リフィル普及に向けて思い出す代替調剤の歴史 前回、私の薬局ではリフィル処方箋をまだ1枚も受け付けていないと書きました。その後も状況は変わらないのですが、もしかしたらリフィル処方箋であることを見逃してしまっているかもしれない、と、ふとしたときに不安に駆られることがあります。処方欄の左下に小さく追加された「リフィル可」の部分… 2022/04/20 薬剤師
22年度改定から2週間、財政制度分科会が指摘 リフィル対応しない方針の医療機関に厳しい目 財政制度等審議会財政制度分科会が2022年4月13日に開催され、社会保障等について議論が交わされた。財務省の資料では、2022年度診療報酬改定で導入されたばかりのリフィル処方箋について言及。患者・国民目線からその積極的活用が図られるべきとし、22年度改定で見込まれた再診の効率化による医療費… 2022/04/20 薬剤師
調剤の外部委託のメリットとデメリット 日本経済団体連合会(経団連)が1月に、牧島かれん規制改革相に提出した Society 5.0時代のヘルスケアIIIの「調剤・服薬指導」の項に書かれている外部委託についての提言書を読み、とうとう日本にも、外部委託の波が押し寄せてくるのかと感じました。というのも、私は2019年9月、日本に帰国した直… 2022/03/23 医薬品
第8回健康・医療・介護情報利活用検討会より 電子処方箋のモデル事業、10月ごろから開始 2023年1月の運用開始に向け複数地域で 厚生労働省の健康・医療・介護情報利活用検討会が2022年3月4日に開催され、2023年1月に運用開始が予定されている電子処方箋の準備状況などが報告された。厚労省は、22年10月ごろから複数の地域で電子処方箋のモデル事業を実施し、検証や確認を通して現場の負担に配慮した稼働を進めていくことを明ら… 2022/03/08 薬剤師
2022年3月4日号 リフィル処方箋導入のインパクト 2022年度診療報酬改定で導入が決まったリフィル処方箋。リフィル処方の経験豊富な海外の医師も含め、医療機関、薬局の事情に詳しい識者への取材から、現場への影響度を探りました。 週刊日経メディカル2022年3月4日号は、「リフィル処方箋」の導入がテーマです。日経メディカルは毎週金曜日に、… 2022/03/04 医薬品
規制改革推進会議医療・介護・感染症対策WGより 電子処方箋の本人確認など巡り意見対立 内閣府の規制改革推進会議医療・介護・感染症対策ワーキング・グループ(WG)が2022年2月24日に開催され、医療現場における電子署名などを巡り、議論が交わされた。23年1月に運用開始が予定されている電子処方箋などでの活用が想定されるが、その要件などに関して厚生労働省と規制改革推進会議の委… 2022/02/25 薬剤師
診療報酬改定2022 リフィルは1回29日以内で処方箋料の減算なし 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年2月9日に開催され、2022年度調剤報酬改定の個別項目と点数について、厚生労働相に答申した。 2022/02/09 行政・制度
モビコールの毎食後処方は○?×? ではでは、社内報によるクイズの続きです~。(ルン)西根「ふぅ……」桜井「西根さん、ため息なんかついて、どうしたっスか?」西根「ちょっとスッキリしなくて……」桜井「そう言えば、なんか肌の色ツヤもよくないっスね。ひょっとして便秘っスか?」西根「な、なんで分かったんですかぁ?」桜… 2022/01/29 医薬品
診療報酬改定2022 リフィル処方箋運用の概要が明らかに 回数の上限は3回、総投薬期間などは医師の判断 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年1月26日に開催され、2022年度診療報酬改定の具体的な個別改定項目に関する議論(いわゆる短冊の議論)がスタートした。22年度改定で導入が決まっているリフィル処方箋の仕組みの案が厚生労働省から提示され、委員はおおむね了承した。… 2022/01/26 行政・制度
調剤報酬改定2022 リフィル、処方箋料の要件見直しで評価か 理由の記載なく処方できる湿布薬の上限は見直しに 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が2022年1月12日に開催され、厚生労働省は「2022年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」(以下、整理案)を提示。一定期間内に処方箋を反復利用できるリフィル処方箋の仕組みが設けられ、診療報酬の処方箋料の要件が見直されることについて、異論… 2022/01/13 薬剤師
プレドニゾロンの服用方法に不安が残る喘息患者 気管支喘息の治療でレルベア(一般名ビランテロールトリフェニル酢酸塩・フルチカゾンフランカルボン酸エステル)を使用中の80歳女性。息苦しさが続くことから、プレドニゾロン(商品名プレドニン他)が追加処方された。… 2021/04/06 薬剤師
認知症へのリスペリドンは何をチェック? 社内研修会は、まだ続きます~。桜井「じゃあ、続いてDさん、お願いするっス。Dさんの店舗からは、こんな症例を選んでみたっス」D「この患者さんは、約15年前から高血圧と2型糖尿病を、約5年前から睡眠障害を治療しています。約3年前から認知機能の低下が見られ、ドネペジル塩酸塩(商品名アリセ… 2021/01/04 精神・神経
