緑内障 緑内障は中途失明原因の第1位であり、日本人の有病率は40歳以上で5.0%である。「緑内障診療ガイドライン」は緑内障診療の基本を示すものとして、2003年に初版が刊行されて以降、3回の改訂を重ねて2018年に第4版が上梓された。… 眼科
白内障 白内障は水晶体内の屈折分布の変化および混濁を来す疾患で、約80種の病型があるとされている。初期には視機能への影響はないが、進行するとさまざまな視機能障害を生じ、最終的には失明に至る疾患である。手術により視機能は改善するが、途上国における高齢者人口の急増もあり、いまだに失明およ… 眼科
【新薬】ファリシマブ (バビースモ) 眼科領域における初のバイスペシフィック抗体 2022年3月28日、抗VEGF/抗Ang‐2バイスペシフィック抗体のファリシマブ(遺伝子組換え)(商品名バビースモ硝子体内注射液120mg/mL)の製造販売が承認されました。同薬は22年5月25日に薬価収載予定。 2022/05/20 医薬品
手のかかる同居人に大切なことを教えられた。 八月は体調が悪かった。 具体的にはひどい口内炎である。歯の矯正中なので一つ二つの口内炎は日常茶飯事だが、今回は二日あまりのうちに病変が広がり、舌の裏表を含む口の中全体が百個以上のヘルペス様口内炎に覆われた。もちろん痛いなんてものではない。水を飲むのも決死の覚悟だし、話すこと… 2021/09/17 耳鼻咽喉科
名古屋第二赤十字病院症例カンファレンス 50歳代男性のぶどう膜炎、原因疾患の見つけ方 「右眼が見えにくい」という主訴で、名古屋第二赤十字病院眼科を受診し、右ぶどう膜炎との診断を受けた。総合内科に全身性疾患による原因の精査依頼がなされた。1年ほど前に陰部に「できもの」が生じ、皮膚科を受診するも原因不明のまま自然治癒した。… 2021/04/23 プライマリケア 医師限定コンテンツ
【新薬】ブロルシズマブ(ベオビュ) 加齢黄斑変性を治療する4番目のVEGF阻害薬 2020年3月25日、眼科用血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬ブロルシズマブ(商品名ベオビュ硝子体内注射用キット120mg/mL)の製造販売が承認された。適応は「中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性」、用法用量は「4週ごとに1回6mg(0.05mL)を、連続3回(導入期)硝子体内投与する。その後の維持… 2020/04/17 眼科
抗アレルギー点眼薬◇第4回調査 アレジオン点眼液、1日2回が好評で首位に肉薄 1位オロパタジン、2位エピナスチン、3位ケトチフェン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗アレルギー点眼薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、32.9%の医師がオロパタジン塩酸塩(商品名:パタノール)と回答した。 第2位のエピナスチン塩酸塩(アレジオン)は30.2%、第3位のケトチフェンフマル酸塩(ザジテン他)は12.9%の医… 2020/04/11 眼科
【用量追加】エピナスチン(アレジオンLX) 1日2回投与の持続性抗ヒスタミン点眼薬 2019年11月27日、抗アレルギー点眼薬エピナスチン塩酸塩(商品名アレジオンLX点眼液0.1%)が薬価収載と同時に発売された。本薬は、9月20日に製造販売が承認された。適応は「アレルギー性結膜炎」、用法用量は「1回1滴、1日2回(朝、夕)点眼」となっている。同一成分の製剤としては、すでに内服(… 2019/12/13 医薬品
【新薬】アジスロマイシン(アジマイシン) 国内で唯一のマクロライド系抗菌点眼薬 2019年9月11日、抗菌点眼薬アジスロマイシン水和物(商品名アジマイシン点眼液1%)が発売された。本薬は、6月18日に製造販売が承認され、9月4日に薬価収載された。適応は「〈適応菌種〉アジスロマイシン感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、コリネバクテリウム属、インフルエンザ菌、ア… 2019/09/27 感染症
湘南鎌倉総合病院「ER総合内科合同カンファレンス」 2日前からの右眼痛・眼瞼浮腫、鑑別疾患は? iryoo.comより 症例は72歳の男性で、右目の痛みの主訴で来られました。初診時に眼瞼腫脹が認められました。 来院3日前にサングラスを掛けてゴルフを5時間していました。来院の2日前、洗顔中に右目の違和感を自覚。洗剤は使用せずに水で洗いました。夜間から眼瞼腫脹が出現しています。来院前日、腫脹が持続した… 2019/05/02 救急医療・集中治療 医師限定コンテンツ
