がん患者はCOVID-19ワクチンを接種すべき ようやく日本でも2月17日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。これに呼応するように18日、日本肺癌学会の「COVID-19パンデミックにおける肺癌診療:Expert opinion」の改訂版が、日本肺癌学会のWEBサイトで公開された。このステートメントにはワクチンに関する項目が新たに設けられて… 2021/02/22 癌
鶏で高病原性鳥インフルエンザ、9万羽殺処分へ 家禽肉・卵の摂取によるウイルス感染例はない 香川県は1月11日、県内の農場で高病原性鳥インフルエンザの疑似家畜が確認されたと発表した。感染が疑われた鶏の検体の遺伝子検査でH5亜型ウイルスによる感染が判明、同県は直ちに防疫措置に着手した。11日深夜から殺処分を開始し、12日6時現在、対象となる鶏9万1000羽のうち7000羽の殺処分が終わ… 2018/01/12 感染症
特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》 鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む 昨シーズン、鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染例の急増は異常だった。流行の中心地である中国では、2016年11月に6例だった感染例が12月に106例と急増、年が明けた2017年1月には192例に。その後は徐々に減少したものの、6月までに750例に達した。… 2017/12/14 感染症
トレンド◎家禽類でまん延、高病原性も出現 「ヒト化」進む鳥インフルH7N9ウイルスの脅威 昨年の冬、中国を中心に鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのヒト感染例が急増した。高病原性ウイルスが確認され、哺乳類への適応力を獲得しつつあるウイルスも見つかっている。ヒトの間で容易に感染が広がる徴候はないが、専門家は今まで以上に注意深い監視が必要と警告している。… 2017/11/07 感染症
東京大学医科学研究所の感染実験により判明 高病原性鳥インフルH7N9、哺乳類間でも伝播 中国で確認されている鳥インフルエンザAの高病原性ウイルスが、哺乳類の間で飛沫感染し、感染すると致死的な症状を引き起こすことが明らかになった。東京大学医科学研究所の感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕氏らの研究グループが米科学誌で発表した。… 2017/10/24 感染症
中国中心に鳥インフルエンザH7N9のヒト感染が続く 家禽類との接触は避けて、外務省が海外安全情報 中国を中心に鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染が続いていることから、外務省は4月18日、海外安全情報を発表。発生地域へ渡航あるいは滞在する場合は、生きた鳥を扱うライブバード・マーケットや家禽飼育場に立ち寄らないよう呼び掛けている。… 2017/04/21 感染症
台湾でも輸入感染例が確認 鳥インフルエンザH7N9感染者が300人超える 中国で、鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスのヒト感染例が急増している。香港衛生署衛生防護センターによると、2017年2月4日までの第5週に新たに63例が確認された。昨年11月に今シーズン初の症例が報告されて以降、累計で302人となった。この週には台湾からも1例(輸入感染例)の報告があり、累計… 2017/02/09 感染症
中国でヒト-ヒト感染が否定できない集団感染例も 鳥インフルエンザH7N9感染者が急増、200人超える 中国で鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスのヒト感染例が急増している。香港衛生署衛生防護センターの発表によると、2017年1月7日までの第1週に107例の報告があった。第2週(~1月14日)には6例といったん減少したが、第3週(~1月25日)に98例と増加。1月だけで211例の新規感染者が発生した。2013… 2017/01/26 感染症
特集◎院内感染対策の常識を疑え《7》 医療従事者のワクチン接種、その勘所 日本環境感染学会による「医療関係者のためのワクチンガイドライン」の第2版が2014年に発刊されている。同ガイドラインは「B型肝炎ワクチン」「麻疹、風疹、流行性耳下腺炎、水痘ワクチン」「インフルエンザ」の3項目からなる。… 2016/03/17 感染症
特集◎早わかり!今冬のインフルエンザ《6》 新型インフルエンザ◆H7N9にも警戒を 世界的な大流行を巻き起こす「新型」が、10~40年間隔で登場してきたA型インフルエンザ。最も大流行が警戒されているのが鳥A(H5N1)インフルエンザだ。 2015/12/17 感染症
解説◎国立国際医療研究センター国際感染症センター長・大曲貴夫氏に聞く MERSには新型インフルエンザで培った対策を 全身防護服は不要、サージカルマスクや手袋で十分対応できる 隣国の韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の流行が拡大している。日本にもMERS患者がいつ発生してもおかしくない。韓国のMERS患者1例目は、咳が止まらず複数の医療機関を受診したという。もし目の前にMERS疑い患者が来たらどのように対処すればいいのか。国立国際医療研究センター国際感染症センター… 2015/06/10 感染症
