白内障術後のトラブルや合併症について知りたい 手術を行う眼科クリニックに入職した看護師です。白内障術後の説明をしたのですが、どのようなトラブルや合併症があるのかが分からず、患者さんに十分な理解が得られなかった気がします。実際に眼科で勤務している方に、白内障術後のトラブルについてお聞きしたいです。… 2022/05/09 コメディカル
白内障手術前後のフォローのポイントとは? 白内障の治療でピレノキシン(商品名カタリン他)を使用中の89歳男性。白内障手術予定日の3日前からレボフロキサシン水和物(クラビット他)を点眼することになった。 2022/04/22 薬剤師
白内障で網膜剥離の状態を把握する方法は? 眼科2年目の看護師です。2年目ということもあり、誰にも聞けずに困っていることがあります。それは白内障と網膜剥離を併発している患者さんのことです。その患者さんは看護師が見てもすぐに白内障の状態が悪いと分かるのですが、白内障術後に網膜剥離も外科的治療をするようです。白内障がひどいと… 2022/01/24 眼科
Ophthalmology誌から この白内障の診断と分類がスゴイ! 前眼部写真を使った加齢性白内障の診断と分類は、およそ2万枚の前眼部画像を学習したプログラムの方が眼科医よりも優れていることが示された。米国立衛生研究所(NIH)国立眼病研究所(National Eye Institute;NEI)のTiarnan D.L. Keenan氏らの検討で、結果は2022年1月2日のOphthalmology誌に報告… 2022/01/13 眼科
JAMA Intern Medicine誌から 白内障手術は高齢者の認知症リスク減少と関連 緑内障手術ではリスク減少が見られず、視力改善が影響か? 米国Washington大学Seattle校のCecilia S. Lee氏らは、登録した高齢者を認知症と診断されるまで追跡するコホート研究を利用して、白内障と認知症の関連を調べ、白内障患者が水晶体摘出手術を受けた場合、手術を受けなかった患者よりも認知症のリスクが低かったと報告した。結果は2021年12月6日のJ… 2022/01/05 精神・神経
リポート◎多焦点レンズの製品ラインアップが充実、費用も一部保険適用に 「白内障治療+視力矯正」を可能に!多焦点眼内レンズに普及の兆し 白内障手術が大きく変わろうとしている。従来の白内障治療に視力矯正という機能が加わったことで、対象患者が増え、かつ若年齢化しそうだ。その変化を支えるのが、新たな眼内レンズ。白内障患者の多様なニーズに応じた製品のラインアップが増えたとともに、多焦点レンズの費用を一部保険診療とし… 2021/07/26 眼科
眼科Q&Aシリーズ《5》 リドカインアレルギー患者への点眼麻酔で使える薬は? <眼科医>リドカインアレルギーの場合の代替薬について 当院眼科で白内障手術をする際は点眼麻酔薬として4%キシロカイン(一般名リドカイン塩酸塩)を使っています。以前、歯科の局所麻酔でキシロカインを使った際に呼吸が苦しくなったという患者さんには一般的に何を使えばよいのでしょうか?点… 2021/07/09 眼科 医師限定コンテンツ
Lancet誌から レーザー白内障手術の優位性は示せず フェムトセカンドレーザーと従来の手術を比較したフランスのRCT フランスBordeaux大学病院のCedric Schweitzer氏らは、フェムトセカンドレーザーを用いた白内障手術(FLACS)と従来型の水晶体乳化吸引術(PCS)の術後3カ月時点のアウトカムを比較するランダム化比較試験を(RCT)行い、FLACSのコストは高いが治療成績に差はなかったと報告した。結果はLancet誌2… 2020/02/06 眼科
先進医療から差額ベッドなどと同じ扱いに移行 「白内障への多焦点眼内レンズ」が選定療養に 厚生労働省の中央社会保険医療協議会が12月13日に開かれ、白内障に対する多焦点眼内レンズの使用を2020年4月から選定療養に位置付けることが大筋で了承された。多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの材料費の差額部分を自費負担にして、単焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術に関する保険診療(片… 2019/12/18 眼科
シリーズ◎忘れられないカルテ 私が大学病院に勤務している意味 順天堂大学眼科准教授 根岸貴志 医師なら誰にでも「忘れられないカルテ」がある。後日、冷や汗をかいた症例、奇跡的にうまくいった自慢の症例、「なぜあのとき…」と今でも後悔している症例、などなど。ことあるごとに思いだし、医師としての自分の成長を支え続けている、心に残るエピソードを集めた。… 2018/10/25 眼科
JAMA Ophthalmology誌から 白内障手術は高齢女性の死亡率を減らす 総死亡だけでなく、主な死因別リスクも減少する 白内障と診断された65歳以上の女性を追跡し、白内障手術を受けた患者と受けなかった患者の総死亡と死因別死亡のリスクを比較した、米California大学Los Angeles校のVictoria L. Tseng氏らは、どちらも手術を受けた患者で有意に低かったと報告した。結果はJAMA Ophthalmology誌電子版に2017年10月2… 2017/11/21 眼科
Lancet誌から 水晶体摘出術は閉塞隅角緑内障の治療に有効 白濁前に摘出してもQOLを損なわず費用対効果も良い 眼の水晶体は加齢とともに硬く大きくなるため、白内障治療で行われる水晶体摘出術は眼圧を低下させ、緑内障の治療としても役立つと考えられる。英国Queen's University BelfastのAugusto Azuara-Blanco氏らは、早期の原発閉塞隅角緑内障患者に標準的なレーザー虹彩切開術を適用した場合と、水晶体… 2016/10/28 眼科
