Ophthalmology誌から アルコールの摂取は眼圧・開放隅角緑内障発症と関連するか 緑内障に関する研究を手掛けるグループ(the Modifiable Risk Factors for Glaucoma Collaboration)が、アルコール使用と眼圧(IOP)および開放隅角緑内障(OAG)との関連について検討し、結果を2022年1月28日のOphthalmology誌に報告しました。… 2022/03/11 眼科
平均動脈圧や拡張期動脈圧は緑内障の進行リスク Ophthalmology誌より 米国Duke大学のAlessandro A Jammal氏らは、Duke Glaucoma Registryに登録された緑内障患者または緑内障が疑われる人を対象に後向きコホート研究を行い、全身の血圧値が緑内障進行に重要な要因となり得ることを報告した。… 2021/09/08 眼科
8月16~22日の「話題になった論文」 SARS-CoV-2感染小児から家庭内の2次感染を調べた論文に注目集まる 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/08/31 感染症
眼科Q&Aシリーズ《12》 眼圧が高い人にステロイド点眼をしてもいい? <内科医>友人が結膜炎になって、眼科から抗菌薬とステロイド点眼液(オドメール[一般名フルオロメトロン])を処方されたのですが、緑内障の危険はあるのでしょうか?その友人は以前、眼科で眼圧が高いと指摘されていますが、これまでのところ頭痛や視野欠損はないとのことです。フルオロメトロ… 2021/07/26 眼科 医師限定コンテンツ
参天製薬、医療用点眼薬7品目を販売中止へ 原薬の入手困難や需要減などの理由により 参天製薬(大阪市北区)は2021年6月14日、7品目の医療用医薬品の点眼薬を販売中止することを明らかにした。具体的には、アゾテシン点眼液0.02%(一般名アズレンスルホン酸ナトリウム水和物)、FAD点眼液0.05%「サンテン」(フラビンアデニンジヌクレオチド)、サンチンク点眼液0.2%(硫酸亜鉛… 2021/06/16 眼科
緑内障用点眼配合剤◇第4回調査 タプコムが5位からトップ3に返り咲き 1位はミケルナ、2位はコソプト、3位はタプコム 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、緑内障用点眼配合剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、39.5%の医師がカルテオロール塩酸塩・ラタノプロスト(商品名:ミケルナ)と回答した。 第2位のドルゾラミド塩酸塩・チモロールマレイン酸塩(コソプト他)は20.2%、第3位のタフルプ… 2021/05/22 眼科
アイファガンが追加された緑内障患者 白内障と緑内障の治療で眼科に通院中の84歳女性。視野検査の結果、緑内障点眼薬であるアイファガン(一般名ブリモニジン酒石酸塩)が追加で処方されました。患者プロフィル【年齢・性別】84歳、女性【現病歴・症状】白内障、緑内障【既往歴】骨粗鬆症【アレルギー歴・副作用歴】なし【他科受診の… 2020/12/21 薬剤師
緑内障に効く漢方(1) 緑内障の考え方と漢方処方 緑内障は、眼圧が上昇し、徐々に視野が狭くなる病気です。進行が遅いためかなり悪化するまで気づくの難しいのですが、治療が遅れると失明に至ることもあり、注意が必要です。緑内障の患者数は年齢とともに増加し、日本人では40歳以上の5%が発症するといわれています。中途失明の原因疾患の第一位… 2020/05/19 東洋医学
【新薬】ブリモニジン・ブリンゾラミド(アイラミド) 国内初、α2作動薬・CAI配合の緑内障点眼薬 2020年3月25日、緑内障・高眼圧症治療薬ブリモニジン酒石酸塩・ブリンゾラミド(商品名アイラミド配合懸濁性点眼液)の製造販売が承認された。適応は「他の緑内障治療薬が効果不十分な緑内障、高眼圧症」、用法用量は「1回1滴、1日2回点眼」となっている。… 2020/04/10 医薬品