インスリン製剤の取り違えに注意喚起 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業で事例公開 日本医療機能評価機構は2020年12月7日、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の共有すべき事例「2020年No.11」を公表。調剤時の薬剤取り違え事例1件と、禁忌となる病態の患者に薬剤が処方されていた事例2件について、注意喚起した。 薬剤の取り違え事例は、定期処方されていた超速効型インスリ… 2020/12/17 薬剤師
処方薬優位な日本で、セルフメディケーションは進むのか 日本の薬局で働き始めて、約1年がたちました。いい意味でも悪い意味でも、日本での業務に慣れてきたと思います。両国の薬局業務には利点と欠点があり、それについては十数年カナダの薬局で働き、また再び日本で働き始めたからこそ色々と見えてきたと感じています。… 2020/11/16 医薬品
宝島社×日経DIコラボ企画 薬剤師、毒島花織の見解は―― 第1話:笑わない薬剤師の健康診断(5) 「水虫の薬を塗っても治らないのはそのせいですか。じゃあ、アレルギーに効く薬をください」 爽太は言ったが、毒島さんはあっさりとかぶりを振った。 2020/11/06 医薬品
2020年10月5日~10月22日 ボノプラザンフマル酸塩含有製剤に重大な副作用追加 ゾシンの重大な副作用には低カリウム血症が追加 ボノプラザンフマル酸塩含有製剤のタケキャブ錠、ボノサップパック、ボノピオンパックの重大な副作用に「ショック、アナフィラキシー」「肝機能障害」が追加されました。 抗菌薬のゾシン静注用・点滴静注用(タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム)および後発品の重大な副作用に「低… 2020/10/31 薬剤師
シップの場所は警告のサ・イ・ン!? では、前回(シロスタゾールの処方はドッキドキ!?)の続きです~。(ルン)ボク「さて、まずシロスタゾール(商品名プレタール他)の禁忌疾患、心不全と消化管出血についてのチェックはできたよね。じゃあ、他にチェックすることはないかな?」桜井「ちょっと待って欲しいっス。もう1回、シロス… 2020/10/20 医薬品
分割調剤、診療所への評価でも日医は反対 長期処方を懸念、服薬情報等提供料の案分の廃止も反対 中央社会保険医療協議会(中医協)総会が、2019年12月11日に開催され、分割調剤に関する議論が行われた。 2019/12/12 薬剤師
無診察での処方箋発行、ありでは?(応用編) 「Bさんは5年前からアムロジピンを服用していて、状態が安定しているので、C先生が休暇から帰ってくるまで、薬剤師が緊急処方箋を出しますよ。1カ月分出しますね」ーー。カナダの薬局では、こうしたやり取りが日常的に行われています。… 2019/10/11 海外
調剤医療費が減少、薬剤料減少の影響大きく 2018年度「調剤医療費(電算処理分)の動向」で明らかに 厚生労働省は2019年9月26日、2018年度の「調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。 調剤医療費の総額は7兆4279億円で、前年度から3.1%減少した。処方箋1枚当たりの調剤医療費は8850円で、こちらも前年度比3.7%減となった。一方で処方箋枚数は増加の一途をたどっており、2018年度は485万… 2019/09/30 薬剤師
無診察での処方箋発行、ありでは?(基礎編) カナダでは、高血圧などの慢性疾患で症状が安定すると、医師は大抵1年分の薬をリフィル処方します。リフィル処方とは、医師が繰り返し利用できる処方箋(リフィル処方箋)を発行し、その処方箋で薬局が患者に薬を交付する仕組みを指します。… 2019/09/25 医薬品
ザイティガとザルティアの処方に注意 処方間違い・薬剤取り違え事例の報告続く ヤンセンファーマ(東京都千代田区)、日本イーライリリー(神戸市中央区)など4社は2019年9月10日、ザイティガ(一般名アビラテロン酢酸エステル)とザルティア(タダラフィル)の処方間違い・薬剤取り違えを注意喚起した。… 2019/09/11 薬剤師
アスベリンとアスペノンの取り違えに注意 ニプロESファーマ(大阪市北区)とバイエル薬品(大阪市北区)は2019年9月、鎮咳薬のアスベリン錠(一般名チペピジンヒベンズ酸塩)と、不整脈治療薬であるアスペノンカプセル(アプリンジン塩酸塩)の販売名類似による取り違えを注意喚起した。「薬局ヒヤリ・ハット事例」において、これらを取り… 2019/09/03 医薬品
薬剤師のプロフェッショナル・ジャッジメント 深夜勤務中の暇な時間に、薬剤師会雑誌をパラパラめくっていました。この定期誌には驚くことに、患者から薬剤師へのクレームの内容と、クレームを受けた薬剤師に対する薬剤師会による懲罰の詳細を公開しています。… 2019/03/11 コメディカル