鳥インフルH5N1のヒト感染例、エジプトで132人と急増、死者も37人に WHOはウイルスの変異を否定 鳥インフルエンザH5N1のヒト感染例がエジプトで急増した。2015年に入ってから4月30日までに132人の患者が確認され、死者も37人にのぼった。同期間の全世界の報告例は139人で、ほとんどがエジプトからの報告例だった。WHOは5月15日にエジプトの感染状況の分析結果を発表。今回のエジプトでの流行は… 2015/05/19 感染症
2014/15シーズンのインフルエンザ診療の要点(後編) pdm09の耐性化、臨床への影響は限定的か 昨シーズン当初、AH1pdm09においてH275Y変異によるオセルタミビル耐性ウイルスが札幌など北海道や本州の一部地域で見られたが、シーズン後半にはこの耐性ウイルスはほぼ消え、国立感染症研究所の発表では昨シーズン全体の全国における耐性化率は4.2%と、09/10シーズン(1%)、10/11シーズン(… 2015/01/13 感染症
改正感染症法を受け感染症部会が政令案を了承 鳥インフルH5N1、H7N9が2類感染症へ エボラ出血熱に対する現状確認とBSL4運用に向けての検討も進む 厚生科学審議会感染症部会は12月17日、鳥インフルエンザA(H5N1、H7N9)を2類感染症に指定することを了承した。11月21日に公布された改正感染症法に基づき、来年1月下旬までに政令で指定する予定。 2014/12/19 感染症
【寄稿】 市民は新型インフルエンザの予防接種についてどう思う? 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、市町村では住民への集団的予防接種への準備が進められている。しかし、2009年のインフルエンザA(H1N1)の流行においてワクチン接種の機会よりも感染のピークが先に来たために、すでに感染したのでワクチン接種不要という人や、当所の想定よりも感… 2014/06/27 感染症
滞る新型インフルワクチン事業、原因に厚労省も 厚生労働省は今年4月、新型インフルエンザワクチンの開発支援事業に関連して、北里第一三共ワクチンに罰則を課すことを決めた。助成金として支払い済みの300億円の一部について、返還を求めるという内容である。同社は3月に、約束していた規模の製造体制構築が不可能になったと発表していた。しか… 2014/06/25 感染症
2013/14シーズン・インフルエンザ治療レビュー調査 「二峰性発熱例の経験がある」と回答した医師は48.1% いったん37.5℃未満に解熱後、24時間以降に再び37.5℃以上に発熱する「二峰性発熱例」の経験の有無を尋ねたところ、48.1%の医師が「ある」と回答した。また、23.2%の医師が「二峰性発熱例の出現は、抗インフルエンザ薬の種類によって違うと思う」と回答。イナビルやタミフルで多く、リレンザや… 2014/06/20 感染症
【寄稿】 新型インフルエンザ発生時の診療継続計画に実行性はあるか 内閣官房制作「訓練・研修ツール」の活用を 2012年5月、新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)が成立し、2013年4月に施行された。特措法の下では、指定(地方)公共機関に指定された医療機関は業務計画の策定、特定接種の登録事業者は事業継続計画(診療継続計画)の策定が求められる。昨年12月から開始された特定接種の一次登録の… 2014/06/20 感染症
H7N9鳥インフルエンザ感染者、家禽類との接触歴「不明」が50%に 中国を中心に確認されているH7N9型鳥インフルエンザのヒト感染例は減少傾向にあるものの、4月に報告された症例のうち家禽類との接触歴が「不明」とされる症例は半数に及んでいることが明らかになった。… 2014/05/09 感染症
インタビュー◎ジル・ポメール氏(WHO旅行医学担当主任) エボラやMERS、H7N9が国内に入る可能性は? 海外旅行では外傷のリスク大、感染症予防では食事・水・蚊に注意 エボラ熱、中東呼吸器症候群(MERS)、H7N9鳥インフルエンザなど、海外では致死的な感染症の流行が大きな話題となっている。これらの感染症が日本に入ってくる可能性はあるのだろうか。日本旅行医学会の招聘でこのほど来日した、旅行医学の専門家であるジル・ポメール氏に聞いた。(2014年4月23日… 2014/05/08 感染症
鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例、3月は31例 家禽類との接触歴が不明例の割合が増加 WHOの発表をもとに集計したところ、3月の鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例は31例と減少した。発表ベースで1月は120例、2月は96例と推移、3月は前月の3分の1にまで減少した。ただし、4月の入ってからも報告は続いており、8日時点までに8例が確認されている。また、3月は家禽類との接触歴… 2014/04/09 感染症
H7N9鳥インフルエンザ、3月に入ってからも患者の報告相次ぐ 中国で確認されているH7N9鳥インフルエンザのヒト感染例は、3月に入ってからも患者の報告が相次いでいる。WHOの発表をもとに集計したところ、3月は11日までに18例が確認され、年初の発表からの総数が234例となった。… 2014/03/12 感染症
中国のH7N9鳥インフルエンザ、年初からの患者数が224人に、WHO発表から WHOの発表によると、中国を中心に確認が相次いでいるH7N9鳥インフルエンザの患者数が、1月6日の発表以来、3月3日時点で224人に達した。最も多いのは浙江省の88人で、広東省が72人で続いている。 2014/03/05 感染症
