第19回 メンタルヘルスケアに用いる漢方薬(その1) 五月病の時期に活用したい「メンタル」への漢方 5月に入り、草木が芽吹き暖かくなってくると、メンタルヘルス不調の患者さんが増えてきます。秋雨前線停滞の頃にも同様の症状が出やすいのですが、この時期は日照時間が減って急速に気温が下がるので、何となく理由が分かります。しかし、寒暖差による自律神経への影響が出やすい時期とはいえ、春… 2022/05/16 東洋医学
Lancet Psychiatry誌より 高齢者のうつ病を予防するための処方とは? 孤独(loneliness)とは、本人が望む、意義のある対人関係が得られていない状況と定義されます。今なお続くコロナ禍で、これまで当たり前だった対面による人との交流が減少し、誰もが少なからず孤独・孤立を意識せざるを得ないのではないでしょうか。今回紹介するのは、このような時期だからこそ… 2022/03/29 精神・神経
クリニック放火事件から我々が考えるべきこと このコラムが公開されるのは新年を迎えてからだが、原稿を執筆しているのはあの忌まわしい事件が起こってから数日しかたっていない休診日。2021年12月17日午前10時過ぎに起こった大阪市のクリニック放火事件は、原稿執筆時点では院長を含むスタッフや患者25人が死亡、放火した後も現場にとどまっ… 2022/01/11 精神・神経
抗不安薬◇第5回調査 抗不安薬、依存性に不安もエチゾラム人気は代わらず 1位はエチゾラム、2位はアルプラゾラム、3位はクロチアゼパム 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗不安薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、53.4%の医師がエチゾラム(商品名:デパス他)と回答した。 第2位のアルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス他)は11.3%、第3位のクロチアゼパム(リーゼ他)は8.5%、第4位のロラゼパム(ワ… 2022/01/08 精神・神経
052.日経メディカル 聴く論文(2021.12.20-12.24) SARS-CoV-2再感染者の重症化リスクは非常に低い 他 2021年12月24日に公開したポッドキャスト配信「日経メディカル 聴く論文」のアーカイブです。ご興味のある方は是非ご登録ください。 2021/12/24 感染症
JAMA Network Open誌から SNSの利用が抑うつ症状の悪化に関連する可能性 一部のSNSユーザーはPHQ-9スコアが有意に増加する傾向 米国Massachusetts総合病院のRoy H. Perlis氏らは、インターネットの商用ベンダーが13カ月にわたって毎月実施したユーザー調査のデータを利用して、一般成人のソーシャルメディア(SNS)の利用と、PHQ-9を用いた抑うつ症状の関連を調べ、ニュース源としてSNSを利用している人は初回の回答よりも2… 2021/12/20 精神・神経
第28回 褒め方のコツは「たけのこ掘り」に学べ! 人を褒めることの効果は様々です。例えば、職場の雰囲気が良くなる、相手の仕事のパフォーマンスが上がる、人を成長させられるなど、まさに「働く仲間を楽にする」ことにつながる行為と言えます。今回は、「褒める」ことをテーマにしてみたいと思います。… 2021/11/17 組織
NSAIDsやアセトアミノフェンは心の痛みにも有効!? 鎮痛薬の乱用については過去のコラム「悪名高いOTC鎮痛薬、販売継続の謎」で指摘した。麻薬やブロモバレニル尿素の依存性は言うまでもないが、僕は、非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンもまた依存物質だと考えるべきだと思っている。今回はその理由について、思い切って大胆な仮… 2021/10/18 精神・神経
適応障害をめぐるモヤモヤを晴らしたい 前回のコラム(適応障害の安易な診断がNGなこれだけの理由2021/09/09掲載)に対して、多数のコメントをいただき、ありがとうございました。大事なお話ですので、今回は寄せられたコメントに対する私の考えを紹介します。 精神疾患は全て「ストレス脆弱性を含めた本人の資質」が、環境と合わない… 2021/09/24 精神・神経
9月6~12日の「話題になった論文」 COVID-19患者に回復期血漿を投与した論文に注目集まる 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/09/21 感染症
第26回 合言葉は「シェア」! コロナ禍でのストレス発散法 2020年3月頃から始まった新型コロナウイルスの感染拡大は1年半以上を経過し最前線の医療現場で働いている方の負担(ストレス)は相当のものがあると思います。仕事を離れても「外出自粛」のために、これまで行っていたストレス発散ができず、苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。職場の中に… 2021/09/20 精神・神経
適応障害の安易な診断がNGなこれだけの理由 精神科救急を含む精神医療のあらゆる面を担当していた大学病院を定年退職してから、以前より関心を持っていた産業医現場での活動に軸足を移している。気になることは山のようにあるが、その一つが精神科医の出す「適応障害で休職が必要である」という診断書だ。 「精神科医は職員の話だけ… 2021/09/09 精神・神経
