連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このCT画像はどう見てますか?【Part.2】 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回もCT画像を見る放射線科医の視線を追跡します。 2021/02/15 放射線科
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このCT画像はどう見てますか?【Part.1】 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回はCT画像を見る放射線科医の視線を追跡します。 2021/02/10 放射線科
「気管支鏡後の肺炎」のリスク因子は○○ Scientific Reports誌から 多摩総合医療センターから、貴重な報告です。いや、お世辞じゃなくて、本当に貴重なんです。気管支鏡検査を行った後に発熱した場合、「えらいこっちゃ、肺炎やで!」と慌てるかといえば、そういうわけではなく、一時的な反応であることが多いのでまずは静観するのが普通です。「サイトカインがちょ… 2021/02/09 呼吸器
ニュース◎藤田医科大が全自動PCR検査センターを公開 1日2500件検査可能な“全自動ロボットPCR検査室”が登場 藤田医科大学は2021年2月4日、新たに設置したコンテナ型PCR検査センターのメディア向け内覧会を実施した。蓋を閉めたまま検体を収納すると80分後に検査結果が得られる仕組みで、開発した川崎重工業によると、コンテナ型の全自動PCR検査センターは世界初。今後、藤田医科大との共同研究で臨床検体… 2021/02/08 感染症
東北大がクラウドファンディング開始、ECMO研修の充実目指す 募集期間は4月30日まで、目標金額は1500万円 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によりECMO(体外式膜型人工肺)や人工呼吸器を扱う医療従事者の育成が急務となる中、2021年2月2日、東北大学大学院医学系研究科と東北大学病院はECMOの研修に用いる機器の買い替えを目的としたクラウドファンディングを開始した。目標金額は1500… 2021/02/05 感染症
「先生、これ見てくれませんか?」。驚きの写真に未来を見る お正月休みが明けてすぐの診察日。当院職員のAさんが「子供の写真を見てくれませんか?」と言ってきました。遠隔地に住む息子さんが久々に帰省したそうですが、入浴後の息子さんの背中を見てびっくりしたと言います。… 2021/02/01 皮膚科
リポート◎COVID-19疑い患者はコールセンターに誘導 「適切な受診行動」を促す海老名市のAI受診相談 神奈川県海老名市では2020年12月から、市民を対象に人工知能(AI)を用いた受診相談システムの提供を開始した。ウェブサイトから症状などに関する20問程度の質問に回答していくと、AIが問診結果と位置情報を用いて、近隣の適切な医療機関を表示して受診を勧奨する。新型コロナウイルス感染症(COV… 2021/02/01 医療機器
NEWS◎日本財団が新型コロナPCR検査センターを2月から運用開始 自動PCR検査ロボットを活用した検査センターが稼働へ 都内の介護施設職員を対象に週1回の無料PCR検査を実施 日本財団は2021年2月から、東京都内の介護施設などの職員を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を定期的に実施する検査センターの運用を開始する。川崎重工業(東京都港区)が開発した自動PCR検査ロボットを活用し、4月時点で1日当たり1万4000件の唾液PCR検査の実施を目指す。日本財団が1月19日… 2021/01/25 感染症
NEWS◎OSアップデートで心電図アプリが解禁 Apple Watchの心電図機能、国内で利用可能に 腕時計型端末「Apple Watch」の心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知プログラムが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースにより国内でも利用可能になることが分かった。OSのリリース時期は具体的には公表されていないが、月内にもリリースされる見込みだ。同プログラムは2020年9月に医療機… 2021/01/23 医療機器
