シリーズ◎2022診療報酬改定 【外科系】ロボット手術は点数上乗せ、痛風の関節液検査、ECMOの評価新設 下肢潰瘍の創傷処置、自発覚醒トライアル、排尿障害に対するインプラントも保険適用 3月に2022年度診療報酬改定に関する省令、告示類が発出され、改定項目の詳細が明らかになった。新しい技術に対応した新設点数を中心に、各診療科ごとに現場の医師が押さえておきたい臨床分野の改定項目を紹介する。後編は外科系やその他の診療科に関する主な見直しをまとめた。内科領域をカバーし… 2022/03/31 外科
第62回 そのむくみは病気です-ネフローゼ症候群 「むくみ」が気になりだした50歳の女性。・尿蛋白:4+・アルブミン:2.2g/dL↓・LDLコレステロール:520mg/dL↑尿に蛋白がたくさん漏れていました腎臓専門医に紹介。こんな感じのネフローゼ症候群に1年で2回も会いました。なので、ネフローゼ症候群のおさらいです。ネフローゼ症候群とは尿蛋白がダ… 2022/02/10 腎・泌尿器
CTの造影剤を安全に使おう【各論その6】 添付文書の「特定の背景を有する患者に関する注意」について 医療用医薬品添付文書の記載要領が1997年以来約20年ぶりに改正され、2019年4月1日より新記載要領が施行されました。2024年3月31日までに随時、すべての医薬品添付文書が新様式に移行されます。 2022/02/07 放射線科
NEWS◎フレイル、心・腎障害、ALSへの応用も視野 ミトコンドリア機能改善薬の第1相試験始まる ミトコンドリア内膜の蛋白質に作用してATP産生を促すことでミトコンドリアの機能を改善する作用を持つ低分子化合物MA-5の第1相臨床試験が始まる。まずはリー脳症、MELAS、レーバー病などの病型が知られ難病指定を受けているミトコンドリア病の適応を目指すが、将来的にはフレイルや糖尿病、狭心症… 2021/12/08 循環器
繰り返す尿路感染症にどう対応する? AST(抗菌薬適正使用支援チーム)で、抗菌薬適正使用に携わっている聖隷浜松病院薬剤部の本田です。今回は、繰り返す尿路感染症に対する対応を症例※を通して紹介したいと思います。 ※症例は、実際の事例を考にしたフィクションです。… 2021/10/04 感染症
Ann Surg誌から ドローンによる移植臓器輸送、展望と課題は? 摘出された臓器を最大限に活用するとともに、航空機事故などのリスクを最小限に抑えるため、米メリーランド大学の研究者らは、移植臓器輸送におけるドローンの活用について検証した。ドローンによる初の移植臓器輸送研究の結果は、Ann Surg誌9月号に掲載された。 移植臓器の輸送方法は60年前から… 2021/09/16 外科
特集:医師が語る処方箋の裏側 Special(2/3) 再発を繰り返す尿路結石にトリクロルメチアジド 東京都立大塚病院泌尿器科・尿路結石センター部長 高沢 亮治氏 若い頃から尿路結石があり、自然排石を繰り返していた大森朋子さん(仮名、60歳)。5年前、健診で水腎症を指摘され当院を受診。左尿管結石による水腎症、多発右腎結石と診断し、経尿道的尿路結石除去術(TUL)を行った。結石成分を分析すると、シュウ酸カルシウム(Ca)とリン酸Caの混合結石であ… 2021/09/08 薬剤師
腎移植・透析患者のBNT162bワクチンへの反応性は低い Science Immunology誌より 腎不全患者はSARS-CoV-2感染のリスクが高く、効果的なワクチン接種が必要とされている。透析患者(DP)や腎移植患者(KTR)において、mRNAワクチンが健常対照者と比較して、どの程度B細胞や形質細胞の反応を誘導するかは明らかになっていない。… 2021/09/01 腎・泌尿器
ソリフェナシンは○○の患者に出しちゃダメ!? では、社内研修会の続きです~。(ルン)桜井「そろそろみんな疲れてきたっスね。いよいよ最後の症例っス……Jさん、お願いするっス」J「はい。こちらの処方箋でお願いします」 2021/08/06 薬剤師
Lancet誌から 超音波腎デナベーションは難治性高血圧に有望 シャム治療と有効性を比較した米国と欧州のRADIENCE-HTN TRIO試験 フランスParis大学のMichel Azizi氏らは、利尿薬を含む3種類以上の降圧薬を併用しても降圧目標を達成できない難治性高血圧患者を対象に、超音波腎デナベーションの効果をシャム治療と比較する臨床試験を行い、腎デナベーションを受けた患者は治療から2カ月後の収縮期血圧に有意な降圧効果が得られ… 2021/06/16 循環器
トレンド◎全国で導入進む国産初の手術支援ロボット 国産手術ロボット「hinotori」がついに動き出す 国産の手術支援ロボットとして初めて製造販売承認を取得した「hinotori」。これまでは「da Vinciサージカルシステム」(ダビンチ)の独擅場だった手術支援ロボット市場に、風穴を開けられるのだろうか。そして、国産手術支援ロボットの登場は、これからの外科手術の動向にどのような影響を及ぼす… 2021/04/22 外科
NEWS◎神戸市で「hinotori」を用いた遠隔手術の実証実験を開始 【動画】世界初、商用5Gで手術支援ロボットを遠隔操作 神戸大学、NTTドコモ(東京都千代田区)、メディカロイド(神戸市中央区)の三者は、次世代移動通信システムの5Gを活用し、国産手術支援ロボット「hinotori」を遠隔操作する実証実験を神戸市で開始した(動画)。商用5Gネットワークを介した手術支援ロボットの遠隔操作実験は世界初となる。2021年… 2021/04/21 外科
JAMA Network Open誌から イブプロフェンは小児入院患者のAKIを増やす 中国の小児入院患者約5万人を調べたコホート研究 中国南方医科大学のLicong Su氏らは、中国の大規模コホート研究Epidemiology of AKI in Chinese Hospitalized Patients(EACH)studyのデータを利用して、小児の入院患者が急性腎障害(AKI)を発症するリスクを検討し、イブプロフェンの使用が入院中のAKIのリスクを増加させていたと報告した。結… 2021/04/05 腎・泌尿器
