点鼻用血管収縮薬◇第2回調査 シェア減少もプリビナの首位変わらず 2位がコールタイジン、3位がトラマゾリン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、点鼻用血管収縮薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、44.9%の医師がナファゾリン硝酸塩(商品名:プリビナ)と回答した。 第2位のテトラヒドロゾリン塩酸塩・プレドニゾロン(コールタイジン)は23.1%、第3位のトラマゾリン塩酸塩(トラマ… 2019/10/21 耳鼻咽喉科
ロイコトリエン受容体拮抗薬◇第3回調査 モンテルカストがシェア微増で1位をキープ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ロイコトリエン受容体拮抗薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、57.3%の医師がモンテルカスト(商品名:キプレス、シングレア他)と回答した。 第2位のプランルカスト(オノン他)は42.7%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。… 2019/09/07 呼吸器
【新薬】エメダスチンフマル酸塩(アレサガテープ) アレルギー性鼻炎に世界初の経皮吸収型製剤 2018年1月19日、抗アレルギー薬エメダスチンフマル酸塩の経皮吸収型製剤(商品名アレサガテープ4mg、同テープ8mg)の製造販売が承認された。適応として「アレルギー性鼻炎」、用法用量は「1回4mgを胸部、上腕部、背部又は腹部のいずれかに貼付し、24時間毎に張り替える。症状に応じて8mgに増量可… 2018/02/23 アレルギー・免疫
第二世代抗ヒスタミン薬:アレグラ人気変わらず 第2位はアレジオン、第3位はザイザル 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、第二世代抗ヒスタミン薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、30.2%の医師がフェキソフェナジン(商品名アレグラ他)と回答した。第2位のエピナスチン(アレジオン他)は14.6%、第3位のレボセチリジン(ザイザル)は13.5%、第4位のオロパタ… 2018/02/17 アレルギー・免疫
点鼻用血管収縮薬:最も処方が多いのはプリビナ 2位はコールタイジン、3位はトラマゾリン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、点鼻用血管収縮薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はナファゾリン(商品名プリビナ)だった。医師の52.8%がナファゾリンを挙げ、最も人気のある点鼻用血管収縮薬であることが分かった。… 2017/04/27 医薬品
吸入ステロイドの鼻腔呼出は花粉症にも効果 喘息患者のうち6割から7割の患者さんがアレルギー性鼻炎を合併しています。花粉症の時期に鼻炎対策をおろそかにしてしまい、喘息症状が悪化することがしばしばあります。その原因は主に3つあります。 2017/02/13 呼吸器
鼻噴霧用ステロイド:アラミストが僅差で1位 第2位はフルナーゼ、第3位はナゾネックス 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い鼻噴霧用ステロイドを聞いたところ、第1位はフルチカゾンフランカルボン酸(商品名アラミスト)となった。医師の32.4%が同薬を挙げ、最も人気のある鼻噴霧用ステロイドであることが分かった。… 2016/12/08 アレルギー・免疫
リポート◎60歳代後半から急増、加齢に伴う鼻粘膜の機能低下が原因 高齢者の長引く鼻水では老人性鼻漏も鑑別に 高齢者では、粘膜機能の低下に伴う生理現象として、鼻汁が出やすくなる。これは、old man’s drip(老人性鼻漏)と呼ばれるもので、呼気中の水分が鼻腔内で水滴となること(いわゆる結露)が原因だ。安易な薬物療法でなく生活指導で改善を図りたい。… 2016/10/11 耳鼻咽喉科