耐性H1N1pdm09ウイルス、新たに東京都など3都県で検出、9都道府県に拡大 東京で検出された1株は札幌市の耐性ウイルスと類似の塩基配列 国立感染症研究所と全国地方衛生研究所が実施している抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスによると、2月25日現在、タミフル・ラピアクタ耐性H1N1pdm09ウイルスは、新たに東京都など3都県で検出されたことが分かった。耐性ウイルスの検出総数は41件となり、9都道府県に拡大した。… 2014/02/25 感染症
中国のH7N9鳥インフルエンザ、患者が210人に、ほとんどが重症例 WHOの発表をもとに集計したところ、今年に入ってから確認された鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例は、2月24日現在で210人になった。そのうち90%もが、危篤あるいは重体、死亡など重症例が占めていた。… 2014/02/25 感染症
耐性インフルエンザウイルス感染が疑われる重症例に 「ラピアクタの増量・連日投与」という選択肢 日本小児科学会は1月末、2013/14シーズンのインフルエンザ治療指針を発表。今シーズンはH1N1pdm09ウイルスの流行が拡大していることから、2009年のパンデミック時と同様、小児においては重症肺炎の多発が危惧されるとした。加えて、札幌市を中心に確認されているタミフル耐性ウイルスの感染例では… 2014/02/19 感染症
中国のH7N9鳥インフルエンザ、今年に入ってからの確認患者が200人超える 中国の鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染が依然として続いている。WHOが発表しているDisease Outbreak Newsをもとに集計したところ、2月17日時点で、今年に入ってからの確認患者が200人超えた。また、発表時点での病状を見ると、「重体、危篤」が82.1%、「死亡」が8.0%、「回復、安定、… 2014/02/18 感染症
Lancet誌から 鳥インフルA/H10N8死亡例の詳細が明らかに 中国南昌市で発症、遺伝子再集合で毒性アップの可能性 2013年11月末に、鳥インフルエンザA/H10N8ウイルスに感染し、発症から9日目に死亡した症例の臨床情報と疫学・ウイルス学的な解析の結果が明らかになった。この症例は、中国南昌市の73歳女性。中国南昌市Disease Control and PreventionのHaiYing Chen氏らが、Lancet誌電子版に2014年2月5日に報告… 2014/02/17 感染症
タミフル耐性H1N1pdm09、静岡県でも検出、6道府県で28件に タミフル耐性H1N1pdm09ウイルスが静岡県でも検出されたことが明らかになった。全国地方衛生研究所と国立感染症研究所が行っている抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスによると、耐性H1N1pdm09ウイルスが検出されたのは2月10日時点で、北海道、山形県、神奈川県、静岡県、三重県、大阪府の6道… 2014/02/14 感染症
第24回日本疫学会 インフルエンザH1N1pdm09ワクチンの妊婦への接種は安全 全身反応の頻度、非妊娠健常女性の場合と差は見られず インフルエンザA/H1N1pdm09ワクチンは、妊婦に接種しても安全であることを示唆する研究成果が、大阪市立大学大学院公衆衛生学准教授の福島若葉氏らにより、第24回日本疫学会学術総会(1月24~25日、開催地:仙台市)で報告された。同氏らは、新型インフルエンザとしてH1N1pdm09の流行が見られた20… 2014/02/14 感染症
インフルエンザ脳症で9歳男児が死亡、H1N1pdm09による急性脳症に注意を 長野県立こども病院と長野県環境保全研究所は2月10日、国立感染症研究所のホームページ上で、インフルエンザ脳症の死亡例について報告した。国立感染症研究所も、検出されたウイルスがH1N1pdm09だったことから、今後、急性脳症の症例が増加することが懸念されるとし警戒を呼び掛けている。… 2014/02/12 感染症
H7N9鳥インフルエンザ、家禽類との接触歴が「不明」は26% WHOが今年に入ってから発表したDisease Outbreak Newsをもとに、中国で確認されたH7N9鳥インフルエンザ感染例について感染経路の記述を調べたところ、感染源として家禽類との接触歴が疑われる症例は74.2%、家禽類との接触例の記載がない「不明」は25.8%であることが明らかになった。… 2014/02/01 感染症
H7N9鳥インフルエンザ 中国浙江省、1家庭内で3人の患者を確認、感染経路を究明中 中国の浙江省衛生計画生育委員会は1月29日、同省杭州市蕭山区で1月に確認されたH7N9鳥インフルエンザ感染例で、1家庭内で3人の患者が確認されたと発表した。現在、国および省レベルの専門家が感染原因の究明にあたっている。… 2014/01/30 感染症
中国のH7N9鳥インフルエンザ 1月の患者数、香港、2市6省で111人、死者は21人に 1月29日9時現在の集計によると、中国のH7N9型鳥インフルエンザの患者数は1月だけで111人に達した。貴州省で新たに1例が確認され、1月に患者が確認された地域は香港と2市・6省となった。 2014/01/29 感染症
