インフルエンザ、年末年始にかけて大流行か 休日診療所や救急外来に患者が殺到する事態への備えを 年末年始にかけて、インフルエンザが大流行するリスクが高まっています。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月8日まで1週間(第49週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4万7200人となり、定点当たりで9.52人と急増。今後4週間以内に大きな流行が… 2019/12/13 感染症
北海道が注意報レベル、全国定点当たり3.11人に インフルエンザ患者、全国定点で1万5000人超 院内でのワクチン接種者とインフルエンザ患者の接触を避ける工夫を インフルエンザ患者数が急増している。全国の都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、11月24日までの1週間(第47週)に、全国の約5000の定点医療機関を受診した患者数は1万5390人となった。流行が早いため、同じ医療機関でインフルエンザワクチンの接種希望者と… 2019/11/29 感染症
デング熱国内感染疑い例で浮かぶ蚊対策の盲点 神社仏閣で媒介蚊を根絶することは「不可能」が36% 令和の最初の年が当たり年になったことは数々あるが、「デング熱」もその1つに挙げられるだろう。アジアを含め世界中で大流行しており、非常事態宣言が発令された国もある。日本でも、京都・奈良で感染したと考えられる修学旅行生の2例が報告されたばかり。修学旅行生の感染経緯と、神社仏閣におけ… 2019/10/25 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(5) 要注意!A/H1N1pdm09ウイルスに変化の兆し 新型インフルエンザが発生した2009年から、今年で10年目となります。パンデミックを引き起こしたA/H1N1pdm2009ウイルスはこの間、少しずつだが着実に変化を遂げてきたようです。 2019/10/21 感染症
学会トピック◎第47回日本救急医学会総会・学術集会 東京2020開催中の発熱患者はインフルエンザを疑う 2020年東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京2020)開催時期に発熱患者を診た場合、インフルエンザを考慮すべき──。第47回日本救急医学会総会・学術集会(10月2~4日、開催地:東京・千代田区)で財団法人海外邦人医療基金マニラ日本人会附属診療所駐在の菊地宏久氏が発表した。… 2019/10/08 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(3) 沖縄県のインフル夏季流行から見えるもの 変革を迫られる令和時代のインフルエンザ対策 夏休み明けからインフルエンザの大流行が続く沖縄県。9月には、この時期としては10年ぶりとなるインフルエンザ警報が発令された。夏季のインフルエンザ流行では高齢者の重症化が懸念されており、今回の沖縄県での流行を通じて、現行のインフルエンザ対策をシフトチェンジしていく必要性も浮かび上が… 2019/10/03 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(2) ゾフルーザ処方で症状が長引いた小児例の実際 今冬のインフルエンザ治療でゾフルーザを第一選択薬としない理由 日経メディカルの調査によると、前シーズンにゾフルーザ処方医師の12%が症状遷延例を経験していました。神奈川県横浜市のさいとう小児科院長の齋藤綾子氏も経験者の一人。診察した症状遷延例で薬剤耐性マーカーが検出されたことから、齋藤氏は今冬のインフルエンザ治療ではゾフルーザを第一選択薬… 2019/10/01 感染症
沖縄県が定点50超、長崎、大分、佐賀など6県も流行期入り 今季のインフルエンザ、異常な立ち上がりに 今シーズンのインフルエンザは、異常な立ち上がりを見せています。9月15日までの1週間(第37週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は5738人で定点当たり1.17人となり、流行の目安とされる「1人」を超えました。… 2019/09/20 感染症
第6回日経アジア・アフリカ感染症会議開催、エボラやAMRが議題に 官民連携でアジア感染症臨床試験プラットフォームの実現へ 日本経済新聞社と英フィナンシャル・タイムズは2019年8月31日から9月1日にかけて、横浜市で第6回日経アジア・アフリカ感染症会議を開催した。結核、エボラウイルス病(エボラ出血熱)、マラリアに対する官民協力(Public Private Partnership:P3)による具体的な方策に加え、薬剤耐性(AMR)やア… 2019/09/05 感染症
ニュース◎コンゴ民主共和国のエボラ大流行で感染研がリスクアセスメント エボラ国内発生リスク、「高まってはいない」 厚労省、渡航者への注意喚起、疑い例への対応の再確認を求める コンゴ民主共和国で過去最悪の流行となっているエボラウイルス病(エボラ出血熱)について、国立感染症研究所は7月24日、現時点でのリスクアセスメントを発表しました。 2019/07/26 感染症
この夏、忘れてはならない「デング熱」 蚊の季節、重症型デングと国内感染の脅威が迫る デング出血熱の報告が既に3例に 感染症の専門家が参加するメーリングリストで、気になる情報がもたらされた。インドネシアで、デング熱患者が急増しているという。同国は、日本の輸入感染例の推定感染地として、常に上位に名前が挙がる国の1つだ。日本は、これから蚊の季節を迎えるだけに、輸入感染例から蚊、そして健康な人へとい… 2019/07/10 感染症
