DI Onlineリニューアル記念ボーナスクイズ 混合を避けるべき軟膏製剤 疑義照会 熱傷(やけど)は、傷害の深さに応じてⅠ度(表皮まで)、Ⅱ度(真皮まで)、Ⅲ度(皮下組織まで)の3段階に分けられ、さらにⅡ度熱傷については浅達性と深達性に分類される。 Ⅱ度熱傷の初期治療においては、創面の湿潤環境を保持することが重要と考えられ、日本皮膚科学会の「熱傷診療ガイドラ… 2019/12/06 皮膚科
短期連載◎何ができる?どう活用? 特定認定看護師【第1回】 なぜ特定行為研修? 認定看護師にとってのメリットは? はじめまして。私は「十和田湖」や「奥入瀬(おいらせ)渓流」の豊かな自然や「現代美術館」のアートの街である青森県十和田市で、皮膚・排泄ケア特定認定看護師をしています。幼いころから看護師を天職と思い込み、早30年が過ぎました。特定行為研修を受講して「特定認定看護師」になることで、難… 2019/08/28 医療提供体制
「医師に口出ししてよいのか」ケアマネの苦悩 在宅医療を担当する医師と急性期病院の医師とでは、治療に対する考え方や判断が違うため、どう対応すればよいのか分からない――。両者の板挟みになり、悩んでいるケアマネジャーは少なくありません。今回は、現場でよくある悩ましいケースを紹介させていただきます。… 2019/01/30 皮膚科
「褥瘡の外用療法は薬剤師が関わるべき」―他職種も巻き込む学会を立ち上げ 小林記念病院褥瘡ケアセンター長 古田 勝経 氏 「昨日よりも傷の色がずっと良くなっていますね。焦らず治していきましょう」。小林記念病院(愛知県碧南市)の外来処置室では、医師の診察の後、薬剤師の古田勝経氏が、ベッドに横になった患者と会話しながら、臀部の褥瘡を観察して、軟膏を丁寧に塗っていた。外用薬の実技指導である。… 2019/01/17 コメディカル
特集◎再生医療はここまで来た!《6》 「消える人工皮膚」で難治性潰瘍を治癒させる 細胞成長因子を吸着・徐放する生体吸収性シートを開発 細胞成長因子を吸着、徐放する機能性人工皮膚が新規医療機器として承認された。従来の人工皮膚では再生が難しかった重症熱傷や糖尿病性潰瘍などに対して細胞治療と同等の有効性を示し、簡便かつ安価に使用できるという。関西医科大学附属病院では8月から使用しており、来年1月には全国で発売される… 2018/08/29 先端医学
外傷患者に破傷風対策を忘れていませんか? 外傷患者の診療は、診察や処置などやることがたくさんありますね。でも、最後に何か忘れていませんか? そう、破傷風対策です! 破傷風って傷が汚い時だけ注意すれば大丈夫だと思っていませんか? 実は全ての外傷患者において留意しなければならないことなんです!… 2018/04/26 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【第1回】 薬剤師が褥瘡治療に関わるべき理由 褥瘡(じょくそう)とは、いわゆる「床ずれ」の正式な病名である。長年、床ずれという名称が使われ、全身状態が悪化した終末期患者に発生することから、「疾患」というよりは「治せなくても仕方のないもの」といった先入観で、医療者、そして国民に認識されてきた経緯がある。… 2018/03/01 コメディカル
リポート◎木を見て森を見ずの褥瘡治療 褥瘡治癒の決め手は「亜鉛」にあった コラーゲンペプチドの上乗せ効果も 「褥瘡の主な要因は亜鉛欠乏にある」。こう断言するのは、東御市立みまき温泉診療所(長野県)顧問の倉澤隆平氏である。 図1を見ていただきたい。 約6年にわたり、病院と施設を行ったり来たりしている79歳の難治性褥瘡。亜鉛補充療法開始後、約50日でほぼ治癒している。 局所療法はイソジンシ… 2018/02/15 在宅医療