H7N9鳥インフルエンザ感染拡大、1月新規患者は香港、2市5省で100人に 中国でH7N9型鳥インフルエンザの感染が拡大している。1月28日9時現在で、1月の新規患者は香港を加え、2市5省で100人となった。このほか、現地報道などでは貴州省でも1例の確認患者が報じられており、感染地域の拡大も懸念される状況となっている。1月に確認された死者は手元の集計では15人となっ… 2014/01/28 感染症
タミフル・ラピアクタ耐性H1N1pdmウイルス、新たに山形県、大阪府でも検出 5道府県に拡大、検出率は13% 全国地方衛生研究所と国立感染症研究所が行っている抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスによると、1月27日現在、タミフル・ラピアクタ耐性A/H1N1pdmウイルスの検出率は13%であることが分かった。リレンザおよびイナビルの耐性ウイルスは検出されていない。… 2014/01/28 感染症
三重県のタミフル耐性H1N1pdm09ウイルス、札幌で確認された耐性ウイルスと同じ 三重県で検出されたタミフル・ラピアクタ耐性H1N1pdm09ウイルスは、札幌市で確認された耐性ウイルスと遺伝子配列が同じであることが明らかになった。三重県保健環境研究所が1月24日、国立感染症研究所のインフルエンザウイルス分離・検出速報で発表した。… 2014/01/28 感染症
H7N9鳥インフルエンザ、浙江省で新たに7人の患者を確認 中国浙江省は1月24日、新たに7人の鳥インフルエンザH7N9感染者が確認されたと発表した。同省では今月に入ってから患者が続発しており、これで44例となった。 2014/01/24 感染症
H7N9鳥インフルエンザ感染が再燃、浙江省では新規患者が1日5人の日も 中国でH7N9型鳥インフルエンザ感染が再燃している。1月24日9時現在でまとめたところ、浙江省では1月23日に5人の新規患者が報告された。また同日には、上海市と広東省でも1例ずつ報告されている。今月末の春節に向け、帰省や旅行による人の大移動が始まることから、感染拡大への懸念が高まっている… 2014/01/24 感染症
H1N1pdm09の検出は28.3%に、神奈川、大阪で多く、東京でも タミフル・ラピアクタ耐性H1N1pdm09は8%に、三重県でも報告 国立感染症研究所がまとめているインフルエンザウイルス分離・検出状況によると、1月21日時点で、検出率が最も高いのはA/H3N2で50.3%だった。A/H1N1pdm09は28.3%で、B型は21.4%だった。また、タミフル・ラピアクタ耐性H1N1pdm09ウイルスの検出率は1月17日時点で8%に低下したが、札幌市、神奈… 2014/01/22 感染症
H7N9型鳥インフルエンザ感染者、1月だけで55人に 旧正月にあたる春節へ向け、感染拡大に警戒 中国で確認されている鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が、相次いで報告されている。2014年1月に確認された新規患者数は、1月19日時点で55人となった。昨年春以降の患者数は、台湾、香港を加え、累計で200人を超えた。… 2014/01/20 感染症
【寄稿】 先進国で発生した鳥インフルエンザH5N1 「カナダで第1例」の波紋 2014年は年明け早々、世界を緊張させるニュースで始まった。カナダで鳥インフルエンザH5N1型ヒト感染例報告。先進国で初発したこのケース、情報発信の面でこれまでのケースとかなり異なる展開をみせて世界中のウォッチャーの注目を集めた。… 2014/01/17 感染症
H7N9型鳥インフルエンザ 中国広東省で新たに2例、1月の確認例は全体で38例に 中国広東省は1月16日、新たに2人のH7N9型鳥インフルエンザ感染者が確認されたと発表した。同省は1月だけで14例となった。 2014/01/17 感染症
今シーズンのインフルエンザ診療の要点 ラニナミビルが予防投与可能にA/pdm09再流行の可能性も 今シーズンは、2009年に発生したパンデミックウイルスが国内で再流行する可能性があり、中国で発生した鳥インフルエンザへの注意も必要。ラニナミビルの予防投与が昨年12月に認められ、自由診療で予防投与可能な薬剤が3剤となった。… 2014/01/17 感染症
中国の鳥インフルエンザH7N9感染者、新たに7人確認、1月だけで36人に 中国の鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染が止まらない。1月15、16日の各省の発表によると、1月16日19時現在、広東省と浙江省、福建省で2例、上海市で1例の計7人の患者が新たに確認された。これで2014年1月だけで、少なくとも36例に達した。… 2014/01/16 感染症
H7N9型鳥インフルエンザ、中国で新たに3人の患者を確認 中国で、鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が、新たに2人確認された。中国各省の1月14日発表によると、浙江省で2例、福建省で2例の新規患者が報告された。これで1月に入ってから確認された感染者は、台湾、香港を含め計29例となった。… 2014/01/15 感染症
H7N9型鳥インフルエンザ、中国で新たに4人の患者が確認 中国で、鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が、また確認された。中国各省の1月13日発表によると、浙江省と広東省でそれぞれ2例の新規患者が報告された。これで1月に入ってから確認された感染者は26例、死亡は5例となった(図1)。… 2014/01/14 感染症