ニュース◎風疹流行続く、累計患者数は1700例を超える 大阪府でも先天性風疹症候群、全国で3例目 大阪府によると、第24週(6月10~16日)に、先天性風疹症候群の患者が1例報告された。大阪府では、2013年の風疹大流行時に、2014年までに計6例の報告があったが、2015年以降は発生が途絶えていた。昨年夏に首都圏を中心に広がった風疹の大流行下で確認された先天性風疹症候群は、全国で3例目となっ… 2019/06/19 感染症
今回の風疹大流行で2例目 東京都でも先天性風疹症候群の報告 第17週(4月22~28日)に、東京都で先天性風疹症候群の報告が1件あったことが明らかになった。都内では、2013年の風疹大流行時に2014年までに16件の報告があったが、2015年以降は発生が途絶えていた。昨年夏に首都圏を中心に広がった風疹の大流行下で確認された先天性風疹症候群は、全国で2例目と… 2019/05/09 感染症
全国の定点当たり報告数は8.99人まで減少 インフルエンザ縮小も、20道県は全域で警報続く AH3型が主流に、B型ウイルスの検出は少数 インフルエンザの流行が、全国的に縮小傾向を強めている。 2019/03/01 感染症
ワクチン接種歴「不明、なし、1回」が計80% 大阪で麻疹が急拡大、1週間で35人の感染判明 大阪府の麻疹流行が、一気に拡大した。2月17日までの1週間に新たに確認された麻疹患者は35人と急増。今年の累計患者数は81人となり、この時点で既に、2009年以降の11年間で最多となった。 2019/02/22 感染症
ゾフルーザ耐性株の検出率上昇で心配なこと 2月6日、バロキサビル マルボキシル(商品名ゾフルーザ)の耐性株がA/H1N1pdm2009からも検出された。2月15日には、新たに4株が報告され、検出率はAH1pdmで2.1%、A/H3N2亜型で17.5%と上昇した。全て薬剤投与例から分離されたものだが、耐性ウイルスが市中で流行するという公衆衛生上の懸念は消え… 2019/02/20 感染症
大阪府で2週連続で10人以上の麻疹患者 麻疹拡大、1人以上の患者確認は19都道府県に 大阪市ではバレンタインフェア従事者も感染 麻疹患者の発生リスクが、大阪府で上昇している。府の発表によると、第5週(~2月3日)時点で麻疹患者数は累計で38人となり、2週連続で10人以上の増加となった。2月10日には大阪市で、感染可能期間に、あべのハルカス近鉄本店でバレンタインフェアに従事した2人の女性が麻疹に感染していることが… 2019/02/14 感染症
全国的に警報レベルは続く、3月半ばまでは警戒が必要か インフルエンザ流行がピークアウト 流行ウイルス、AH3亜型の割合が増えAH1pdm09を上回る インフルエンザの流行がピークアウトした模様だ。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、2月3日までの1週間(第5週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は定点当たり43.24人と前週の57.09人から減少した。ただし、依然として全国的に警報レベルを超えて… 2019/02/08 感染症
いずれも薬剤投与例から、ウイルスは全てAH3亜型 ゾフルーザ耐性、新たに3株、検出率は10.9%に 国立感染症研究所と全国地方衛生研究所が共同で行っている抗インフルエンザ薬耐性株サーベイランスによると、2月1日時点で、バロキサビル マルボキシル(商品名ゾフルーザ)の耐性株が新たに3株、報告されました。いずれも薬剤投与例から見つかったもので、インフルエンザウイルスのタイプは全てA/H… 2019/02/05 感染症
ゾフルーザの小児への適応について思うこと ここ数週間で、中津でも一気にインフルエンザのお子さんが増えてきました。そんな中、お母さんたちから最近、「1日1回の飲み薬があるけど、それは使えないの?」と聞かれることが増えてきました。そうです、今年の新発売されたゾフルーザ(バロキサビル マルボキシル)です。… 2019/02/05 感染症
今シーズンの患者数は75例に、昨季と同水準 インフルエンザ脳症で3歳児と8歳児が死亡 家族の「普段と違う」は危険信号 インフルエンザ脳症の報告が急増した。国立感染症研究所のインフルエンザ脳症サーベイランスによると、2019年第3週に新たに31例の報告があり、今シーズン累計で75例となった。3歳児と8歳児の死亡例も報告されている。報告時死亡は4例となった。… 2019/02/05 感染症
流行ウイルスに変化、AH3亜型が増加しAH1pdm09に迫る インフル流行が過去最高に、定点報告は57人超 インフルエンザの流行が、現在の調査が始まって以来の最多を記録した模様です。 2019/02/01 感染症
10歳未満が7割、10歳代は6人、20~80歳代の症例も インフルエンザ脳症が44例に、報告時死亡は2例 インフルエンザが猛威を振るう中、重症度の指標の1つである脳症の報告も増えています。 2019/01/28 感染症
猛威振るうインフルエンザ、44都道府県が警報レベル突入 インフル定点報告が53.91人、昨季ピークに迫る 流行ウイルスはH1N1pdm09が主流、H3亜型も増加傾向に インフルエンザが全国的に猛威を振るっている。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)を見ると、1月20日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は26万7596人で、定点当たり53.91人と前週の38.54人から1.4倍に増加した。全域で警報レベルに突入した自治体も… 2019/01/25 感染症