休職に理解のない上司、書くべきは診断書と…? 眠れないため、夕陽が丘家庭医療診療所(公設民営の無床診療所、医師3人体制)を受診しました。体温36.0℃、血圧115/75mmHg、脈拍数70回/分で、基礎疾患や既往歴は特になく、飲酒歴・喫煙歴なし、内服薬なし。さて、このような場合、どう対応すればよいでしょうか? 九沢研修医の診療の様子を見て… 2021/08/23 精神・神経
JAMA Psychiatry誌から 気分障害患者はCOVID-19による入院と死亡のリスクが高い 系統的レビューとメタアナリシスで21件の研究データから分析 カナダToronto大学のFelicia Ceban氏らは、気分障害の存在とSARS-CoV-2感染、COVID-19による入院、重症化、死亡の関係を明らかにするために、系統的レビューとメタアナリシスを行い、気分障害の患者では、COVID-19による入院と死亡のリスクが有意に高かったと報告した。結果は2021年7月28日のJAMA… 2021/08/23 感染症
第25回 部下の悩みに効く「節度ある押しつけがましさ」 皆さん、お久しぶりです。本連載は第24回でひと区切りとなっていましたが、24回の中では書ききれなかったことや連載をしていくうちに私の中で新たに生み出されたテーマなどがあり、それらをしばらくの間、温めていました。今回から連載を再開し、また皆さんに向けて発信していきたいと思いますので… 2021/08/11 精神・神経
どこかで起きていてもおかしくないエラー症例(Case No.23) 心因性だろうと思った咽喉頭異常感 皆さんは、first impressionで「これは心因性だろう」と思ってしまうことはないでしょうか。今回は、そんなfirst impressionに引っ張られてしまったエラー例を一部フィクションにしてご報告します。 2021/07/26 精神・神経
発達障害者向けトレーニングのVRを記者が体験 仮想空間上で現実のような世界を疑似体験することができる、VR(Virtual Reality)技術。その技術は、ゲームなどのエンターテインメント分野や、観光分野などで実用化されている。そして、医療分野においてもデジタルセラピューティクス(DTx)のための強力なツールとして、活用の検討が進んでい… 2021/06/30 精神・神経
不眠を診たらうつ病を疑うべき2つの理由 今回から2回にわたり、気分障害(うつ病、双極性障害)の睡眠問題について取り上げます。通院中の患者さんが不眠を訴えたとき、多くのドクターの頭に最初に浮かぶのは“不眠症”ではないでしょうか? 確かに、不眠症は成人の約10%が罹患している“ありふれた病気”の1つです。ただし「不眠あり=… 2021/06/16 精神・神経
4月12日~18日の「話題になった論文」 いち早く全国レベルのワクチン接種を進めたイスラエルの論文が再び話題に 本コラムでは、Googleが提供する学術雑誌のインパクト指標「h5-index」から、各領域10誌を抽出。それを元に世界中で最も多くツイートされた論文を紹介する。 2021/04/27 感染症
トレンド◎ニューロフィードバック法の開発進む うつ病や慢性疼痛はMRIの中に入るだけで治療できる うつ病や慢性疼痛に対する新しい治療として、ニューロフィードバック法を応用する開発が進んできた。患者はMRIに寝転んで機能的MRI(functional MRI:fMRI)を測定するだけでよく、脳回路を測定し、望ましい脳活動をしたときに報酬を与えることで脳に学習させる方法だ。ニューロフィードバック法は… 2021/04/16 精神・神経
トレンド◎脳波や脳活動情報を使った新たな研究進む うつ病診断はダイレクトなバイオマーカーで うつ病の診断は、器質的疾患を除外した上で、抑うつ気分、興味または喜びの喪失に加え、食欲の減退、不眠あるいは睡眠過多、焦燥、易疲労性や気力の減退、無価値感、思考力や集中力の減退、自殺念慮などの症状が2週間以上に渡ってほとんど毎日認められるかどうかを評価する。しかし、こうした患者… 2021/04/06 精神・神経
BZは○○につながる地獄の門を開く 過去のコラム「ベンゾジアゼピン依存症、最強の“治療”とは?」では、僕がタイの施設でボランティアをしていたときに米国人の医師Dr.Jから、「日本の医師は気軽にベンゾジアゼピン(以下BZ)を出し過ぎだ」と指摘された経験を述べた。BZが原因で起こった凄惨な事件についても触れ、さらに研修医… 2021/03/31 プライマリケア
精神科Q&Aシリーズ《13》 職員室に入ると手が震える教師、これはうつ病? <その他の診療科医>抗うつ薬について いつも大変お世話になっております。個人診療所で外来をしていると、たまにうつ病の患者さんが来られて、抗うつ薬の選択に悩むことがあります。最近の症例では、学校の先生で「職員室に入って仕事をすると手が震えたり、動悸がして困るので、何か薬はありま… 2021/02/01 精神・神経 医師限定コンテンツ
心不全患者の精神・心理的苦痛に向き合う 2020年11月14日に循環器×緩和ケア研究会がオンラインで開催されました。筆者が「心不全患者の精神・心理的苦痛への対応」というテーマで行ったミニレクチャーのポイントを紹介したいと思います。 2021/02/01 循環器
