「コノ先圏外ニツキ通信不可」〜地図から消えゆく村の巡回診療〜 「ロシア連邦サハリン州が見える町」北海道稚内で研修医をしている岩見謙太朗です! 僕が研修している病院では、研修医の仕事に「巡回診療」があります。2週間に1回、院長が運転する車に乗って市街地から離れた村々の診療所や会館へ診察しに行くのです。 稚内市は東京23区よりも広い面積を誇り… 2022/05/18 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
短期連載◎「人が集まる藤田総診」のバックヤードを語る(第1回) なぜ藤田総診はリクルート活動に全力を注ぐのか はじめまして。豊田地域医療センター(愛知県豊田市)を中心に活動している藤田医科大学 総合診療プログラム(藤田総診)の指導医で、「リクルートチーム」のリーダーを務めている、岩田仁志と申します。 藤田総診は2015年に立ち上がった新しいプログラムにかかわらず、2020年から3年連続で10名… 2022/04/18 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
60年前から改訂を重ねた脳波のバイブル これまで2回に渡って、脳波の波形分析の教科書を紹介してきた。今回は脳波の教科書の最終回として、脳波のバイブルと呼べる書籍を紹介する。それは、既に紹介した脳波の教科書と同じ著者らによる書籍で、大熊輝雄、松岡洋夫、上埜高志、齋藤秀光 著:『臨床脳波学 第6版』医学書院 2016年(分… 2022/04/12 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
エキスパートの診断プロセスに挑め(No.05) 71歳男性、4週間程度継続する発熱、果たして鑑別は? ようこそ、エキスパートの診断プロセスを体感するコーナーへ。今回は、71歳男性で、4週間ほど継続する発熱があり、精査目的で紹介されてきた症例です。熱源の探索とともに、体重の落ち方にも注目が集まったようです。果たしてどのような経緯で鑑別に至るのでしょうか。… 2022/03/30 医療の質
コロナとともに始まった研修医生活が終わります 皆さん、こんにちは。朝の気温や街行く人の着こなしなど、日常の中に春が迫り来る気配を感じますね! 春は好きな季節……だったんですが、医師3年目としていよいよ責任が増してくることを思うと、なかなか陽気な気分にはなれません。きよすけです。… 2022/03/28 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
4月9日(土)18時からウェビナーで開催します LIVE「診断エラー学を語ろう」第6回 テーマは「診断力を磨く『振り返りシート』」です 水戸協同病院の畑拓磨先生を講師にお招きして、日経メディカルLIVE「診断エラー学を語ろう」第6回を開催します。テーマは以下の通りです。 2022/03/25 医療の質
第116回医師国試◎「ヒトコト言わせて!」受験生座談会《5》 選択肢に「水制限」がない! SIADHの治療法【116C62】 日経メディカル Onlineの人気コラム「1日1問医師国試」でおなじみの民谷健太郎先生のコーディネートで、第116回医師国家試験を受験した医学生4人による座談会を開催。国試の問題について、言いたい放題、語り合ってもらいました。今回は、多くの受験生が悩んだという抗利尿ホルモン不適合分泌症候群… 2022/03/24 医師のキャリア
寄稿◎第6回Chiba Clinical Skills Boot Campから けいれん患者で大切なHi-Phy-Vi NPO法人千葉医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー、「Chiba Clinical Skills Boot Camp」が毎年、開催されています。第6回目が2021年12月5日にオンラインで開催されました。テーマは「身体診察スキルアップ」。そこで発表された内容をシリーズでお届けしています。今回… 2022/03/23 医師のキャリア
寄稿◎第6回Chiba Clinical Skills Boot Campから 「腕相撲で、けが…」だけで診断は可能か ERにおけるSnap Diagnosisを獲得するには NPO法人千葉医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー、「Chiba Clinical Skills Boot Camp」が毎年、開催されています。第6回目が2021年12月5日にオンラインで開催されました。テーマは「身体診察スキルアップ」。そこで発表された内容をシリーズでお届けしています。今回… 2022/03/16 医療の質
エキスパートの診断プロセスに挑め(No.04) 体動困難の77歳男性が救急外来に、果たして鑑別は? こちらは、エキスパートの診断プロセスを体感する連載です。今回は、部屋で倒れて動けなくなっているところを発見された症例について診断推論の実際を再現します。患者さんは77歳男性で、主訴は体動困難です。救急外来に来院時、会話や受け答えはおおむね普段通りでしたが、病歴を正確に話すこと… 2022/03/09 医療の質
脳波の波形分析の教科書2 問題集を解くのではなく読んで勉強する新発想 前回は脳波の波形分析の教科書として、大熊輝雄・松岡洋夫・上埜高志 著:『脳波判読 step by step 入門編 第4版』 医学書院、2006年(分類:教科書、推奨度評価:★★★、推奨時期:後期専攻医~)を紹介した。今回紹介するのは、その続編に当たる大熊輝雄・松岡洋夫・上埜高志 著:『脳波判… 2022/02/28 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
寄稿◎第6回Chiba Clinical Skills Boot Campから 身体診察はどこまで極められるのか NPO法人千葉医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー、「Chiba Clinical Skills Boot Camp」が毎年、開催されています。第6回目が2021年12月5日にオンラインで開催されました。テーマは「身体診察スキルアップ」です。今回はシンポジウム「身体診察のQ&A」から、生坂先生… 2022/02/24 医師のキャリア
