リポート◎ウェアラブルデバイスの実証実験に参加した医師が語る 医療現場でICTの活用が進まないワケ メーカーの実証実験の一環としてウェアラブルデバイスを用いた在宅診療を行ってきた静岡ホームクリニック(静岡市駿河区)。理事長の内田貞輔氏はウェアラブルデバイスの有用性を認めつつも、実証実験が終了した際に法人として対価を支払って機器を導入することにはためらいを見せる。内田氏はウ… 2021/02/26 医療情報
リポート◎伊那市で実証中の新型移動診療車「INAヘルスモビリティ」 「医師が乗らない診療車」で訪問診療を効率化! 中央アルプスと南アルプスの合間に位置する長野県伊那市では、医師が乗車しない移動診療車「INAヘルスモビリティ」の実証実験が進んでいる。医療機器を搭載した車両に看護師が乗り込み、患者宅を訪問。医師は診療所からオンラインで診察を行う。新たなコンセプトの移動診療車の活用により、中山間… 2021/02/25 医療提供体制
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このCT画像はどう見てますか?【Part.2】 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回もCT画像を見る放射線科医の視線を追跡します。 2021/02/15 放射線科
今年3月下旬に運用を開始するオンライン資格確認の準備状況を厚労省が報告 カードリーダーの申し込みは3割にとどまる 訪問看護療養費(医療保険)のオンライン請求は2023年1月に開始 厚生労働省の社会保障審議会・医療保険部会が2021年2月12日に開かれ、3月下旬に運用を開始する「オンライン資格確認等システム」の準備状況が報告された。2月7日時点で、導入の最初のステップである「医療機関等向けポータルサイト」でアカウント登録した施設は9万83施設(39.5%)、本人確認に使… 2021/02/15 医療情報
オンライン資格確認 オンライン資格確認とは、病院や診療所、薬局において、レセプトのオンライン請求のネットワークを介して患者の保険資格をリアルタイムに確認できる仕組みのこと。2021年3月の運用開始を予定している。 2021/02/12 医療情報
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このCT画像はどう見てますか?【Part.1】 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。今回はCT画像を見る放射線科医の視線を追跡します。 2021/02/10 放射線科
患者情報を家庭内で漏洩…個人情報を巡る裁判の教訓は 最近、ある大学病院がランサムウェアの標的になった事件が報道されました。ランサムウェアとは、コンピューターウィルスの一種で、身代金を意味するRansomとソフトウェアSoftwareとを組み合わせた造語です。このウイルスに感染すると、パソコン内に保存していたデータや接続している他の端末のデ… 2021/02/10 医療安全
リポート◎COVID-19疑い患者はコールセンターに誘導 「適切な受診行動」を促す海老名市のAI受診相談 神奈川県海老名市では2020年12月から、市民を対象に人工知能(AI)を用いた受診相談システムの提供を開始した。ウェブサイトから症状などに関する20問程度の質問に回答していくと、AIが問診結果と位置情報を用いて、近隣の適切な医療機関を表示して受診を勧奨する。新型コロナウイルス感染症(COV… 2021/02/01 医療機器
リポート◎認知行動療法に基づくうつ病治療用アプリが開発中 「カウンセラーを持ち歩く」アプリはうつ病治療をどう変えるか 認知行動療法に基づくうつ病治療を行うスマートフォンアプリが臨床現場で用いられる日が近づきつつある。京都大学と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)のグループが開発し、2020年にはライセンス契約を田辺三菱製薬と締結。2025年までの医療機器としての薬事承認を目指している。「あなたの… 2021/01/21 精神・神経
COVID-19とデジタルトランスフォーメーション 年始に新型コロナに感染した知人を「オンラインお見舞い」した 「帰省したときに新型コロナに感染したんですって? でも、元気そうに見えますし、ご両親にもうつらなかったのは不幸中の幸いで、そこは本当に良かったですね」――。先日、オンライン会議ソフトで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性が判明し、自宅療養となった知人と話しました。「オ… 2021/01/15 感染症
Psychiatr Serv誌より 精神科医、コロナ禍でバーチャルドクターになる 皆さま、はじめまして。精神医学と社会の間に横たわる領域をフィールドにしている精神科医の今村弥生です。プライマリ・ケア領域に携わる医療者と長年協働してきた経験も生かし、定石とはちょっと異なる視点から、読者の先生方の日常診療に役立ちそうな論文を吟味して紹介していきます。 さて、… 2021/01/07 精神・神経
