【動画付き】 外用ステロイドの塗り方、指導のポイントは 今回は、アトピー性皮膚炎の乳幼児に保湿剤と共に処方される外用ステロイドの塗り方のポイントを動画で紹介します。 2022/05/18 アレルギー・免疫
【動画付き】 乳幼児への保湿剤の塗り方を指導するコツは 春になると、花粉症だけではなく、湿疹が出て痒がるアトピー性皮膚炎気味の子どももやってきます。多くの場合、抗アレルギー薬と一緒にステロイド外用薬や保湿剤が処方されます。薬局では、内服薬については毎回きちんと説明するのですが、外用薬に関しては「1日何回、全身に塗ってあげてください… 2022/05/10 皮膚科
トピックス◎経皮感作に加え、気道感作、粘膜感作でも発症 バナナが食べられないのはゴム手袋が原因かも 成人してから発症した卵アレルギーの原因は鳥飼育!?クラゲに刺されて〇〇アレルギー 食物以外の抗原への感作が原因で生じる食物アレルギーが分かってきた。天然ゴムに含まれるラテックスにアレルギーを有する患者がバナナやアボカドなどを経口摂取して生じる即時型アレルギーや、ペットが原因で生じる豚肉や牛肉へのアレルギー、鳥飼育が原因で生じる卵アレルギーなどだ。小児期以… 2022/04/19 アレルギー・免疫
第15回 花粉症 花粉症には5つの漢方薬を使いこなそう いよいよ花粉症のシーズンが始まりました。症状が重いと転居すら考える方もいる疾患で、実際に花粉症が原因で北海道や海外に転居された方を(私の患者ではないのですが)数人知っています。「致死的疾患」ではないものの、症状がつらい方にとっては非常に大きな苦痛を伴う疾患と言えます。今回は… 2022/03/14 東洋医学
アレグラFXジュニアが第2類医薬品に移行 2021年11月9日、久光製薬(東京都千代田区)は小児用アレルギー専用鼻炎薬の「アレグラFXジュニア」(一般名フェキソフェナジン塩酸塩)が第2類医薬品に移行したことを発表した。 2021/11/11 アレルギー・免疫
小児科Q&Aシリーズ《5》 舌下免疫療法中に併用する抗ヒスタミン薬、やめるタイミングは? <小児科医>花粉症の舌下免疫療法を行っている当院の患者さんについて質問です。既に年単位で治療を行っているのですが、これまでは花粉の曝露前から抗ヒスタミン薬を投与してきました。今年は抗ヒスタミン薬の投与をやめて、舌下免疫療法の効果判定をすべきかなとも思うのですが、この方針につい… 2021/05/19 小児科 医師限定コンテンツ
アレグラFXジュニア第2類への移行を了承 小児用アレルギー専用鼻炎薬の「アレグラFXジュニア」(一般名フェキソフェナジン塩酸塩)について、第2類医薬品へのリスク区分の引き下げを了承した。製造販売後調査の終了に伴う対応となる。厚労省は、5月中にパブリックコメントの募集を開始し、その結果を踏まえて、医薬品等安全対策部会で再度… 2021/04/30 アレルギー・免疫
花粉症で薬局にお願いしたいことと「零売」 花粉症のシーズンになると、薬局にお願いしたくなること(時には文句を言いたくなることも)がたくさん出てくる。それらは「そんな薬を長々と販売し続けるのは止めて早く医療機関受診を促してほしい」というケースと、その逆に「この症例なら医療機関受診でなく薬局で診てもらえないだろうか」と… 2021/03/11 アレルギー・免疫
○○のモンテルカストは花粉症に効果なし!? 花粉症のシーズン真っただ中ですね~。読者の皆さんは大丈夫でしょうか?(ハックション) ではでは、研修会の続きをどうぞ~。桜井「さて、Eさんの店舗は、もう1枚処方箋をお願いしてたっスね?」E「あ、はい。この処方箋です……」 … 2021/03/05 アレルギー・免疫
ロラタジンが第2類医薬品に移行 厚生労働省は2021年1月15日、アレルギー性疾患治療薬のロラタジン(販売名:クラリチンEX、同OD錠)を、1月16日付で第1類医薬品から第2類医薬品に移行することを官報告示した。登録販売者による販売が可能となる。… 2021/01/22 アレルギー・免疫
抗アレルギー点眼薬◇第4回調査 アレジオン点眼液、1日2回が好評で首位に肉薄 1位オロパタジン、2位エピナスチン、3位ケトチフェン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗アレルギー点眼薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、32.9%の医師がオロパタジン塩酸塩(商品名:パタノール)と回答した。 第2位のエピナスチン塩酸塩(アレジオン)は30.2%、第3位のケトチフェンフマル酸塩(ザジテン他)は12.9%の医… 2020/04/11 眼科
服薬指導 アレグラがビラノアに変更された患者 花粉症で近隣の耳鼻咽喉科診療所に通院中の36歳の女性Nさんが、処方箋を持って来局しました。処方が変更されていたため、薬剤師が確認したところ、Nさんは次のように話しました。アレグラを飲んでも、鼻水が止まらなくて。便秘の薬を飲み始めてからのような気がして、先生に相談したら、薬が変更… 2020/03/24 薬剤師
鼻噴霧用ステロイド◇第4回調査 アラミスト伸長、ナゾネックスを突き放す 1位アラミスト、2位ナゾネックス、3位フルナーゼ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、鼻噴霧用ステロイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、45.0%の医師がフルチカゾンフランカルボン酸エステル(商品名:アラミスト)と回答した。 第2位のモメタゾンフランカルボン酸エステル水和物(ナゾネックス他)は30.7%、第3位のフル… 2020/03/16 耳鼻咽喉科