三重県の麻疹集団感染で3次感染が発生 麻疹患者、大阪市で開催のAKB48握手会に参加 確認患者は26人に、愛知、岐阜、大阪でも発症リスク高まる 昨年末、三重県津市で開催された研修会参加者の間で広がった麻疹の集団感染が拡大しています。三重県によりますと1月17日に、今回初めてとなる3次感染例が確認されました。また、患者の1人は1月6日に大阪市で開催されたAKB48の握手会に参加していたことが、明らかとなりました。愛知、岐阜、大阪で… 2019/01/19 感染症
全国の定点当たり報告は38.54人、32都道府県が警報レベル超 インフルエンザ拡大、全国的に警報レベルに突入 インフルエンザの流行が急拡大しています。各都道府県がまとめている定点当たり報告数(速報値)によると、1月13日までの1週間(第2週)に全国の定点医療機関から報告があった患者数は19万527人で、定点当たり38.54人と警報レベルとされる30人を超えました。… 2019/01/17 感染症
インフルエンザ流行拡大、定点当たり16.30人に 入院患者倍増、基幹病院報告が1200人超 インフルエンザ脳症の報告も17例 インフルエンザの流行拡大に伴い、重症例が急増している。厚生労働省によると、1月6日までの1週間(2019年第1週)に全国約500カ所の基幹定点医療機関から報告された入院患者は1207人と前週の549人から倍増した。インフルエンザ脳症の報告も、2018年第51週までに17例となった。… 2019/01/12 感染症
北海道、愛知、三重、奈良、熊本、鹿児島が全域で注意報レベルに インフル流行拡大、定点当たり8.05人と注意報レベルに迫る インフルエンザの流行が拡大している。各都道府県がまとめている定点当たり報告数(速報値)によると、12月23日までの1週間(第51週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は3万9589人で、定点当たり8.05人となり、前週(3.35)から2.4倍と急増した。愛知県や北海道は20人を超えており、6道県が… 2018/12/28 感染症
定点当たり報告数3.35人に、北海道は注意報レベルに迫る インフルエンザ患者倍増、全域で流行は42都道府県に インフルエンザの患者数が急増している。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月16日までの1週間(第50週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は1万6589人と前週の8438人から倍増し、定点当たりで3.35人となった。北海道は定点当たり9.59人と急増、… 2018/12/21 感染症
定点当たり報告数が1.70人、全域で流行は28都道府県に拡大 インフルエンザ、全国的に流行期に突入 今シーズンのインフルエンザが、全国的に流行期に突入した。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月9日までの1週間(第49週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は8438人と前週の4599人からほぼ倍増し、定点当たりで1.70人と流行の目安となる1人を超… 2018/12/14 感染症
定点当たり報告数が0.93人に、15道府県が全域で流行 インフルエンザ、今週中にも全国的に流行入り 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月2日までの1週間(第48週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4599人となり、定点当たりで0.93人と流行の目安となる1人に迫った。薬局サーベイランスなどの先行指標は12月3日以降も患者数が増えてることから… 2018/12/07 感染症
流行の立ち上がりは過去8年で3番目の速さ インフルエンザ、流行ウイルスはA/H1N1pdmが先行 三重県、沖縄県が既に流行期に 2018/19シーズンのインフルエンザは、A/H1N1pdm09が季節化した2011年以降で3番目に速い流行の立ち上がりを見せている。また、現時点での流行ウイルスは、国立感染症研究所の病原微生物検出情報(IASR)によると、A/H1N1pdmが7割を占めていることが分かった。… 2018/11/19 感染症
学会トピック◎第67回日本感染症学会東日本地方会学術集会 救護施設で肺炎球菌感染症のアウトブレイク 5例中、初発者を含む2例はPPSV23ワクチンの接種歴あり 救護施設において、肺炎球菌感染症の血清型19Aによるアウトブレイクが発生したことが報告された。早期介入で咽頭保菌調査と予防的除菌療法を行った結果、アウトブレイクは5例にとどまり終息に至った。5例のうち初発例を含む2例に23価肺炎球菌多糖体ワクチン(PPSV23)の接種歴があり、ワクチンに… 2018/11/01 感染症
首都圏以外でも複数の風疹患者が発生、累計で1486人に 風疹の流行続く、7週連続で100人超の新規患者 1例以上の報告がある自治体は42都道府県に 風疹の流行が止まらない。10月21日までの1週間(第42週)に報告された風疹患者は174人で、7週連続の100人超の増加となった。期日遅れの報告を加えると累計で1486人となり、このままのペースで増加すれば2012年の2353人を超える可能性も出てきた。地域的な広がりも見られ、大阪府や福岡県、愛知県… 2018/10/31 感染症
風疹の流行続く、累計で952人に 風疹感染、医療関係者は25人、看護師が多く、医師や薬剤師も 風疹の流行が止まらない。国立感染症研究所が10月3日現在でまとめた風疹急増に関する緊急情報によると、9月30日までの1週間に新たに134人の患者が報告された。期日遅れの報告を加えると累計で952人となり前週から182人増となった。… 2018/10/12 感染症