JAMA Surg誌から 脳トレアプリで高齢者の術後せん妄発生率が低下 非心臓/非神経外科領域の大手術を受ける予定の高齢者が術前脳機能訓練を実施したところ、介入群の術後せん妄発生率は対照群より有意に低下した──。米国の前向き単盲検ランダム化並行群間比較試験で、一般に利用されている脳トレアプリを術前に使用することで、術後せん妄の発生率にどのような影… 2020/12/25 外科
インタビュー◎LINEヘルスケア代表取締役社長・室山真一郎氏 LINEドクターがオンライン診療で目指すもの LINEヘルスケアは2020年12月17日、オンライン診療サービス「LINEドクター」の先行提供を首都圏の一部医療機関で開始したことを発表した(同社のプレスリリース)。対話アプリ「LINE(ライン)」上で医療機関の検索・予約からビデオ通話による診療、決済まで行えるシステムで、対話アプリとして既… 2020/12/23 医療情報
糖尿病透析患者での血糖コントロール指標の見方 糖尿病性腎症による透析導入患者はやや横ばい傾向になってきたとはいえ、糖尿病は依然として透析導入の最大の原因となっています。糖尿病透析患者の血糖管理には透析患者に特有の問題が存在するため、一般の糖尿病患者とは異なった配慮が必要になります。中でも血糖コントロール指標としては、HbA1c… 2020/12/22 代謝・内分泌
オンライン資格確認等システム導入に追加補助 2021年3月までに顔認証付きカードリーダーを申し込んだ医療機関・薬局が対象 厚生労働省は、患者が加入する医療保険などの資格を、マイナンバーカードを用いてオンラインで確認できる「オンライン資格確認」などを行うシステムの導入を促進するため、医療機関・薬局を対象とした追加的な導入支援策を行うことを決めた。2020年11月30日付で医療提供体制設備整備交付金実施要… 2020/12/04 医療情報
インタビュー◎日本初の治療用アプリが発売 「薬、手術、アプリ」が治療の3本柱になる CureApp社長の佐竹晃太氏に聞く CureApp(東京都中央区)が開発したニコチン依存症治療用アプリ「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」(関連記事)が、2020年8月に治療用アプリとして国内で初めて薬事承認され、12月1日に発売された。CureApp社長で呼吸器内科医でもある佐竹晃太氏に、治療用アプリの承認までの道のりや、アプ… 2020/12/02 医療機器
特例措置で分かった、オンライン診療の良い適応 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を踏まえ、感染防止のため初診を含む電話・オンライン診療が時限的・特例的対応として認められている(関連記事:オンラインによる初診が時限的に解禁)。厚生労働省によると、電話・オンライン診療を実施できるとして都道府県に登録した医療機… 2020/12/02 医療情報
一定期間内に対面での受診歴がある患者などに限り認められる方向 初診のオンライン診療の対象、ルールなど検討 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が2020年11月13日に開かれ、初診のオンライン診療を適切に実施するために必要なルールなどについて議論した。安全性や信頼性を担保するため、一定期間内に同一医療機関を受診していたり、予防接種や健康診断を受け… 2020/11/17 医療情報
オンライン診療の恒久化と「ギガが減る」問題 2020年10月、田村憲久厚生労働大臣、河野太郎行政改革担当大臣、平井卓也デジタル改革担当大臣の3大臣がオンライン診療恒久化に関する合意を行い、「初診も含めてオンライン診療を原則解禁」「オンライン診療は、電話ではなく映像があることを原則とする」という2つの大方針が決定されました。厚… 2020/11/11 医療情報
現在の電話・オンライン診療の時限的・特例的対応は当面継続へ コロナ収束後のオンライン診療のあり方を検討 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が2020年11月2日に開かれ、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束した後のオンライン診療のあり方に関して検討を開始した。映像を伴うオンライン診療については、安全性と信頼性を担保しながら初診を含めて認… 2020/11/04 医療情報
オンライン資格確認で薬剤情報の収集が容易に 20年10月から利用申請の受け付けがスタート 2021年3月からスタート予定の「オンライン資格確認」。医療機関・薬局において、患者が加入する医療保険などの資格をオンラインで確認できる仕組みのことで、20年10月から医療機関・薬局の利用申請の受け付けが始まった。 医療機関や薬局でオンライン資格確認を導入することにより、窓口では、患… 2020/10/31 薬剤師