患者が心をひらく○○のヒント 前回、ホテルでの顛末を書いて以来、随分と間が開いてしまった。医師の中では、極めて暇人に分類される筆者ではあるが、こう見えて診療はきちんと行っており、特にこの夏はなかなか忙しかった。 2017/12/28 在宅医療
プラセンタ注射が高齢者の褥瘡に効く? 「高齢者の難治性褥瘡を、メルスモンという胎盤抽出液の注射で治せないかと考えているんだが、大滝さんどう思う?」。1年前、宮城県気仙沼市の三陸海岸に浮かぶ離島、大島で診療所を開業している山本馨先生(現・豊頃医院[北海道中川郡豊頃町]院長)から、こんな電話がかかってきた。… 2017/10/24 皮膚科
皮膚疾患 ガイドライン外来診療◆褥瘡 急性期褥瘡は変化するので、日々の観察が重要である。慢性期となったら、DESIGN-Rを用いて褥瘡を評価する。急性期褥瘡は刻々と変化するので、創部の保護を行いながら、頻回に(原則毎日)観察し、創の状態を評価する。ポリウレタンフィルムなどの透明なドレッシング材の貼付や油脂性基剤の外用薬… 2017/08/17 皮膚科
学べる看護師の不安な一夜 看護師の衰えぬ学習意欲には本当に頭が下がる思いである。過日行われた第26回日本創傷オストミー失禁管理学会にも、大勢の勉強熱心な看護師が集い、熱心な討論が行われた。中でも、皮膚排泄ケア認定看護師が展開する専門外来のシンポジウムは興味深かった。… 2017/07/20 皮膚科
電気メス事件、医者が頭を下げるということ 第3回の今回は、医局にも入らず楽しく10年間好きな手術ばかりしていた医者が120床の院長を1カ月やってわかったこと、について書きたいと思います。明日の臨床に役に立つ(かもしれない)ことも、入れてききます!… 2017/03/17 事件・話題
リポート◎大リーガー田中将大投手のケガも治したPRP療法とは? 難治性皮膚潰瘍を再生医療で治す 自己血由来の濃縮血小板は増殖因子のカクテル 糖尿病や閉塞性動脈硬化症などに伴う難治性皮膚潰瘍に対し、多血小板血漿(platelet-rich plasma:PRP)を用いた再生医療が成果を上げている。聖マリアンナ医科大学病院では先進医療として実施、入院や手術で治癒しなかった幾つもの潰瘍を上皮化させた。普及への鍵はいかに適切にPRPを調製するか… 2016/12/02 皮膚科
リポート◎進化する褥瘡・創傷ケア(後編) 話題の病態「スキンテア」をどう防ぐ? 摩擦やずれで生じる外傷性創傷、保湿剤塗布で発症半減 褥瘡との鑑別が必要な病態の一つとして近年注目されているのが、「スキンテア」と呼ばれる皮膚裂傷だ。皮膚が脆弱な人に摩擦やずれなどの一時的な外力が加わることで生じる創傷で、「絆創膏を剥がす時に一緒に皮膚が剥がれた」「四肢がベッド柵に擦れて皮膚が裂けた」「体位変換時に身体を支持し… 2015/04/13 皮膚科
リポート◎進化する褥瘡・創傷ケア(前編) 日本発の褥瘡評価スケールが世界標準に 「国際褥瘡予防・治療ガイドライン」が改訂、予防的ドレッシングの概念も 褥瘡・創傷ケアの発展に伴い、日本の褥瘡有病率は大きく低下した。一方で、医療関連機器圧迫創傷やスキンテアなど、新たな課題も明らかになってきており、こうした病態にいち早く取り組んできた諸外国に学ぶ点は多い。昨年末、横浜市で開催された看護セミナーで紹介された、改訂版「国際褥瘡予防・… 2015/04/03 皮膚科
Ann Intern Med誌から 米国内科学会、褥瘡治療ガイドラインを発表 蛋白質補給、ハイドロコロイド・ドレッシング、電気刺激療法などを推奨 米国内科学会(ACP)はこのほど、褥瘡治療ガイドラインを策定し、Annals of Internal Medicine誌2015年3月3日号で発表した。褥瘡治療における臨床的な勧告を行うもので、全文が同誌のウェブサイト上で公表されている。… 2015/03/20 皮膚科