【新薬】ブリモニジン・チモロール(アイベータ) 国内初、α2作動薬・β遮断薬配合の緑内障点眼薬 2019年9月20日、緑内障・高眼圧症治療薬ブリモニジン酒石酸塩・チモロールマレイン酸塩(商品名アイベータ配合点眼液)の製造販売が承認された。適応は「緑内障、高眼圧症」、用法用量は「1回1滴、1日2回点眼」となっている。… 2019/10/11 眼科
緑内障用点眼配合剤◇第3回調査 初登場のミケルナがコソプトを抜いて首位に 2位がコソプト、3位がザラカム 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、緑内障・高眼圧症治療用の点眼配合剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、32.1%の医師がカルテオロール塩酸塩・ラタノプロスト(商品名:ミケルナ)と回答した。 第2位のドルゾラミド塩酸塩・チモロールマレイン酸塩(コソプト他)は27.9%… 2019/10/05 眼科
2019年7月3日~24日 トラマドール、コデイン、ジヒドロコデイン含有製剤の禁忌に「12歳未満の小児」が追記 2019年7月3日~24日における、主な改訂情報をお知らせします。トラマドール、コデイン、ジヒドロコデインの各製剤の禁忌に「12歳未満の小児」が追記されました。また、認知症治療薬のドネペジル(アリセプト他)の効能効果にある「アルツハイマー型認知症及びレビー小体型認知症における認知症症状… 2019/08/06 コメディカル
メトホルミンが中程度腎機能障害でも投与可能に 抗コリン薬の禁忌を閉塞隅角緑内障に限定 ロキソプロフェン外用剤が要指導から第1類へ 厚生労働省は2019年5月31日、第3回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会を開催し、メトホルミン製剤、抗コリン薬の添付文書改訂や、ロキソプロフェンナトリウム(外用剤)の要指導医薬品から一般用医薬品への移行などが了承された。 メトホルミン含有製剤(商品名… 2019/06/03 医薬品
JAMA Network Open誌から 糖尿病患者は中心角膜厚が肥厚する 緑内障の診断と治療により一層注意が必要か 中国広東総合病院のXiao-Yang Luo氏らは、シンガポールの中国系、マレー系、インド系住民を対象に、眼疾患の疫学調査SEEDスタディを行い、糖尿病患者ではそうでない人に比べ中心角膜厚(CCT)が厚くなっていたと報告した。詳細は、JAMA Network Open誌電子版に2019年1月4日に掲載された。… 2019/01/28 代謝・内分泌
2018年11月26日~12月4日 タフルプロストの点眼液に併用禁忌追加 ハーセプチンの後続品に「HER2過剰発現が確認された乳癌」の効能追加 2018年11月26日~12月4日における主な改訂情報をお知らせします。緑内障治療薬のタプロス・タプロスミニ点眼液(一般名タフルプロスト)、タプコム配合点眼液(タフルプロスト・チモロールマレイン酸塩)の併用禁忌に「オミデネパグイソプロピル(エイベリス点眼液)」が追加されました。… 2018/12/10 コメディカル
【新薬】オミデネパグ イソプロピル(エイベリス) 世界初、EP2受容体に選択的な緑内障点眼薬 2018年9月21日、緑内障・高眼圧症治療薬オミデネパグ イソプロピル(商品名エイベリス点眼液0.002%)の製造販売が承認された。用法用量は「1回1滴、1日1回点眼」となっている。 2018/10/26 眼科
緑内障用点眼配合剤:コソプトが首位をキープ 第2位はデュオトラバ、第3位はタプコム 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、緑内障・高眼圧症治療用の点眼配合剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はドルゾラミド・チモロール(商品名コソプト)だった。医師の30.6%がコソプトを挙げ、最も人気のある緑内障用点眼配合剤であることが分かった。… 2017/01/26 医薬品
Lancet誌から 水晶体摘出術は閉塞隅角緑内障の治療に有効 白濁前に摘出してもQOLを損なわず費用対効果も良い 眼の水晶体は加齢とともに硬く大きくなるため、白内障治療で行われる水晶体摘出術は眼圧を低下させ、緑内障の治療としても役立つと考えられる。英国Queen's University BelfastのAugusto Azuara-Blanco氏らは、早期の原発閉塞隅角緑内障患者に標準的なレーザー虹彩切開術を適用した場合と、水晶体… 2016/10/28 眼科