NEWS◎CureAppが開発、あらゆる治療用アプリをワンストップで処方 治療用アプリの共通プラットフォームが提供開始 治療用アプリの開発・提供を手掛けるCureApp(東京都中央区)は2020年10月23日、治療用アプリの導入や処方をワンストップで行うためのプラットフォーム「App Prescription Service(APS)」の提供を開始した。現時点で国内で承認されている治療用アプリはCureAppのニコチン依存症治療用アプリのみ… 2020/10/26 医療情報
学会トピック◎第63回日本糖尿病学会学術集会 食事記録アプリで血糖コントロール改善 患者の気付きで食生活を是正 スマートフォンやタブレットで使用する食事記録アプリ「カロミル」の導入により、2型糖尿病患者の血糖コントロールに有意な改善が認められたと、第63回日本糖尿病学会学術集会(10月5日~16日、インターネット上で開催)で順天堂大学大学院代謝内分泌内科学の常見亜佐子氏らが報告した。… 2020/10/21 代謝・内分泌
【動画】オンライン診療が普及しない理由は? 日経メディカルと日経クロステックの共催によるオンラインワークショップ「医療はDXでどう変わるか?」、最終回はデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー ヴァイスプレジデントの大重隆氏をお迎えし、オンライン診療がなぜ普及しないのかを中心に議論を行いました。新型コロナで医師、患… 2020/10/21 医療情報
「相互理解」で進むオンライン診療・服薬指導 「日経クロスヘルス EXPO 2020」で医師や薬局経営者、厚労省担当者が活発に意見交換 「オンライン診療については、時限的・特例的な対応で蓄積された事例を分析し、エビデンスを示しながら議論を深めていく必要がある」――。オンラインで開催中の「クロスヘルスEXPO 2020」(主催:日経BP、会期:10月14~16日)に厚生労働省医政局医事課医師養成等企画調整室室長の加藤琢真氏が登… 2020/10/15 医療情報
「日経クロスヘルス EXPO」がオンラインで開幕! 経産省のヘルスケアビジコンをLIVE配信、当日申し込み可能なセッションも多数 10月14日午前10時、日経BPが主催する「日経クロスヘルス EXPO 2020」が開幕した。16日まで3日間にわたり開催する。医療・介護の担い手と周辺産業の関係者の「クロス」を目的に昨年、初開催されたイベントだが、今年は新型コロナウイルス感染症防止のため、オンラインセミナーを軸に展開する。… 2020/10/14 感染症
オンライン服薬指導を実践して見えてきた課題 メディカルグリーン代表取締役社長の大澤光司氏に聞く 処方箋に基づく調剤時(薬剤交付時)のオンライン服薬指導が、医薬品医療機器等法(薬機法)の改正により、2020年9月に解禁となりました。一方で、新型コロナウイルス感染症を受けて、2020年4月から、いわゆる「0410対応」として時限的・特例的な措置でオンラインでの服薬指導の実施が可能になっ… 2020/10/08 薬剤師
経産省課長がヘルスケア産業の活性化を語る! 経産省ヘルスケア産業課長・稲邑拓馬氏に聞く 日経BPは2020年10月14〜16日の3日間、オンラインで「日経クロスヘルス EXPO 2020」を開催する。このEXPOは、医療・介護・健康といったヘルスケア分野の行政動向や、様々な製品・サービスに関する最新情報を得られる場だ。昨年は東京ビッグサイトで開催したが、今年は新型コロナウイルス感染防止の… 2020/10/08 循環器
初の市民講座ライブ配信でいきなりハプニング 小倉記念病院の松本です。今回は、先日初めて行った市民公開講座のオンライン配信についてご報告したいと思います。これまで当院は、市民公開講座を月1回開催し、年間4000人集客していました。また、年間60回程度、街の市民センターなどで出張講座を開き、年2000人の人たちとフェイス・トゥ・フェ… 2020/10/06 医療経営
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このいぼのダーモはどう見てますか? ケラトアカントーマ/老人性血管腫編 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価したいと視線計測システムを使って検証する企画。前回は、皮膚科専門医として、当サイトでダーモスコピー像の見方の解説などを連載していただいている、さとう皮膚科(東京都杉並区)院長の佐藤俊次先生にご協力をいただき、足底色素細胞母斑とSpitz… 2020/10/06 皮膚科
周囲が反対する中契約した電子カルテ、結果は… 大学病院で長年、勤務してきた内科のA医師。勤務医時代から、近隣の診療所で非常勤医師として働き、在宅医療にも積極的に関わっていました。在宅医療の提供も含め、地域住民のかかりつけ医としての役割を果たしたいとの思いから開業を志し、準備を開始しました。開業物件が決まり、内装工事や医療… 2020/10/05 医療経営