対談◎医学生時代を有意義に過ごすコツ【医学部高学年編その2】 「勉強した=実践できる」ではない!自分で考え行動しよう 川越救急クリニック(救クリ)の木川英です。救クリに勤務する医学部6年生の篠崎君と、医学生時代を有意義に過ごすコツについて語り合うシリーズ(関連記事:進級には、的を絞った試験対策と友達が大事!?、病棟実習は臨床現場を俯瞰できる最後の機会)の最終回をお届けします。 新型コロナウイ… 2022/02/21 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
寄稿◎第6回Chiba Clinical Skills Boot Campから 患者が訴える「しびれ」へのアプローチ NPO法人千葉医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー、「Chiba Clinical Skills Boot Camp」が毎年、開催されています。第6回目が2021年12月5日にオンラインで開催されました。テーマは「身体診察スキルアップ」。そこで発表された内容を再構成してシリーズでお届けいたし… 2022/02/16 医療の質
寄稿◎第6回Chiba Clinical Skills Boot Campから 見て覚える、骨折の診察・固定の実践法 NPO法人千葉医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー、「Chiba Clinical Skills Boot Camp」が毎年、開催されています。第6回目が2021年12月5日にオンラインで開催されました。テーマは「身体診察スキルアップ」。そこで発表された内容をシリーズでお届けいたします。今回… 2022/02/09 医師のキャリア
激変する内科専門医制度 新内科専門医試験のレベルがわかった! JCHO東京山手メディカルセンター呼吸器内科・感染症内科の長門直です。今回また、内科専門医・総合内科専門医試験に関する連載をさせていただくことになりました。よろしくお願いします。以前同様、総論から各分野別のトピック解説という流れで、専門医合格に必要なエッセンスを中心に書いていき… 2022/02/09 医師のキャリア
2022年1月28日号 診断プロセスの神髄に迫れ 診断プロセスのスキルを高めるにはどうしたらいいのか──。この問いに、診断学のエキスパートは2つの道を示す。1つは、医師であれば多かれ少なかれ遭遇する診断エラーから学ぶこと。もう一つは、エキスパートによる診断プロセスの実際を追体験することだ。… 2022/01/28 医師のキャリア
NEWS◎基礎研究医プログラム採用者も定員を大きく下回る 「地域医療重点プログラム」採用者、定員の半数以下に 厚生労働省は2022年1月26日、医道審議会・医師分科会医師臨床研修部会を開催し、2022年度の地域医療重点プログラム、基礎研究医プログラムの採用状況を報告した。また、2023年度の基礎研究医プログラム定員配分および都道府県別募集定員上限について議論し、おおむね合意を得た。 地域医療重点プ… 2022/01/27 医師のキャリア
医者って腰が低いとなめられるんですか? 皆さん、こんにちは。日に日に増していく大きな“波”に、げんなりしている日々を過ごしています。大きな“波”……そう、それは大学同期の結婚ラッシュの“波“。ただでさえ二浪して大学に入っているのに、年下の同期たちが続々と結婚していく、その意味するところを考えると、いつも自然とスーパ… 2022/01/17 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第4回レジデントチャンピオンシッププレイバック クイズイベントはオンラインでここまでできる 「初期研修医として学んできた知識と臨床力を試しながら、横のつながりを得る機会を作りたい」──。実行委員会のこうした思いから発足した「レジデントチャンピオンシップ」(愛称:レジ王:エントリーはこちら)。コロナ禍で行われた前回大会からは、オンラインイベントとなっている。今回は、… 2022/01/06 医師のキャリア
レジデントチャンピオンシップ第5回参加者募集開始 オンラインでの初期研修医の激闘が今年も! 「初期研修医として学んできた知識と臨床力を試しながら、横のつながりを得る機会を作りたい」──。実行委員会のこうした思いから発足した「レジデントチャンピオンシップ」(愛称:レジ王)の第5回大会がまもなく幕を開ける(エントリーはこちら)。… 2022/01/05 医師のキャリア
2021年12月10日号 ポストコロナ時代の卒前・卒後教育 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を機に、医学教育のICT化が加速した。一方で、コロナ流行前から医学教育にICTを活用してきた施設も、独自の工夫で取り組みをさらに進化させている。ポストコロナ時代の卒前・卒後教育の風景は、大きく様変わりしそうだ。… 2021/12/11 医師のキャリア
トレンド◎コロナ下で進化する「VR医学教育」 症例を自院でVR化、多施設への共有も可能に VR教材を施設間でシェアできるプラットフォームを構築 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下で、シミュレーション教育や症例見学に仮想現実(VR)を活用する動きが広まりつつある。昨年には、手術室に常設する360度カメラで撮影したVR映像をクラウドに蓄積し、多施設で共有する取り組みも始動。遠隔地にいながら貴重な症例を3次元で経験できる… 2021/12/10 医師のキャリア
トレンド◎指導時間不足や運用の非効率を解消 独自の工夫で進化するICT卒前・卒後教育 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を機に、医師の卒前・卒後教育のICT化が加速。ほとんどの大学医学部では、従来の対面授業を遠隔での実施に切り替え、学会などのオンライン開催も当たり前となった。一方で、コロナ流行前から医学教育にICTを活用してきた大学や市中病院も、独自の工夫… 2021/12/08 医師のキャリア