【新薬】カルテオロール・ラタノプロスト(ミケルナ) 日本初のカルテオロール含む緑内障治療配合薬 2016年9月28日、緑内障・高眼圧症治療薬カルテオロール塩酸塩・ラタノプロスト(商品名ミケルナ配合点眼液)の製造販売が承認された。本薬は、従来から臨床使用されているβ遮断薬であるカルテオロール塩酸塩(ミケランLA)とプロスタグランジンF2α誘導体のラタノプロスト(キサラタン)とを配合… 2016/10/28 医薬品
緑内障治療用点眼配合剤:コソプトが一番人気 第2位はタプコム、第3位はデュオトラバ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、緑内障・高眼圧症治療用の点眼配合剤のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はドルゾラミド・チモロール(商品名コソプト)だった。医師の31.9%がコソプトを挙げ、最も人気のある緑内障用点眼配合剤であることが分かった。… 2015/10/08 眼科
Lancet誌から ラタノプロストが緑内障の視野維持に有用 眼圧降下薬として初のプラセボ対照ランダム化試験「UKGTS」で判明 新規に診断された開放隅角緑内障患者516人を対象としたプラセボ対照のUKGTS試験で、プロスタグランジンF2α誘導体のラタノプロスト(商品名キサラタン他)が視野障害の進行を有意に抑制することが明らかになった。… 2015/01/19 眼科
新機序の不眠症治療薬や眼圧降下薬が登場 新薬14成分15品目が薬価収載 2014年11月25日、新薬14成分15品目の薬価が告示された。新機序の薬剤として、オレキシン受容体拮抗作用を持つ不眠症治療薬のベルソムラ(一般名スボレキサント)や、Rhoキナーゼ阻害による緑内障用点眼薬のグラナテック(リパスジル塩酸塩水和物)などが収載された。… 2014/12/01 医薬品
【新薬】リパスジル塩酸塩水和物 グラナテック:日本発の新機序緑内障用点眼薬 2014年9月26日、緑内障・高眼圧症治療薬リパスジル塩酸塩水和物(商品名グラナテック点眼液0.4%)の製造販売が承認された。適応は「他の緑内障治療薬が効果不十分または使用できない緑内障、高眼圧症」で、1回1滴、1日2回点眼する。… 2014/11/04 医薬品
アゾルガ:2製剤目の「炭酸脱水酵素阻害薬+β遮断薬」配合点眼薬 2013年11月19日、緑内障・高眼圧症治療薬のブリンゾラミド・チモロールマレイン酸塩(商品名アゾルガ配合懸濁性点眼液)が薬価収載され、発売された。本薬は、既に9月20日に製造承認を取得している。本薬は、従来から点眼薬の成分として使用されている炭酸脱水酵素阻害薬(CAI)のブリンゾラミド… 2013/12/06 眼科
トレンドビュー◎難治・重症の緑内障に新しい選択肢 緑内障に新手術「房水をチューブで排出」 既存の線維柱帯切除術の成功率を高めるデバイスも わが国の失明原因第1位の緑内障。房水の流出が滞ることによる眼圧上昇に対し、外科手術が必要な症例では従来、房水の流出路を新しく作るための切除・切開術が行われてきた。しかし、チューブ状のデバイスを眼内に留置して房水の流出路を確保する「チューブシャント手術」が2012年度に保険適用とな… 2013/05/21 眼科
日経メディカル2013年3月号「特集 合剤を使いこなす」転載 Vol.1 合剤の処方実態と開発動向 吸入薬と点眼薬で処方伸びる ARB・Ca拮抗薬・利尿薬3合剤も 2種類以上の有効成分を組み合わせた「合剤」の開発ラッシュが続いている。2006年に降圧薬の合剤が発売されて以降、その数は20種類以上に上る。多くは、高血圧や糖尿病、喘息などの慢性疾患の治療薬であり、プライマリケア医にとって無視できないものとなりつつある。各領域ごとに合剤の位置付けや、… 2013/03/12 循環器