今回の風疹流行で初めてとなる症状の分析結果が明らかに 発疹99%、発熱87%、リンパ節腫脹は60% 推定感染源は「職場」が90人中41人と多く 今回の風疹流行で初めてとなる症状の分析結果が報告された。国立感染症研究所感染症疫学センターが9月26日時点でまとめたところ、最も多い症状は発疹で99%に認めた。これに発熱が87%で続き、リンパ節腫脹も60%に見られた。… 2018/10/03 感染症
名古屋市で麻疹患者、静岡市の患者と帰国便で接触か 9月14日のタイ国際航空644便に搭乗、タイから中部国際空港へ 名古屋市は9月27日、市内で麻疹患者が確認されたと発表した。患者はタイへの渡航歴があり、疫学調査の結果、9月15日に麻疹と確定した静岡市内の患者と同じタイ国際航空644便に搭乗していたことが明らかになった。発端となった静岡市の患者は不特定多数と接触した可能性があり、市や中部国際空港は… 2018/09/29 感染症
風疹患者、前週から146人増加し累計で642人に 風疹流行、感染地域は首都圏から全国へ 風疹患者が増え続けている。9月16までの1週間に報告された風疹患者は127人で、遅れて報告された患者数を加えると累計で642人となり前週から146人増加した。依然として首都圏からの報告が多いものの、この1週間に新潟県、静岡県、滋賀県、大阪府、愛媛県からも複数の患者が報告されており、感染地… 2018/09/27 感染症
インタビュー◎長崎大学熱帯医学研究所・亀田総合病院の山藤栄一郎氏 日本紅斑熱とつつが虫病の見分け方 見逃しを防ぐために地域の疫学情報の把握を ともにダニが媒介する感染症である日本紅斑熱とつつが虫病。治療が遅れると重症化して死亡することもあり、早期診断が重要となる。しかし、両者の臨床的特徴や疫学的特徴の違いは正確には分かっていなかった。亀田総合病院の山藤栄一郎氏らは、この2つの感染症が同時に流行する千葉県南房総で、20… 2018/09/27 感染症
風疹患者が急増、累計で496人に 風疹の流行、首都圏から全国へ拡大か 風疹の患者が急増している。9月9までの1週間に報告された風疹患者は127人で、遅れて報告された患者数を加えると累計で496人と、前週の362人から134人も増加した。また、感染地域も前週の28都道府県から34都道府県に広がり、首都圏から全国へ拡大しつつある。… 2018/09/19 感染症
風疹流行、2013年の悪夢を繰り返すな Aナーシングに最後に原稿を書いたのはいつだっただろうか……。もはや記憶に残っていないくらいなので相当前のような気がする……。いろんな人から「あのAナーシングの連載、面白かったです」と過去のもの扱いされ、そしていつの日からか担当の編集者からも原稿の催促すら来なくなり……。ここま… 2018/09/19 感染症
風疹報告数が累計で362人に増加、地域も広がる 風疹感染、首都圏から他の地域へ拡大の可能性 国立感染症研究所は9月11日、風疹に関して4週連続の緊急情報を発表。その中で、「首都圏を中心に風疹の国内流行が発生し、広い地域に拡大し始めている可能性が高い」との見解を明らかにした。 2018/09/13 感染症
国立国際医療研究センター国際感染症対策室医長の忽那賢志氏に聞く これって風疹? 見逃しを防ぐ診療ポイントとは 後頸部のリンパ節腫脹のチェックを 風疹患者が増え続けている。首都圏を中心に感染が広がっており、全国的な感染拡大も懸念される状況だ。風疹に対する抵抗力の低い人が30~50歳代の男性で増えていることから、専門家の間には、1万4344人の患者が報告され、先天性風疹症候群が45人も確認された2013年大流行の再来を危惧する声も上が… 2018/08/30 感染症
感染研が緊急情報、首都圏で風疹患者が急増 風疹の国内流行が発生し始めている可能性が高い 妊娠出産年齢の女性や妊婦の周囲の人はワクチン接種を 国立感染研究所感染症疫学センターは8月21日、首都圏の風疹患者急増を受けて緊急情報を発表した。2018年第32週(8月6~12日)までの累積報告数が139人となり、2015~2017年の同時期の報告数を上回ったほか、2016年と2017年の年間累積報告数を超えた。国外での感染が推定される症例が10人にとどま… 2018/08/21 感染症
JAMA Pediatrics誌から ニューヨーク市の麻疹感染拡大事例を分析 予防接種拒否と接種時期遅延が拡大に影響 2013年に、英国で麻疹に感染してニューヨーク市に帰国した思春期の患者をきっかけとする麻疹アウトブレイクが発生した。同市健康精神衛生局(DOHMH)のJennifer B. Rosen氏らは、このアウトブレイクについて疫学的調査を行い、リソースとコストという観点から公衆衛生面に及んだ負荷を検討し、結… 2018/08/16 感染症
麻疹の輸入感染例が発生、長野県佐久市内 麻疹発症前に飲食店利用、不特定多数と接触か 長野県は7月20日、佐久市内で麻疹患者が確認されたと発表した。患者は佐久市内在住の40歳代男性で、タイのバンコクへの渡航歴があった。発症前に同市内の飲食店を利用しており、不特定多数と接触した可能性が高いことから、県は麻疹が疑われる場合、必ず事前に医療機関に連絡した上で速やかに受診… 2018/07/23 感染症
感染症情報◎手足口病は夏の流行気に向け徐々に増加 流行性角結膜炎、高い水準で推移 2018年第24週(6月11~17日)までの情報をまとめた。流行性角結膜炎の第24週の定点当たりの報告数は1.00人。過去5年で最多。定点あたりの報告数が多い都道府県は、神奈川県(2.83人)、宮崎県(2.83人)、山梨県(2.67人)、愛媛県(2.25人)、沖縄県(2.22人)など。一方で、福井県、島根県、高… 2018/07/02 感染症
厚生労働省が麻疹・風疹の予防指針を改定 海外渡航者や空港従業員への予防接種を強く推奨 厚生労働省は15日、麻疹・風疹に関する特定感染症予防指針の改定案を第25回厚生科学審議会感染症部会に示し、了承された。国内で麻疹の感染が急速に拡大したことから、感染予防の強化策を盛り込んでいる。厚生労働省は改定案を微修正した後、年内にも都道府県などに通知する予定だ。… 2018/06/19 感染症
