【新薬】レルゴリクス(レルミナ) 経口投与で子宮筋腫症状を改善する初のGnRH受容体拮抗薬 2019年3月1日、子宮筋腫治療薬レルゴリクス(商品名レルミナ錠40mg)が発売された。本薬は1月8日製造販売が承認、2月26日に薬価収載されていた。適応は「子宮筋腫に基づく諸症状(過多月経、下腹痛、腰痛、貧血)の改善」、用法用量は「成人、1日1回40mgを食前に投与。なお、初回投与は月経周期1… 2019/03/22 産婦人科
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 妊娠 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/12/21 産婦人科
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 子宮腺筋症 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/12/14 産婦人科
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 子宮筋腫 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/12/10 産婦人科
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 子宮 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/12/07 産婦人科
【新薬】ジェミーナ(レボノルゲストレル/エチニルエストラジオール) 国内初、レボノルゲストレルを含む月経困難症治療薬 2018年7月2日、女性ホルモン製剤のレボノルゲストレル/エチニルエストラジオール配合製剤(商品名ジェミーナ配合錠)の製造販売が承認された。適応は「月経困難症」、用法用量は「次のいずれかを選択する。28日間1周期(1日1回1錠を毎日一定の時刻に21日間連続投与し、7日間休薬)。84日間1周期(… 2018/08/24 産婦人科
JAMA Intern Med誌から 授乳期間が長いと糖尿病発症リスクが低下 18~30歳の女性1238人を平均で24.7年追跡 地域住民を30年間追跡したコホート研究を利用して、女性の産後の授乳期間とその後の糖尿病発症リスクについて検討した米Kaiser Permanente Northern CaliforniaのErica P. Gunderson氏らは、授乳期間が長い女性ほど糖尿病発症リスクは低かったと報告した。結果はJAMA Intern Med誌電子版に2018年1… 2018/02/06 代謝・内分泌
BMJ誌から 母乳保育期間が長いと子宮内膜症が少ない Nurses' Health Study IIの参加者を2011年まで追跡 子宮内膜症は一般的な疾患だが、治癒は難しい。これまで、内膜症の修正可能な危険因子はほとんど知られていなかった。米Harvard公衆衛生大学院のLeslie V Farland氏らは前向きコホート研究を分析して、母乳保育期間が長い女性ほどその後の内膜症発症リスクが低かったと報告した。結果はBMJ誌電子… 2017/09/26 産婦人科
トレンド◎不妊治療への活用だけでなく診療支援や受診勧奨にも 1000万人の生理日予測アプリ、婦人科診療に 1000万人規模の女性ユーザーを獲得したスマートフォンアプリを、不妊治療を始めとする婦人科診療に活用する。デジタル時代の新たな診療スタイルを指し示す、そんな取り組みが新たに始まった。月経日や基礎体温など、日常のバイタルデータを診療支援や受診勧奨につなげる試みとしても注目を集めて… 2017/08/10 産婦人科
NEJM誌から エラゴリックスは子宮内膜症の症状を軽減する ただしエストロゲンの抑制に伴う症状も現れる 非ペプチド性のゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬のエラゴリックスの経口薬を子宮内膜症患者に投与し、月経困難症と、月経ではない期間の骨盤痛に対する作用を評価するフェーズ3試験を行った米Yale大学医学部のHugh S. Taylor氏らは、治療終了時点までの結果をNEJM誌電子版に2017年5月19… 2017/06/20 産婦人科
子宮体癌の術後補助療法にタキサン製剤+プラチナ製剤はドキソルビシン+プラチナ製剤と生存は変わらないが毒性は軽度【ASCO2017】 再発リスクが高い子宮体癌に対する術後補助療法として、タキサン製剤とプラチナ製剤の併用(ドセタキセル+シスプラチン、パクリタキセル+カルボプラチン)は、標準レジメンであるドキソルビシン+シスプラチンと比較して、生存に有意な違いはないが、毒性は軽度であることが、無作為化フェーズ3… 2017/06/03 癌