抑うつ状態の患者さんに「励まし」は厳禁!? 看護学生です。精神科で実習を行っているのですが、受け持たせていただいた患者さんが抑うつ状態でした。先生から「抑うつ状態にある患者さんには励ましは厳禁ってよく言われるけれど、そんなことはない。どのような声掛けなら患者さんにしてもいいと思う?」と尋ねられました。私は言葉に詰まって… 2021/01/25 精神・神経
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)◇第2回調査 サインバルタが8割以上のシェアをキープ 2位はイフェクサー、3位はトレドミン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、83.6%の医師がデュロキセチン塩酸塩(商品名:サインバルタ)と回答した。 第2位のベンラファキシン塩酸塩(イフェクサー)は10.9%、第3位のミルナ… 2021/01/23 精神・神経
リポート◎認知行動療法に基づくうつ病治療用アプリが開発中 「カウンセラーを持ち歩く」アプリはうつ病治療をどう変えるか 認知行動療法に基づくうつ病治療を行うスマートフォンアプリが臨床現場で用いられる日が近づきつつある。京都大学と国立精神・神経医療研究センター(NCNP)のグループが開発し、2020年にはライセンス契約を田辺三菱製薬と締結。2025年までの医療機器としての薬事承認を目指している。「あなたの… 2021/01/21 精神・神経
Psychiatr Serv誌より 精神科医、コロナ禍でバーチャルドクターになる 皆さま、はじめまして。精神医学と社会の間に横たわる領域をフィールドにしている精神科医の今村弥生です。プライマリ・ケア領域に携わる医療者と長年協働してきた経験も生かし、定石とはちょっと異なる視点から、読者の先生方の日常診療に役立ちそうな論文を吟味して紹介していきます。 さて、… 2021/01/07 精神・神経
第22回 職場で不平不満を「軽やかに」語れますか? 人間関係に起因した組織のきしみについて考えたとき、私が真っ先に思い浮かべるのは「不平不満」です。今回は「働く組織を楽にする」ことを目的に、組織の中で発生した不平不満をどのようにメンテナンスしていけばよいのかについて考えてみます。… 2020/12/02 医師の職場環境
摂食障害に効く漢方(1) 摂食障害の考え方と漢方処方 摂食障害には、拒食症や過食症があります。漢方では、摂食障害と関係が深い五臓の心、脾、肝の機能などを調えることにより、摂食障害の治療を進めます。 2020/11/17 東洋医学
JAMA Network Open誌から COVID-19流行下での英国成人の抑うつ症状 オンライン調査で回答者の約1割が重度の抑うつを経験 英国University College LondonのEleonora Iob氏らは、ロックダウンが行われていた時期の英国の成人の抑うつ症状について分析し、重症化の危険因子を調べるためにコホート研究を実施し、社会経済的立場が低い人などのリスクが高いことを報告した。結果は2020年10月26日にJAMA Network Open誌電子… 2020/11/16 感染症
三環系抗うつ薬◇第4回調査 アミトリプチリンが不動の1位、シェア続伸 2位はアモキサピン、3位は同率でクロミプラミン、イミプラミン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、三環系抗うつ薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、60.4%の医師がアミトリプチリン塩酸塩(商品名:トリプタノール他)と回答した。 第2位のアモキサピン(アモキサン)は14.4%、第3位はクロミプラミン塩酸塩(アナフラニール)とイミプラ… 2020/11/14 精神・神経
JAMA Network Open誌から COVID-19対策と大学生のメンタルヘルス調査 外出禁止でフランスの大学生約7万人のうち42.8%が精神的な負荷を回答 フランスLille大学病院のMarielle Wathelet氏らは、COVID-19対策として外出禁止令が出ていた期間のフランスの全大学生を対象に、オンラインでメンタルヘルス調査を行い、回答した学生の42.8%が何らかの精神的な負荷を感じていたと報告した。結果は2020年10月23日にJAMA Network Open誌電子版に掲… 2020/11/13 感染症
第20回 「うさぎとかめ」に学ぶモチベーションのメンテ 皆さんの仕事に対するモチベーションは、現在、どのような状態でしょうか? 新型コロナ禍において、医療機関は大きな影響を受けています。特に、新型コロナ患者を受け入れる病棟に配属されているナースは大変です。仕事の負担が増えているにもかかわらず、報われないどころか害を受けていたりもし… 2020/10/07 精神・神経
医師5705人に聞いた「患者から『死にたい』と言われた経験」 51%が「死にたい」と直接言われた経験あり もし、受け持ちの患者から「死にたい」と言われてしまったら──。日経メディカル本誌10月号の特集では、多くの医師が直面するこの問題を取り上げる(日経メディカル Onlineでのシリーズ記事はこちら)。 日経メディカル Onlineでは2020年8月24日~30日、医師会員を対象にウェブアンケートを実施… 2020/10/06 ターミナルケア