中国で鳥インフルエンザH7N9感染者が増加、12日時点で新たに13例 中国で鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が増加している。12日時点で、浙江省で5例、広東省で4例、上海市で2例などと新たに少なくとも13例が確認された。これで1月に確認された感染者は22例となった。… 2014/01/13 感染症
中国でまた鳥インフルエンザH7N9の感染例、1月だけで9例目に 中国でまた、鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例が確認された。WHOによると、1月8日に香港で、1月9日に浙江省で、それぞれ1例が確認された。これで年明けから10日までに確認された感染者は9例目となった。… 2014/01/12 感染症
中国でH7N9鳥インフルエンザ感染例が相次ぐ、8日までに新たに7例を確認 中国で鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が相次いでいる。WHOによると、年明けから8日までに、新たに7例の患者が確認された。 2014/01/10 感染症
タミフル・ラピアクタ耐性A(H1N1)pdm09ウイルス、解析対象の19%に 全国地方衛生研究所と国立感染症研究所が共同で実施している抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスによると、1月6日現在、タミフル・ラピアクタ耐性A(H1N1)pdm09ウイルスが、解析対象の19%に見つかっていることが分かった。リレンザあるいはイナビルの耐性A(H1N1)pdm09ウイルスは、検出さ… 2014/01/09 感染症
札幌市でタミフル耐性A/H1N1pdm09ウイルスを検出 リレンザとイナビルに対する感受性は低下していない 国立感染症研究所は1月6日、札幌市でタミフル耐性A/H1N1pdm09ウイルスが検出されたと発表した。2013/14シーズンに、札幌市の患者から分離されたA(H1N1)pdm09ウイルス5株について、札幌市衛生研究所が遺伝子解析による薬剤耐性マーカーの1次スクリーニングを行ったところ、5株すべてがH275Y変異… 2014/01/06 感染症
インフルエンザ流行 山口県で患者急増、周南では注意報レベルに 都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、山口県で第50週(12月9日から15日)に4.24人となり、前週から倍増した。周南では12.73人となり、注意報レベルとされる10人を超えた。 2013/12/20 感染症
中国で再燃、鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例が相次ぐ 中国で鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染例が相次いで報告されている。特に広東省では、12月に入ってから19日までに4人の感染が確認された。浙江省でも新たに1人の感染者が確認されている。 2013/12/20 感染症
日本感染症学会第56回中日本・第83回西日本学術集会 臨床医の「何かおかしい」に迅速に対応できるサーベイランスシステムが必要 H7N9感染者をわが国で早期発見するために 10月末から中国で再び、感染例の報告が散発的に見られるようになった鳥インフルエンザウイルスA/H7N9。ヒトからヒトへの感染は、いまだ限定的なものに留まっている。しかし、東北大学大学院微生物学教授の押谷仁氏は、すでにヒトへの適応進展をうかがわせる遺伝子変異が認められることから、パン… 2013/12/19 感染症
インフルエンザ、全域での流行入り、11道県に広がる 都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、第49週(12月2日~8日)に、11道県で流行の目安とされる1人を超え、前週の5道県から拡大した。第49週の全国平均は2012年が0.57人、2013年が0.67人で、今シーズンが若干上回っている。… 2013/12/18 感染症
日本感染症学会第56回中日本・第83回西日本学術集会 「入院患者の隔離解除は、基礎疾患などの背景を考慮すべき」 日本赤十字社長崎原爆諫早病院呼吸器科の福島喜代康氏らは、リアルタイムPCR法を用いた遺伝子検査により、院内発生インフルエンザ患者のウイルス陰性化までの期間を検討した。その結果、医療関係者、非担癌・ステロイド非内服入院患者のウイルス陰性化までの期間は、いずれも抗インフルエンザ薬投… 2013/12/18 感染症
タミフル耐性のH7N9型鳥インフルエンザウイルス、感染性は非耐性ウイルスと同様 マウスにおける治療効果、リレンザでは有意に耐性ウイルス減少 患者から分離されたタミフル耐性H7N9型鳥インフルエンザウイルスの性状を検討した結果、ヒト気管気管支上皮細胞内での複製性、マウスに対する病原性、モルモットにおける伝搬性は、非耐性ウイルスと同様であることが示された。マウスにおける治療効果の検討では、リレンザで耐性ウイルスが有意に… 2013/12/13 感染症
インフルエンザウイルス分離・検出報告状況 AH3亜型の検出が50.8%で最多、AHpdm09が25.8%、B型が23.5% 国立感染症研究所がまとめている都道府県別インフルエンザウイルス分離・検出報告(12月12日速報)によると、2013/14シーズンの第36週から49週までの累積でAH亜型株が50.8%と最多だった。今シーズンもAH亜型が流行の主流になる可能性がある。ただし、昨シーズンまで報告例の少なかったAHpdm09も2… 2013/12/13 感染症