抗アレルギー点眼薬◇第3回調査 アレジオン点眼液が人気、コンタクトOKを評価 1位オロパタジン、2位エピナスチン、第3位ケトチフェンの順位は変わらず 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗アレルギー点眼薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、33.9%の医師がオロパタジン塩酸塩(商品名:パタノール)と回答した。 第2位のエピナスチン塩酸塩(アレジオン)は26.1%、第3位のケトチフェンフマル酸塩(ザジテン他)は14.0%の医… 2019/03/23 アレルギー・免疫
硝子体内注射時にルーチンの抗菌薬点眼は必要? 70歳男性。退職者。「昨年春、右眼の歪視と視力低下を自覚し、数日たっても症状が改善しないため近医眼科を受診した。滲出型加齢黄斑変性と診断され、以後、定期的にVEGF阻害薬の硝子体内注射を受けている。今春、転居に伴い当院へ紹介され、前医と同様に硝子体内注射を行うことになった。当院では… 2019/01/09 眼科
突然生じた左眼の視覚異常、確認すべきは? 済生会福岡総合病院総合診療部カンファレンス 自宅でテレビを見ていたら、突然左肩に凝りのような鈍痛を感じ、さらに右眼の異常を自覚した。左眼はいつも通りに見えている。眼痛なし。1時間ほど… 2017/10/26 救急医療・集中治療 医師限定コンテンツ
呪いの言葉「◯◯科の対応をお願いします」 この前、地域メディカルコントロール協議会の事後検証会議で話題になったことを共有します。大阪は夜間に眼科耳鼻科領域を診療しているところがほとんどなく、対応に困ることが多いというものでした。例えばある日曜日、野球中の少年の顔面にボールが当たり、眼周囲の腫脹がありました。こんな時… 2017/08/03 救急医療・集中治療
カンピロバクター感染で気付いた思わぬ異常 先ほど救急外来で、「昨日から急速に手足に力が入りにくくなり、めまいも出現してきた25歳男性がいるよ。処置が一段落したら一緒に診るか」って神経内科のB先生に言われました。この男性、2週間続く下痢もあるそうです。… 2017/05/26 消化器
抗アレルギー点眼薬:3人に1人はオロパタジン 第2位はエピナスチン、第3位はケトチフェン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い抗アレルギー点眼薬を聞いたところ、第1位はオロパタジン(商品名アレロック、パタノール他)となった。医師の34.5%が同薬を挙げ、最も人気のある抗アレルギー点眼薬であることが分かった。… 2016/10/20 アレルギー・免疫
The International Journal of Tuberculosis and Lung Disease誌より エタンブトール視神経症の頻度はどのくらい? 実臨床に直結する結核の臨床試験は少ないです。有名な医学雑誌に載るものといえば、多剤耐性結核の新規治療や発展途上国の結核の疫学的研究などの実臨床には直結しにくい論文ばかりです。 2016/05/20 呼吸器
老眼にも近視にも、1枚のレンズで対応 ご存じですか?ピンホールコンタクトレンズ ベンチャーのユニバーサルビューが開発を本格化、産業革新機構が3億円出資 産業革新機構(INCJ)は2015年10月28日、眼科医療機器開発ベンチャーであるユニバーサルビューの第三者割当増資を引き受けると発表した。ユニバーサルビューは近視や遠視、乱視、老眼など「屈折異常の治療に革命を起こす」ことを目指し、眼科領域の医療従事者などが2001年に設立した企業。現在同… 2015/11/03 眼科
抗アレルギー点眼薬:オロパタジンが一番人気 第2位はケトチフェン、第3位はエピナスチン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い抗アレルギー点眼薬を聞いたところ、第1位はオロパタジン(商品名パタノール)だった。医師の33.0%がオロパタジンを挙げ、最も人気のある抗アレルギー点眼薬であることが分かった。… 2015/05/14 アレルギー・免疫
白内障向け画像処理技術やコントラスト強調機能を搭載 無散瞳型デジタル眼底カメラ、キヤノンが発売 キヤノンは、無散瞳型デジタル眼底カメラの新製品「CR-2 AF」を2015年4月15日に発売する。無散瞳型デジタル眼底カメラは、赤外光で観察することにより、瞳孔を開く薬の点眼を必要としないもの。 2015/04/15 医療機器