リポート◎認知行動療法に基づくうつ病治療用アプリが開発中 「カウンセラーを持ち歩く」アプリはうつ病治療をどう変えるか 認知行動療法に基づくうつ病治療を行うスマートフォンアプリが臨床現場で用いられる日が近づきつつある。京都大学と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)のグループが開発し、2020年にはライセンス契約を田辺三菱製薬と締結。2025年までの医療機器としての薬事承認を目指している。「あなたの… 2021/01/21 精神・神経
〔第17回〕株式会社 由紀精密 ものづくりというソリューションの可能性を追求したい 受注主体のねじ工場から始まり、現在は航空、宇宙事業関連の金属加工機器を中心とする一方、医療機器部品、レコードプレーヤー、機械式時計などを製造する由紀精密。さまざまな製品の開発から、製造、デザイン、広報、コンサルティングまで手がけ、「何でも作る」という精神で、自社の強みを果敢に… 2021/01/20 医療機器 医師・医学生限定コンテンツ
インタビュー◎サスメド社長の上野太郎氏に話を聞く 治療用アプリで睡眠導入薬の依存症や副作用から患者を救え 2020年12月にキュアアップ(東京・中央区)からニコチン依存症治療用アプリが発売されるなど、急速に注目が集まる治療用アプリ市場。次々と様々な治療用アプリが開発されているが、実用化に近いものの1つに不眠症の治療用アプリがある。この不眠症治療用アプリの開発を手掛け、年内の承認申請を目… 2021/01/20 精神・神経
悪性所見をパワポでシミュレーションしてみる 前回は良性の爪色素線条の成長の様子をパワーポイント上で画像を加工してシミュレーションしてみました。今回は悪性である爪甲部メラノーマのシミュレーションをしてみたいと思います。 2021/01/19 皮膚科
爪甲色素線条の成り立ちをシミュレーションする 前回は褐色の爪甲色素線条とはどんなものかを解説しました。今回は、爪甲色素線条の成り立ちを推測するための視覚化の方法を解説します。 2021/01/12 皮膚科
褐色の爪甲色素線条ってどんなもの? 褐色に帯状に走行する爪甲色素線条を診察したときに、私たちはそもそも何を見ていて、その所見からどのような知見を得るのでしょうか? 今回はその疑問の解答を得る一つの手段として、褐色の爪甲色素線条の成り立ちを、時間の経過による色素線条の変化を推測することで検討したいと思います。… 2021/01/07 皮膚科
インタビュー◎デバイス・ジェネリックは日本に普及するのか 医療費削減、後発医薬品の次は「R-SUD」だ 大阪大学医学部付属病院材料部部長の高階雅紀氏に聞く 国内初となる再製造医療機器(R-SUD)、別名デバイス・ジェネリックの販売が開始され、2020年はデバイス・ジェネリック元年とも呼べる年だった。ただし、国内におけるR-SUD導入は、欧米に比べて20年近く遅れている。R-SUDは日本でも欧米並みに定着するのか、また、そのための課題は何か、R-SUDに… 2021/01/05 医療経営
事例研究◎コロナ禍に負けず、病院を挙げてR-SUD導入が進んだ理由 デバイス・ジェネリックの活用進む旭川医大病院 2020年4月、国内初となる再製造医療機器(R-SUD)の販売が開始された。R-SUDとは、使用済みの単回使用医療機器(SUD)製品を洗浄、部品交換、滅菌などの処理を行い、製品として販売するもの。「デバイス・ジェネリック」とも呼ばれる。国内で初めて同製品の使用を開始した旭川医科大学病院。同大… 2021/01/04 循環器
JAMA Surg誌から 脳トレアプリで高齢者の術後せん妄発生率が低下 非心臓/非神経外科領域の大手術を受ける予定の高齢者が術前脳機能訓練を実施したところ、介入群の術後せん妄発生率は対照群より有意に低下した──。米国の前向き単盲検ランダム化並行群間比較試験で、一般に利用されている脳トレアプリを術前に使用することで、術後せん妄の発生率にどのような影… 2020/12/25 外科
若年女性で好発するあの疾患に有用な超音波所見 今回の「撮っておきClinical Picture!」では、若年女性で好発する自己免疫性疾患に関わるクリニカルピクチャーをご紹介します。 2020/12/25 検査 医師・医学生限定コンテンツ