どう管理したらいい!? 腎瘻カテーテル こんにちは。内科病棟の看護師です。先日、腎瘻カテーテルを挿入した患者さんが入院されました。しかし、私は1回も腎瘻カテーテルを見たことがありません。先輩看護師に管理方法を聞いてみましたが「尿道カテーテルと一緒だよ」と言われるばかりです。腎瘻カテーテルの管理方法や、管理する上で注意… 2021/03/29 腎・泌尿器
泌尿器科Q&Aシリーズ《15》 膀胱タンポナーデを繰り返す高齢者、対策は? <泌尿器科医A>89歳男性、出血性膀胱炎の疑い。膀胱タンポナーデの診断で入退院を繰り返している方です。血尿の精査で行った膀胱鏡および造影CT検査では腫瘍を疑う明らかな所見はなく、尿管鏡検査でも有意な所見がないような状態です。膀胱鏡では粘膜の発赤があったので、除外診断で出血性膀胱炎に… 2020/12/25 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
淋菌だと思ったら、髄膜炎菌だった? 感染症科の仕事をしていると、いろんな相談を受けます。虫に刺された、虫が口から出た、お尻から虫が出た……。思わぬ病原体が思わぬところから検出されることがあります。今回は、そんな話から始めさせていただこうと思います。… 2020/12/14 感染症
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例(Case No.13) Ballon d’Or ~女性には分からない痛み~ 性の多様性への社会的な理解が広がりつつある昨今ですが、生物学的には男性と女性は体の臓器や仕組みが一部異なっており、我々医療者は身体的側面だけでなく、精神的側面や社会的側面を包括して診療を行う必要があります。まさに「病気を診ずして病人を診よ」(高木兼寛)。さて今回は……。… 2020/12/10 腎・泌尿器
感染症科Q&Aシリーズ《10》 経過良好な前立腺膿瘍患者、TUR-Pは必要? <泌尿器科医>ドレナージの必要性について67歳男性、前立腺膿瘍の症例です。前立腺膿瘍の疑いで当院に紹介されました。MRI検査を行って前立腺膿瘍と診断。尿培養で緑膿菌を認めましたので感受性を確認してピペラシリン(PIPC)を継続して投与しています。入院して3日目でCRP 0.25mg/dL、発熱なく比… 2020/11/30 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
トレンド◎続々登場する腎性貧血治療薬 服用頻度?造血力? HIF-PH阻害薬の使い分けは? 腎性貧血を治療する低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬。昨年から今年にかけて相次いで4剤が承認され、2020年11月23日現在、ロキサデュスタット(エベレンゾ)、バダデュスタット(バフセオ)、ダプロデュスタット(ダーブロック)──の3剤が上市されている。12月8日には4剤目と… 2020/11/26 腎・泌尿器
インタビュー◎不妊治療で見落とされがちな男性側への対応に注力 男性不妊診療の課題を1つずつ解決していきます 獨協医科大学埼玉医療センターリプロダクションセンターの岡田弘氏に聞く 女性の不妊症にくらべて、認知度も医療体制も遅れているのが男性不妊。日本で数少ない、不妊治療から出産後まで、男女を一緒にトータルでケアするリプロダクションセンターを立ち上げた、獨協医科大学さいたま医療センターリプロダクションセンターの岡田弘氏に話を聞いた。… 2020/11/16 産婦人科
解説◎「保険適用に向けて検討を」首相の指示で注目される不妊治療 不妊治療はどこまで進んでいるのか 菅義偉・内閣総理大臣が就任翌日の9月17日に、保険適応に向けた早急な検討を指示したことで注目されている不妊治療。子宮卵管造影や一般的な精液検査は保険適応になっているものの、生殖補助医療(人工授精、体外受精、顕微受精、いわゆるART)は自由診療で、全額自己負担だ(一部を助成する特定不… 2020/11/06 産婦人科
NEWS◎1年以内に4剤承認された新規機序の腎性貧血治療薬 日本腎臓学会、HIF-PH阻害薬の適正使用を勧告 日本腎臓学会は2020年9月29日、昨年から今年にかけて相次いで承認された腎性貧血治療薬である低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬に関して、「HIF-PH阻害薬適正使用に関するrecommendation」を同学会ウェブサイト上で公開した。HIF-PH阻害薬の作用機序から考えられる有害事象、臨床… 2020/10/17 腎・泌尿器
【新薬】バダデュスタット(バフセオ)/ダプロデュスタット(ダーブロック) 保存期CKDの腎性貧血にも使用できるHIF-PH阻害薬、2剤発売 2020年8月26日、腎性貧血治療薬バダデュスタット(商品名バフセオ錠150mg、同錠300mg)が薬価収載と同時に発売された。本薬は6月29日に製造販売が承認されていた。適応は「腎性貧血」、用法用量は「成人に1回300mgを開始用量とし、1日1回投与。患者の状態により適宜増減するが、最高用量は1日1回6… 2020/09/25 腎・泌尿器
日本内視鏡外科学会理事長・渡邊昌彦氏に聞く 「ロボットが身近な時代」の外科医の働き方 2020年度診療報酬改定では、ロボット手術が保険適用となる手術の対象として新たに7術式が追加。「da Vinciサージカルシステム」(ダビンチ)に続く次世代の手術支援ロボットも登場し、外科医を取り巻く環境に変化の兆しが見えてきた。ロボットが身近にある近未来の外科医の働き方について、日本内… 2020/09/07 外科