Ophthalmology誌から スタチン使用者は開放隅角緑内障のリスクが低い 50万人余の高コレステロール血症患者を対象とした後ろ向きコホート研究 60歳以上の高コレステロール血症患者を対象とした後ろ向きコホート研究から、スタチンの使用は開放隅角緑内障(open-angle glaucoma:OAG)の発症リスク低下と有意な関連が見られることが明らかになった。この結果は、Ophthalmology誌10月号に掲載された。… 2012/10/18 循環器
配合点眼薬への切り替えでアドヒアランス向上も 緑内障患者の5人に1人が治療を中断 緑内障患者のうち、点眼治療を自己判断で中断した経験のある人が2割に上り、治療中断によるリスクが患者に適切に伝わっていない実態が、ファイザー社の患者調査から明らかになった。10月2日に同社が行ったプレスセミナーで、日本緑内障学会理事長の新家(あらいえ)眞氏(関東中央病院院長)が調… 2012/10/04 眼科
目薬で目の周りが黒くなった! 医師会員限定コンテンツです。この記事は、NPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンターが提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/dr/index.html)から提供を受けています。 2011/06/14 医薬品 医師限定コンテンツ
日経メディカル臨時増刊 unmet medical needs特集転載 Vol.12 【緑内障】結膜の瘢痕化を起こさないインプラント 米で91年承認、EUで97年販売も、国内は審査中 わが国の失明原因の第1位にランクされる緑内障について、インプラント手術が注目されている。一般的な外科手術である線維柱帯切除術に合併する房水の排出不全を起こさない方法として期待されるが、インプラントは国内未承認。一部の眼科医がリスクを負って治療を行っている。… 2011/01/11 眼科
点眼剤1日2回の癖が抜けずにヒヤリ!* http://iphiss.jp/imediss/DH198.html 患者にチモプトールXE点眼液 0.5%(一般名:チモロールマレイン酸塩)を1日1回点眼するように指示したにも関わらず、1日2回点眼していた。 2010/07/06 眼科 医師限定コンテンツ
【新薬】 コソプト配合点眼液:β遮断薬にドルゾラミドを配合 2010年4月16日、緑内障・高眼圧症治療薬「コソプト配合点眼液」が製造承認を取得した。本薬は、従来から使用されている炭酸脱水酵素阻害薬のドルゾラミド塩酸塩(商品名:トルソプト)と、β遮断薬であるチモロールマレイン酸塩(商品名:チモプトール、リズモンなど)を配合した点眼薬である。… 2010/05/06 眼科
【新薬】ラタノプロスト・チモロールマレイン酸塩 ザラカム:緑内障用では初の「2剤を配合した点眼剤」 2010年1月20日、緑内障・高眼圧症治療薬のラタノプロスト・チモロールマレイン酸塩(商品名:ザラカム配合点眼液)が製造承認を取得した。本薬は、従来から使用されているプロスタグランジンF2α誘導体のラタノプロスト(商品名:キサラタン)と、β遮断薬であるチモロールマレイン酸塩(商品名:… 2010/02/04 眼科
本誌連動◇2010年話題の新薬 Vol.2 Ca拮抗薬とARBの新ペア 既存成分の合剤化の動きが加速 作用機序の異なる既存の成分を合剤化する動きが加速している。Ca拮抗薬との新しい組み合わせのほか、併用されることが多い緑内障の治療薬においても合剤の開発が進んでいる。 2010/01/18 医薬品
チモロール使用中に処方できる坑うつ薬は?* http://iphiss.jp/imediss/DQ23.html 患者は、最近やせてきて、疲れやすく、不眠だと訴え、当クリニックを受診した。受診時に、患者から<処方1>の点眼薬を使用していると言われた。今回、<処方2>の薬剤を処方した。 2009/10/06 精神・神経 医師限定コンテンツ
ガイドラインに載っていない日常診療の裏ワザ(日経メディカル8月号転載)Vol.10 緑内障に炭酸脱水酵素阻害薬 PG製剤との併用で強力に眼圧を下げる 緑内障の点眼治療では、プロスタグランジン製剤にβ遮断薬ではなく、炭酸脱水酵素阻害薬を組み合わせる方が、安全かつ強力に眼圧を下げることが分かってきた。 2009/08/28 眼科
