日本癌治療学会学術集会教育セッションより 小児の髄芽腫の治療とサバイバーにおける課題 治療効果を下げずに学習障害などによるQOL低下を軽減する治療が求められる 髄芽腫は小児の悪性脳腫瘍の代表的ながんで、小脳に発生する。手術、放射線療法、化学療法を組み合わせた治療法により予後は改善しているが、学習障害や内分泌障害などの晩期合併症によるQOLの低下が課題となっている。一方で、分子遺伝学的な研究から発生機序の解明が進み、それに基づく治療開発も… 2022/01/26 癌
【新薬】カルムスチン ギリアデル:悪性神経膠腫の術後に使う脳内留置用薬 2012年11月22日、抗悪性腫瘍薬のカルムスチン(商品名ギリアデル脳内留置用剤7.7mg)が薬価収載され、近く発売される見込みである。本薬は、9月28日に製造承認を取得している。適応は「悪性神経膠腫」であり、用法・用量は「成人に、腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて61.6mg(本剤8枚)、または適… 2012/12/14 癌
【新薬】抗悪性腫瘍薬 テモゾロミド テモダール:悪性神経膠腫に有効な点滴静注用剤 2010年1月20日、抗悪性腫瘍薬テモゾロミドの注射製剤(商品名:テモダール点滴静注用100mg)が製造承認を取得した。テモゾロミドを主成分とする薬剤としては、2006年7月にカプセル製剤が「悪性神経膠腫」の適応で承認されているが、今回承認された点滴注射製剤は、カプセル製剤と生物学的同等性が… 2010/03/26 癌