自治医科大学の41期生が「今」取り組んでいること 「医学教育を届け、残りたい地域を創造する」 母校である自治医科大学の地域医療学センター教授の小谷和彦先生にお声がけいただき、2021年10月に開かれた学外卒後指導委員合同研修会で登壇しました。私は歴々の大先輩も多数出席される中、かなり緊張しました。その時お話した内容をもとに、現在取り組んでいるプロジェクトについて紹介したいと… 2021/12/03 医師のキャリア
島根の総合診療医の育成に注目したい理由 「総合診療って楽しい!」を伝えたい 2021年10月27日。著者は、神無月の東京から神在月の出雲に向かった。島根大学医学部附属病院総合診療医センターの和足孝之氏に会うためだ。本来なら5月にうかがうはずが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で延び延びになっていた。和足氏の米国留学が11月に迫ったことから急遽、時間を割… 2021/11/17 医師のキャリア
第4回チャンピオンメンバーの前田恭兵氏、指導医の大場雄一郎氏に聞く レジ王は研修モチベーションを上げてくれた 第4回レジデントチャンピオンシップ(通称:レジ王)の優勝チーム「ハーフリム」のメンバーである前田恭兵先生(大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター)と指導医である大場雄一郎先生にお会いしました。「レジ王が研修のモチベーションを上げてくれた」と話す前田先生。大場先生は「コロナ… 2021/11/08 医師のキャリア
学会トピック◎第23回日本病院総合診療医学会学術総会 【動画】研究メンタリング・コーチングの向上を 第23回日本病院総合診療医学会学術総会でシンポジウム「総合診療医のための研究メンタリング・コーチングスキル by JUGLER」が開催されました。日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議(JUGLER)のメンバーが、研究を行う際に必須となるメンタリングとコーチングについて議論を重ねました。… 2021/10/29 医師のキャリア
【2021年度】市中病院の人気がさらに加速 マッチング最終結果、フルマッチは14校 医師臨床研修マッチング協議会は10月28日、2021年度の医師臨床研修マッチングの結果を公表した。マッチングに参加した医学生は1万24人。うち、希望順位を登録した参加者は9768人だった。参加者が希望順位表に登録した研修プログラムの平均数は3.66プログラムだった。参加病院は1021病院(研修プログ… 2021/10/28 医師のキャリア
学会トピック◎第23回日本病院総合診療医学会学術総会 【動画】症例検討から診断推論戦略を学ぼう 第23回日本病院総合診療医学会学術総会で特別企画2「症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER(Vol.2)」が開催されました。佐賀大の多胡雅毅先生が座長を務め、千葉大の鋪野紀好先生の司会のもとで、2人のプレゼンターが提示する症例をもとに診断推論を展開しました。獨協医大の志水太郎先生、東邦… 2021/10/18 医師のキャリア
学会トピック◎第12回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 病院総合診療医ってどんな医師? 日本の「病院総合診療医像」を確立するためにはどうすればいいのかの答えを求めて、日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議(JUGLER)のメンバーと市中で活躍する病院総合診療医3名が、第12回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会で公開シンポジウム「日本の病院総合診療医像の確立 by JUGL… 2021/10/08 医師のキャリア
学会トピック◎第12回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 総合診療ならではの研究テーマとは? 総合診療医が手掛けるべき研究テーマとは何なのか──。この問いの答えを求めて、日本大学総合診療リーダーシップ・教育円卓会議(JUGLER)のメンバーが、第12回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会でシンポジウム「総合診療医学領域の研究」に臨みました。そこで語られた内容を再構成してお届け… 2021/09/28 医師のキャリア
特定の専門科・施設に偏る訴えは機構が調査へ 専門研修の変更希望700件、うちハラスメント疑い90件 日本専門医機構は2021年9月21日、定例の記者会見を実施。2019年秋から2021年7月に、専門研修プログラム委員会へ届け出のあったプログラム辞退・転科・移動希望は約700件で、そのうち約90件が「ハラスメントあり、またはハラスメントは疑われるがどちらとも言えない」事案であった旨を報告した。変… 2021/09/22 医師のキャリア
LIVE「診断エラー学を語ろう」第4回 9月25日(土)19時からウェビナーで開催します 千葉大学医学部附属病院総合診療科の鋪野紀好先生を講師にお招きして、日経メディカルLIVE「診断エラー学を語ろう」第4回を開催します。テーマは「エキスパートのための診断プロセス──個の力で診断エラーと対峙する」です。… 2021/09/07 救急医療・集中治療
総合診療に興味や関心がある医学生や研修医の皆さんへ 総合診療に関する質問にお答えします! 先日、とある大学の医学生の方から、「総合診療に関して話が聴きたいです」と連絡がありました。総合診療に興味や関心があるものの、大学の講義や実習で話を聞く機会が少ないとのことでしたので、オンライン講演会・質疑応答の会を設けていただきました。… 2021/08/25 医師のキャリア
書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVEの報告です 臨床医が語る「まれな診断困難例からの学び」 書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVE第3回の報告です。2021年7月26日に、東京都立多摩総合医療センターの綿貫聡氏を講師にお招きして、第3回「診断エラー学を語ろう」を開催しました。テーマは「まれな診断困難事例を遅延なく診断するには」です。… 2021/08/24 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王本選出場者が伝えたいこと 研修医の一番大きな役割は患者の話を聞くこと レジ王では、全国津々浦々からたくさんの研修医が参加されていました。ここでは、沖縄を初期研修の地として選んだ理由、良かったこと、初期研修に求められることなど、レジ王に参加してみて個人的に改めて感じたことについて書かせていただこうと思います。… 2021/08/16 医師のキャリア