New England Journal of Medicine誌から パクリタキセル塗布デバイスで死亡リスク増えず 末梢動脈疾患患者の血管内治療めぐる議論に一石 末梢動脈疾患(PAD)の血管内治療法として、パクリタキセルコーテッドデバイス(バルーンまたはステント)と非コーテッドデバイスを比較するSwedish Drug Elution Trial in Peripheral Arterial Disease(SWEDEPAD)試験の中間解析では、パクリタキセルコーテッドデバイス使用に伴う死亡リスクの… 2020/12/24 循環器
酸素療法でCO2ナルコーシスになるのはなぜ? 先日、慢性閉塞性肺疾患と診断された患者さんが酸素療法を受けることになりました。酸素吸入において注意すべきなのはCO2ナルコーシスだということは分かったのですが、詳しい機序が分かりません。また、他に注意すべきことはあるのか、疑問に思いました。酸素吸入療法において注意すべき合併症や看… 2020/12/07 呼吸器
インタビュー◎日本初の治療用アプリが発売 「薬、手術、アプリ」が治療の3本柱になる CureApp社長の佐竹晃太氏に聞く CureApp(東京都中央区)が開発したニコチン依存症治療用アプリ「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」(関連記事)が、2020年8月に治療用アプリとして国内で初めて薬事承認され、12月1日に発売された。CureApp社長で呼吸器内科医でもある佐竹晃太氏に、治療用アプリの承認までの道のりや、アプ… 2020/12/02 医療機器
Ann Surg誌から 腹腔鏡下手術に有用なディスプレイは3Dか4Kか 術者の技術レベル別に模擬手術成績を検証したランダム化試験(IDOSP研究) 腹腔鏡下手術の成績を最適化するためには、術者の技術レベルとは関係なく、超高精細の4Kよりも、立体視が可能な3Dの方が適している──。研究者主導のランダム化クロスオーバー単盲検試験で、手術時間短縮、ミス抑制、作業負荷軽減の3点に関して、腹腔鏡下手術の成績に使用するディスプレイが与え… 2020/11/20 外科
強い偏食傾向のある鍼灸師が陥ったあの疾患 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、今年度のプロ野球の開幕は6月中旬まで延期され、120試合が実施されました。非常に変則的なシーズンでしたが、我らが中日ドラゴンズは8年ぶりにAクラスとなりました。来年度の「V奪回」を期待したいと思います。 さて今回の「撮っておきClinic… 2020/11/18 公衆衛生・予防医学 医師・医学生限定コンテンツ
デジタルセラピューティクスって何? 2020年6月、株式会社CureAppが開発するニコチン依存症治療アプリが治療用アプリとして国内で初めて承認されました(関連記事)。さらに同年9月には、腕時計型端末「Apple Watch」の心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知プログラムが家庭用医療機器として承認されるなど(関連記事)、… 2020/11/16 医療機器
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、この病理画像はどう見てますか?(Part.2) 大腸ポリープ画像編 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回も病理画像を見る病理医の視線を追跡します。 病理画像編のPart.2となる今回は大腸ポリープ編です。… 2020/11/13 検査
Digestive Endoscopy誌から ノンテクスキルトレーニングで結腸内視鏡検査がうまくなる? カナダのランダム化並行群間比較試験 新人内視鏡専門医に結腸内視鏡検査の研修を実施し、ノンテクニカルスキル(NTS)トレーニングを組み込んだカリキュラムと通常のカリキュラムを比較したところ、NTSトレーニングを組み込んだカリキュラムでは新人医師の結腸内視鏡検査能力が向上した。結果はDigestive Endoscopy誌9月号に掲載され… 2020/11/13 消化器