医師6546人に聞いた「自分が患者なら受けたい術式」 49%がロボット手術派、泌尿器科医は9割が支持 内視鏡下手術支援ロボット「da Vinci サージカルシステム」(ダビンチ)を筆頭に、国内で普及しつつある手術支援ロボット。2020年8月3日~16日の期間、日経メディカル Online 医師会員を対象に「自分が患者なら受けたい術式」を聞いたところ、6546人が回答し、「ロボット支援手術」(49.3%)と「… 2020/09/04 外科
学会トピック◎第63回日本腎臓学会 CKD15万人を5年間追跡できるデータベースが腎臓学会にはある CKD患者のゲノム、血漿、尿のバイオバンクの整備も開始 日本腎臓学会は、国内の慢性腎臓病(CKD)患者のデータベース登録を進めている。このデータベースを使えば、日本におけるCKD患者の診療実態をはじめ、治療内容と予後との相関解析などに用いられるなど、診療に関する新しいエビデンスの発見に繋げられる。大学病院の電子カルテのデータベースから… 2020/08/25 腎・泌尿器
教えて! 1人で導尿を行うときの清潔操作 救急外来で働いています。導尿について質問です。片手で消毒した陰部を押さえ、もう片方の手でどのように清潔を保ち、導尿しているのかを知りたいです。私はうまくできず、先輩と2人でしか実施したことがありません。導尿を1人で行う際に、カテーテルの先端が不潔にならないために、どのような工夫… 2020/08/17 救急医療・集中治療
NEWS◎メディカロイド開発の手術支援ロボットが発売へ 初の国産手術支援ロボット「hinotori」が承認 国産初の手術支援ロボット「hinotori」が2020年8月7日、製造販売承認を取得した。早ければ8月中にも発売される見通しで、まず泌尿器科領域を対象に市場導入を目指すとしている。hinotoriを開発したメディカロイド(本社:神戸市中央区)と、同社の共同出資会社であるシスメックス(本社:神戸市中… 2020/08/12 外科
Lancet Respiratory Medicine誌から COVID-19患者の急性腎障害管理 COVID-19患者のAKIについてこれまで報告されたデータを整理 イタリアPadova大学のClaudio Ronco氏らは、COVID-19患者に発生する腎機能の低下について、これまでに得られている知見を整理し、臨床経験に基づく急性腎障害(AKI)予防と治療に関する一連のアドバイスをLancet Respiratory Medicine誌電子版のviewpointに投稿し、5月14日に公開された。… 2020/06/02 感染症
症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで:女性下部尿路症状(5/5) 抗コリン薬の認知機能への影響に注意 オキシブチニンは抗コリン作用に加え、平滑筋の直接弛緩作用と麻痺作用を有する。臨床的有効性については十分証明されているが、抗コリン作用に基づく副作用の発現頻度が、他の抗コリン薬に比較して高いことで知られる。また、脳血管関門を通過し、認知障害などの中枢神経系の副作用を起こす可能… 2020/05/11 薬剤師
症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで:女性下部尿路症状(4/5) 副作用軽減に抗コリン薬の貼付薬を処方 症例3は、3カ月ほど前から頻尿、尿意切迫感、尿失禁を認め、近隣の内科診療所を受診した。これらの症状に対して抗コリン薬のオキシブチニン塩酸塩(ポラキス他)6mgの経口投与が開始となった。OAB症状は改善してきてはいたものの、口内乾燥や便秘などの副作用が強く、当科を紹介受診となった。… 2020/05/08 薬剤師
症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで:女性下部尿路症状(3/5) 抗コリン薬とβ3作動薬の併用するケースは? 症例2は半年ほど前から頻尿、尿意切迫感、切迫性尿失禁を認め、近隣の内科診療所を受診。OABが疑われ、抗コリン薬のコハク酸ソリフェナシン(ベシケア)を投与されたが、3カ月以上服用しても、効果不十分だったため、当科を紹介受診となった。… 2020/05/07 薬剤師
症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで:女性下部尿路症状(2/5) 軽症の過活動膀胱にβ3作動薬を処方 症例1は、3カ月ほど前から頻尿、尿意切迫感を認め、当科を受診した。 既往歴や家族歴はなく、自然分娩で1回の出産歴があった。診察時、腹部・外陰部に異常所見はなく、血尿や膿尿(尿路感染症)などを確認するため尿検査を行ったが、異常を認めず、骨盤臓器脱、膀胱炎などの疾患も否定された。下… 2020/05/05 薬剤師
症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで:女性下部尿路症状(1/5) 過活動膀胱の診断・治療効果判定は? 下部尿路症状(LUTS)は国際禁制学会の用語基準により、(1)蓄尿症状(昼間頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、尿失禁など)、(2)排尿症状(尿勢低下、腹圧排尿など)、(3)排尿後症状(残尿感など)――の3種類に大別される。このうち実臨床で最も多くみられる女性下部尿路症状(FLUTS)は、蓄尿症… 2020/05/04 薬剤師
肝機能が低下すると腎機能も下がるのはなぜ? 看護師2年目で外科に勤務しています。先日、医師に「肝機能が悪いと腎機能も悪くなっていくんだよ」と言われました。意味が分からず調べたのですが、肝血流量の低下により腎血流も低下するためということでしょうか? 他にも理由があるのか気になって質問しました。… 2020/03/30 消化器