日本感染症学会第56回中日本・第83回西日本学術集会 ウイルス量の変動も意識したインフルエンザ治療を インフルエンザの症状、特に発熱は基本的に、ウイルス量の変化に伴って増強、軽減することが知られている。また、ウイルス量はインフルエンザ脳症の発生やウイルスの伝播性にも影響する。こうしたことから、愛知医科大学大学院臨床感染症学主任教授の三鴨廣繁氏は、臨床症状のみならず、ウイルス… 2013/12/13 感染症
5道県が全域で流行の目安超える、佐賀県が定点2.08人で最多 都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数を調べたところ、第48週(11月25日~12月1日)に、5道県で全域で流行の目安とされる1人を超えた。第48週の全国平均は2012年が0.31人、2013年が0.44人で、今シーズンが若干上回っている。… 2013/12/12 感染症
日本感染症学会第56回中日本・第83回西日本学術集会 NA阻害薬間で有効率、有害事象発現率に有意差見られず 2012/13年シーズンにノイラミニダーゼ(NA)阻害薬を処方したインフルエンザ患者70例で、各NA阻害薬(ラピアクタを除く3薬)の効果や有害事象を検討した結果、有効率、有害事象発現率は薬剤間で有意差がなかったことが分かった。松波総合病院(岐阜県羽島郡)救急部・総合内科の長門直氏らが、共… 2013/12/12 感染症
香港で2例目の患者が確認、鳥インフルエンザH7N9型ヒト感染例 香港政府は12月6日、2例目となる鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が確認されたと発表した。患者は中国広東省深セン市に住む80歳男性で、基礎疾患の治療のため香港を訪れていた。 2013/12/09 感染症
沖縄県が3度目の流行入り、AH3型主流か 沖縄県のまとめによると、48週(11月25日~12月1日)の定点当たり届出数が県全域で1.10人となり、流行の目安とされる「1」人を超えた。2013/14シーズンに入ってから、これで3度目となった。 2013/12/06 感染症
第62回日本感染症学会東日本地方会学術集会 インフルエンザ院内発生時の予防投与は短期間での収束とコスト軽減もたらす可能性 病棟内でインフルエンザ罹患者が発生した際に、多床室同室者に対して抗インフルエンザ薬の予防投与を行うと、比較的短期間で収束でき、かつコストの軽減も可能と考えられる事例が報告された。芳賀赤十字病院(栃木県真岡市)ICTの近藤義政氏(泌尿器科部長)が、第62回日本感染症学会東日本地方会… 2013/12/05 感染症
第62回日本感染症学会東日本地方会学術集会 新型インフルエンザ等対策特別措置法は運用が難しい場面もあり得る 新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)が今年5月に公布された。6月には政府の「新型インフルエンザ等対策行動計画」が改定され、各自治体でも行動計画の発表が相次いでいる。しかし、特措法そのものにいまなお議論があるのも事実だ。防衛医科大学校内科学(感染症・呼吸器内科)教授の川… 2013/12/04 感染症
香港でも鳥インフルエンザH7N9型のヒト感染例 香港政府は12月2日、鳥インフルエンザH7N9型ウイルスのヒト感染例が確認されたと発表した。患者は36歳女性で、現在、危篤状態にあるという。 2013/12/03 感染症
第62回日本感染症学会東日本地方会学術集会 H3N2感染例のNA阻害薬による解熱時間は4薬とも30時間切る 日本臨床内科医会による研究の2012/13年シーズン解析 A/H3N2ウイルスは、2012/13年シーズンに分離されたインフルエンザウイルスの大半を占めた。このH3N2感染例に対するノイラミニダーゼ(NA)阻害薬4薬の平均解熱時間は、4薬とも30時間を切ったことが明らかにされた。九州大学先端医療イノベーションセンター臨床試験部門特任教授の池松秀之氏が、日… 2013/12/03 感染症
MERS感染者が160人に、68人が死亡 WHOのまとめによると、11月26日時点で、新コロナウイルスMERS-CoV感染者が160人に達した。うち68人が死亡。致死率は42.5%となっている。 2013/11/29 感染症
第44回日本小児臨床薬理学会 授乳婦においてイナビル投与の安全性は高い 授乳婦への薬物投与は、母乳を介した乳児への影響が懸念される。インフルエンザに感染し、イナビル(一般名:ラニナミビルオクタン酸エステル)を投与された授乳婦の5例について母乳中の薬物濃度を測定したところ、吸入後1~46時間の母乳において5例とも検出限界未満であったことが示された。1例… 2013/11/28 感染症
【読者からの手紙】 保健所の判断でMERSの検査を衛生研究所に依頼することもあり得たか 連載の記者の眼で紹介した「MERS疑い例に遭遇した開業医の苦悩」につきまして、保健所長を務められる方からご意見をいただきました。とても貴重なご指摘がありますので、紹介させていただきます。 2013/11/25 感染症
第45回日本小児感染症学会 小児インフルエンザの解熱時間に治療薬の種類、年齢、ウイルス型が関連 小児インフルエンザの解熱時間に関与する因子を調べた多変量解析で、抗インフルエンザ薬の種類(タミフル、リレンザの2薬で検討)、年齢、ウイルスの型が有意な因子になるという結果が得られた。北海道大学大学院小児科学の小関直子氏らが、第45回日本小児感染症学会総会・学術集会(10月26~27日… 2013/11/25 感染症