【新薬】ルミガン点眼液0.03% 新規緑内障用点眼剤「プロスタマイド誘導体」 2009年7月7日、緑内障・高眼圧症治療薬のビマトプロスト(商品名:ルミガン点眼液0.03%)が製造承認を取得した。適応症は「緑内障、高眼圧症」であり、用法・用量は「1回1滴、1日1回点眼」である。 2009/08/27 眼科
【新薬】タフルプロスト(プロスタグランジンF2α誘導体製剤) タプロス点眼液:受容体親和性が高い緑内障用PG関連薬 2008年12月16日、緑内障・高眼圧症治療薬のタフルプロスト(商品名:タプロス点眼液0.0015%)が発売された。本薬剤は、10月16日に製造承認を取得、12月12日に薬価収載されている。適応は「緑内障、高眼圧症」で、用法・用量は「1回1滴、1日1回点眼」である。… 2008/12/26 眼科
特集●眼底3次元解析の実力 Vol.2 緑内障の診断が誰でもベテラン並みに 自動解析ソフトも進化、より早期からの治療が可能に 「これまで緑内障の検査では、眼底写真で特徴的な眼底所見を見分けるための熟練した技術が必要だったが、眼底3次元解析を使えば、誰でも簡単に緑内障を診断できるようになる」。東邦大大橋病院眼科診療部長の富田剛司氏は、眼底3次元解析の登場が緑内障診療に与えるインパクトをこう説明する。… 2008/08/11 眼科
第4の地雷 「緑内障に禁忌」の意味は? ある病院での半ば伝説化した話だが、糖尿病患者が来ると、医師の診察前に散瞳検査用の点眼薬をさしていたコメディカルスタッフがいた。網膜症のチェックのため定期的に散瞳検査を繰り返していたわけだが、ある日、眼底検査をした医師が視神経乳頭に緑内障を疑う変化があることに気付いた。… 2007/11/20 眼科
第2の地雷 点眼薬による全身副作用 不整脈加療中の患者に緑内障治療薬であるβブロッカー点眼薬を処方してしまい、不整脈を悪化させていたことがある。不整脈、心疾患、喘息などの呼吸器疾患の有無は尋ねたのだが、内服薬の名前を確認することなく、「不整脈と言われたことはありません」という患者の返事だけで安心してしまったの… 2007/10/20 眼科
第1の地雷 眼底写真で見ているものは? 眼科初診の患者につけた診断は正常眼圧緑内障。しかし本人は納得いかない様子。どうやら主治医が眼底写真を十数年来チェックしていたらしいのだが…。 2007/10/10 眼科
【新薬】緑内障・高眼圧症治療薬 トラボプロスト(9/14 訂正) トラバタンズ点眼液:BAKを含有しないPGF2α誘導体 2007年7月31日、緑内障・高眼圧症治療薬のトラボプロスト(商品名:トラバタンズ点眼液0.004%)が製造承認を取得した。薬価収載後に発売される見込みである。トラボプロストは、プロスタグランジンF2α(PGF2α)誘導体であり、房水流出経路のうち、ぶどう膜強膜流出経路からの房水の流出を促進… 2007/09/13 眼科
【新薬】カルテオロール塩酸塩持続性点眼液 ミケランLA点眼液:1日1回型の緑内障点眼液 2007年4月18日、緑内障・高眼圧症治療薬「ミケランLA点眼液」(カルテオロール塩酸塩持続性点眼液)が製造承認を取得した。既に薬価収載されており、7月3日に発売される予定である。 2007/06/21 眼科
【日経メディカル5月号特集連動企画◆処方のご法度 Vol.1】 本当にご法度?「緑内障患者に抗コリン薬」 意外に多い投与可能例、まずは眼科医に相談を 緑内障を合併した過活動膀胱患者に遭遇した際、「緑内障なら抗コリン薬は禁忌」という考えで抗コリン薬を控えてしまう医師が少なくないが、現実には、すべての緑内障患者に抗コリン薬が使えないわけではない。禁忌なのは、未治療の閉塞隅角緑内障のみ。眼科医に確認すれば、開放隅角緑内障など、… 2007/05/14 医薬品
ヒヤリ・ハット事例 (57) 17 歳の若年緑内障患者に PL 顆粒を処方、人は見た目で判断してはだめ!【全文掲載】 医師会員限定コンテンツです。この記事は、東京大学大学院薬学系研究科医薬品情報学講座が提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/dr/index.html)から提供を受けています。 2007/01/29 医薬品 医師限定コンテンツ