JAMA Network Open誌から COVID-19は米国の抑うつリスクを3倍増に COVID-19流行前の米国国民健康栄養調査と抑うつ症状有病率を比較 米国Boston大学公衆衛生大学院のCatherine K. Ettman氏らは、COVID-19パンデミックと、感染封じ込め政策に起因する日常生活の制限や、失業などのストレスが、米国人の抑うつ症状に及ぼした影響を検討し、抑うつ症状の有病率がパンデミック前の3倍に上昇していたと報告した。結果はJAMA Network Op… 2020/09/29 感染症
インタビュー◎患者の「死にたい」の背景にあるもの【うつ編】 余命数週間でもうつ状態への介入はできる 名古屋市立大学精神医学教室教授の明智龍男氏に聞く 患者に「死にたい」と言われたら、その背景にうつがないかをスクリーニングする必要がある。「死にたい」という訴えは「私を助けて!」の裏返しだと語る名古屋市立大学の明智龍男氏に、うつ状態にあるが故に「死にたい」と口にしてしまう患者に、医療者としてどう対応すればいいかを聞いた。… 2020/09/25 精神・神経
鈴木裕介×川島恵美 「産業医」って実際どうですか? この連載は、SNSやメディアで適切な医療情報を届けようとする医師の団体「発信する医師団」のリレー対談コラムです。今回は、産業医科大を卒業後、大企業での産業医を経て、現在は複数の企業で産業医に従事しながら大学院に通う川島恵美氏と、診療所開業時に産業医の資格を取得し、現在はおよそ15社… 2020/08/25 公衆衛生・予防医学 医師・医学生限定コンテンツ
JAMA Network Open誌から COVID-19診療担当者のバーンアウト有病率調査 聖路加国際病院の調査で医療従事者の約3割が燃え尽きに該当 聖路加国際病院の松尾貴公氏らは、同病院でCOVID-19パンデミックの最前線に勤務していた医療従事者のバーンアウトの有病率を調査し、医師よりもほかの医療従事者の有病率が高かったと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2020年8月4日に掲載された。… 2020/08/24 感染症
災害が起きたらどうする?(2) 災害被災者・支援者の心を守るには? 災害は突然発生し、誰でも被災者となる可能性があります。災害時には、前回ご紹介したように、DMATをはじめ様々な医療チームが活動します。大災害となれば、一般の医療機関でも被災者を診療することがあるでしょうし、スタッフやボランティアとして、支援活動に参加することがあるかもしれません… 2020/07/31 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
産後の家族を支える! 母子手帳は情報の宝庫 よくある乳児の皮膚トラブルによる受診です。一緒に来ているのは母親。家庭医・総合診療医はこのような親子にどのような関わりを持てるのでしょうか?【バックヤードにて】関看護師:五藤先生、次の方いいですかー? 患者さんは生後1カ月半の男の子です。地域の役員さんを長年している山本さんの… 2020/07/13 産婦人科
Int. J. Environ. Res. Public Health誌から COVID-19関連PTSD評価指標を構築する試み イタリア成人のCOVID-19関連PTSD有病率を29.5%と推定 COVID-19に対する恐れや、これがもたらした不確実性が、人々の生活に影響を及ぼし、高いレベルの心理的ストレスや不安、気分の変容を生じさせている。イタリアSapienza University of RomeのGiuseppe Forte氏らは、COVID-19関連の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を評価する自己申告式の質問票COVI… 2020/07/08 感染症
新型コロナ、今の時期に行っておきたい「心のメンテナンス」法 新型コロナウイルスの問題が顕在化してから数カ月がたち、「新型コロナウイルスとの共存」や「新たな生活様式の構築」など、今までとは違った局面を迎えつつあります。今回は、このような状況下で働く仲間を楽にするためにできることは何なのかを考えてみましょう。… 2020/06/12 医師の職場環境
医師3362人に聞いた「COVID-19のメンタルヘルスへの影響」 “コロナうつ”が医師の間でまん延中か 4人に1人でメンタル不調が継続、不調続く医師の2割がメンタルサポート求める 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医師の多くがメンタル関連の不調を自覚しており、いわゆる“コロナうつ”を示唆する症状に悩む医師も少なくないこと、メンタル不調が続く医師の約1割は既に何らかのメンタルサポートを受けており、さらに約1割がメンタルサポートを受けたいと考え… 2020/05/29 感染症