第45回日本小児感染症学会 タミフル・ラピアクタ耐性株の50%以上が0~9歳からの検出 NA阻害薬未投与患者から検出される割合が年々上昇 過去5シーズンに検出されたタミフル・ラピアクタ耐性株のうち、0~9歳の小児から検出された株が50%以上を占めることが分かった。また、すべての亜型の耐性株がノイラミニダーゼ(NA)阻害薬未投与患者から検出される割合が年々上昇する傾向にあり、2012/13年シーズンの耐性株はすべて未投与例か… 2013/11/22 感染症
第45回日本小児感染症学会 不活化全粒子経鼻インフルエンザワクチン、ヒトの血中、鼻粘膜で中和抗体を誘導 現行の季節性インフルエンザワクチンは、発症や重症化を抑制できても、感染そのものを予防する効果には限界がある。また、新型インフルエンザのパンデミックで流行株を予測することは難しいため、流行株予測に基づいたパンデミックワクチンの効果もあまり期待できない。感染防御能に加え、流行株… 2013/11/21 感染症
第45回日本小児感染症学会 鳥インフルエンザH7N9ウイルスはパンデミックを起こす能力持つ 医科研・河岡教授が指摘 11月6日のWHO発表によると、中国で新たに鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスに感染した患者が2人発生した。インフルエンザの流行期を迎え、動向が大いに注目される。このH7N9ウイルスの特性について、東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染研究分野教授の河岡義裕氏が、最近の研究成果… 2013/11/19 感染症
大阪市立大学呼吸器内科学の栩野吉弘氏に聞く 葉書アンケートによるインフルエンザ治療実態調査から分かったこと 薬剤別にみた解熱効果、二峰性発熱に有意差なし 実臨床におけるインフルエンザ治療はどのように行われているのか。その治療成績はどうなのか――。大阪市立大学呼吸器内科学の栩野吉弘氏らは、この問の答えを求めて、2010/11シーズンから、葉書によるインフルエンザ治療実態調査に取り組んでいる。これから始まる流行シーズンの診療に役立つデー… 2013/11/15 感染症
今冬シーズンもAH3亜型の検出が先行、AH1pdm2009も多く 今冬のシーズンもAH3亜型の検出件数が先行している。国立感染症研究所がまとめているインフルエンザウイルス分離・検出状況によると、11月15日現在、AH3亜型が35件となっている。AH1pdm2009も15件と多く、先シーズンまで散発的だっただけに、ウイルスの性状も含め注意が必要のようだ。… 2013/11/15 感染症
浙江省で新たな感染者、中国の鳥インフルエンザH7N9、10月以降で4人に WHOは11月6日、中国から新たに2例の鳥インフルエンザA/H7N9ウイルスのヒト感染例が報告されたと発表した。1例目は広東省の3歳男児、2例目は浙江省の64歳女性だった。これでWHOが確認した感染例は139例、うち死亡が45例となった。… 2013/11/09 感染症
2013/14シーズン・インフルエンザ治療に関する調査_No.1 インフルエンザワクチン接種を「受けた/受けるつもり」の医師は94.7%と高率 今シーズンのインフルエンザ対策として、ワクチン接種を「受けた」と回答した医師は8.5%、「受けるつもり」と回答した医師は86.2%で、あわせて94.7%と高率であることが分かった。日経メディカル オンラインが実施した「2013/14シーズン・インフルエンザ治療に関する調査」で明らかになった。… 2013/11/08 感染症
広東省で鳥インフルエンザH7N9のヒト感染例、3歳男児 中国広東省衛生当局は11月5日、鳥インフルエンザH7N9のヒト感染例が確認されたと発表した。患者は東莞市在住の3歳5カ月の男児。インフルエンザ様疾患のサーベイランスによって感染が確認された。症状は経度で状態は安定しているという。… 2013/11/06 感染症
インフルエンザワクチンの自己負担額 小学生までの2回接種の合計金額、関東が5573円と最も高く 3歳から小学生までの2回接種の場合、インフルエンザワクチンの自己負担額の合計が最も高かったのは、関東の5573円だった。インターネット上に公開されている医療機関のホームページから、2013/14シーズンのインフルエンザワクチンの料金をピックアップし、都道府県別に調べた結果、明らかになった… 2013/11/06 感染症
再燃か、中国浙江省でまた鳥インフルエンザH7N9のヒト感染例 10月15日に鳥インフルエンザH7N9のヒト感染例が確認されたばかりの中国浙江省で23日、新たに1人の感染者が報告された。患者は67歳男性。10月16日に発症し、治療中という。 2013/10/23 感染症
いまさら聞けないインフルエンザの話(その3) なぜ、インフルエンザH7N9型を警戒しなければならないの? 「この冬はインフルエンザH7N9型を警戒しなければならない」と見聞きした方も多いことでしょう。またパンデミックが起こってしまうのでしょうか。 2013/10/18 感染症
中国浙江省で鳥インフルエンザH7N9ヒト感染例を確認 中国浙江省は10月15日、新たに1例、鳥インフルエンザH7N9のヒト感染例を確認したと発表した。同省では4月28日に患者が確認されて以来、報告例が途絶えていた。半年ぶりの確認に、今冬の再流行の兆しかと現地では警戒感が広がっている。… 2013/10/15 感染症
沖縄県、全域でインフルエンザ流行の目安を超える、今シーズン初めて 沖縄県によると、40週(9月30日~10月6日)のインフルエンザ定点当たり届出数が県全体で1.00人となり、2013/2014シーズンで初めて、流行の目安とされる「1人」に達した。 2013/10/11 感染症