泌尿器科Q&Aシリーズ《10》 どう指導する? 尿管結石の再発予防法 <内科医>尿管結石の再発予防について。救急を回っていると、尿管結石の患者さんに多く出会います。その際、「どうしたら再発予防できますか?」と聞かれることが多いのですが、皆様どのようにお答えでしょうか?… 2020/03/30 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《9》 腎癌・糸球体腎炎疑い例への腎生検のポイント <放射線科医>腎生検について質問です。腎腫瘤と高度腎機能障害のある患者さんです。腎癌疑い・糸球体腎炎疑いで、腎腫瘤生検のついでに非腫瘍部の腎生検も頼まれちゃったのですが、コツってありますか?… 2020/03/27 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《8》 尿管結石で帰宅させた患者が尿路性敗血症に! 予測因子はあった? <内科医>8mm程度の尿管結石で来院時は尿検査で亜硝酸塩+のみで膿尿なし、CTで軽度尿管拡張がある程度なので帰宅させた人が、翌日UTI septic shock(尿路性敗血症)になった事例を経験しました。尿管結石で帰宅させる患者で、UTIになる予測因子とか危険因子ってありますか?… 2020/03/26 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《7》 CTで後腹膜線維症の疑い。泌尿器に紹介でOK? <整形外科医>1ヶ月前からの腰痛主訴で精査している、特に既往ない70歳男性です。CT読影に後腹膜繊維症の疑いと返ってきました。CTで水腎症もあるので泌尿器に紹介しようと思うのですが後腹膜繊維症ってあまり知識なく基本は泌尿器科が診ている疾患なのでしょうか??… 2020/03/25 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
リポート◎米国でPSA検診の非推奨後に転移性前立腺癌の罹患率が上昇 「PSAは使えない」のままで本当にいいのか? 現場では検診による不利益を減らす対策も進行中 日本泌尿器科学会(日泌)は、2020年3月、PSA検診をやめさせようとする国の動きに抗議する要望書を、日本医師会と連名で厚生労働省に提出予定であることを明らかにした。PSA検診については10年以上前から、専門家集団である日泌と厚生労働省のがん検診研究班が対立してきた歴史がある。がん検診の… 2020/03/25 腎・泌尿器
泌尿器科Q&Aシリーズ《6》 「血尿を見たら尿細胞診」は非推奨ってホント? <総合診療医A>尿細胞診の回数、意義に関して血尿の精査で、尿細胞診を3回早朝尿で行うことがあるかと思います。以下の2点に関して、ご意見いただけましたら幸いです。1)尿細胞診検査の回数と意義感度が低い検査なので、3回行い感度が60-70%くらいまで上がると認識しています。… 2020/03/24 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《5》 過活動膀胱への薬剤選択のポイントと落とし穴 <総合診療医>高齢者の過活動膀胱の治療に関しての質問です。ベタニス(β3受容体刺激薬)であまり頻尿の改善効果なく、一方で抗コリン薬では頻尿に対する改善効果は多少あるものの口渇感の副作用で患者さんが悩まれる場合に、どのように処方すればよいかアドバイスありましたら教えていただけまし… 2020/03/18 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《4》 日曜早朝の右側腹部痛、泌尿器科的な緊急性は? <その他の診療科医>#準緊急 右側腹部痛の40代、女性です。発熱は37.2℃で、WBC 11190、CRP 5.46です。溢尿による痛みだと思いますが、入院適応、泌尿器科的な緊急性の有無を教えて下さい。 2020/03/16 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《3》 膀胱タンポナーデへのカテーテルの使い分け <救急科医>膀胱タンポナーデの治療について、カテーテルの使用方法。昨日そのような症例を経験しお聞きしたいです。出血により凝固塊があり痛みが強い状況だと思いますので、まずフォーリーカテーテル挿入しました。当院は泌尿器科がいないので転院となりました。搬送中におそらく凝固してしまい… 2020/03/13 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《2》 膀胱洗浄の実施を検討するのはどんなとき? <救急医>膀胱洗浄についての質問です。原則は勧めませんが、尿汚染が強い場合に限り洗浄していました。受け持ちの患者さんで慢性的に水腎になっている(以前から指摘されていて、閉塞機転となる病変はありません。)方がおられます。膿尿を呈しており洗浄したくなりますが、このようなケースでは… 2020/03/11 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
泌尿器科Q&Aシリーズ《1》 骨盤内の静脈石と下部尿管結石を見分けるコツ <総合診療医>尿管結石疑いで紹介受診された方です。腹部エコーで右水腎症あり(左腎臓は描出不良)・KUBでの骨盤内に散見される複数の結石は静脈石でしょうか?(画質が悪くすみません) ・尿管結石と静脈石を見分けるポイント ・上記2つを見分ける意義がどれほどあるか(症状や尿検査、エコー… 2020/03/09 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
NEJM誌から 急性腎障害の発症にかかわるマーカー候補 可溶性ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化因子受容体が使えるかも 可溶性ウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクチベータ受容体(suPAR)は、急性腎障害(AKI)に対する治療薬開発において有望な標的かもしれない。米国Michigan大学のSalim S. Haye氏らが、冠動脈造影を受ける患者、心臓手術を受ける患者、ICUに入院する患者の血液を採取しsuPARを測定して、その後の… 2020/02/20 腎・泌尿器