医療の「視界不良時代」対応のヒントを海外に学ぶ 東北大学病院臨床研究推進センター特任教授・中川敦寛氏に聞く 今回企画したパネルディスカッション「海外の事例に学ぶ医療の『ニューノーマル』〜働き方を変える産業との共創とは?」の根底にある問題意識は、VUCA(Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity;ブーカ)における不確実性をどうコントロールするかです。VUCAの時代、すなわち視界不良時… 2020/10/05 医療経営
第2回 ビッグデータ研究に必要なチーム体制 循環器臨床研究にもハートチーム! 近年の循環器診療において、「ハートチーム」という言葉を耳にしない日はありません。ハートチームとは、2010年にESC/EACTSのガイドラインで初めて示された考え方で、循環器内科だけでなく、心臓外科、麻酔科といった専門科の垣根を越えて、そして医師や看護師、臨床工学技士など職種の垣根も越え… 2020/10/05 循環器
鹿島アントラーズの社長、元ネスレ日本の敏腕マーケターも登壇! 患者減を乗り切る新たな病院マーケティング戦略 病院マーケティングサミットJAPAN代表理事 竹田 陽介氏に聞く 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、病院のスタッフは、それまで密に接してきた地域の患者さんや連携施設のスタッフなどと、従来と同じようには「会えない」状況に陥っています。医療の基本であるフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを取りにくくなったことで、診療や… 2020/10/02 医療経営
「オンライン診療は『第4の診療概念』になる」 医療法人嗣業の会理事長 黒木 春郎氏 日経BPは2020年10月14~16日の3日間、オンラインで「日経クロスヘルス EXPO 2020」を開催する。このEXPOは、医療・介護・健康といったヘルスケア分野の行政動向や、様々な製品・サービスに関する最新情報を得られる場だ。昨年は東京ビッグサイトで開催したが、今年は新型コロナウイルス感染防止の… 2020/10/01 感染症
【動画】東京都医師会主導の患者情報共有システムは成功するか? 東京都医師会が主導する患者情報の共有ネットワーク「東京総合医療ネットワーク」が進化を続けている。2020年9月15日に日経メディカルと日経クロステックが共催したオンラインワークショップ「医療はDXでどう変わるか?」では、東京都医師会理事で目々澤医院院長の目々澤肇氏に東京総合医療ネット… 2020/09/30 医療情報
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このほくろのダーモはどう見てますか? 足底色素細胞母斑/Spitz母斑編 前回、医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価したいと視線計測システムを使って検証してみたいとプロジェクトを立ち上げたことを紹介しました。いよいよ今回から専門医のご協力をいただき、様々な医療画像を見るとき、視線はどう動いているのかを検証していきたいと思います。… 2020/09/30 皮膚科
日医会見「初診オンライン診療は緊急の対応」 菅内閣のオンライン診療の時限的・特例的措置「恒久化」表明受け 日本医師会は2020年9月24日に会見を開き、会長の中川俊男氏はオンライン診療の時限的・特例的措置について「初診オンライン診療は有事における緊急の対応だ。今後については検証結果を踏まえて改めて安全性、有効性について検討すべきだ」との見解を表明し、緩和の取り扱いに対して慎重な姿勢を見… 2020/09/25 組織
電子署名が電子処方箋の運用の妨げにならないか 「電子処方箋という言葉を使うからPDFにしようといった話が出てくる。電子処方箋という言葉は使いたくない」。9月から、オンライン服薬指導、処方箋のネット受付などを行える調剤薬局窓口支援システム「Pharms」の提供を開始したメドレーの代表取締役である豊田剛一郎氏はこのように口にした。 … 2020/09/23 医療情報
【動画】オンライン資格確認の不明点に答えます 2021年3月からの運用が予定されているオンライン資格確認(関連記事:オンライン資格確認のサイトが公開)。2020年9月9日に日経メディカルと日経クロステックが共催したウェビナーでは、厚生労働省保険データ企画室長の大竹雄二氏にさまざまな質問について答えていただきました… 2020/09/23 医療情報
HoloLensに遠く離れた患者を3次元で投映 順天堂大が3次元オンライン診療システムを開発 順天堂大学医学部附属順天堂医院脳神経内科教授の服部信孝氏、准教授の大山彦光氏、非常勤助教の関本智子氏らのグループがこのほど、世界初となる3次元オンライン診療システム「Holomedicine」を開発した。遠隔地にいる患者の3次元動作情報を、離れた場所にいる医師のヘッドマウントディスプレー… 2020/09/21 精神・神経