情報共有なくして感染症対策なし 麻疹で困っている、知りたい、気になることは? 抗体価やワクチン接種に関する現場の悩みも共有 前回は、我々の感染症疫学情報ネットワークで実施した麻疹対策に関する情報共有について紹介しました。集まった情報から、医療施設内での情報共有や患者対応に当たる職員のワクチン接種歴や抗体価の確認については、回答者の8割以上が実践できていることが分かりました。また、患者や一般の人への情… 2018/06/18 感染症
学会トピック◎第92回日本感染症学会・第66回日本化学療法学会 麻疹の1例目はブラリとやってくる 沖縄県のアウトブレイクに対峙した医師からのメッセージ 麻疹はいつでも、どこにでも、何度でもやってくる。備えは常に、できることから取り組むべき――。これは、沖縄県の麻疹集団感染に立ち向かった医療現場からのメッセージだ。沖縄県立中部病院感染症内科副部長の椎木創一氏は、第92回日本感染症学会・第66回日本化学療法学会(5月31日~6月2日、岡… 2018/06/06 感染症
感染研が『医療機関での麻疹対応ガイドライン第7版』を発表 「医療機関から麻疹拡散」とならないために 未診断の患者が外来を受診する場合の対応は 国立感染症研究所感染症疫学センターは5月16日、『医療機関での麻疹対応ガイドラン第7版』を発表した。3月に沖縄県で麻疹の集団感染が発生し、愛知県、神奈川県、東京都へと拡大。この一連の流行では医療機関が麻疹拡散の場となった事例が目立ったこともあり、新たなガイドラインは「医療機関内で… 2018/05/30 感染症
WHOが新たなステージに入ったと警告 コンゴのエボラ流行、人口120万人都市に波及 日本への影響を考えるのは杞憂なのか? WHOは5月17日、エボラウイルス病(エボラ出血熱)が流行しているコンゴ民主共和国で、都市部でも1人の患者が確認されたと発表。約120万人の都市で感染者が発生したことを受け、「コンゴのエボラ流行は、新たなステージに入った」と警告を発した。同国は5月8日、2例の患者が確認されたため、1976年… 2018/05/21 感染症
ネットワークがつなぐ麻疹対策の輪 「受付で発熱・発疹を探知」は6割が実施 抗体価が基準に足りている職員が疑い例に対応は58% 今年3月下旬に沖縄で麻疹感染者が確認されました。同県内での感染伝播が止まらず、3次感染、4次感染と拡大する中、同時期に沖縄を訪問していた人たちから麻疹患者が確認され、愛知県、東京都、神奈川県など他府県にも拡がりをみせています。… 2018/05/19 感染症
沖縄県の麻疹流行、東京都町田市でも患者が発生 麻疹疑い例が受診した医療機関で感染した可能性 沖縄県の麻疹流行に関連して、5月7日に東京都町田市でも患者が確認された。町田市によると、患者は30歳代女性で、沖縄県で感染し神奈川県川崎市で麻疹と診断された患者と同じ日に、町田市内の医療機関を受診していた。… 2018/05/11 感染症
岡山市の梅毒調査から浮かぶ懸念 男性梅毒患者の7割超に風俗店の利用歴 罹患した女性の4人に1人はコマーシャルセックスワーカー 岡山市保健所の独自調査の結果、異性間接触で梅毒に感染した男性患者の7割超に、過去数カ月以内の風俗店利用歴があることが明らかになった。また、女性患者の4人に1人がコマーシャルセックスワーカー(CSW)だった。調査結果は5月8日、国立感染研究所のウェブサイトで公開された。… 2018/05/11 感染症
麻疹が疑われる患者の受診時は院内感染対策を 川崎市で麻疹患者、沖縄県で感染した可能性 川崎市は5月3日、沖縄県で感染した可能性が高い麻疹患者が確認されたと発表した。感染可能期間に市内で行動しており、不特定多数と接触した可能性があることから、同市は医療機関に対して、麻疹が疑われる患者が受診した際は院内感染対策を実施するよう求めている。… 2018/05/06 感染症
名古屋第二赤十字病院では事務職員にも感染 名古屋市の麻疹患者は13人に、3次感染例も 新たにタイ旅行歴のある患者も確認 名古屋市は5月1日、新たに4人の麻疹患者を確認した。3人は沖縄旅行歴のあった患者を発端とする流行で感染し、1人はタイ滞在歴のある患者で沖縄関連の麻疹流行とは無関係だった。前者3人のうち2人は3次感染例で、1人は医療機関の医療事務に従事していた。沖縄旅行歴のある患者を発端とする患者は… 2018/05/02 感染症
沖縄旅行歴のある患者を発端とする感染者が8人に 名古屋第二赤十字病院の職員2人が麻疹発症 名古屋市は4月25日、新たに3人の麻疹患者が確認されたと発表した。4月11日に麻疹と診断された沖縄旅行歴のある10歳代患者が発端と考えられる感染者は、これで発端者を含めて8人となった。この患者が麻疹と疑われる前に受診した名古屋第二赤十字病院の医療事務員と看護助手も含まれており、同病院… 2018/04/26 感染症
インタビュー◎国立感染症研究所感染症疫学センター・多屋馨子氏に聞く 「医療機関で麻疹拡散」は何としても防ぎたい 麻疹ワクチン接種歴の記録確認は院内感染対策の第一歩 名古屋市内の医療機関で、医療事務に従事する職員が麻疹を発症した。沖縄旅行歴のある10歳代患者が、麻疹と疑われる前に受診した医療機関でのことだ。「医療機関で麻疹が拡散するのは何としても防ぎたい」と繰り返し訴えてきた国立感染症研究所感染症疫学センターの多屋馨子氏は、今一度、職員だ… 2018/04/25 感染症
沖縄旅行歴のある麻疹患者から感染か 名古屋市内で医療事務の従事者が麻疹発症 麻疹の院内感染を防止するための対応を見直すべき 名古屋市は4月21日、市内の医療機関で医療事務に従事する30歳代女性が麻疹と確認されたと発表した。患者は麻疹ワクチン接種歴が不明で、海外あるいは沖縄への旅行歴はなかった。勤務先の医療機関には、4月11日に麻疹と確認された沖縄旅行歴のある患者が受診しており、この患者から感染した可能性… 2018/04/22 感染症