2019年12月18日~2020年1月7日 ボトックスに尿意切迫感・尿失禁の適応追加 シムジアの効能効果に尋常性乾癬などが追加に ボトックス注用(一般名A型ボツリヌス毒素)の効能効果に、「既存治療で効果不十分または既存治療が適さない場合」の条件付きで「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁、神経因性膀胱による尿失禁」が追加されました。 チロシンキナーゼ阻害薬のオフェブカプセル(ニンテダニブ… 2020/01/20 医薬品
血液検査なしの造影CTは「造影罪」? 以前、京都大学での医療事故の報告書の件についてコラムを書きました。造影剤腎症を予防するために炭酸水素ナトリウムを投与しようとしたところ、事故につながったというものです。今回は造影剤腎症(contrast induced nephropathy:CIN)そのものについて考えてみましょう。… 2019/12/19 腎・泌尿器
学会トピック◎第64回日本生殖医学会 若年男性がん患者の精子凍結保存、実施は3割 「化学療法を新たに導入した若年男性がん患者において、妊孕性温存のために精子凍結保存を行う際の物理的、心理的ハードルを下げたい」――。 2019/11/27 癌
トレンド◎既存薬より処方しやすいビベグロンの処方日数制限が解除間近 過活動膀胱のβ3作動薬に新たな選択肢 2019年12月に、過活動膀胱の新薬ビベグロン(商品名ベオーバ)の処方日数制限が解除される。既存のムスカリン受容体拮抗薬(抗コリン薬)やβ3作動薬より処方しやすいと期待されており、専門家は過活動膀胱の治療選択肢が増えることを歓迎している。… 2019/11/21 腎・泌尿器
【新薬】ロキサデュスタット(エベレンゾ) HIFを活性化し腎性貧血を治療する初の経口製剤 2019年9月20日、腎性貧血治療薬ロキサデュスタット(商品名エベレンゾ錠20mg、同錠50mg、同錠100mg)の製造販売が承認された。適応は「透析施行中の腎性貧血」、用法用量は「(赤血球造血刺激因子製剤で未治療の場合)成人に1回50mgを開始用量とし、週3回経口投与。患者の状態により適宜増減する… 2019/11/15 医薬品
1分解説◎細胞の低酸素応答の仕組み、貧血や虚血障害治療に応用も ノーベル生理学医学賞受賞の「HIF」って何? ノーベル財団は2019年10月7日、2019年のノーベル生理学・医学賞の受賞者に、細胞が酸素レベルを感知し、応答する機構を解明した米国と英国の研究者3人を選んだと発表した。 2019/10/08 腎・泌尿器
学会トピック◎第28回日本組織適合性学会大会 免疫抑制薬を使わず移植臓器予後の改善を目指す T・B細胞の抑制と骨髄移植の組み合わせでドラッグフリーを狙う 近年、免疫抑制薬の進歩によって臓器移植の成績が向上しているが、移植臓器が拒絶されないように免疫抑制薬を生涯服薬し続ける必要がある。最近、国内外で免疫抑制薬を中止するための治療レジメンの検討が進んでおり、海外では腎移植後に免疫抑制薬を中止できているケースが報告されるようになっ… 2019/10/02 腎・泌尿器
学会トピック◎第28回日本シェーグレン症候群学会 複数臓器の腫大や腫瘤をきたすIgG4関連疾患を知ってますか? リンパ球とIgG4陽性形質細胞の浸潤と周囲の線維化により単一または複数臓器に特徴的なびまん性あるいは限局性腫大、腫瘤、結節、肥厚性病変を認め、高IgG4血症を呈するのがIgG4関連疾患。 2019/09/24 アレルギー・免疫
第26回日本排尿機能学会で紛糾 男性の夜間多尿による夜間頻尿にデスモプレシンは安全か 9月20日から発売開始のミニリンメルト 2009年に夜間頻尿診療ガイドラインが作成されて10年が経過した。この間に新たなエビデンスが示されるとともに新規薬も登場。そのため現在、第2版の作成が進められている。2019年9月12〜14日に東京都で開催された第26回日本排尿機能学会で、ガイドライン作成委員らが注目点について発表した。また… 2019/09/20 腎・泌尿器
治療薬と認知症の関連、抗コリン薬とβ3作動薬の併用療法など 女性下部尿路症状診療GL改訂のポイントは? 2013年に発刊された「女性下部尿路症状診療ガイドライン初版」が6年ぶりに改訂される。抗コリン薬の認知機能への影響や、抗コリン薬とβ3作動薬併用療法の記載充実に加え、新たに14のクリニカルクエスチョン(CQ)が追加された。改訂ガイドラインについて、2019年9月12〜14日に東京都で開催された第… 2019/09/19 腎・泌尿器
インタビュー◎セフェム系抗菌薬を改めて考える 尿路感染症にキノロンの一辺倒使用はストップ! 兵庫医科大学病院泌尿器科主任教授の山本新吾氏に聞く 複雑性尿路感染症に有効な数少ない抗菌薬も1つであるタゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム(商品名ゾシン、以下、タゾピペ)が2019年秋ごろから供給に支障が出る(関連記事:セファゾリンに次ぎタゾピぺも供給困難に)。 19年6月に発売された新規BLI配合セフェム系抗菌薬はセフトロザ… 2019/08/21 感染症
SLE、CKD、肥満症に新ガイドライン 出るのはココ! 中国中央病院の長門です。今回は、膠原病、アレルギー、腎臓、内分泌、代謝の5領域について最近の知見と出題が予想されるポイントを、前回同様に述べていきたいと思います。【膠原病】 膠原病の領域では、2019年2月に本邦で初めて全身性エリテマトーデス(SLE)の診療ガイドラインが発表となり… 2019/08/14 アレルギー・免疫
2019年7月25日~8月4日 ループ利尿薬やステロイドの併用禁忌にデスモプレシンが追加 アモキサピンの併用禁忌にラサギリンメシルが追加 2019年7月25日~8月4日における、添付文書の改訂情報をお知らせします。チアジド系利尿薬、チアジド系類似薬、ループ利尿薬、副腎皮質ステロイド(注射薬、経口薬、吸入薬、注腸剤、坐薬)の併用禁忌に「デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)」が追加されます。… 2019/08/13 腎・泌尿器