【動画】在宅分野のICT化の課題は? 鉄祐会理事長の武藤真祐氏をお迎えして2020年9月2日に開催したウェビナーを動画でお届けします。「(新型コロナウイルスへの対応の過程で)医療分野のICT化の遅れがはっきりと分かり、今後の大きな課題として残った」と主張する武藤氏。在宅医療の分野でICT化の効果が期待できる項目としてデータ… 2020/09/17 在宅医療
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、いまどこを見てるんですか? 医療画像を専門医がどう見ているか試してみます 医療には数多くの画像情報があります。胸部X線、CT、MRI、病理検査、皮膚科ダーモスコピーなどなど。心電図も一面では画像情報と言えるでしょうか。医師の身体診察も、よく患者を観察するという点で画像情報でもある、と言えなくもありません。… 2020/09/17 医療情報
医療機関・利用者ともに無料で利用可能な「LINEドクター」を提供 LINE、11月からオンライン診療サービス開始 2020年9月10日、LINE(株)(東京都新宿区)は「LINE DAY 2020」を開催し、LINEヘルスケア(株)(東京都新宿区)代表取締役社長の室山真一郎氏がオンライン診療への参入を正式に発表した。同社が提供するサービスの名称は「LINEドクター」。医療機関の検索、予約、診察、決済までを全てLINEアプ… 2020/09/11 医療情報
【最終回】 薬剤師として医療・健康情報とどう向き合うか 2017年9月から始まった本連載も、今回で最終回です。約3年間にわたる連載にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。この連載では世間で注目を集めたり、個人的に興味をひかれた医療・健康情報について、論文情報をひもときながら考察を重ねてきました。そのような考察の中で、僕が目… 2020/09/10 コメディカル
フィリップス、ICU遠隔管理システムを販売開始 フィリップス・ジャパンは2020年9月1日、複数の医療機関にある集中治療室(ICU)の患者情報を支援センターに集約し、遠隔でサポートするシステム「遠隔集中治療患者管理プログラム (eICU)」を、9月から日本市場で販売開始することを発表した。本システムの販売は、アジアでは初めて。適切な早期治… 2020/09/08 救急医療・集中治療
厚労省、電話や情報通信機器を用いた診療の事務連絡を発出 オンライン初診、薬処方の要件守らない医療機関を指導へ 厚生労働省医政局医事課は2020年8月26日、「電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱い」に関する留意事項の事務連絡を発出した。6日に開催された「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」で報告された問題点などを受けたもの。 同検討会では、新型… 2020/09/03 医療情報
トレンド◎生活不安におびえるがん患者に役立つお金の情報 医療者などが集まりがん治療に関わる制度の情報を提供 がんは生命や健康を脅かす病であると同時に金銭事情や仕事を含めた生活全般をも脅かす病である。こうした医療以外の様々な悩みを抱える患者のために活動する医療者や社会保険労務士などが設立したのがNPO法人「がんと暮らしを考える会」。同会の活動の概要と、がん患者が抱える生活不安について聞… 2020/08/26 医師・患者関係
鉄祐会理事長の武藤真祐氏に聞く ウィズコロナ時代に在宅医療はどのように変わっていくか 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、医療機関もこれまでと異なる形での医療提供を求められている。在宅医療はCOVID-19でどのような影響を受けているのか、また、データやデジタル技術を活用して業務を変革する、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション」によってサービスの… 2020/08/26 在宅医療
学会トピック◎第63回日本腎臓学会 CKD15万人を5年間追跡できるデータベースが腎臓学会にはある CKD患者のゲノム、血漿、尿のバイオバンクの整備も開始 日本腎臓学会は、国内の慢性腎臓病(CKD)患者のデータベース登録を進めている。このデータベースを使えば、日本におけるCKD患者の診療実態をはじめ、治療内容と予後との相関解析などに用いられるなど、診療に関する新しいエビデンスの発見に繋げられる。大学病院の電子カルテのデータベースから… 2020/08/25 腎・泌尿器
慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章氏に聞く 新型コロナによって変わる医療のデータ活用 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、医療とデータとの関係はどのように変わっていくのか。データサイエンスや医療政策を専門とし、新型コロナウイルス感染症対策では厚生労働省とLINEと連携して全国調査を実施した慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授の宮田裕章氏に話… 2020/08/24 医療情報