【漫画】ファクス処方箋あるある 薬局での待ち時間短縮のために、処方箋画像をファクスやメールであらかじめ送っておくという方法があります。薬局側としてもある程度、時間に余裕をもって調剤できるため、お互いにメリットがありますよね。でも、便利な反面このようなトラブルもたまにあります。… 2018/11/04 コメディカル
電子処方箋の運用ルールを新たに模索 実証事業を年度内に開始し課題を検証 厚生労働省は2018年10月、電子処方箋の本格運用に向けた実証事業の公募を開始した。19年2月ごろに事業を開始し、3月末までに結果や課題を整理して報告書として取りまとめる予定。 2018/10/26 医薬品
【漫画】もっと早く来てよ! 処方箋を応需した時、薬局にその薬の在庫がない場合がありますよね。特に連休前は、「いつも行く薬局が混雑していたので処方箋を持ってきた」という患者さんが増え、めったに出ない薬の処方箋が回ってきやすくなります。… 2018/07/02 コメディカル
いい話ではなさそうな電話がかかってきたら 「ちょっと薬のことで聞きたいことがあるんだけど」 処方箋の持ち込みがちょうど途切れたところにかかってきた電話に出たところ、男性がこう切り出します。その声のトーンから「あ、これはあまりいい話ではなさそうだな」と察して、すぐさまその方の情報を伺い、薬歴を確認します。話の内容を要… 2018/03/21 薬剤師
一般名処方加算に減算規定の導入はあり得るか 2月7日に調剤報酬改定が答申されてから1カ月近くがたとうとしています。これまで調剤報酬ばかり注目してきましたが、今回は医科の診療報酬に目を向けてみましょう。その中でも、調剤に比較的関連する後発医薬品の使用促進の部分を見てみたいと思います。 医師が処方箋を交付する際に一般名処方を… 2018/02/27 薬剤師
薬局ICT化で問われる薬剤師の真価 薬剤師向け情報誌「日経ドラッグインフォメーション」1月号で、特集「ICT(情報通信技術)で変わる薬局の未来」を担当し、電子お薬手帳や電子薬歴、調剤支援、服薬・連携支援システムなど、現場の様々なトレンドを取材した。 業務上の通信手段として、いまだファクスをメインに利用している薬局… 2018/01/24 コメディカル
なぜ日本ではリフィル処方箋が発行できない? 薬剤師職能拡大案(2) カナダでは、慢性疾患の患者で容態が安定している場合、大抵は1年分のリフィル付き処方箋を発行します。患者さんはこのリフィル処方箋を薬局に持ち込み、保険の種類に応じて、1~3カ月分の薬を受け取ることが多いです。… 2017/11/16 医薬品
2017年8月3日~8月24日 相互に禁忌となるようトランコロンPで禁忌追加 2019年4月から適用される添付文書の記載要領変更を踏まえた改訂 過敏大腸症治療薬のトランコロンP(一般名メペンゾラート臭化物・フェノバルビタール)の併用禁忌に、エルバスビル(商品名エレルサ)、グラゾプレビル(グラジナ)、チカグレロル(ブリリンタ)、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル(ヴィキラックス)などが追記されました。これらの薬… 2017/08/29 薬剤師
ボルタレンサポ査定の原因も「ニャハ」? 前回、僕が個別指導で心不全の重症度分類「NYHA(ニーハ)分類」を“ニャハ”と読んでしまった失敗を、桜井クンが電話でからかってきたことをお伝えしました(前回記事:プロプラノロールが禁忌な『ニャハ』!?)。その電話があった翌週、薬局の処方箋のチェックをしに行くと、「実は、こんな査… 2017/08/23 コメディカル
涙が出るほどうれしい処方箋 先日、世界薬局・薬学部探訪記のカナダ編「薬剤師1人で1日200枚超の処方箋を応需」を拝読させていただきました。そこに示されている「SHOPPERS DRUG MART」は、まさに今、私が勤めている会社です。もちろん店舗は違いますが、忙しさは記事に書いてある通りです。私も何度も書いていますが、こちら… 2017/08/23 コメディカル
商品名併記も一般名処方加算は算定可能 厚労省が疑義解釈通知、銘柄指定でなく取り違え防止目的の場合に 厚生労働省は2017年5月26日、2016年度調剤報酬改定の疑義解釈資料(その11)を公表し、医科の一般名処方加算の算定方法に関する考え方を示した。 2017/05/30 コメディカル
日医が薬局との連携の重要性に言及した意味 2月15日、日本医師会が「かかりつけ医機能と在宅医療についての診療所調査」の結果の概要を公表した。3月には、103ページに上る報告書(日医総研ワーキングペーパー)がウェブサイトにアップされた。報告書の冒頭に、調査結果の要点が箇条書きでまとめられている。その中で、薬剤師向け月刊誌『日経… 2017/03/31 薬剤師
BMJ誌から カナダの抗うつ薬適応外使用実態調査 44.6%は処方を支持するエビデンス無し プライマリケアでの抗うつ薬の適応外使用の現状について検討し、適応外使用を支持するエビデンスがあるかどうかを明らかにするために、電子的処方システムに登録されている情報を対象とする記述的研究を行ったカナダMcGill大学のJenna Wong氏らは、カナダでは抗うつ薬の処方の3割が適応外使用であ… 2017/03/23 精神・神経
