第0章 胆膵内視鏡の上達のための絶対必要条件 まずやるべきこと 胆膵内視鏡を施行するにあたり,“まずやるべきこと”とは何でしょう? 突然ですが,あなたはスポーツをされていましたか?イメージしやすい野球に例えて胆膵内視鏡のお話をしようと思います. なぜ野球をするのか?球を投げているだけで楽しい,バットを振っているだけで楽しい,そんな人少な… 2022/05/13 消化器
トレンド◎他疾患の検査ついでに初期病変をスクリーニング 治せる膵癌を単純CTで見つけるAI、数年後にも 総合南東北病院と富士通が共同研究を開始 肺疾患の精査目的で胸部単純CTを撮影。呼吸器科医が肺の所見に注目している間に、人工知能(AI)を備えた画像解析ソフトウエアが足側のスライスにわずかに写っている膵癌の初期病変を検出し、アラートを出した。消化器科に紹介し、超音波内視鏡で検査したところ、1cmの小さな膵癌が見つかり、外科… 2022/04/26 消化器
抗C型肝炎ウイルス薬◇第2回調査 C型肝炎市場でマヴィレットが首位に浮上 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、抗C型肝炎ウイルス薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、31.2%の医師がグレカプレビル水和物・ピブレンタスビル(商品名:マヴィレット)と回答した。 第2位のレジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル(ハーボニー)は24.0%、第3位の… 2022/03/12 消化器
EWS◎造血幹細胞からNK細胞を分化誘導して投与 肝細胞癌治癒切除後の再発予防を目指しNK細胞の臨床試験始まる 肝細胞癌では治癒切除を行っても、術後2年以内にしばしば肝内転移が起こり、生存率が低下することが知られている。この術後再発を減らすため、造血幹細胞由来のナチュラルキラー細胞(NK細胞)を作製し、患者に投与する第2種再生医療等技術を使った臨床試験が始まった。2021年12月27日、広島大学… 2021/12/28 消化器
Diabetes Care誌から GLP-1/グルカゴン共作動薬、血糖、体重、肝機能を改善 cotadutideの第2b相試験の結果 グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)とグルカゴンとの共受容体作動薬cotadutideの第2b相試験が行われた。過体重または肥満の2型糖尿病患者を対象として、代謝および肝臓のパラメーターに対するcotadutideの効果を評価したところ改善が認められ、血糖管理の改善や体重減少効果も示された。この結果はDi… 2021/08/23 代謝・内分泌
NEWS◎慢性膵炎発症に関与する新たな経路を発見 慢性膵炎の進行を抑制する方法が明らかに? 慢性膵炎の発症に関わる新たなシグナル伝達経路が同定された。大阪大学消化器内科学講座助教の小玉尚宏氏らの研究結果で、この経路は慢性膵炎患者や膵癌による膵炎症状を呈する患者などで亢進していることを確認しており、また治療薬の候補となり得る標的分子も同定した。… 2021/08/13 消化器
【新薬】ペミガチニブ(ペマジール) FGFR2融合遺伝子陽性の切除不能胆道癌に対するFGFR阻害薬 2021年6月1日、抗悪性腫瘍薬ペミガチニブ(商品名ペマジール錠4.5mg)が発売された。 2021/07/02 医薬品
学会トピック◎第57回日本肝臓学会総会 NASHの診断・予後予測精度の高い血中マーカー見つかる 非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)について、血液検査で確定診断できるようになるかもしれない──。6月17日から18日にかけて札幌市で開催された第57回日本肝臓学会総会で、大阪大学大学院医… 2021/06/23 消化器
学会トピック◎第57回日本肝臓学会総会 肝疾患由来のサルコペニア診断、指輪っか法はCTと同等の精度 肝疾患が引き起こすサルコペニアは、特殊な機器がなくても簡便に評価可能になりそうだ──。6月17日から18日にかけて札幌市で開催された第57回日本肝臓学会総会で、兵庫医科大学消化器内科の楊和典氏は、パネルディスカッション「肝疾患におけるサルコペニアの診断と治療」で、指輪っか法による肝… 2021/06/22 消化器