第4回調査 第二世代抗ヒスタミン薬:ビラノアが4位に肉薄 1位アレグラ、2位アレジオン、3位ザイザル、4位アレロック 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、第二世代抗ヒスタミン薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、29.7%の医師がフェキソフェナジン塩酸塩(商品名:アレグラ他)と回答した。 第2位のエピナスチン塩酸塩(アレジオン他)は15.8%、第3位のレボセチリジン塩酸塩(ザイザル)は10… 2020/03/07 アレルギー・免疫
【動画】薬なしに花粉症の症状を軽減させるには 花粉症シリーズ、第2回は理論編です。40年間スギ花粉症と付き合い続ける國松氏が自身の経験も交えながら、まずは薬を使わずに症状を軽くするためのノウハウを解説します。(5分17秒) 2020/02/19 プライマリケア
第22回 【動画】患者満足度を高める花粉症治療のすすめ 今回から新シリーズです。2月に入り、いよいよスギ花粉の飛散が始まりました。花粉症の症状を訴える患者さんをどうすれば満足させられるのか。國松流の花粉症診療の質の上げ方、今回はイントロダクションです。(3分7秒)… 2020/02/12 プライマリケア
【適応追加】オマリズマブ(ゾレア) 抗体医薬として初めて重症花粉症に適応拡大 2019年12月11日、ヒト化ヒトIgEモノクローナル抗体オマリズマブ(商品名ゾレア皮下注用75mg、同皮下注用150mg、同皮下注75mgシリンジ、同皮下注150mgシリンジ)について、「季節性アレルギー性鼻炎(既存治療で効果不十分な重症又は最重症患者に限る)」の適応が追加された。追加された用法用量は… 2020/01/31 医薬品
ニュース◎厚労省、2020年度の再算定対象17成分52品目を中医協総会に報告 ゾレアが効能変化再算定の初の「特例」に 厚生労働省は、1月22日に開催された中央社会保険医療協議会総会に、2020年度の薬価改定で再算定が適用される医薬品、17成分52品目を報告した。その中で、抗体医薬のゾレア(一般名オマリズマブ)4品目に、効能変化再算定の「特例」が初めて適用された。… 2020/01/27 アレルギー・免疫
トレンド◎世界初の抗体医薬の花粉症治療薬 日本発「重症花粉症にゾレア」発進、薬価は? 抗体医薬であるオマリズマブ(商品名ゾレア)が、花粉症治療薬として登場した。季節性アレルギー性鼻炎に対する効果は、「ゾレアによって抗ヒスタミン薬の服用が不要になる」ほどだという。重症者には福音となるものの、従来薬と比べるとかなり高額な同薬を、実際に使用する際の注意点などをまと… 2019/12/17 アレルギー・免疫
ゾレアが重症季節性アレルギー性鼻炎の承認を取得 最適使用推進ガイドラインの周知を厚労省が通知 ノバルティスファーマ(東京都港区)は2019年12月11日、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤のゾレア(一般名オマリズマブ[遺伝子組換え])が、季節性アレルギー性鼻炎(既存治療で効果不十分な重症または最重症患者に限る)の承認を取得したことを発表した。… 2019/12/14 医薬品
2019年11月25日~12月3日 ビラノアの重大な副作用にショック、アナフィラキシー追加 2019年11月25日~12月3日の添付文書の改訂情報をお知らせします。アレルギー性疾患治療薬のビラノア(一般名ビラスチン)の重大な副作用に「ショック、アナフィラキシー」が追加されました。 2019/12/11 医薬品
第52回日本薬剤師会学術大会より 花粉症のOTC薬を薬局でどう薦める? 薬局で花粉症のOTC薬を販売することで、潜在的医療費節減につなげることができた――。ウインファーマ(横浜市港北区)セルフメディケーション推進室室長の鈴木伸悟氏が、山口県下関市で2019年10月13~14日に開催された第52回日本薬剤師会学術大会で、薬局における花粉症のOTC薬の販売動向および… 2019/10/21 アレルギー・免疫
点鼻用血管収縮薬◇第2回調査 シェア減少もプリビナの首位変わらず 2位がコールタイジン、3位がトラマゾリン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、点鼻用血管収縮薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、44.9%の医師がナファゾリン硝酸塩(商品名:プリビナ)と回答した。 第2位のテトラヒドロゾリン塩酸塩・プレドニゾロン(コールタイジン)は23.1%、第3位のトラマゾリン塩酸塩(トラマ… 2019/10/21 耳鼻咽喉科
花粉症薬の保険外しで医療費は増えるかも アレグラやクラリチンといった花粉症の薬を、医療保険の適用から外して全額自己負担にすべきだとの提言を、健康保険組合連合会(健保連)が8月に発表したことが話題になっています。OTC類似薬の保険外しの議論は今に始まったことではありません。ただ、その保険外しの効果については疑問符が付き… 2019/10/07 アレルギー・免疫