ついに重大な調剤過誤が発生! 冬に備えて、患者が増えています。忙しくなってきたにもかかわらず、私たちの会社はフェニックスプログラムという新しい働き方の指導が入り、薬局スタッフの勤務時間が大幅にカットされました。その結果、案の定スタッフのミスが目立ってきています。最近、とうとう私の薬局で、取り返しのつかな… 2016/11/24 コメディカル
超簡単な“薬局英語”(13) 外国人患者が期限切れ処方箋を持参したら 少し前のことですが、突然、大学の同級生から電子メールが届き、英語表現について質問を受けました。よく読んでみると、彼が新たに仕事を始めた薬局では、外国人の患者さんの割合が高いとのこと。幾つもの質問がリスト化されていましたが、今回はこのうち、「処方箋の有効期限」に関する英語表現… 2016/10/20 コメディカル
ゾピクロンとエチゾラムの投与日数制限は11月1日から 2016年10月14日から新たにゾピクロン(商品名アモバン他)とエチゾラム(デパス他)が第3種向精神薬に指定されることに伴い、厚生労働省は10月13日、保険医による向精神薬の投与期間の規定を改正する告示を出した。… 2016/10/13 医薬品
勘弁してほしい! 悪筆の手書き処方箋 カナダではプリンター出力による処方箋が増えてきていますが、私の働いているオタワの薬局には、まだまだ手書きの処方箋が半分を占めています。この手書きの処方箋、処方医によっては解読するのにすごく苦労します。その1例を皆さんに紹介します。まず、以下の処方箋“クイズ”を解いてみてくださ… 2016/09/01 医薬品
超簡単な“薬局英語”(9) 用法・用量のシンプルな伝え方(その2) 服用回数と服用時点は定型文でスラスラと! 先週は、リオ・オリンピックでの日本チームのメダルラッシュに感動しっぱなしの1週間でした。それは日本人の私に限ったことではなく、テレビを見てから薬局に来るお客さんの中には、「あなたは日本人でしょ?日本チームの体操演技を見た!?彼らはすごい!」と、興奮が冷めやらない人も。世界の共… 2016/08/26 コメディカル
超簡単な“薬局英語”(6) 「これは高血圧の薬です」を英語で言うと? 英語で服薬指導をする際、最も英語力を試される場面が効能・効果の説明です。疾患の数だけ単語を知っていなければ、薬の効果は説明。でも、コツをつかめば難しいことはありません。今日も超簡単にまとめていきます。… 2016/08/02 コメディカル
超簡単な“薬局英語”(5) 薬のカタチや「割線」、英語でどう表現する? いよいよ、薬の説明の仕方にフォーカスしていきます。要領よく服薬指導するために大切なのは、一定の説明内容を固定し、頭の中でまとめておくことです。もっとも、これは言語にかかわらず、普段から頭の中で行っている作業と同じはずです。以下に、基本的な9つの項目を挙げました。… 2016/07/26 コメディカル
医師への疑義照会に必要な薬理学的な視点 『日経ドラッグインフォメーション』6月号特集「小児の処方箋 5つの『困った』」の取材をしていた折、調剤場面での薬剤師の「困りごと」として、医師への疑義照会が話題の1つに挙がった。特定のクリニックからの処方箋を主に受けている門前薬局の場合、医師の処方パターンは把握しやすい。一方で、… 2016/06/16 薬剤師
小児の調剤、7割が「困った経験あり」 服薬指導で患者や保護者に喜ばれたアイデアも 2016年度調剤報酬改定では、6歳未満の乳幼児を対象とした「乳幼児服薬指導加算」が引き上げられ、「重複投薬・相互作用等防止加算」の適用の範囲も広がるなど、手間のかかる小児の処方箋を数多く応需する薬局に報いる改定となった。一方で、小児の処方箋に苦手意識を持つ薬剤師は少なくないようだ… 2016/06/15 医薬品
突合点検で指摘された処方せん料の請求ミス 今回ご紹介するのは、処方箋を発行する診療所で、「内服薬6種類以下」として68点の請求をしたところ、実際は「内服薬7種類以上」(40点)であるとして、審査支払機関から査定されてしまった事例です。 2016/05/24 医療経営
「電子処方せんの運用ガイドライン」公開 電子処方箋引換証のひな形示す 厚生労働省は3月31日、「電子処方せんの運用ガイドライン」を策定し、同省ウェブサイトで公開した。 2016/04/04 コメディカル
塩酸セルトラリン? セルトラリン塩酸塩? 薬の記事を書いていると、薬にまつわる様々な疑問が日々湧いてきます。そんな疑問のうち、私が数年来持ち続けてきた疑問がこれ。抗うつ薬ジェイゾロフトの一般名「塩酸セルトラリン」は、なぜセルトラリン塩酸塩じゃないのか。… 2016/03/31 医薬品
電子処方箋の運用ガイドライン案が公開 電子処方箋の作成・交付・保存が可能に 当面の間は「電子処方せん引換証」で対応 厚生労働省の医療情報ネットワーク基盤検討会は2月10日、「電子処方せんの運用ガイドライン」案を大筋で了承した。厚労省は同ガイドラインの策定と合わせて3月に関連省令を改正し、4月から処方箋の電子的な作成・交付・保存を実施できるようにする。… 2016/02/15 医薬品
ちょっと待った! 処方箋ポスト・スマホ処方箋 患者さんのために設けられている処方箋ポスト。薬局の開いていない時間帯(早朝、深夜、定休日など)に処方箋を提出できる便利なツールです。そして、最近注目されているスマホ処方箋。患者さんの好きなタイミングで薬局に送信できるので、これまた便利な印象です。… 2016/01/22 コメディカル