第15回 新型コロナ「3つの感染症」から働く仲間を守る 現在猛威をふるっている「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の影響下において、働く仲間をどうしたら楽にできるのかについて、日本赤十字社がインターネットで公開している「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する職員のためのサポートガイド」を基に考えてみたいと思います。… 2020/05/20 精神・神経
抗不安薬◇第4回調査 依存性は気になるけれど…デパスの首位変わらず 第2位アルプラゾラム、第3位クロチアゼパム 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗不安薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、56.1%の医師がエチゾラム(商品名:デパス他)と回答した。 第2位のアルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス他)は11.0%、第3位のクロチアゼパム(リーゼ他)は8.1%の医師が、最も処方頻度… 2020/05/17 精神・神経
[file016] 「この不安ってなくなるんでしょうか」 検査はできず、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 2020年4月、茨城県内の中堅企業A社にて。 2020/05/14 精神・神経
メンタルヘルスはニガテですか? 共感が治療に さて、今回のケースですが、「朝の出勤時に症状が強い」という点が気になりますね。総合医療・家庭医療を実践する一条医師の場合、どのようなアプローチを行うのか、その診療現場をのぞいてみましょう。一条医師:(症状の表れ方は、出勤時に強い一方で、調子のよいときはほぼゼロになっているよ… 2020/04/27 精神・神経
BMJ誌から COVID-19と闘う医療従事者の精神的支援 管理者はモラルインジャリー予防策を施すべき COVID-19のパンデミックは、世界の医療従事者を前例のない状況下においている。不可能な決断を迫られ、極めて高い精神的重圧に押しつぶされそうになりながら働いている。英国King's College LondonのNeil Greenberg氏らは、医療スタッフを管理する立場の人々に向けて、心のケアの重要性を訴える文… 2020/04/07 感染症
[file015]発達障害対応のイチゲンジツ(その2) 「正論を振りかざされて組織が疲弊しています」 20XX年6月。Z市役所にて、「職場が困り果てている」ということである職員との新規産業医面談が設定された。相談者は、国立愛知帝国大学理学部卒業後、、愛知帝国大学大学院修士課程に進学してZ市役所に入職した戸田慎一郎(仮名)、26歳男性。本人から一通り話を聞いた産業医の鈴木は、入れ替わりで… 2020/03/26 精神・神経
第8回 コロナに負けない!氣晴らしの漢方「柴胡剤」 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行が止まりません。3月11日には世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的流行)と見なせる」と発表しました。日本では、マスク、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、アルコール消毒液が不足し、時差通勤… 2020/03/24 東洋医学
薬を増やすと効果も副作用も強いわけではない? 哲学者の岸見一郎氏は自身の連載で、患者が「何のために薬を飲むのか」について次のように記している。「生きるために服薬は必要ですが、薬を飲むために生きているわけではありません。端的にいえば、服薬し、少しでもよくなって幸福に生きるためです」(岸見一郎の「患者と共に歩む心構え」第2回… 2020/03/16 医薬品
トレンド◎新カテゴリーの抗うつ薬ボルチオキセチンが発売 4年ぶりの新規抗うつ薬、その実力は? 2019年11月に発売された抗うつ薬ボルチオキセチン(商品名トリンテリックス)は、約4年ぶりに登場する新規抗うつ薬。既存の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などとは異なるカテゴリーの新薬とされているが、抗うつ薬処方の動向に… 2020/02/06 精神・神経
[file015]発達障害対応のイチゲンジツ(その1) 「いわゆる『アスペ』に職場が困り果ててます」 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年6月。Z市役所にて……。 2020/02/06 精神・神経
JAMA Pediatrics誌から 妊婦の心理的苦痛が胎児の脳に与える影響は? 胎児の先天性心疾患が見つかった場合の脳MRI画像を調べた研究 胎児に先天性心疾患(CHD)が見つかると、妊婦の心理的苦痛は高まる。これが胎児の脳の発達に影響するのではないかと考えた米国Children's National Health SystemのYao Wu氏らはケースコントロール研究を行った。胎児にCHDが見つかった妊婦と、健康なボランティア妊婦を対象に、ストレス、不安、… 2020/01/31 産婦人科
[file014]2つのうつ状態(その3) 本人が復職を希望、認めていいのはどんなとき? 前回から4カ月後……。都内の機器企業、明治システム・エンジニアリング株式会社にて。経理部所属4年目で現在休職中、社員の鎌田悠子(仮名、37歳女性)との面談の日を迎えた。 2020/01/23 精神・神経