「おはようございます」で内定もらいました 皆さん、こんにちは。ここ1、2カ月間ほど、ほぼ毎日英語を勉強しなきゃと考えています。「考えているだけじゃダメだ! 実行しなきゃ」と思い立ち、最近は「I have to learn in English.」 と脳内で考えるようになりました。ネイティブ一直線。I‘m KIYOSUKE (訳:きよすけです) . 英語を勉強しよ… 2021/08/04 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
学会トピック◎日本病院総合診療医学会と日本プライマリ・ケア連合学会 2学会が総合診療専門医のサブスペシャルティ構築へ 日本病院総合診療医学会(理事長・原土井病院の林純氏)と日本プライマリ・ケア学会(理事長・北海道家庭医療学センターの草場鉄周氏)は2021年7月16日、日本専門医機構が認定する総合診療専門医のサブスペシャルティ構築へ向けた合同声明を発表。学会認定方式の病院総合診療専門医と新・家庭医療専… 2021/07/19 医師のキャリア
6月28日~7月4日の「話題になった論文」 外科系レジデントの「やる気」を調べた全米規模の調査 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/07/13 感染症
シリーズ◎レジ王本選出場者が伝えたいこと 自分の実力を確かめてみようと思い挑戦しました 初めまして。高知医療センター初期研修医2年目の岩本です。今回このような執筆の機会をいただきありがとうございます。 2021/07/07 医師のキャリア
書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVEを開催中 初期研修医が遭遇しやすい診断エラーを回避するには 診断エラーの克服は自身の感情・傾向・状態を知ることから 書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVE第2回の報告です。2021年6月22日に、島根大学の和足孝之先生を講師にお招きして、第2回「診断エラー学を語ろう」を開催しました。テーマは「初期研修医が頻回遭遇しやすい診断エラーから回避する特選スキル」です。… 2021/07/06 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王本選出場者が伝えたいこと コロナ禍で本来の治療が行えなかった1例 皆様、初めまして、勤医協中央病院初期研修医2年目の西村と申します。今年で4年目となるレジデントチャンピオンシップの決勝戦出場の特典で今回執筆の機会をいただきました。 2021/06/07 救急医療・集中治療
ペースメーカーのお勧め書籍 電池切れで心不全を起こした症例から学んだ教訓 「心電図」の教科書の紹介が長く続いたので、前回は「胸部X線写真」をテーマにするつもりだったが、予定を変更して「不整脈」の教科書を紹介した。それなら、ついでにどうしても紹介したいテーマがある。それは「ペースメーカー」である。… 2021/05/31 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVEを開催中 「診断エラー学を語ろう」で語られたこと 「医師の仕事はエキサイティングで楽しいのだ」と語る志水先生 書籍『診断エラー学のすすめ』発行記念LIVEの報告です。2021年5月20日に、獨協医科大学総合診療医学主任教授の志水太郎先生を講師にお招きして、第1回「診断エラー学を語ろう」を開催しました。テーマは「診断の質を高める3つのReflectionを」です。志水先生が示された「医師の仕事はエキサイティン… 2021/05/28 医療の質
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例 (Case No.20) たかが便秘、されど便秘、でも実際は…… 冬の寒い季節、100床規模の病院での夜間当直時のことです。当直医は6年目の医師1名のみで、明日から学会出張のためワクワクしていました。そんな中で、午前1時に救急患者が搬送されました。臨床経過は以下です。… 2021/05/20 消化器
第1回 つらい初期臨床研修を、どうすれば楽しめる? 今月からCadetto.jpで連載を担当させていただくことになりました、「Dr.おりこー。」と申します。2021年3月に慶應義塾大学医学部を卒業し、現在は静岡県浜松市にある聖隷浜松病院で初期臨床研修をしています。この連載では、「研修医おりこー。のまいにち奮闘中」と題して、研修医として直面した… 2021/04/30 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
春だ! 新社会人だ! ネット炎上だ!!! 皆さん、こんにちは。春ですね! 桜、スーツ姿、慣れないネクタイ、痛すぎる定期代……。すいません、春の陽気な雰囲気に取り乱し、むやみやたらに季語をちりばめてしまいました。 で・も! ちょっとくらい浮かれても許してください。いやー、春って何だか胸がときめきませんか? この記事を読ん… 2021/04/23 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
学会トピック◎第22回日本病院総合診療医学会学術総会 【動画】症例検討から学ぶ診断推論戦略 第22回日本病院総合診療医学会学術総会でセッション「症例検討から学ぶ診断推論戦略 by JUGLER」が開催されました。佐賀大の多胡雅毅先生が座長を務め、獨協医大の志水太郎先生、東邦大の佐々木陽典先生、千葉大の鋪野紀好先生、島根大の和足孝之先生、順天堂大の高橋宏瑞先生の5人がパネリストとし… 2021/04/02 医師のキャリア