4月10日のタイガーエア254便と255便に搭乗 台北-仙台便の客室乗務員が麻疹に感染 宮城県は4月20日、4月10日に台北(台湾)と仙台間で運航されたタイガーエア254便と255便に搭乗していた客室乗務員が麻疹に感染していたと発表した。県は、この2つの航空便を利用していた人は麻疹に感染している可能性があるとして注意喚起を行った。接触者は全て把握されており、現在、保健所の健… 2018/04/21 感染症
埼玉県内の学校に通学、埼玉から名古屋へ新幹線で帰省 沖縄旅行歴のある10代男性が麻疹発症 「沖縄旅行後の発熱例には、麻疹を鑑別に入れるべき」 広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)は4月13日、沖縄県における麻疹患者増加に伴って注意喚起を発信した。それによると、愛知県愛知郡東郷町の医療機関から麻疹と診断された患者の届出があり、名古屋市保健所が患者の行動や接触者などについての調査を行ったところ、患者は10歳代男性… 2018/04/13 感染症
患者は38人に、家族内や職場内感染の可能性例も4例 沖縄県の麻疹流行、三次感染例も 沖縄県の麻疹流行が新たな局面を迎えた。県が4月10日時点でまとめたところ、初発例が確認されてから20日余りで患者数は38人にのぼった。4月7日以降、家族内感染の可能性が高い患者が3人、職場内感染の可能性がある患者も1人と、三次感染例とみられる症例の報告が続いている。… 2018/04/11 感染症
沖縄県の麻疹患者が18人に、対策を「レベル3」に引き上げ 麻疹患者に那覇空港の利用歴も、県外拡大の懸念 沖縄に出かけた人、沖縄から来た人が発症して受診の可能性も 沖縄県の麻疹流行が拡大している。4月3日までに確認された患者は18人となり、中には見送りのため那覇空港国内線を利用した患者もいた。このため県外へ麻疹が広がる可能性も指摘されている。沖縄県は、県内全域で感染の兆候が見られる場合の「レベル3」に引き上げ、対応に当たっている。… 2018/04/05 感染症
沖縄県、麻疹流行拡大で注意喚起 新たに5人の麻疹患者、感染源不明も3例 沖縄県は4月1日、3月31日に新たに5人の麻疹患者を確認したと発表した。特に、推定感染源が不明だった3例は不特定多数と接触した可能性があったと考えられることから、県はさらに麻疹患者の発生があり得るとして医療機関に対しても注意喚起を行っている。… 2018/04/02 感染症
海外からの観光客が発端 沖縄県の麻疹拡大、二次感染者の2人確認 沖縄県で、海外から観光で訪れていた30歳代の男性を発端とする麻疹が拡大している。県の発表によると、3月29日に新たに2人の感染者が確認された。 2018/03/30 感染症
2人は最初に確認された患者との接触歴があり 埼玉県で4人の麻疹患者、いずれも渡航歴なし 埼玉県によると、2月中旬以降、熊谷保健所管内で、たて続けに4人の麻疹患者が発生した。2例目の患者と4例目の患者は、最初に確認された患者との接触歴があった。4人はいずれも渡航歴はなく、県は現在、詳しい感染経路の調査と接触者調査を実施している。… 2018/03/01 感染症
結核予防のため訪日外国人の入国前検査強化へ 多剤耐性結核にベダキリンの使用認める 厚生労働省は2月26日、外国からの入国者への結核対策を強化する目的で、90日以上と長期に日本に滞在する訪日外国人に対し、ビザの申請時に「結核非罹患証明」か「結核感染性消失・治癒証明」の提出を求める方針を厚生科学審議会結核部会で提案。大筋で了承された。 これは、日本に滞在する外国人… 2018/02/26 感染症
新たに1歳児と2歳児が死亡、今季11例に インフルエンザ脳症、報告時死亡は8.6%と高率 国立感染症研究所のインフルエンザ脳症サーベイランスによると、2月11日までの1週間に5人の患者が確認され、今シーズンの報告総数は128例となった。一方、新たに1歳児と2歳児が死亡し、報告時死亡例は計11例となった。患者数に占める死亡例の割合は8.6%で、過去のシーズンより高くなっている。… 2018/02/26 感染症
インフルエンザ脳症、今季の患者数が123人に 2009/10シーズン以降で3番目に多く、死亡は9人に インフルエンザ脳症の患者が増加している。2月4日までの1週間(第5週)に、これまでの最多となる28例の報告があった。今シーズン累計では123人に達し、既に昨シーズンを上回り、新型インフルエンザが発生した2009/10シーズン以降で3番目の多さとなった。また、新たに2例の死亡が報告され、報告時死… 2018/02/19 感染症
第5回日経アジア感染症会議開催、新たにIoTやAIの活用も議題に 官民連携でマラリアや多剤耐性結核の対策を 2018年2月2日から3日にかけて、沖縄県宜野湾市で第5回日経アジア感染症会議が開催された。同会議では、官民協力により人々の健康や経済活動を脅かす感染症への取り組みを進める必要性と有効性を確認するとともに、日本初の医薬品やワクチン、診断薬を感染症対策に役立てるための方策について検討し… 2018/02/14 感染症
直近の流行株、主流はB型、AH3亜型も多く インフルエンザ患者数、3週連続で過去最多更新 インフルエンザ患者の増加が止まりません。厚生労働省によると、2月4日までの1週間(第5週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は26万8811人となり、定点当たり54.33人とこれまでの最多を更新しました。3週連続んも過去最多更新となりました。直近の流行株をみると、主流はB型ですが、A/H3N2亜型… 2018/02/09 感染症