スキントラブル◎第3回 入院3日目に発生した仙骨部褥瘡。ケア方法は? 心不全のため急性期病棟に入院した、70歳男性。呼吸状態が不安定だったため、頭側挙上30度以上で過ごすことが多く、入院3日目に仙骨部に褥瘡を認めた。創部の軟膏処置、ガーゼ保護を行い、汚染防止のためポリウレタンフィルムを使用していた。しかし、泥状~水様便失禁があり、創部ガーゼ、ポリウ… 2015/03/04 看護師
スキントラブル◎第2回 殿部に広がる疼痛を伴った皮膚障害。原因は? 独居で問題なく生活できていたが、ここ数日間連絡が取れないと家族が心配して訪問したところ、家屋内で倒れているのを発見された。近医へ救急搬送されたが、対応困難と判断されて当院に転院搬送された。… 2015/02/04 看護師
【第18回】外傷・熱傷の処置、どうしていますか ラッパー派? それともドレッサー派? 衝撃本『まるわかり創傷治療のキホン』の読み方 外傷・熱傷の処置としては、「消毒し乾燥させ、ガーゼ保護」という治療が古くから行われてきた。 2015/01/08 皮膚科
リポート◎褥瘡ケアを変えるスモールチェンジ法 「2時間おきの体位変換」は本当に必要か? 皮膚の「変形」少なく、褥瘡の治療効果もアップ 褥瘡予防のための体位変換といえば「2時間おき」が定説だった。しかし近年、明確な根拠はないことが指摘され、頻度の妥当性の検証が進んでいる。さらに、患者・看護者双方にとって負担の少ない、“小さな”体位変換も注目を集める。新たな体位変換「スモールチェンジ法」の可能性を探った。… 2014/11/12 皮膚科
リポート◎日本初の再生医療製品「ジェイス」登場から5年 自家培養表皮は重症熱傷治療をどう変えたか 創閉鎖までの期間を短縮、生着率改善に向け様々な工夫も 患者自身の皮膚を元に作製する自家培養表皮シート「ジェイス」の発売から5年以上が経過。適応は重症熱傷で、治療例はこれまでに350例を超えた。治療効果を最大限に発揮するためのノウハウの蓄積が進んでおり、ジェイスを用いた治療は重症熱傷治療の有力な選択肢の1つとなりつつある。… 2014/10/16 先端医学
褥瘡 化学的デブリードマン用の薬剤をイソジンと併用できないのはなぜ? 褥瘡の黒色壊死などにデブリードマンを行った後、さらにブロメライン軟膏を使用することがあります。 2014/09/22 老年医学・介護
褥瘡 ラップ療法時のかぶれ対策は? 表皮剥離や褥瘡に対してラップ療法を実施し、おおむね良好な結果を得ています。ただし、皮膚にかぶれや発赤が生じ、継続が困難な症例もあります。 2014/09/16 皮膚科
第14回 とびひ、あせも、虫刺されの上手な治し方 夏は特に虫刺症やとびひなど、皮膚疾患が目立つ季節です。子どもには、子ども特有の皮膚疾患があります。治療の際は、子どもの肌や皮膚疾患の特徴を踏まえて対処する必要があります。 2014/05/15 小児科
医療フットケアのパイオニア 西田 壽代さん(足のナースクリニック代表) 下肢切断回避のため「看護師だからできること」を追求 美容的側面の強かったフットケアを、看護師が行う医療ケアとして体系化した。下肢切断に至る患者を一人でも減らしたいとの思いから、フリーランスの看護師となって全国を飛び回り、フットケアの普及・啓蒙に力を注ぐ。… 2014/02/26 看護師
リポート◎専門/認定看護師の同行訪問 褥瘡、緩和ケアのノウハウ“出前”します 訪問看護師に同行し在宅患者に専門的ケアを提供 病院などに所属する専門/認定看護師の専門知識を、院内だけでなく地域でも活用してもらうという取り組みに注目が集まっている。訪問看護師と一緒に患者宅に出向き、療養上の留意点やケアのポイントについて専門的なアドバイスを行うもので(写真)、2012年度診療報酬改定において保険点数(在宅… 2013/12/25 看護師