医師の一般名処方増加も依然「品質に不安」の声 後発品の調剤割合が増加、銘柄処方は15.9% 後発品の調剤割合が全体的に引き上げられ、一般名処方も増加――。「後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査(平成27年度調査)」の結果からこうしたことが明らかになった。2015年11月6日に開かれた中央社会保険医療協議会(中医協)の総会で、同調査を含む「平成26年度診療報酬改定の結果… 2015/11/07 コメディカル
医師2005人に聞く「薬局薬剤師からの疑義照会で思うこと」 疑義照会を受けて「良かった」は4分の3 不満は約半数、「『在庫がないので別の剤形に変更して』に閉口」との声も 薬剤師法は、「処方箋の内容に疑わしい点があるときは、処方箋を発行した医師に確認した後でなければ、調剤してはならない」とする。疑義照会は薬剤師にとって重要な業務の1つであり、疑義照会の義務に違反すれば、罰金すら科されることになっている。では、疑義照会を受ける側の医師は、薬局薬剤… 2015/10/22 医薬品
リフィル処方箋が残薬問題を解決? 7月22日の中央社会保険医療協議会(中医協)で議論されたリフィル処方箋。その6日前に「リフィル処方 日医“容認”で導入決定的」と報じられていましたが、その後すぐに日本医師会の委員から反対意見が出され、一筋縄ではいきそうもありません。… 2015/07/28 医薬品
処方欄の「ス」を伸ばしたような謎の記号 当院では、処方薬のオーダリングはパソコンで行いますが、診療録はまだ紙カルテのままです。研修医の頃は電子カルテだったので、赴任した当初はかなり戸惑いました。今ではすっかり紙カルテに慣れてしまい、電子カルテになったときにまた戸惑うのだろうなと心配しています。… 2015/07/24 呼吸器
「医療業界の常識は、世間の非常識」 先日、隣町にある公立病院の処方箋を受け付けました。その患者さん自身、以前からその病院にかかっていましたし、処方内容も変わりはありませんでしたので、いつものように患者さんにお薬をお渡しするはずでした。… 2015/07/23 医薬品
私の処方◎松島 常氏(東京警察病院泌尿器科部長) 尿管結石の治療にα1遮断薬 平滑筋弛緩作用により排石、ガイドラインでも使用推奨 患者は30歳代男性。前日に突発的な側腹部痛が生じ、血尿が出現した。その後も症状が持続したため救急外来を受診し、単純CT・尿検査の結果、わずかな腎盂拡張と下部尿管結石を認めた。結石の自然排石を期待し、タムスロシン(商品名ハルナール他)とウラジロガシエキス(ウロカルン)を処方し、疼… 2015/06/29 医薬品
私の処方◎龍野一郎氏(東邦大学医療センター佐倉病院副院長、糖尿病内分泌代謝センター教授) SGLT2阻害薬で減量も一転して悪化したワケ 肥満糖尿病患者への処方、過食によるリバウンドに注意 患者は52歳の会社員男性である。5年前に職場の健康診断で高血糖を指摘され、近医を受診したところ2型糖尿病と診断されて通院を開始した。 2015/05/21 医薬品
医師2985人に聞く「類似薬の中から処方薬を選ぶ理由」 「使用経験の長さ」「院内採用」が2大理由 「服用しやすい剤形」は最下位 日経メディカル Onlineは、昨年11月のリニューアル以降、週替わりで「NMO処方サーベイ」を行っている。これは日経メディカル Onlineの読者調査を基にしたもので、これまでDPP4阻害薬やトリプタン、スタチンなど、作用機序が同じ類似薬の中から処方頻度が最も高い薬剤をアンケート調査し、その結果… 2015/01/22 医薬品
日医総研がワーキングペーパー公表 オーソライズドGEを理解している医師は26.1% 日本医師会総合政策研究機構(日医総研)は16日、ワーキングペーパー「2014年度診療報酬改定に係る診療所調査結果」を公表した。診療所の開設者・管理者に実施したアンケートから、処方に対する考え方などを分析している。… 2014/12/17 医薬品
院外処方やめました 今回のお題は「院外処方やめました」。まず院外処方に関する最近のトピックスから。昨年、兵庫県の山間地にある2つの市民病院が統廃合し、山間地のそのまた郊外に1つの病院として移転開業した。そこで院外薬局向けの土地二筆(各260平方メートル)を市が売りに出したところ、10億円と4億2000万円… 2014/07/08 医薬品
弁護士・薬剤師 赤羽根秀宜氏に聞く 「薬剤師法の改正で、服薬説明に関して法的に求められるレベルが相当、高くなります」 2013年12月に公布された「薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律。2014年6月12日の施行まで、あと1カ月余りとなりました。薬事法の主な改正点は、一般用医薬品の販売ルールを制定するというもの。それに伴い、薬事法や薬剤師法の、調剤に関連する部分の条文も改正されています。これらの法改正… 2014/05/09 コメディカル