私たち研修医って邪魔じゃないですか? 皆さん、こんにちは。4月、新しい季節とともに新しいメンバーが病院にやって来ました。僕が研修する病院にも後輩研修医が配属されました。まだまだ自分は若輩で教えてもらう立場だと思っていましたが、ある意味「指導する」立場になるんですね。いや、その立場にならなきゃいけない。うーん、責… 2021/04/02 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例 (Case No.18) 患者は糸が切れたように崩れ落ちたのです あなたが後期研修医になる前に……自験例から学ぶエラー回避へのTips 私が医師4年目に経験した症例を、一部フィクションを交えて報告します。地域の中核病院で「救急搬送は基本的に断らない」をモットーとした病院での出来事です。このころの私は、救急患者を複数見て少し自信が芽生えてきたころでした。そんなある日の救急外来での引き継ぎです。… 2021/03/24 医師のキャリア
番外編その2 Dr. Thomas Killipの教え プレゼンが完璧でないと後期研修に進めない!? 前回は心電図に関する番外編として和田敬先生について書かせていただいた。今回は番外編その2として、循環器領域でもう1人、筆者が直接指導を受けた高名な医師についてご紹介したい。それはあのKillip分類で有名なDr. Thomas Killipである。ご存じの通り、Killip分類とは、他覚的な身体所見を用い… 2021/02/10 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
レジ王実行委員会メンバーからのメッセージ あなたの「闘魂」を待っています 実行委員長である徳田安春先生からは動画コメントも 予選まであと3日に迫ったレジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)。今日は、実行委員会のメンバーからのメッセージを紹介します。実行委員長である徳田安春先生(群星沖縄臨床研修センター長)からは、動画メッセージをいただきました。… 2021/02/02 医師のキャリア
ウェブ交流会リポート◎レジ王予選突破者の本音は? 研修医の悩み、イケてる指導医が解決します! 研修医日本一を競う、第4回レジデントチャンピオンシップの予選が2月5日から始まります(エントリーは2月4日まで!)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で第3回大会の決勝戦は中止となりましたが、このたび5人の予選突破者と主催の先生方によるウェブ交流会を開催。参加者には日々の研… 2021/01/27 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 薬剤師と医師の資格を生かし、学びを仕事に! 2週間後に迫った第4回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)の予選(2021年2月5日から)。研修医日本一を競う、レジ王を知ってもらうために始めたシリーズ「レジ王予選突破者が語る夢」も今回で7回目です。「決勝進出で、研修へのモチベーションも上がりました」と話す塚本誠先生。薬剤師と… 2021/01/22 医師のキャリア
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例(Case No.15) コロナがとにかく心配な患者が発熱外来に PCR陰性だからとりあえず経過を見ましょう、で本当に大丈夫? 今回の症例は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を心配して発熱外来を受診した22歳男性です。診察に当たる研修医もCOVID-19疑い患者の診療に慣れてきたころで、意気込んで診療を開始しましたが……。 2021/01/18 感染症
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 外科医を目指しつつ、研究や教育にも携わりたい 研修医日本一を競う、第4回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)の予選(2021年2月5日から)まで3週間となりました。レジ王を知ってもらうために始めたシリーズ「レジ王予選突破者が語る夢」も今回で6回目です。「ネットで問題を解くだけで参加できる予選は、気軽に自分の今の実力を知るこ… 2021/01/14 医師のキャリア
シェアハウスで仮想結婚生活中!? 皆さん、こんにちは。新年明けましておめでとうございます。ところで、年末の風物詩「M-1グランプリ」を皆さんはご覧になりましたか? 昨年はコロナ禍での開催ということで、1回戦が無観客、通常なら行われるはずの3回戦も省略されるなど、大会方式が大きく変更されたそうです。そんな過程を経て… 2021/01/08 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 患者さんの未来に寄り添っていきたい 研修医日本一を競う、第4回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)の予選が2021年2月5日から始まります。第3回大会で予選を突破した初期研修医の⽅に、⼤会に参加したきっかけ、予選突破で変わったこと、今後に⽣かしたいこと、などをうかがいました。リウマチ膠原病科を専攻する多田尭央先… 2021/01/08 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 内科力と共感力を持った救急医になりたい 職場のチャットアプリのグループで先輩が宣伝していたのを見て、レジ王のことを初めて知りました。当初は参加するか迷いましたが、スマホから簡単にエントリーできましたし、自分の実力を試し勉強にもなる機会ととらえて、気張らず参加することに決めました。… 2021/01/05 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 母校でリハビリテーション医学を専攻します 第3回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)で予選を突破した初期研修医の方に、大会に参加したきっかけ、予選突破で変わったこと、今後に生かしたいこと、などをうかがいました。「脳の機能に興味を持ち医学の世界に足を踏み入れた」。こう語る吉田健太郎先生は今後、リハビリテーション医… 2021/01/04 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 己の不甲斐なさに打ちのめされても、心を燃やせ 第3回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)で予選を突破した初期研修医の方に、大会に参加したきっかけ、予選突破で変わったこと、今後に生かしたいこと、などをうかがいました。東北大学大学院医学系研究科博士課程に進まれた佐藤俊宏先生は、「(レジ王は)全国の研修医と交流できるまた… 2020/12/24 医師のキャリア