勾留理由開示公判で弁護士と被疑者の医師が無実の訴え 準強制わいせつ容疑の医師「やっておりません」 弁護人は「(本件のような実例が)許容されれば医師の萎縮を招く」 手術後で麻酔が残る女性患者に対し、術後診察に訪れた医師がわいせつ行為をしたとして非常勤外科医が逮捕された事件で、2016年9月5日、東京地方裁判所で医師の勾留理由開示公判が行われた。医師とその弁護人は、院内調査の結果の一部などを示しながら、「被疑者が罪を犯したと疑うに足りる相当な… 2016/09/06 産婦人科
境界悪性卵巣腫瘍を乗り越えて(麻美ゆま氏インタビュー前編) セクシー女優だから病気になったという偏見 「悪性じゃない可能性が1%でもあったなら伝えてほしかった」 こんにちは、Cadetto.jp管理人の増谷です。みなさんは、セクシー女優でタレントの麻美ゆまさんをご存じでしょうか。2013年に「境界悪性卵巣腫瘍」のため卵巣・子宮を全摘出した彼女は、当時26歳。医師との関係、婦人科疾患や職業への偏見などと戦いながら、手術と術後半年間の抗癌剤治療を乗り越… 2016/09/05 癌
【第2回】川名 敬氏(東京大学病院産科婦人科准教授) 子宮頸部前がん病変に対して飲む治療ワクチンを開発 世界に知られるHPV研究者は根っからの臨床医 2014年9月、医学専門誌『Vaccine』にある臨床研究の成果が発表された。子宮頸部前がん病変に対する飲む治療ワクチンの有効性を示す結果だ。 2015/08/25 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
JAMA誌から リンチ症候群の子宮体癌も女性ホルモンが関与 経口避妊薬の使用などにより、発癌リスクを下げられる可能性が示唆 リンチ症候群は、癌発症リスクを高める遺伝性疾患の一つ。リンチ症候群の女性の子宮体癌罹患リスクに関係する要因を探索した後ろ向きコホート研究で、月経開始年齢が高い、生児出産回数が1回以上、経口避妊薬を1年以上使用──といった要因が、有意なリスク低減に関係することが明らかになった。… 2015/07/23 産婦人科
NEJM誌から 抗HER2抗体ペルツズマブ、生存期間を大幅延長 HER2陽性転移性乳癌患者が対象のCLEOPATRA試験で、標準治療への追加によりOSが16カ月延長 HER2陽性の転移性乳癌患者に対する初回(ファーストライン)の化学療法として、ドセタキセル(商品名タキソテール、ワンタキソテール他)とトラスツズマブ(ハーセプチン)の2剤にペルツズマブ(パージェタ)を加えた3剤併用療法を行うと、前2剤の併用療法より全生存期間(OS)が16カ月延長するこ… 2015/03/05 癌
Lancet誌から 世界初、移植した子宮で妊娠・出産に成功 先天的に子宮を持たない女性を対象にスウェーデンで実施 世界で初めて、子宮移植を受けた女性における妊娠・出産の成功が報告された。患者は先天的に子宮を持たない35歳の女性。生体子宮移植から1年後に、体外授精で作成した胚の移植を受け妊娠、妊娠31週と5日目に帝王切開で健康な男児を出産した。スウェーデンGothenburg大学のMats Brannstrom氏らが、… 2014/11/04 産婦人科
第5回 妊娠してる? していない? 異所性妊娠の対処法 こんにちは! 「ホンマでっか症例帳」の時間が始まりました。今回「ヨコバン」こと横林賢一と対談いただくのは、国立循環器病研究センター周産期・婦人科の三好剛一先生です。本日も日々の診療に役立つクリニカル・パールをご紹介いただきます。… 2014/09/04 産婦人科
Lancet誌から 骨盤底筋訓練は理学療法士による直接指導が有効 骨盤臓器脱に対してリーフレットを渡すのみと比較した多施設RCTの結果 骨盤臓器脱(POP)改善のための骨盤底筋訓練では、リーフレットを渡すのみに比較して、理学療法士(PT)が患者と1対1で個別に訓練を施すことでより症状が軽減することが、ランダム化比較試験(RCTPOPPYの結果として示された。英Glasgow Caledonian大のSuzanne Hagen氏らが、Lancet誌電子版に2013年1… 2013/12/16 産婦人科
【新薬】ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合薬 ルナベル:卵胞ホルモンを減量した「配合錠ULD」が登場 2013年8月27日、女性ホルモン製剤のノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合薬(商品名ルナベル配合錠ULD)が薬価収載された。本薬は、既に6月28日に製造承認を取得しており、9月中には発売される見込みである。適応は「月経困難症」で、用法・用量は「1日1錠、毎日一定時間に21日間経口… 2013/09/23 産婦人科
JAMA誌から 腹式仙骨膣固定術の7年間の治療失敗は3分の1以上 骨盤臓器脱患者を対象としたRCTの追跡研究の結果 骨盤臓器脱に対する腹式仙骨膣固定術を受けた患者を7年後まで追跡した研究で、症候性または解剖学的な治療失敗が3分の1から約半数の患者に発生していることが示された。米Utah大学医学部のIngrid Nygaard氏らが、JAMA誌2013年5月15日号に報告した。… 2013/05/28 産婦人科