ITが医療を変える◎スマホで処方箋を薬局にメール 無料アプリで処方を送信、薬局の待ち時間短縮へ Case007●クオール薬局 医療機関を受診した人が、薬を処方されたとしよう。患者さんは次に、処方箋を持って薬局へ向かうことになる。でも、そばにある門前薬局はたいてい混んでいるので、帰宅途中の乗換駅あたりで薬局に寄ろうかな…と、そんなふうに考える人も多いだろう。… 2013/12/17 コメディカル
剤形変更時の勘違いで3分の1に分割して服用? 医師会員限定コンテンツです。この記事は、NPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンターが提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/i-phiss/drs.html)から提供を受けています。 2013/12/10 医薬品 医師限定コンテンツ
新築移転を機に医薬分業に背を向けた二つの民間大病院 院内処方に戻してみたら… 院外処方を完全にやめて院内処方に戻したり、院内処方との選択制を導入する動きが広がりつつあります。最近も二つの大病院が、新築移転を機に院内処方への変更に踏み切りました。 2013/07/13 医療経営
処方箋、1回量を併記していますか? 私が編集に携わっている薬剤師向け月刊誌『日経ドラッグインフォメーション(日経DI)』では、2013年7月号から、処方箋の表記法を変えることになった。内服薬の「分量」として、1日量に加えて1回量を併記することにしたのである。… 2013/06/13 医薬品
日経メディカル 書籍紹介 今日の診療のために ガイドライン外来診療2013 かぜ症候群や高血圧など、外来の診察で診ることの多い47疾患の診療指針を、ガイドラインに沿ってまとめた書の最新版。疾患ごとに、定義・概念、診断、管理・治療、経過・予後を詳説する「解説」と、診断・治療のポイントと処方例を簡潔に記載する「要約」の2部構成。後半は、症性腸疾患や脳卒中など… 2013/05/10 プライマリケア
薬局に配慮した処方箋を書いていますか? 先日、分包機や電子てんびんといった調剤機器のメンテナンスに関する取材で、薬局の調剤室に入り調剤の様子をじっくり見学する機会を得ました。 恥ずかしながら、これまで患者として薬局を利用したときは、処方箋を出せば、すぐに薬が出てくるのが当たり前のように思っていました。… 2013/02/19 医薬品
「お薬手帳」の耐えられない軽さ 薬局・薬剤師向け媒体である日経ドラッグインフォメーション(DI)の編集に携わっているため、医師や薬剤師に取材する機会が多いのだが、取材で聞く話と、自分が患者として医療機関や薬局に行ったときの体験に大きなギャップがあることは、記者なら多かれ少なかれ経験しているものだ。しかし、「… 2013/01/25 医薬品
「2点って、すごいインセンティブなんですね」 一般名処方を含む処方箋の割合が6%から38%に急増 「2点って、すごいインセンティブなんですね」――。2点とは、今春の診療報酬改定で新設された、一般名処方に対する加算だ。医師が一般名を含む処方箋を発行した場合に、処方せん料に2点が加算される。当初から、予想以上に一般名で書かれた処方箋が増加しているようだといわれていたが、どれだけ… 2012/11/22 医薬品
日経ドラッグインフォメーション 書籍紹介 Ph.D.SAWADAの処方せん鑑査ラボ 処方箋鑑査と疑義照会のポイントを紹介した書。2004年から09年の間に刊行された、季刊誌『Rp.レシピ』の臨時増刊号『処方せん鑑査・疑義照会実践トレーニング』4冊の中から、重要度の高い処方例を厳選。最新の医薬品情報に基づき内容を見直した。処方箋鑑査の基本となる「処方せんの読み方」も収… 2012/09/07 医薬品
日経ドラッグインフォメーション 書籍紹介 つまずき症例で学ぶ 薬の処方 徹底トレーニング 2011年4月から9月まで羊土社のウェブサイトで連載した『つまずき症例で学ぶ 薬の処方トレーニングQ&A』に、大幅に症例を追加し書籍化したもの。日常診療でよく遭遇する疾患の中から、処方判断の困難な症例や、処方に注意が必要な症例を81挙げ、処方のコツをQ&A形式で解説している。… 2012/09/07 医薬品
こんな薬局はイヤだ! この春から「一般名処方」が始まりました。正確には、以前から一般名処方をしてもよかったわけですが、後発品がある薬を一般名で処方すると医療機関の処方箋料に2点の加算がつくようになったことで、今春から一般名処方が一気に普及したというわけです。… 2012/07/27 医薬品
“解読不能”な一般名処方から卒業しよう! 「一般名処方検索」始めました。 日経メディカル オンラインと日経DIは、医療情報関連企業のシステムヨシイ(本社:岡山市)の協力のもと、Web検索システム「一般名処方検索」をリリースしました。内服薬と外用薬、計6338品目が検索の対象です。原則として、一般名で処方箋に記載しても一般名処方加算を算定できない薬剤(先発品… 2012/05/06 医薬品
日経メディカル2012年5月号「行政ウォッチ」(転載) 「一般名処方加算」で混乱 適応外処方として査定される可能性も 今年度の診療報酬改定で新設された「一般名処方加算」。後発医薬品の使用促進を目的とする加算だが、先発品と後発品の適応症の違いが原因で、レセプトが査定されかねないという問題が生じている。 2012/05/01 医薬品
