「復讐」のため!?子育てって難しい 先日、甥の小学校の運動会に行ってきました。最近は、残暑の厳しい秋だと熱中症の心配があるためか、5~6月に運動会を開催する学校が多いようです。妹家族は私の家のすぐ近くに住んでおり、甥の通う公立小学校は私と妹の母校でもあります。写真が趣味の私は、毎年甥の運動会にカメラを持って行き… 2014/06/16 医師・患者関係
母親の医療相談に育休中の女医が関われたら 女性医師の割合が年々増加し、医師の働き方にも多様性が求められる時代となりました。様々な大学の女子医学生と話すときに定番となるのは、やはり恋愛や結婚・出産、そしてそれに伴うキャリア形成に関する話題です。… 2014/06/03 医師の職場環境 医師・医学生限定コンテンツ
結婚しても、そのままの君でいい 女性の進出が目覚ましく、男女格差がほぼない(?)のが医者の世界のいいところ。女医さんが日本の医療を救う時代は間近だろう。だって、女性の方が真面目で一生懸命働くもの(偏見が多分に入ってます)。F大病院でも多くの女性医師が働いている。どんどん頑張ってほしいねぇ。… 2014/04/24 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
忙しくも楽しい春の到来 春は私にとって、大変忙しい季節です。まずはつくし狩りをしなければなりません。職場の近くにつくしがたくさん生えるいいポイントがあり、暖かくなってくると時々偵察にでかけ、採り頃をチェックしています。おかげで今年もたくさんつくしを採り、妹家族やお友達に「春のおすそわけ」をすること… 2014/04/11 アレルギー・免疫
女性循環器医師の勤務環境改善へ男女共同参画委員会が提言 女性循環器医師が仕事を継続しキャリアを形成できる勤務システムの確立を――。日本循環器学会の男女共同参画委員会(委員長・大阪市立大学大学院医学研究科の上田真喜子氏)は、その具体策を盛り込んだ提言をまとめ、3月21~23日に東京で開催された日本循環器学会(JCS2014)の委員会セッション… 2014/03/25 循環器
キーワードはブルーオーシャン、受援力、アウトソーシング… 高知の女性医師応援セミナーはすごかった! 「JOY×FULL~『2人』で考える女性医師のキャリア~」 春の兆しを感じる近頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?Cadetto.jp管理人の増谷です。今回は、去る3月8日に高知県で開催された女性医師応援セミナー「JOY×FULL~『2人』で考える女性医師のキャリア~」での模様をお伝えします。… 2014/03/18 医師のキャリア
それでも私は英語の勉強を続けています 以前にも書きましたが、私はNHKの「ためしてガッテン」など、テレビの健康番組を毎週チェックしています。出演されている高名な先生の解説を聞くことは私自身とても勉強になります。そして、なによりもこの手の番組は視聴率が高く、翌日以降、患者さまからの反響が大きいことが理由です。… 2014/03/18 医師のキャリア
「厄除け饅頭」、お断り? ついこの間、お正月が明けたと思ったのに、気づくと節分までもが過ぎてしまいました。関西で節分と言えば、「豆まき」「恵方巻き」「厄除け」が3大行事です。私が物心ついた頃から、我が家ではこの3つを欠かしたことがありません。節分イワシを食べない年はありましたが、巻き寿司は必ず食べてい… 2014/02/25 医師のキャリア
女性医師の「マミートラック」、どうなってる? 産後、職場復帰は果たしたけれど、キャリアアップとは無縁の仕事内容で働く母親専用のキャリアコースを「マミートラック」という。取材をしていると、子育て・仕事の両立に関する話題で女性医師と盛り上がることがある。筆者も子供2人を育てるワーキングマザー。お互いに共通する苦労が多く、職は… 2014/02/06 医師のキャリア
会員の20%、専門医の10%を女性医師に、男女共同参画で大屋私案 会員の20%、座長と専門医は10%、プログラム選考委員および評議員は5%、学会発表者は20%をキープしたい――。これは、男女共同参画ワーキンググループ長を務める琉球大学の大屋祐輔氏が、「私的提案」という形で日本高血圧学会が目指すべき短期目標を示したものだ。それぞれに占める女性医師の… 2013/10/30 循環器