シリーズ◎レジ王予選突破者が語る夢 全身を診れる感染症内科医を目指しています 前回の予選落ちが悔しくて、レジ王の決勝出場を目標に研修 研修医日本一を競う、第4回レジデントチャンピオンシップ(愛称:レジ王)の予選が2021年2月5日から始まります。このシリーズでは、第3回大会で予選を突破した初期研修医の皆さんに、大会に参加したきっかけ、予選突破で変わったこと、今後に生かしたいこと──などをうかがいました。トップバッタ… 2020/12/23 医師のキャリア
第5回Chiba Clinical Skills Boot Camp 2020 若手医師の身体診察スキルUPをWebで 2020年12月13日、NPO法人千葉県医師研修支援ネットワークが主催する初期臨床研修医向けのセミナー「Chiba Clinical Skills Boot Camp」の第5回が開催されました。今回は新型コロナウイルス感染症の影響でWeb開催となりましたが、通常50人のところ5倍以上の272人余りの申し込みがありました。主催者… 2020/12/22 医師のキャリア
2021年度以降に地域医療研修の在り方に関する研究班設置へ 初期臨床研修の地域医療研修の延長は見送り 厚生労働省は2020年12月10日、医道審議会の医師分科会医師臨床研修部会を開催。医師不足地域の知事などが要望していた「初期臨床研修における地域医療研修の期間を現行の4週間から6カ月への延長」という案を「時期尚早」とし、2021年度以降に研究班を設置して地域医療研修の在り方を議論するため… 2020/12/16 医師のキャリア
いよいよ第3波! どうする研修医教育? ある程度覚悟はしていましたが、とうとう、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波が全国各地に押し寄せています。熱中症シーズンを乗り切ったのも束の間、インフルエンザや感冒の流行はこれからというのに、既に爆発的な増加です。超長期戦の真っただ中、医療現場だけでなく社会全体に、慢… 2020/11/24 感染症
どうして東京がいいんだろう? 皆さん、こんにちは。日に日に気温が下がっていくことを肌に感じ、東京で迎える初めての冬の到来にワクワクしています。福岡に住む両親からも「寒くなってきたでしょう、何か欲しいものはありますか?」と対話アプリ「LINE(ライン)」でメッセージが送られてきました。「ユニクロのヒートテック… 2020/11/16 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
座談会◎研修病院の副院長たちが明かすマッチングの裏話 研修病院選びは「水が合う」かどうかも重要 10月22日、2020年度の医師臨床研修マッチングの結果が公表された(関連記事:マッチング最終結果、フルマッチは11校)。今年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で多くの研修病院が例年とは異なる採用活動が余儀なくされたが、マッチングにはどのような影響があったのか。市中病院で… 2020/11/13 医師のキャリア
座談会◎医学生と研修医がマッチングを斬る! (後編) 大学に残らないのは「恥ずかしい」から!? 10月22日、2020年度の医師臨床研修マッチングの結果が公表された(関連記事:マッチング最終結果、フルマッチは11校)。大学病院希望者数と臨床研修病院(市中病院)のマッチ者数の割合の差は年々開く一方で、特に地方の大学病院などは定員割れのケースが目立つ。こうした状況を医学生と研修医は… 2020/11/12 医師のキャリア
座談会◎医学生と研修医がマッチングを斬る! (前編) オンライン説明会ってぶっちゃけどうですか? 10月22日、2020年度の医師臨床研修マッチングの結果が公表された(関連記事:マッチング最終結果、フルマッチは11校)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、多くの研修病院が見学を中止する中、マッチングにはどのような影響があったのか。医学生と研修医にオンライン座談会で話… 2020/11/11 医師のキャリア
【2020年度】市中病院人気がさらに広がる マッチング最終結果、フルマッチは11校 医師臨床研修マッチング協議会は10月22日、2020年度の医師臨床研修マッチングの結果を公表した。マッチングに参加した医学生は9876人。うち、希望順位を登録した参加者は9626人だった。参加者が希望順位表に登録した研修プログラムの平均数は3.44プログラムだった。参加病院は1017病院(研修プロ… 2020/10/22 医師のキャリア
研修医と言ったらガッカリされる!? 皆さん、こんにちは。僕は今年、夏の猛暑についに耐えきれず、日傘デビューしました。その感想は「率直に最高」。「日傘とは持ち運ぶ日陰」とは誰が言ったものか……、まさに「言い得て妙」な表現だと思います。多分、この記事が出る頃には在庫処分セールになっているはず(きっとドンキとかで)… 2020/10/21 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
おのぼりさんと根性論 みなさん、こんにちは。最近、漫画『HUNTER×HUNTER』を読み返す機会があり、その面白さを再確認していました。そこで今回は『HUNTER×HUNTER』の中でも僕が大好きなキメラアント編について語り倒そうと考えていたのですが、書いている途中で僕の記事が日経メディカル Online上では「医師のキャリア… 2020/10/09 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