NEWS◎CureAppのニコチン依存症治療用アプリ、中医協が保険適用を了承 国内初の治療用アプリ、2540点で保険収載へ 厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)は2020年11月11日の総会で、CureApp(東京都中央区)が開発した国内初のニコチン依存症治療用アプリ「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」について、保険適用を了承した。同アプリを使用して禁煙治療を行う場合、通常のニコチン依存症管理料に加え… 2020/11/12 医療機器
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、この病理画像はどう見てますか?(Part.1) 胃生検画像編 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回は病理画像を見る病理医の視線を追跡します。 2020/11/09 検査
インタビュー◎小児ADHDを治療する「ゲーム」アプリが国内で治験中 ゲームは治療を届ける新たな「カプセル」となる Akili Interactive Labs社CEOのEddie Martucci氏に聞く 米国のAkili Interactive Labs(Akili)社が開発した小児注意欠如・多動症(ADHD)治療用アプリ「EndeavorRx」が2020年6月、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得した。ゲームベースの治療用アプリとしては世界初の薬事承認であり、日本では塩野義製薬が第2相臨床試験を実施している。同社の共同… 2020/11/04 医療機器
シリーズ◎忘れられないカルテ 小学生の「鼻すすり」を契機に医療機器を開発 仙塩利府病院(宮城県宮城郡)耳科手術センター長 小林俊光氏 医師なら誰にでも「忘れられないカルテ」がある。後日、冷や汗をかいた症例、奇跡的にうまくいった自慢の症例、「なぜあのとき…」と今でも後悔している症例、などなど。ことあるごとに思いだし、医師としての自分の成長を支え続けている、心に残るエピソードを集めた。… 2020/11/02 耳鼻咽喉科
CTの造影剤を安全に使おう【総論】 今やCT検査は簡便で身近な検査の一つとなり、検査実施数も増加の一途です。CT検査の需要の高まりとともに造影剤を使用する機会も増えています。私が勤務する熊本大学病院でも毎日、多くの造影CT検査が実施されており、今日の診療に欠かせないツールとなっています。… 2020/11/02 放射線科
NEWS◎CureAppが開発、あらゆる治療用アプリをワンストップで処方 治療用アプリの共通プラットフォームが提供開始 治療用アプリの開発・提供を手掛けるCureApp(東京都中央区)は2020年10月23日、治療用アプリの導入や処方をワンストップで行うためのプラットフォーム「App Prescription Service(APS)」の提供を開始した。現時点で国内で承認されている治療用アプリはCureAppのニコチン依存症治療用アプリのみ… 2020/10/26 医療情報
トレンド○世界で初めての神経保護・再生促進シート 手根管症候群は神経にシートを巻き付け再生促進 企業は商業生産体制も構築済み 手根管症候群による正中神経の障害に対する新たな治療の開発が進んでいる。薬剤を含有する、生分解性を持ったナノファイバーシートを末梢神経に直接巻き付けて神経の再生を促す治療で、実験動物を使った検討で有効性を確認。今年中に臨床試験を開始する。既にシートの製造に関わる企業は商業生産… 2020/10/24 骨・関節・筋
第3回 本当にあったNSAIDsのコワ~イ話 様々な消化器系のテーマを取り上げ、総合診療医が消化器内科医と総合診療科から消化器内科に転身した医師に疑問をぶつける本連載。今回は、第1回、第2回と同じく薬剤性腸炎をテーマとし、その原因となる薬剤の中でも「超」有名な非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)について議論を深めます。茂木(総… 2020/10/16 消化器
日経ヘルスケア 新製品紹介 非接触でたった1秒手軽に体温測定 タニタ非接触体温計BT-541 「見やすさ」と「使いやすさ」を重視した非接触体温計。相手の体に触れず、額に約1秒かざすだけで体温を測定できる。薄暗い部屋の中でも測定結果がはっきり見えるようにバックライト機能付きの大型液晶を採用。就寝中の子どもの体温も簡単に測れる。… 2020/10/15 医療機器