保険医指定や強制加入なども議論の遡上に 日医、組織力アップに向けた具体策の検討を開始 日本医師会は9月4日に開かれた定例会見で、組織強化に向けた検討を進めると発表した。検討事項の中には、保険医の指定に際して医師会の加入を義務付けたり、法的根拠に基づいて強制加入する組織に改組するなど、踏み込んだ項目も列挙した。… 2013/09/05 行政・制度
男の医者がいい? 女の医者がいい? 以前に勤務していた病院での話です。診察室に入ってきた患者さんのお母さんが、開口一番、「子供を産んだことのない女の先生にはうちの子を診てほしくない。先生は子供がいますか?」と聞いてきました。… 2013/08/02 医師のキャリア
私はこうして自宅で産みました<前編> 「自宅出産」という方法があることを初めて知ったのは、医学部低学年の頃だったと思います。知人の奥様が、自ら希望して、自宅の浴室で水中出産した、という話を小耳に挟んだのです。当時の私は、非常に驚きつつ、「私は、そういう冒険はやらないだろうな」と思い、大して関心を持ちませんでした… 2013/05/08 医師のキャリア
日本内科学会が女性の登用進める 内科学会の評議員に女性枠、将来は理事にも 日本内科学会は4月13日、臨時理事会で同会の女性の評議員数を20人に増やしたことを明らかにした。これは、同学会の将来計画検討委員会の下に設けられた男女共同参画に関するワーキンググループからの提言を受けた措置。女性の評議員は男女共同参画ワーキンググループからの推薦に加えて、内科学会… 2013/04/16 医師のキャリア
「2013年1月公開記事に関するアンケート」から 仕事と子育ての両立を図る上で欠かせない3点セット、「ひとつもない」が27.5% 女性医師が仕事と子育ての両立を図る上で欠かせない「3点セット」と言われている「保育園または託児所」「病児保育制度」「子育て中の短時間勤務」の整備状況を尋ねたところ、「ひとつもない」との回答が27.5%でした。日経メディカル オンライン 循環器プレミアムが実施した「2013年1月公開記事… 2013/04/11 循環器
「仕事と家庭の両立」はどこの国でも大変だけれど… アメリカの女性医師・研究者の働き方 私の所属するUC Davis病院小児科には74人の医師がいますが、その中で女性は37人です。レジデントは37人中30人が女性(3年目のレジデントは15人全て女性)と、小児科という科の特性もあると思いますが、女性の方が多いです。ちなみに、うちの医学部生428人のうち238人が女性です。… 2013/03/28 医師のキャリア
恥ずかし過ぎる指示出し せのびぃが最初の頃に付いたオーベンは体育会系の男性ばかりで、いわばお兄さんのような感じだったのですが、そのうち女性のオーベンに付くときがやってきました。しかも、女性A+女性B+男性(せのびぃ)というチーム編成だったのです!… 2013/03/27 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第43回日本心臓血管外科学会 女性会員の74%が「心臓血管外科を選んで後悔していない」だったが・・・ その労働環境においてはまだ改善すべき点が山積 「心臓血管外科を選んで後悔していますか?」という質問に74%が「後悔していない」と答えた――。日本心臓血管外科学会が女性会員に行ったアンケート調査の結果だ。一方で、出産、育児による休職後の復職が病院のシステムとして可能と考える女性医師は3分の1に留まった。また、子どもを持つ女性医… 2013/03/25 循環器
第43回日本心臓血管外科学会 女性会員の74%が「心臓血管外科を選んで後悔していない」だったが・・・ その労働環境においてはまだ改善すべき点が山積 「心臓血管外科を選んで後悔していますか?」という質問に74%が「後悔していない」と答えた――。日本心臓血管外科学会が女性会員に行ったアンケート調査の結果だ。一方で、出産、育児による休職後の復職が病院のシステムとして可能と考える女性医師は3分の1に留まった。また、子どもを持つ女性医… 2013/03/25 循環器
女性医師、母、オンナとして… 自分の人生に結婚はあり得ない。私はてっきり、そう思っていました。今の旦那さんと知り合ったのは、私が34歳の時。内科医として日本で10年間働いた後、骨代謝の研究のためオーストラリアのシドニーに渡り、それが一段落して日本に帰る間際、彼と出会ったのです。当時、私は大学院の博士課程にい… 2013/03/18 医師のキャリア