Lancet誌から 圧迫包帯と圧迫ストッキングの効果はほぼ同様 ただし圧迫ストッキングが安価、静脈の下肢潰瘍を対象としたRCTの結果 静脈性の下肢潰瘍に対する標準治療となっている4層の圧迫包帯の臨床的な効果とコストを、2層の圧迫ストッキングと比較したランダム化比較試験(RCT)VenUS IVの結果、これらの治療の効果は同様で、圧迫ストッキングの方が安価であることが示された。英York大のRebecca L Ashby氏らが、Lancet誌電… 2013/12/19 循環器
Ann Intern Med誌から 空気流動型ベッドや蛋白質強化食品に褥瘡治療効果 体圧分散寝具の使用には予防効果認める、統計的レビューの結果 褥瘡の予防と管理に関する2件の系統的レビューの結果、ハイリスク者に体圧分散寝具を使用することで褥瘡の予防効果があること、空気流動型ベッドや蛋白質強化食品の使用などに治療効果があることが示された。米オレゴン健康科学大学の研究者が、Annals of Internal Medicine誌2013年7月2日号に報告… 2013/07/24 皮膚科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.10 深い創は糸を使ってドレナージ TIPS 5 動物咬傷や深い裂創は、丁寧に洗浄をしても創部の奥に血液や膿がたまり、感染が起こることがある。そのため一般的にはドレナージを目的にガーゼを詰めたり、ドレーンを創部に挿す処置が使われている。だが、猫咬傷など傷口が小さい場合、処置に難渋することが少なくない。… 2012/11/22 外科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.9 深い創はドレーンを留置、猫咬傷には必ず抗菌薬を 動物咬傷 犬や猫などにかまれた創は、皮膚欠損創と刺創に大きく分けられる。犬咬傷では皮膚欠損創となる症例が多く、受傷時の状況によっては皮弁がめくれるような弁状創になることもある。 2012/11/21 外科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.8 難治性創傷には、局所陰圧閉鎖療法 TIPS 4 褥瘡や糖尿病壊疽などの難治性創傷には、陰圧を掛けて創縁を引き寄せ、肉芽組織の増生を促す局所陰圧閉鎖療法(NPWT)が有用だ。 2012/11/20 外科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.7 摩擦と圧力の回避がカギ、ワセリンを活用し発症予防 褥瘡 「初めて『ラップ療法』を試したのは、腕が入ってしまうほどの大きな褥瘡があり、植皮手術やポビドンヨードの塗布など、様々な手を尽くしたが治らなかった症例だった。驚くほど速く治癒が進み、巨大褥瘡がラップ療法を始めて7カ月でほぼ塞がった」。たかせクリニック(東京都大田区)院長の高瀬義… 2012/11/19 皮膚科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.6 裂創に対する固定用テープの貼り方・剥がし方 TIPS 3 包丁などの鋭利な刃物による裂創は大抵、皮膚に対して斜めの角度で創が生じる。そのため、テープの固定には少しコツが必要だ。 2012/11/16 外科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.5 浅い創はテーピングで固定、創部を圧迫して血腫を予防 裂創 湿潤療法を行えば、熱傷だけでなく、切創や裂創なども外来で治せる。特に幼児など、処置時に安静を強いるのが難しい場合には、縫合するよりもテーピングで固定し、湿潤療法を用いる方がきれいに治るという。… 2012/11/15 外科