薬剤師の働き方や業務の実態調査実施へ 薬剤師2万5000人を対象、20年度内に集計し21年4月以降に報告予定 厚生労働省は2020年9月11日、第2回「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会」を開催し、薬剤師の需給調査の具体的な方法を固めた。2045年までの薬剤師の需要と供給を推計するため、薬剤師が1日に各業務を行う時間を調査するタイムスタディ調査や、約2万5000人を対象に勤務時間や産休の取得状… 2020/09/16 コメディカル
知事会からの地域研修延長の要望には反論集まる 新型コロナを考慮して臨床研修指定病院の要件を一部緩和 厚生労働省は2020年9月4日、医道審議会医師分科会医師臨床研修部会を開催。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、入院患者数が減った病院も多いことから、初期臨床研修を行う基幹型臨床研修病院の指定継続について年間入院患者数が2700人未満でも、他の要件を満たす場合は継続を認… 2020/09/08 医師のキャリア
専門研修に40人の「臨床研究医コース」を新設 一般の専攻医に先駆けて募集へ 日本専門医機構は2020年7月20日、定例の記者会見を開催。2021年度の専門研修に40人の「臨床研究医」を設けることを明らかにした。一般の専攻医に先駆けて機構が募集し、臨床研究医に採用されなかった場合も、既存の専攻医のコースを募集できるようにする。 臨床研究医は、将来研究に従事すること… 2020/07/21 医師のキャリア
医学書ソムリエ番外編 循環器内科のスター医師が停職に!? マサチューセッツ総合病院で遭遇したもう1つの逸話 前々回、心電図の世界的名著とその著者にまつわる世紀の誤診事件を紹介した際に、偶然同時期に筆者はマサチューセッツ総合病院で学生実習していたことをお話しした。今回は番外編として、当時のマサチューセッツ総合病院でのもう1つの逸話をご紹介したい。それは、「Valentin Fuster停職事件」で… 2020/07/20 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
おのぼりさんからの「問題」です! みなさん、こんにちは。最近、僕は3密を避けながら趣味のパン屋巡りを再開し始めました。「メゾンカイザー」ってなんですかあれ。佐賀にはなかったです、あんな天国。きよすけです。 さて、いきなりですが問題です。別に臨床能力などを測る問題ではありませんので、気軽に取り組んでいただければ… 2020/07/17 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例(Case No.10) 過信は禁物、勝ったと思ったときには負けている 今回のケースは、救急対応から入院管理まで一貫して診ていた患者に起きた出来事です。 2020/07/14 医療の質
おのぼりさんとコロナのばか! みなさん、はじめまして。きよすけと申します。まずは自己紹介をさせてください。僕はこの2020年の春に佐賀大学医学部を卒業し、今は研修医1年目として都内の市中病院で研修をしています。 2020/06/17 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第14回 日本の医療の未来を考える その2 今回は本連載の最後に当たって、日本の医療環境について考えてみたい。これまで筆者の研修当時を振り返り、20年前から最近までのアメリカの状況を紹介してきたが、日本の医療は20年前のアメリカ医療に今でも追いついていない点がある。医師の労働は、交代勤務のシフトを組んで完全に申し送りでき… 2020/05/29 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第13回 日本の医療の未来を考える その1 前回まで、約20年前の筆者の内科レジデント時代から、最近に至るまでのアメリカのレジデンシーの変化と動向について述べた。アメリカ医療や医学教育について、これほど長く述べた最大の理由は、他山の石として参考になる点が多いと感じたからに他ならない。… 2020/05/20 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
総合診療の先輩医師からのメッセージ◎獨協医大・志水太郎氏の弟子たち 患者さんの全体を診る醍醐味を知って 症例プレゼンテーション力を高める評価基準表を作成 「エッジの利いた総合診療医であれ」──。獨協医科大学教授の志水太郎氏がよく口にするキャッチフレーズだ。その志水氏の門下生たちは今、「教育」「臨床」「研究」の各領域で、自らの「エッジ磨き」に取り組んでいます。3人の弟子たちを追いました。… 2020/05/18 医師のキャリア
穿刺手技、上から見るか? 横から見るか? 誰にでも願望というものがあります。後悔した時、思い通りにならなかった時、もし○○だったら……と思わずにはいられません。 2020/05/14 救急医療・集中治療
救急外来におけるスムーズな情報伝達のコツは? ・忙しい診療の中でも正確に情報を伝える方法を知る。・情報伝達を正確に行い、より安全に診療できるようになる。 2020/05/06 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
よりぬきメディクイズ●救急◎2019年6月号掲載 30歳男性。腹痛 『日経メディカル』2019年6月号に掲載された救急のクイズです。患者は30歳の男性。生来健康で、既往歴や腹部手術歴、常用薬、アレルギー歴はありません。季節は春です。受診3日前に会社の同僚と会合をして、帰宅途中で心窩部痛、吐き気があり嘔吐をしました。その後も心窩部痛が続き、近医で整腸薬… 2020/05/01 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
第12回 内科専門医試験対策は教材の三段跳びで 前回はMSBIの新旧の内科レジデンシー・プログラムについて説明した。今回は、アメリカの内科レジデンシー3年間の後に受験することとなる専門医試験対策について紹介する。 2020/04/30 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