医師4330人に聞いた「健保連の提言、どう思う?」 OTC類似薬の保険適用範囲、7割が見直しに賛成 健康保険組合連合会(健保連)が2019年8月23日に発表した「次期診療報酬改定に向けた政策提言」。その提言内容の1つが、花粉症に対するOTC類似薬の保険適用範囲見直しだ。簡潔にまとめると、花粉症治療薬における第二世代抗ヒスタミン薬のスイッチOTC医薬品が広く流通していること、海外では医療… 2019/09/10 事件・話題
ロイコトリエン受容体拮抗薬◇第3回調査 モンテルカストがシェア微増で1位をキープ 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ロイコトリエン受容体拮抗薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、57.3%の医師がモンテルカスト(商品名:キプレス、シングレア他)と回答した。 第2位のプランルカスト(オノン他)は42.7%の医師が、最も処方頻度の多い薬剤として選んだ。… 2019/09/07 呼吸器
健保連による政策提言(4) 花粉症治療薬、1分類のみ処方は保険除外を 健康保険組合連合会(健保連)は2019年8月23日、健保組合のレセプトデータを基にした「政策立案に資するレセプト分析に関する調査研究IV」を公表し、2020年度診療報酬改定に向けた5つの政策提言を発表した。このうち報道で大きく話題になったのが、花粉症治療薬の保険適用の除外や自己負担率の引き… 2019/08/29 薬剤師
2019年7月3日~24日 トラマドール、コデイン、ジヒドロコデイン含有製剤の禁忌に「12歳未満の小児」が追記 2019年7月3日~24日における、主な改訂情報をお知らせします。トラマドール、コデイン、ジヒドロコデインの各製剤の禁忌に「12歳未満の小児」が追記されました。また、認知症治療薬のドネペジル(アリセプト他)の効能効果にある「アルツハイマー型認知症及びレビー小体型認知症における認知症症状… 2019/08/06 コメディカル
「花粉分解マスク」裁判で争われそうなこと 消費者庁が2019年7月4日、光触媒で花粉症を防ぐことをうたったマスクを販売する4社に対し、景品表示法(景表法)に基づく差し止め再発防止策の徹底を求める措置命令を出した(こちら)。 1社(アイリスオーヤマ)は既に当該マスクの販売を終了しており、2社(DR.C医薬、玉川衛材)は「適切な表示… 2019/07/31 感染症
「まずい」「液がたれる」…不満に応える鼻噴霧ステロイド薬とは スギ花粉、ヒノキ花粉ともにピークは過ぎ、カモガヤ、オオアワガエリなどのイネ科の花粉が飛散する時期になりました。イネ科はスギやヒノキと異なり、遠くまで花粉を飛ばさない特徴があるため、イネ科の雑草が多く生息している公園や空き地、河川敷付近で鼻汁などの症状が強くなる場合には、イネ… 2019/06/14 アレルギー・免疫
「市販薬が効かない」と言う花粉症患者への処方は? 花粉症のシーズンまっただ中ですね。最近は市販薬の選択肢が増えたこともあり、医療機関で薬を処方されるのではなく、セルフメディケーションを選択する人が増えています。 2019/04/18 アレルギー・免疫
シダトレン販売中止、シダキュアに切り替え 鳥居薬品(東京都中央区)は、2019年4月1日付で、スギ花粉症に対する舌下免疫療法のシダトレンスギ花粉舌下液(標準化スギ花粉エキス原液)の販売を中止することを明らかにした。 2019/04/09 アレルギー・免疫
抗アレルギー点眼薬◇第3回調査 アレジオン点眼液が人気、コンタクトOKを評価 1位オロパタジン、2位エピナスチン、第3位ケトチフェンの順位は変わらず 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗アレルギー点眼薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、33.9%の医師がオロパタジン塩酸塩(商品名:パタノール)と回答した。 第2位のエピナスチン塩酸塩(アレジオン)は26.1%、第3位のケトチフェンフマル酸塩(ザジテン他)は14.0%の医… 2019/03/23 アレルギー・免疫
ディレグラ処方の査定にご注意を! インフルエンザシーズンがいつの間にか終わって、花粉症シーズン真っ只中ですね!ボクたちの薬局にも、花粉症治療薬の処方箋を手にした患者さんが、連日のように大挙して押し寄せてくるようになりました。そんな中、次のような処方箋が目に止まりました~。… 2019/03/19 コメディカル
第4回 花粉症に効く漢方薬の選び方 桃の節句を過ぎ、花粉症シーズン真っ最中ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、花粉症の漢方治療についてお話しします。 今年は花粉の飛散量が多いようですが、同じ環境の中にいても、花粉症の症状が出る人と、全く無反応な人がいます。両者の違いは「水滞(すいたい)」という体質… 2019/03/18 アレルギー・免疫
スギ舌下免疫療法の最新トレンド(4) 初めが肝心、舌下免疫療法の服薬指導 初期に起こり得る副作用を事前に伝え、不安を払拭 スギ花粉症の舌下免疫療法の成否は、患者が3~5年にわたる長期の服用を続けられるかどうかにかかっている。軽度の副作用が起こりやすい初期の服薬指導を丁寧に行い、将来の症状改善の見通しを示すことが、服薬アドヒアランスの向上につながる。… 2019/02/19 コメディカル