日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.4 感染と非感染の見分け方 TIPS 2 感染の有無を判断するには、「炎症の4徴候」と呼ばれる腫脹、疼痛、発赤、局所熱感があるかどうかに着目する(右写真)。湿潤療法を実施していて感染が起きた症例では、熱傷では水疱や水疱膜が残り、感染源となっていることが多い。裂創や擦過創などで感染が起きたケースでは、創部の洗浄が不十分… 2012/11/14 皮膚科
Arch Intern Med誌から 認知症患者の胃瘻管理に褥瘡の予防・改善効果なし 新たな褥瘡の発生リスクを2倍に高める可能性 施設に入所している進行認知症患者を対象に、胃瘻チューブ挿入が新たな褥瘡形成の予防と既存の褥瘡の改善に役立つかどうかを調べた前向きコホート研究の結果が、Arch Intern Med誌2012年5月14日号に掲載された。著者の米Brown大学のJoan M. Teno氏らによると、胃瘻栄養は褥瘡の予防や改善に役立た… 2012/05/25 老年医学・介護
マゴットセラピー(ウジ治療)は静脈性潰瘍に効果的か? 【原題】Is Maggot Therapy Beneficial for Venous Ulcers? Maggot therapy produced more-rapid debridement of venous ulcers with necrosis or slough,but with no apparent benefit for healing. 2012/05/19 皮膚科
日経メディカル2012年2月号「特集 応急処置11の誤解」転載 Vol.2 【動物咬傷】犬咬傷はまず狂犬病検査 ⇒ × 空前のペットブームの中、環境省の調べでは国内の犬咬傷事故数は年間約6000件起きている。しかし、これは都道府県が定める条例(東京都の場合は「東京都動物愛護及び管理に関する条例」)に基づき、危害を加えた犬の飼い主が届け出た数を集計したものにすぎない。法律による届け出義務はないので… 2012/02/17 感染症
第3回日本下肢救済・足病学会学術集会から 4週間以上治らない足病変は専門機関に紹介を 下肢切断などのリスクが高まる 潰瘍や壊疽といった足病変を患い病院の「創傷ケアセンター」を紹介受診する患者の多くが、罹患から受診までにかなりの時間を要している実態が明らかになった。5月14日に横浜市で開催された第3回日本下肢救済・足病学会学術集会で、株式会社ミレニア(東京都中央区)創傷ケアセンター最高臨床責任… 2011/05/30 皮膚科
【第4回】 褥瘡のケア(その2) 体圧の分散 終末期がん患者の褥瘡は終末期の症状に関連して起こるため、治癒は非常に困難だ。褥瘡は終末期がん患者の症状の一つと捉え、緩和ケアの一部として対処する必要がある。今回は、褥瘡の発生を防ぐための体圧分散のポイントを紹介する。… 2010/04/01 癌
【第3回】 褥瘡のケア(その1) 創の処置 終末期がん患者の褥瘡は終末期の症状に関連して起こるため、治癒は非常に困難だ。褥瘡は終末期がん患者の症状の一つと捉え、緩和ケアの一部として対処する必要がある。創の処置法、体圧分散のポイントを2回にわたって紹介する。… 2010/03/19 癌
本誌連動◇創傷治療の最前線 Vol.7 難治性潰瘍 創を陰圧に保ち治癒を促進 被覆材による湿潤療法に加え、難治性潰瘍の治癒を促進する方法として最近注目されているのが、「陰圧閉鎖療法」だ。宝塚市立病院(兵庫県宝塚市)形成外科部長の黒川正人氏は、安価なコストで誰でも行える簡易式の陰圧閉鎖療法を、褥瘡や下肢潰瘍など難治性潰瘍の治療に使用している。… 2009/11/13 皮膚科 医師限定コンテンツ