J Hepatol誌から コロナ入院時のAST、D-Bil上昇は死亡予測因子 中国・武漢のコホート研究 中国で行われたコホート研究で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による入院時のAST上昇および直接ビリルビン(D-Bil)上昇が死亡の予測因子であることが示された。結果はJournal of Hepatology誌6月号に掲載された。 これまでの研究から、COVID-19の重症患者では肝臓の生化学検査値に異常… 2021/06/17 消化器
連載◎視線計測システムが明らかにする専門医の「目」 先生、このCT画像をどう解釈しますか?【Part.1】 医師が医療画像をどう見ているか、客観的に評価するために、視線計測システムを使って検証を行うこのプロジェクト。前回、前々回とCT画像を見て病変をどのように検出しているか、視線追跡しました。今回から3回にかけてCT画像の視線追跡の結果を紹介しますが、前回までと異なり、病歴からターゲット… 2021/06/10 放射線科
トピック◎ウイルスが宿主の免疫を逃れる仕組みを解明 HCVが持続感染できるのは免疫関連分子の成熟を阻害するため C型肝炎ウイルス(HCV)に感染するとおよそ7割で持続感染が成立してしまうことが知られている。HCVが持続感染すると、慢性肝炎、肝硬変へと進行し、最終的に肝癌を発生してしまうが、それまでには20年から30年かかる。この間、なぜHCVは免疫機構を回避し、持続的に感染し続けられるのか。大阪大学… 2021/06/02 消化器
学会トピック◎第107回日本消化器病学会総会 腸内細菌が作るBCAAが脂肪肝を抑制 正常マウスの便を移植すると、非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)マウスモデルの肝脂肪化が抑制される──。4月15日から17日にかけて新宿区で開催された第107回日本消化器病学会総会で大阪医… 2021/04/19 消化器
Am J Gastroenterol誌から アルコール性肝硬変予防にはコーヒーが有効? ワインによる予防効果は確認できず 欧米の複数の国で行われたアルコール性肝硬変患者の症例対照研究から、糖尿病、肥満、コーヒーの摂取が肝硬変リスクと有意に関連することが示された。結果はAm J Gastroenterol誌1月号に掲載された。 アルコールを大量に摂取すると肝硬変などのアルコール性肝疾患となる可能性があり、遺伝、環境… 2021/02/22 消化器
NEWS◎新たに明らかとなった膵腸連関 大腸炎改善のカギを握るのは膵臓の膜蛋白質? 千葉大学大学院医学研究院イノベーション医学研究領域准教授の倉島洋介氏、東京大学医科学研究所粘膜免疫学部門特任教授の清野宏氏らの研究結果。同グループは、デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)や2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)を使った薬剤誘発性大腸炎モデルを用いた研究により… 2021/02/19 消化器
肝硬変でなぜ必要? 水分のインアウト管理 混合病棟に配属された1年目看護師です。病棟では、肝硬変の患者さんに対してインアウト(水分出納)バランスを正確に見ることになっているのですが、理由が分かりません。肝硬変患者さんのインアウトバランスについて、なぜ観察すべきなのかを教えてください。… 2020/12/22 消化器
N Engl J Med誌から セマグルチドがNASH消散に有効? NASHを対象とした第2相試験 肝線維化を認める非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)患者にセマグルチドを皮下投与したところ、NASHが消散した患者の割合がプラセボと比べて高かった。一方、線維化のステージが改善した患者の割合には有意差が見られなかった。結果は11月13日、N Engl J Med誌オンラ… 2020/12/15 消化器
NEWS◎アクアポリン3阻害によって肝線維化抑制 肝炎発症の“犯人”は水チャネル? 肝炎発症の新たなメカニズムが解明された。肝臓に局在するマクロファージに発現するアクアポリン(AQP)3が肝炎・肝硬変の発症過程で重要な役割を果たすというものだ。 慶應義塾大学医学部薬理学教室教授の安井正人氏、同准教授の竹馬真理子氏、同大学グローバルリサーチインスティテュート研究… 2020/12/08 消化器
黄疸を診たら「うっ血性心不全」にも注意せよ 前回のコラムでは、検尿・沈渣の話題をきっかけに、ビリルビン尿や、黄疸の話をした(血尿? いやそれは「黄疸」です)。今回は黄疸を入り口とした診療の実際について解説しようと思う。 一般内科の先生方は、顔色から明らかに分かるような黄疸症例を診察することはまれかもしれないが、消化器内… 2020/10/28 消化器