膀胱炎(尿路感染症)に効く漢方(2) 膀胱炎によくみられる証と漢方処方 前回の症例1に引き続き、 抗菌薬だけでは完治しにくい膀胱炎(尿路感染症)によくみられる証と漢方処方について解説します。 2019/07/30 医薬品
【第24回】新村浩明(ときわ会常磐病院院長) 院長の“定番スタイル”はアロハシャツと時代劇の主人公 新村浩明医師は、手術と診察の時を除くと、ふだんはアロハシャツ姿で仕事をしている。さらに、月に一度、時代劇の主人公などに扮装して、ボランティアで高齢患者宅を訪れ、見回り活動もおこなう。派手で、奇抜で、けれど、ユーモアもたっぷりの“院長スタイル”の内側に隠れた思いや考えについて… 2019/07/05 事件・話題 医師・医学生限定コンテンツ
【新薬】アパルタミド(アーリーダ) 去勢抵抗性前立腺癌に対する第2のアンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬 2019年5月30日、抗悪性腫瘍薬アパルタミド(商品名アーリーダ錠60mg)が発売された。本薬は3月26日に製造承認され、5月22日に薬価収載された。適応は「遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌」、用法用量は「1日1回240mgを経口投与。患者の状態により適宜減量」となっている。… 2019/06/21 癌
腎盂腎炎の診断でCVA叩打痛が当てにならないこれだけの理由 成人の尿路感染症は発生率や症状などに性差、年齢差がある感染症であり、性別と年齢を意識して診療する必要があります。若年男性では尿路感染症の発症自体が珍しいですが、女性では誰でも生じ得るコモンディジーズの1つです。女性は尿道が短く肛門と尿道の距離が短いため、泌尿器解剖学的な異常が… 2019/05/15 腎・泌尿器
「膀胱炎治療にクラビット」は時代遅れ 前回は単純性膀胱炎の診断について紹介しました。今回は治療について考えていきます。単純性膀胱炎の治療のスタンダードは、現在は抗菌薬の投与です。 「現在は」と強調したのは、近年、膀胱炎の治療に対し、抗菌薬と消炎鎮痛剤(NSAIDs)の治療効果を比較した臨床試験が海外で立て続けに報告さ… 2019/03/26 腎・泌尿器
第27回 フロセミドで歩けなくなるのか? 1月のある夜……。上野池之端で、某出版社の編集会議。千葉大学消化器内科の加藤直也先生にいろいろ教えてもらいました。「肝硬変の腹水にはフロセミド使いますか?」と尋ねると……。「トルバプタンが増えてます」それから、「フロセミドでサルコペニアになるらしい」と続きました。「え、マジで… 2019/03/01 循環器
2019年2月5日~21日 エンシュアに抹茶、カリメートにアップル追加 ファムビルに「Patient Initiated Therapy」の用法用量が追加に 経腸栄養剤のエンシュア・Hに、7種類目のフレーバーとして抹茶味が追加になります(2019年4月発売予定)。また、陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)のカリメート経口液20%(一般名ポリスチレンスルホン酸カルシウム)にアップルフレーバーが追加になりました。… 2019/02/26 医薬品
小児腹部エコー 腎臓の先天異常はどう描出される? これまで日常診療でよく遭遇する急性胃腸炎、細菌性腸炎、便秘に特徴的なエコー所見について解説してきたが、本項では実質臓器の中で比較的よく経験する腎臓の先天性異常について述べておきたい。 2019/02/12 小児科
【新薬】タゾバクタム/セフトロザン(ザバクサ) 尿路・腹腔内感染症を適応とするβラクタマーゼ阻害薬配合のセフェム系抗菌薬 2019年1月8日、βラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤タゾバクタムナトリウム/セフトロザン硫酸塩(商品名ザバクサ配合点滴静注用)の製造販売が承認された。適応は「(1)膀胱炎、腎盂腎炎、(2)腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍」、用法用量は「成人1回1.5gを1日3回60分かけて点滴静注。な… 2019/02/08 感染症
降圧利尿薬◇第3回調査 シェア微減もフルイトランの首位変わらず 第1位はトリクロルメチアジド、第2位はインダパミド、第3位はヒドロクロロチアジド 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、降圧利尿薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、62.8%の医師がトリクロルメチアジド(フルイトラン他)と回答した。第2位のインダパミド(テナキシル、ナトリックス)は21.3%、第3位のヒドロクロロチアジド(ヒドロクロロチアジド)は11.7%… 2019/02/02 循環器
OAB治療薬とCYP2D6 「あっ、ケンシロウさんのデスクマットに新作が入ってる!」。あゆみさんはデスクマットから用紙を取り出し僕に差し出す。「ビベグロン(商品名ベオーバ)が入ってますよ。メンテナンス早いですよね~。まあ、確かにビベグロンはすぐに処方出そうですもんね」… 2019/01/30 医薬品
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器 エンディング 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2019/01/21 腎・泌尿器