JAMA Network Open誌から 小児の睡眠時間とメンタルヘルスへの影響 睡眠時間が短いと情動障害や行動障害のリスクが増加 ノルウェー科学技術大学のBror M. Ranum氏らは、小学生の睡眠時間と、2年後の情動障害、行動障害の症状の関係を検討し、睡眠時間が短いことは2年後の情動障害の症状と、男児の行動障害の症状を起こすリスクの増加に関連していたと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子版に2019年12月27日に掲… 2020/01/17 精神・神経
[file014]2つのうつ状態(その2) 「適応障害じゃないんですか?いい加減だな」 (前回のあらすじ) 20XX年12月。都内の機器企業、明治システム・エンジニアリング株式会社。相談者は、経理部所属4年目となる社員の鎌田悠子(仮名)、37歳女性。今年4月頃より起床時のめまいや喉のつかえ感を自覚するようになり、しばしば遅刻や欠勤を認めるようになった。同月近医耳鼻咽喉科を… 2019/12/26 精神・神経
JAMA Network Open誌から 医師の抑うつ症状とエラーに双方向性の関係 うつの医師はエラーを起こしやすく、エラーを起こした医師はうつになりやすい 米国Michigan大学医学部のKarina Pereira-Lima氏らは、医師の抑うつ症状とその後の医学的エラー、および医学的エラーとその後の抑うつ症状の関係を調べた研究を対象とする系統的レビューとメタアナリシスを行い、これらの間に双方向性の関係が見られたと報告した。結果はJAMA Network Open誌電子… 2019/12/13 精神・神経
[file014]2つのうつ状態(その1) 「来月からの復帰は難しいですか?」 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年12月。都内の機器企業、明治システム・エンジニアリング株式会社にて。産業医のメンタルヘルス対応に納得できず、産業医の切り替え希望あり。リクルートエージェント経由で、当医が11月より嘱託依頼を受けた。… 2019/12/12 精神・神経
【新薬】ボルチオキセチン(トリンテリックス) セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節の両作用を併せ持つ抗うつ薬 2019年11月27日、抗うつ薬ボルチオキセチン臭化水素酸塩(商品名トリンテリックス錠10mg、同錠20mg)が発売された。本薬は、9月20日に製造販売が承認され、11月19日に薬価収載された。適応は「うつ病・うつ状態」、用法用量は「成人、1日1回10mgを経口投与。なお、患者の状態により1日20mgを超え… 2019/12/06 医薬品
[file013] 「親会社からのプレッシャーがすごいんです」 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年10月、埼玉県内の菓子製造業ロマントレー社にて。 2019/11/28 精神・神経
SSRI◇第4回調査 レクサプロ、ジェイゾロフトを抜き2位に浮上 1位パロキセチン、2位エスシタロプラム、3位セルトラリン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SSRIのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、41.4%の医師がパロキセチン塩酸塩水和物(商品名:パキシル他)と回答した。 第2位のエスシタロプラムシュウ酸塩(レクサプロ)は26.7%、第3位のセルトラリン(ジェイゾロフト他)は23.6%、第4位… 2019/11/23 精神・神経
パニックは「気持ちが弱いからなる」? 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年10月茨城県内×○運送(従業員数52人)にて。 2019/11/14 精神・神経
[file011] 「チューハイ1、2本で依存症の疑い」ってホントですか? 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年11月、茨城県内の○×研究所にて。 2019/10/31 精神・神経
スマホで「心の健康」を可視化、NECソリューションイノベータ NECソリューションイノベータは、メンタルヘルスの不調の予兆を可視化するアプリを展示会「クロスヘルス EXPO 2019」に参考出展した。特別な機器を必要とせず、スマートフォンのアプリのみで「心の健康」を可視化できる。実用化の時期は未定。… 2019/10/24 精神・神経
JAMA Network Open誌から 楽観的な人は心血管リスクと総死亡率が低い 楽観的なスコアが最も低い群と高い群を比較した研究のメタアナリシス 楽観主義と悲観主義は、心血管疾患や総死亡率の修正可能な危険因子である可能性が考えられる。米国Mount Sinai St. Luke's HospitalのAlan Rozanski氏らは、これから良いことが起こるという考えに代表される楽観性の程度と、その後の心血管イベントや総死亡の関係を調べたコホート研究を対象とし… 2019/10/18 循環器