血尿? いや、それは黄疸です 当コラムでは最近、腹部単純X線の話が多かったので、今回は検尿の話をする。 さて、皆さんは日常診療で検尿・沈渣を取っているだろうか? 教科書・良書には「初診時には採血だけではなく、検尿・沈渣も取りましょう」と書かれている。筆者も研修医に対して、採血に加え検尿・沈渣を必ず取るよう… 2020/09/16 消化器
学会トピック◎第56回日本肝臓学会総会 ペマフィブラートは脂質代謝改善を介してNASHの肝線維化を改善するか 第56回日本肝臓学会総会(会期:8月28~29日、開催地:大阪市)において、日本肝臓学会総会では初めて、日本肝臓学会-日本動脈硬化学会Joint Sessionが開催された。テーマは「NAFLDと脂質異常症」。心血管疾患の合併が非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非… 2020/09/03 消化器
学会トピック◎第56回日本肝臓学会総会 iPS細胞由来の完全ヒト脂肪肝モデルでNAFLDの病態解明目指す 「iPS技術を用いたヒト脂肪肝モデルの作製が非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)の病態解明につながるかもしれない」──。8月28日から29日にかけて大阪市で開催された第56回日本肝臓学会総会… 2020/09/01 消化器
学会トピック◎第56回日本肝臓学会総会 肝線維化が軽度の早期NASHを拾い上げられるマーカーを同定 「肝線維化が進展していない非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)の非侵襲的な早期診断マーカー候補が同定された」──。8月28日から29日にかけて大阪市で開催された第56回日本肝臓学会総会で、… 2020/08/31 消化器
シリーズ◎続けられてますか? NAFLD/NASHの治療(その1) NAFLD、毎食ごはん一口減でも肝機能改善? 非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)に対する適応が認められた治療薬は現状では存在せず、生活習慣の改善や食事・運動療法による減量、基礎疾患がある場合にはその治療が主な介入方法となる。… 2020/08/06 消化器
学会トピック◎第80回米国糖尿病学会学術集会(ADA2020) イプラグリフロジンで糖尿病患者のNAFLD改善 肝生検により組織学的な改善を確認 SGLT2阻害薬イプラグリフロジンの投与によって、2型糖尿病に合併した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の肝病態を改善できる可能性が示された。我が国で行われた多施設共同ランダム化比較試験の結果で、イプラグリフロジン投与群は対照群に比べHbA1cやBMIが有意に改善したほか、肝生検による線維… 2020/06/18 代謝・内分泌
Lancet Gastroenterol Hepatol誌から 非アルコール性脂肪性肝疾患の4割は非肥満 世界的なシステマティック・レビューおよびメタアナリシスの結果 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)患者の約4割は非肥満者であり、体格指数(BMI)が高い人にしかNAFLDのスクリーニングを実施しないのは妥当ではないと報告された。結果は5月12日にLancet Gastroenterol Hepatol誌オンライン版に掲載された。 NAFLDは肥満や糖尿病などの代謝障害と関連してい… 2020/06/17 消化器
リポート◎ALPとLDの測定法、向こう1年で国際標準に切り替え 測定法が変更、ALPは現行の3分の1の値に 2020年4月から1年かけて、アルカリホスファターゼ(ALP)と乳酸脱水素酵素(LD)の測定法が変更され、国際標準に統一される。ALPについては測定値が従来の約3分の1となり、基準範囲も大きく変わる。臨床検査値の大規模な変更は、2012年にHbA1cで行われた国際標準化以来、8年ぶり。この変更に伴い… 2020/06/08 検査
肝機能が低下すると腎機能も下がるのはなぜ? 看護師2年目で外科に勤務しています。先日、医師に「肝機能が悪いと腎機能も悪くなっていくんだよ」と言われました。意味が分からず調べたのですが、肝血流量の低下により腎血流も低下するためということでしょうか? 他にも理由があるのか気になって質問しました。… 2020/03/30 消化器