日本アルトマークが施設基準の届け出状況の調査結果を公表 オンライン診療料の届け出、3カ月で3.4倍に 医療データベース事業を手がける(株)日本アルトマーク(東京都港区)は2020年8月13日、オンライン診療料にかかる施設基準の届け出状況を調査した結果を公表した。オンライン診療料の届け出は2020年3月から6月にかけて、1418施設から4830施設(3.4倍)と急速に増えた(図1)。病院は84施設から40… 2020/08/21 行政・制度
オンライン服薬指導はYaDoc Quickの利用を想定 あじさいネットとYaDocの連携開始へ インテグリティ・ヘルスケア(東京都中央区)は2020年8月7日、自社のオンライン診療システム「YaDoc」と、長崎地域医療連携ネットワークシステム「あじさいネット」の連携を開始することを発表した。稼働は20年秋ごろを予定。 あじさいネットは、長崎地域の拠点病院が提供した情報を、会員の病院… 2020/08/19 医療情報
バルプロ酸はハイリスク薬加算NG!? ではでは、前回(ディレグラにあってムコダインにないのは?)の続きです~。(ルン)社長「西根さん、なかなかいい課題だったと思うよ。お疲れさま!じゃあ……次は、桜井クンの2題目かな」桜井「ういっス。でもその前に、オレ気付いちゃったっス!」社長「何かな?」桜井「さっきの西根さんの処… 2020/08/18 医薬品
オンライン診療の特例措置は当面継続へ 「おおむね2次医療圏の患者に」など指導は強化 2020年8月6日、厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が開催され、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行下で特例・時限的に認められている電話・オンライン診療に関する議論が行われた。現在、行われている特例・時限的な対応は「感染が収束する… 2020/08/07 行政・制度
「データヘルスが進んでこなかったことを反省する必要がある」と加藤厚労相 厚労省、今後2年間で医療情報の共有化の推進を確認 厚生労働省は2020年7月30日、1年ぶりとなるデータヘルス改革推進本部を開催。7月17日に閣議決定された骨太方針を受けて、オンライン資格確認等システムを基盤に用いた個々人の医療データであるパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)の拡充を図る方向性を確認。民間でPHRを提供する企業もあることか… 2020/07/31 医療情報
オンライン診療から見える政策と報酬の違和感 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大により注目されているオンライン診療の取材を始めて1カ月。いよいよ実際にオンライン診療を行っている医療機関の声を聞こうと、取材先選定のために厚生労働省のウェブページに公開されている対応医療機関リストを見た瞬間、頭の中は「?」でいっぱい… 2020/07/29 医療情報
【番外編】 Zoom でオンライン皮膚科診療に挑戦してみた WHOによりパンデミックが宣言された新型コロナウィルス(以下、コロナ)は、いまだに世界中で終息の兆しが見られていません。著者の生涯で初となる緊急事態宣言を経験する中、手探りで日々の診療を続けてきました。その間、電話のみでの処方を希望する患者からの問い合わせが連日ありました。著者… 2020/07/28 皮膚科
インタビュー◎世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターの藤田卓仙氏に聞く 接触確認アプリはこのままでは意義は少ない 6月19日に公開されて以降、7月22日までに国内で797万件ダウンロードされた新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)。接触確認アプリとは何なのか、また公開までの経緯について、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターヘルスケア・データ政策プロジェクト長で、COCOA以外の民間のコンタ… 2020/07/22 公衆衛生・予防医学
旭川市でドローンによる医薬品配送の実証実験 アインHDほか、オンライン診療した旭川医大と患者のいる特養間を空輸 2020年7月18日および19日、アインホールディングス(札幌市白石区)、経済産業省北海道経済産業局、旭川医科大学、ANAホールディングスは、北海道旭川市、エアロセンス、トッパン・フォームズ、特別養護老人ホーム緑が丘あさひ園、日通総合研究所の協力の下、オンライン診療・オンライン服薬指導… 2020/07/22 医薬品