[file010] いつも笑顔で真面目な女性が職場で突然泣き出したら 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年11月、千葉県内大手衣類メーカーA社にて。 2019/10/17 精神・神経
自殺未遂の人を診るときに気を付けたいこと 毎年9月10日から16日は「自殺予防週間」として、自殺について誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及啓発する活動が行われています。 2019/09/27 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
[File009] あちこちに「迫害されている!」と訴える人 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年6月、県内〇〇繊維技術研究所にて。 2019/09/19 精神・神経
[file008] のび太くんの適応障害、出木杉くんの適応障害 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……!20XX年9月、県内大手B企業にて。 2019/09/05 精神・神経
[file007] 週刊誌の「大人の発達障害チェックリスト」に全て該当する彼をどうすれば? 検査がなく、薬もなければ、時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 東京にある東証一部上場企業株式会社A本社にて。 2019/08/22 精神・神経
JAMA Network Open誌から 都市の緑化では木陰を作る樹木が良い? オーストラリアの研究で樹木が多い地域は心理的苦痛が少ない オーストラリアWollongong大学のThomas Astell-Burt氏らは、同国の大都市に住む45歳以上の人々を対象に、居住地域の緑化の程度と住民のメンタルヘルス、および植生の種類との関係を検討するコホート研究を行い、木陰を作る樹木を植えることが住民の精神的健康に貢献するようだと報告した。結果はJ… 2019/08/20 精神・神経
[file006]「あのままじゃ、怠け病になっちゃいますよね?」 検査がなく、薬もなければ時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 都内飲料系大手のナツメ飲料株式会社にて。 2019/08/01 精神・神経
彼女がDV受傷を「転んだ怪我」と言った理由 「この人は頭はあまり良くないけれど、とても大きなハートを持った良い人だ。助けてあげたい。出会ってしばらくの頃は、そう思ってた」。 メアリー(仮名)は、キッチンのカウンターにもたれながら、流しの隣にあったまな板に目をやった。 「でも、今でも、包丁を見ると身震いしてしまう」――… 2019/07/12 事件・話題
[file004]「なんか、ダルいんす」 検査がなく、薬もなければ時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる……! 20XX年5月下旬、都内のコールセンター、スマイルアップ社(仮名)にて。 2019/07/04 精神・神経
学会トピック◎第24回日本緩和医療学会学術大会 緩和ケアの若手医師、69%に燃え尽き、30%に心理的苦痛 「研修の時間が確保されていない」などの時間因子で予測可能 緩和ケアを志す若手医師を対象に燃え尽き度や心理的苦痛の有無を調査した結果、69.4%に燃え尽きが見られ、30.1%に気分・不安障害が認められることが分かった。国立がん研究センター東病院緩和医療科の松本禎久氏らが、第24回日本緩和医療学会学術大会(6月21~22日、横浜市)で発表した。… 2019/06/24 癌
リポート◎研修開始3カ月後、1年目研修医の5人に1人が抑うつ状態 あなたは「6月危機」に陥った研修医を救えるか 研修医には「6月危機」が存在する。初期研修医の支援に携わるベテラン医師の多くが、6月になるとメンタル不調に陥る研修医が目立ってくると証言する。これを裏付けるデータもある。日本の研修医1236人を対象に行った研究では、1年目研修医の19.6%、実に5人に1人が研修開始3カ月後に抑うつ状態を呈… 2019/06/20 精神・神経
JAMA Pediatrics誌から 団体競技参加が辛い経験をした小児に役立つ? 思春期のチームスポーツ参加が成人後のうつ病や不安症のリスクを軽減 小児期の有害な経験(ACEs)は、長期にわたって精神的な健康状態を悪化させる可能性がある。しかし、そうした悪影響の軽減に役立つ要因に関する研究はほとんど行われていなかった。米国California大学Los Angeles校のMolly C. Easterlin氏らは、米国の若い人々を対象に、ACEs曝露のある小児が中高… 2019/06/19 小児科
[file002]パートの人から無視されています 検査がなく、薬もなければ時間もないこの部屋で、今日も事件が起こる…!――20XX年5月XX日。サニー製菓県南エリア工場にて。 2019/06/06 精神・神経