リポート◎Apple Watchの心電計アプリが医療機器として国内で承認 Apple Watch心電図機能が解禁間近、臨床で使える? 2020年9月、腕時計型端末「Apple Watch」の心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知プログラムが医療機器として承認された。汎用機器から得られた情報を用いるプログラム医療機器が承認されるのは日本ではじめて。2020年10月15日現在、実際に使えるようになる時期は明らかになっていない… 2020/10/15 医療機器
日経ヘルスケア 新製品紹介 非接触のアルコール消毒でいつもきれいな手指を実現 触れずに消毒できる センサー式消毒スプレーボトル 噴射口の下に手をかざすと、自動でアルコール消毒液を噴霧するセンサー式の消毒スプレーボトル。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって欠かせない手指のアルコール消毒だが、消毒容器に触れるのが気になるという声に応えた製品。… 2020/10/12 医療機器
NEWS◎順天堂大が開発した「Holomedicine」 患者を映し出す3次元オンライン診療システム 順天堂大学のグループは10月5日に記者会見を開き、世界初となる3次元オンライン診療システム「Holomedicine」のデモンストレーションを行った。開発を主導したのは、同大医学部附属順天堂医院脳神経内科教授の服部信孝氏、准教授の大山彦光氏、非常勤助教の関本智子氏らのグループ。Holomedicine… 2020/10/12 医療機器
特別編 2020年の心房細動最新知見【後編】 オンライン学会で際立つ「循環器診療の新潮流」 【前編】ではカテーテルアブレーションの位置付けと限界、そして心房細動の早期発見、その発症や再発の早期予測の進歩について取り上げました。こうした内容を踏まえて、第84回日本循環器学会(JCS2020)、欧州心臓病学会(ESC2020)を通して感じ取った心房細動診療(あるいは循環器診療)のトレ… 2020/10/05 循環器
NEWS◎楽天メディカルが開発、頭頸部癌治療に新たな選択肢 「光免疫療法」の頭頸部癌治療薬が世界初承認 2020年9月25日、癌特異抗体の投与と近赤外線照射を組み合わせる「近赤外線免疫療法」に用いる治療薬、「アキャルックス点滴静注250mg」(一般名セツキシマブ サロタロカンナトリウム)の製造販売が承認された。楽天メディカルジャパンが開発した同薬は、2019年に先駆け審査指定制度対象品目の指定… 2020/10/02 癌
CT検査の依頼文をおろそかにしていませんか? CT検査を依頼する際、依頼医は患者さんの臨床情報等を含めた検査依頼文を電子カルテのオーダリングシステムに入力します。このCT検査依頼文ですが、依頼医によって書き方や内容は様々です。 2020/10/01 放射線科
シリーズ◎何でもPros Cons【心房細動のデバイス治療】 心房細動への左心耳閉鎖、積極派・慎重派が半々 心不全非合併例への予後改善目的のアブレーションは「不要」が4割 2019年は、国内初の左心耳閉鎖デバイス「WATCHMAN」が発売され、カテーテルアブレーションの適応に一石を投じたCABANA試験の結果も発表されるなど、心房細動へのデバイス治療に関して大きな動きが続いた。日経メディカル Onlineが医師会員向けに行ったアンケートでは、デバイスによる左心耳閉鎖を… 2020/09/30 循環器
特別編 2020年の心房細動最新知見【前編】 いつ誰にアブレーション?心房細動を予測するAI 大きな学会に数日出席すると、自分の関わっている領域についての知識がとても深まり、その知識を日々の研究や診療に生かしていこうとの思いを新たにする機会にもなります。その一方で、他の研究成果を目にして、自分のやっていることへの問題点に気付いたり、時には自分の研究を根本から見直す契… 2020/09/29 循環器