スギ舌下免疫療法の最新トレンド(3) スギ舌下免疫療法でアナフィラキシー発症は? 副作用は軽微だが、喘息患者は運動誘発性喘息に注意 スギ花粉症の舌下免疫療法は、軽症から最重症まで、全ての患者が対象になる。2018年6月に発売されたシダキュアスギ花粉舌下錠(スギ花粉エキス原末)であれば年齢制限もない。 2019/02/13 コメディカル
スギ舌下免疫療法の最新トレンド(2) 「受験前の子どもや妊娠前の女性に薦めたい」 1年目から効果発現、長期に継続するほど改善効果高く 注目のスギ花粉症の舌下免疫療法だが、そもそも治療効果について、専門家はどう評価しているのだろうか。発売から4年が経過し、臨床実績が集積しつつあるシダトレン(標準化スギ花粉エキス原液)の効果について見ていこう。… 2019/02/08 コメディカル
花粉症診断におけるIgE検査の考え方 いよいよ花粉症の季節が始まります。先生方の外来でも眼のかゆみや鼻汁を訴える患者が少しずつ増えてきているかもしれません。日本人の約30%が花粉症に悩まされているといわれています。花粉症の原因になる植物は約60種類ありますが、中でもスギ花粉症が最も多く、計算上は花粉症患者の8割以上を… 2019/02/06 アレルギー・免疫
スギ舌下免疫療法の最新トレンド(1) シダキュア登場で舌下免疫療法がより身近に 小学生も投与可能、錠剤で取り扱いも容易に スギ花粉症の根治療法として注目を集める舌下免疫療法。2018年に錠剤タイプの新薬が登場し、小児にも使えるようになった。臨床効果や注意点、服薬指導のポイントなどを4回にわたってリポートする。 2019/01/24 コメディカル
日本気象協会発表、花粉量は例年よりも多いが前シーズンより少なめ スギ花粉、関東以南は2月中旬から飛散開始 日本気象協会は1月17日、スギ花粉の飛散開始は、多くの地域で例年より5日ほど遅くなり、2月中旬に一部地域で花粉シーズンがスタートすると発表した。スギ花粉の飛散ピークについて、多くの地域で3月ごろになると予測。花粉の飛散量は例年より多いが、花粉量が多かった前シーズンに比べると、広い… 2019/01/17 アレルギー・免疫
乳幼児に使えるアレグラDSが供給再開に サノフィ(東京都新宿区)は2019年1月8日、アレグラドライシロップ5%(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)の供給を1月15日より特約店へ順次、再開すると発表した。 2019/01/11 アレルギー・免疫
トレンド◎スギ花粉の舌下免疫療法に錠剤が登場 新薬「シダキュア」は「シダトレン」より効く? 2018年6月29日、スギ花粉の舌下免疫療法薬の錠剤「シダキュアスギ花粉舌下錠」が発売された。初めてのスギ花粉症の減感作療法薬として2014年に登場した「シダトレンスギ花粉舌下液」に比べ、保管方法が簡便で、使用年齢に制限がないなどの利点がある。診療上の疑問点や注意点をまとめた。… 2018/07/12 アレルギー・免疫
“時間泥棒”の30日処方に正義はあるか? 「惜しみなく愛は奪う」と語ったのは、明治時代の作家・有島武郎だという。この言葉を思い出すのは、いつも通っている内科クリニックの待合室。受付のディスプレイには、「ただいまの待ち人数は65人」などと気の遠くなる数字が表示されている。そしてこう思うのだ、「惜しみなく医者は奪う、患者… 2018/05/30 医師・患者関係
セルテクト販売中止、経過措置期間は19年3月末 アレロック錠2.5とデパケンR錠200mgは一部包装規格を販売中止 協和発酵キリン(東京都千代田区)は、2018年5月15日、抗ヒスタミン薬のセルテクト錠30(一般名オキサトミド)と、セルテクトドライシロップ2%の販売を、18年8月31日で中止すると発表した。 2018/05/29 コメディカル
花粉症に対する抗ヒスタミン薬の使い分け 2016年にビラスチン(商品名ビラノア)とデスロラタジン(デザレックス)、2017年にはルパタジンフマル酸塩(ルパフィン)が薬価収載され、季節性アレルギー性鼻炎に適応を持つ第2世代経口抗ヒスタミン薬(以下、抗ヒスタミン薬)の選択肢はかなり広がった。今回は、アレルギー性鼻炎に対する抗ヒ… 2018/03/23 アレルギー・免疫
鼻噴霧用ステロイド アラミストとナゾネックスが熾烈な首位争い 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、鼻噴霧用ステロイドのうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、37.1%の医師がフルチカゾンフランカルボン酸エステル(商品名アラミスト)と回答した。 モメタゾンフランカルボン酸エステル(ナゾネックス)は36.0%と僅差の2位。第3位はフルチカゾ… 2018/03/17 アレルギー・免疫
【新薬】エメダスチンフマル酸塩(アレサガテープ) アレルギー性鼻炎に世界初の経皮吸収型製剤 2018年1月19日、抗アレルギー薬エメダスチンフマル酸塩の経皮吸収型製剤(商品名アレサガテープ4mg、同テープ8mg)の製造販売が承認された。適応として「アレルギー性鼻炎」、用法用量は「1回4mgを胸部、上腕部、背部又は腹部のいずれかに貼付し、24時間毎に張り替える。症状に応じて8mgに増量可… 2018/02/23 アレルギー・免疫