【漫画】思い出したくない発注ミス 在庫管理を担当するようになると、やってしまうのが「発注ミス」です。医薬品は基本的に返品できるからありがたいですよね。でも、ドラッグストアでは返品できない商品が結構あります。 2018/02/06 コメディカル
今シーズン累計で76例に、約80%が10歳以下 インフルエンザ脳症、1週間に21例、死亡3例 インフルエンザ脳症の患者も急増している。2018年1月21日までの1週間(第3週)だけで21例の報告があり、今シーズン累計で76例となった。新たに30歳代、40歳代、80歳代の死亡例も報告された。専門家は、「今シーズンは例年にない大流行となっており、インフルエンザ脳症のような重症例も増えること… 2018/02/02 感染症
鹿児島県、宮崎県、福岡県、大分県が定点80を超える大流行 インフルエンザによる入院患者も急増 1月は既に5000人超に、高齢者と10歳未満に多く インフルエンザの流行拡大に伴い、インフルエンザによる入院患者も急増している。厚生労働省が1月26日発表したインフルエンザによる入院患者の概況(3週)によると、1月21日までの1週間で基幹定点医療機関(約500カ所)から届け出のあった入院患者は2370人で、前週から600人以上も増加した(図1)… 2018/01/26 感染症
前週から患者倍増、大分県で調査開始以来、最大の82.40人に インフル流行拡大、全国的に警報レベル超える インフルエンザの流行が加速している。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、1月21日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は、定点当たり51.93人と前週の26.44人から倍増、警報レベルの目安とされる30人を大きく上回った。多くの自治体が警報を発… 2018/01/25 感染症
流行拡大で脳症例が急増、38例に インフルエンザ脳症で30代患者死亡、今季2例目 インフルエンザの流行拡大に伴って、昨年末以降、インフルエンザ脳症の患者が急増している。2017年の第50週に6例、51週に7例と推移、52週には10例、2018年第1週には9例と増加した。1週には、30歳代患者の死亡例も報告されている。報告時死亡例は今季2例目。… 2018/01/19 感染症
インフル流行拡大で脳症例が急増、すでに29例 インフルエンザ脳症で1歳児が死亡、今シーズン初めて インフルエンザの流行拡大に伴い、インフルエンザ脳症の患者数が急増している。2017年の第50週に6例だったが、51週に7例、52週には10例と増加し、年末までに29例に上った。52週には、1歳児の死亡例も報告されている。報告時死亡例は今シーズン初めて。… 2018/01/16 感染症
28都道府県が全域で10人超える インフルエンザ流行、全国的に注意報レベルに インフルエンザ脳症は12例、10例が10歳以下 インフルエンザ流行が拡大し、全国的に注意報レベルに達した。都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月24日までの1週間に全国の定点医療機関を受診した患者数は6万3774人となり、定点当たり12.87人と注意報レベルとされる10人を超えた。全国的な注意報レベ… 2017/12/29 感染症
感染研、インフルエンザ抗体保有状況の第1報 0~4歳と65歳以上はインフル感染リスク高く 国立感染症研究所が12月27日、2017年度速報第1報として、インフルエンザ抗体保有状況を公表した。今シーズンのワクチン株に選定されたインフルエンザウイルスに対する抗体を、健常者がどれだけ持っているかを調べたもの。結果を見ると、0~4歳と65歳以上は4種類のワクチン株のいずれにおいても抗… 2017/12/28 感染症
流行拡大中、長崎県が注意報レベルに インフルエンザ脳症が6例発生、5例は10歳以下 インフルエンザの流行が拡大している。12月10日までの1週間(第49週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は2万人を超え、定点当たり4.06人と前週の2.58人から増加した。国立感染症研究所によると、推計患者数は約20万人で、うち9歳以下が40%、10歳代が20%と低年齢層を中心に感染が広がってい… 2017/12/19 感染症
岩手県、栃木県、富山県、石川県など8県はAH3のみ 流行ウイルス、全国的にはAH1pdm09が47% ワクチン接種でも施設・院内感染には留意を 11月26日までの1週間で、全国的に流行期入りしたインフルエンザ。気になるのは流行しているウイルスのタイプだが、国立感染症研究所によると、全国的にはA/H1N1pdm2009が47%と最多だった。ただし、岩手県、栃木県、富山県、石川県など8県はA/H3N2のみで、地域的に流行ウイルスが異なることも明ら… 2017/12/06 感染症
11月26日までの1週間で定点当たり1.47人に インフルエンザ、全国的に流行始まる インフルエンザが全国的に流行期入りした。11月26日までの1週間(2017年第47週)で全国の定点医療機関を受診した患者数は7280人で、定点当たり1.47人(速報値)となり、流行開始の目安とされる「1人」を超えた。昨シーズンより1週遅れだった。… 2017/11/30 感染症
患者の60%近くは9歳以下の子ども 東京都、インフルエンザ流行が始まる 東京都もインフルエンザの流行が始まった。11月26日までの1週間に定点医療機関を受診した患者は775人で、インフルエンザ定点当たり報告数(速報)が1.86人となり、流行開始の目安とされる「1人」を超えた。患者の60%近くが9歳以下の子どもたちであることから、医療機関は、療養中の異常行動によ… 2017/11/29 感染症