第26回 無給医局員と血流の自己調節 成績が上がらなかった中学時代。1学年150人で、年度初めの順番は……。中学1年 120番 中学2年 110番 中学3年 100番 高校1年 90番 成績がビューンと上がらないのはなぜか。生活リズムが悪そうだ……。定期試験前1週間→深夜の勉強→1日7時間。終わって2週間→ぐったり→1日1時間。 そこで、試験… 2019/01/04 循環器
学会トピック◎米国心臓協会学術集会(AHA2018) ダパグリフロジンで心血管リスクは増加せず 心不全や腎リスクは有意減少、DECLARE-TIMI58試験 SGLT2阻害薬ダパグリフロジンの心血管安全性を評価したDECLARE-TIMI58試験(以下、DECLARE)の詳細が、米国心臓協会学術集会(AHA2018、11月10~12日、開催地:シカゴ)で発表された。有効性に関して設定された2つの主要評価項目のうち、「心不全入院+心血管死亡」では17%の有意なリスク減少と… 2018/11/20 代謝・内分泌
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 副腎 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/11/19 腎・泌尿器
JAMA Intern Med誌から ACEIやARBが退院後のAKI患者に与える影響は? 死亡率は減少したが再入院が増加したカナダのコホート研究 カナダToronto大学のSandeep Brar氏らは、急性腎障害(AKI)を起こした患者の退院後に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)を使用した場合の影響を調べるコホート研究を行い、最短2年間の追跡で死亡率は減少していたが、腎臓が原因の入院は増えていた… 2018/11/15 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 膀胱・前立腺 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/11/05 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎臓でその他・知っておきたい疾患 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/11/02 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎石灰化症 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/10/29 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎嚢胞 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/10/19 腎・泌尿器
JAMA Intern Med誌から 水分摂取量増加で膀胱炎の再発は減らせる 再発リスクが高い女性に500mLの水を1日3本飲んでもらう研究 膀胱炎を繰り返す女性には、再発予防法として、水の摂取量を増やすことが勧められる。この戦略が有効かどうかを検討するオープンラベルのランダム化対照試験を実施した米Miami大学のThomas M. Hooton氏らは、再発リスクが高い女性に1日に1.5L余分に水を飲むよう指示すると、対照群よりも1年間の再… 2018/10/17 感染症
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎血管筋脂肪腫 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/10/15 腎・泌尿器
【新薬】ビベグロン(ベオーバ) 生殖可能年齢でも使いやすい過活動膀胱治療薬 2018年9月21日、過活動膀胱治療薬ビベグロン(商品名ベオーバ錠50mg)の製造販売が承認された。適応は「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁」であり、用法用量は「1日1回50mgを食後投与」となっている。… 2018/10/12 医薬品
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 水腎症 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/10/05 腎・泌尿器
「腎機能が上がる」ってどういう意味? 朝のカンファレンスや、研修医が担当した新規入院患者さんのプレゼンテーションをする際などに、恥ずかしながら変な言葉が飛び交うことがあります。最近気になっているのが、「腎機能が上がる」「肝機能が上がる」といった言葉です。どこかで聞いたのか、どこかで読んだのか……。ともかく不思議… 2018/10/04 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎臓の変異・変形 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/10/01 腎・泌尿器
トレンド◎ファブリー病に新機序の治療薬登場 異常酵素の折りたたみを修正するシャペロン療法 ファブリー病は、αガラクトシダーゼA遺伝子異常によって分解されるべき細胞内の不要物が分解されずに蓄積し、様々な臓器障害を来す。2000年代初めに酵素製剤が実用化され、予後の改善が進んだが、静注製剤であることや製剤に対する中和抗体の産生といった課題があった。そんな中、日本で見いださ… 2018/09/25 小児科
2018年8月24日~9月4日 ベタニスが抗コリン薬と併用可能に クレナフィンの開封後の使用期限が12週間に延長 過活動膀胱治療薬のベタニス錠(一般名ミラベグロン)の重要な基本的注意に記載の「抗コリン剤との併用」に対する注意内容が緩和されました。これまでは、「併用は避けることが望ましい」とされていましたが、「過活動膀胱の適応を有する抗コリン剤と併用する際は尿閉などの副作用の発現に十分注… 2018/09/10 腎・泌尿器