ディレグラの副作用に急性汎発性発疹性膿疱症が追加 OTC薬の鼻炎用内服薬も「使用上の注意」改訂 厚生労働省は4月21日、抗アレルギー薬のフェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(商品名ディレグラ配合錠)について、医薬品添付文書の「重大な副作用」の項に「急性汎発性発疹性膿疱症」を追記するよう指示を出した。同様に、OTC薬の塩酸プソイドエフェドリンまたは硫酸プソイドエ… 2016/04/25 耳鼻咽喉科
トレンド◎注目される好酸球性副鼻腔炎 喘息管理で困ったら吸入ステロイドは鼻から呼出 重症あるいはコントロール不良の喘息患者において、副鼻腔炎の評価も行い治療に役立てようという動きが活発化してきた。成人発症の喘息に高率で合併する好酸球性副鼻腔炎を治療することで、喘息を良好にコントロールできるようになるからだ。喘息治療で使用している吸入ステロイドを吸入後に鼻か… 2016/04/21 呼吸器
【新薬】ダニエキス原末舌下製剤 アシテア:室温保存可能な国内初のダニ舌下錠 2015年5月20日、アレルゲン免疫療法薬のダニエキス原末の内服製剤(商品名アシテアダニ舌下錠100単位、同舌下錠300単位)が薬価収載された。適応は「ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対する減感作療法」で、成人および12歳以上の小児には1回100単位、1日1回舌下投与から開始し、1回100単位ずつ、… 2015/05/22 アレルギー・免疫
トレンド◎2015年は日本の免疫療法元年!? スギ花粉に続きダニでも舌下薬が登場へ ダニアレルゲンの皮下注は4月に発売、舌下錠は3月に承認得る スギ花粉症に対する舌下免疫療法薬「シダトレンスギ花粉舌下液」の発売が2014年10月。実臨床における効果がどれほどか注目されている中、今度はダニアレルゲンによるアレルギー性鼻炎や気管支喘息を標的とした免疫療法薬が発売となる見込みだ。今年を「免疫療法元年」と呼ぶアレルギー診療医もい… 2015/03/31 アレルギー・免疫
鼻噴霧用ステロイド:アラミストが一番人気 第2位はフルチカゾンプロピオン酸、第3位はモメタゾン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い鼻噴霧用ステロイドを聞いたところ、第1位はフルチカゾンフランカルボン酸(商品名アラミスト)となった。医師の35.8%がフルチカゾンフランカルボン酸を挙げ、最も人気のある鼻噴霧用ステロイドであることが分かった。… 2015/02/19 アレルギー・免疫
花粉症診療を行う医師1744人に聞く「舌下免疫療法への期待は?」 自宅で服薬できる舌下免疫療法に8割が期待 長期服用のコンプライアンスや副作用への対応には懸念 スギ花粉症に対する国内初の舌下免疫療法薬(シダトレンスギ花粉舌下液)が今年10月に発売された。シダトレンの発売によって、抗アレルギー薬の使用や鼻粘膜焼灼術などの対症療法が中心とされていたスギ花粉症への治療に、新たな選択肢が増えることとなる。… 2014/11/10 アレルギー・免疫
JAMA誌から 成人急性鼻副鼻腔炎へのアモキシシリンは支持されず 偽薬と比較して疾患特異的QOLの改善効果はなし 成人の急性鼻副鼻腔炎患者を対象に、アモキシシリンと偽薬の有効性を比較した無作為化試験で、アモキシシリンには偽薬に優る疾患特異的なQOLの改善効果はないことが明らかになった。米Washington大学(St. Louis)のJane M. Garbutt氏らが、JAMA誌2012年2月15日号に報告した。… 2012/02/29 耳鼻咽喉科
Ann Intern Med誌から 鼻茸のある慢性鼻副鼻腔炎に2週間の経口ステロイドが有効 鼻ポリープ(鼻茸)を有する慢性鼻副鼻腔炎(CRS)の有病率は3~5%で、再発率は高い。英Dundee大学のSriram Valdyanathan氏らは、限られたCRS患者にしか適用されない経口ステロイド療法を、より広範なCRS患者に用いた場合の有効性と安全性を、局所ステロイド療法と比較する二重盲検の無作為化試… 2011/03/14 耳鼻咽喉科