脂肪肝に効く漢方(1) 脂肪肝の考え方と漢方処方 脂肪肝は、肝臓に中性脂肪(トリグリセリド)が過剰にたまった状態です。肝細胞のおよそ3割以上に中性脂肪がたまっているとき、脂肪肝と診断されます。脂肪肝には、アルコールの過剰摂取が原因のアルコール性脂肪肝と、アルコールでなく肥満などが原因の非アルコール性脂肪肝があります。 脂肪肝… 2020/03/25 東洋医学
薬の相互作用と仕組み(2) 薬剤性肝障害を誘発する薬剤は? 松田 宏則、杉山 正康 有限会社杉山薬局(山口県下関市) 臨床型には、肝損傷の組織像により、「肝細胞障害型(肝炎型)」、「胆汁うっ滞型」、「混合型」に分けられる。本邦では肝細胞障害型の症例が最も多い。一般に、胆汁うっ滞型と混合型では、眼球黄疸などの黄疸症状および皮膚掻痒感がみられるが、肝細胞障害型では特徴的な症状はないため定期的な… 2020/03/02 医薬品
急性胆嚢炎疑いの患者にはまず超音波検査を 54歳女性。夕食後から出現した強い右上腹部痛を主訴に、救急外来を受診。右季肋部に強い圧痛を認め、血液検査では白血球数1万3000/μL、CRP 5.8mg/dL。初診を担当した研修医が「急性胆嚢炎を疑います。造影CTですか?」と指導医に相談したところ……。… 2019/12/04 消化器
【新薬】デフィブロチド(デファイテリオ) 肝類洞閉塞症候群治療薬が国内初承認 2019年6月18日、肝類洞閉塞症候群治療薬デフィブロチドナトリウム(商品名デファイテリオ静注200mg)の製造販売が承認された。適応は「肝類洞閉塞症候群(肝中心静脈閉塞症)」、用法用量は「1回6.25mg/kgを1日4回、2時間かけて静注」となっている。… 2019/08/09 血液内科
J Am Coll Cardiol誌から 肝疾患合併AFへのDOACはワルファリンよりリスクが低い 韓国の国保データベースを用いた傾向スコア解析の結果 肝疾患を合併する心房細動(AF)患者で、ワルファリンと比較した直接経口抗凝固薬(DOAC)の有効性と安全性が、韓国の大規模なデータベースを用いてレトロスペクティブに検討された。 2019/07/22 循環器
「70歳代女性。上腹部痛」に隠れたあの疾患 これを書いている7月2日は、ちょうど1年の真ん中の日なのだそうです。そこで上半期を振り返ってみると、「令和」の響きに慣れてきたくらいで、大体いつもと同じような感じだったかな……くらいしか思い出せません。 私も今年40歳になり「不惑」のはずですが、こんな調子では「不不惑」ですね。40… 2019/07/08 救急医療・集中治療
シリーズ◎忘れられないカルテ 術後経過良好な患者が家族の前で下半身麻痺に 岩手県立久慈病院副院長/外科 遠野千尋氏 医師なら誰にでも「忘れられないカルテ」がある。後日、冷や汗をかいた症例、奇跡的にうまくいった自慢の症例、「なぜあのとき…」と今でも後悔している症例、などなど。ことあるごとに思いだし、医師としての自分の成長を支え続けている、心に残るエピソードを集めた。… 2019/06/19 消化器
インタビュー◎国際基準「Tokyoガイドライン」が大幅改訂 急性胆管炎・胆嚢炎ガイドラインはこう変わった 帝京大学外科名誉教授の高田忠敬氏に聞く 『急性胆管炎・胆嚢炎診療ガイドライン2018』が2018年秋に完成した。このガイドラインは海外から「Tokyo Guidelines(トーキョーガイドライン;TG)」という愛称で親しまれ、診断の流れや治療方針を決めるフローチャートなどは世界中の医師が参考にする「国際基準」になっている。日本発のガイド… 2019/05/20 消化器
インタビュー◎膵島移植とバイオ人工膵島の最前線 進化する膵島移植、来年度の保険適用を目指す 国立国際医療研究センター膵島移植プロジェクト長の霜田雅之氏に聞く 生涯にわたりインスリン注入が必要となる1型糖尿病。その根本治療に向けた取り組みには大きく2つの道筋がある。1つは、インスリンポンプを自動制御し、血糖コントロールを行う体外式の「人工膵臓」(関連記事:インスリンポンプは“自動運転”の時代へ)。そしてもう1つは、インスリンを分泌する… 2019/05/07 代謝・内分泌
トレンド◎治療目標に「飲酒量の低減」が加わったアルコール依存症治療 飲酒量を減らす新薬セリンクロ、どう使う? 今年3月、アルコール依存症患者の飲酒量を低減する治療薬ナルメフェン塩酸塩水和物(商品名セリンクロ)が発売された。 2019/03/22 精神・神経
ドレナージにかかる時間が大幅に短縮 急性膵炎後の嚢胞治療に新デバイス登場 2018年11月8日、ボストン・サイエンティフィック ジャパンは急性膵炎後の合併症治療に用いる「Hot AXIOSシステム」を発売した。急性膵炎の治療後に発生する膵仮性嚢胞、被包化壊死といった局所合併症を超音波内視鏡下で治療する際に、消化管壁の穿刺から瘻孔の形成までワンストップで行えるデバイ… 2018/11/30 消化器