スケジュールは今年度中に提示 厚労省検討会、処方箋の電子化に向けた報告書案を了承 厚生労働省の「医療情報ネットワーク基盤検討会」は4月27日、処方箋の電子化に向けた報告書案を大筋で了承した。 2012/04/29 医療情報
長期投薬が解禁されて10年…処方日数は本当に長くなった? 2002年に薬剤の長期投与の制限(原則として14日以内)が撤廃され、10年がたちます。最初の何年かは薬の処方日数が長くなる傾向が続いていたと記憶していますが、ここ数年間の処方日数はどうなっているのでしょうか。そんな興味から、2005~2011年に受診した健康保険組合の加入者のデータを基に、1… 2012/02/16 行政・制度
ジェネリック医薬品の利用を促進する成功報酬型サービス、JBCCが提供 JBCC(日本ビジネスコンピューター)は、2月1日から全国の健康保険組合を対象に、「Medical Vision ジェネリック医薬品差額情報提供サービス」の販売を開始する。 2012/01/24 医療情報
JAMINAセミナー(東京医科歯科大学)「ユビキタス健康医療社会の実現と医療福祉ICTの今後の方向性について」:12/3開催 【概要】テーマは「ユビキタス健康医療社会の実現と医療福祉ICTの今後の方向性について」。これまで医療現場で、医師が医療製品の決定者だったが、今後は患者や医師以外の医療従事者、医療を取り巻くステークホルダーが選択に関与するようになると考えられる。一方、健康・医療製品を開発・販売する… 2010/11/25 医療情報
医薬分業率6割超時代の「面分業率」は? 国が医薬分業の推進策に力を入れ始めてから随分たちますが、日本薬剤師会の調査によると、2009年度に、全国の平均分業率がようやく60%を超えたようです。そこで今回は、分業率が60%を突破する中、面分業の広がりがどうなっているかを、いつもの通り健保組合のレセプトを使って調べてみました。… 2010/09/02 医薬品
処方箋と訪問診療 中村利仁(北海道大学大学院医学研究科医療システム学分野助教) 薬礼という言葉があります。むかしむかし日本では、医者の診察自体は無料で、その携える薬のみにお金を支払ったと考えたことを指す言葉のようです。戦国時代から江戸時代初期の名医として知られる甲斐の永田徳本が「甲斐の徳本、一服十八文」と称えながら、牛の背に乗り諸国を漫遊したという伝説… 2009/06/11 行政・制度
日経メディカル2009年4月号「行政ウォッチ」(転載) 患者に「後発品希望カード」 使用促進を狙い保険者が配布 「ジェネリック医薬品を希望します」。4月以降、こう書かれたカードを提示する患者が増えるかもしれない。後発品普及を目的に保険者から配布されるものだが、果たしてその効果のほどは? 2009/04/14 医薬品
日経メディカル2009年3月号「トレンドビュー」(転載) 院内調剤が復活の動き 薬価差益の確保と患者負担の軽減狙う 外来処方せんの調剤を院内に戻す動きが出てきた。景気低迷に伴う受診抑制が顕著となる中、患者負担の軽減に加えて、薬価差益も確保しようというのが病院の狙いだ。 2009/03/18 医薬品
ヒヤリ・ハット事例<143> PPI 今週分と来週分をまとめ飲みした患者、なぜ? 医師会員限定コンテンツです。この記事は、NPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンターが提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/i-phiss/drs.html)から提供を受けています。 2009/03/16 医薬品 医師限定コンテンツ
「長期処方が増えている」は本当か 2002年に、14日分を超える「長期処方」が解禁されてから、1回当たりの処方日数は大幅に伸びたと言われています。今回は、処方せんデータを元に、処方日数について調べてみました。 2009/02/03 医薬品
特集連動◇外来診療における後発品使用実態調査2008 vol.4 医師と薬剤師ですれ違う主張 医師「処方せんで変更可とすると、何を調剤されるか分からない」、薬剤師「在庫の関係もあるので自由に調剤させてほしい」──。『日経メディカル』と『日経ドラッグインフォメーション』が共同で行った後発品の使用実態調査で、両者の思惑にそんな“ずれ”を生じていることが明らかになった。… 2008/09/18 医薬品
特集連動◇外来診療における後発品使用実態調査2008 vol.3 後発品を使う理由、使わない理由 医師が後発品を処方する理由として最も多かったのは「先発品より価格が安いから」。一方、後発品への変更を不可とする理由として最も多かったのは「品質に不安があるから」だった。後発品の情報不足を指摘する声も多く寄せられた。… 2008/09/17 医薬品
本誌連動◇外来診療における後発品使用実態調査2008 Vol.2 「変更不可」にするのは、どんな薬? 後発品は、先発品のように臨床試験を行っておらず、患者に実際に投与して効果や副作用を見ているわけではない。後発品は、本当に先発品と同じ治療効果、副作用なのだろうか──。医師がこうした不安を持っていることは、薬の種類によって、「後発品への変更不可」にするかどうかを変えるという姿… 2008/09/12 医薬品