BMJ誌から 子宮頸部上皮内腫瘍は追跡終了後も10年間の子宮頸癌リスク4倍 治療後3回連続してスメア正常となった女性を一般女性と比較 子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)に対する治療を受け、その後の追跡で3回連続してスメア検査の結果が正常となった女性でも、その後10年間の子宮頸癌のリスクは一般女性の4倍以上になることが、オランダErasmus医療センターのMatejka Rebolj氏らが行った住民ベースのコホート研究で明らかになった。論文… 2012/11/19 癌
先進医療認定で注目集まる 過多月経にマイクロ波子宮内膜アブレーション マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)は、子宮筋腫などによる過多月経の保存的治療法の1つ。薬物治療以外の保存的治療の中で唯一、2009年に先進医療として認められている。装置が比較的廉価で、手技も簡便なことから治療を行う医療機関も増加してきた。MEAによる治療の実際を紹介する。… 2011/02/09 産婦人科
Arch Intern Med誌から 良性疾患での子宮摘出は腎細胞癌リスクを高める 良性疾患で子宮摘出術を受けた女性を術後長期にわたって追跡した集団ベースのコホート研究で、子宮摘出術を受けた女性では、子宮摘出を受けていない女性に比べて腎細胞癌リスクが50%上昇した状態が、20年以上持続することが明らかになった。論文は、スウェーデンKarolinska研究所のDaniel Altman… 2011/01/06 癌
Women’s Health 東京ほくと医療生活協同組合 北足立生協診療所所長 井上 真智子 氏 総合医・家庭医として女性患者の健康をサポートする上で重要な、(1)ライフステージの視点(2)ヘルスプロモーションの視点(3)日常的な相談への対応の視点―といったポイントを紹介するとともに、月経痛、PMS、子宮頚がん検診、避妊など、各ポイント別に必要な知識を解説する。 … 2010/07/30 産婦人科 医師限定コンテンツ
07年から適応開始し、妊娠・出産後の問題はなし 挙児希望ある子宮筋腫患者への適応広がるFUS 英国St.Mary's Hospital放射線科医Wladyslaw Michal Witold Gedroyc氏に聞く 造影MRガイド下で集束超音波手術(focused ultrasound surgery:FUS)を行うための医療機器が薬事承認され、今年1月に発売された。子宮筋腫での施行例が最も多く、既に海外では約5500症例の治療実績がある。英国St. Mary's Hospitalの放射線医でこれまで多くの症例にFUSを行ってきたWladyslaw Mic… 2010/06/16 産婦人科
日経メディカル2010年3月号「トレンドビュー」(転載) 子宮筋腫を超音波で治療 高い症状改善率も普及には疑問符 集束超音波で病変部を加熱・壊死させる医療機器が薬事承認され、今年1月に発売された。子宮筋腫の有力な治療手段として期待されるが、適応は12cm以下の筋腫に限られ、現時点では保険適用もない。 2010/03/15 産婦人科
【新薬】ノルエチステロン・エチニルエストラジオール配合剤 ルナベル配合錠:子宮内膜症治療用の低用量ピル (2011.6.20 訂正) 2008年7月8日、女性ホルモン製剤のルナベル配合錠が発売される。同薬は、4月16日に製造承認を取得し、6月13日に薬価収載されている。適応は「子宮内膜症に伴う月経困難症」で、用法・用法は「1日1錠、毎日一定時間に21日間経口投与し、その後7日間休薬する」となっている。… 2008/07/03 産婦人科
【新薬】「ディナゲスト錠1mg」 ジエノゲスト:長期投与可能な子宮内膜症治療薬 2008年1月21日、子宮内膜症治療薬のジエノゲスト(商品名:ディナゲスト錠1mg)が発売された。用法・用量は「1日2mgを2回に分け、月経周期2~5日目より経口投与」である。 2008/01/24 産婦人科
子宮動脈塞栓術は再治療率が高い 早期社会復帰と再治療率のどちらを取るか? 子宮筋腫への子宮動脈塞栓術(UAE)は、子宮を残すことができる侵襲性の低い治療として1990年代から適用が増加しているが、標準治療である摘出術に比べて術後の患者のQOLに違いがあるのだろうか。 2007/02/09 産婦人科
高濃度乳房は乳癌の危険因子 マンモ検査後12カ月未満の癌発見リスクは低濃度の17.8倍 マンモグラフィー検査による乳房濃度と乳癌リスクの関係を調べた結果、マンモで乳房全体が白く写る高濃度乳房の女性はリスクが高く、特にマンモによるスクリーニングから12カ月未満で癌が発見されるリスクは、低濃度乳房の女性の17.8倍であることが明らかになった。… 2007/01/22 産婦人科