西智弘×山本健人 患者の終末期にどう向き合うか この連載は、SNSやメディアで適切な医療情報を届けようとする医師の団体「発信する医師団」のリレー対談コラムです。今回は、消化管外科を専門とし、「外科医けいゆう」のペンネームでTwitterやウェブメディア連載、ボランティア講演などで情報発信を行う山本健人氏と、緩和ケアチームの業務を中… 2020/04/23 医師・患者関係 医師・医学生限定コンテンツ
地方で2年間の研修医生活が終わりました この3月で、初期臨床研修が終わりました。地元・兵庫県の病院で、2年間を過ごしました。その間、屋台を押してみたり、まちづくりのイベントを開催してみたりと、医療に没頭した研修医ではなかったかもしれません。それでも、熱心に指導していただいた指導医の先生方と研修医の同期、助けていただ… 2020/04/22 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
心電図の世界的名著1 画期的な名著を残した医師と世紀の誤診事件 心電図の書籍には、第43回「筆者が使用した教科書から 心電図を深く理解するために読みたい本」の回で紹介した『図解心電図テキスト』の他にも世界的名著が数多く存在する。今回から、筆者が知る心電図の世界的名著を紹介したい。… 2020/04/20 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第11回 外来にシフトする内科レジデンシー・プログラム 前回は約20年ぶりに訪れた筆者の住んでいたアパートと、研修を行ったマウント・サイナイ・ベス・イスラエル病院(以下MSBI)についてお話しした。今回はアメリカにおける内科の専門医のプログラムについて記載する。… 2020/04/13 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
医師が地域で屋台を引く理由 「屋台やってる先生ですよね?」──。街中でも学会でも、よくこう声を掛けられます。僕も携わるYATAI CAFE(モバイル屋台 de 健康カフェ)は、医者や看護師など医療従事者が小さな屋台を引いて街を歩き、コーヒーやお茶を振る舞う活動です。だいたい、変わっているなぁといぶかしげに見られるか… 2020/04/10 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
総合診療の先輩医師からのメッセージ◎獨協医大・志水太郎氏 「エッジの利いた総合診療医であれ」 『診断戦略』の普及と後進づくりにひた走る日々 総合診療医になりたいけれどロールモデルが身近にいない――。ある研修医の声がこのシリーズを始めるきっかけでした。そもそも総合診療医とはどのような医師なのか。医師9年目で『診断戦略』という診断学のバイブル本を上梓した獨協医科大学教授の志水太郎氏の姿を追いました。… 2020/04/07 医師のキャリア
第10回 20年ぶりに留学先を再訪、病棟の風景は…… 前回は、約20年前に筆者が経験したアメリカでのレジデント生活を紹介した。今回は20年ぶりに再訪したマウント・サイナイ・ベス・イスラエル病院(以下MSBI、当時の名称はベス・イスラエル・メディカル・センター)と、現在MSBIで研修されているセカイイチ・クラブの日本人現役レジデントのご厚意… 2020/03/23 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
内科レジデンシー生活その3 勤務時間は制限されているが労働密度は濃い 前回は内科レジデンシーの1日のタイムスケジュールと回診を解説した。今回は当時の筆者の生活をお話しする。内科レジデンシーの1日のタイムスケジュールは朝6時半頃に始まり、通常の日は17時に終了するが、4日に1度の長時間勤務(通称long call)の日だけは夜の21時まで勤務し、月に1回の割合でlo… 2020/03/16 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
NEWS◎日本病院総合診療医学会 病院総合診療専門医の研修プログラム案を公表 専門医に求められる知識や技能を10項目に集約 日本病院総合診療医学会の病院総合診療専門医研修プログラムワーキング委員会は3月10日までに、病院総合診療専門医について研修プログラム案をまとめた。パブリックコメントの手続きを経て、9月までには正式に決定し、専攻医の募集を始める予定。総合診療医を目指す若手医師に対して、明確な羅針… 2020/03/11 事件・話題
レジナビがなければ、オンライン遠隔説明会に参加すればいいじゃない!? 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、イベントの延期・中止が各地で報告されています。医療業界でも、学会や研究会の延期・中止が相次ぎました。中でもCadetto.jp読者の皆さんに大きく関係するのが、初期研修病院の選定において、極めて重要な合同説明会「レジナビフェア」の中止… 2020/03/11 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
波形を理解するための良書3 心電図の新たな名著になるかもしれない書籍 前回に心電図の波形解析をフロー・チャート化した書籍を紹介した。しかし、もっと簡潔に心電図の波形を解説した書籍を発見した。それが、杉浦哲朗監修、土居忠文、宮尾恵示著:『心電図ドリル』 ベクトル・コア、2013年(分類:教科書、推奨度評価:★★★、推奨時期:医学生~)である。 本書… 2020/02/19 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
第8回 回診時のプレゼンテーションは地獄の特訓? 内科レジデンシー生活その2 前回は筆者がアメリカで研修した約20年前のアメリカの病棟チームの業務を紹介した。今回はアメリカの内科レジデンシーのタイムスケジュールと回診について紹介する。 1日のタイムスケジュールは午前7時のレジデント回診から始まる。レジデントが中心となって、病棟チーム受け持ち患者の回診をす… 2020/02/17 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例(Case No.5) CTで捕まらない高血圧+縮瞳を呈する意識障害 今回は、CTで捕まらない「高血圧+縮瞳を呈する意識障害」の症例を取り上げたい。 2020/02/13 救急医療・集中治療