特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.3 急性鼻副鼻腔炎、治療の基本は鼻汁の吸引 安易な抗菌薬の投与は禁物 急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインでは、重症度に応じた治療アルゴリズムが示されている。粘性の鼻汁や湿性咳嗽が認められるなど、臨床症状と鼻腔所見から急性鼻副鼻腔炎と診断された患児に対しては、「まず、鼻処置を優先して行うことが重要」と千葉県立保健医療大健康科学部教授の工藤典代氏は話… 2010/11/09 耳鼻咽喉科
特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.2 鼻腔観察の“秘密兵器”は拡大耳鏡 症状と鼻腔所見で急性鼻副鼻腔炎を診断 今年6月に発表された「急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン」では、診断とそれに基づく治療を考えるに当たって、臨床診断基準が設けられた。急性鼻副鼻腔炎の診療の基本は、Vol.1で紹介した臨床症状と局所所見だ。では実際、どのように鼻を診ていけばよいのだろうか。… 2010/11/08 耳鼻咽喉科
特集●小児の風邪、もっと「鼻」を診よう Vol.1 知っていますか? 小児の「急性鼻副鼻腔炎」 診断のヒントは湿性咳嗽(2010.11.10訂正) もうすぐ冬、インフルエンザや風邪の患者が殺到する季節がやってくる。長引く咳や鼻汁を訴える小児や乳幼児を診た場合、どのような鑑別疾患が思い浮かぶだろうか。安易に抗菌薬や喘息治療薬を処方していないだろうか―。 本特集では、こうした症状の陰で見逃されやすい「急性鼻副鼻腔炎」につい… 2010/11/05 耳鼻咽喉科
【新薬】デキサメタゾンシペシル酸エステル エリザス:専用噴霧器を使う1日1回型の鼻噴霧用ステロイド剤 2009年10月16日、アレルギー性鼻炎治療薬のデキサメタゾンシペシル酸エステル(商品名:エリザスカプセル外用400μg)が製造承認を取得した。1日1回、専用噴霧器「ツインライザー」を用いて鼻腔内に噴霧する。… 2009/12/03 耳鼻咽喉科
Lancet誌から アレルギー性鼻炎があると成人喘息のリスクは3.5倍 3つ以上のアレルゲン感作があると5.8倍 アレルギー性鼻炎の患者は、成人後に喘息を新規発症するリスクが3.53倍になることが、フランスINSERMのRafea Shaaban氏らの研究で示された。詳細はLancet誌2008年9月20日号に報告された。 2008/10/31 アレルギー・免疫
【新薬】ナゾネックス点鼻液50μg 1日1回投与型の鼻噴霧用ステロイド薬が登場 2008年7月16日、定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療薬のモメタゾンフランカルボン酸エステル水和物(商品名:ナゾネックス点鼻液50μg 56噴霧用)が製造承認を取得した。適応は「アレルギー性鼻炎」である。 2008/08/22 耳鼻咽喉科
【新薬】キノロン系経口抗菌薬「ジェニナック錠」 ガレノキサシン:多剤耐性肺炎球菌にも有効な経口剤 2007年7月31日、キノロン系経口抗菌薬のメシル酸ガレノキサシン(商品名:ジェニナック錠200mg、GRNX)が製造承認を取得した。薬価収載後に発売される見込みである。急性気管支炎や肺炎などの呼吸器感染症と、中耳炎や副鼻腔炎などの耳鼻咽喉科領域感染症が適応となっており、用法・用量は「1日1… 2007/08/23 感染症
急性化膿性鼻炎に抗菌薬は使うな 有効なのは最大7人に1人、系統的レビューとメタ分析の結果から 多くのガイドラインは「投与すべきでない」としているにもかかわらず、風邪の一般的な症状である急性化膿性鼻炎の患者に抗菌薬を処方する医師は少なくない。7件の無作為割付比較対照試験をもとに、化膿性鼻炎に対する抗菌薬の効果と副作用を評価した新たな研究から、抗菌薬が有効性を示すのは最大… 2006/08/23 感染症