九州地区が最多、埼玉県や石川県も全域で流行開始 インフルエンザ、今週中にも全国的に流行入りか 各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報)によると、11月19日までの1週間で全国の定点医療機関を受診した患者は3799人で、定点当たりでは0.77人と、前週の0.52人から増加した。今週に入ってから寒い日が続いていることもあり、全国的な流行期入りも近いと思われる。… 2017/11/24 感染症
トレンド◎重症化の頻度はインフルエンザと同等 意外に怖いRSウイルス、乳児に加え高齢者も 子どもの病気と捉えられがちな「RSウイルス感染症」だが、呼吸器関連の基礎疾患がある高齢者でも、病状悪化の引き金になることが分かってきた。高齢者で重症化するリスクは、インフルエンザと同程度というデータもある。2017年は季節外れの夏場にRSウイルス感染症が大流行したが、年末に向けてもう1… 2017/11/21 感染症
沖縄県、福井県に続き、新潟県や長崎県も インフルエンザ、流行期入りの自治体が出始める インフルエンザの流行期に入った自治体が出始めている。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(第44週、10月30日~11月5日、速報値)によると、既に流行期入りしていた沖縄県や福井県に続き、新潟県や長崎県でも全域で流行の目安である1人を超えた。本格的な流行を前に各自治… 2017/11/10 感染症
広域で麻疹患者が発生するリスクが高まる 感染研、麻疹発生で医療機関に注意喚起 国立感染症研究所は10月13日、広域で麻疹患者が発生するリスクが高まっているとして医療機関に向けた注意喚起を発表した。10月6~9日にかけて、富山県と宮城県で確認された麻疹患者が感染可能期間中、国内を広範囲に移動していたことを受けたもの。… 2017/10/14 感染症
犬からの感染が疑われるのは国内初 40代男性が飼い犬からSFTSウイルス感染か 厚生労働省は10月10日、徳島県内の男性が発症した重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、飼い犬から感染した疑いが強いことを公表した。犬から人への感染が示唆されるのは国内初めて。男性と飼い犬は現在、ともに回復しているという。… 2017/10/11 感染症
2017/18シーズンが暦上の幕開け 流行ウイルスはAH3? それともAH1pdm09? 今季インフルエンザで気になる3つの懸念 暦上、9月4日から今季のインフルエンザシーズンが始まった。日本での昨シーズンまでの流行状況や南半球の今シーズンを見ると、流行の主流となるウイルスはAH1pdm09亜型あるいはAH3亜型の可能性が浮かんでくる。それぞれに懸念事項があるが、加えてワクチン接種率の低下という問題も浮上しそうだ。… 2017/09/08 感染症
具合の悪いネコはSFTSを発症している恐れも 野良猫に噛まれた女性、SFTSで死亡 厚生労働省は7月24日、西日本に住む50代女性が、昨年の夏に野良猫にかまれ、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症し、死亡していたことを明らかにした。野良猫はSFTSを感染・発症しており、その猫との接触によって女性に感染したと考えられている。… 2017/08/01 感染症
今夏は例年とは異なる型のウイルスが主流か プール熱は過去10年で最多レベル、手足口病も2年ぶり流行 咽頭結膜熱(プール熱)と手足口病の感染拡大が勢いを増している。国立感染症研究所が7月11日に公開した第26週(2017年6月26日~7月2日)の定点当たり報告数によると、咽頭結膜熱が0.93人/週、手足口病は3.53人/週と流行しており、特に咽頭結膜熱は過去10年で最大レベルの流行となっている。… 2017/07/14 感染症
アニサキス症の届け出患者数は氷山の一角? 5月の大型連休前後から、芸能人らが相次いでアニサキス症に感染した経験をSNSに投稿し、世間をにぎわせた。テレビでも民放各社のほか、NHKがニュース番組でアニサキス症への注意を呼び掛けていた。患者数が「10年で20倍に増加」というのは本当だろうか。… 2017/06/06 感染症
宮崎市で3年ぶりの麻疹患者、国際線・国内線を利用 宮崎県宮崎市は5月19日、市内で麻疹患者が確認されたと発表した。患者は、タイから帰省した20歳代の日本人女性で、麻疹ワクチンの接種歴(1回)があった。宮崎市によると、同市で確認された麻疹例は2014年1月以来だという。… 2017/05/24 感染症
小学校教員からも2人、患者は計4人に 金沢市で麻疹集団感染、風邪と診断されていた陽性者も 金沢市内で、インドに滞在歴のある30歳代男性を発端とする麻疹の集団感染が発生した。初発患者が入学式に参加していた小学校の教員からも陽性者が確認され患者は4人となった。中には「近医を受診し風邪と診断」されていた患者もおり、金沢市は再度、医療機関に対して注意喚起した。また、小学校の… 2017/04/26 感染症
中国中心に鳥インフルエンザH7N9のヒト感染が続く 家禽類との接触は避けて、外務省が海外安全情報 中国を中心に鳥インフルエンザH7N9ウイルスのヒト感染が続いていることから、外務省は4月18日、海外安全情報を発表。発生地域へ渡航あるいは滞在する場合は、生きた鳥を扱うライブバード・マーケットや家禽飼育場に立ち寄らないよう呼び掛けている。… 2017/04/21 感染症
相次ぐ麻疹の輸入感染例、金沢市からも広域注意報 インドから帰国の男性が麻疹に、入学式に参加 帰国後に麻疹と診断された患者の報告が相次いでいる。金沢市は4月11日、インドに滞在していた30歳代男性が麻疹と判明したことを発表。患者が利用した交通機関や医療機関などで接触した人は麻疹に感染している可能性があるとして、注意を呼び掛けた。患者は、短時間だったが小学校の入学式に参列し… 2017/04/13 感染症