本誌連動◇創傷治療の最前線 Vol.6 難治性潰瘍 水切り袋に紙おむつ…安い被覆材を現場で考案 褥瘡の治療では、安価で頻回に交換できる被覆材が欠かせない。陰圧閉鎖療法で、創部を陰圧に保つことが創の治癒を早める。感染のコントロールには、持続洗浄療法を組み合わせる治療が有用だ。 2009/11/12 皮膚科 医師限定コンテンツ
本誌連動◇創傷治療の最前線 Vol.4 裂傷をきれいに治す一工夫 縫合するほど深くない裂傷に対しては、皮膚接合用テープと呼ばれるテーピング材が使用されている。転倒して前額部に裂傷を受傷した4歳の男児に対して、創部を洗浄した後、皮膚接合用テープで創縁を寄せて固定したところ、翌日には創は密着した。しかし、裂傷をテープで固定するだけでは創の閉鎖は… 2009/11/03 皮膚科 医師限定コンテンツ
本誌連動◇創傷治療の最前線 Vol.3 滲出液の量で被覆材を選択 適度な湿潤状態を保ち、感染を防ぐためには、創の状態や滲出液の量に応じて被覆材を使い分けることが重要だ。最もポピュラーなのが、ハイドロコロイド被覆材の「デュオアクティブ」。滲出液があまり多くない浅い傷の治療に向く。一方、滲出液が多い創では、ポリウレタンフォーム被覆材の「ハイド… 2009/11/02 皮膚科 医師限定コンテンツ
本誌連動◇創傷治療の最前線 Vol.2 湿潤療法の落とし穴 湿潤療法は具体的にどう行うのか。擦過傷や挫創では、まず創面や創周囲の皮膚を水道水で洗浄し、ぬらしたガーゼで血液や泥などを完全にぬぐい取る。創内に異物が混入していたり、痂皮が創を覆っている場合は、キシロカインゼリーなどで局所麻酔を行った上で、創面を歯ブラシなどでブラッシングし… 2009/10/31 皮膚科 医師限定コンテンツ
本誌連動◇創傷治療の最前線 「消毒せずに創部を保湿」が治療の基本に 創部を消毒せずに、被覆材で湿潤状態に保ちながら治癒を促す「湿潤療法」の効果を現場の医師たちが実感し始めた。外傷や熱傷の治療だけでなく、手術創の感染対策や瘢痕予防、増加する難治性潰瘍の治療にも、その原理に基づく様々な手法が開発されている。目覚ましい進歩を遂げる創傷治療の最前線… 2009/10/30 皮膚科 医師限定コンテンツ
ガイドラインに載っていない日常診療の裏ワザ(日経メディカル8月号転載)Vol.9 褥瘡予防にエコー検査 皮下深部の損傷を早期発見 褥瘡は治療に長い時間を必要とし、患者のQOLを著しく低下させる。褥瘡ができる前の深部の損傷をエコーを使って見付け出し、重症化を防ぐ試みが行われている。 2009/08/27 皮膚科
特集●こんな場面でエコーが活躍 Vol.3 褥瘡の早期発見にエコーを活用 深部の損傷を見付ける4つのポイント 入院や在宅療養中の患者を診る際、予防や治療が欠かせないのが褥瘡だ。一見程度が軽いと思われる褥瘡でも、実は深部の損傷は進んでおり、より早期からのケアが必要な場合があることが最近分かってきた。そうした初期病変を見付けるのに役立つのがエコーだ。… 2009/05/14 皮膚科
普及し始めた湿潤治療 傷の処置、被覆材をどう使う? 外科外来でよく遭遇する擦過傷や切創、熱傷。今、こういった傷への処置が変わってきた。創面を消毒せず乾かさないようにすることで、創傷治癒を促すという湿潤治療の考え方が広がってきたからだ。創やその周囲に汚染があれば、まず水で洗うが、ポピヨンヨードなどの消毒薬は使わない。… 2008/04/03 皮膚科
アニマルメディシン――動物はすごいお医者さん? 今回は動物と医療、医学のお話ですが、獣医学の話題ではありません。動物がいかにお医者さんのごとく働くことができるかという話題です。 2007/10/19 先端医学