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)◇第1回調査 SNRI:サインバルタがシェア9割の断トツ人気 2位はイフェクサー、3位はトレドミン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害薬)のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、87.4%の医師がデュロキセチン塩酸塩(商品名:サインバルタ)と回答した。 第2位のベンラファキシン塩酸塩(イフェクサー)は7.0%、第3位のミルナ… 2019/05/25 精神・神経
五月病に効く!? 理不尽な患者さんへの対処法 「五月病」という言葉があります。もちろんそんな保険病名はないのですが、だいたいこの時期になると、進学や就職などで環境が変わったことによるストレスで様々な負の影響が出てきます。一般的には適応障害が多いようですが、そんな精神的な変化を、一括りに五月病と呼んでいるわけです。… 2019/05/16 精神・神経
第5回 食欲の有無で使い分ける「五月病に効く漢方薬」 時代は令和(PCでなかなか変換できませんね)を迎え、史上初の10連休となったゴールデンウイークが明けました。私の勤務先は4月30日と5月2日が営業日(結構な数の予定手術に加えて、緊急手術も立て込んだとてもタフな2日間……トホホ)でしたので、生活リズムをさほど狂わせることはありませんで… 2019/05/10 東洋医学
トレンド◎治療目標に「飲酒量の低減」が加わったアルコール依存症治療 飲酒量を減らす新薬セリンクロ、どう使う? 今年3月、アルコール依存症患者の飲酒量を低減する治療薬ナルメフェン塩酸塩水和物(商品名セリンクロ)が発売された。 2019/03/22 精神・神経
書籍化&イベントのお知らせ! 「人生ライフ向上塾!」総選挙結果発表!! 悩める研修医の皆さんこんにちは! 毎度おなじみ人生ライフ向上塾の前に、2つお知らせがあります!! 2019/03/21 精神・神経
三環系抗うつ薬◇第3回調査 断トツのアミトリプチリンがシェアをさらに拡大 第2位はイミプラミン、第3位はクロミプラミン、第4位はアモキサピン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、三環系抗うつ薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、59.2%の医師がアミトリプチリン塩酸塩(商品名トリプタノール他)と回答した。 第2位のイミプラミン塩酸塩(イミドール、トフラニール)は13.5%、第3位のクロミプラミン塩酸塩(アナフラニ… 2019/03/16 精神・神経
JAMA Surgery誌から 整形外科的外傷の長期予後を予測する 危険因子と保護因子を組み合わせたクラスター分析 整形外科的外傷後の患者の長期的な転帰が、外傷から数週間で評価可能な危険因子と保護因子に基づいて推測可能であることを示した研究は複数あった。米Johns Hopkins大学Bloomberg公衆衛生大学院のRenan C. Castillo氏らは、そうした因子を組み合わせれば、介入により転帰の改善が望める患者を選出… 2019/01/17 外科
人生ライフ相談塾! 「外科医なのに陰キャです」 私は外科系の後期研修医ですが、もともとはおとなしい方で、気の利いたことを言ったり、軽いノリで言葉がポンポン出る方ではありません。一方で、回ってくる研修医は元気でコミュニケーション力のある子たちが多く、すぐになじんでいます。そこで気づいたのが、自分のようなコミュ障は、教えてもら… 2019/01/10 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
不定愁訴を診る時に大切な2つのこと 不定愁訴が大好き!という専門医はほとんどいないのではないだろうか。では総合診療の現場ではどうかというと、やはり不定愁訴を診たくてたまらない、というGPもそう多くはないと思う。 2018/11/02 プライマリケア
JAMA Network Open誌から オメガ-3多価不飽和脂肪酸は不安を軽減する EPAやDHA摂取と不安症状の系統的レビューとメタアナリシス 台湾の中国医薬大学のKuan-Pin Su氏らは、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などの、オメガ-3系の多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取と、不安症状の関係を調べた研究を抽出して、系統的レビューとメタアナリシスを行い、これらの脂肪酸の摂取が不安症状を軽減することが示唆さ… 2018/10/04 精神・神経
JAMA Psychiatry誌から うつ病歴のある女性はSLEを発症しやすい 米国の大規模コホート研究データの分析 米Harvard大学医学部のAndrea L. Roberts氏らは、Nurses' Health Study(NHS)とNurses' Health Study II(NHS II)の参加者を約20年間追跡したデータを用いて、うつ病の病歴がある女性は全身性エリテマトーデス(SLE)を発症するリスクが高かったと報告した。結果はJAMA Psychiatry誌電子版に201… 2018/10/02 精神・神経