いまさら聞けないインフルエンザの話(その2) 「インフルエンザに罹ったって大したことない」は危険信号? 喉元過ぎれば熱さを忘れる。今回はこのことわざにちなんだ話題を取り上げたいと思います。2009年。のちにインフルエンザA(H1N1)pdm2009と命名されたインフルエンザウイルスが世界的な大流行を引き越しました。いわゆる新型インフルエンザ(パンデミックインフルエンザ)の発生でした。その後の… 2013/10/11 感染症
和歌山県で今シーズン初のインフルエンザ様疾患集団発生、一部からB型 和歌山県は10月8日、今シーズン初となる集団インフルエンザ様疾患の発生が確認されたと発表した。報告したのは田辺市立上秋津小学校で、2クラスの45人中28人が症状を訴え、うち14人が欠席した。このため同校ではこの2クラスの学級閉鎖を10月8日から10日まで続ける対策をとった。… 2013/10/09 感染症
MERS感染、サウジアラビアで新たに6人の感染確認 WHOは10月4日、サウジアラビアで新たに6人の新コロナウイルスMERS-CoV感染者が確認されたと発表した。これで2012年9月からの感染数は合計で136人となった。 2013/10/08 感染症
厚労省、新型インフルエンザをテーマに研修開催 厚生労働省は11月24日、新型インフルエンザの診療に関する研修を実施する。対象は、新型インフルエンザ診療に従事する予定の医師、医療従事者ら。倉敷中央病院呼吸器内科主任部長の石田直氏が「鳥インフルエンザA(H7N9)への対応」、琉球大学大学院医学研究科感染症・呼吸器・消化器内科学教授の… 2013/10/08 感染症
いまさら聞けないインフルエンザの話(その1) 「月曜日に解熱したので2日後の水曜日に登校」は正しいか? インフルエンザの出席停止期間の基準が改訂されたのは2012年の4月でした。これまでの「解熱した後2日を経過するまで」に、新たに「発症したあと5日を経過」が加わり、さらに、「保育所における感染症対策ガイドライン」をならうかたちで、幼稚園に通う幼児の場合は「解熱した後3日を経過するまで… 2013/10/04 感染症
沖縄県、地区によってはインフルエンザ流行の兆しが 沖縄県がまとめているインフルエンザ定点当たり届出数によると、39週(9月23~29日)に、那覇市や南部、八重山の各地区で流行の目安とされる「1人」を超えた。県全体では0.78人だが、地区によってはインフルエンザ流行の兆しが見えてきた。… 2013/10/04 感染症
静岡県のインフルエンザ集団発生、ウイルスはB型山形系株 静岡県疾病対策課は20日までに、県内でインフルエンザの集団発生による学級閉鎖があった事例で、ウイルスの種類はB型の山形系株だったことを確認した。今冬のインフルエンザ・ワクチンの株に含まれるB型株は、B/マサチュセッツ/2/2012(BX-51B)株でB型山形系に対応している。今回の集団発生の原… 2013/09/20 感染症
MERS感染、サウジアラビアで新たに18人の感染確認、3人死亡 WHOは9月19日、サウジアラビアで新たに18人の新コロナウイルスMERS-CoV感染者が確認されたと発表した。そのうち3人が死亡している。これで2012年9月からの感染数は合計で132人となった。すでに感染が確認されていた1人が9月6日に死亡。死亡総数は58人となった。… 2013/09/20 感染症
河合直樹氏(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班班長)に聞く 「よくわかるインフルエンザのすべて」を発行した理由 「よくわかるインフルエンザのすべて」(医薬ジャーナル社)がこの夏に上梓された。なぜこの時期に――。編者の河合直樹氏(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班班長、河合内科医院院長)は、今だからこそインフルエンザの全体像をまとめる必要があった、と話す。2009年のパンデミック・インフ… 2013/09/19 感染症
今冬の新たな脅威はH7N9? それともH5N1あるいはMERS 今冬のインフルエンザ流行はどうなるのか――。南半球の流行状況をみると、オーストラリアなどでは昨シーズン同様、H3N2亜型とB型の混合流行になっている。また、姿を消したかの感のあるH1N1pdm09の感染も散発的に発生しており、北半球で何が流行株の主流になるのかは予測しがたい状況だ。一方で… 2013/09/15 感染症
アルボース、新興・再興感染症をテーマに感染症対策セミナーを開催 アルボースは今年も感染症対策セミナーを東京、大阪、名古屋で開催する。今年のテーマは「新興・再興感染症 -変わりゆく感染症とその対策-」。東京医科大学微生物学講座主任教授の松本哲哉氏を講師に迎え、NPO法人食品保健科学情報交流協議会顧問の伊藤蓮太郎氏および財団法人日本食品分析セン… 2013/09/15 感染症
米のH3N2vヒト感染例、ミシガン州で新たに1例、全米で17例に 米で動向が注視されている豚インフルエンザウイルス(H3N2v)のヒト感染例は、8月30日時点の米CDCの集計によると、新たにミシガン州で1例が確認された。2013年はこれで17例となった。ミシガン州からの報告は今回が初めてで、インディアナ州をはじめ、オハイオ州、イリノイ州の4州に広がった。… 2013/08/31 感染症
【寄稿】医療機関における新型インフルエンザ等対策 大規模・中規模医療機関向け診療継続計画策定の手引きの活用を 平成25年6月に策定された新型インフルエンザ等対策政府行動計画(以下「政府行動計画」)、「新型インフルエンザ等対策ガイドライン(以下「ガイドライン」)において、医療機関における診療継続計画の策定及び地域における医療連携体制の整備が求められている。医療機関において診療継続計画を策… 2013/08/30 感染症