第二世代抗ヒスタミン薬:アレグラ人気変わらず 第2位はアレジオン、第3位はザイザル 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、第二世代抗ヒスタミン薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、30.2%の医師がフェキソフェナジン(商品名アレグラ他)と回答した。第2位のエピナスチン(アレジオン他)は14.6%、第3位のレボセチリジン(ザイザル)は13.5%、第4位のオロパタ… 2018/02/17 アレルギー・免疫
NEWS◎スギ花粉の飛散予測 東京のスギ花粉飛散ピークは前年より長く4月上旬まで 日本気象協会は1月16日、スギ花粉の飛散ピークについて、例年と同じく福岡は2月下旬から3月上旬、東京・名古屋・大阪・広島は3月上旬から下旬との予測を発表した。 2018/01/16 アレルギー・免疫
【新薬】ルパタジン(ルパフィン) 血小板活性化因子を阻害する新規抗アレルギー薬 2017年9月27日、抗アレルギー薬ルパタジンフマル酸塩(商品名ルパフィン錠10mg)の製造販売が承認された。適応は「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」。12歳以上の小児および成人に1日1回10mgを経口投与し、症状に合わせて1回20mgまで増量できる。… 2017/11/03 医薬品
【新薬】スギ花粉エキス原末製剤(シダキュア) 5歳から使用できるスギ花粉の減感作療法薬 2017年9月27日、減感作療法薬の舌下投与用スギ花粉エキス原末製剤(商品名シダキュアスギ花粉舌下錠2000JAU、同スギ花粉舌下錠5000JAU)の製造販売が承認された。適応は「スギ花粉症(減感作療法)」で、投与開始1週間は1日1回2000JAUを舌下で投与し、2週目以降は1日1回5000JAUに切り替える。… 2017/10/13 医薬品
希望の党公約「花粉症ゼロ」を検討してみた 希望の党が変な公約を掲げたことが、ネット上で大変な話題になっています。「希望への道」しるべ、というやつです。原発ゼロ、待機児童ゼロなどはいいのですが、なんと衝撃の「花粉症ゼロ」。さすがにこれは人気取りのためのデタラメ、と思いましたが、……いや、でも待てよ、本当にやろうとしたら… 2017/10/13 事件・話題
アレルギー疾患 ガイドライン外来診療◆花粉症 生活指導――スギ花粉症では花粉の回避(1)花粉情報に気をつける、飛散の多い日は(2)外出を控える、(3)窓、戸を閉めておく、(4)マスク、メガネを使う、(5)外出から帰宅したら洗顔、うがいをし、鼻をかむ)に気をつけるよう指示する。スギ花粉以外には花粉情報などは少ないが、草本花粉で… 2017/09/15 アレルギー・免疫
なぜ花粉症患者は治らないことに黙っているのか 何とも憂鬱な季節である。春、フレッシュマンは街にあふれ、かわいらしい新一年生が大きすぎるランドセルを背負って登校する姿など見ていても微笑ましい。しかし、この季節はどうにもこうにも好きになれぬ。それもこれも筆者は花粉症であるからである。どうも年々ひどくなっていく。… 2017/05/16 アレルギー・免疫
ロイコトリエン受容体拮抗薬:モンテルカストが僅差で1位をキープ 第2位はプランルカスト 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ロイコトリエン受容体拮抗薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はモンテルカスト(商品名キプレス、シングレア他)だった。医師の55.4%がモンテルカストを挙げ、最も人気のあるロイコトリエン受容体拮抗薬であることが分かった。… 2017/04/06 医薬品
ビラノアとアレグラに共通する相互作用とは? 「っくしゅん!…おはようございます」駐車場でメガネ姿のあゆみさんと挨拶を交わす。気持ちの良い春の朝なのだが、花粉症の彼女にはつらい季節のようだ。「も~、今年は花粉ひどいです。今日、お昼休みに病院行ってきていいですか?」… 2017/03/21 コメディカル
吸入ステロイドの鼻腔呼出は花粉症にも効果 喘息患者のうち6割から7割の患者さんがアレルギー性鼻炎を合併しています。花粉症の時期に鼻炎対策をおろそかにしてしまい、喘息症状が悪化することがしばしばあります。その原因は主に3つあります。 2017/02/13 呼吸器
リポート◎花粉性結膜炎を重症化させない治療&患者指導 非眼科医でも抗アレルギー点眼薬の積極処方を 診断に迷ったら涙液総IgE検査キットの利用も選択肢 花粉症患者では鼻症状に加え眼掻痒感が生じやすいが、それだけでは眼科を受診せず市販の点眼薬で対処する患者が少なくない。そのような患者を重症化させないため、鼻症状を主訴として受診した患者の眼症状にも適切に対応したい。そのコツを眼科専門医に聞いた。… 2017/01/31 アレルギー・免疫
トレンドビュー◎発売から3年、シダトレンの実力は? スギ舌下免疫療法、2年中間解析で4分の1が寛解 症状改善の自覚は半数以上、4~5年間の治療で7~8年間の寛解維持を期待 スギ花粉に対する舌下免疫療法が実用化されて今年で3年目を迎える。舌下免疫療法の2年目中間解析では、花粉飛散シーズン中に鼻と眼の症状をほとんど生じず、症状緩和薬も必要としなかった患者が4分の1に達したとの報告が出ている。「舌下免疫療法で花粉症が治った」という患者が今後、続々と登場… 2017/01/27 アレルギー・免疫