白内障手術中に患者の屈折情報をリアルタイムに把握 日本アルコンの「ORA System」 日本アルコンは、白内障手術で使用するORA術中波面収差解析装置「ORA System」を2016年4月15日に販売した。医師が術中、リアルタイムに患者の屈折情報を把握できる装置である。価格は1500万円(税別)。 2016/04/19 眼科
特集◎高齢者にやさしい薬・検査・ロボット Vol.2 より低侵襲な検査が登場 患者負担を和らげるデバイスも 狭窄を見つける心電解析、採血不要の血糖測定器など 高齢者では、身体的負荷の大きい検査や侵襲性の高い検査は行いにくい。そこで、安静時心電図で冠動脈の狭窄を検出できるネット経由の心電解析システムや、採血せずに血糖を測定できるモニタリングシステムなど、侵襲性の低い検査法の開発が進められている。… 2014/01/10 検査
白内障手術、いつするの?今!…とは限らないかも 私が仕事でお会いする患者さまの約7割は高齢者です。こういった高齢の患者さまに特に多い疾患は、水晶体の加齢性の変化である白内障です。一口に白内障といっても、その進行度合いは人さまざま。白内障に対しては点眼治療が最もポピュラーですが、これはあくまでも進行予防であり、根本的な治療は… 2013/10/15 眼科
トレンドビュー◎前嚢を“正円”に切開し、眼内レンズを理想の位置に レーザーで白内障手術を高精度に 近赤外線レーザーをフェムト秒(10-15秒)単位で照射し、熱を発生させずに微細な切断面を形成するフェムトセカンドレーザー。このフェムトセカンドレーザーを部分的に使う白内障手術(Femtosecond laser-assisted cataract surgery)が、眼科医の関心を集めている。レーザーによる前嚢切開の精度… 2013/09/24 眼科
「老眼ですね」「はぁ?(怒)」 近年「アンチ・エイジング」が花盛り。ドラッグストアに並ぶ化粧品、ベストセラーの書籍にもこの文字が踊ります。実際、一昔前に比べると、実年齢より若々しく見える人が多いですね。 2012/11/14 眼科
JAMA誌から 白内障手術後1年間は股関節骨折リスクが16%低下 白内障手術から1年間は、股関節骨折リスクとあらゆる骨折リスクが有意に低下することが、米Brown大学のVictoria L. Tseng氏らが行った大規模後ろ向き研究で明らかになった。論文は、JAMA誌2012年8月1日号に掲載された。… 2012/08/10 眼科
白内障手術後にもかかわらずカタリンKの処方を希望していた患者 当院内科クリニックからカタリンK<ピレノキシン>を処方していた高齢患者が、実は病院の眼科で白内障の手術を受けていたことが判明した。 2010/06/29 眼科 医師限定コンテンツ
日経メディカル2010年3月号「ニュース追跡」(転載) 多焦点眼内レンズでトラブル 老視だけの患者への挿入は慎重に 「多焦点眼内レンズを挿入後、見え方に違和感を訴える人が目立つ」。今年1月、多焦点レンズの普及に警鐘を鳴らす新聞報道があった。白内障のない老視だけの患者の挿入例で不満が多いようだ。 2010/03/09 眼科
白内障手術は糖尿病網膜症を悪化させる Common Cataract Surgery Accelerates Diabetic Retina Deterioration 新たな研究から、糖尿病患者が白内障の治療として水晶体超音波乳化吸引術を受けると、網膜に栄養を送る毛細血管へのダメージにより視力が悪化するリスクが2倍に高まることが示された。Ophtahlmology誌8月1日号に、シドニー大学のJie Jin Wang氏らが発表した。… 2009/09/02 代謝・内分泌
《番外編》眼科医の母の多焦点眼内レンズ体験記 多焦点眼内レンズの満足度はいまひとつか? 75歳の母がついに白内障の手術を受けました。白内障の手術は眼科では一般的であるにもかかわらず、今回、父(元内科医)と姉(放射線科医)の話を聞き、他科のドクターにとって白内障の手術のイメージはいまだ20年以上前のものであることに気付きました。最近の白内障手術はどんなものなのか、他科の… 2009/06/25 眼科
JAMA誌から タムスロシンは白内障手術後の重症有害事象を増やす 術前14日以内の投与でリスクが2.33倍に 前立腺肥大の治療にしばしば処方されるα1遮断薬タムスロシンが、白内障手術後の眼の重症有害事象リスクを高めることが示された。これまで、タムスロシンを使用している患者では白内障手術中に問題が起こる可能性が示されていたが、この薬剤と術後の有害事象の関係を示した研究はこれが初めてだ。… 2009/06/05 眼科
日経メディカル2009年2月号「トレンドビュー」(転載) 白内障治療で老眼も治す 遠近両方に焦点を合わせ老眼鏡から解放 白内障治療用の多焦点眼内レンズが、高齢者の老眼の矯正に使われ出した。保険適用となっておらず、自由診療や先進医療に限られるが、白内障の治療時に多焦点レンズを希望する患者は着実に増えている。… 2009/02/13 眼科
“健康格差”のエビデンスの難しさ 国連のミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年までに世界が達成すべき8つの目標を設定していますが、その第一に挙げられているのが、世界中の人々を貧困や飢餓から解放することです。貧困が健康状態の悪化を招き、健康状態が悪化すると収入の道が閉ざされ貧困からいっそう抜け出しにくくなるという… 2008/12/22 眼科
【ちょっと瞳やすみ(その2)】 動画で見る最新の白内障手術 眼科のメジャー疾患である白内障。高齢化によって罹患者は今後ますます増えていく。治療法はというと昨今、日帰り手術が主体となっているが、眼科以外のドクターはあまり目にする機会がないと思う。ドクター自身が白内障を患っていることも少なくないと思われ、どのような手術が行われているのか… 2007/12/20 眼科