腹部エコー診療の実際5 脈管・腎/副腎/泌尿器・婦人科臓器・その他篇 腎臓 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 2018/09/03 腎・泌尿器
NEJM誌から 尿崩症の鑑別は血漿コペプチン測定が優秀 水制限試験より原発性多飲症と中枢性尿崩症の識別能力が高い 尿崩症の診断に用いられる間接的な水制限試験は、原理はシンプルだが、技術的に難しく診断精度はあまり高くない。独Leipzig大学のWiebke Fenske氏らは、高張食塩水で刺激し血漿コペプチンを測定する方法が、水制限試験より検査特性に優れ、鑑別診断に役立つと報告した。結果はNEJM誌2018年8月2日… 2018/08/20 腎・泌尿器
JAMA Pediatrics誌から ネフローゼ症候群のステロイド減量にはリツキシマブ ステロイド依存性小児患者でタクロリムスと比較したRCT ステロイド依存性ネフローゼ症候群(CDNS)の小児患者に対するステロイド減量療法の第1選択薬として、タクロリムスとリツキシマブを比較するオープンラベルのランダム化試験を行ったインドNilratan Sircar医科大学のBiswanath Basu氏らは、リツキシマブの方が寛解状態を維持するのに効果的でステ… 2018/07/09 小児科
学会トピック◎第28回欧州高血圧学会(ESH 2018) 未治療高血圧にも腎デナベーションで降圧効果 経カテーテル的に超音波で腎動脈外壁にある腎交感神経を焼灼する高血圧治療法である腎デナベーションを、降圧薬を服用していない比較的軽症の高血圧患者に対して行った偽手術群対照試験において、有意な降圧効果が認められたと、フランス・パリ公立病院連合Georges-Pompidou欧州病院のMichel Aziz… 2018/06/28 腎・泌尿器
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.7 泌尿器科、皮膚科、救急科の研修プログラム初年度は? 2017年度からプログラム制で運営している泌尿器科領域において、2018年度の専攻医採用数は274人。2017年度の1年次後期研修医は252人、2016年度は200~220人で増加が続いている。「内科的な診療から外科的な処置まで、様々なアプローチを行う泌尿器科の魅力が医学生や初期研修医に認識されているの… 2018/06/08 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
左尿管癌・腎不全で透析治療を行う80歳代のAさん 患者の思いは聞くも医師と向き合わなかった私 ある日のこと。訪問看護で担当になったばかりのAさんの娘さんから、1本の電話が入った。 2018/06/04 腎・泌尿器
NO TUBE!その尿道カテーテルは本当に必要? 85歳、男性。認知症。2日前から肺炎のため入院中。「抗菌薬の点滴治療を開始して一度は熱が治まったのだが、今日になって再度発熱し、せん妄状態になっているとの報告を受けた。慌てて抗菌薬の変更を指示しようとしたところ、病棟師長から『先生、入院したときからずっと尿道カテーテルが付いていま… 2018/06/04 腎・泌尿器
JAMA Pediatrics誌から 早産児の急性腎障害リスクがカフェインで低下 33週未満の新生児AKIの発症率を減らし重症度を軽減 早産児に対するカフェイン投与が、急性腎障害(AKI)のリスクに及ぼす影響について検討するために、AWAKENスタディで得られたデータを二次解析した米Wisconsin大学Madison校のMatthew W. Harer氏らは、カフェイン投与が早産児の生後7日以内のAKIリスクを大きく下げること、AKIを発症した場合もカ… 2018/04/20 小児科
ループ利尿薬 ラシックスとダイアートはどう使い分ける? 1位はフロセミド、2位はアゾセミド、3位はトラセミド 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ループ利尿薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、73.4%の医師がフロセミド(商品名オイテンシン、ラシックス他)と回答した。第2位のアゾセミド(ダイアート他)は18.6%、第3位のトラセミド(ルプラック他)は7.3%、ブメタニド(ルネトロ… 2018/03/25 循環器
トレンド◎5診療科12術式が今改定で一挙保険適用 適用拡大でダビンチは外科手術に革新を起こすか 「まさか12術式が一気に保険適用になるとは思っていなかった」。2018年度の診療報酬改定でロボット支援下内視鏡手術(ダビンチ手術)を保険適用できる範囲が大幅に拡大されたことに、日本内視鏡外科学会理事長の渡邊昌彦氏は驚きを隠さない。現状ではまだ、関連学会のガイドラインすら、未整備な… 2018/03/17 消化器
第20回 「たかが過換気」と侮ってはいけない 過換気を主訴に受診した37歳女性 37最女性が過換気で内科外来を受診。過換気だけだと、「何もせずに」帰してしまうことはないでしょうか? 2017/12/12 プライマリケア 医師・医学生限定コンテンツ
NEJM誌から トルバプタンは多発性嚢胞腎の進行を遅らせる 常染色体優性多発性嚢胞腎患者でのフェーズ3試験 進行した常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)患者に、バソプレシン拮抗薬のトルバプタンを投与する二重盲検の多施設ランダム化フェーズ3試験REPRISEを実施した米Mayo ClinicのVicente E. Torres氏らは、トルバプタンはプラセボに比べ推定糸球体濾過率(eGFR)の低下を遅らせていたと報告した。結果… 2017/12/01 腎・泌尿器