抗アレルギー薬が続々OTC薬市場へ エバスチンが第1類医薬品に 要指導医薬品「クラリチンEX」は1月25日から発売 厚生労働省は2017年1月20日、抗アレルギー薬エバスチンを、同日付で要指導医薬品から第1類医薬品に移行すると告示した。 2017/01/25 医薬品
2017年の花粉飛散、都市ごとのピークはいつ? スギ花粉飛散のピーク、東名阪は3月上旬以降 日本気象協会は1月17日、スギ花粉の飛散ピークについて、福岡は2月下旬から3月上旬、東京・名古屋・大阪・広島は3月上旬から下旬との予測を発表した。また、ヒノキ花粉のピークはスギ花粉に続くが、最も飛散ピークが遅い東京でも4月下旬には下火になるとしている(図1、2)。… 2017/01/21 アレルギー・免疫
ペミロラストカリウム点眼は要指導から第1類へ ロラタジンが要指導医薬品に指定 厚生労働省は2017年1月13日、抗アレルギー薬のロラタジンを、同日付で要指導医薬品に指定すると告示した。販売名はクラリチンEX、クラリチンEX OD錠を予定している。 2017/01/13 医薬品
【新薬】ビラスチン(ビラノア) 効果発現が早く1日持続する新規抗アレルギー薬 2016年11月18日、抗アレルギー薬ビラスチン(商品名ビラノア錠20mg)が薬価収載と同時に発売された。本薬は9月28日に製造販売が承認されていた。適応は「アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹、皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒」。成人に1日1回20mgを空腹時に経口投与する。… 2017/01/06 アレルギー・免疫
タリオン、クラリチン、アレグラ小児用が要指導医薬品へ 2017年1月9日までパブリックコメントを募集 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 要指導・一般用医薬品部会は2016年12月9日、抗アレルギー薬であるアレグラ(一般名フェキソフェナジン塩酸塩)の小児用量製品、タリオン(ベポタスチンベシル酸塩)、クラリチン(ロラタジン)を、要指導医薬品として承認することを了承した。… 2016/12/14 医薬品
NEWS◎2017年の花粉飛散開始は例年並みの2月上旬 来春のスギ・ヒノキ花粉飛散、西日本で多め 日本気象協会はこのほど、2017年のスギ・ヒノキの花粉飛散数は前シーズン(2016年)に比べて、東海・北陸以西で多くなると予測した。スギやヒノキの花粉飛散数は、花粉が形成される前年夏の気象条件と関係があり、2016年の夏は全国的に気温が高かったこと、九州・四国・近畿・東海・北陸などで日照… 2016/12/13 アレルギー・免疫
鼻噴霧用ステロイド:アラミストが僅差で1位 第2位はフルナーゼ、第3位はナゾネックス 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い鼻噴霧用ステロイドを聞いたところ、第1位はフルチカゾンフランカルボン酸(商品名アラミスト)となった。医師の32.4%が同薬を挙げ、最も人気のある鼻噴霧用ステロイドであることが分かった。… 2016/12/08 アレルギー・免疫
抗アレルギー点眼薬:3人に1人はオロパタジン 第2位はエピナスチン、第3位はケトチフェン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い抗アレルギー点眼薬を聞いたところ、第1位はオロパタジン(商品名アレロック、パタノール他)となった。医師の34.5%が同薬を挙げ、最も人気のある抗アレルギー点眼薬であることが分かった。… 2016/10/20 アレルギー・免疫
State of the arts◆通年性アレルギー性鼻炎 ダニ舌下錠の発売で期待が高まるアレルゲン免疫療法 岡本 美孝氏 ● 千葉大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学 教授 通年性アレルギー性鼻炎の多くは室内のハウスダストによって発症し、「そのうちの約9割は、ヤケヒョウヒダニやコナヒョウヒダニの死骸や糞が原因」と千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学教授の岡本美孝氏は説明する。… 2016/10/20 アレルギー・免疫
抗ヒスタミン薬:アレグラがトップを維持 第2位はアレジオン、第3位はザイザル 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗ヒスタミン薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、32.7%の医師がフェキソフェナジン(商品名アレグラ他)と回答した。第2位のエピナスチン(アレジオン他)は16.0%、第3位のレボセチリジン(ザイザル)は15.3%、第4位のオロパタジン(アレロ… 2016/07/28 医薬品
点鼻薬の使い方、「1回シュッ」で大丈夫? スギ花粉が飛散する時期になりました。今回は、花粉症にも使用される「点鼻薬」の特徴と使い方について確認しましょう。さて次のうち、点鼻薬の解説として適切なものはどれでしょうか? 2016/02/05 医薬品