〔第15回〕株式会社ウドノ医機 国産滅菌装置のパイオニアは、どこまでも滅菌ひと筋 よい医療器具や医療用品があっても、そのまま手術に使用することはできない。そこには細菌が存在するからだ。滅菌することは、当たり前のことであり、医療機関には必ず滅菌装置がある。そんな滅菌装置にも歴史があり、常に進化し、医療を支えているのだ。今回は日本でもっとも老舗の滅菌システム専… 2020/09/24 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、いまどこを見てるんですか? 医療画像を専門医がどう見ているか試してみます 医療には数多くの画像情報があります。胸部X線、CT、MRI、病理検査、皮膚科ダーモスコピーなどなど。心電図も一面では画像情報と言えるでしょうか。医師の身体診察も、よく患者を観察するという点で画像情報でもある、と言えなくもありません。… 2020/09/17 医療情報
Time in RangeはまだHbA1cの檻の中 糖尿病学はHbA1cとともに大きく発展しましたが、いま、HbA1cの呪縛によって前進できないでいます。HbA1cの臨床的意義は「数カ月間にわたる高血糖の記憶」です。この短すぎず長すぎない数カ月という時間が実に絶妙だなと常々感心しています。直近の血糖管理状況の指標でありながら、同時に慢性合併症… 2020/09/15 代謝・内分泌
CT検査での偶発所見にまつわる不都合 CTを撮って目的以外の予期せぬ異常所見に遭遇することって多いですよね。これを偶発所見(incidental findings)と呼びます。 2020/09/14 放射線科
Surgery誌から 下肢静脈瘤に対する血管内マイクロ波焼灼術はEVLAより優位 下肢静脈瘤(VV)に対する血管内レーザー焼灼術(EVLA)と血管内マイクロ波焼灼術(EMA)を比較したところ、EMAはEVLAより処置時間が短く、術後合併症が少なく、局所再発率も低いことが確認された。中国の研究者らが、非ランダム化前向き研究の結果をSurgery誌8月10日号オンライン版で報告した。… 2020/09/09 外科
【動画】トレンド◎CTガイド下IVR用ロボットの治験が進行中 穿刺ロボット「Zerobot」で術者CT被曝ゼロへ CTなどの画像診断装置を用いながら腫瘍に針を穿刺し治療を行うIVR(インターベンショナル・ラジオロジー[画像下治療])の分野でも、ロボットの導入が始まろうとしている。岡山大学で開発が進む「Zerobot」は、術者が遠隔操作しながら患者の腫瘍に針を刺し、生検やアブレーション治療を行うこと… 2020/08/27 放射線科
時間×血糖=新しい血糖管理目標Time in Range 「血糖屋さん」。糖尿病専門医を揶揄する方は時にこう呼びます。一臓器ならともかく、一疾患のみを専門とする医師は確かに希有な存在でしょう。「血糖屋さん」には大きく二つの誤解が隠れています。一つは、「血糖値だけ調節できればいいんだよね、全身を見なくていいから楽だね」というやっかみで… 2020/08/26 代謝・内分泌
【動画】トレンド◎「触覚」を持つロボットが日本上陸 第2の手術支援ロボット「センハンス」の実力 器具は既存の腹腔鏡と兼用、ランニングコスト軽減に期待 埼玉医科大学国際医療センターが日本で初めて導入した「センハンス・デジタル・ラパロスコピー・システム」は、「ダビンチ・サージカル・システム」(ダビンチ)に続く新たな手術支援ロボット。腹腔鏡の延長線上で、手振れなく安定的な手技を可能にするというコンセプトで開発された。患部に触れ… 2020/08/25 外科
トレンド◎ロボット支援手術の保険適用範囲が拡大 ロボットが真価を発揮する膵臓の超高難度手術 2020年4月に新たに保険適用されたロボット支援手術の術式の中でも、インパクトが大きいとされているのが膵臓癌の手術だ。中でも、腹腔鏡手術では非常に難度が高い「膵頭部腫瘍切除術(膵頭十二指腸切除術)」について、保険診療としてロボット支援手術を実施できるようになったことで、ロボット支… 2020/08/21 外科
「間欠的な痛み」以外の特徴がなかったあの疾患 今回の「撮っておき! Clinical Picture」では、疾患概念を知らないと診断が非常に難しい、間欠的な腹痛に関するClinical Pictureをご紹介します。 2020/08/20 消化器 医師・医学生限定コンテンツ
NEWS◎シルクエラスチンを使った変形性膝関節症の治療/予防法 半月板損傷を1回の治療で根治目指す 近年、関節軟骨の損傷に対して再生医療が広がり、自家細胞を使った培養軟骨が再生医療製品として承認されているほか、多くの臨床研究や試験が取り組まれている。一方、半月板損傷に対する治療はこれまで、およそ8割のケースで切除術が選択されており、半月板を欠いた膝関節は膝軟骨が次第に損傷し… 2020/08/20 骨・関節・筋