本誌連動◇外来診療における後発品使用実態調査2008 「後発品変更不可」とした薬、「あり」が約半数 今年4月に処方せん様式が再変更され、医師が「後発品への変更不可」と意思表示しない限り、薬局薬剤師が後発品に代替調剤することが可能になった。後発品の使用促進、ひいては医療費削減を狙った制度変更だ。この再変更を機に、医療現場で後発品の使用は増えたのだろうか。2008年8月に、医師およ… 2008/09/11 医薬品
処方せん様式の再変更が決定 「剤型の異なる後発品への代替調剤」は認められない方向に 12月14日の中央社会保険医療協議会(中医協)の総会では、後発医薬品(後発品)の使用促進のための環境整備の骨子案が了承された。注目されていた処方せん様式の再変更は、処方せんに設けたチェック欄を現状の「変更可」から「変更不可」に変えることで決着した。4月以降、後発品への代替調剤を希… 2007/12/20 医薬品
院外処方は「後発品への変更OK」が前提に 強硬反対から一転、日医が快諾 11月9日の中央社会保険医療協議会(中医協)の診療報酬基本問題小委員会では、後発医薬品の使用促進策についての議論が行われ、前回改定に続いて再度、処方せんの様式が変更されることがほぼ確定した。来春以降は、処方医がきちんと「変更不可」を明示しないと、調剤薬局の判断で自由に後発品に変… 2007/11/14 医薬品
「75歳以上はジェネリック」は暴論か? 後発品(ジェネリック)の使用促進に向けて、様々な施策が検討されていますが、もっとドラスティックに、後発品の普及を図る手段があります。来年4月から後期高齢者医療制度が実施されるのを機に、75歳以上の患者に処方する医薬品は「後発品」を原則としてしまう方法です。その場合、後発品の薬価を… 2007/10/19 行政・制度
ヒヤリ・ハット事例 (70) カネボウ当帰芍薬散料とツムラ当帰芍薬散を同じものと思いこんだ【全文掲載】 医師会員限定コンテンツです。この記事は、東京大学大学院薬学系研究科医薬品情報学講座が提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/dr/index.html)から提供を受けています。 2007/05/28 医薬品 医師限定コンテンツ
【詳報◆NMドクターアンケート】 「後発医薬品を積極的に使う」は3割弱 先発医薬品との品質に差異を感じた医師が4割超 処方せんの「後発医薬品への変更可」欄の署名・押印したことがある医師は約6割で、後発医薬品の品質に不安を感じている医師が多いことが明らかになった。一方、薬剤師は約9割が「後発医薬品への変更可」の処方せんを受け付けているが、後発医薬品の備蓄や供給に不満を持っていることが明らかにな… 2007/05/22 医薬品
バーコード調剤管理システム導入の費用対効果は? 処方ミス回避により4年で利益が見込める バーコードによる調剤管理システムを導入した場合の費用対効果はどのぐらいなのだろうか。米国Brigham and Women’s Hospital(BWH)のSaverio M. Maviglia氏らは、同病院でバーコードシステム導入の検討を始めてから5年間に必要となったすべての費用と、処方ミスを回避できたことによる利益を比… 2007/05/10 医療経営
ヒヤリ・ハット事例 (60) マレイン酸クロルフェニラミン d 体と dl 体では服用量が違うことを知らなかった医師【全文掲載】 医師会員限定コンテンツです。この記事は、東京大学大学院薬学系研究科医薬品情報学講座が提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/dr/index.html)から提供を受けています。 2007/02/26 皮膚科 医師限定コンテンツ
連載第37回 処方せんの記載ミスで過量投与 【今回の相談事例】鼻汁など風邪様の症状を主訴に受診した小児を診察し、ある薬剤1gを処方しましたが、誤って7gの処方せんを発行し、院外の調剤薬局で7gのまま処方されてしまいました。数日後、院外薬局から連絡があり、処方せんとカルテ記載を確認すると過量投与であることが分かりました。金銭… 2006/12/19 医療安全
【薬局からの提言 第2回】 本当に口腔内崩壊錠の方がよいですか? あおぞら薬局(大阪市西淀川区)薬剤師 上町 亜希子氏 日々、薬局で処方せんを見ていると、「処方される医師の先生方は、あまり剤型について関心がないのではないか」と感じることがある。剤型とは、経口剤であれば、錠剤、カプセル剤、散剤、シロップ剤などのことである。「どんな剤型でも飲んでしまえば一緒」ではあるのだが、患者には意外に剤型の… 2006/12/06 医薬品
ヒヤリ・ハット事例 (50) 処方せんに勝手に薬名を加筆しても問題ないと考えていた患者【全文掲載】 医師会員限定コンテンツです。この記事は、東京大学大学院薬学系研究科医薬品情報学講座が提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/dr/index.html)から提供を受けています。 2006/11/27 医薬品 医師限定コンテンツ