JAMA Pediatrics誌から アトピー性疾患は小児の貧血リスクを上昇させる 20万人以上のデータでオッズ比が有意に上昇 米国の大規模調査データの解析から、アトピー性疾患(湿疹、喘息、花粉症、食物アレルギー)が小児の貧血リスクを上昇させることが示唆された。これは米Northwestern 大学のKerry E. Drury氏らが、米疾病対策センター(CDC)の国民健康調査(NHIS)と米国国民健康栄養調査(NHANES)に登録されて… 2015/12/16 小児科
ロイコトリエン受容体拮抗薬:モンテルカストが僅差で首位に 第2位はプランルカスト、第3位はザフィルルカスト 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、ロイコトリエン受容体拮抗薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、第1位はモンテルカスト(商品名キプレス、シングレア)だった。医師の52.1%がモンテルカストを挙げた。医師の46.2%が選択したプランルカスト(オノン他)は、僅差の第2位だっ… 2015/11/26 アレルギー・免疫
JAMA Intern Med誌から 花粉症の舌下免疫療法、有効性は今一つ プラセボ対照試験のメタアナリシスで示唆 花粉症などの季節性アレルギー性鼻結膜炎(SARC)に対して行われる舌下免疫療法は、プラセボより有意に有効だが、その有効性は小さく、有害事象リスクは高いことが明らかになった。プラセボ対照ランダム化比較試験のメタアナリシスによる。… 2015/07/15 アレルギー・免疫
抗アレルギー点眼薬:オロパタジンが一番人気 第2位はケトチフェン、第3位はエピナスチン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い抗アレルギー点眼薬を聞いたところ、第1位はオロパタジン(商品名パタノール)だった。医師の33.0%がオロパタジンを挙げ、最も人気のある抗アレルギー点眼薬であることが分かった。… 2015/05/14 アレルギー・免疫
【新薬】ダニアレルゲンエキス皮下注 ダニアレルギー専用の減感作療法薬が発売へ 2015年2月24日、アレルゲン免疫療法薬の治療用ダニアレルゲンエキス皮下注が薬価収載された。4月21日に発売が予定されている。適応は、ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎、気管支喘息に対する減感作療法である。使用の際は皮内反応テストを行い、皮内反応閾値および患者の状態に応じて、初回投与濃… 2015/03/27 医薬品
「花粉症患者は眼科に行かない」が世間の認識? このところ急成長している某メガネチェーンは、「メガネをかけたことのない人にメガネをかけてもらう」戦略を立て、専門家のアドバイスを得て大ヒットを生み出したという話を聞いたことがある。ある日のミーティングで、メディファームの裴先生が、似たようなことを話し始めた。… 2015/03/18 医療経営
花粉症地獄にサヨナラ!? 舌下免疫療法4カ月、その効果のほどは… 冬来たりなば、春遠からじ――。春の訪れを待ちわびる気になったのは、実に13年ぶりのことだ。筆者は昨年10月から、花粉症の舌下減感作療法を受け始めた。鳥居薬品の治療薬「シダトレン」が保険適用になったと聞き、真っ先に試してみることにしたのだ。そして4カ月の間、欠かすことなく服用し続け… 2015/03/05 アレルギー・免疫
鼻噴霧用ステロイド:アラミストが一番人気 第2位はフルチカゾンプロピオン酸、第3位はモメタゾン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い鼻噴霧用ステロイドを聞いたところ、第1位はフルチカゾンフランカルボン酸(商品名アラミスト)となった。医師の35.8%がフルチカゾンフランカルボン酸を挙げ、最も人気のある鼻噴霧用ステロイドであることが分かった。… 2015/02/19 アレルギー・免疫
花粉症 監修・大久保公裕(日本医科大学耳鼻咽喉科教授) 日本の国民の5人に1人が罹っていると推計される花粉症は、花粉抗原による季節性アレルギー性鼻炎。くしゃみ、鼻漏、鼻閉が3主徴だが、多くの場合アレルギー性結膜炎も合併しており… 2015/02/06 アレルギー・免疫
第二世代抗ヒスタミン薬:フェキソフェナジンが一番人気 第2位はレボセチリジン、第3位はエピナスチン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い第二世代抗ヒスタミン薬を聞いたところ、第1位はフェキソフェナジン(商品名アレグラ他)となった。医師の3分の1以上となる35.7%がフェキソフェナジンを挙げており、最も人気のある抗ヒスタミン薬であることが分かった。… 2015/01/29 アレルギー・免疫
月齢6カ月以上の乳幼児に適応 アレグラのドライシロップが発売 サノフィは、2015年1月19日、アレルギー性疾患治療薬の「アレグラドライシロップ5%」(一般名フェキソフェナジン塩酸塩)を発売したと発表した。 2015/01/22 アレルギー・免疫
特集◎アレルギー診療の新常識《2》花粉症 舌下免疫療法で花粉症治療はどう変わる? 今年10月、日本初の舌下免疫療法薬「シダトレンスギ花粉舌下液」が発売され、根治を目指せる減感作療法が、より安全かつ容易に実施できると注目を集めている。 2014/11/11 アレルギー・免疫