DM(糖尿病)はだいぶマスクする このコラムでは、1年目初期研修医と指導医の2人が、その日に出会った患者さんを通じて、明日からの診断力アップにつながる診断のポイントを対話形式で紹介します。今回は、糖尿病の70歳女性が前日からの発熱と頭痛で受診したケースです。… 2018/08/29 消化器 医師・医学生限定コンテンツ
特集◎再生医療はここまで来た!《4》 最年少教授が拓く「臓器の芽」による新移植医療 31歳で東京医科歯科大学教授に招聘された武部貴則氏 再生医療の究極の目的は、細胞から臓器を創生し移植できるようにすること。世界で初めてヒトiPS細胞から立体的な肝臓原基(肝臓の芽)を誘導し、生体への移植で血管を持つ肝臓に成長することを示したのが、武部貴則氏だ。31歳の若さで東京医科歯科大学教授に招聘され、再生医療研究の起爆剤的な存… 2018/08/16 消化器
シリーズ◎日本の医療に貢献した薬【膵炎編】 エフオーワイとフオイパンが2強 日経メディカル Onlineの調査「日本の医療に貢献した薬」の第11回は、膵炎治療薬をテーマにお届けする。治療への貢献度が高い薬としては、注射薬のガベキサート(商品名エフオーワイ他)と経口薬のカモスタット(フオイパン他)が、他を大きく引き離し1位と2位を分け合った。… 2018/06/15 消化器
シリーズ◎日本の医療に貢献した薬【肝炎・肝硬変編】 C型肝炎を「治る病気」にしたハーボニー 第8回となる日経メディカル Onlineの調査「日本の医療に貢献した薬」では、近年、治療の在り方に大きな変化があった肝炎・肝硬変をテーマに取り上げる。この領域で、治療への貢献が大きい薬剤として最も多くの医師が名前を挙げたのが、レジパスビル/ソホスブビル合剤(商品名ハーボニー)。これま… 2018/06/12 消化器
腹部エコー診療の実際3 膵臓篇 Solid-pseudopapillary tumor(SPT) 「腹部エコー診療の実際3 膵臓篇 」から「Solid-pseudopapillary tumor(SPT)」について動画を紹介します。 2018/05/04 消化器
7%の減量で本当に脂肪肝が治るか検証してみた 筆者は、20代後半から毎年人間ドックを受けているのだが、少なくとも手元に記録がある2005年ごろから、エコー検査で「脂肪肝」を指摘され続けてきた。他にもこの頃から、あちこちの検査値に異常が出始め、その都度、主治医に相談して徐々に薬物治療を始めている。だが「脂肪肝」に関しては、以前… 2018/04/18 代謝・内分泌
腹部エコー診療の実際2 胆道篇 下 総胆管結石 「腹部エコー診療の実際2 胆道篇 下(胆管)」から「総胆管結石」について動画を紹介します。 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 虎の門病院が過去20年間… 2018/02/09 消化器
腹部エコー診療の実際2 胆道篇 下 胆道篇(下)胆管 オープニング 「腹部エコー診療の実際2 胆道篇 下(胆管)」から「胆道篇(下)胆管 オープニング」について動画を紹介します。 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。 … 2018/02/07 消化器
腹部エコー診療の実際2 胆道篇 上 胆嚢炎(TAEによる胆嚢炎、黄色肉芽腫性胆嚢炎) 「腹部エコー診療の実際2胆道篇上(胆嚢)」から「胆嚢炎(TAEによる胆嚢炎、黄色肉芽腫性胆嚢炎)」について動画を紹介します。 「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を… 2018/01/31 消化器
化学療法未治療の進行胆道癌にゲムシタビンとS-1の併用療法が新たな標準療法の1つに【ASCO GI2018】 化学療法未治療の進行胆道癌に対して、ゲムシタビンとS-1の併用療法(GS療法)は、標準治療であるゲムシタビンとシスプラチンの併用療法(GC療法)に全生存期間(OS)に関して非劣性であることが証明された。忍容性もあり、GS療法が進行胆道癌の新たな標準治療の1つになることが分かった。両治療… 2018/01/20 癌
腹部エコー診療の実際2 胆道篇 上 慢性胆嚢炎 「腹部エコー診療の実際2 胆道篇 上(胆嚢)」から「慢性胆嚢炎」について動画を紹介します。「症例に学ぶ腹部エコー診断のポイント」を全面改訂、内容を一新し、2008年に発売した日経メディカル・ビデオ「腹部エコー診療の実際」から会員限定で収録動画を公開します。… 2018/01/12 消化器