花粉症診療を行う医師1744人に聞く「舌下免疫療法への期待は?」 自宅で服薬できる舌下免疫療法に8割が期待 長期服用のコンプライアンスや副作用への対応には懸念 スギ花粉症に対する国内初の舌下免疫療法薬(シダトレンスギ花粉舌下液)が今年10月に発売された。シダトレンの発売によって、抗アレルギー薬の使用や鼻粘膜焼灼術などの対症療法が中心とされていたスギ花粉症への治療に、新たな選択肢が増えることとなる。… 2014/11/10 アレルギー・免疫
アレジオン10が第1類医薬品に 厚生労働省は2014年10月24日、要指導医薬品のエピナスチン塩酸塩(商品名アレジオン10)について、10月25日から第1類医薬品に移行することを告示した。これにより、アレジオン10はインターネットなどによる特定販売が可能になる。… 2014/10/27 コメディカル
処方は舌下免疫療法の講習受講医師に限定、調剤前に受講歴の確認を スギ減感作療法用舌下液「シダトレン」が発売 2014年10月8日、スギ花粉症に対する減感作療法に使う「標準化スギ花粉エキス」(商品名シダトレン)が発売された。舌下免疫による減感作療法に関する十分な知識・経験と、シダトレンに関する十分な知識を持つ「受講修了医師」のみが処方でき、薬局でも調剤前に医師の受講歴確認が必要となる。… 2014/10/09 アレルギー・免疫
中医協が減感作療法薬シダトレンの薬価収載を承認 スギ花粉症への舌下免疫療法、今秋にも可能に 中央社会保険医療協議会(中医協)は8月27日、スギ花粉症に対する減感作療法に使う「標準化スギ花粉エキス」(商品名シダトレン)の薬価収載を承認した。同薬は今年1月17日に製造販売承認を取得したが、薬価の折り合いがつかず、4月の薬価収載では収載が見送られていた。承認を受け、厚生労働省は… 2014/08/27 アレルギー・免疫
BMJ誌から アレルギー性鼻炎患児では喘息リスクが約7倍 治療の第一選択薬は経鼻ステロイド、レビューの結果 特にWHOが作成したAllergic Rhinitis and its Impact on Asthmaガイドラインに焦点を当て、入手可能な文献を対象に行われた小児のアレルギー性鼻炎に関するレビューの結果、罹患率は1割以上と上昇していること、アレルギー性鼻炎患者ではその後喘息を発症するリスクが非鼻炎児に比べて約7倍である… 2014/07/25 アレルギー・免疫
ひらめいた!処方薬×OTC薬での治療を提案 田中 孝明(のぞみ薬局公立病院前店[鹿児島県南種子町] 薬局長) 「大きい薬は飲めないよ」――この訴えがきっかけでした。母親の介護をしている息子さんが処方箋を持って薬局を訪れました。鼻閉を訴える母親に、医師からディレグラ配合錠(一般名フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン)が処方されていました。… 2014/04/18 医薬品
忙しくも楽しい春の到来 春は私にとって、大変忙しい季節です。まずはつくし狩りをしなければなりません。職場の近くにつくしがたくさん生えるいいポイントがあり、暖かくなってくると時々偵察にでかけ、採り頃をチェックしています。おかげで今年もたくさんつくしを採り、妹家族やお友達に「春のおすそわけ」をすること… 2014/04/11 アレルギー・免疫
【新薬】舌下投与用標準化スギ花粉エキス原液製剤 シダトレン スギ花粉:日本初の舌下免疫療法薬 2014年1月17日、減感作療法薬の舌下投与用標準化スギ花粉エキス原液製剤(シダトレン スギ花粉 舌下液200JAU/mLボトル、同スギ花粉 舌下液2000JAU/mLボトル、同スギ花粉 舌下液2000JAU/mLパック)が製造承認を取得した。適応は「スギ花粉症(減感作療法)」であり、増量期(1~2週目)、維持期(3… 2014/03/08 耳鼻咽喉科
医師1067人に聞いた「お気に入りの抗ヒスタミン薬」 花粉症医師の8割が抗ヒスタミン薬を服用 一番人気はアレグラ、続いてザイザル、アレロック 日本人に占める花粉症患者の割合は、3割にも上ると言われている。だとすれば、医師の中にも毎年花粉症に悩んでいる人が少なくないはず。そこで今回は、「医師は自分自身の花粉症の治療のために、どんな薬をチョイスをしているのか」をテーマに、ミニアンケートを実施してみた。… 2014/02/28 アレルギー・免疫
KEY PERSON INTERVIEW 慢性咳嗽はone airway, one disease PM2.5や黄砂による咳嗽が問題に 藤田保健衛生大耳鼻咽喉科主任教授 内藤健晴氏 慢性副鼻腔炎による後鼻漏をはじめとする耳鼻咽喉科系の疾患が、遷延性・慢性咳嗽の原因となっているケースは少なくない。 2013/12/12 呼吸器
特集◎長引く咳の最新鑑別法 Vol.3 合剤で早く咳を止め、無効例は合併症など考慮 原因疾患への診断的治療 遷延性・慢性咳嗽に多い咳喘息やアトピー咳嗽は、吸入ステロイド薬と長時間作用型β2刺激薬の合剤が効く。合剤が効かなければ、鼻炎や胃食道逆流症の合併、吸入薬のノンコンプライアンスの可能性などを考慮する。… 2013/12/11 呼吸器
【新薬】エピナスチン塩酸塩点眼薬 アレジオン点眼液:抗ヒスタミン作用を持つ新規点眼薬 2013年11月25日、抗アレルギー薬エピナスチン塩酸塩の点眼製剤(商品名アレジオン点眼液0.05%)が発売された。適応は「アレルギー性結膜炎」であり、用法・用量は「1回1滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼」となっている。本薬は既に、9月20日に製造承認を取得し、11月19日に薬価収載され… 2013/12/02 アレルギー・免疫